JP2781120B2 - バーコード読取回路 - Google Patents
バーコード読取回路Info
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- JP2781120B2 JP2781120B2 JP5079596A JP7959693A JP2781120B2 JP 2781120 B2 JP2781120 B2 JP 2781120B2 JP 5079596 A JP5079596 A JP 5079596A JP 7959693 A JP7959693 A JP 7959693A JP 2781120 B2 JP2781120 B2 JP 2781120B2
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- Japan
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- bar
- signal
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通帳等に印刷され、太
さの異なる複数のバーからなるバーコードを読取る読取
回路に関する。
さの異なる複数のバーからなるバーコードを読取る読取
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、バーコードは各種商品等に広く使
用されている。この内、通帳に使用されるバーコード
は、2種類の太さのバーの組合せによりコードを意味す
るようになっている。
用されている。この内、通帳に使用されるバーコード
は、2種類の太さのバーの組合せによりコードを意味す
るようになっている。
【0003】図4は従来の通帳のバーコードを読取る読
取回路を示す回路図であり、この図にしたがって従来の
読取回路を説明する。図4において、読取り対象である
バーコード1に対してレンズ2を介して読取りラインイ
メージセンサ(CCDセンサ)3が対峙される。センサ
3にはクロックジェネレータ4および増幅器5が接続さ
れ、増幅器5には電圧比較器6が接続されている。電圧
比較器6は、増幅器5により増幅されたセンサ3の出力
電圧を基準電圧Vref と比較して二値化データを出力す
る。電圧比較器6は、シリアルイン−パラレルアウトシ
フトレジスタ7に接続されている。このシリアルイン−
パラレルアウトシフトレジスタ7は、論理ゲート8、
9、10、11を介して別のシリアルイン−パラレルア
ウトシフトレジスタ12に接続されている。
取回路を示す回路図であり、この図にしたがって従来の
読取回路を説明する。図4において、読取り対象である
バーコード1に対してレンズ2を介して読取りラインイ
メージセンサ(CCDセンサ)3が対峙される。センサ
3にはクロックジェネレータ4および増幅器5が接続さ
れ、増幅器5には電圧比較器6が接続されている。電圧
比較器6は、増幅器5により増幅されたセンサ3の出力
電圧を基準電圧Vref と比較して二値化データを出力す
る。電圧比較器6は、シリアルイン−パラレルアウトシ
フトレジスタ7に接続されている。このシリアルイン−
パラレルアウトシフトレジスタ7は、論理ゲート8、
9、10、11を介して別のシリアルイン−パラレルア
ウトシフトレジスタ12に接続されている。
【0004】次に動作を説明する。まずレンズ2を介し
てバーコード1の像がセンサ3の各画素上に結像し、各
画素の像の明るさに応じた電圧が、クロックジェネレー
タ4で発生したスキャンクロックにより順次読み出さ
れ、増幅器5で増幅された後、電圧比較器6で基準電圧
Vref と比較される。これにより読取りデータは、セン
サ3の画素数個の二値データ列に変換される。
てバーコード1の像がセンサ3の各画素上に結像し、各
画素の像の明るさに応じた電圧が、クロックジェネレー
タ4で発生したスキャンクロックにより順次読み出さ
れ、増幅器5で増幅された後、電圧比較器6で基準電圧
Vref と比較される。これにより読取りデータは、セン
サ3の画素数個の二値データ列に変換される。
【0005】二値化により、黒を“1”、白を“0”に
対応させれば、二値データ列中の“1”から“0”への
変化点の数は、バーの本数となる。
対応させれば、二値データ列中の“1”から“0”への
変化点の数は、バーの本数となる。
【0006】レンズ2の倍率を、物体1mmに対しセン
サN画素となるように選択し、細バーの幅をW1mm、
太バーの幅をW2mmとすると、細バーはW1×N個、
太バーはW2×N個の“1”の連続データとなる。
サN画素となるように選択し、細バーの幅をW1mm、
太バーの幅をW2mmとすると、細バーはW1×N個、
太バーはW2×N個の“1”の連続データとなる。
【0007】電圧比較器6から出力された二値データ列
は、シリアルイン−パラレルアウトシフトレジスタ7に
入力される。シフトレジスタ7のクロックレートをスキ
ャンクロックと等しくすることにより、センサの1画素
がシフトレジスタ7の1ビットに対応する。
は、シリアルイン−パラレルアウトシフトレジスタ7に
入力される。シフトレジスタ7のクロックレートをスキ
ャンクロックと等しくすることにより、センサの1画素
がシフトレジスタ7の1ビットに対応する。
【0008】シフトレジスタ7の出力Q1は、インバー
タ9に入力され、出力Q2はインバータ9の出力ととも
にナンドゲート10に入力される。ナンドゲート10の
出力はオアゲート11に入力される。またシフトレジス
タ7の出力Q3〜Qnは、アンドゲート8に入力され
る。アンドゲート8の出力は、シリアルイン−パラレル
アウトシフトレジスタ12に入力され、オアゲート11
の出力はシフトレジスタ12のクロックに入力される。
これらの回路構成により、シフトレジスタ7の出力Q1
が“0”で出力Q2が“1”の時、出力Q3〜Qnが全
て“1”であれば、太バーであると判定され、それ以外
の場合は、細バーと判定される。なおここで、n=(W
1+W2)×N/2+1(小数点以下切上げ)とする。
タ9に入力され、出力Q2はインバータ9の出力ととも
にナンドゲート10に入力される。ナンドゲート10の
出力はオアゲート11に入力される。またシフトレジス
タ7の出力Q3〜Qnは、アンドゲート8に入力され
る。アンドゲート8の出力は、シリアルイン−パラレル
アウトシフトレジスタ12に入力され、オアゲート11
の出力はシフトレジスタ12のクロックに入力される。
これらの回路構成により、シフトレジスタ7の出力Q1
が“0”で出力Q2が“1”の時、出力Q3〜Qnが全
て“1”であれば、太バーであると判定され、それ以外
の場合は、細バーと判定される。なおここで、n=(W
1+W2)×N/2+1(小数点以下切上げ)とする。
【0009】出力Q1が“0”、Q2が“1”の時、シ
フトレジスタ12のクロックがイネーブルとなり、出力
Q3〜Qnのアンド信号をシフトレジスタ12に入力す
ることにより、太バーが“1”、細バーが“0”の二値
の数値データ列に変換される。
フトレジスタ12のクロックがイネーブルとなり、出力
Q3〜Qnのアンド信号をシフトレジスタ12に入力す
ることにより、太バーが“1”、細バーが“0”の二値
の数値データ列に変換される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のバーコード読取
回路においては、ラインイメージセンサの種類や光学系
が変わって、物体1mm当たりのセンサ画素数が変わっ
たり、バーの太さが異なる場合には、回路の変更が必要
となる。そうなると、回路ブロックの共通ゲートアレイ
が使用できなくなることから、回路のコストアップにな
るという問題があった。
回路においては、ラインイメージセンサの種類や光学系
が変わって、物体1mm当たりのセンサ画素数が変わっ
たり、バーの太さが異なる場合には、回路の変更が必要
となる。そうなると、回路ブロックの共通ゲートアレイ
が使用できなくなることから、回路のコストアップにな
るという問題があった。
【0011】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、太さの異なるバーのそれぞれの太さ
を判定するための閾値を外部から設定可能にすることに
より、イメージセンサの種類や光学系の変更による読取
画素密度の変化、あるいはバーの太さの変化に同一の回
路で対応できる優れたバーコード読取回路を提供するこ
とである。
ので、その目的は、太さの異なるバーのそれぞれの太さ
を判定するための閾値を外部から設定可能にすることに
より、イメージセンサの種類や光学系の変更による読取
画素密度の変化、あるいはバーの太さの変化に同一の回
路で対応できる優れたバーコード読取回路を提供するこ
とである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、太さの異なる複数のバーからなるバーコー
ドをラインイメージセンサで読取り、読取ったイメージ
データを二値化してイメージセンサの読取画素に対応す
るシリアルビットデータに変換し、そのビットをカウン
トすることによりバーコードを検出するバーコード読取
回路において、前記二値化イメージデータをパラレルデ
ータに変換して出力する変換回路と、各バーの幅にそれ
ぞれ対応する画素数の間の値を予め設定する設定手段
と、前記設定手段で設定された値をカウントし、ローデ
ィング信号によりカウントを開始し、カウントが終了す
ると終了信号を出力する計数手段と、前記変換回路から
出力されるパラレルデータに基いて読取りバーの前縁を
検出し、この前縁検出信号を前記計数手段にローディン
グ信号として出力する前縁検出回路と、前記変換回路か
ら出力されるパラレルデータに基いて読取りバーの後縁
を検出し、この後縁検出信号を出力する後縁検出回路
と、前記後縁検出回路からの後縁検出信号が入力された
とき、前記終了信号が入力されると太バーに対応する信
号を出力し、前記終了信号が入力されないと細バーに対
応する信号を出力する判定回路を設けたものである。
に本発明は、太さの異なる複数のバーからなるバーコー
ドをラインイメージセンサで読取り、読取ったイメージ
データを二値化してイメージセンサの読取画素に対応す
るシリアルビットデータに変換し、そのビットをカウン
トすることによりバーコードを検出するバーコード読取
回路において、前記二値化イメージデータをパラレルデ
ータに変換して出力する変換回路と、各バーの幅にそれ
ぞれ対応する画素数の間の値を予め設定する設定手段
と、前記設定手段で設定された値をカウントし、ローデ
ィング信号によりカウントを開始し、カウントが終了す
ると終了信号を出力する計数手段と、前記変換回路から
出力されるパラレルデータに基いて読取りバーの前縁を
検出し、この前縁検出信号を前記計数手段にローディン
グ信号として出力する前縁検出回路と、前記変換回路か
ら出力されるパラレルデータに基いて読取りバーの後縁
を検出し、この後縁検出信号を出力する後縁検出回路
と、前記後縁検出回路からの後縁検出信号が入力された
とき、前記終了信号が入力されると太バーに対応する信
号を出力し、前記終了信号が入力されないと細バーに対
応する信号を出力する判定回路を設けたものである。
【0013】
【作用】上記構成を有する本発明では、イメージセンサ
で読取られたイメージデータを変換回路でパラレルデー
タに変換し、この変換回路から出力されるパラレルデー
タに基いて、前縁検出回路で各バーの前縁を検出すると
ともに、後縁検出回路で各バーの後縁を検出する。一
方、設定手段には予め各バーの幅にそれぞれ対応する画
素数の間の値が閾値として設定される。この閾値は外部
から設定可能である。ここで設定された値は計数手段に
よりカウントされるが、計数手段は前縁検出回路から出
力されるローディング信号によりカウントを開始する。
計数手段はカウントを終了すると終了信号を判定回路に
出力する。また後縁検出回路は読取パターンの後縁の検
出信号を判定回路に出力する。判定回路では、後縁検出
信号が入力されたときに、終了信号が入力しているかど
うかにより読取太バーもしくは細バーに対応する信号を
出力する。
で読取られたイメージデータを変換回路でパラレルデー
タに変換し、この変換回路から出力されるパラレルデー
タに基いて、前縁検出回路で各バーの前縁を検出すると
ともに、後縁検出回路で各バーの後縁を検出する。一
方、設定手段には予め各バーの幅にそれぞれ対応する画
素数の間の値が閾値として設定される。この閾値は外部
から設定可能である。ここで設定された値は計数手段に
よりカウントされるが、計数手段は前縁検出回路から出
力されるローディング信号によりカウントを開始する。
計数手段はカウントを終了すると終了信号を判定回路に
出力する。また後縁検出回路は読取パターンの後縁の検
出信号を判定回路に出力する。判定回路では、後縁検出
信号が入力されたときに、終了信号が入力しているかど
うかにより読取太バーもしくは細バーに対応する信号を
出力する。
【0014】読取画素密度およびバーの太さが変化した
場合、設定手段により、各バーの太さを判定するための
閾値を外部から変えることによって、回路変更しなくて
も対応できる。
場合、設定手段により、各バーの太さを判定するための
閾値を外部から変えることによって、回路変更しなくて
も対応できる。
【0015】
【実施例】以下本発明に係る実施例を図面にしたがって
説明する。なお各図面に共通する要素には同一の符号を
付す。
説明する。なお各図面に共通する要素には同一の符号を
付す。
【0016】図1は本発明に係る実施例を示す回路図で
ある。図1において、従来例と同様に、太バーと細バー
とからなるバーコード1に対してレンズ2を介して読取
りラインイメージセンサ(CCDセンサ)3が対峙され
る。センサ3にはクロックジェネレータ4および増幅器
5が接続され、増幅器5には電圧比較器6が接続されて
いる。電圧比較器6は、センサ3の出力電圧を基準電圧
Vref と比較して二値化データを出力する。電圧比較器
6は、シリアルイン−パラレルアウトシフトレジスタ2
1に接続されている。またクロックジェネレータ4もシ
リアルイン−パラレルアウトシフトレジスタ21に接続
されている。
ある。図1において、従来例と同様に、太バーと細バー
とからなるバーコード1に対してレンズ2を介して読取
りラインイメージセンサ(CCDセンサ)3が対峙され
る。センサ3にはクロックジェネレータ4および増幅器
5が接続され、増幅器5には電圧比較器6が接続されて
いる。電圧比較器6は、センサ3の出力電圧を基準電圧
Vref と比較して二値化データを出力する。電圧比較器
6は、シリアルイン−パラレルアウトシフトレジスタ2
1に接続されている。またクロックジェネレータ4もシ
リアルイン−パラレルアウトシフトレジスタ21に接続
されている。
【0017】シリアルイン−パラレルアウトシフトレジ
スタ21の出力Q1はノアゲート22の一方の入力端子
およびアンドゲート23に接続され、出力Q2はノアゲ
ート22の他方の入力端子およびノアゲート24の一方
の入力端子に接続されている。出力Q3はノアゲート2
4の他方の入力端子およびナンドゲート25の一方の入
力端子に接続されている。またノアゲート22の出力は
ナンドゲート25の他方の入力端子に接続され、ノアゲ
ート24の出力はアンドゲート23の他方の入力端子に
接続されている。そしてアンドゲート23の出力はプロ
グラマブルカウンタ26に接続され、ナンドゲート25
の出力はオアゲート27の一方の入力端子に接続されて
いる。
スタ21の出力Q1はノアゲート22の一方の入力端子
およびアンドゲート23に接続され、出力Q2はノアゲ
ート22の他方の入力端子およびノアゲート24の一方
の入力端子に接続されている。出力Q3はノアゲート2
4の他方の入力端子およびナンドゲート25の一方の入
力端子に接続されている。またノアゲート22の出力は
ナンドゲート25の他方の入力端子に接続され、ノアゲ
ート24の出力はアンドゲート23の他方の入力端子に
接続されている。そしてアンドゲート23の出力はプロ
グラマブルカウンタ26に接続され、ナンドゲート25
の出力はオアゲート27の一方の入力端子に接続されて
いる。
【0018】パターン幅設定レジスタ28には、読取り
を行うバーコードの太バーの幅に対応するイメージセン
サの画素数と、細バーの幅に対応する画素数との中間値
(閾値)を示すデータがセットされている。このデータ
はプルグラマブルカウンタ26にローディングされる。
プログラマブルカウンタ26は、ローディングされたデ
ータに基づいてカウントし、出力信号をシリアルイン−
パラレルアウトシフトレジスタ29に出力する。またオ
アゲート27の出力はシリアルイン−パラレルアウトシ
フトレジスタ29に接続されている。
を行うバーコードの太バーの幅に対応するイメージセン
サの画素数と、細バーの幅に対応する画素数との中間値
(閾値)を示すデータがセットされている。このデータ
はプルグラマブルカウンタ26にローディングされる。
プログラマブルカウンタ26は、ローディングされたデ
ータに基づいてカウントし、出力信号をシリアルイン−
パラレルアウトシフトレジスタ29に出力する。またオ
アゲート27の出力はシリアルイン−パラレルアウトシ
フトレジスタ29に接続されている。
【0019】次に本実施例の動作を図2に示すタイムチ
ャートにしたがって説明する。図2は実施例の動作を示
すタイムチャートである。
ャートにしたがって説明する。図2は実施例の動作を示
すタイムチャートである。
【0020】まずレンズ2を介してバーコード1の像が
センサ3の各画素上に結像し、各画素の像の明るさに応
じた電圧が、クロックジェネレータ4で発生したスキャ
ンクロックにより順次読み出され、増幅器5で増幅され
た後、電圧比較器6で基準電圧Vref と比較される。こ
れにより読取りデータは、センサ3の画素数個の二値デ
ータ列に変換される。
センサ3の各画素上に結像し、各画素の像の明るさに応
じた電圧が、クロックジェネレータ4で発生したスキャ
ンクロックにより順次読み出され、増幅器5で増幅され
た後、電圧比較器6で基準電圧Vref と比較される。こ
れにより読取りデータは、センサ3の画素数個の二値デ
ータ列に変換される。
【0021】二値化により、黒を“1”、白を“0”に
対応させれば、二値データ列中の“1”から“0”への
変化点の数は、バーの本数となる。
対応させれば、二値データ列中の“1”から“0”への
変化点の数は、バーの本数となる。
【0022】レンズ2の倍率を、物体1mmに対しセン
サN画素となるように選択し、細バーの幅をW1mm、
太バーの幅をW2mmとすると、細バーはW1×N個、
太バーはW2×N個の“1”の連続データとなる。
サN画素となるように選択し、細バーの幅をW1mm、
太バーの幅をW2mmとすると、細バーはW1×N個、
太バーはW2×N個の“1”の連続データとなる。
【0023】電圧比較器6から出力された二値データ列
は、シリアルイン−パラレルアウトシフトレジスタ21
に入力される。シフトレジスタ21のクロックレートを
スキャンクロックと等しくすることにより、センサの1
画素がシフトレジスタ21の1ビットに対応する。シフ
トレジスタ21の各出力Q1、Q2、Q3は、図2に示
すように1ビットずつずれて出力される。
は、シリアルイン−パラレルアウトシフトレジスタ21
に入力される。シフトレジスタ21のクロックレートを
スキャンクロックと等しくすることにより、センサの1
画素がシフトレジスタ21の1ビットに対応する。シフ
トレジスタ21の各出力Q1、Q2、Q3は、図2に示
すように1ビットずつずれて出力される。
【0024】シフトレジスタ21の出力Q1が“1”、
Q2が“0”、Q3が“0”の時、ノアゲート24およ
びアンドゲート23により、プログラマブルカウンタ2
6のローディング信号が“1”となり、パターン幅設定
レジスタ28にセットされているデータをローディング
し、スキャンクロックおよびシフトレジスタ21のクロ
ックに同期してカウントダウンを開始する。図2にはカ
ウント値をnとして示してある。カウント値が0になる
と、プログラマブルカウンタ26はボロー信号をシフト
レジスタ29に出力する。このボロー信号は次にデータ
がローディングされるまで保持される。
Q2が“0”、Q3が“0”の時、ノアゲート24およ
びアンドゲート23により、プログラマブルカウンタ2
6のローディング信号が“1”となり、パターン幅設定
レジスタ28にセットされているデータをローディング
し、スキャンクロックおよびシフトレジスタ21のクロ
ックに同期してカウントダウンを開始する。図2にはカ
ウント値をnとして示してある。カウント値が0になる
と、プログラマブルカウンタ26はボロー信号をシフト
レジスタ29に出力する。このボロー信号は次にデータ
がローディングされるまで保持される。
【0025】シフトレジスタ21の出力Q1が“0”、
Q2が“0”、Q3が“1”の時、ノアゲート22およ
びナンドゲート25によりオアゲート27の一方の入力
が“1”となり、シフトレジスタ29にクロック信号が
入力される。このクロック信号により、シフトレジスタ
29がイネーブルとなり、データ入力端子のデータがシ
フトレジスタ29に取り込まれる。
Q2が“0”、Q3が“1”の時、ノアゲート22およ
びナンドゲート25によりオアゲート27の一方の入力
が“1”となり、シフトレジスタ29にクロック信号が
入力される。このクロック信号により、シフトレジスタ
29がイネーブルとなり、データ入力端子のデータがシ
フトレジスタ29に取り込まれる。
【0026】この時、データ列“001”と“100”
とに挟まれた“1”から“1”までのデータの数が、パ
ターン幅設定レジスタ28にセットされた数値(n)以
上であれば、即ち、ボロー信号が出力されている間にシ
フトレジスタ29のクロックがイネーブルになれば、シ
フトレジスタ29に入力されるデータは“1”となり、
セットされた数値(n)以下であれば、即ち、ボロー信
号が出力される前にシフトレジスタ29のクロックがイ
ネーブルになれば、シフトレジスタ29に入力されるデ
ータは“0”となり、図2に示すように、太バーが
“1”、細バーが“0”の二値の数値データ列に変換で
きる。
とに挟まれた“1”から“1”までのデータの数が、パ
ターン幅設定レジスタ28にセットされた数値(n)以
上であれば、即ち、ボロー信号が出力されている間にシ
フトレジスタ29のクロックがイネーブルになれば、シ
フトレジスタ29に入力されるデータは“1”となり、
セットされた数値(n)以下であれば、即ち、ボロー信
号が出力される前にシフトレジスタ29のクロックがイ
ネーブルになれば、シフトレジスタ29に入力されるデ
ータは“0”となり、図2に示すように、太バーが
“1”、細バーが“0”の二値の数値データ列に変換で
きる。
【0027】なお本実施例では、図2にa点で示すよう
な孤立した“0”は、ノイズと見なし、“1”と読み替
えてパターン幅の判定を実行するようにしている。
な孤立した“0”は、ノイズと見なし、“1”と読み替
えてパターン幅の判定を実行するようにしている。
【0028】上記実施例では、バーの太さが2種類の場
合で説明したが、3種類の場合でも本発明を実施でき
る。この場合は、パターン幅設定レジスタ、プログラマ
ブルカウンタおよびシリアルイン−パラレルアウトシフ
トレジスタをそれぞれ増設し、2つのパターン幅設定レ
ジスタにより異なる2つの閾値(n1、n2、但しn1
<n2)を設定して、図3に示すように、両方をカウン
ト中にイネーブルになれば最も狭い幅、n2のみカウン
ト中にイネーブルになれば中間の幅、そして両方のカウ
ントが終了後にイネーブルになれば最も広い幅と判定す
る。なお図3は本発明の他の実施例を示すタイムチャー
トである。
合で説明したが、3種類の場合でも本発明を実施でき
る。この場合は、パターン幅設定レジスタ、プログラマ
ブルカウンタおよびシリアルイン−パラレルアウトシフ
トレジスタをそれぞれ増設し、2つのパターン幅設定レ
ジスタにより異なる2つの閾値(n1、n2、但しn1
<n2)を設定して、図3に示すように、両方をカウン
ト中にイネーブルになれば最も狭い幅、n2のみカウン
ト中にイネーブルになれば中間の幅、そして両方のカウ
ントが終了後にイネーブルになれば最も広い幅と判定す
る。なお図3は本発明の他の実施例を示すタイムチャー
トである。
【0029】さらに本発明は、黒バーと黒バーの間の白
バーの幅を変えたバーコードを読み取る場合にも有効で
ある。
バーの幅を変えたバーコードを読み取る場合にも有効で
ある。
【0030】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、パターン幅判定の閾値をパターン幅設定レジスタに
より、外部から設定できるようにしたので、イメージセ
ンサの種類、レンズの倍率、バーの太さに応じて閾値を
可変にでき、回路を変更することなく各種の用途に対応
可能となる。したがって共通ゲートアレイ化によるコス
トダウンが期待できる。
ば、パターン幅判定の閾値をパターン幅設定レジスタに
より、外部から設定できるようにしたので、イメージセ
ンサの種類、レンズの倍率、バーの太さに応じて閾値を
可変にでき、回路を変更することなく各種の用途に対応
可能となる。したがって共通ゲートアレイ化によるコス
トダウンが期待できる。
【図1】本発明に係る実施例のバーコード読取回路を示
す回路図である。
す回路図である。
【図2】実施例の動作を示すタイムチャートである。
【図3】本発明の他の実施例を示すタイムチャートであ
る。
る。
【図4】従来のバーコード読取回路を示す回路図であ
る。
る。
1 バーコード 3 ラインイメージセンサ 6 電圧比較器 21 シリアルイン−パラレルアウトシフトレジスタ 22 ノアゲート 23 アンドゲート 24 ノアゲート 25 ナンドゲート 26 プログラマブルカウンタ 28 パターン幅設定レジスタ 29 シリアルイン−パラレルアウトシフトレジスタ
Claims (1)
- 【請求項1】 太さの異なる複数のバーからなるバーコ
ードをラインイメージセンサで読取り、読取ったイメー
ジデータを二値化してイメージセンサの読取画素に対応
するシリアルビットデータに変換し、そのビットをカウ
ントすることによりバーコードを検出するバーコード読
取回路において、 前記二値化イメージデータをパラレルデータに変換して
出力する変換回路と、 各バーの幅にそれぞれ対応する画素数の間の値を予め設
定する設定手段と、 前記設定手段で設定された値をカウントし、ローディン
グ信号によりカウントを開始し、カウントが終了すると
終了信号を出力する計数手段と、 前記変換回路から出力されるパラレルデータに基いて読
取りバーの前縁を検出し、この前縁検出信号を前記計数
手段にローディング信号として出力する前縁検出回路
と、 前記変換回路から出力されるパラレルデータに基いて読
取りバーの後縁を検出し、この後縁検出信号を出力する
後縁検出回路と、 前記後縁検出回路からの後縁検出信号が入力されたと
き、前記終了信号が入力されると太バーに対応する信号
を出力し、前記終了信号が入力されないと細バーに対応
する信号を出力する判定回路を設けたことを特徴とする
バーコード読取回路。
Priority Applications (1)
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JP5079596A JP2781120B2 (ja) | 1993-04-06 | 1993-04-06 | バーコード読取回路 |
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JP5079596A JP2781120B2 (ja) | 1993-04-06 | 1993-04-06 | バーコード読取回路 |
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ID=13694387
Family Applications (1)
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JP5079596A Expired - Fee Related JP2781120B2 (ja) | 1993-04-06 | 1993-04-06 | バーコード読取回路 |
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Family Cites Families (2)
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-
1993
- 1993-04-06 JP JP5079596A patent/JP2781120B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH06290294A (ja) | 1994-10-18 |
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