JP2777594B2 - 磁性膜 - Google Patents

磁性膜

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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁性膜に関し、詳しくは、光磁性記録媒体と
して特に有用であり、更には、レーザー光を利用しない
で記録・再生を行なう磁気記録媒体や、その他、書換え
可能なホログラフィー用メモリ材料としても適用可能な
磁性膜に関する。
〔従来の技術〕 磁性膜(磁性体薄膜)を適当な基板(非磁性支持体)
上に形成したものは記録媒体(磁気記録媒体、光磁気記
録媒体)として利用されている。殊に、光磁気記録方式
に採用される記録媒体(光磁気記録媒体)には、記録感
度が高いこと、磁気光学効果(ファラデー効果、カー効
果)が大きいこと、大面積のものが均質かつ安価に製作
できること、安定性にすぐれていること等が要求され
る。これに加えて、磁気光学効果の大きさは磁化の向き
と光の進行方向とが平行なとき最も大きくなり、また、
面に垂直な磁化という条件は垂直磁気記録の要件も満た
しているため高密度記録にも適する。従って、媒体の面
に垂直に磁化をもつ材料が選択されねばならない。
こうした要請から、光磁気記録媒体における磁性膜の
材料として(1)垂直磁気記録媒体で採用されている磁
性材料(代表的な六方晶最密充填(hcp)構造のマグネ
トプラムバイト型Baフェライト)を使用したり、(2)
MnBi、MnCuBi、MnGaGe、MnAlGe、PtCo(以下多結晶);
(YBi)(FeGa)5O12(単結晶);GdCo、GdFe、TbFe、
GdTbFe、TbDyFe(以上アモルファス)などが使用された
りしている。
だが、前記(1)(2)の磁性膜は、それの材料によ
っては、製膜が低基板温度で行ないにくかったり、半導
体レーザーの波長域(例えば780nm、830nmなど)では大
きな磁気光学効果を得ることができなかったり、高いS/
N比が得られなかたり、或いは、安定性に不安があった
りする、等のいずれかの欠点を有している。
〔発明が解決しようとする課題〕
かかる不都合な現象のない磁性材料の開発が進められ
てきた結果、近時は、窒化鉄が注目されている。この窒
化鉄は錆びることなく、強磁性体であり、しかも基板に
対して垂直方向に磁気異方性を有するため録音テープ、
ビデオテープ、コンピュータ用の大容量記憶装置などの
高密度磁気記録媒体に応用することが提案されている
(特開昭55−33093号、同59−228705号、同60−76021
号、同61−110328号、同62−103821号などの公報)。
しかし、これまで提案されてきた窒化物磁性材料は、
主として、その垂直磁気異方性に注目した垂直磁気記録
媒体に対してであって、光磁気記録媒体への応力は大方
見送られているのが実情である。
本発明の目的は、膜構造を制御することによって光磁
気記録媒体としての特性を向上させ、更に、容易には熱
分解が起らない磁性膜を提供するものである。本発明の
他の目的は、特にファラデー効果による再生効率が高め
られた磁性膜を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は非磁性支持体上に形成されるFe−Co及びNiか
ら選ばれる金属(M)の少なくとも1種の窒化物〔MxN
(2<x≦3)〕を主成分とした磁性膜において、該磁
性膜は柱状構造を呈しており、かつ、その柱状構造内に
はアモルファス状非磁性体に包囲されたC軸配向の該金
属窒化物を有していることを特徴としている。
ちなみに、本発明者は前記金属窒化物〔MxN(2<x
≦3)〕膜中に炭素、酸素、弗素等を適当量含有させる
ことによって透光性が向上できることを見出し、これに
ついては先に提案したが、比の度、本発明者は、これら
元素の含有とは無関係に又はこれら元素の含有と併せ
て、膜構造(前記〔MxN(2<x≦3)〕を主成分とし
た磁性膜の構造)を限定することにより、より良好な磁
性膜が得られることを確めた。本発明はこれに基づいて
なされたものである。
以下に、本発明をさらに詳細に説明するが、本発明の
磁性膜(磁性体薄膜)は、一般には直接又は反射層を介
して非磁性支持体上に形成されて、主として光磁気記録
媒体に供されるが、前記磁性体薄膜と前記非磁性支持体
との間に、前記反射層に代えて、アモルファス希土類・
遷移元素合金薄膜を形成することもできる。
ところで、先に従来技術のところで触れた特開昭59−
228705号公報には、垂直磁気異方性を有する六方晶系窒
化鉄を主体とする磁気記録媒体が記載されているが、そ
こにはNi、Co等を10atomic%以下の範囲で含有させるこ
と、磁性膜中の窒素含有率は20〜32atomic%が好ましい
こと、等が明らかにされている。そして、後者の磁性膜
中の窒素含有量が20〜32atomic%と制限しているのは、
膜全体が窒化鉄(Fe3N及び/又はFe2N)としているから
に他ならない。また、この文献には熱に対する特性やキ
ュリー温度(磁化が消失する温度)についても明記され
ておらず、ただ、膜構造はCo−Cr膜のように膜面に垂直
に結晶粒子が成長した柱状構造が望ましいことの旨は記
述されている。
六方晶系窒化鉄(六方晶系窒化コバルト、六方晶系窒
化ニッケルについても同じ)はその膜が加熱されていく
と200〜300℃にキュリー温度をもつが、キュリー温度以
上に加熱すると膜中から窒素が抜け出してα−Feとなり
垂直磁化膜から水平磁化膜へと移行してゆき、飽和磁化
も2〜3倍と大きくなっていく。例えば、窒化鉄は約29
5℃にキュリー温度(Tc)を示すが、この窒化鉄がキュ
リー温度(Tc)以上に加熱されると、第2図にみられる
ように、飽和磁化は著しく増大する。この飽和磁化の増
大した窒化鉄膜のX線回折を行なうと、MxNのC面であ
る(002)の回折ピークがなくなり、α−Feの回折ピー
クが現われてくる。この状態にある窒化鉄膜は、磁気ヘ
ッドを用いて加熱によらない記録・再生・消去のための
垂直磁気記録媒体には利用可能であっも、レーザー光で
加熱し記録する光磁気記録媒体としては有用であるとは
いえない。
それにも拘らず、本発明磁性膜にそうした不都合がみ
られないのは、特定な膜構造が採用されたため、加熱に
よって膜中から窒素が抜けないか又は抜けにくいことを
示唆している。
かかる現象は強磁性金属(Fe、Co、Ni)の六方晶系窒
化物に各種の元素を加えて飽和磁化を減少させ、より垂
直磁気異方性磁界(Hk)を高めることの検討の上に見出
されたものであり、第3図にモデル化して示したよう
に、膜構造が非磁性支持体3の表面の直上から形成され
た柱状構造(非磁性支持体3から垂直に上方に延びた縦
線はそれら線と線とで挾まれたところが柱状構造を呈し
ていることを意味している)を有し、窒化物〔MxN(2
<x≦3)〕はC軸配向し、更に、前記元素に代えてア
モルファス状非磁性体が採用されることによって、本発
明目的の達成されることが明らかとなった。
第3図において、個々のまちまちの形の粒子1aはいず
れも前記式〔Mx(2<x≦3)〕で表わした窒化物を示
している。結晶子(Crystallite:単結晶の粒子)の大き
さは約50Åであり、柱状構造の柱の径は約150〜300Åく
らいである。基板1とは反対側の頂部は“膜表面”であ
る。そして、個々の窒化物粒子1aの間の空隙にはアモル
ファス状非磁性元素1bが充填されたかたちが採られてい
る。
ここにおいて、個々の窒化物粒子1aはε相窒化物の結
晶であり、C軸配向している。柱状構造内部では、窒化
物の配向結晶は磁気的には密につながっている。なお、
面間隙は、窒化鉄2.19Å、窒化コバルト2.17Å、窒化ニ
ッケル2.14Åである。
実際に、膜断面を数百万倍の倍率でTEM(透過型電子
顕微鏡)で見ると柱状形状は明確に認められるが、粒子
1aの境界(粒界)は図面(第3図)に示したほどには明
確とはなっていない。この理由はε相窒化物中にも非磁
性元素が多少入りこむ為、結晶粒界では必ずしも十分良
好ではないからと思われる。この非磁性元素は例えばC,
O,B,F,H,Si,S,P等特に制限されない。また、Fe、Co、Ni
等強磁性金属元素が、Fe−O等非磁性の結合を有して含
まれていてもかまわない。
この第3図(断面モデル図)にみられるような構造が
採用されることによって、反磁界がキャンセルされやす
くなり、レーザー光の透過性が向上し、成長した個々の
柱の間の界面のために熱は横方向より縦方向に広がりや
すくなって記録領域の面方向への広がりが少なくなり、
さらに高密度な記録が行なえるようになる。
また、本発明に係る磁性膜によれば、前記MxN(2<
x≦3)で表わされる窒化物1aはその周囲がアモルファ
ス状非磁性体1bで覆われた形態を呈しているので、加熱
によって膜中から窒素が抜けることがないか又は殆んど
なく、従って、第4図に示されたごとき飽和磁化に大き
な変化をもたらすようなキュリー温度を示さないが、加
熱によって抗磁力は低下するので、これら現象を利用し
てレーザー光で加熱し、磁界を印加して書込むことがで
きる光磁気記録材料となる。
第5図は窒化鉄の例であり、結晶部分の配向性がより
向上することにより垂直磁気異方性磁界(Hk)がより大
きくなっていることを意味している。
本発明の磁性膜におけるアモルファス部1bは、本発明
磁性膜が光磁気記録媒体として用いられるときは透光性
が必要であるので、金属より非金属元素が好ましい。ま
た、第5図に表わされた磁性膜のようにC軸配向性が向
上すると光は膜面に対し垂直に透過しやすくなる。
垂直磁気異方性磁界(Hk)は、これまでは例えば4KOe
程度が最大値といわれていたが、第3図及び第5図に示
したような膜構造が採用された本発明磁性膜によればそ
の飽和磁化は大幅に減少し、従って、垂直磁気異方性磁
界(Hk)は4KOe以上となり、特にMxN(2<x≦3)の
うちの強磁性金属M(Fe、Co、Ni)成分の割合を多くし
ていけば5KOe以上の値を容易に得ることができる。磁性
膜の膜厚は500Å〜1μmが適当であり、好ましくは100
0Å〜3000Åが好ましい。製膜には各種PVD、CVD法が用
いられるが、特にイオンビームスパッタ法が好ましい。
本発明磁性膜は、上記のような構造が採用されたこと
により、熱的安定性が更に向上しているのが認められ
る。その理由は、必ずしも明らかでないが、 (i)アモルファス状非磁性体の存在の為に結晶成長が
抑えられること、 (ii)高配向性をとった結晶部分は磁歪が小さくなるこ
と、 (iii)結晶部に入り込んだアモルファス部構成元素の
存在によること などが考えられる。
実際に本発明に係る磁性膜を製膜するには、非磁性支
持体上に直接又は反射層を介して形成せしめればよい。
こうした磁性膜の製膜法は前記のとおりであるが、その
際、CO2ガスを用いN2、Arのイオン化ガスの総ガス圧力
を最適化することによって、所望の膜構造を得ることが
できる。
かくして製膜されたアモルファス性非磁性成分を含有
したε相MxN(2<x≦3、M:Fe、Co又はNi)の柱状磁
性膜は、耐熱性が大幅に向上しており、膜は緻密で耐摩
擦特性、耐蝕性が良好で、機械的にも化学的にも安定な
ものとなっている。
非磁性支持体3にはプラスチックフィルム(ポリイミ
ド、ポリアミド、ポリエーテルサルホン等の耐熱性プラ
スチックフィルムやポリエチレンテレフタレート、ポリ
塩化ビニル、三酢酸セルロース、ポリカーボネート、ポ
リメチルメタクリレートなど)、セラミック、金属、ガ
ラスなどが用いられ、その形態としては例えばフィルム
状、テープ状、シート状、ディスク状、カード状、ドラ
ム状などである。
反射層2はAu、Al、Ag、Pt、Cr、Nd、Ge、Rh、Cu、Ti
Nなどの材料を用い、電子ビーム(EB)蒸着法等の各種
蒸着法やイオンプーティング、スパッタリング、PVD
法、CVD法などの薄膜形成法により製膜される。反射層
2の厚さは1μm以下好ましくは0.05〜0.5μmくらい
が適当である。
なお、図示されていないが、磁性膜1の上面又は下面
に誘導体層(SiO2、TiO2、窒化シリコン、窒化アルミニ
ウム、アモルファスSiなどの薄膜)を設けてエンハンス
効果を出すようにしてもよい。
また、表面層(第1図の例では磁性膜であり、図
面されていないが、層構成が透明非磁性支持体上に磁性
膜、反射層を順次形成されたものでは反射層であり、
これらの上面に誘導体層が設けられたものではその
誘導体層である)上には、必要に応じて、保護層が設け
られていてもよい。保護層の材料は一部が前記誘導体層
のものと重複するが、SiN、Y2O3、Al2O3、ZnS、SiO、Si
O2、AlN、Alなどがあげられる。これら誘導体層及び保
護層の厚さは1μm以下好ましくは0.03〜0.5μmくら
いが適当である。
〔実施例〕 次に実施例及び比較例を示すが、本発明磁性膜はこの
実施例に限られるものではない。
実施例1 イオンビームスパッタ装置を用い下記の条件でガラス
(#7059)に厚さ約2000Åの磁性膜(FeとNiとの窒化物
膜)を製膜した。
ターゲット材料 FeNi合金(Fe含有量75原子%) ターゲットと基板との距離 15mm 真空槽の背圧 1×10-6Torr イオン銃電圧 9KV イオン銃電流 2mA イオン化ガス N2(25%)+Ar(75%) 導入ガス CO2 製膜時全ガス圧力 1.5×10-5Torr ターゲットへのイオン入射角 30度 この磁性膜をX線回折法で調べたところ、2θ=42.2
deg付近に強い回折ピークが観察された。ピーク分離に
より窒化鉄と窒化ニッケルの(002)の回折ピークであ
り、それぞれd=2.19、d=2.14であることがわかっ
た。(002)のロッキング曲線から求められたΔθ50
0.78degで高配向膜であった。TEM像も調べたところ、柱
状組織の径は約200Åであり、柱状組織内部には50〜100
Åの粒径のC軸配向したε相窒化物が観察され、その囲
りはアモルファス状の物質が存在していた。
XPSで用いて求めた組成はFe 27.6原子%、N 8.3原子
%、Ni 25.3原子%、O 27.2原子%、C 11.6原子%であ
った。
VSMで調べた磁性特性は抗磁力(Hc)=900 Oe、抗
磁力(Hc )=150 Oe、角型化(Sq)=0.17、角型比
(Sq )=0.06、垂直磁気異方性磁界(Hk)=4.9KOeで
正しく垂直磁化膜であり、波長780nmのレーザー光で測
定したファラデー回転角(OF)は3.6deg/μmであった
(12KOe印加)。500℃まで上記膜を加熱して飽和磁化の
変化を調べたところ、常温で74emu/gであり、加熱と共
に少しづつ低下したが、500℃でも61meu/gであった。な
お、800nmの光の透過率は38%であった。
比較例 製膜時の全ガス圧力を0.8×10-5Torr及び2.2×10-5To
rrとした以外は実施例1とまったく同様にして磁性膜を
作製した。作製した膜には窒化鉄や窒化ニッケルの(00
2)の回折ピーク以外に微小な回折ピーク、例えばFexN
(x=2〜3)の(101)等が見られ、膜の透明性は劣
り、800nmの光の透過率は23%と28%であった。TEM像を
調べたところ、柱状組織は両試料にも見られたが、ε相
窒化物の結晶相が明確には見出されなく、従って、非磁
性アモルファス相との境界は全く不明であった。(00
2)面のΔθ50は1.9degと2.5degと大きかった。
組成はいずれもほぼ同様であったが、全ガス圧力が大
きい程わずかに0(酸素)の量が多くなる傾向であっ
た。VSMで測定した垂直磁気異方性磁界(Hk)は3.6KOe
と3.8KOeとであり、垂直磁化膜ではあるが垂直磁気異方
性は低下していた。θは3.0deg/μmと2.9deg/μmと
であった。
また、前記実施例との明瞭な違いは、いずれの膜も30
0〜350℃の加熱中に窒素が分解してα−Fe膜となり、水
平磁化膜となってしまったことである。常温での飽和磁
化は82emu/gであり、500℃加熱後の飽和磁化は180emu/g
であった。
〔発明の効果〕
本発明の鉄族窒化物磁性膜は垂直磁気異方性磁界(H
k)が大きく、しかも、加熱によって窒素の分解・逸散
もなく、光磁気記録媒体への応用にはすこぶる有利であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は光磁気記録媒体の代表的な一例の断面図であ
る。第2図及び及び第4図はともに飽和磁化と加熱温度
との関連を表わしたグラフである。第3図及び第5図は
基板(非磁性支持体)上に本発明に係る柱状構造の磁性
膜が形成されていることを説明するための図である。 1……磁性層(窒化物層)、2……反射膜 3……非磁性支持体

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非磁性支持体上に形成されるFe、Co及びNi
    から選ばれる金属(M)の少なくとも1種の窒化物〔Mx
    N(2<x≦3)〕を主成分とした膜であって、柱状構
    造を呈しており、かつ、その柱状構造内にはアモルファ
    ス状非磁性体に包囲されたC軸配向の該金属窒化物を有
    していることを特徴とする磁性膜。
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