JP2780149B2 - 家具の台脚の保護カバー取付装置 - Google Patents

家具の台脚の保護カバー取付装置

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JP2780149B2
JP2780149B2 JP6039454A JP3945494A JP2780149B2 JP 2780149 B2 JP2780149 B2 JP 2780149B2 JP 6039454 A JP6039454 A JP 6039454A JP 3945494 A JP3945494 A JP 3945494A JP 2780149 B2 JP2780149 B2 JP 2780149B2
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文博 今井
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Okamura Corp
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、机等の家具の側脚の下
端に前向きに突設した台脚を覆う保護カバーの取付装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】片袖机は、通常、天板の下面側部に袖
箱を設け、側部は机の使用者が容易に着席離席しう
るように、後部に側脚を設、その下端に前方を向く
台脚を設けて構成されている。
【0003】台脚は、外観を損なわないように、保護
カバーで覆われることが多い
【0004】台脚を保護カバーで覆う手段には様々のも
のがあり、実公昭56−48199号公報には、側脚の
下部と台脚に、縦断面形下向U字形をなし、上面に窓孔
を切設した合成樹脂製の保護カバーを上方より外嵌し、
保護カバーの内面要所に設けた下向突片を、側脚と台脚
に貫設した係合孔に弾性係合させるとともに、保護カバ
ーの内面要所に設けた係合突片を、台脚の外面要所に設
けた係合突起に弾性係合させるようにしたものが開示さ
れている。
【0005】また、実開平5−18338号公報には、
脚体(側脚)の下端に前向きに設けた足部材(台脚)と、前
下方に傾斜する縦断面形下向U字形の保護カバーの前端
同士を係合させた後、足部材と保護カバーの両側面要所
に設けた複数対の相互係合装置を係合させるようにした
ものが記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述の前者の装
においては、保護カバーが側脚側方若干膨出する
ので、天板下方の空間がやや狭くなり、また、側脚が
保護カバーの上面に設けた窓孔を通しているので、両
者の間に生ずる若干の間隙よりほこり等が侵入して、側
脚や台脚を汚し、かつ使用者の着衣や靴等を汚染する
それがある
【0007】また後者の装置においては、保護カバーの
が脚体の前下端に圧接しているだけであるため、
保護カバーは、足部材との相互係合装置に抗して左右に
開いて、机使用者の着衣や靴等を損する恐れがあり、
さらに脚体の製作時の寸法の若干の誤差により、保護
カバーの後端と脚体の前下端の間に間隙が発生して
机の外観を損なうおそれがある
【0008】本発明は、机等の家具の台脚に保護カバー
を、外観よく、変形したり外れたりすることのないよう
強固に、また家具の使用中は使用者の着衣や靴等を
汚染したり、損傷したりすることなく、しかも着脱容
易に取り付けることができるようにした装置を提供する
ことを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、発明は、次のように構成されている(1) 家具の側脚の下端部前面に、下端が開口する窓孔
を切設するとともに、該窓孔の上縁及び左右の側縁より
内方に若干離間して前方に突出する台脚を設け、この台
脚の前記側脚より前方へ突出する部分を覆う保護カバー
の後端部の上面を上方へ向けて湾曲させ、この後端部の
後面に、この後端部の側縁の後方及び同じく上縁の上方
へ突出するとともに、前記窓孔の縁と台脚との間隙内に
嵌入することができ、かつ若干縮幅可能とした挿入片を
設け、この挿入片を前記窓孔へ前方から嵌入することに
より、挿入片の側片及び上片を前記窓孔の後面に重合さ
せるとともに、保護カバーの後縁及び上縁を、前記窓孔
の側縁及び上縁に当接させ、さらに保護カバーに、台脚
と係合して、保護カバーの前部の少なくとも上方及び前
方への移動を阻止する係合手段を設ける
【0010】(2) 上記(1)項において、係合手段が、
台脚の側面に穿設された少なくとも1個の係合孔と、保
護カバーの内面に突設され、かつ前記係合孔に嵌合する
係合片とからなっている
【0011】(3) 上記(1)項又は(2)項において、
合手段が、台脚の側面に穿設された少なくとも1個の係
合孔と、保護カバーの内面に下向きL字状に突設され、
かつ前記係合孔の下縁に係合することにより、保護カバ
ーの外側方への開きを阻止するようにした係合片とから
なっている
【0012】
【作用】側脚の下端部前面に設けた窓孔の上部及び左右
の縁と台脚との間に形成された間隙内に、保護カバーの
後端部に設けた挿入片を差し込み、かつ保護カバーを係
合手段により台脚に係合すると、保護カバーは体裁よ
く、かつ妄りに台脚から外れることなく確実に台脚に装
着される。
【0013】
【実施例】図5は本発明の一実施例を適用した片袖机
の一例を示すもので、(1)は天板、(2)は袖箱、(3)は
側脚であり、側脚(3)の下端において前向きに固定され
台脚(4)は、正面視ほぼU字状の断面を有し、かつ
撓性の合成樹脂製のカバー(5)をもって着脱容易に覆わ
れている。
【0014】偏平の角筒状の側脚(3)の前面下端部に
は、下端が開口する窓孔(6)が切設されている。台脚
(4)の後部は窓孔(6)を通し、側脚(3)の内下端
に固着され、かつ側脚(3)より前方突出する部分
両側面の後下部と中央下部と前下部とには、それぞれ、
円形の第1係合孔(7)と方形の第2係合孔(8)と方形の
第3係合孔(9)とが穿設されている。台脚(4)の下面の
前後の端部には高さ調節台(10)が螺設されている。
【0015】窓孔(6)と台脚(4)の間には、台脚(4)の
側面との間が狭幅で、かつ台脚(4)の上面との間が広幅
の間隙(11)が形成されている。
【0016】保護カバー(5)は、台脚(4)に上方より弛
みなく外嵌しうるように、縦断面形が下向U字形をな
し、かつ上面後端部(12)は上向きに湾曲し、その後面に
は、間隙(11)に弛みなく嵌入しうる挿入片(13)が重合固
されている。この挿入片(13)は、側脚(3)における窓
孔(6)の上縁部の後面に当接するようにするのがよい。
【0017】保護カバー(5)の両側面要所には、図2、
図3、図4に示すように、それぞれ、内方へ突出して、
上記第1、第2、第3係合孔(7)(8)(9)に、上方より
弾性係合しうる、側面形が半円形をなし上面が水平をな
す第1係合片(14)と、正面視下向L字状に屈曲する第2
係合片(15)と、平面形が方形をなし、上面が水平で側面
と下面が連続して湾曲する第3係合片(16)とが形成され
ている。
【0018】上述の本発明装置において、図1に示すよ
うに、保護カバー(5)下部を台脚(4)の後上部
外嵌し、保護カバー(5)の後端の挿入片(13)の上部
を、側脚(3)の窓孔(6)の上部内へ挿入した後、保護カ
バー(5)を前下方に回動させれば、保護カバー(5)は
両側面が若干外側方に弾性膨出して、台脚(4)に弛みな
く嵌する。
【0019】この際、保護カバー(5)の上方を向く後端
部(12)は窓孔(6)の縁に隙間なく突合せ状となり、
脚(3)と台脚(4)の外面同士は段差なく連続して外観
よく並ぶとともに、保護カバー(5)の後方移動を防止
る。 またこの際、第1係合孔(7)と第1係合片(14)は弾
性係合して、保護カバー(5)の前方移動を防止し、第2
係合孔(8)と第2係合片(15)は弾性係合して、保護カバ
ー(5)の下方移動と保護カバー(5)の側方への膨らみを
防止し、第3係合孔(9)と第2係合片(16)は弾性係合し
て、保護カバー(5)の上方及び前後方向への移動を防止
する。
【0020】上述のようにして台脚(4)に取り付けられ
た保護カバー(5)は、その下端縁を台脚(4)より両側方
に強制的に若干引き離しつつ後上方引き上げれば、台
脚(4)より簡単に取り外すことができる。
【0021】
【発明の効果】本発明の装置によると、次のような効果
を奏することができる。 (a) 保護カバーの後端部に設けた挿入片を、側脚に設
けた窓孔の上縁及び左右の縁と台脚との間に形成された
間隙に挿入し、かつ保護カバーと台脚とを係合手段によ
り係合することによって、保護カバーは台脚に、前後及
び上下に妄りに外れたりがたついたりすることなく
実に装着されるとともに、保護カバーの側面と側脚の側
面とを同一面とすることができるので、外観を向上する
ことがで従来のような保護カバーの側面と側脚との間
に形成される段差により、使用者の靴や着衣が傷付けら
れるといった問題も解決できる(請求項1)。
【0022】(b) 側脚の窓孔の縁と保護カバーの後端
とのつき合せ部分の内面に、挿入片が存在するので、つ
き合せ部分からほこり等が側脚内に侵入することがな
く、また外観がよくなる(請求項1)。
【0023】(c) 挿入片の上部が側脚における窓孔の
上縁部の内面に当接しているので、保護カバーの前方へ
の移動が阻止されるとともに、前方からの見栄えがよく
なる(請求項)。
【0024】(d) 保護カバーの後端部が窓孔の左右の
縁及び上縁に当接しているため、保護カバーの後方及び
上方への移動が阻止され、保護カバーの支持が確実であ
(請求項)。
【0025】(e) 係合手段として、請求項記載のよ
うな構成を採用すると、構造が簡単で保護カバーの着脱
が容易である(請求項)。
【0026】(f) 係合手段として、請求項記載のよ
うな構成を採用すると、保護カバーの両側片の外側方へ
の膨らみが防止され、保護カバーの支持がより強固とな
る(請求項)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の保護カバー装着時の状況を
示す中央縦断側面図である。
【図2】図1のA−A線端面図である。
【図3】図1のB−B線端面図である。
【図4】図1のC−C線端面図である。
【図5】本発明を適用した片袖机の斜視図である。
【図6】図5のX部の拡大分解斜視図である。
【符号の説明】
(1)天板 (2)袖箱 (3)側脚 (4)台脚 (5)保護カバー (6)窓孔 (7)第1係合孔 (8)第2係合孔 (9)第3係合孔 (10)高さ調節台 (11)間隙 (12)後端部 (13)挿入片 (14)第1係合片 (15)第2係合片 (16)第3係合片

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 家具の側脚の下端部前面に、下端が開口
    する窓孔を切設するとともに、該窓孔の上縁及び左右の
    側縁より内方に若干離間して前方に突出する台脚を設
    け、この台脚の前記側脚より前方へ突出する部分を覆う
    保護カバーの後端部の上面を上方へ向けて湾曲させ、こ
    の後端部の後面に、この後端部の側縁の後方及び同じく
    上縁の上方へ突出するとともに、前記窓孔の縁と台脚と
    の間隙内に嵌入することができ、かつ若干縮幅可能とし
    た挿入片を設け、この挿入片を前記窓孔へ前方から嵌入
    することにより、挿入片の側片及び上片を前記窓孔の後
    面に重合させるとともに、保護カバーの後縁及び上縁
    を、前記窓孔の側縁及び上縁に当接させ、さらに保護カ
    バーに、台脚と係合して、保護カバーの前部の少なくと
    も上方及び前方への移動を阻止する係合手段を設けたこ
    とを特徴とする家具の台脚の保護カバー取付装置。
  2. 【請求項2】 係合手段が、台脚の側面に穿設された少
    なくとも1個の係合孔と、保護カバーの内面に突設さ
    れ、かつ前記係合孔に嵌合する係合片とからなる請求項
    1記載の家具の台脚の保護カバー取付装置。
  3. 【請求項3】 係合手段が、台脚の側面に穿設された少
    なくとも1個の係合孔と、保護カバーの内面に下向きL
    字状に突設され、かつ前記係合孔の下縁に係合すること
    により、保護カバーの外側方への開きを阻止するように
    した係合片とからなる請求項1または2記載の家具の台
    脚の保護カバー取付装置。
JP6039454A 1994-03-10 1994-03-10 家具の台脚の保護カバー取付装置 Expired - Lifetime JP2780149B2 (ja)

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JPH07246121A JPH07246121A (ja) 1995-09-26
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JP2543170Y2 (ja) * 1991-08-29 1997-08-06 株式会社イトーキクレビオ 机の脚体装置

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