JP2777823B2 - 安全弁付自動排水弁 - Google Patents

安全弁付自動排水弁

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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、トンネルあるいは建造物等に設置される
消化装置等に用いる安全弁付自動排水弁に関するもので
ある。
従来の技術 トンネルあるいは、建造物等の壁面等には複数の消火
装置、例えば、消化栓装置が配設されている。
この装置には、主弁(消火栓弁)、即ち、消火時放水
のために開放される弁と、該主弁にホース等を介して接
続され、かつ、消火地点まで移動可能なノズルとが備え
られているが、消火作業の終了後に主弁を閉じると主弁
の2次側の配管やホース内に消火用液体が残留する。
そこで、この残留水を除去するため、主弁とノズルと
の間の配管の途中に放水圧以下の所定圧で開弁状態とな
る自動排水弁を設けている。
発明が解決しようとする課題 従来例の消火装置では、例えば、トンネル内に同一給
水源の複数の消火栓装置を配設し、3台の同時放水時に
同じ放水圧となるように主弁の開度などを調整した場合
に、1台のみ使用されると主弁の1次側の給水圧が急激
に高くなると共に主弁の2次側の配管やホース内の圧力
が大幅に高くなる。
そのため、ホースが踊り始めるのでノズル操作は危険
な状態となる。
又、配管やホース等の耐圧を大きくしなければならない
ので、ホースやノズルの重量が大きくなりノズル操作は
益々困難なものとなる。
この発明は、上記事情に鑑み、給水圧が異常上昇しな
いような安全弁付自動排水弁を供給することを目的とす
る。
他の目的は、前記弁に接続される配管やホース等の軽
量化を図ることである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するこの発明について述べれば、ボデ
ーの流路の入口と出口との間に設けた収容部内に、第1
の所定圧未満で開弁する如く弁座部から離れ、第1の所
定圧以上で開弁する如く弁座部に圧接される第2弁体を
有する第2の弁と、該第1の所定圧より大きい第2の所
定圧以上で開弁する如く弁座部から離れ、第2の所定圧
未満で閉弁する如く弁座部に圧接される第1弁体を有す
る第1の弁と、を設けた安全弁付自動排水弁であって、 該第1弁体を筒部と該筒部に設けた弁部とからなる弁
体とし、該第1弁体の筒部の外壁と該収容部の内壁とが
接触しながら該第1弁体の筒部が摺動する如く、該第1
弁体の筒部を該収容部に嵌着し、該第1弁体の弁部を該
収容部と弁座部に第1スプリングを介して圧接し、該収
容部の弁座部側にバイパス空間を形成し、該バイパス空
間と連通し、且つ、該第1弁体の筒部の半径方向に穿設
した複数の通孔を該第1弁体の筒部に設け、さらに、該
第1弁体の弁部に貫通孔を形成し、 該第2弁体を該第1弁体の貫通孔の入口弁座部に設
け、さらに、該第2弁体を第2スプリングを介して該入
口弁座部から離間せしめた安全弁付自動排水弁、であ
る。
作用 まず、第1の所定圧、例えば、3kg/cm2未満で第2弁
体が貫通孔の入口弁座部から離れ、又、第2の所定圧、
例えば、5kg/cm2以上で第2弁体が入口弁座部に圧接
し、第1弁体が、弁座部から離間すると共に、第1の所
定圧と第2の所定圧との間では、第2弁体及び第1弁体
が、それぞれの弁座部に圧接するように、第1スプリン
グおよび第2スプリングの弾性力を調整する。
ボデーの流路の入口に、第1の所定圧未満の圧力水が
供給されると、第1弁体は弁座部に圧接され、第2弁体
は弁座部から離れて貫通孔が開口するので、該圧力水は
貫通孔を通って出口側に流れる。
圧力水の給水圧が、第1の所定圧以上で、かつ、第2
の所定圧未満の範囲内では、第1弁体及び第2弁体は、
それぞれの弁座部に圧接されるので出口側への排水は行
われない。
圧力水の給水圧が、第2の所定圧以上になると第2弁
体は弁座部に圧接され、第1弁体は弁座部から離れるの
で、圧力水は第1弁体と弁座部との間から出口側に向か
って排水される。
実施例 この発明の実施例を添付図面により説明するが、同一
図面符号は、その名称も機能も同一である。
安全弁付自動排水弁36は、第1図に示す様に、ボデー
6を貫通する流路7と、該流路7の入口7aと出口7bとの
間に形成した収容部1と、該収容部1に組み込まれたデ
ィスク(第1弁体)8と、ボデー6の外周に螺合された
キャップ9と、を備えている。
この第1弁体8は、収容部1内を摺動する筒部10と、
中央に貫通孔11を有する弁部12とから構成されている。
この筒部10には、収容部1の弁座部17側に形成したバイ
パス空間13と連通する複数の通孔14が穿設されている。
筒部10とキャップ9との間に第1スプリング15を張架し
て、弁部12の外周に固定した環状のシート16を前記弁座
部17に圧接せしめる。通孔18を穿設したナット19を弁部
12に螺着し、シート16を押圧する。
ナット19の通孔18に、貫通孔11の入口弁座部11aと接離
するニードル(第2弁体)20を遊嵌合し、該ニードル20
のストッパ21とナット19との間に第2スプリング22を張
架する。
キャップ9に嵌着された配水管23は、ナット24により固
定されている。
次に、この実施例の作動につき説明する。主弁4を開
けると、給水源の消火用液体Aが、矢印A2、A7で示す様
にパイプ2と安全弁付自動配水弁36の流路入口7aとに分
岐して流れ、パイプ2の先端のノズル(図示しない)か
ら放水される。この放水時において、主弁4の2次側S
の給水圧が何らかの原因により、第2の所定圧以上にな
ると、第2図に示す様に液圧によりスプリング15、22が
圧縮されるので、第2弁体20が弁座部11aに圧接して閉
弁状態となると共に、第1弁体8は摺動して弁座部17か
ら離れるので開弁状態となる。
そのため、流路7に供給される消火用液体Aは、矢印
A1〜A5に示す様に弁体8と弁座部17との隙間からバイパ
ス空間13内に入り、該バイパス空間13から通孔14を通っ
て配水管23内に流れる。
そのため、前記2次側Sの給水圧は低下し、ノズルに
供給される消火用液体Aの圧力も第2の所定圧以下にな
る。
又、前記2次側Sの給水圧が第1の所定圧と第2の所
定圧との間にあるときは、液圧により第2スプリング22
が強く圧縮されるので第2弁体20は弁座部11aに圧接し
て閉弁状態となるが、第1スプリング15は圧縮されない
ため、第1弁体8は摺動しないので、閉弁状態を維持す
る。
そのため、自動配水弁36からは、消火用液体Aの排水
が行われないので、前記第2次側Sの給水圧は低下する
ことなくノズルに供給される。主弁4を閉じると、前記
2次側Sの給水圧は第1の所定圧未満となり、第1図に
示す様に、スプリング15、22が圧縮されないので、第2
弁体20は弁座部11aから離れて閉弁状態となり、また、
第1弁体8は摺動しないため、閉弁状態を維持する。
そのため、流路7内の消火用液体Aは、矢印A7〜A11
に示す様に、通孔18、貫通孔11を通って排水管23内に流
れるので、前記2次側Sの配管等には消火用液体Aが残
留することがない。
発明の効果 この発明に係る安全弁付自動排水弁は、以上の様に構
成したので、該排水弁を主弁の2次側Sと消火用ノズル
などの1次側との間に配設した場合には、該主弁を閉
じ、その2次側の給水圧が第1の所定圧以下になると第
2の弁が開き、前記2次側の残留水を配水管から排出
し、又、主弁を開きその2次側の給水圧が第1の所定圧
より大きな第2の所定圧以上になると、第1の弁は開弁
して配水管から消火用液体を排出させ、更に、主弁の2
次側の給水圧が第1の所定圧と第2の所定圧との間にあ
るときには、第1と第2の弁は閉じられ、配水管からの
排水は行われない。
したがって、共通の給水源から給水される複数の消火
装置等のうち、稼働する消火装置等の台数が変化して主
弁の1次側の給水圧が変化しても主弁の2次側の配管系
の圧力の異常上昇を防止できる。
そのため、配管系の破壊の防止が出来ると共に、特に
消火栓装置においては、ノズル操作者にホースの踊りに
よる危害が加わるのを防止できる。
又、ホース等の配管系の耐圧を必要以上に高いものに
しなくても良くなるため、軽量化を図ることが出来るの
で、ノズル等の操作や組立が容易となる。
さらに述べれば、この発明に係る安全弁付自動配水弁
は、第1弁体の筒部の外壁と収容部の内壁とが接触しな
がら第1弁体の筒部が摺動する如く、第1弁体の筒部を
収容部に嵌着しているので、第1弁体の筒部はその摺動
の際にその摺動方向以外に動く余地がない。したがっ
て、第1弁体の弁部が収容部の弁座部における所定の着
座位置よりずれることがないので、その着座面積を小さ
くすることができ、弁部が閉じているときのシール効果
を向上させることができる。
また、上述の様に第1弁体の筒部は、その摺動の際に
その摺動方向以外に動く余地がないので、第1弁体の筒
部の動きにがたつきがなく、第1弁体を円滑に摺動させ
ることができ、第1弁体の弁部の開閉動作を安定的に行
うことができる。
またさらに述べれば、バイパス空間に連通し、且つ、
第1弁体の筒部の半径方向に穿設した複数の通孔を第1
弁体の筒部に設けているので、第1弁体の弁部が弁座部
からはなれたとき、即ち、第1の弁が開弁したとき、複
数の通孔を通った圧力水を、筒部内部の中心部において
互いに衝突させ、その勢いを弱めてから出口より排水す
ることができるので、その出口より排出される圧力水に
よって他の部材に損傷を与えるようなことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す図、第2図は第1図の
他の状態を示す断面図である。 1……収容部 4……主弁 6……ボデー 7……流路 7a……流路入口 7b……流路出口 8……第1弁体 12……弁部 11……貫通孔 11a……入口弁座部 10……筒部 13……バイパス空間 14……通孔 15……第1スプリング 17……弁座部 20……第2弁体 22……第2スプリング 36……安全弁付自動排水弁

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボデーの流路の入口と出口との間に設けた
    収容部内に、第1の所定圧未満で開弁する如く弁座部か
    ら離れ、第1の所定圧以上で閉弁する如く弁座部に圧接
    される第2弁体を有する第2の弁と、該第1の所定圧よ
    り大きい第2の所定圧以上で開弁する如く弁座材から離
    れ、第2の所定圧未満で開弁する如く弁座部に圧接され
    る第1弁体を有する第1の弁と、を設けた安全弁付自動
    排水弁であって、 該第1弁体を筒部と該筒部に設けた弁部とからなる弁体
    とし、該第1弁体の筒部の外壁と該収容部の内壁とが接
    触しながら該第1弁体の筒部が摺動する如く、該第1弁
    体の筒部を該収容部に嵌着し、該第1弁体の弁部を該収
    容部と弁座部に第1スプリングを介して圧接し、該収容
    部の弁座部側にバイパス空間を形成し、該バイパス空間
    と連通し、且つ、該第1弁体の筒部の半径方向に穿設し
    た複数の通孔を該第1弁体の筒部を設け、さらに、該第
    1弁体の弁部に貫通孔を形成し、 該第2弁体を該第1弁体の貫通孔の入口弁座部に設け、
    さらに、該第2弁体を第2スプリングを介して該入口弁
    座部から離間せしめたことを特徴とする安全弁付自動排
    水弁。
  2. 【請求項2】前記弁部の外周に環状のシートを固定した
    ことを特徴とする請求項1記載の安全弁付自動排水弁。
  3. 【請求項3】前記ボデーの出口側外周にキャップが螺合
    され、前記第1スプリングは、該キャップと前記筒部と
    の間に張架されることを特徴とする請求項1または2記
    載の安全弁付自動排水弁。
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