JP2779949B2 - 1―ジメチルカルバモイル―3―置換―5―置換―1h―1,2,4―トリアゾール - Google Patents

1―ジメチルカルバモイル―3―置換―5―置換―1h―1,2,4―トリアゾール

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JP2779949B2 JP1095068A JP9506889A JP2779949B2 JP 2779949 B2 JP2779949 B2 JP 2779949B2 JP 1095068 A JP1095068 A JP 1095068A JP 9506889 A JP9506889 A JP 9506889A JP 2779949 B2 JP2779949 B2 JP 2779949B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は殺虫剤として有効である新規な1−ジメチル
カルバモイル−3−置換−5−置換−1H−1,2,4−トリ
アゾール、この化合物を含有する組成物、およびこの使
用方法に関する。
発明の背景 或る種の1,2,4−トリアゾールは農薬的活性を有する
ものとして開示されている。
米国特許第3,308,131号には、一般式 (式中、Xは酸素または硫黄であり、R1およびR2は炭素
原子14個までの脂肪族基であり、また、R1とR2はカルバ
モイル窒素原子と共に複素環式環を形成するように結合
していてもよく、そしてR3およびR4は合わせて炭素原子
14個までであり、脂肪族不飽和を含まず、かつ水素、ハ
ロゲン、スルホニル、メルカプト、シアノ、ヒドロカル
ビル、ハロヒドロカルビル、ニトロヒドロカルビル、ヒ
ドロキシカルビルオキシカルボニルヒドロカルビル、ヒ
ドロカルビルスルホニル、ヒドロカルビルメルカプト、
ニトロヒドロカルビルメルカプト、ハロヒドロカルビル
メルカプト、アミノヒドロカルビルメルカプト、および
ヒドロカルビルオキシヒドロカルビルから選択される)
を有する1,2,4−トリアゾールの群が記載されている。
これ等化合物は殺虫剤として、また編織物の染色に、ま
たは鎮痛剤として有効であると開示されている。
米国特許第4,291,043号には、殺虫活性を有する1−
N,N−ジメチルカルバモイル−3(5)−アルキル−5
(3)−アルキルチオアルキルチオ−1,2,4−トリアゾ
ールが開示されている。3(5)−置換基としては、i
−プロピル、s−ブチル、t−ブチル、または場合によ
つてはメチルで置換されていてもよいシクロプロピル、
および式 −S−CH(R′)−(CH2−S−R″ 〔式中、R′はHまたはメチルであり、R″は低級(C1
−C4)アルキルであり、そしてnはゼロまたは1であ
る〕 を有する基が挙げられる。
米国特許第3,973,028号および第4,038,387号には、殺
虫活性を有する1−ジメチルカルバモイル−3−分枝ア
ルキル−1,2,4−トリアゾール−5−イル−(N−置
換)スルホンアミドが開示されている。分枝アルキル基
として、C3〜C4のsec−またはtert−アルキルおよびシ
クロアルキルが挙げられている。
米国特許第4,054,664号には、殺虫活性を有する1
(2)−(N,N−ジ置換カルバモイル)−3,5−置換−1,
2,4−トリアゾールが開示されている。3(5)置換基
として、イソプロピル、s−ブチル、t−ブチル、およ
びSR(但し、Rはメチル、エチル、プロピル、ビニル、
プロプ−2−イニル、ブト−2−エニル、または2−ハ
ロアルキルである)が挙げられている。
米国特許第4,255,435号には、経済上重要な様々な昆
虫および線虫に対して活性を有する1(2)−(N,N−
ジ置換カルバモイル)−3,5−置換−1,2,4−トリアゾー
ルが開示されている。3(5)置換基として、i−プロ
ピル、s−ブチル、t−ブチルが挙げられている。5
(3)置換基として、SR(但し、Rはメチル、エチル、
プロピル、ビニル、2−プロピニル、2−ブテニル、お
よび2−ハロアリルである)が挙げられている。
米国特許第4,160,839号には、殺虫活性を有する1−
N,N−ジメチルカルバモイル−3,5−置換−1,2,4−トリ
アゾールが開示されている。3−置換基として、t−ブ
チル、プロピル、シクロプロピル、イソプロピル、また
は1−メチルプロピルが挙げられている。5−置換基と
して、SR(但し、Rは2−プロピニル、アリル、2−ブ
ロモアリル、2−クロロアリル、2−メチルアリル、1
−メチルアリル、または2,3,3−トリクロロアリルであ
る)が挙げられている。
米国特許第4,220,790号および第4,066,774号には、殺
虫活性を有する1−N,N−ジメチルカルバモイル−3−t
ert−ブチル−5−メチルチオ−1,2,4−トリアゾール、
およびこのトリアゾールを使用した殺虫方法が開示され
ている。
西独国特許公開公報第3031191A1号には、殺虫活性を
有する1−ジメチルカルバモイル−3−(または5)−
ベンジルチオ−5(または3)−アルキル−1,2,4−ト
リアゾールが開示されている。5(または3)置換基と
して、イソプロピル、s−ブチル、t−ブチル、または
場合によつてメチルで置換されていてもよいシクロプロ
ピルが挙げられている。
西独国特許公開公報第3021232号には、殺虫活性を有
する1−ジメチルカルバモイル−1,2,4−トリアゾール
が開示されている。3(または5)位には、基 〔但し、R1は(C1−C4)アルキルであり、R2は水素また
はメチルであり、そしてnは0または1である〕 で置換されている。
欧州特許公開公報第0029407号には、殺虫活性を有す
る1−N,N′−ジメチルカルバモイル−3,5−置換−1,2,
4−トリアゾールが開示されている。3−置換基とし
て、i−プロピル、s−ブチル、t−ブチル、またはシ
クロプロピルが挙げられている。5−置換基として、S
(CH2nOR2〔但し、R2は、(C1−C3)アルキルであ
り、そしてnは1または2である〕が挙げられている。
本発明は1−ジメチルカルバモイル−3−置換−5−
置換−1H−1,2,4−トリアゾールに関する。これ等化合
物は主にその新規な5−位置換基によつて区別される。
本発明の化合物はまた、吸汁昆虫たとえば同翅目(Ho
moptera)のもの特にアブラムシ科のものに対するその
殺虫活性によつても区別される。従つて、本発明の化合
物は栽培植物および観賞植物の作物における、特に果樹
や蔬菜の作物における、植物破壊昆虫を防除するのに特
に適している。
従つて、本発明の目的は殺虫活性を有する、新規化合
物、およびこの化合物を含有する組成物を提供すること
である。さらに、本発明の目的は新規化合物を使用して
昆虫を防除する方法を提供することである。
発明の概要 本発明によれば、式 〔式中、 Wはt−ブチル、s−ブチル、i−プロピル、シクロ
プロピル、1−メチルチオ−1−メチルエチル、または
1−メチル−シクロプロプ−1−イルであり、 R1は非置換−(CH2−;置換基がそれぞれ独立に
シアノ、ニトロ、ハロ、−OR−、−CO2R、−OCOR、−CO
R、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、(C
1−C6)アルキル、(C1−C6)ハロアルキルから選択さ
れる、同一もしくは異なる置換基1個〜4個を有する置
換−(CH2−;非置換フェニル;または置換基がそ
れぞれ独立にハロ、シアノ、ニトロ、トリフルオロメト
キシ、ジフルオロメトキシ、テトラフルオロエトキシ、
トリフルオロメチルチオ、テトラフルオロエチルチオ、
−CO2R、−COR、−OCOR、(C1−C4)アルキル、(C1−C
4)アルコキシ、(C1−C4)ハロアルキル、および(C2
−C6)アルケニルから選択される、同一もしくは異なる
置換基1個〜3個を有する置換フエニルであり、 Xは各アルキル基の中の炭素原子数がそれぞれ独立に
所定数である、非置換(C1−C4)ジアルコキシアルキ
ル;各アルキル基の中の炭素原子数がそれぞれ独立に所
定数であり、置換基1個〜3個を有する置換(C1−C4
ジアルコキシアルキル;5〜14個の環原子を含有する5〜
7員環の単環または縮合した非置換の複素環;または5
〜14個の環原子を含有する5〜7員環の単環もしくは縮
合した複素環であって、置換基1個〜3個を有する置換
された複素環であり、但し、複素環は酸素,窒素、およ
び硫黄からそれぞれ独立に選択された同一または異なる
ヘテロ原子1個〜3個を有し、ジアルコキシアルキルま
たは複素環上の置換基はそれぞれ独立にハロ、シアノ、
ニトロ、アミノ、−NRCOR2、−COOR、−CONRR2、−CO
R、(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、(C1
−C4)アルキルチオ、(C1−C4)ハロアルキル、(C1
C4)ハロアルコキシ、(C1−C4)ポリハロアルキル、お
よび(C1−C4)ポリハロアルコキシから選択され、 RおよびR2は同一または異なり、そして水素、非置換
(C1−C6)アルキル、置換基1個〜3個を有する置換
(C1−C6)アルキル、非置換フエニルまたは、置換基1
個〜3個を有する置換フエニルであり、但し、置換基は
それぞれ独立にハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、ト
リフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、テトラフル
オロエトキシ、トリフルオロメチルチオ、テトラフルオ
ロエチルチオ、(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコ
キシ、(C1−C4)ハロアルキル、(C2−C6)アルケニ
ル、カルボキシ、(C1−C4)アルコキシカルボニルから
選択され、 nは1〜6の整数である〕 の化合物およびその農学上許容できる塩が提供される。
さらに、本発明によれば、本発明の化合物を含有する
組成物、およびこの化合物または組成物を使用する方法
が提供される。
発明の詳細 用語「ハロ」はフルオロ、クロロ、ブロモ、およびヨ
ードを包含する。用語「アルキル」はメチル、エチル、
n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、t−ブチ
ル、イソブチル、ネオペンチル、イソオクチルなどのよ
うな、直鎖基も、分枝鎖基も包含するものとして理解さ
れるべきである。用語「複素環」はアクリジニル、アゼ
ピニル、ベンズイミダゾリル、ベンズイソキサゾリル、
ベンゾジアジニル、ベンゾフリル、ベンゾピラニル、ベ
ンゾピロニル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチオフリル、
ベンゾキサゾリル、ベンゾピラゾリル、カルバゾリル、
ジオキシニル、フリル、イミダゾリル、インドリル、イ
ソベンザゾリル、イソベンゾフリル、イソベンゾピラニ
ル、イソベンゾチオフリル、イソシンドリル、イソキノ
リル、イソキサゾリル、ナフチリジニル、オキサジアゾ
リル、オキサジニル、オキサゾリル、オキシエピニル、
フタルイミドリル、ピラニル、ピラジニル、ピラゾリ
ル、ピリダジニル、ピリジル、ピリミドイル、ピリジニ
ル、ピロニル、ピロイル、キナゾリニル、キノリル、チ
アゾリル、チエニル、チエピニル、チオキサンチル、ト
リアジニル、トリアゾリル、キサンテニルなどのような
芳香環を包含するものとして理解されるべきである。用
語「複素環」はまた、上記の複素環の部分飽和誘導体お
よび完全飽和誘導体をも包含するものとして理解される
べきであり、それは限定されるわけではないが、ピロリ
ジニル、ピペリジニル、モルホリニル、ジオキソラニ
ル、ジオキサニル、テトラヒドロピラニル、チアゾリニ
ル、オキサゾリジノニル、イソキサゾリニルなどを包含
する。
本発明の好ましい化合物においては、 Wがt−ブチルであり、 R1が非置換または置換−(CH2−であり、 但し、置換基はハロ、ニトロ、シアノ、(C1−C6)ア
ルキル、および(C1−C6)ハロアルキルから選択された
同一または異なる1個〜4個であり、 Xは非置換または置換(C1−C8)ジアルコキシアルキ
ル;トリアゾリル、ピリジル、ジオキサニル、ジオキソ
ラニル、テトラヒドロピラニル、オキサゾリジノイル、
イソキサゾリル、フリル、ピラジニル、フタルイミドリ
ル、およびキノリルから選択された非置換または置換複
素環であり、但し、置換基は1個〜3個であり、それぞ
れ独立に(C1−C4)アルキルおよび(C1−C4)ハロアル
キルから選択され、 nが1〜6の整数である。
より好ましい化合物は式Iにおいて、 Wがt−ブチルであり、 R1が−CH2−または−CH(CH3)−であり、そして Xが非置換の又は(C1−C4)アルキルで置換された(C1
−C8)ジアルコキシアルキル、トリアゾリル、ピリジ
ル、ジオキソラニル、ジオキサニル、テトラヒドロピラ
ニル、オキサゾルインジノニル、イソキサゾリル、フリ
ル、ピラジニル、フタルイミドリル、またはキノリルで
ある、 場合である。
最も好ましい化合物は、 Wがt−ブチルであり、 R1が−CH2−であり、そして Xがジオキサニル、ジオキソラニル、フリル、または
トリアゾリルである、 場合のものである。
式Iの1−ジメチルカルバモイル−3−置換−5−置
換−1H−1,2,4−トリアゾールは酸官能基または塩基官
能基を有していてもよく、それ等は適切な塩基または酸
とともに新規塩を形成していてもよく、それ等も殺虫活
性を示す。
代表的な塩は農学上許容できる金属塩、アンモニウム
塩、酸付加塩である。金属塩の中には、金属カチオンが
ナトリウム、カリウム、リチウムなどのようなアルカリ
金属カチオン;カルシウム、マグネシウム、バリウム、
ストロンチウムなどのようなアルカリ土金属カチオン;
または亜鉛、マンガン、第二銅、第一銅、第二鉄、第一
鉄、チタン、アルミニウムなどのような重金属カチオン
がある。アンモニウム塩の中には、アンモニウムカチオ
ンが式NR9R10R11R12〔式中、R9、R10、R11、およびR12
はそれぞれ独立に水素原子、ヒドロキシ基、(C1−C4
アルコキシ基、(C1−C20)アルキル基、(C3−C8)ア
ルケニル基、(C3−C8)アルキニル基、(C3−C8)ヒド
ロキシアルキル基、(C2−C8)アルコキシアルキル基、
(C2−C6)アミノアルキル基、(C2−C6)ハロアルキル
基、アミノ基、(C1−C4)アルキルもしくは(C1−C4
ジアルキルアミノ基、置換もしくは非置換フエニル、置
換もしくは非置換フエニルアルキルであり、そのアルキ
ル部分の炭素原子が4個までであるか;またはR9
R10、R11、またはR12は窒素原子と共に5員または6員
複素環式環(場合によつて、環内にさらに別のヘテロ原
子たとえば酸素、窒素、または硫黄を1個まで有してい
てもよく、好ましくは飽和である)たとえばピペリジ
ノ、モルホリノ、ピロリジノ、ピペラジノなどを形成し
ていてもよく;またはR9、R10、R11、またはR12の任意
の3つが窒素原子と共に5員もしくは6員の芳香族複素
環式環たとえばピペラゾールまたはピリジンを形成して
いてもよい〕を有するものがある。アンモニウム基が置
換フエニル基または置換フエニルアルキル基を含有して
いる場合、置換基は一般に、ハロゲン原子、(C1−C8
アルキル基、(C1−C4)アルコキシ基、ヒドロキシ基、
ニトロ基、トリフルオロメチル基、シアノ基、アミノ
基、(C1−C4)アルキルチオ基などから選択される。か
かる置換フエニル基は好ましくはかかる置換基の数が2
個までである。代表的なアンモニウムカチオンはアンモ
ニウム、ジメチルアンモニウム、2−エチルヘキシルア
ンモニウム、ビス(2−ヒドロキシエチル)アンモニウ
ム、トリル(2−ヒドロキシエチル)アンモニウム、ジ
シクロヘキシルアンモニウム、t−オクチルアンモニウ
ム、2−ヒドロキシエチルアンモニウム、モルホリニウ
ム、ピペリジニウム、2−フエネチルアンモニウム、2
−メチルベンジルアンモニウム、n−ヘキシルアンモニ
ウム、トリエチルアンモニウム、トリメチルアンモニウ
ム、トリ−(n−ブチル)−アンモニウム、メトキシエ
チルアンモニウム、ジイソプロピルアンモニウム、ピリ
ジニウム、ジアルキルアンモニウム、ピラゾリウム、プ
ロパルギルアンモニウム、ジメチルヒドラジニウム、オ
クタデシルアンモニウム、4−ジクロロフエニルアンモ
ニウム、4−ニトロベンジルアンモニウム、ベンジルト
リメチルアンモニウム、2−ヒドロキシエチルジメチル
オクタデシルアンモニウム、2−ヒドロキシエチルジエ
チルオクチルアンモニウム、デシルトリメチルアンモニ
ウム、ヘキシルトリエチルアンモニウム、4−メチルベ
ンジルトリメチルアンモニウムなどである。
酸付加塩の中には、アニオンが塩素イオン、臭素イオ
ン、硫酸イオン、硝酸イオン、過塩素酸イオン、酢酸イ
オン、シユウ酸イオンなどのような農学上許容できるア
ニオンである場合のものがある。
好ましい態様においては、農学上許容できる塩はナト
リウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩、アルキルアン
モニウム塩、塩化物塩、硫酸塩である。
本発明の1−ジメチルカルバモイル−3−置換−5−
置換−1H−1,2,4−トリアゾールおよびその前駆体は、
反応体に対して不活性である溶剤または希釈剤および場
合によつては酸掃去剤の存在で、3−置換−5−チオ−
1H−1,2,4−トリアゾールの硫黄を、式 Z−R1−X II (式中、R1およびXは上記式Iで定義されている通りで
あり、そしてZは良好な脱離基である)の化合物で、ア
ルキル化する(S−アルキル化する)ことで3−置換−
5−置換−1,2,4−トリアゾールを得ることによつて製
造される。脱離基はRobertsとCaserioの共著「有機化学
の基本原理(Basic Principles of Organic Chemistr
y)」(W.A.Benjamin Inc.発行、ニユーヨーク、1965
年)第290頁に記載されており、この文献は参考のため
に本願明細書中に組み入れられる。脱離基の例はハロ
(クロロ、ブロモ、またはヨード)、アルキル、スルホ
ネート、アリールスルホネート、またはアルキルスルフ
エートである。
上記プロセスのために適する溶剤または希釈剤は限定
されるわけではないが、メタノール、エタノール、酢酸
エチル、テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミド、
およびアセトニトリルなどである。
上記プロセスのために適する酸掃去剤たとえばトリエ
チルアミンやジイソプロピルエチルアミンがアルキル化
中に添加されてもよいし、または望むならば、3−置換
−5−チオ−1H−1,2,4−トリアゾールが水素化ナトリ
ウムや水酸化ナトリウムなどのような酸掃去剤で予め処
理されることもできる。
一般に、等モル量の出発物質が全体濃度約0.01モル〜
約5ミリモルで使用され、そして上記プロセスは約0℃
〜約150℃で約5分間〜約2日間実施される。好ましく
は、出発物質は約0.1モル〜約1モルの濃度で存在し、
そして反応は約20℃〜約90℃で実施される。
具体的な5−置換基の反応性官能基に適合させるため
に、上記プロセスを改変する必要があるかもしれない。
しかし、かかる改変は当業者にとつて自明であり既知で
あろう。
上記プロセスによつて得られた3−置換−5−チオ−
1H−1,2,4−トリアゾールは次いで、適切な酸掃去剤お
よび場合によつては適切なアシル化触媒の存在下で、式 式中、Halはハロゲン(クロロ、ブロモ、またはヨー
ド)である〕 と反応させられる。
このプロセスのための適切な酸掃去剤としてはトリエ
チルアミンやピリジンなどのような第三アミンが挙げら
れる。
適切なアシル化触媒としては、4−ジメチルアミノピ
リジン、4−ピロリジノピリジン、トリエチルアミン、
ピリジンなどのような第三アミンが挙げられる。一般
に、アシル化触媒が使用される場合には、それは反応混
合物中に出発物質の約0.001〜約0.25モル当量の量で存
在する。
一般に、等モル量の出発物質が約0.01モル〜約5モル
の全体濃度で使用され、そして上記プロセスは約0℃〜
約150℃で約5分〜約2日間行われる。好ましくは、出
発物質は約0.1モル〜1モルの濃度で存在し、そして反
応は約20℃〜約90℃で行われる。
式IIの化合物は既知前駆体から既知方法によつて製造
できる。
出発物質として使用される3−置換−5−チオ−1H−
1,2,4−トリアゾールは後で実施例1で示されているよ
うに既知前駆体から既知方法によつて製造できる。
上記プロセスによつて式Iの化合物を製造した後、適
宜、従来認められている方法によつて本発明の塩を製造
できる。たとえば、適切な溶剤中で金属水酸化物、金属
水素化物、またはアミンもしくはアンモニウム塩たとえ
ばハロゲン化物や水酸化物やアルコキシドを遊離酸と反
応させることによつて、または第四アンモニウム塩たと
えば塩化物や臭化物や硝酸塩などを本発明の金属塩を反
応させることによつて製造できる。金属水酸化物が試薬
として使用される場合には、有効な溶剤は水、グリメ、
ジオキサン、テトラヒドロフラン、メタノール、エタノ
ール、イソプロパノールなどである。金属水素化物が試
薬として使用される場合には、有効な溶剤は非ヒドロキ
シル系溶剤たとえばジオキサン、グリメ、テトラヒドロ
フラン、ジエチルエーテル、トルエンやキシレンやヘキ
サンやペンタンやオクタンなどのような炭化水素、ジメ
チルホルムアミドなどである。アミンが試薬として使用
される場合には、有効な溶剤はメタノールやエタノール
のようなアルコール、トルエンやキシンレンやヘキサン
などのような炭化水素、テトラヒドロフラン、グリメ、
ジオキサン、または水である。アンモニウム塩が試薬と
して使用される場合には、有効な溶剤は水、メタノール
やエタノールのようなアルコール、グリメ、テトラヒド
ロフランなどである。アンモニウム塩が水酸化物または
アルコキシド以外の場合には、別の塩基、たとえば、水
酸化カリウムや水酸化ナトリウムや、水酸化カリウムや
水酸化ナトリウムや、カリウムアルコキシドやナトリウ
ムアルコキシドが一般に使用される。溶剤の具体的選択
は出発物質と得られる塩との相対的溶解度に依存し、或
る種の試薬では塩を得るために溶液ではなくスラリが使
用されてもよい。一般に、等量の出発試薬が使用され、
そして塩生成反応は約0℃〜約100℃で、好ましくは大
気圧でほぼ室温で、行われる。
本発明の酸付加塩は適宜、従来認められている方法に
よつて製造できる。たとえば、適切な溶剤中で、塩基性
官能基を有する本発明の化合物を、塩酸、臭化水素酸、
硫酸、硝酸、燐酸、酢酸、プロピオン酸、安息香酸、ま
たはその他の適切な酸と反応させることによつて製造で
きる。有効な溶剤は水、アルコール、エーテル、エステ
ル、ケトン、ハロアルカンなどである。溶剤の具体的選
択は出発物質と得られる塩との相対的溶解度に依存し、
そして或る種の試薬では、塩を得るために、溶液ではな
くスラリが使用されてもよい。一般に、等モル量の出発
物質が使用され、そして塩生成反応は約−100℃〜約+1
00℃で、好ましくはほぼ室温で行われる。
次に、実施例によつて本発明をさらに説明するが、実
施例は本発明を限定するものとして解釈されるべきでな
い。第1表には、本発明の代表的な1−ジメチルカルバ
モイル−3−置換−5−置換−1H−1,2,4−トリアゾー
ルが列挙されている。
これ等化合物の構造はNMRによつて、および場合によ
つてはIRおよび/または元素分析によつて、確認され
た。いくつかの化合物については具体的に製造手順を第
1表の後に記述した。
実施例A 3−t−ブチル−5−チオ−1H−1,2,4−トリアゾール
の製造 氷浴によつて内部が10℃に冷却されている5の丸底
フラスコの中のテトラヒドロフラン(THF)2中のチ
オセミカルバジド(500g、5.49モル)の分散物に、トリ
メチルアセチルクロリド(694g 5.76モル)を30分間か
けて添加した。発熱を40℃未満にコントロールした。そ
れから、50%NaOH水溶液482g(6.04モル)を30分間かけ
て添加し、その間の発熱を50℃未満にコントロールし
た。それから、冷却浴をはずし、そして混合物を2時間
撹拌した。それから、加熱してTHF600mlを蒸留除去して
から、水1500mlと50%NaOH水溶液835gの溶液を90分間か
けて添加した。この間、THFの除去は継続し、内部温度
が80℃に達するまで継続した。それから、混合物をさら
に3時間還流し、そして室温に冷却してから12の分離
漏斗に移した。氷3kgとTHF1500mlを添加してから混合物
を濃塩酸1500mlによつてゆつくり酸性にした。水性相を
分離し、そして廃棄する前に酢酸エチル2で抽出し
た。有機相を合わせてブライン2で洗い、そして硫酸
マグネシウム(500g)で乾燥し、それから減圧下で濃縮
して698gの白色固体3−t−ブチル−5−チオ−1H−1,
2,4−トリアゾール(融点20℃)を生じた。
実施例1 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(1,
3−ジオキソラン−2−イル−メチルチオ)−1H−1,2,4
−トリアゾール(化合物No.3)の製造 鉱油中の60%水素化ナトリウム1.4g(35ミリモル)を
ヘキサンで2回洗い、それからジメチルホルムアミド
(DMF)10mlの中に分散させた。DMF100ml中の3−t−
ブチル−5−チオ−1H−1,2,4−トリアゾール5g(31.8
ミリモル)の溶液をゆつくり添加し、そして水素発生が
止むまで室温で撹拌し、それから2−ブロモメチル−1,
3−ジオキソラン5.3g(31.7ミリモル)を添加し、そし
てこの反応混合物を3時間還流した。溶剤を真空除去
し、そして得られた混合物を塩化メチレンと水との間で
分配した。有機相を分離し、硫酸マグネシウムで乾燥
し、そして濃縮した。エーテル/ヘキサンでトリチユレ
ーシヨンして、7.5gの固体の3−t−ブチル−5−(1,
3−ジオキソラン−2−イル−メチルチオ)−1H−1,2,4
−トリアゾールを生じた。
テトラヒドロフラン(THF)50mlの中に、3−t−ブ
チル−5−(1,3−ジオキソラン−2−イル−メチルチ
オ)−1H−1,2,4−トリアゾール(7g、28.8ミリモ
ル)、ジメチルカルバモイルクロリド2.8ml(30.5ミリ
モル)、トリエチルアミン8ml(57ミリモル)、および
4−ジメチルアミノピリジ0.5g(4.1ミリモル)を溶解
した。この混合物を4時間還流し、真空下で濃縮し、そ
して塩化メチレンと希塩酸との間で分配した。有機相を
分離し、硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過し、そして濃
縮した。エチルエーテル/ヘキサンを使用してのシリカ
ゲルでのクロマトグラフイーによつて、1−ジメチルカ
ルバモイル−3−t−ブチル−5−(1,3−ジオキソラ
ン−2−イル−メチルチオ)−1H−1,2,4−トリアゾー
ル(油状物)が得られた。
実施例2 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(ピ
リド−2−イル−メチルチオ)−1H−1,2,4−トリアゾ
ール(化合物No.4)の製造 THF50ml中の3−t−ブチル−5−チオ−1H−1,2,4−
トリアゾール5g(31.8ミリモル)と2−ピコリルクロリ
ド塩酸塩5g(30.5ミリモル)の分散物を3時間還流し
た。この混合物を10℃に冷却し、そしてヘキサン50mlで
希釈した。得られた固体をろ別して10gの3−t−ブチ
ル−5−(ピリド−2−イル−メチルチオ)−1H−1,2,
4−トリアゾール2塩酸塩(融点190〜192℃)を得た。
3−t−ブチル−5−(ピリド−2−イル−メチルチ
オ)−1H−1,2,4−トリアゾール2塩酸塩10g、4−ジメ
チルアミノピリジン0.5g(4.1ミリモル)、トリエチル
アミン10g(100ミリモル)、ジメチルカルバモイルクロ
リド3.5g、およびTHF100mlを2時間還流した。この混合
物を真空下で濃縮し、そしてエーテルと水との間で分配
した。有機相をブラインで洗い、硫酸マグネシウムで乾
燥し、ろ過し、そして真空下で溶剤を除去して1−ジメ
チルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(ピリド−2
−イル−メチルチオ)−1H−1,2,4−トリアゾール(油
状物)を得た。
実施例3 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(フ
ル−2−イル−メチルチオ)−1H−1,2,4−トリアゾー
ル(化合物No.13)の製造 酢酸エチル50mlとジイソプロピルエチルアミン6ml(3
4ミリモル)の中に3−t−ブチル−5−チオ−1H−1,
2,4−トリアゾール5g(31.8ミリモル)を溶解した。こ
れに、工業用2−クロロメチルフラン3.7g(約35ミリモ
ル)を加え、そしてこの混合物を18時間撹拌した。この
混合物を水、およびブラインで洗い、硫酸マグネシウム
で乾燥し、真空下で濃縮し、そしてエーテル/ヘキサン
でトリチユレートして3−t−ブチル−5−(フル−2
−イル−メチルチオ)−1H−1,2,4−トリアゾール(固
体)を得た。
実質的に実施例1に記載されているのと同じ手順で、
3−t−ブチル−5−(フル−2−イル−メチルチオ)
−1H−1,2,4−トリアゾールをジメチルカルバモイルク
ロリドと反応させて1−ジメチルカルバモイル−3−t
−ブチル−5−(フル−2−イル−メチルチオ)−1H−
1,2,4−トリアゾール(油状物)を生じた。
実施例4〜11 次に列挙されている化合物No.6〜12、および14は、適
切なハロメチルヘテロサイクルを用いて本質的に実施例
1の方法を使用して製造された。
実施例12〜15 次に列挙されている化合物No.1、2、5、および17
は、適切なハロメチルヘテロサイクルを使用して、本質
的に実施例2の方法を使用して、製造された。
実施例16および17 次に列挙された化合物No.15および16は、適切なハロ
メチルヘテロサイクルを使用し、かつジイソプロピルエ
チルアミンの代わりにトリエチルアミンを使用して、本
質的に実施例3の方法を使用して製造された。
驚くべきことには、本発明の化合物の多くは最も近い
既知化合物よりも優れた殺虫活性を示す。さらに、これ
等化合物の活性(特に、アブラムシに対する)は益虫に
影響を与えずに植物保護を可能にし、このことはこれ等
化合物をして特に総合的な害虫防除プログラムに有効な
らしめる。益虫としては、花粉を媒介するもの、たとえ
ば、ミツバチ(Apis mellifera);食肉動物、たとえ
ば、テントウムシ(Hippodamia convergons);および
寄生動物、たとえば、スズメバチ(Uga menoni)が挙
げられる。
特に、本発明の化合物は同翅目の、吸汁昆虫、特にホ
ツパー(SuborderAuchenorrhyncha)およびアブラム
シ(SuborderSternorrhyncha)に対して活性である。
本発明の1−ジメチルカルバモイル−3−置換−5−置
換−1H−1,2,4,−トリアゾールは、たとえば、モモアカ
アブラムシに対して約1ppm〜約21.0ppmの濃度で活性を
示す。ポテトおよびリンゴに害を与えるヨコバイに対す
る活性も観察された。従つて、本発明の化合物はこの分
野で真価を表わす。
本発明による殺虫性化合物はその強い初期殺虫活性に
基づいて害虫防除に低投与量で使用できる。投与量は様
々な因子、たとえば、使用される物質、害虫の種類、使
用される配合物、作物の害虫感染状態、および主な気候
条件に依存する。一般に、農業および園芸における害虫
の防除のためには、活性物質約10g/ha〜約1000g/haに相
当する投与量が使用でき、そして活性物質約50g/ha〜約
250g/haが好ましい。
本発明の化合物は実際の応用のためには組成物または
配合物の形態で使用できる。これ等組成物および配合物
においては、活性物質は通常の不活性(すなわち、植物
適合性および/または農薬的不活性)希釈剤または増量
剤たとえば通常の組成物または配合物に有効なタイプの
固体担体物質または液体担体物質と混合される。望むな
らば、界面活性剤、安定剤、泡止剤、および飛散防止剤
のような助剤を組み合わされてもよい。本発明の組成物
および配合物の例は水溶液、水性分散物、油性溶液、油
性分散物、ペースト、粉剤、水和剤、乳剤、フローアブ
ル(flowable)、粒剤、毒餌、インバート(invert)エ
マルジヨン、煙霧剤(aerosol)組成物、および燻蒸性
キヤンドルである。組成物および配合物は既知方法で製
造される。たとえば、活性化合物を通常の分散性液状希
釈剤担体および/または分散性固体担体で増量化するこ
とによつて、また場合によつては、担体ビヒクル助剤た
とえば通常の界面活性剤(乳化剤および/または分散剤
も包含される)を使用することによつて製造され、たと
えば希釈剤として水が使用される場合に、補助溶剤とし
て有機溶剤を添加できる。
本発明の活性化合物は単独で用いられてもよいし、ま
た、望むならば、別の活性化合物との及び/又はかかる
固体および/または液体の分散性担体ビヒクルと及び/
又はその他の既知の適合する活性薬剤(特に、植物保護
剤、たとえば、その他の殺節足動物剤、殺線虫剤、殺菌
剤、殺微生物剤、殺鼠剤、除草剤、肥料、生長調節剤、
協力剤など)との混合物の形態で、または具体的適用に
適する具体的投与調合剤の形態(たとえば、そのまま使
用できる、溶液、乳濁液、懸濁液、粉剤、ペースト、お
よび粒剤の形態)で用いられてもよい。
本発明の組成物においては、活性化合物は実質的に約
0.0001重量%〜約95重量%の量で一般に存在する。直接
適用または圃場適用に適する混合物は活性化合物が混合
物の実質的に約0.0001重量%〜約5重量%の量で、そし
て好ましくは約0.001重量%〜約3重量%の量で存在す
るものを一般に意図している。
本発明は通常の分散性担体たとえば(1)分散性の不
活性な微細な担体固体および/または(2)分散性担体
液体(たとえば、不活性有機溶剤および/または水)
(好ましくは、界面活性上有効量の担体ビヒクル助剤、
たとえば、乳化剤および/または分散剤のような界面活
性剤を含有している)と、当該目的に有効な量の活性化
合物との混合物からなる全ての組成物を意図している。
活性化合物は通常の高ガロン液圧噴霧や低ガロン噴霧
や超低容量噴霧やエアブラスト噴霧や空中散布のような
慣用されている方法によつて噴霧として、また当分野で
知られているような粉剤として適用できる。
さらに、本発明は害虫を選択的に殺滅する、襲撃す
る、または防除する方法を意図しており、この方法は
(a)かかる害虫および(b)その相当する生育場(す
なわち、保護されるべき場所、たとえば、生育中の作
物、または作物を生育するための場所)の少なくとも一
方に、本発明の特殊な活性化合物の相当する襲撃量また
は有毒量すなわち農薬的有効量を単独でまたは上記単体
ビヒクルと共に適用することからなる。
勿論、単体ビヒクルとの混合状態で利用される具体的
活性化合物の濃度は使用される装置のタイプ、適用方
法、処理されるべき面積、防除されるべき害虫のタイ
プ、および感染度のような因子に依存する。従つて、特
殊なケースにおいては、上記濃度範囲より高くする又は
低くすることも可能である。
上記成分の他に、本発明によれば、調合剤はこの種の
調合剤に通常使用されているその他の物質を含有してい
てもよい。たとえば、ステアリン酸カルシウムやステア
リン酸マグネシウムのような潤滑剤が水和剤にまたは粒
状化されるべき混合物に添加されてもよい。さらに、た
とえば、保護されるべき表面への農薬の付着性を改善す
るためにポリビニルアルコールセルロース誘導体やその
他のコロイド物質のような「接着剤」たとえばカゼイン
が添加されてもよい。
本発明の化合物はまた、種子の中の昆虫を防除するの
にも有効である。一般に、処理されるべき種子の表面領
域に有効量の化合物を適用することによつて実施され
る。これはスラリ、浸透、散布、噴霧などのような、当
分野で慣用されている様々な手段によつて遂行できる。
本発明による組成物および配合物は既知の殺虫性化合
物を含有してもよい。これは調合剤の活性スペクトルを
拡張し、協力作成を向上させるであろう。次の、既知の
殺中性化合物、殺菌性化合物、および殺ダニ性化合物は
かかる組み合わせ調合剤に使用するのに適する。
殺虫剤 1. 塩素化炭化水素、たとえば、2,2−ビス−(p−ク
ロロフエニル)−1,1,1−トリクロロエタンおよびヘキ
サクロロエポキシオクタヒドロジメタノナフタレン; 2. カーバメート、たとえば、N−メチル−1−ナフチ
ルカーバメート; 3. ジニトロフエノール、たとえば、2−メチル−4,6
−ジニトロフエニルおよび2−(2−ブチル)−4,6−
ジニトロフエニル−3,3−ジメチルアクリレート; 4. 有機燐化合物、たとえば、ジメチル−2−メトキシ
−カルボニル−1−メチルビニルホスフエート、0,0−
ジエチル−0−p−ニトロフエニルホスホロチオエー
ト;0,0−ジメチルジチオホスホリル酢酸のN−モノメチ
ルアミド; 5. ジフエニルスルフイド、たとえば、p−クロロベン
ジルまたはp−クロロフエニルスルフイドおよび2,4,
4′,5−テトラクロロジフエニルスルフイド; 6. ジフエニルスルホネート、たとえば、p−クロロフ
エニルベンゼンスルホネート; 7. メチルカルビノール、たとえば、4,4−ジクロロ−
1−トリクロロメチルベンズヒドロール; 8. キノキサンリン化合物、たとえば、メチルキノキサ
リンジチオカーボネート; 9. アミジン、たとえば、N′−(4−クロロ−0−ト
リル)−N,N−ジメチルホルアアミジン; 10. ピレトロイド、たとえば、Allethrin; 11. 微生物、たとえば、Bacillus thuringiensis
剤; 12. 有機錫化合物、たとえば、トリシクロヘキシル錫
ヒドロキシド。
殺菌剤 13. 有機水銀化合物、たとえば、酢酸フエニル水銀、
およびメチル水銀シアノグアニド; 14. 有機錫化合物、たとえば、トリフエニル錫ヒドロ
キシド、およびトリフエニル錫アセテート; 15. アルキレンビスジチオカーバメート、たとえば、
亜鉛エチレンビスチオカーバメート、およびマンガノエ
チレンビスチオカーバメート;およびさらに、 16. 2,4−ジニトロ−6−(2−オクチル−フエニルク
ロトネート)、1−ビス(ジメチルアミノ)ホスホリル
−3−フエニル−5−アミノ−1,2,4−トリアゾール、
6−メチルキノキサリン−2,3−ジオチカーボネート、
1,4−ジチオアントラキノン−2,3−ジカルボニトリル、
N−トリクロロメチルチオフタルイミド、−トリクロロ
メチルチオテトラヒドロフタルイミド、N−(1,1,2,2
−テトラクロロエチルチオ)−テトラヒドロフタルイミ
ド、N−ジクロロフルオロメチルチオ−N−フエニル−
N′−ジメチルスルホニルジアミド、およびテトラクロ
ロイソフタロニトリル。
本発明の化合物の生物活性について評価した。本発明
の化合物の茎葉上殺虫活性の評価においては、次のよう
な試験手順が用いられた。
試験化合物を溶剤(1:1のアセトン:メタノール)中
に溶解し、界面活性剤を加え、それから5:5:90のアセト
ン:メタノール:水の系になるように水を加えることに
よつて、600ppmの試験溶液をつくつた。界面活性剤とし
ては、アルキルアリールポリエーテルアルコール〔トリ
トン X−155、ロームアンドハース社(PA州フイラデ
ルフイア)製界面活性剤〕と改質フタル酸グリセロール
アルキル樹脂〔トリトン B−1956、ロームアンドハー
ス社(PA州フイラデルフイア)製界面活性剤〕との1:1
混合物が、試験溶液100ガロン当たり1オンスの当量で
使用された。
600ppm試験溶液を水および界面活性剤で一連に希釈し
て150ppm、38ppm、10ppm、2.5ppm、0.6ppm、0.15ppmお
よび0.038ppmにすることによつて同類の溶液をつくつ
た。全ての化合物が上記のそれぞれの濃度で試験された
わけではない。化合物の試験濃度は具体的な試験昆虫に
対する具体的化合物の投与応答性に差異を生じさせるの
に最もふさわしいものになるように選択された。
初期評価は次の害虫の1つ以上に対して行われた: マダラテントウムシおよびアワヨトウに対する試験で
は、3インチの鉢の中のリマビーン(Phaseolus limen
sis ver.Woods' Prolific)の苗に試験溶液をデビルビ
ス(DeVilbiss)噴霧器で20psigで噴霧して芒流させ
た。乾燥後、各植物体をプラスチツク箱(7.5インチ長
さ×5.25インチ幅×3.75インチ深さ)に移した。それか
ら、各箱にマダラテントウムシまたはアワヨトウどちら
かの3齢幼虫10匹を感染させた。それから、その箱を、
スクリーンドベンチレーシヨン孔を有する蓋で密閉し
た。
こうして処理されたものは全て、暴露時間の経過の
間、開放棚上で80゜Fの螢光灯の連続照射下に保たれ
た。植物体は必要に応じて水やりされ、そして有効でな
かつた処理または未処理査証標準または対象標準の場合
のように植物体が完全に尽きてしまつた場合には未処理
植物体で置き換えられた。処理48時間後に、各々の試験
種および噴噴濃度について死亡%を測定した。
ダニ試験では、約50匹のダニを有する感染したビーン
Phaseolus limeanus)の葉の円形体(直径1.25イン
チ)を、ペトリ皿の中の湿つたワタ片の上に置いた。そ
こから、これ等葉に回転ターンテーブルで試験溶液を噴
霧して葉全体を湿らせ、24時間経てから、死亡%を測定
した。
アブラムシ試験では、約50匹のアブラムシを有する感
染したブロツコリ(Brassica oleraceaitalica)の葉
をペトリ皿の中の湿つたワタ片の上に置いた。それか
ら、これ等葉に回転ターンテーブルで試験溶液を噴霧し
て葉全体を湿らせ、24時間経てから、死亡%を測定し
た。
ワタミハロゾウムシ試験では、リンゴの小さな角片を
含有する0.5パイントのガラス製メーソンジヤーの中に
成虫のゾウムシ10匹を入れた。ゾウムシを、ネジ付き蓋
によつて締められたフインガーグラススクリーンメツシ
ユによつてジヤーに閉じ込めた。それから、ジヤーに回
転ターンテーブルで試験溶液を噴霧した。噴霧はメツシ
ユを通してジヤーの中へ入つた。48時間後に、死亡%を
測定した。
このようにして得られた死亡率を対数確率グラフ用紙
にプロツトした。50%死亡率を導き出す推定濃度(L
C50)はプロツトされた死亡率データに対して目で見て
最も適合するラインから確立された。
葉面上殺虫評価の結果は第2表に示されている。本発
明の化合物のアブラムシに対する選択性に注目された
い。
1) 所定昆虫の50%を死亡させる濃度(LC50)をppmで
表わしたもの ホツパーに対する本発明の殺虫活性の評価において
は、下記害虫に対する初期評価が行われた。
ポテト・リーフホツパー試験では、5cmのペトリプレ
ートに合うように一様なサイズにしたソラマメ(Vicia
faba)の葉を600ppmの試験溶液の中に漬け、自然乾燥
し、そして湿つたゲルマンフイルターパツド(パツド当
たり水1ml)で内側を覆われた5cm直径のぴつたり合うペ
トリ皿の中に入れた。この皿の中にポテト・リーフホツ
パー幼虫(皿当たり5匹の幼虫)を注意してはらい入
れ、それから皿の上を覆つた。この処置から3日後に、
死亡%を目視測定した。
アツプル・リーフホツパーに対する試験はソラマメの
葉の代わりにリンゴ(Malus Svlvestris“McIntosh")
の葉を使用して同じ手順に従つて行われた。
グリーンライス・リーフホツパーおよびブラウンライ
ス・プラントホツパーの試験では、イネの苗を600ppmの
試験溶液の中に漬け、自然乾燥し、そしてガラス管の中
に入れた。この処理された苗を入れたガラス管の中に、
試験昆虫の成虫を入れ(ガラス管当たり5匹の昆虫)、
そしてガラス管にワタ栓をした。この処置から48時間後
に死亡%を目視測定した。
得られた結果を第3表に掲載する。
以上、本明細書および実施例は例示によつて記述され
ているが、それ等例示に限定されるものではなく、特許
請求の範囲によつて規定された本発明の範囲から逸脱せ
ずに種々の変更および変形が可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C07D 413/12 249 C07D 413/12 249 (72)発明者 ムスベル サールグナナム アメリカ合衆国ペンシルバニア州ラング ホーン,トラッペ レーン 24 (56)参考文献 特開 昭62−70365(JP,A) 特開 昭56−32469(JP,A) 特開 昭55−38387(JP,A)

Claims (23)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式 〔式中、 Wはt−ブチル、s−ブチル、i−プロピル、シクロプ
    ロピル、1−メチルチオ−1−メチルエチル、または1
    −メチル−シクロプロプ−1−イルであり、 R1は非置換−(CH2−;置換基がそれぞれ独立にシ
    アノ、ニトロ、ハロ、−OR−、−CO2R、−OCOR、−CO
    R、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、(C
    1−C6)アルキル、(C1−C6)ハロアルキルから選択さ
    れる、同一もしくは異なる置換基1個〜4個を有する置
    換−(CH2−;非置換フェニル;または置換基がそ
    れぞれ独立にハロ、シアノ、ニトロ、トリフルオロメト
    キシ、ジフルオロメトキシ、テトラフルオロエトキシ、
    トリフルオロメチルチオ、テトラフルオロエチルチオ、
    −CO2R、−COR、−OCOR、(C1−C4)アルキル、(C1−C
    4)アルコキシ、(C1−C4)ハロアルキル、および(C2
    −C6)アルケニルから選択される、同一もしくは異なる
    置換基1個〜3個を有する置換フェニルであり、 Xは各アルキル基の中の炭素原子数がそれぞれ独立に所
    定数である、非置換(C1−C4)ジアルコキシアルキル;
    各アルキル基の中の炭素原子数がそれぞれ独立に所定数
    であり、置換基1個〜3個を有する置換(C1−C4)ジア
    ルコキシアルキル;5〜14個の環原子を含有する5〜7員
    環の単環または縮合した非置換の複素環;または5〜14
    個の環原子を含有する5〜7員環の単環もしくは縮合し
    た複素環であって、置換基1個〜3個を有する置換され
    た複素環であり、但し、複素環は酸素、窒素、および硫
    黄からそれぞれ独立に選択された同一または異なるヘテ
    ロ原子1個〜3個を有し、ジアルコキルまたは複素環上
    の置換基はそれぞれ独立にハロ、シアノ、ニトロ、アミ
    ノ、−NRCOR2、−COOR、−CONRR2、−COR、(C1−C4
    アルキル、(C1−C4)アルコキシ、(C1−C4)アルキル
    チオ、(C1−C4)ハロアルキル、(C1−C4)ハロアルコ
    キシ、(C1−C4)ポリハロアルキル、および(C1−C4
    ポリハロアルコキシから選択され、 RおよびR2は同一または異なり、そして水素、非置換
    (C1−C4)アルキル、置換基1個〜3個を有する置換
    (C1−C6)アルキル、非置換フェニルまたは、置換基1
    個〜3個を有する置換フェニルであり、但し、置換基は
    それぞれ独立にハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、ト
    リフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、テトラフル
    オロエトキシ、トリフルオロメチルチオ、テトラフルオ
    ロエチルチオ、(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコ
    キシ、(C1−C4)ハロアルキル、(C2−C6)アルケニ
    ル、カルボキシ、(C1−C4)アルコキシカルボニルから
    選択され、 nは1〜6の整数である〕 の化合物およびその農学上許容できる塩。
  2. 【請求項2】Wがt−ブチルであり、 R1が非置換または置換−(CH2−であり、 但し、置換基はハロ、ニトロ、シアノ、(C1−C6)アル
    キル、および(C1−C6)ハロアルキルから選択された同
    一または異なる1個〜4個であり、 Xは非置換または置換(C1−C8)ジアルコキシアルキ
    ル;トリアゾリル、ピリジル、ジオキサニル、ジオキソ
    ラニル、テトラヒドロピラニル、オキサゾリジノイル、
    イソキサゾリル、フリル、ピラジニル、フタルイミドリ
    ル、およびキノリルから選択された非置換または置換複
    素環であり、但し、置換基は1個〜3個であり、それぞ
    れ独立に(C1−C4)アルキルおよび(C1−C4)ハロアル
    キルから選択され、 nが1〜6の整数である、 請求項(1)の化合物およびその農学上許容できる塩。
  3. 【請求項3】R1が−(CH2)−または−CH(CH3)−であ
    る、請求項(2)の化合物。
  4. 【請求項4】R1が−CH2−であり、そしてXがトリアゾ
    リル、ジオキソラニル、ジオキサニル、またはフリルで
    ある、請求項(3)の化合物。
  5. 【請求項5】1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチ
    ル−5−(1,2,4−トリアゾール−1−イル−メチルチ
    オ)−1H−1,2,4−トリアゾール、 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(ピ
    リド−3−イル−メチルチオ)−1H−1,2,4−トリアゾ
    ール、 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(1,
    3−ジオキソラン−2−イル−メチルチオ)−1H−1,2,4
    −トリアゾール、 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(ピ
    リド−2−イル−メチルチオ)−1H−1,2,4−トリアゾ
    ール、 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(ピ
    リド−4−イル−メチルチオ)−1H−1,2,4−トリアゾ
    ール、 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(テ
    トラヒドロピラン−2−イル−メチルチオ)−1H−1,2,
    4−トリアゾール、 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(2
    −オキサゾリジノン−5−イル−メチルチオ)−1H−1,
    2,4−トリアゾール、 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(2,
    2−ジメトキシ−エチルチオ)−1H−1,2,4−トリアゾー
    ル、 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(2,
    2−ジメトキシ−エチルチオ)−1H−1,2,4−トリアゾー
    ル、 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(3,
    5−ジメチル−イソキサゾール−4−イル−メチルチ
    オ)−1H−1,2,4−トリアゾール、 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(2,
    2−ジメトキシ−プロピルチオ)−1H−1,2,4−トリアゾ
    ール、 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(1,
    3−ジオキソラン−2−イル−メチルチオ)−1H−1,2,4
    −トリアゾール、 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(フ
    ル−2−イル−メチルチオ)−1H−1,2,4−トリアゾー
    ル、 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(4,
    4−ジメチル−1,3−ジオキソラン−2−イル−メチルチ
    オ)−1H−1,2,4−トリアゾール、 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(ピ
    ラジン−2−イル−メチルチオ)−1H−1,2,4−トリア
    ゾール、 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(フ
    タルイミド−メチルチオ)−1H−1,2,4−トリアゾール
    および 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(キ
    ノル−2−イル−メチルチオ)−1H−1,2,4−トリアゾ
    ールからなる群から選択された、請求項(3)の化合
    物。
  6. 【請求項6】農業上許容できる担体と、殺虫上有効量の
    〔式中、 Wはt−ブチル、s−ブチル、i−プロピル、シクロプ
    ロピル、1−メチルチオ−1−メチルエチル、または1
    −メチル−シクロプロプ−1−イルであり、 R1は非置換−(CH2−;置換基がそれぞれ独立にシ
    アノ、ニトロ、ハロ、−OR−、−CO2R、−OCOR、−CO
    R、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、(C
    1−C6)アルキル、(C1−C6)ハロアルキルから選択さ
    れる、同一もしくは異なる置換基1個〜4個を有する置
    換−(CH2−;非置換フェニル;または置換基がそ
    れぞれ独立にハロ、シアノ、ニトロ、トリフルオロメト
    キシ、ジフルオロメトキシ、テトラフルオロエトキシ、
    トリフルオロメチルチオ、テトラフルオロエチルチオ、
    −CO2R、−COR、−OCOR、(C1−C4)アルキル、(C1−C
    4)アルコキシ、(C1−C4)ハロアルキル、および(C2
    −C6)アルケニルから選択される、同一もしくは異なる
    置換基1個〜3個を有する置換フェニルであり、 Xは各アルキル基の中の炭素原子数がそれぞれ独立に所
    定数である、非置換(C1−C4)ジアルコキシアルキル;
    各アルキル基の中の炭素原子数がそれぞれ独立に所定数
    であり、置換基1個〜3個を有する置換(C1−C4)ジア
    ルコキシアルキル;5〜14個の環原子を含有する5〜7員
    環の単環または縮合した非置換の複素環;または5〜14
    個の環原子を含有する5〜7員環の単環もしくは縮合し
    た複素環であって、置換基1個〜3個を有する置換され
    た複素環であり、但し、複素環は酸素、窒素、および硫
    黄からそれぞれ独立に選択された同一または異なるヘテ
    ロ原子1個〜3個を有し、ジアルコキシアルキルまたは
    複素環上の置換基はそれぞれ独立にハロ、シアノ、ニト
    ロ、アミノ、−NRCOR2、−COOR、−CONRR2、−COR、(C
    1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、(C1−C4
    アルキルチオ、(C1−C4)ハロアルキル、(C1−C4)ハ
    ロアルコキシ、(C1−C4)ポリハロアルキル、および
    (C1−C4)ポリハロアルコキシから選択され、 RおよびR2は同一または異なり、そして水素、非置換
    (C1−C6)アルキル、置換基1個〜3個を有する置換
    (C1−C6)アルキル、非置換フェニルまたは、置換基1
    個〜3個を有する置換フェニルであり、但し、置換基は
    それぞれ独立にハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、ト
    リフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、テトラフル
    オロエトキシ、トリフルオロメチルチオ、テトラフルオ
    ロエチルチオ、(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコ
    キシ、(C1−C4)ハロアルキル、(C2−C6)アルケニ
    ル、カルボキシ、(C1−C4)アルコキシカルボニルから
    選択され、 nは1〜6の整数である〕 の化合物またはその農学上許容できる塩を含む殺虫性組
    成物。
  7. 【請求項7】Wがt−ブチルであり、 R1が非置換または置換−(CH2−であり、 但し、置換基はハロ、ニトロ、シアノ、(C1−C6)アル
    キル、および(C1−C6)ハロアルキルから選択された同
    一または異なる1個〜4個であり、 Xは非置換または置換(C1−C8)ジアルコキシアルキ
    ル;トリアゾリル、ピリジル、ジオキサニル、ジオキソ
    ラニル、テトラヒドロピラニル、オキサゾリジノイル、
    イソキサゾリル、フリル、ピラジニル、フタルイミドリ
    ル、およびキノリルから選択された非置換または置換複
    素環であり、但し、置換基は1個〜3個であり、それぞ
    れ独立に(C1−C4)アルキルおよび(C1−C4)ハロアル
    キルから選択され、 nが1〜6の整数である、 請求項(6)の組成物。
  8. 【請求項8】R1が−(CH2)−または−CH(CH3)−であ
    る、請求項(7)の組成物。
  9. 【請求項9】R1が−CH2−であり、そしてXがトリアゾ
    リル、ジオキソラニル、ジオキサニル、またはフリルで
    ある、請求項(8)の組成物。
  10. 【請求項10】化合物が、 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(1,
    2,4−トリアゾール−1−イル−メチルチオ)−1H−1,
    2,4−トリアゾール、 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(ピ
    リド−3−イル−メチルチオ)−1H−1,2,4−トリアゾ
    ール、 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(1,
    3−ジオキソラン−2−イル−メチルチオ)−1H−1,2,4
    −トリアゾール、 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(ピ
    リド−2−イル−メチルチオ)−1H−1,2,4−トリアゾ
    ール、 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(ピ
    リド−4−イル−メチルチオ)−1H−1,2,4−トリアゾ
    ール、 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(テ
    トラヒドロピラン−2−イル−メチルチオ)−1H−1,2,
    4−トリアゾール、 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(2
    −オキサゾリジノン−5−イル−メチルチオ)−1H−1,
    2,4−トリアゾール、 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(2,
    2−ジメトキシ−エチルチオ)−1H−1,2,4−トリアゾー
    ル、 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(2,
    2−ジメトキシ−エチルチオ)−1H−1,2,4−トリアゾー
    ル、 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(3,
    5−ジメチル−イソキサゾール−4−イル−メチルチ
    オ)−1H−1,2,4−トリアゾール、 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(2,
    2−ジメトキシ−プロピルチオ)−1H−1,2,4−トリアゾ
    ール、 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(1,
    3−ジオキソラン−2−イル−メチルチオ)−1H−1,2,4
    −トリアゾール、 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(フ
    ル−2−イル−メチルチオ)−1H−1,2,4−トリアゾー
    ル、 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(4,
    4−ジメチル−1,3−ジオキソラン−2−イル−メチルチ
    オ)−1H−1,2,4−トリアゾール、 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(ピ
    ラジン−2−イル−メチルチオ)−1H−1,2,4−トリア
    ゾール、 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(フ
    タルイミド−メチルチオ)−1H−1,2,4−トリアゾール
    および 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(キ
    ノル−2−イル−メチルチオ)−1H−1,2,4−トリアゾ
    ールからなる群から選択される、請求項(8)の組成
    物。
  11. 【請求項11】化合物が組成物の約0.0001重量%〜約99
    重量%の量で存在する、請求項(6)の組成物。
  12. 【請求項12】化合物が組成物の約0.001重量%〜約90
    重量%の量で存在する、請求項(11)の組成物。
  13. 【請求項13】化合物が組成物の約0.01重量%〜約75重
    量%の量で存在する、請求項(12)の組成物。
  14. 【請求項14】昆虫に、殺虫上有効量の、式 〔式中、 Wはt−ブチル、s−ブチル、i−プロピル、シクロプ
    ロピル、1−メチルチオ−1−メチルエチル、または1
    −メチル−シクロプロプ−1−イルであり、 R1は非置換−(CH2−;置換基がそれぞれ独立にシ
    アノ、ニトロ、ハロ、−OR−、−CO2R、−OCOR、−CO
    R、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、(C
    1−C6)アルキル、(C1−C6)ハロアルキルから選択さ
    れる、同一もしくは異なる置換基1個〜4個を有する置
    換−(CH2−;非置換フェニル;または置換基がそ
    れぞれ独立にハロ、シアノ、ニトロ、トリフルオロメト
    キシ、ジフルオロメトキシ、テトラフルオロエトキシ、
    トリフルオロメチルチオ、テトラフルオロエチルチオ、
    −CO2R、−COR、−OCOR、(C1−C4)アルキル、(C1−C
    4)アルコキシ、(C1−C4)ハロアルキル、および(C2
    −C6)アルケニルから選択される、同一もしくは異なる
    置換基1個〜3個を有する置換フェニルであり、 Xは各アルキル基の中の炭素原子数がそれぞれ独立に所
    定数である、非置換(C1−C4)ジアルコキシアルキル;
    各アルキル基の中の炭素原子数がそれぞれ独立に所定数
    であり、置換基1個〜3個を有する置換(C1−C4)ジア
    ルコキシアルキル;5〜14個の環原子を含有する5〜7員
    環の単環または縮合した非置換の複素環;または5〜14
    個の環原子を含有する5〜7員環の単環もしくは縮合し
    た複素環であって、置換基1個〜3個を有する置換され
    た複素環であり、但し、複素環は酸素、窒素、および硫
    黄からそれぞれ独立に選択された同一または異なるヘテ
    ロ原子1個〜3個を有し、ジアルコキシアルキルまたは
    複素環上の置換基はそれぞれ独立にハロ、シアノ、ニト
    ロ、アミノ、−NRCOR2、−COOR、−CONRR2、−COR、(
    )アルキル、(C1−C4)アルコキシ、(C1−C4)アル
    キルチオ、(C1−C4)ハロアルキル、(C1−C4)ハロア
    ルコキシ、(C1−C4)ポリハロアルキル、および(C1
    C4)ポリハロアルコキシから選択され、 RおよびR2は同一または異なり、そして水素、非置換
    (C1−C6)アルキル、置換基1個〜3個を有する置換
    (C1−C6)アルキル、非置換フェニルまたは、置換基1
    個〜3個を有する置換フェニルであり、但し、置換基は
    それぞれ独立にハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、ト
    リフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、テトラフル
    オロエトキシ、トリフルオロメチルチオ、テトラフルオ
    ロエチルチオ、(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコ
    キシ、(C1−C4)ハロアルキル、(C2−C6)アルケニ
    ル、カルボキシ、(C1−C4)アルコキシカルボニルから
    選択され、 nは1〜6の整数である〕 の化合物またはその農学上許容できる塩を接触させるこ
    とから成る昆虫防除方法。
  15. 【請求項15】Wがt−ブチルであり、 R1が非置換または置換−(CH2−であり、 但し、置換基はハロ、ニトロ、シアノ、(C1−C6)アル
    キル、および(C1−C6)ハロアルキルから選択された同
    一または異なる1個〜4個であり、 Xは非置換または置換(C1−C8)ジアルコキシアルキ
    ル;トリアゾリル、ピリジル、ジオキサニル、ジオキソ
    ラニル、テトラヒドロピラニル、オキサゾリジノイル、
    イソキサゾリル、フリル、ピラジニル、フタルイミドリ
    ル、およびキノリルから選択された非置換または置換複
    素環であり、但し、置換基は1個〜3個であり、それぞ
    れ独立に(C1−C4)アルキルおよび(C1−C4)ハロアル
    キルから選択され、 nが1〜6の整数である、 請求項(14)の方法。
  16. 【請求項16】R1が−(CH2)−または−CH(CH3)−で
    ある、請求項(15)の方法。
  17. 【請求項17】R1が−CH2−であり、そしてXがトリア
    ゾリル、ジオキソラニル、ジオキサニル、またはフリル
    である、請求項(16)の方法。
  18. 【請求項18】化合物が、 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(1,
    2,4−トリアゾール−1−イル−メチルチオ)−1H−1,
    2,4−トリアゾール、 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(ピ
    リド−3−イル−メチルチオ)−1H−1,2,4−トリアゾ
    ール、 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(1,
    3−ジオキソラン−2−イル−メチルチオ)−1H−1,2,4
    −トリアゾール、 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(ピ
    リド−2−イル−メチルチオ)−1H−1,2,4−トリアゾ
    ール、 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(ピ
    リド−4−イル−メチルチオ)−1H−1,2,4−トリアゾ
    ール、 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(テ
    トラヒドロピラン−2−イル−メチルチオ)−1H−1,2,
    4−トリアゾール、 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(2
    −オキサゾリジノン−5−イル−メチルチオ)−1H−1,
    2,4−トリアゾール、 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(2,
    2−ジメトキシ−エチルチオ)−1H−1,2,4−トリアゾー
    ル、 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(2,
    2−ジメトキシ−エチルチオ)−1H−1,2,4−トリアゾー
    ル、 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(3,
    5−ジメチル−イソキサゾール−4−イル−メチルチ
    オ)−1H−1,2,4−トリアゾール、 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(2,
    2−ジメトキシ−プロピルチオ)−1H−1,2,4−トリアゾ
    ール、 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(1,
    3−ジオキソラン−2−イル−メチルチオ)−1H−1,2,4
    −トリアゾール、 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(フ
    ル−2−イル−メチルチオ)−1H−1,2,4−トリアゾー
    ル、 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(4,
    4−ジメチル−1,3−ジオキソラン−2−イル−メチルチ
    オ)−1H−1,2,4−トリアゾール、 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(ピ
    ラジン−2−イル−メチルチオ)−1H−1,2,4−トリア
    ゾール、 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(フ
    タルイミド−メチルチオ)−1H−1,2,4−トリアゾール
    および 1−ジメチルカルバモイル−3−t−ブチル−5−(キ
    ノル−2−イル−メチルチオ)−1H−1,2,4−トリアゾ
    ールからなる群から選択される、請求項(17)の方法。
  19. 【請求項19】昆虫が同翅目(Homoptera)である、請
    求項(14)の方法。
  20. 【請求項20】昆虫がアブラムシ(Sternorrhyncha)で
    ある、請求項(19)の方法。
  21. 【請求項21】昆虫がホッパー(Auchenorrhyncha)で
    ある、請求項(19)の方法。
  22. 【請求項22】化合物が約10g/ha〜約5000g/haの量で適
    用される、請求項(19)の方法。
  23. 【請求項23】化合物が約50g/ha〜約2500g/haの量で適
    用される、請求項(19)の方法。
JP1095068A 1988-04-15 1989-04-14 1―ジメチルカルバモイル―3―置換―5―置換―1h―1,2,4―トリアゾール Expired - Lifetime JP2779949B2 (ja)

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