JP2780006B2 - 薄型照光式押釦スイッチ - Google Patents

薄型照光式押釦スイッチ

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JP2780006B2
JP2780006B2 JP6033047A JP3304794A JP2780006B2 JP 2780006 B2 JP2780006 B2 JP 2780006B2 JP 6033047 A JP6033047 A JP 6033047A JP 3304794 A JP3304794 A JP 3304794A JP 2780006 B2 JP2780006 B2 JP 2780006B2
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伸二 水野
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Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は薄型照光式押釦スイッチ
に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、各種電子機器には押釦スイッチが取
り付けられており、その中には該押釦スイッチの押圧部
を照明したいものがある。
【0003】図8はこの種の従来の照光式押釦スイッチ
を示す概略側断面図である。同図に示すようにこの照光
式押釦スイッチは、スイッチ基板201のスイッチ接点
203上に、クリック板205を取り付けると共に、そ
の上にキートップ207を配置して構成されている。こ
こでキートップ207は、底板209上にキートップ本
体211を被せるように取り付けて構成されている。そ
して底板209上にはフレキシブル基板213が固定さ
れ、該フレキシブル基板213上にはチップ型発光素子
215が取り付けられている。
【0004】このように構成すれば、スイッチ接点20
3の真上にチップ型発光素子215が配置できるのでキ
ートップ照明上都合が良い。なお同図に示す217はケ
ースである。
【0005】ところでチップ型発光素子215は、フレ
キシブル基板213上に設けた回路パターン(図示せ
ず)に導電性接着材219,219によって接着・固定
されているが、この接着・固定は機械的にはあまり強い
ものではない。該接続・固定を強固とするためには該チ
ップ型発光素子215の周囲を絶縁性接着材で封止すれ
ばよいが、それでもその機械的接続・固定力はあまり強
くない。
【0006】従っていずれにしてもチップ型発光素子2
15を取り付けたフレキシブル基板213は、樹脂成型
品からなる底板209上にしっかりと固定しておく必要
がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述のよ
うにフレキシブル基板213の下に底板209のような
他の硬質部材を配設することにすると、この照光式押釦
スイッチの薄型化が図れないという問題点があった。
【0008】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、薄型化が図れ、また製造の容易な薄
型照光式押釦スイッチを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明にかかる薄型照光式押釦スイッチは、合成樹脂
フイルム上に電極パターンを印刷した電極シートと表面
に少なくとも2つの電極部を露出したチップ型発光素子
と合成樹脂フイルムからなり前記チップ型発光素子上を
覆う押えシートを有し前記チップ型発光素子を前記電極
シート上に載置してその電極部を電極パターン上に導電
性接着材で接着すると共に該チップ型発光素子の上に前
記押えシートを被せてその側辺部分を前記電極シート
面に直接熱融着にて固着することでチップ型発光素子を
電極シートと押えシート間に挟持・固定せしめたチップ
型発光素子取付シートを具備すると共に、スイッチ接点
を設けたスイッチ基板を具備し、前記スイッチ基板上に
前記チップ型発光素子取付シートを載せてそのチップ型
発光素子を取り付けた部分をスイッチ接点の真上に配置
せしめ、チップ型発光素子を押圧することでスイッチ接
点をオンオフせしめることとした。また本発明は、合成
樹脂フイルム上に電極パターンを印刷した電極シートと
表面に少なくとも2つの電極部を露出したチップ型発光
素子と合成樹脂フイルムからなり前記チップ型発光素子
上を覆う押えシートを有し前記チップ型発光素子を前記
電極シート上に載置してその電極部を電極パターン上に
導電性接着材で接着すると共にその上に前記押えシート
を被せてその側辺部分を前記電極シートに固着すること
でチップ型発光素子を電極シートと押えシート間に挟持
・固定せしめた複数枚のチップ型発光素子取付シート
と、複数個のスイッチ接点を設けたスイッチ基板と、フ
レキシブル基板とを具備し、前記フレキシブル基板の前
記スイッチ基板の各スイッチ接点に対向する位置に前記
複数枚のチップ型発光素子取付シートをそれぞれ取り付
けることで1枚の取付基板を構成するとともに、前記ス
イッチ基板上に前記取付基板を載置することで前記各チ
ップ型発光素子を各スイッチ接点の真上に配置せしめ、
各チップ型発光素子を押圧することで各スイッチ接点を
オンオフせしめることとした。
【0010】
【作用】スイッチ基板上に、電極シート上にチップ型発
光素子を載置固定したチップ型発光素子取付シートを載
せ、チップ型発光素子自体を押圧することでスイッチ基
板のスイッチ接点をオンオフせしめる構造なので、照光
式でしかもスイッチ接点の真上を光らせることができる
にもかかわらず、薄型化が図れる。
【0011】またチップ型発光素子は電極シートと押え
シート間に挟持・固定される構成なので、該チップ型発
光素子の電極部の電極シート上の電極パターンへの接続
強度は強く、該チップ型発光素子自体への押圧を繰り返
しても断線することはない。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は本発明の1実施例にかかる薄型照光
式押釦スイッチを示す概略側断面図である。同図に示す
ようにこの薄型照光式押釦スイッチは、スイッチ基板1
0上に、電極シート付きチップ型発光素子40を載せ、
さらにその上にキートップ80を配置して構成されてい
る。以下各構成部品について説明する。
【0013】スイッチ基板10は、図1に示すように、
2枚の可撓性を有する樹脂フイルム11,13をスペー
サ15を介して重ね合わせて構成されており、両樹脂フ
イルム11,13のそれぞれに形成した接点パターン1
7,19を対向させることでスイッチ接点21を形成し
ている。
【0014】またこのスイッチ接点21の真上には、お
皿を伏せた形状の弾性板製のクリック板23が取り付け
られている。
【0015】キートップ80は透明な材質からなる樹脂
成型品であり、その外周にはつば部81が設けられてい
る。また図1に示す85は成型樹脂製の化粧板であり、
その所定位置に前記キートップ80を突出するための孔
87が設けられている。
【0016】次に図2はチップ型発光素子取付シート4
0をフレキシブル基板31に取り付けて構成される取付
基板30を示す斜視図である。同図に示すように、この
取付基板30は、フレキシブル基板31に設けた孔33
からチップ型発光素子取付シート40のチップ型発光素
子70を取り付けた部分が露出するように、該チップ型
発光素子取付シート40をフレキシブル基板31の裏面
側に取り付けて構成されている。
【0017】ここで図3はチップ型発光素子取付シート
40を示す図であり、同図(a)は斜視図、同図(b)
は平面図、同図(c)は右側面図、同図(d)は同図
(b)のA−A断側面図である。同図に示すようにこの
チップ型発光素子取付シート40は、電極シート41上
にチップ型発光素子70を載せ、その上に押えシート7
7を被せて、その両側辺部分78,78を前記電極シー
ト41に超音波加熱溶着することで、チップ型発光素子
70を電極シート41と押えシート77間に挟持・固定
して構成されている。
【0018】チップ型発光素子70は、図4に示すよう
に、発光部71を具備すると共にその外表面に一対の電
極部73,73を露出して構成されている。
【0019】電極シート41は図5に示すように、熱可
塑性の合成樹脂フイルム43上に銀ペーストをスクリー
ン印刷することによって一対の電極パターン45,45
を形成し、該一対の電極パターン45,45全体を覆う
ようにその上に異方性のホットメルトタイプの導電性接
着材47を塗布し、さらに電極シート41の4隅にホッ
トメルトタイプの絶縁性接着材を塗布することによって
接続補強部49を設けて構成されている。
【0020】ここで異方性のホットメルトタイプの導電
性接着材47とは、塗布しただけでは導電性はなく、こ
れを加熱し且つ加圧した部分だけが加圧方向のみに導電
性を有するという性質を有するものである。
【0021】なお前記一対の電極パターン45,45の
対向する端部は前記チップ型発光素子70の一対の電極
部73,73に接続するためのチップ取付部45a,4
5aとされ、反対側の部分はフレキシブル基板31への
接続部45b,45bとされている。またフイルム43
の両側辺中央部には、導電性接着材47を塗布しないフ
イルム溶着部51,51が設けられている。またフイル
ム43の両側辺には、チップ型発光素子取付シート40
をフレキシブル基板31に接続するときの位置決め用の
4つの凹部53が設けられている。
【0022】押えシート77は、図3に示すように、熱
可塑性の合成樹脂フイルムであって透明な材質のもの
を、長方形状であって前記チップ型発光素子70上を覆
う大きさにカットして構成されている。
【0023】そしてこのチップ型発光素子取付シート4
0を製造するには、図3に示すように、電極シート41
の中央にチップ型発光素子70を載置し、その上に押え
シート77を被せ、該押えシート77の両側辺部分7
8,78を、電極シート41のフイルム溶着部51,5
1に超音波加熱溶着によって強固に溶着・固定する。7
8a,78aは該溶着部分を示す。これによってチップ
型発光素子70は、電極シート41と押えシート77間
に挟持・固定される。
【0024】そしてチップ型発光素子70の上部を押え
シート77を介して押えながら、同時に電極シート41
の下面のチップ型発光素子70が接する部分を加熱・加
圧すると、異方性のホットメルトタイプの導電性接着材
47を塗布した部分の内、チップ型発光素子70の下面
に当接した部分のみが加圧方向(厚み方向)のみに導通
する。従ってチップ型発光素子70の電極部73,73
(図4参照)は、それぞれ電極パターン45,45に電
気的に導通する。同時にこのチップ型発光素子70はこ
の導電性接着材47によって機械的にも電極シート41
に接着される。これによってこのチップ型発光素子取付
シート40が完成する。
【0025】上述のようにチップ型発光素子70は、導
電性接着材47によって電極シート41に接着固定され
るのみならず、押えシート77によって常に電極シート
41に向けて押し付けられるので、その固定が強固且つ
確実であり、たとえ電極シート41が撓んだり、またこ
のチップ型発光素子70に直接外力が加わっても、チッ
プ型発光素子70の電極部73,73と電極パターン4
5,45間で導通不良を生ずることはない。
【0026】一方図6はフレキシブル基板31を示す裏
面図である。同図に示すようにフレキシブル基板31
は、熱可塑性の合成樹脂フイルム33の所定位置に、前
記図3(a)に示すチップ型発光素子70を取り付けた
部分を挿通する大きさ・形状の孔32を設け、その4隅
に前記図3(a)に示す電極シート41に設けた凹部5
3に対応する形状の凹部35を設けて構成されている。
【0027】一方このフレキシブル基板31の裏面の孔
32の両側には、銀ペーストを印刷することによって回
路パターン37,37が形成されると共に、その上には
異方性のホットメルトタイプの導電性接着材38,38
が印刷され、また導電性接着材38,38の両側にはホ
ットメルトタイプの絶縁性接着材39が印刷されてい
る。
【0028】そして図2に示す取付基板30を製造する
には、図2に示すように、まずチップ型発光素子取付シ
ート40を、フレキシブル基板31の裏面側から、チッ
プ型発光素子70が孔33から突出するように取り付け
る。このときチップ型発光素子取付シート40の電極シ
ート41の両接続部45b,45b(図3参照)とフレ
キシブル基板31の回路パターン37,37(図6参
照)は、導電性接着材38,47を介在した状態で接続
され、同時にチップ型発光素子取付シート40の接続補
強部49(図3参照)はフレキシブル基板31の絶縁性
接着材39(図6参照)に接触する。
【0029】そしてこのチップ型発光素子取付シート4
0の電極シート41とフレキシブル基板31との接触面
全体(図2に示すC,C部分)をその上下からホットプ
レスで加熱・加圧する。これによって電極シート41の
両接続部45b,45b(図3参照)は、それぞれフレ
キシブル基板31の回路パターン37,37(図6参
照)に、電気的・機械的に接続される。同時に電極シー
ト41の接続補強部49(図3参照)もフレキシブル基
板31の絶縁性接着材39(図6参照)に熱溶着され、
固定される。この絶縁性接着材39は熱可塑性であり、
また接続補強部49も熱可塑性の絶縁性接着材で構成さ
れているので、両者の熱溶着は強固である。これによっ
て本実施例に用いる取付基板30(図2参照)が完成す
る。
【0030】そして本実施例にかかる薄型照光式押釦ス
イッチを構成するには、図1に示すように、スイッチ基
板10の上に前記取付基板30を載せてクリック板23
の上にチップ型発光素子70を位置せしめ、さらにその
上に化粧板85とキートップ80を配置して構成され
る。
【0031】そしてキートップ80を押圧すれば、その
真下に位置するチップ型発光素子70が押されて下降
し、クリック板23を反転すると共に、その下のスイッ
チ接点21をオンする。キートップ80への押圧を解除
すれば、クリック板23の復帰力によってチップ型発光
素子70とキートップ80はもとの位置に復帰し、同時
にスイッチ接点21はオフする。
【0032】必要に応じてチップ型発光素子70に通電
してこれを光らせれば、該光は透明な押えシート77と
キートップ80を透過し、キートップ80上面を明るく
照らし出す。しかも発光点はスイッチ接点21の真上で
ある。
【0033】ところで本実施例の場合、チップ型発光素
子70自体がスイッチ接点21を押圧してこれをオンオ
フすることとなるため、電極シート41は撓み、該電極
シート41に設けたチップ取付部45a,45a(図5
参照)とチップ型発光素子70に設けた電極部73,7
3(図4参照)間の接続を断線しようとする力が加わ
る。しかしながら本発明の場合、前述のようにチップ型
発光素子70は押えシート77によって常に電極シート
41に押し付けられているため、その接続が強固で断線
することはなく、何ら問題は生じない。
【0034】ところで、上記実施例に用いた取付基板3
0は、図2に示すように、個片状のチップ型発光素子取
付シート40をフレキシブル基板31に接続固定するこ
とで構成したが、これは以下の理由による。
【0035】即ちこのチップ型発光素子取付シート40
のフレキシブル基板31への接続固定は、前述のように
加熱・加圧のみで行われて容易且つ確実なので、上記形
状・構造が1種類のチップ型発光素子取付シート40を
大量生産しておいて、これを前述の接続方法によってフ
レキシブル基板31の必要箇所に必要な個数だけ接続固
定することとすれば、その取り付けが容易且つ確実に行
え、また基板が異なってチップ型発光素子取付シート4
0の取り付け位置が変わってもこれに容易に対応でき
る。つまりチップ型発光素子取付シート40を取り付け
る基板が多品種少量生産品であってもこれに容易に対応
できるためである。
【0036】次に図7は本発明の他の実施例にかかる薄
型照光式押釦スイッチを示す概略側断面図である。同図
に示す実施例において前記実施例と相違する点は、チッ
プ型発光素子取付シート40の上に、キートップ80と
化粧板85を配設する代わりに、透明な樹脂フイルム製
の化粧シート90を配設した点である。このように構成
すれば、さらにこの薄型照光式押釦スイッチの薄型化が
図れる。
【0037】また次に図9は本発明の他の実施例にかか
る取付基板30′を示す斜視図である。同図に示すよう
にこの実施例の場合、チップ型発光素子取付シート4
0′の電極シート41′の一方の端部のみをフレキシブ
ル基板31′に固定している。このように構成すれば、
フレキシブル基板31′が同図に示す矢印G,G方向に
張設されている場合であっても、容易にチップ型発光素
子70を押圧(揺動)することができる。このとき、図
10に示すように、チップ型発光素子取付シート40′
の電極シート41′の左側の接続補強部49を設けた部
分は不要なのでカットすればよく、同時に一対の電極パ
ターン45,45の両接続部45′b,45′bはいず
れも右側に引き出しておけばよい。
【0038】以上本発明にかかる実施例を説明したが、
本発明はこれに限られず、例えば以下のような変形が可
能である。 チップ型発光素子取付シート40にフレキシブル基板
31を取り付けるのではなく、チップ型発光素子取付シ
ート40を構成する電極シート41自体をフレキシブル
基板31とし(つまり電極シート41とフレキシブル基
板31を1枚のシートで構成し)、その上にチップ型発
光素子を載置し、押えシートを取り付けることによって
チップ型発光素子取付シートを構成しても良い。
【0039】上記実施例ではスイッチ基板10として
フレキシブルなものを用いたが、通常の硬質基板を用い
ても良い。
【0040】上記実施例においては、チップ型発光素
子70の電極部73,73と電極シート41のチップ取
付部45a,45aの接続にホットメルトタイプの導電
性接着材47を用いたが、熱硬化性などの他の種類の導
電性接着材を用いても良い。また同様に電極シート41
の接続部45b,45bとフレキシブル基板31の回路
パターン37,37の接続にも導電性接着材47を用い
たが、ここにも熱硬化性などの他の種類の導電性接着材
を用いても良い。
【0041】上記実施例においては、電極シート41
と押えシート77間を超音波加熱溶着によって固着した
が、他の加熱手段によって熱溶着してもよいし、接着材
によって固着してもよい。
【0042】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かる薄型照光式押釦スイッチによれば、以下のような優
れた効果を有する。 スイッチ基板上に、電極シート上にチップ型発光素子
を載置固定したチップ型発光素子取付シートを載せ、チ
ップ型発光素子自体を押圧することでスイッチ基板のス
イッチ接点をオンオフせしめる構造なので、照光式でし
かもスイッチ接点の真上を光らせることができるにもか
かわらず、薄型化が図れる。
【0043】チップ型発光素子の電極部を電極シート
の電極パターン上に導電性接着材で接着すると共にチッ
プ型発光素子の上に被せた押えシートの側辺部分を電極
シートの面に直接熱融着にて固着したので、チップ型発
光素子は導電性接着剤によって電極シートに接着固定さ
れるのみならず、押えシートによって常に電極シートに
向けて押し付けられるので、該チップ型発光素子の電極
部の電極シートの電極パターンへの接続強度は強く且つ
確実であり、該チップ型発光素子自体への押圧を繰り返
すことなどによってたとえ電極シートが撓んだり、また
このチップ型発光素子に直接外力が加わっても断線等の
接続不良を生じることはない。
【0044】構造が簡単で部品点数が少なく製造が容
易でコストダウンが図れる。フレキシブル基板に複数枚のチップ型発光素子取付シ
ートを取り付けることで構成される取付基板をスイッチ
基板上に載置するように構成したので、1種類のチップ
型発光素子取付シートを大量生産しておいて、これをフ
レキシブル基板の必要箇所に必要な個数だけ接続固定す
ることができ、例えチップ型発光素子取付シートの取付
位置が変わってもこれに容易に対応できる。つまりチッ
プ型発光素子取付シートを取り付ける取付基板が多品種
少量生産品であってもこれに容易に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例にかかる薄型照光式押釦スイ
ッチを示す概略側断面図である。
【図2】取付基板30を示す斜視図である。
【図3】チップ型発光素子取付シート40を示す図であ
り、同図(a)は斜視図、同図(b)は平面図、同図
(c)は右側面図、同図(d)は同図(b)のA−A断
側面図である。
【図4】チップ型発光素子70を示す斜視図である。
【図5】電極シート41を示す平面図である。
【図6】フレキシブル基板31を示す裏面図である。
【図7】本発明の他の実施例にかかる薄型照光式押釦ス
イッチを示す概略側断面図である。
【図8】従来の照光式押釦スイッチを示す概略側断面図
である。
【図9】本発明の他の実施例にかかる取付基板30′を
示す斜視図である。
【図10】本発明の他の実施例にかかる電極シート4
1′を示す平面図である。
【符号の説明】
10 スイッチ基板 21 スイッチ接点 40 チップ型発光素子取付シート 41 電極シート 45,45 電極パターン 47 導電性接着材 70 チップ型発光素子 73,73 電極部 77 押えシート 78,78 両側辺部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01H 13/02 H01H 13/52

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂フイルム上に電極パターンを印
    刷した電極シートと、表面に少なくとも2つの電極部を
    露出したチップ型発光素子と、合成樹脂フイルムからな
    り前記チップ型発光素子上を覆う押えシートを有し、前
    記チップ型発光素子を前記電極シート上に載置してその
    電極部を電極パターン上に導電性接着材で接着すると共
    に、該チップ型発光素子の上に前記押えシートを被せて
    その側辺部分を前記電極シートの面に直接熱融着にて
    着することでチップ型発光素子を電極シートと押えシー
    ト間に挟持・固定せしめたチップ型発光素子取付シート
    を具備すると共に、スイッチ接点を設けたスイッチ基板
    を具備し、 前記スイッチ基板上に前記チップ型発光素子取付シート
    を載せてそのチップ型発光素子を取り付けた部分をスイ
    ッチ接点の真上に配置せしめ、チップ型発光素子を押圧
    することでスイッチ接点をオンオフせしめることを特徴
    とする薄型照光式押釦スイッチ。
  2. 【請求項2】 合成樹脂フイルム上に電極パターンを印
    刷した電極シートと、表面に少なくとも2つの電極部を
    露出したチップ型発光素子と、合成樹脂フイルムからな
    り前記チップ型発光素子上を覆う押えシートを有し、前
    記チップ型発光素子を前記電極シート上に載置してその
    電極部を電極パターン上に導電性接着材で接着すると共
    に、その上に前記押えシートを被せてその側辺部分を前
    記電極シートに固着することでチップ型発光素子を電極
    シートと押えシート間に挟持・固定せしめた複数枚のチ
    ップ型発光素子取付シートと、 複数個のスイッチ接点を設けたスイッチ基板と、 フレキシブル基板とを具備し、 前記フレキシブル基板の前記スイッチ基板の各スイッチ
    接点に対向する位置に前記複数枚のチップ型発光素子取
    付シートをそれぞれ取り付けることで1枚の取付基板を
    構成するとともに、前記スイッチ基板上に前記取付基板
    を載置することで前記各チップ型発光素子を各スイッチ
    接点の真上に配置せしめ、各チップ型発光素子を押圧す
    ることで各スイッチ接点をオンオフせしめることを特徴
    とする薄型照光式押釦スイッチ。
  3. 【請求項3】 前記チップ型発光素子取付シートは、1
    個のチップ型発 光素子を固定してなる個片状のチップ型
    発光素子取付シートであることを特徴とする請求項2記
    載の薄型照光式押釦スイッチ。
  4. 【請求項4】 前記チップ型発光素子取付シートは、そ
    の一端部のみがフレキシブル基板に取り付けられている
    ことを特徴とする請求項2記載の薄型照光式押釦スイッ
    チ。
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