JP2781264B2 - ゲル基材粉体の製造法 - Google Patents

ゲル基材粉体の製造法

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JP2781264B2
JP2781264B2 JP2223778A JP22377890A JP2781264B2 JP 2781264 B2 JP2781264 B2 JP 2781264B2 JP 2223778 A JP2223778 A JP 2223778A JP 22377890 A JP22377890 A JP 22377890A JP 2781264 B2 JP2781264 B2 JP 2781264B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はゲル基材粉体の製造法に関する。さらに詳し
くは、化粧品や芳香剤などに好適に使用しうるゲル基材
粉体の製造法に関する。
[従来の技術] ゲル基材に関する研究は、旧来より行なわれており、
特公昭32−4141号公報や特開昭51−46586号公報などに
記載されたポリアクリル酸架橋ポリマーのアルカリ中和
塩などからなるゲル基材が代表的なものとして知られて
いる。
しかしながら、前記ゲル基材は、−COO 基をポリマ
ー鎖に有し、該−COO 基の一部または全部をNaOH、KO
H、アミン類などで中和してえられるアニオン性のポリ
マーをベース樹脂としたものであるから、これにカチオ
ン系セッティング用ポリマーなどの頭髪用化粧品材料を
添加することが困難である。たとえば、ポリマー鎖に4
級アミンを含むカチオン系セッティング用ポリマーを添
加したばあい、これらアニオン性のポリマーとカチオン
系セッティング用ポリマーの間で電荷の中和がおこり、
凝集やクモリまたはニゴリを生じることがある。したが
って、添加しうるセッティングポリマーは、ポリビニル
ピロリドン、ポリビニルピロリドン−酢酸ビニル共重合
体などのノニオン系セッティングポリマー、アクリル樹
脂アルカノールアミン液などで代表されるアニオン系セ
ッティングポリマーのみであった。また、前記ゲル基材
が用いられた水性化粧料は、乾燥後には硬質フィルムを
形成するものであるから、これをたとえば頭髪用化粧品
として用いたばあいには、頭髪上に形成されたフィルム
が剥離する現象、すなわちいわゆるフレーキング現象が
発生するため、その用途に制限があった。
一方、乾燥後に軟質で柔軟なフィルムを形成するゲル
基材としては、アミノ基を有する架橋型ベースモノマー
を水性エマルジョン重合し、pH値を調整することにより
増粘したものが知られているが(特開昭57−133145号公
報)、前記アミノ基を有する架橋型ベースモノマーは、
加水分解されやすいものであり、加水分解されたばあい
には、後で施される酸処理により中和してカチオン基が
導入され、同一ポリマー分子鎖中にアニオン基とカチオ
ン基が共存するため、均一なカチオン系重合体とならな
いことがある。また、前記ゲル基材において、原料モノ
マーとしてN,N−ジメチルアミノエチルメタクリレート
を用いたばあいには、重合反応中に加水分解反応が激し
く発生し、望ましい重合体がえられない。このことは、
換言すれば、工業的に広く利用され、しかも化粧料原料
としてすぐれた特徴を有することで知られている前記N,
N−ジメチルアミノエチルメタクリレートを使用するこ
とができないことを意味し、ゲル基材の原料モノマーを
選択するうえで非常に不利なことであることを物語って
いる。また、エマルジョン重合の特質から、界面活性剤
などの不純物の混入を避けることができないという欠点
がある。
[発明が解決しようとする課題] そこで、本発明者らは、前記従来技術に鑑みて、カチ
オン系セッティングポリマーをブレンドすることがで
き、乾燥後には柔軟なフィルムを形成し、不純物の混入
量が少ないゲル基材をうるべく鋭意研究を重ねた結果、
かかる諸物性をすべて満足し、ゲル基材に好適に使用し
うるゲル基材粉体の製造法をようやく見出し、本発明を
完成するにいたった。
[課題を解決するための手段] すなわち、本発明は一般式(I): (式中、R1は水素原子またはメチル基、R2およびR3はそ
れぞれメチル基またはエチル基、Aは直鎖状または側鎖
を有する炭素数1〜4のアルキレン基を示す)で表わさ
れる(メタ)アクリル酸エステル、 一般式(II): (式中、R1およびAは前記と同じ、nは1〜40の整数を
示す)で表わされるオキシアルキレンジ(メタ)アクリ
ル酸エステルおよび 一般式(III): (式中、mは3または4を示す)で表わされるビニルモ
ノマーを貧溶媒と良溶媒の混合比(重量比)が2/98〜20
/80である混合溶媒中で重合したのち、前記混合溶媒を
除去することを特徴とするゲル基材粉体の製造法に関す
る。
[作用および実施例] 本発明の製造法によれば、ゲル基材粉体は、 一般式(I): (式中、R1は水素原子またはメチル基、R2およびR3はそ
れぞれメチル基またはエチル基、Aは直鎖状または側鎖
を有する炭素数1〜4のアルキレン基を示す)で表わさ
れる(メタ)アクリル酸エステル、 一般式(II): (式中、R1およびAは前記と同じ、nは1〜40の整数を
示す)で表わされるオキシアルキレンジ(メタ)アクリ
ル酸エステルおよび 一般式(III): (式中、mは3または4を示す)で表わされるビニルモ
ノマーを貧溶媒と良溶媒の混合溶媒中で重合したのち、
前記混合溶媒を除去することによりえられる。
前記一般式(I)で表わされる(メタ)アクリル酸エ
ステルは、本発明において目的とする共重合体をえた際
に適当な酸で中和することで共重合体に電解能を与える
役割を有する成分である。かかる(メタ)アクリル酸エ
ステルの代表例としては、たとえばN,N−ジメチルアミ
ノエチルアクリレート、N,N−ジエチルアミノエチルア
クリレート、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレー
ト、N,N−ジエチルアミノエチルメタクリレートなどが
あげられるが、本発明はかかる例示のみに限定されるも
のではない。なお、本発明においては、前記(メタ)ア
クリル酸エステルは、単独でまたは2種以上を混合して
用いられる。
前記共重合体を構成するモノマーにおける(メタ)ア
クリル酸エステルの組成比は、15〜85%(重量%、以下
同様)、好ましくは30〜60%となるように調整される。
かかる(メタ)アクリル酸エステルの組成比が15%未満
であるばあいには、えられる共重合体において該(メ
タ)アクリル酸エステルの部分が酸により中和される量
が少なくなりすぎて充分なゲル硬度を有するものがえら
れにくくなり、また80%をこえるばあいには、えられる
ゲル基材が乾燥したあとに形成されるフィルムの柔軟性
が失われるようになる。
前記一般式(II)で表わされるオキシアルキレンジ
(メタ)アクリル酸エステルは、1分子中に2つの炭素
−炭素間不飽和二重結合を有する化合物であり、他の単
量体と架橋する役割を有するものである。かかるオキシ
アルキレンジ(メタ)アクリル酸エステルの代表例とし
ては、たとえばエチレングリコールジアクリレート、エ
チレングリコールジメタクリレート、ポリオキシエチレ
ンジアクリレート、ポリオキシエチレンジメタクリレー
トなどがあげられるが、本発明はかかる例示のみに限定
されるものではない。なお、本発明においては、前記オ
キシアルキレンジ(メタ)アクリル酸エステルは、1種
または2種以上を混合して用いられる。
前記共重合体を構成するモノマーにおけるオキシアル
キレンジ(メタ)アクリル酸エステルの組成比は、0.1
〜20%、好ましくは1〜10%となるように調整される。
かかるオキシアルキレンジ(メタ)アクリル酸エステル
の組成比は0.1%未満であるばあいには、えられるゲル
基材の強度が小さくなりすぎるため、ゲル自体の粘度を
増すことができず、また20%をこえるばあいには、ゲル
自体の粘度は増すが、ゲル中には細かい凝集物が残存す
ることがある。
なお、前記一般式(II)で表わされるオキシアルキレ
ンジ(メタ)アクリル酸エステルにおいて、オキシアル
キレン基の数nは、えられるゲル基材の物性に大きく影
響を与え、nが1〜40であるばあいであっても実用に適
した物性を有するゲル基材がえられるが、一般にnが小
さいものほど化粧品に使用したばあいには、ざらつきが
残りやすい。したがって、本発明の製造法によってえら
れたゲル基材粉体を化粧品用ゲル基材として用いるばあ
いには、nは10〜30であることが好ましい。
前記一般式(III)で表わされるビニルモノマーは、
前記共重合体を構成するモノマーにおいて前記(メタ)
アクリル酸エステルおよびオキシアルキレンジ(メタ)
アクリル酸エステルの残部の成分として用いられる。か
かるビニルモノマーを用いたばあいには、えられるゲル
基材粉体を用いて調製したゲル基材が乾燥したあとに形
成されるフィルムに柔軟性、光沢、なめらかさなどが発
現される。前記ビニルモノマーの代表例としては、たと
えばN−ビニルピペリドン、N−ビニルピロリドンなど
があげられるが、本発明はかかる例示のみに限定される
ものではない。なお、本発明においては前記ビニルモノ
マーは単独でまたは2種以上を混合して用いられる。
前記共重合体を構成するモノマーにおけるビニルモノ
マーの組成比は、0〜80%、好ましくは20〜60%となる
ように調整される。かかるビニルモノマーの組成比が80
%をこえるばあいには、えられるゲル基材のゲル強度が
著しく低下するようになる。
前記(メタ)アクリル酸エステル、オキシアルキレン
ジ(メタ)アクリル酸エチルおよびビニルモノマーの重
合は、たとえばチッ素ガスなどの不活性ガス雰囲気下で
非水系溶媒中で加温しながら行なわれる。
本発明において、不活性ガス雰囲気下で非水系溶媒中
で重合反応を行なうのは、単量体または形成された共重
合体中に存在するエステル基が加水分解することを防止
するためである。
本発明において、前記非水系溶媒としては、良溶媒と
貧溶媒の混合溶媒が用いられる。
本発明において良溶媒が用いられるのは、各単量体の
反応性の相異による単独重合体の生成を抑制し、均一な
共重合体をうるためである。なお、本明細書において、
前記良溶媒とは、25℃において、該良溶媒100mlに対し
て一般式(I)で表わされる(メタ)アクリル酸エステ
ルと一般式(III)で表わされるビニルモノマーからな
る分子量が10000以上の共重合体が20g以上の範囲で溶解
し、濁りを認めない溶媒をいう。前記良溶媒の具体例と
しては、たとえばメタノール、エタノール、イソプロパ
ノール、アセトン、クロロホルム、酢酸エチル、ベンゼ
ン、トルエン、キシレンなどがあげられる。これらの良
溶媒のなかでは、エタノール、ベンゼンは比較的高分子
量のポリマーをうることができるものであるのでとくに
好ましいものである。前記エタノールとしては、純度が
95容量%以上のエタノールであってもよいが、さらに純
度が99容量%以上のエタノールが好ましい。なお、本発
明のゲル基材を化粧品などに用いるばあいには、ベンゼ
ンなどには為害性があるため、エタノールがもっとも好
ましい。
また、本発明において貧溶媒が用いられるのは、生成
したポリマーを重合溶液から析出させるためである。な
お、本明細書において、前記貧溶媒とは、25℃におい
て、該貧溶媒100mlに対して一般式(I)で表わされる
(メタ)アクリル酸エステルと一般式(III)で表わさ
れるビニルモノマーからなる分子量が10000以上の共重
合体が5g以下の範囲で溶解する溶媒をいう。前記貧溶媒
の具体例としては、たとえばn−ペンタン、n−ヘキサ
ン、シクロヘキサンなどの炭素数が15以下の直鎖、分枝
鎖または環状の脂肪族炭化水素などがあげられる。これ
らの貧溶媒のなかでは、えられたゲルを乾燥させる際の
作業性を考慮すれば、比較的沸点が高い炭素数7以下の
直鎖、分枝鎖または環状の脂肪族炭化水素が好ましい。
なかでも、炭素数が6または7の直鎖、分枝鎖または環
状の脂肪族炭化水素は、沸点が高いので、とくに好まし
い。また、工業的に安価であり、また取扱い性が良好で
あるという点から、n−ヘキサン、シクロヘキサンなど
が好ましい。
えられるゲル基材の特性を損なうことなくゲル基材を
粉末化するためには、前記良溶媒および貧溶媒は、適切
な割合で配合されねばならず、たとえば良溶媒および貧
溶媒をそれぞれ単独で用いたばあいには、本発明の目的
は達成されない。
前記良溶媒と貧溶媒の配合割合は、良溶媒/貧溶媒
(重量比)が2/98〜20/80、なかんづく3/97〜10/90とな
るように調整されることが好ましい。良溶媒/貧溶媒
(重量比)が2/98未満であるばあいには、重合がすみや
かに開始し、短時間のうちに粉体が析出して所望の物性
を有するゲル基材がえられがたくなり、また20/80をこ
えるばあいには、共重合性が向上するが粉体化が進行せ
ず、重合後の溶剤の除去中に凝集固化をおこしやすくな
る。
反応溶媒からゲル基材粉体を効率よくうるためには、
重合時の練り込み状態を良好にするための反応装置が必
要である。かかる反応装置として一般に用いられている
溶液重合用撹拌器を用いるばあいには、前記単量体全量
の濃度は、30%以下とすることが好ましい。なお、反応
に際しては、反応溶液が滞ることがないようにするため
に、撹拌器などにより充分に撹拌することが好ましい。
前記重合反応は、50〜100℃の加温下にて行なうのが
好ましく、一般には反応に用いる揮発性溶媒の還流温度
で行なわれる。
重合反応に要する時間は、通常10時間以上である。な
お、重合反応は、残存している単量体量が10%以下にな
った時点で、任意に完結することができる。なお、残存
している単量体の量は、たとえばPSDB法などの公知の方
法によってシュウ素を二重結合に付加し、二重結合含量
を測定することにより決定することができる。
かくしてゲル基材の沈澱物を含有した反応溶媒がえら
れるが、混合溶媒の除去は、たとえばえられたゲル基材
の沈澱物を濾取したのち、真空乾燥を施したり、常圧ま
たは減圧下で留去することにより行なうことができる。
なお、重合反応に際しては、重合触媒を用いてもよ
い。かかる重合触媒としては、たとえば2,2′−アゾビ
スイソブチロニトリル、2,2′−アゾビス(4−メトキ
シ−2,4−ジメチルバレロニトリル)、ジメチル−2,2′
−アゾビスイソブチレート、2,2′−アゾビス(2,4−ジ
メチルバレロニトリル)、ベンゾイルパーオキサイド、
ジイソプロピルパージカーボネート、t−ブチルパーイ
ソブチレートなどがあげられる。なお、かかる重合触媒
の種類は、用いる溶媒の沸点によって異なり、たとえば
エタノールやベンゼンを用いるばいには、2,2′−アゾ
ビスイソブチロニトリルが取扱い性がよいのでもっとも
好ましいものである。前記重合触媒の使用量は、単量体
全重量に対して0.05〜3%、好ましくは0.1〜1%であ
る。
なお、前記単量体の重合過程においては、さまざまな
様相が呈される。
重合反応の初期においては、一般の溶液重合を行なっ
たばあいと同様の様相を呈するが、反応の進行に伴なっ
て架橋反応が進行し、ゲル状を呈するようになる。さら
に反応が進行すると、えられたゲル基材はもはや混合溶
媒に溶け込めなくなり、不溶化して沈澱物として析出す
る。
系全体がゲルの状態から沈澱物の状態に完全に移行し
たら、混合溶媒と系外に留去することによりゲル基材粉
体がえられる。
かくしてゲル基材粉体がえられるが、該ゲル基材粉体
は、そのままの状態でたとえば各種化粧品の原料に配合
するか、またはジェルとすることにより使用に供され
る。
前記ゲル基材粉体をジェルとして用いるばあいには、
通常ゲル基材の含有量が2%以下で所望の粘度に調整さ
れる。
なお、前記ゲル基材粉体を用いてジェルを調製するば
あいには、たとえば硫酸、塩酸、リン酸などの鉱酸、酢
酸、クエン酸、乳酸、アミノ酸、コハク酸、リンゴ酸、
ジメチル硫酸、ジエチル酸酸などの有機酸を中和剤とし
て用いて前記ゲル基材を水で2%以下に希釈したのち、
中和することが好ましい。
つぎに本発明のゲル基材粉体の製造法を実施例に基づ
いてさらに詳細に説明するが、本発明はかかる実施例の
みに限定されるものではない。
実施例1 温度計、還流管およびチッ素導入管を備えた三つ口フ
ラスコに、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレート1
20g、ポリオキシエチレン(23)ジメタクリレート18gお
よびN−ビニルピロリドン180gの20%エタノール/シク
ロヘキサン混合溶媒(混合比(重量比)=7/93)溶液を
添加し、80℃にて還流を行ないながらチッ素気流下で2
時間撹拌して脱気した。
つぎに、2,2′−アゾビスイソブチロニトリル0.9gを
三つ口フラスコに添加し、80℃で重合を開始した。重合
開始30分間経過後、反応溶液はゲル状となり、さらに重
合が進行するにつれて均一なスラリー溶液となった。
混合開始約2時間経過後から粉状物が生成しはじめ、
約10時間後に反応が完結した。
つぎに、反応溶液を減圧(10〜50mmHg)下で溶媒を留
去し、ゲル基材粉体をえた。
えられたゲル基材粉体の元素分析の測定結果は以下の
とおりである。
(元素分析の測定結果) 計算値:C62.92、H8.75、N10.49(%) 測定値:C63.11、H8.99、N10.23(%) つぎに、えられたゲル基材粉体に水を加えて2%のポ
リマースラリー水溶液とし、中和剤として乳酸を用いて
pHを6.4に調整し、ホモジナイザーにより充分に練り込
んでジェルをえた。えられたジェルの物性として手ざわ
り、外観および形成フィルムの柔軟性を以下の方法に基
づいて調べた。その結果を第1表に示す。
(イ)手ざわり えられたジェルを2ml程度指にとりすりあわすように
して手ざわりを調べ、以下の評価基準に基づいて評価を
行なった。
(評価基準) ◎:なめらかで軽い手ざわり ○:ややざらついた手ざわり △:ややざらつく ×:ざらつきが目立つ (ロ)外観 えられたジェルを目視により観察し、不純物の混入が
ないかどうかを調べ、以下の評価基準に基づいて評価を
行なった。
(評価基準) ◎:不純物の混入が認められず ○:不純物の混入がごくわずか認められる △:不純物の混入がやや認められる ×:不純物の混入が目立つ (ハ)形成フィルムの柔軟性 えられたジェルを塩化ビニル製のフィルムにバーコー
ターを用いて厚さ10μmの塗膜とし、3時間風乾させる
ことによりフィルムを形成し、塩化ビニル製フィルムを
ランダムに折り曲げたときの形成フィルムの状態を調
べ、以下の評価基準に基づいて評価した。
(評価基準) ◎:変化が認められず。
○:ごくわずかの剥離が認められる。
△:一部の剥離が認められる。
×:完全な剥離が認められる。
実施例2 温度計、還流管およびチッ素導入管を備えた三つ口フ
ラスコに、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレート2
70gおよびポリオキシエチレン(23)ジメタクリレート4
8gの20%ベンゼン/シクロヘキサン混合溶媒(混合比
(重量比)=7/93)溶液を添加し、80℃にて還流を行な
いながらチッ素気流下で2時間撹拌して脱気した。
つぎに、2,2′−アゾビスイソブチロニトリル0.9を加
え、80℃で重合を行った。
重合開始30分間後に、反応溶液はゲル状となり、さら
に重合が進行するにつれて均一なスラリー溶液となっ
た。
重合開始約2時間経過後から粉状物が生成しはじめ、
約10時間後に反応が完結した。
つぎに、反応溶液を減圧(10〜50mmHg)下で溶媒を留
去し、ゲル基材粉体をえた。
えられたゲル基材粉体の元素分析の測定結果は以下の
とおりである。
(元素分析の測定結果) 計算値:C60.28、H9.50、N7.56(%) 測定値:C60.50、H9.65、N7.70(%) つぎにえられたゲル基材粉体を用いて実施例1と同様
にしてジェルを調製し、該ジェルの物性を実施例1と同
様にして調べた。その結果を第1表に示す。
実施例3 実施例1において、溶媒としてエタノールのかわりに
ベンゼンを用いて20%ベンゼン/シロヘキサン混合溶媒
(混合比(重量比)=7/93)溶液を添加したほかは実施
例1と同様にして重合し、ゲル基材粉体をえた。
えられたゲル基材粉体の元素分析の測定結果は以下の
とおりである。
(元素分析の測定結果) 計算値:C62.92、H8.75、N10.49(%) 測定値:C63.03、H8.94、N10.31(%) つぎにえられたゲル基材粉体を用いて実施例1と同様
にしてジェルを調製し、該ジェルの物性を実施例1と同
様にして調べた。その結果を第1表に示す。
実施例4 実施例1において、ポリオキシエチレン(23)ジメタ
クリレート18gをエチレングリコールジメタクリレート
3.75gに変更したほかは実施例1と同様にしてゲル基材
をえた。
えられたゲル基材粉体の元素分析の測定結果は以下の
とおりである。
(元素分析の測定結果) 計算値:C63.33、H8.73、N10.99(%) 測定値:C63.02、H8.52、N10.79(%) 同様にしてジェルを調製し、該ジェルの物性を実施例
1と同様にして調べた。その結果を第1表に示す。
実施例5 温度計、還流管およびチッ素導入管を備えた三つ口フ
ラスコに、N,N−ジメチルアミノエチルアクリレート120
g、ポリオキシエチレン(23)ジメタクリレート45gおよ
びN−ビニルピロリドン180gの20%エタノール/シクロ
ヘキサン混合溶媒(混合比(重量比)=7/93)溶液を添
加し、80℃にて還流を行ないながらチッ素気流下で2時
間撹拌して脱気した。
つぎに、2,2′−アゾビスイソブチロニトリル0.9gを
三つ口フラスコに添加し、80℃で重合を開始した。重合
開始15分間経過後、反応溶媒はゲル状となり、さらに重
合が進行するにつれて均一なスラリー溶液となった。
重合開始約2時間経過後から粉状物が生成しはじめ、
約10時間後に反応が完結した。
つぎに、反応溶液を減圧(10〜50mmHg)下で溶媒を留
去し、ゲル基材粉体をえた。
えられたゲル基材粉体の元素分析の測定結果は以下の
とおりである。
(元素分析の測定結果) 計算値:C62.65、H8.67、N10.92(%) 測定値:C62.60、H8.97、N10.99(%) つぎに、えられたゲル基材粉体を用いて実施例1と同
様にしてジェルを調製し、該ジェルの物性を実施例1と
同様にして調べた。その結果を第1表に示す。
実施例6 実施例1において、N,N−ジメチルアミノエチルメタ
クリレート120gをN,N−ジメチルアミノプロピルメタク
リレート120gに変更したほかは実施例1と同様にしてゲ
ル基材粉体をえた。
えられたゲル基材粉体の元素分析の測定結果は以下の
とおりである。
(元素分析の測定結果) 計算値:C63.68、H8.89、N10.21(%) 測定値:C63.75、H8.97、N10.30(%) つぎに、えられたゲル基材粉体を用いて実施例1と同
様にしてジェルを調製し、該ジェルの物性を実施例1と
同様にして調べた。その結果を第1表に示す。
実施例7 実施例1において、ポリオキシエチレン(23)ジメタ
クリレート18gのかわりにポリオキシエチレン(9)ジ
メタクリレート18gを用いたほかは実施例1と同様にし
てゲル基材粉体をえた。
えられたゲル基材粉体の元素分析の測定結果は以下の
とおりである。
(元素分析の測定結果) 計算値:C62.99、H8.73、N10.5(%) 測定値:C62.96、H8.92、N11.0(%) つぎに、えられたゲル基材粉体を用いて実施例1と同
様にしてジェルを調製し、該ジェルの物性を実施例1と
同様にして調べた。その結果を第1表に示す。
実施例8 実施例1において、N,N−ジメチルアミノエチルメタ
クリレートの使用量を120gから60gに変更し、またN−
ビニルピロリドンの使用量を180gから240gに変更したほ
かは実施例1と同様にしてゲル基材粉体をえた。
えられたゲル基材粉体の元素分析の測定結果は以下の
とおりである。
(元素分析の測定結果) 計算値:C63.63、H8.48、N11.19(%) 測定値:C63.71、H8.25、N10.95(%) つぎに、えられたゲル基材粉体を用いて実施例1と同
様にしてジェルを調製し、該ジェルの物性を実施例1と
同様にして調べた。その結果を第1表に示す。
実施例9 実施例1において、エタノール/シクロヘキサン混合
溶媒(混合比(重量比)=7/93)溶液のかわりにエタノ
ール/シクロヘキサン混合溶媒(混合比(重量比)=3/
97)溶液を添加したほかは実施例1と同様にして重合
し、ゲル基材粉体をえた。
えられたゲル基材粉体の元素分析の測定結果は以下の
とおりである。
(元素分析の測定結果) 計算値:C62.92、H8.75、N10.49(%) 測定値:C63.02、H8.88、N10.30(%) つぎに、えられたゲル基材粉体を用いて実施例1と同
様にしてジェルを調製し、該ジェルの物性を実施例1と
同様にして調べた。その結果を第1表に示す。
実施例10 実施例1において、エタノール/シクロヘキサン混合
溶媒(混合比(重量比)=7/93)溶液のかわりにエタノ
ール/シクロヘキサン混合溶媒(混合比(重量比)=15
/85)溶液を添加したほかは実施例1と同様にして重合
しゲル基材粉体をえた。
えられたゲル基材粉体の元素分析の測定結果は以下の
とおりである。
(元素分析の測定結果) 計算値:C62.92、H8.75、N10.49(%) 測定値:C62.61、H8.89、N10.51(%) つぎにえられたゲル基材粉体を用いて実施例1と同様
にしてジェルを調製し、該ジェルの物性を実施例1と同
様にして調べた。その結果を第1表に示す。
比較例1 実施例4において、溶媒としてエタノール/シクロヘ
キサン混合溶媒(混合比(重量比)=1/99)を用いたほ
かは同様にしてゲル基材粉体をえた。
えられたゲル基材粉体に水を加えて5%に希釈したの
ち、中和を試みたが、ジェルとはならずゾル状の流動性
液体となり、使用に供しえないものであった。
比較例2 実施例4において、溶媒溶媒としてエタノール/シク
ロヘキサン混合溶媒(混合比(重量比=30/70)を用い
たほかは同様にして重合を開始したところ、ゲル化が始
まり、重合開始10時間を経過しても粉状体は生成せず、
ゲル状のままであり、目的とするゲル基材粉体はえられ
なかった。
実験例1 実施例1でえられたゲル基材粉体に水を加えて2%ポ
リマースラリー溶液とし、各種中和剤を添加してpHと粘
度(20℃)の関係を調べた。なお、使用した粘度計はBH
型粘度計オープンカップローターNo.6である。その結果
を第1図に示す。第1図において、中和剤として(1)
は乳酸、(2)はリン酸、(3)はリンゴ酸、(4)は
コハク酸を用いたばあいのpHと粘度の関係を示す。
第1図に示した結果から、中和剤の種類によってはゲ
ル基材の粘度が最大となるときのpH値が異なることがわ
かる。
実験例2 実施例1〜10でえられた各ゲル基材粉体のIRスペクト
ルによる分析を行なった。その結果、いずれの実施例に
おいてもほぼ同様のスペクトルがえられた。
一例として、実施例1でえられたゲル基材について調
べたIRスペクトルを第2図に示す。なお、測定には分析
機器としてIR−460((株)島津製作所製)を用いた。
実験例3 実施例1〜10でえられた各ゲル基材粉体の重量熱分析
を理学電機(株)製TG−8110およびTG−DTAを用いて昇
温速度5℃/分、温度範囲50〜450℃にて行なった。そ
の結果、いずれの実施例においてもほぼ同様のスペクト
ルがえられた。
一例として、実施例1でえられたゲル基材についての
測定結果を以下に示す。
(吸熱ピーク)290℃ (DTA) なお、300℃以下では他にピークは認められなかっ
た。
実験例4 実施例1〜10でえられた各ゲル基材粉体の熱分解ガス
クロマトグラフィを熱分解装置として日本分析工業
(株)JHP−3S(分解温度:445℃、分解時間:6秒)、ま
たガスクロマトグラフィとして(株)島津製作所製GC7A
G(カラム:OV101、4m、φ3mm、温度:70〜220℃、昇温速
度:8℃/分、検出器:FID、インジェクション温度:220
℃、チッ素ガス流量:1kg/cm2、水素ガス流量:0.6kg/c
m2、空気流量0.9kg/cm2)を用いて行なった。その結
果、いずれの実施例でえられたものについてもほぼ同様
のスペクトルがえられた。
一例として実施例1でえられたゲル基材についてのガ
スクロマトグラムを第3図に示す。
処方例1 実施例1でえられたゲル基材粉体1gにイオン交換水82
gを加えて分散させたのち、10%乳酸水溶液3gを加え、p
Hを6〜7に調整し、高速撹拌式ミキサーを用いて撹拌
して均質なジェルをえた。
つぎに、このジェルにカチオン系セッティングポリマ
ーとしてHCP−1(ジエチル硫酸ビニルピロリドン−N,N
−ジメチルアミノエチルメタクリル酸共重合体、大阪有
機化学工業(株)製、商品名)20gを加え、さらに高速
撹拌式ミキサーによりなめらかなクリーム状の透明ジェ
ルになるまで練り込みを行なって頭髪用セッティングジ
ェルを調製した。
えられた頭髪用セッティングジェルの物性として洗髪
性およびセット力を以下に示す方法にしたがって調べ
た。その結果を第2表に示す。
(洗髪性) 長さ25cmの毛髪2gに、セッティングジェル3gを均一に
手で塗布し、40℃の温風で60分間かけて乾燥を行なっ
た。この毛髪を30℃の0.5%市販洗髪剤(シャンプー)
含有温水中に浸漬し、撹拌して単位時間ごとのセッティ
ングジェルの除去状態を調べ、以下の評価基準に基づい
て評価した。
(評価基準) ◎:30分間以内でぬめりなく、完全に洗髪除去するこ
とができる。
○:40分間以内でぬめりなく、完全に洗髪除去するこ
とができる。
△:40分間経過時にややぬめりがあり、幾分か残存し
ている。
×:40分間以上でも、ぬめりが残り、洗髪除去するこ
とができない。
(セット力) 長さ25cmの毛髪2gに、セッティングジェル3gを均一に
手で塗布した。この毛髪を外径1.2cmのカーラーに巻
き、40℃の温風で60分間かけて乾燥したのち、カーラー
から毛髪をはずし、温度30℃、相対湿度80%の雰囲気中
に垂直に吊した直後の長さ(l1)と1時間放置後の長さ
(l1)を測定し、カールリテンションを次式から算出し
た。
なお、カールリテンションが大きいものほどセット力
が大きいことを示し、本発明においてはカールリテンシ
ョンが60%以上のものが合格基準を満足する。
処方例2 処方例1において、実施例1でえられたゲル基材粉体
のかわりに、実施例3でえられたゲル基材粉体を用いた
ほかは処方例1と同様にして頭髪用セッティングジェル
を調製した。
えられた頭髪用セッティングジェルの物性を処方例1
と同様にして調べた。その結果を第2表に示す。
第2表に示した結果から明らかなように、本発明の方
法によってえられたゲル基材粉体を用いた頭髪用セッテ
ィングジェルは、洗髪性およびセット力にすぐれたもの
である。
[発明の効果] 本発明の製造法によれば、セッティングポリマーに汎
用されているノニオン系ポリマーは勿論のこと、カチオ
ン系ポリマーとの相溶性が良好であり、たとえば頭髪用
化粧品用ゲル基材などとして広範囲に使用しうるゲル基
材粉体がえられる。
また、えられたゲル基材粉体は、N−ビニルラクタム
などのビニルモノマーを構成成分としたものであるか
ら、たとえば頭髪などに対して柔軟性にすぐれたコーテ
ィングフィルムを形成し、すぐれたセッティング効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のゲル基材粉体を調製する際に用いた各
中和剤のpHと粘度の関係を示すグラフ、第2図は本発明
の実施例1でえられたゲル基材粉体のIRスペクトルを示
すグラフ、第3図は本発明の実施例1でえられたゲル基
材粉体のガスクロマトグラムである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C09K 3/00 103 C09K 3/00 103L // A61K 7/11 A61K 7/11 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08F 220/10 - 220/34 C08F 226/06,226/10,2/06,290/06 C08F 20/10 - 20/34 C08F 26/06,26/10 C09K 3/00 103 A61K 7/11

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(I): (式中、R1は水素原子またはメチル基、R2およびR3はそ
    れぞれメチル基またはエチル基、Aは直鎖状または側鎖
    を有する炭素数1〜4のアルキレン基を示す)で表わさ
    れる(メタ)アクリル酸エステル、 一般式(II): (式中、R1およびAは前記と同じ、nは1〜40の整数を
    示す)で表わされるオキシアルキレンジ(メタ)アクリ
    ル酸エステルおよび一般式(III): (式中、mは3または4を示す)で表わされるビニルモ
    ノマーを良溶媒と貧溶媒の混合比(重量比)が2/98〜20
    /80である混合溶媒中で重合したのち、前記混合溶媒を
    除去することを特徴とするゲル基材粉体の製造法。
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