JP2777321B2 - バーコード読み取り方法及びバーコード読み取り装置 - Google Patents

バーコード読み取り方法及びバーコード読み取り装置

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JP2777321B2
JP2777321B2 JP5229043A JP22904393A JP2777321B2 JP 2777321 B2 JP2777321 B2 JP 2777321B2 JP 5229043 A JP5229043 A JP 5229043A JP 22904393 A JP22904393 A JP 22904393A JP 2777321 B2 JP2777321 B2 JP 2777321B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (目次) 産業上の利用分野 従来の技術(図12,図13) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1〜図3) 作用(図1〜図3) 実施例 ・第1実施例の説明(図4〜図8) ・第2実施例の説明(図9) ・第3実施例の説明(図10,図11) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、POS(Point
Of Sales)等の端末装置に使用されるバーコー
ド読み取り方法及びバーコード読み取り装置に関する。
【0003】
【従来の技術】図12は一般的なバーコード読取装置
(バーコードリーダ)の構成を示すブロック図であり、
この図12において、31は物品等の表面に印刷された
バーコードで、このバーコード31は、通常、複数の黒
色のバー(以下、黒バーという)および白色のバー(以
下、白バーという)を交互に配置してなるもので、各黒
バーおよび各白バーの幅に基づいて所定のデータを表す
ものである。
【0004】32はバーコード31に対してレーザビー
ムL2を照射するとともにバーコード31から反射され
てきたレーザビームL2の反射光R1を受光する光学系
であり、この光学系32は、レーザ発光部33,走査機
構34および光電変換部35から構成されている。ここ
で、レーザ発光部33は、レーザビームL1を発光する
半導体レーザを有して構成されるものである。
【0005】また、走査機構34は、例えばモータによ
り回転駆動されるポリゴンミラーから構成されるもの
で、レーザ発光部33からのレーザビームL1を反射す
ることにより、このレーザビームL1を、レーザビーム
L2としてバーコード31をなす複数の黒バーおよび白
バーへ向けて照射し、バーコード31の黒バー,白バー
と交差する方向に一定の速度で移動・走査させる機能を
有している。
【0006】この走査機構34は、バーコード31から
のレーザビームL2の反射光R1を反射することによ
り、レーザビームL2の走査に伴って移動する反射光R
1を反射光R2として光電変換部35へ入射させる機能
も有している。さらに、光電変換部35は、例えばフォ
トダイオード等の光電変換素子を有して構成されるもの
で、走査機構34を介して受光した反射光R2(光入力
信号)をその光量に応じた電気信号(アナログ値)に変
換して出力するものである。
【0007】36は光電変換部35からの電気信号をデ
ィジタル化するA/D変換部で、このA/D変換部36
は、光電変換部35からの電気信号をディジタル化する
ことにより、バーコード31をなす各黒バーの部分に対
応する黒レベル信号と、バーコード31をなす各白バー
の部分に対応する白レベル信号との二値化信号に変換す
るものである。この二値化信号としては、通常、各白バ
ーの部分からの反射光R2の光量の方が各黒バー部分か
らの反射光R2の光量よりも大きくなるため、白レベル
信号をHighレベルとし黒レベル信号をLowレベル
とした信号が得られる。
【0008】37はクロックジェネレータ38からのク
ロック信号をカウントするバー幅カウンタで、このバー
幅カウンタ37は、A/D変換部36からの二値化信号
の黒レベル信号部分および白レベル信号部分の時間幅、
即ち実際のバーコード31の各黒バーおよび各白バーの
幅に対応する値をクロック信号のカウント値として出力
するものである。
【0009】さらに、39はバー幅カウンタ37からの
バー幅カウント値を格納するメモリ、40はCPUで、
このCPU40は、メモリ39に格納されたバー幅カウ
ント値(各黒バーおよび各白バーの幅に対応する値)に
基づいて、バーコード31のもつ所定データを抽出・復
調するためのものである。このような構成により、レー
ザ発光部33から発光されたレーザビームL1は、走査
機構34によって、レーザビームL2としてバーコード
31の黒バーおよび白バーへ向けて照射され、バーコー
ド31の黒バー,白バーと交差する方向に一定の速度で
移動・走査される。
【0010】走査機構34から射出されたレーザビーム
L2は、バーコード31の部分で散乱・反射され反射光
R1として走査機構34に再入射する。反射光R1は、
レーザビームL2の走査移動に伴って反射角が変化して
移動するが、走査機構34を構成するポリゴンミラーに
て反射されることにより、反射光R2として所定位置に
配置された光電変換部35の光電変換素子へ入射する。
【0011】この光電変換部35により反射光R2はそ
の光量に応じた電気信号に変換され、その電気信号は、
A/D変換部36によりディジタル化され、バーコード
31の各黒バーの部分に対応する黒レベル信号と、バー
コード31の各白バーの部分に対応する白レベル信号と
を有する二値化信号に変換される。A/D変換部36に
おいて二値化信号としてのディジタル信号を得ると、バ
ー幅カウンタ37にてクロックジェネレータ38からの
クロック信号をカウントすることにより、A/D変換部
36からの二値化信号の黒レベル信号部分および白レベ
ル信号部分の時間幅(実際のバーコード31の各黒バー
および各白バーの幅に対応する値)がクロック信号のカ
ウント値として計測され、そのカウント値を、メモリ3
9に一旦格納する。そして、CPU40において、メモ
リ39に格納されたバー幅カウント値に対して所定の復
調処理を施すことにより、バーコード31のもつ所定デ
ータが抽出・復調される。
【0012】また、図13は、上記の光電変換部35か
らの反射光R2の光量に応じた電気信号(アナログ値)
について、二値化信号に変換してメモリ39に格納させ
る過程に着目したバーコード読み取り装置を示す図であ
る。この図13に示すように、従来におけるバーコード
読み取り装置においては、光電変換部35のバーコード
情報検出部41と、A/D変換部36,バー幅カウンタ
37及びクロック38を総括した機能を有する二値化デ
ータ変換部42と、メモリ39としてのFIFO(先入
れ先出し)メモリ43とをそなえて構成されている。
【0013】このような構成により、バーコード31の
バー幅の明暗情報は、まずバーコード情報検出部41に
てアナログ信号で検出され、次にこのアナログ信号を二
値データ変換部42にて二値データに変換し、順次FI
FOメモリ43に蓄積している。ところで、上記のFI
FOメモリ43に蓄積されている二値データには、バー
コード31のバー幅の明暗情報でない、いわゆるゴミデ
ータが大量に含まれている。例えば、バーコード31の
印刷されている紙面の汚れに起因するノイズによって、
バー幅検出信号として出力されるものがある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のバーコード読み取り方法及びバーコード読み
取り装置では、読み取ったバーコード情報に、上記のよ
うなゴミデータが大量に含まれていると、正規のバーコ
ードデータを素早く発見することが困難となり、且つ正
規のバーコードの蓄積効率の低下に伴って、装置の信頼
性の低下を招くという課題がある。
【0015】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、メモリに蓄積されるゴミデータを検出して、
メモリにゴミデータを蓄積しないようにすることにより
バーコードを読み取る処理速度を向上させ、且つ有効な
バーコードデータの蓄積効率の向上を図ったバーコード
読み取り方法及びバーコード読み取り装置を提供するこ
とを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図であり、この図1において、2は明暗情報検出手
段であり、この明暗情報検出手段2は、バーコード1か
らバー幅の明暗情報を検出するものである。また、3は
二値化情報変換手段であり、この二値化情報変換手段3
は明暗情報検出手段2で検出された明暗情報を二値化情
報に変換するものであり、4は二値化情報蓄積手段であ
り、この二値化情報蓄積手段4は、二値化情報変換手段
3にて変換された二値化情報を複数個蓄積し、その二値
化情報を出力する際に最初に蓄積したものから順次出力
するものである。
【0017】5はエラー情報検出手段であり、このエラ
ー情報検出手段5は、二値化情報蓄積手段4に二値化情
報を蓄積するにあたり、この連続する二値化情報につい
て、バーコードの明暗情報が交互でない場合は、これを
エラー情報として検出するものである。また、6は第1
制御手段であり、この第1制御手段6は、エラー情報検
出手段5において、エラー情報が連続して検出された場
合は、当該連続する二値化情報のうちで、最後のものの
みを二値化情報蓄積手段4において蓄積するように制御
するようになっている。
【0018】さらに、この第1制御手段6は、エラー情
報検出手段5において、エラー情報が連続して検出され
た場合は、当該連続する二値化情報のうちで、前回のも
のを消去するようになっている。また、図2も本発明の
原理ブロック図であり、この図2において、バーコード
1,明暗情報検出手段2,二値化情報変換手段3及び二
値化情報蓄積手段4は、図1におけるものと同様の機能
を有するものであるため、説明は省略する。
【0019】ところで、7は計数手段であり、この計数
手段7は、蓄積しようとする二値化情報の大きさを計数
するものである。また、8は第2制御手段であり、この
第2制御手段8は、計数手段7で計数された二値化情報
の大きさが、所定以上の大きさをもつ二値化情報が連続
した場合は、当該連続する二値化情報のうちで、最後の
もののみを二値化情報蓄積手段4において蓄積するよう
に制御するものである。
【0020】さらに、この第2制御手段8は、計数手段
7で計数された二値化情報の大きさが、所定以上の大き
さをもつ二値化情報が連続した場合は、当該連続する二
値化情報のうちで、前回のものを消去するようになって
いる。さらに、図3も本発明の原理ブロック図であり、
この図3において、バーコード1,明暗情報検出手段
2,二値化情報変換手段3及び二値化情報蓄積手段4
は、図1及び図2におけるものと同様の機能を有するも
のであるため、説明は省略する。
【0021】ところで、エラー情報検出手段5は、二値
化情報蓄積手段4に蓄積するにあたり、連続する二値化
情報について、バーコードの明暗情報が交互でない場合
は、これをエラー情報として検出して第3制御手段9に
出力するものである。また、計数手段7は、二値化情報
変換手段3にて変換された二値化情報が入力され、蓄積
しようとする二値化情報の大きさを計数し、その結果を
第3制御手段9に出力するようになっている。
【0022】また、第3制御手段9は、エラー情報検出
手段5において検出されるエラー情報が連続した場合
は、当該連続する二値化情報のうちで、最後のもののみ
を二値化情報蓄積手段4において蓄積するように制御す
るとともに、計数手段7で計数された二値化情報の大き
さが、所定以上の大きさをもつ二値化情報が連続した場
合は、当該連続する二値化情報のうちで、最後のものの
みを二値化情報蓄積手段4において蓄積するように制御
するようになっている。
【0023】さらに、第3制御手段9は、エラー情報検
出手段5において検出されるエラー情報が連続した場合
は、当該連続する二値化情報のうちで、前回のものを消
去するとともに、計数手段7で計数された二値化情報の
大きさが、所定以上の大きさをもつ二値化情報が連続し
た場合は、当該連続する二値化情報のうちで、前回のも
のを消去するように制御するようになっている。
【0024】
【作用】上述の図1に示す本発明のバーコード読み取り
方法及びバーコード読み取り装置では、明暗情報検出手
段2が、バーコード1からバー幅の明暗情報を検出す
る。検出された明暗情報は二値化情報変換手段3におい
て二値化情報に変換される。変換された二値化情報を二
値化情報蓄積手段4にて複数個蓄積してその二値化情報
を出力する際に最初に蓄積されたものから順次出力す
る。
【0025】一方、エラー情報検出手段5では、二値化
情報を蓄積するにあたり、連続する二値化情報につい
て、バーコードの明暗情報が交互でない場合に、これを
エラー情報として検出するとともに、第1制御手段6で
は、このエラー情報が連続して検出された場合は、当該
連続する二値化情報のうちで、最後のデータのみを蓄積
し、それ以外は消去するように制御する。
【0026】また、図2に示す本発明のバーコード読み
取り方法及びバーコード読み取り装置では、明暗情報検
出手段2が、バーコード1からバー幅の明暗情報を検出
する。検出された明暗情報は二値化情報変換手段3にお
いて二値化情報に変換される。変換された二値化情報を
二値化情報蓄積手段4にて複数個蓄積してその二値化情
報を出力する際に最初に蓄積されたものから順次出力す
る。
【0027】一方、計数手段7が、蓄積しようとする二
値化情報の大きさを計数する。そして、第2制御手段8
は、所定値以上の大きさを持つ二値化情報が連続した場
合には、当該連続する二値化情報のうちで、最後の二値
化情報のみを蓄積し、それ以外は消去するように制御す
る。さらに、図3に示す本発明のバーコード読み取り方
法及びバーコード読み取り装置では、明暗情報検出手段
2が、バーコードからバー幅の明暗情報を検出する。検
出された明暗情報は二値化情報変換手段3において二値
化情報に変換される。変換された二値化情報を二値化情
報蓄積手段4にて複数個蓄積してその二値化情報を出力
する際に最初に蓄積されたものから順次出力する。
【0028】一方、エラー情報検出手段5では、二値化
情報を蓄積するにあたり、連続する二値化情報につい
て、バーコードの明暗情報が交互でない場合に、これを
エラー情報として検出する。また、計数手段7では、蓄
積しようとする二値化情報の大きさを計数する。第3制
御手段9では、エラー情報検出手段5でエラー情報が連
続して検出された場合は、当該連続する二値化情報のう
ちで、最後のデータのみを蓄積し、それ以外は消去する
とともに、計数手段7で計数された二値化情報が、所定
値以上の大きさを持つものが連続した場合には、この連
続する二値化情報のうちで、最後の二値化情報のみを蓄
積し、それ以外は消去するように制御する。
【0029】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。 (a)第1実施例の説明 図4は本発明の第1実施例を示すブロック図であり、こ
の図4において、12は明暗情報検出部(手段)であ
り、この明暗情報検出部12は、バーコード11からバ
ー幅の明暗情報を検出するものであって、機能的には、
前述の図11における光電変換部35と同様の機能を有
するものである。
【0030】例えば、この明暗情報検出部12は、バー
コード11から反射されて入力されるレーザ光を、CC
D等により受光して、アナログ信号として出力されるよ
うになっている。ここで、明暗情報検出部12からの検
出信号として出力されるアナログ信号は、バーコード1
1をなす各黒バー及び白バーの部分に対応して、Hレベ
ル信号とLレベル信号として出力されるようになってい
る。
【0031】また、13は二値化データ変換部(二値化
情報変換手段)であり、この二値化データ変換部13
は、明暗情報検出部12から入力されるアナログ信号に
ついて、A/D変換を行なうことによりバーコード31
をなす各黒バー及び白バーの部分を生成するものであっ
て、機能的には、前述の図11におけるA/D変換部3
6,バー幅カウンタ37及びクロック38の機能を有す
るものである。
【0032】即ち、アナログ信号を微分及び遅延させる
ことにより、パルス信号として検出される、Lレベル信
号とHレベル信号との間の変化点をエッジ信号とし、こ
のエッジ信号間の間隔をカウントすることにより、各黒
バー及び白バーの部分の幅を示す信号を生成できるよう
になっているのである。さらに、14はFIFOメモリ
(二値化情報蓄積手段)であり、このFIFOメモリ1
4は、二値化データ変換部13にて変換されたデータ、
即ちバー幅カウント値を複数個蓄積し、このバー幅カウ
ント値を出力する際に最初に蓄積したものから順次出力
することができるものであって、機能的には、前述の図
11におけるメモリ39と同様の機能を有するものであ
る。
【0033】また、15はウェーブ・エラー検出回路
(エラー情報検出手段)であり、このウェーブ・エラー
検出回路15は、FIFOメモリ14にバー幅情報を蓄
積するにあたり、連続するバー幅情報について、バーコ
ード11の明暗情報が交互でない場合は、これをウェー
ブ・エラー(WAVE・ERROR)として検出するも
のである。
【0034】具体的には、バーコード11が、例えば図
7(a)のようなものである場合には、明暗情報検出部
12からウェーブ・エラー検出回路15に対して出力さ
れるアナログ信号は、図7(b)のようなものである。
このアナログ信号について、微分処理及び遅延処理を施
すことにより検出される黒エッジ信号及び白エッジ信号
は、それぞれ、図7(c)及び図7(d)に示すものと
なる。
【0035】ここで、ウェーブ・エラーとは、例えば図
7(b)におけるアナログ信号に、点(X1)に示すよ
うなノイズ成分が含まれている場合は、図7(c)にお
ける(X2)に示すように、ノイズ成分もエッジ信号と
して検出され、黒エッジ信号及び白エッジ信号が交互に
出力されない現象をいう。なお、上記ウェーブ・エラー
検出回路15においてウェーブ・エラーが検出された場
合は、エラービットとしてHレベル信号が、後述する二
値化データ判定部16に出力されるようになっている。
【0036】二値化データ判定部(第1制御手段)16
は、ウェーブ・エラー検出回路15において、エラービ
ットとしてのHレベル信号が連続して検出された場合
は、当該連続するエラービットに対応するバー幅カウン
ト値情報のうちで、最後のもののみをFIFOメモリ1
4において蓄積し、前回のものを消去するように制御す
るものである。
【0037】ところで、上記二値化データ判定部16及
びFIFOメモリ14は、図5に示すような構成を有し
ている。即ち、FIFOメモリ14は、複数のバッファ
57−1,57−2,57−3,・・と、これらのバッ
ファ57−i(i=1,2,3,・・)毎に設けられた
制御回路60−iと、OR回路63とをそなえて構成さ
れるとともに、二値化データ判定部16は、NOT回路
51,52,54と、JKフリップフロップ53,55
と、AND回路56とをそなえて構成されている。
【0038】ここで、FIFOメモリ14におけるバッ
ファ57−iは、相互に複数段接続されるとともに、そ
れぞれ、後述する制御回路60−iからの制御信号SF
T0,SFT1,SFT2,・・が「H」のときに1つ
ずつ二値化データが蓄積(ラッチ)されるようになって
いる。さらに、制御回路60−iについても複数段に接
続されるとともに、制御回路60−iは対応するバッフ
ァ57−iに接続されている。また、これら制御回路6
0−iは、詳細には、図6に示すようになっている。
【0039】この図6において示すように、例えば、制
御回路60−2は、フリップフロップ64,65と、N
AND回路66と、NOT回路67とをそなえて構成さ
れているが、他の制御回路60−1,60−3,・・に
ついても、同様の構成を有している。ここで、例えば制
御回路60−2におけるフリップフロップ64は、バッ
ファ57−2に蓄積されているデータが空になると、制
御回路60−1に対して、シフトアウト信号D(Hレベ
ル信号)を出力することにより、すぐに新しい二値化デ
ータがバッファ57−1より入力されるようになってい
る。
【0040】なお、シフトアウト信号Dは、Lレベル信
号である時は、次段のバッファからのデータをシフトさ
せない旨の信号(INRDY信号)となっている。ま
た、制御回路60−1よりフリップフロップ63に入力
される出力レディ信号Aは、バッファ57−1からバッ
ファ57−2に対して、二値化データがシフトしたか否
かを示すものである。
【0041】また、フリップフロップ65は、制御回路
60−3から、データ出力命令信号Bを受けた場合は、
バッファ57−2に蓄積されているデータをバッファ5
7−3に出力する旨の要求がされ、バッファ57−2に
蓄積されている二値化データはバッファ57−3に出力
されるとともに、この出力されたデータはデータレディ
信号Cにより消去されるようになっている。
【0042】これにより、FIFOメモリ14は、次段
のバッファがデータをラッチしているかどうかを前段の
バッファ制御回路が検出し、もし次段のバッファがデー
タをラッチしていない場合には、データを次段へシフト
させるとともに、もし次段のバッファがデータをラッチ
している場合には、データをシフトさせずに確保してお
くようになっている。
【0043】なお、他の制御回路についても、上記した
ものと同様の動作を行なうようになっている。また、図
5における二値化データ判定部16において、フリップ
フロップ53及びフリップフロップ54は、ウェーブ・
エラー検出回路15からのエラービットを入力するよう
になっているが、特に、ウェーブ・エラーが連続した場
合は、AND回路56を介して、バッファ57−2に蓄
積されている二値化データを消去する旨の制御信号を出
力するようになっている。
【0044】即ち、AND回路56は、ウェーブ・エラ
ーが連続した場合には、フリップフロップ53,フリッ
プフロップ54の双方からHレベル信号が入力されて、
FIFOメモリ14におけるOR回路63に対して、H
レベル信号が出力されるようになっている。従って、制
御回路60−2にはデータ出力信号Bが入力されて、デ
ータレディ信号Cがバッファ57−2に入力されて、こ
のバッファ57−2では蓄積されている二値化データが
消去されるのである。
【0045】なお、上記の連続するエラービットに該当
する二値化データは、バッファ57−1及びバッファ5
7−2に蓄積されているものである。この2つの二値化
データのうちで、前回のものであるバッファ58に蓄積
されているデータを消去して、最後のもののみが蓄積さ
れるようになっている。上述の構成により、本発明の第
1実施例におけるバーコード読み取り装置は、以下に示
すように動作する。
【0046】即ち、例えばバーコード11が図7(a)
のようなものである場合には、明暗情報検出部12で
は、このバーコード信号を図7(b)に示すようなアナ
ログ信号に変換し、このアナログ信号は、ウェーブ・エ
ラー検出回路15に入力される。また、二値化データ変
換部13では、このアナログ信号について、微分処理及
び遅延処理を施すことにより、図7(c)に示すような
黒エッジ信号と、図7(d)に示す白エッジ信号が生成
される。さらに、それぞれのエッジ信号の間隔を、内蔵
するクロック及びカウンタによりカウントすることによ
り、図7(e)に示すようなバー幅カウント値情報が生
成される。
【0047】また、明暗情報検出部12から出力される
アナログ信号に、例えば図7(a)における点(X1)
に示すようなノイズが発生している場合は、図7(c)
における点(X2)のようなエッジ信号も立ち上がるこ
とがある。ウェーブ・エラー検出回路15では、これを
ウェーブ・エラーとして検出し、図7(f)に示すよう
に、エラービットとしてHレベル信号を出力する。
【0048】次に、このウェーブ・エラー検出回路15
から出力されるエラービットが、連続して出力された場
合についての、FIFOメモリ14及び二値化データ判
定部16の動作を、図8を用いて説明する。即ち、この
図8に示すように、FIFOメモリ14には、例えば、
「30」,「10」,「10」,・・,「70」,「4
0」,「20」,「30」のバー幅カウント値を有する
二値化データが入力されているが、このうち、バー幅カ
ウント値が「20」のもの(Y1)と、バー幅カウント
値が「30」のもの(Y2)は、エラービットが発生し
ている。
【0049】この場合においては、二値化データ判定部
16からの制御信号を受けて、FIFOメモリ14で
は、前回入力された二値化データY2を消去して、二値
化データY1をシフトさせ、二値化データY2の次に入
力されたバー幅カウント値が「10」のものが蓄積され
ている。これにより、エラービットの連続した二値化デ
ータを消去する前は、「30」,「10」,「10」,
・・,「70」,「40」,「20」,「30」のバー
幅カウント値を有する二値化データが入力されている
が、エラービットの連続した二値化データ「20」の消
去後は、同位置に、「30」,「10」,「10」,・
・,「70」,「40」,「30」,「10」のバー幅
カウント値を有する二値化データが入力されている。
【0050】このように、本発明の第1実施例によれ
ば、ウェーブ・エラー検出回路15が、FIFOメモリ
14にバー幅情報を蓄積するにあたり、連続するバー幅
情報について、バーコード11の明暗情報が交互でない
場合は、これをウェーブ・エラーとして検出するととも
に、二値化データ判定部16が、ウェーブ・エラーが連
続して検出された場合は、当該ウェーブエラーに対応す
るバー幅カウント値情報のうちで、最後のもののみをF
IFOメモリ14において蓄積し、前回のものを消去す
るように制御することにより、バーコードの読み取り領
域内において、特にバーコード内のノイズを消去できる
ので、バーコードを読み取る処理速度を向上させ、且つ
有効なバーコードデータの蓄積効率の向上を図ることが
できる利点がある。
【0051】(b)第2実施例の説明 次に、本発明の第2実施例について説明する。図9は本
発明の第2実施例を示すブロック図であるが、この図9
に示すものにおいては、図4において示した第1実施例
におけるものに比して、ウェーブ・エラー検出回路15
及び二値化データ判定部16の代わりに、計数部(手
段)17及びオーバフロー判定部(第2制御手段)18
をそなえている点が異なり、その他、第1実施例におけ
るものと同様の、明暗情報検出部12,二値化データ変
換部13及びFIFOメモリ14をそなえている。
【0052】即ち、計数部17は、FIFOメモリ14
に蓄積しようとする二値化情報の大きさを計数して、所
定値以上の大きさを持つものである場合は、その二値化
情報がオーバフロー値を持つものであるため、その旨の
通知をエラービットとしてオーバフロー判定部18に出
力するようになっている。また、オーバフロー判定部1
8は、計数部17からの二値化情報の大きさに関する情
報を受けて、所定値以上の大きさを持つ二値化情報が連
続した場合には、当該連続する二値化情報のうちで、最
後の二値化情報のみをFIFOメモリ14に蓄積し、そ
れ以外は消去するように制御するものである。
【0053】これにより、バーコードの読み取り領域外
において、明暗情報検出部12からのアナログ信号に含
まれるノイズをバーコード読み取り情報としてFIFO
メモリ14に蓄積しないようになっているのである。ま
た、このオーバーフロー判定部18及びFIFOメモリ
14は、詳細には、図5及び図6に示した、第1実施例
における二値化データ判定部16及びFIFOメモリ1
4と同様の回路構成を有するものである。
【0054】上述の構成により、本発明の第2実施例に
かかるバーコード読み取り装置は、以下に示すように動
作する。即ち、明暗情報検出部12では、第1実施例に
おけるものと同様に、バーコード信号をアナログ信号に
変換し、二値化データ変換部13についても第1実施例
におけるものと同様に、上記明暗情報検出部12からの
アナログ信号を受けて、黒エッジ信号及び白エッジ信号
を生成し、これらのエッジ信号を用いることにより、バ
ー幅カウント値情報が生成される。
【0055】そして、計数部17では、上記二値化デー
タ変換部13からのバー幅カウント値情報を用いて、F
IFOメモリ14に蓄積しようとする二値化情報の大き
さを計数し、所定値以上の大きさである場合は、オーバ
ーフロー値の二値化情報であるため、エラービットを出
力する。さらに、オーバフロー判定部18では、計数部
17にて計数された二値化情報の大きさについて、所定
値以上の大きさを持つ二値化情報が連続した場合には、
当該連続する二値化情報のうちで、最後の二値化情報の
みをFIFOメモリ14に蓄積し、それ以外は消去する
ように制御する。
【0056】このように、本発明の第2実施例によれ
ば、バーコードの読み取り領域外において、明暗情報検
出部12からのアナログ信号に含まれるノイズ(特にバ
ーコード前後のノイズ)を消去できるので、バーコード
を読み取る処理速度を向上させ、且つ有効なバーコード
データの蓄積効率の向上を図ることができる利点があ
る。
【0057】(c)第3実施例の説明 図10は本発明の第3実施例を示すブロック図である
が、この図10に示すものにおいては、図4,図9にお
いて示した第1実施例,第2実施例におけるものに比し
て、ウェーブ・エラー検出回路15と計数部17とを同
時に用い、二値化データ判定部16及びオーバフロー判
定部18の双方の機能を有する二値化データ判定部19
をそなえている点が異なるが、その他の明暗情報検出部
12,二値化データ変換部13及びFIFOメモリ14
は、第1実施例あるいは第2実施例におけるものと同様
である。
【0058】即ち、本実施例にかかるものにおいては、
上記したように、第1実施例におけるものと同様の機能
を有するウェーブ・エラー検出回路15と、第2実施例
におけるものと同様の機能を有する計数部17とをそな
えている。さらに、二値化データ判定部19は、ウェー
ブ・エラー検出回路15において、エラービットとして
のHレベル信号が連続して検出された場合は、当該連続
するエラービットに対応するバー幅カウント値情報のう
ちで、最後のもののみをFIFOメモリ14において蓄
積し、前回のものを消去するように制御するとともに、
計数部17からの二値化情報の大きさに関する情報を受
けて、所定値以上の大きさを持つ二値化情報が連続した
場合には、当該連続する二値化情報のうちで、最後の二
値化情報のみをFIFOメモリ14に蓄積し、それ以外
は消去するように制御するものである。
【0059】また、上記のFIFOメモリ14及び二値
化データ判定部19は、詳細には、図11に示すような
回路構成を有している。即ち、この図11において、F
IFOメモリ14は、図5におけるものと同様の、バッ
ファ57−iと、これらのバッファ57−i毎に設けら
れた制御回路60−iと、OR回路63とをそなえて構
成されている。
【0060】また、二値化データ判定部19は、NOT
回路51,52,54,71,72,74と、JKフリ
ップフロップ53,55,73,75と、AND回路5
6,76とをそなえている。また、NOT回路71,7
2,74と、JKフリップフロップ73,75と、AN
D回路76とは、計数部17からの二値化情報の大きさ
に関する情報を受けて、所定値(オーバフロー値)以上
の大きさを持つ二値化情報が連続した場合には、当該連
続する二値化情報のうちで、最後の二値化情報のみをF
IFOメモリ14に蓄積し、それ以外は消去するように
制御するようになっている。
【0061】即ち、フリップフロップ73及びフリップ
フロップ75は、計数部17からのエラービットを入力
するようになっているが、特に、オーバフロー値以上の
大きさを有する二値化情報が連続した場合は、AND回
路76を介して、バッファ58に蓄積されている二値化
データを消去する旨の制御信号を出力するようになって
いる。
【0062】即ち、AND回路76は、オーバフロー値
以上の大きさを有する二値化情報が連続した場合には、
フリップフロップ73,フリップフロップ75の双方か
らHレベル信号が入力されると、FIFOメモリ14に
おけるOR回路63に対して、Hレベル信号が出力され
るようになっている。従って、制御回路61にはデータ
出力信号Bが入力されて、データレディ信号Cがバッフ
ァ58に入力されて、このバッファ58では蓄積されて
いる二値化データが消去されるのである。
【0063】なお、上記の連続するエラービットに該当
する二値化データは、バッファ57及びバッファ58に
蓄積されている。この2つの二値化データのうちで、前
回のものであるバッファ58に蓄積されているデータを
消去して、最後のもののみが蓄積されるようになってい
る。なお、NOT回路51,52,54と、JKフリッ
プフロップ53,55と、AND回路56とは、前述の
第1実施例におけるものと同様の機能を有しており、ウ
ェーブ・エラーを示すエラービットがが連続して入力さ
れた場合は、FIFOメモリ14におけるOR回路63
に対して、制御信号(Res Buffer)が出力さ
れ、バッファ58にて蓄積されている二値化データが消
去されるようになっている。
【0064】上述の構成により、本発明の第3実施例に
かかるバーコード読み取り装置によれば、以下に示すよ
うに動作する。即ち、明暗情報検出部12では、第1実
施例あるいは第2実施例におけるものと同様に、バーコ
ード信号をアナログ信号に変換し、二値化データ変換部
13についても第1実施例におけるものと同様に、上記
明暗情報検出部12からのアナログ信号を受けて、黒エ
ッジ信号及び白エッジ信号を生成し、これらのエッジ信
号を用いることにより、バー幅カウント値情報が生成さ
れる。
【0065】また、ウェーブ・エラー検出回路15で
は、第1実施例におけるものと同様、FIFOメモリ1
4にバー幅情報を蓄積するにあたり、連続するバー幅情
報について、バーコード11の明暗情報が交互でない場
合は、これをウェーブ・エラーとして検出し、エラービ
ットを二値化データ判定部19に出力する。そして、計
数部17では、上記二値化データ変換部13からのバー
幅カウント値情報を用いて、FIFOメモリ14に蓄積
しようとする二値化情報の大きさを計数し、所定値以上
の大きさである場合は、オーバーフロー値の二値化情報
であるため、エラービットを二値化データ判定部19に
出力する。
【0066】さらに、二値化データ判定部19では、ウ
ェーブ・エラー検出回路15からのエラービットを受け
て、ウェーブ・エラーが連続した場合は、AND回路5
6を介して、バッファ58に蓄積されている二値化デー
タを消去する旨の制御信号を出力するとともに、計数部
17にて計数された二値化情報の大きさについて、所定
値以上の大きさを持つ二値化情報が連続した場合には、
当該連続する二値化情報のうちで、バッファ58に蓄積
されているデータを消去する旨の制御信号を出力する。
【0067】その後、FIFOメモリ14において、バ
ッファ58に蓄積されているデータが消去されると、バ
ッファ57に蓄積されているデータが、バッファ58に
シフトされる。このように、本発明の第3実施例によれ
ば、明暗情報検出部12と二値化データ変換部13とF
IFOメモリ14とをそなえ、ウェーブ・エラー検出回
路15と計数部17とを併用し、二値化データ判定部1
9をそなえているので、バーコードの読み取り領域内及
び読み取り領域外の双方において発生するノイズを消去
できるので、バーコードを読み取る処理速度を向上さ
せ、且つ有効なバーコードデータの蓄積効率の向上させ
ることができるとともに、メモリ使用容量を少なくする
ことができるので、メモリのコストを低減させることが
できる利点がある。
【0068】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のバーコー
ド読み取り方法及びバーコード読み取り装置によれば、
以下に示すような作用効果ないし利点がある。 (1)バーコードの読み取り領域内において、バーコー
ド内のノイズを消去できるので、バーコードを読み取る
処理速度を向上させ、且つ有効なバーコードデータの蓄
積効率の向上を図ることができる利点がある。
【0069】(2)バーコードの読み取り領域外におい
て、検出されたバー幅の明暗情報としてのアナログ信号
に含まれるノイズを消去できるので、バーコードを読み
取る処理速度を向上させ、且つ有効なバーコードデータ
の蓄積効率を向上させることができる利点がある。 (3)バーコードの読み取り領域内及び読み取り領域外
の双方において発生するノイズを総合的に消去できるの
で、バーコードを読み取る処理速度を向上させ、且つ有
効なバーコードデータの蓄積効率の向上させることがで
きるとともに、メモリ使用容量を少なくすることができ
るので、メモリのコストを低減させることができる利点
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の原理ブロック図である。
【図3】本発明の原理ブロック図である。
【図4】本発明の第1実施例を示す図である。
【図5】本発明の第1実施例の要部を示す図である。
【図6】本発明の第1実施例の要部を示す図である。
【図7】本発明の第1実施例の動作を説明する図であ
る。
【図8】本発明の第1実施例の動作を説明する図であ
る。
【図9】本発明の第2実施例を示す図である。
【図10】本発明の第3実施例を示す図である。
【図11】本発明の第3実施例の要部を示す図である。
【図12】一般的なバーコード読取装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図13】従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,11 バーコード 2 明暗情報検出手段 3 二値化情報変換手段 4 二値化情報蓄積手段 5 エラー情報検出手段 6 第1制御手段 7 計数手段 8 第2制御手段 9 第3制御手段 12 明暗情報検出部(明暗情報検出手段) 13 二値化データ変換部(二値化情報変換手段) 14 FIFOメモリ(二値化情報蓄積手段) 15 ウェーブ・エラー検出回路(エラー情報検出手
段) 16 二値化データ判定部(第1制御手段) 17 計数部(計数手段) 18 オーバフロー判定部(第2制御手段) 19 二値化データ判定部(第3制御手段) 51,52,54,71,72,74 NOT回路 53,55,73,75 フリップフロップ 56,76 AND回路 57−i バッファ 60−i 制御回路 63 OR回路 64,65 フリップフロップ 66 NAND回路 67 NOT回路

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーコードからバー幅の明暗情報を検出
    し、検出された明暗情報を二値化情報に変換し、変換さ
    れた二値化情報を複数個蓄積してその二値化情報を出力
    する際に最初に蓄積されたものから順次出力する一方、 二値化情報を蓄積するにあたり、連続する二値化情報に
    ついて、バーコードの明暗情報が交互でない場合に、こ
    れをエラー情報として検出するとともに、このエラー情
    報が連続して検出された場合は、当該連続する二値化情
    報のうちで、最後のデータのみを蓄積し、それ以外は消
    去するように制御することを特徴とする、バーコード読
    み取り方法。
  2. 【請求項2】 バーコード(1)からバー幅の明暗情報
    を検出する明暗情報検出手段(2)と、 該明暗情報検出手段(2)で検出された明暗情報を二値
    化情報に変換する二値化情報変換手段(3)と、 該二値化情報変換手段(3)にて変換された二値化情報
    を複数個蓄積し、該二値化情報を出力する際に最初に蓄
    積したものから順次出力する二値化情報蓄積手段(4)
    と、 該二値化情報蓄積手段(4)に蓄積するにあたり、連続
    する二値化情報について、バーコード(1)の明暗情報
    が交互でない場合は、これをエラー情報として検出する
    エラー情報検出手段(5)と、 該エラー情報検出手段(5)において、該エラー情報が
    連続して検出された場合は、当該連続する二値化情報の
    うちで、最後のもののみを該二値化情報蓄積手段(4)
    において蓄積するように制御する第1制御手段(6)と
    をそなえて構成されたことを特徴とする、バーコード読
    み取り装置。
  3. 【請求項3】 該第1制御手段(6)が、該エラー情報
    検出手段(5)において、該エラー情報が連続して検出
    された場合は、当該連続する二値化情報のうちで、前回
    のものを消去することを特徴とする、請求項2記載のバ
    ーコード読み取り装置。
  4. 【請求項4】 バーコードからバー幅の明暗情報を検出
    し、検出された明暗情報を二値化情報に変換し、変換さ
    れた二値化情報を複数個蓄積してその二値化情報を出力
    する際に最初に蓄積されたものから順次出力する一方、 蓄積しようとする二値化情報の大きさを計数して、所定
    値以上の大きさを持つ二値化情報が連続した場合には、
    当該連続する二値化情報のうちで、最後の二値化情報の
    みを蓄積し、それ以外は消去するように制御することを
    特徴とする、バーコード読み取り方法。
  5. 【請求項5】 バーコード(1)からバー幅の明暗情報
    を検出する明暗情報検出手段(2)と、 該明暗情報検出手段(2)で検出された明暗情報を二値
    化情報に変換する二値化情報変換手段(3)と、 該二値化情報変換手段(3)にて変換された二値化情報
    を複数個蓄積し、該二値化情報を出力する際に最初に蓄
    積したものから順次出力する二値化情報蓄積手段(4)
    と、 蓄積しようとする二値化情報の大きさを計数する計数手
    段(7)と、 該計数手段(7)で計数された二値化情報の大きさが、
    所定以上の大きさをもつ二値化情報が連続した場合は、
    当該連続する二値化情報のうちで、最後のもののみを該
    二値化情報蓄積手段(4)において蓄積するように制御
    する第2制御手段(8)とをそなえて構成されたことを
    特徴とする、バーコード読み取り装置。
  6. 【請求項6】 該第2制御手段(8)が、該計数手段
    (7)で計数された二値化情報の大きさが、所定以上の
    大きさをもつ二値化情報が連続した場合は、当該連続す
    る二値化情報のうちで、前回のものを消去することを特
    徴とする、請求項5記載のバーコード読み取り装置。
  7. 【請求項7】 バーコードからバー幅の明暗情報を検出
    し、検出された明暗情報を二値化情報に変換し、変換さ
    れた二値化情報を複数個蓄積してその二値化情報を出力
    する際に最初に蓄積されたものから順次出力する一方、 二値化情報を蓄積するにあたり、連続する二値化情報に
    ついて、バーコードの明暗情報が交互でない場合に、こ
    れをエラー情報として検出し、このエラー情報1連続し
    て検出された場合は、当該連続する二値化情報のうち
    で、最後のデータのみを蓄積し、それ以外は消去すると
    ともに、蓄積しようとする二値化情報の大きさを計数し
    て、所定値以上の大きさを持つ二値化情報が連続した場
    合には、この連続する二値化情報のうちで、最後の二値
    化情報のみを蓄積し、それ以外は消去するように制御す
    ることを特徴とする、バーコード読み取り方法。
  8. 【請求項8】 バーコード(1)からバー幅の明暗情報
    を検出する明暗情報検出手段(2)と、 該明暗情報検出手段(2)で検出された明暗情報を二値
    化情報に変換する二値化情報変換手段(3)と、 該二値化情報変換手段(3)にて変換された二値化情報
    を複数個蓄積し、該二値化情報を出力する際に最初に蓄
    積したものから順次出力する二値化情報蓄積手段(4)
    と、 該二値化情報蓄積手段(4)に蓄積するにあたり、連続
    する二値化情報について、バーコード(1)の明暗情報
    が交互でない場合は、これをエラー情報として検出する
    エラー情報検出手段(5)と、 蓄積しようとする二値化情報の大きさを計数する計数手
    段(7)と、 該エラー情報検出手段(5)において、該エラー情報が
    連続して検出された場合は、当該連続する二値化情報の
    うちで、最後のもののみを該二値化情報蓄積手段(4)
    において蓄積するように制御するとともに、該計数手段
    (7)で計数された二値化情報の大きさが、所定以上の
    大きさをもつ二値化情報が連続した場合は、当該連続す
    る二値化情報のうちで、最後のもののみを該二値化情報
    蓄積手段(4)において蓄積するように制御する第3制
    御手段(9)とをそなえて構成されたことを特徴とす
    る、バーコード読み取り装置。
  9. 【請求項9】 該第3制御手段(9)が、該エラー情報
    検出手段(5)において、該エラー情報が連続して検出
    された場合は、当該連続する二値化情報のうちで、前回
    のものを消去するとともに、該計数手段(7)で計数さ
    れた二値化情報の大きさが、所定以上の大きさをもつ二
    値化情報が連続した場合は、当該連続する二値化情報の
    うちで、前回のものを消去するように制御することを特
    徴とする、請求項8記載のバーコード読み取り装置。
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