JP2777312B2 - タラップ装置及び足場台装置 - Google Patents
タラップ装置及び足場台装置Info
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- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 claims description 10
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 description 1
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、タラップ装置及び足
場台装置に関し、特に、ガイドレールに着脱自在に設け
ることにより、保守作業時の作業足場を安定に確保する
ことに関する。
場台装置に関し、特に、ガイドレールに着脱自在に設け
ることにより、保守作業時の作業足場を安定に確保する
ことに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の作業方法
としては、図7及び図8の構成がある。すなわち、図7
において、4はガイドレール、11はエレベータの乗か
ご、12は乗かご11の昇降路頂部、14は機器、16
は脚立である。また、図8において、13はピット、1
5は釣合錘、17は梯子である。
としては、図7及び図8の構成がある。すなわち、図7
において、4はガイドレール、11はエレベータの乗か
ご、12は乗かご11の昇降路頂部、14は機器、16
は脚立である。また、図8において、13はピット、1
5は釣合錘、17は梯子である。
【0003】従って、保守作業にあっては、例えば、図
7の場合、乗かご15の上部に脚立16を立掛け、保守
員は、立掛け上で足元の安定を保ちながら頂部機器を点
検する。また、ピット13では、図8のように、釣合錘
15の上部作業では梯子17を乗場から掛渡して、梯子
17上で体勢を保ちながら行われる。さらに、この種の
作業に係る技術にあって、例えば、特開平4−32479号
公報に開示された方法も存在する。この場合は掛け渡し
た梯子上に作業用の踏台を固定している。
7の場合、乗かご15の上部に脚立16を立掛け、保守
員は、立掛け上で足元の安定を保ちながら頂部機器を点
検する。また、ピット13では、図8のように、釣合錘
15の上部作業では梯子17を乗場から掛渡して、梯子
17上で体勢を保ちながら行われる。さらに、この種の
作業に係る技術にあって、例えば、特開平4−32479号
公報に開示された方法も存在する。この場合は掛け渡し
た梯子上に作業用の踏台を固定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法は、以上の
ように構成されているため、次のような課題が存在して
いた。すなわち、脚立や、梯子を立掛けたり、掛渡しに
するものであって、脚立や梯子の搬入と作業場に合わせ
て本体を固定しておく必要があり、また、そのための作
業はわずらわしく、特に時として梯子から滑り落ちたり
脚立が傾いたりして危険な場面もあった。そのため、脚
立の足元が不安定になったり、移動したりすることがあ
り、梯子では足掛けから踏み外したり、梯子の上部が作
業中に移動したりすることがあり、いずれにおいても、
しっかりと保守する必要が生じていた。しかも、作業者
は高所作業に対応した足元の足場の確保が望まれてい
た。また、作業においても、機器物に充分、手先のとど
く位置を保つことが望まれていた。
ように構成されているため、次のような課題が存在して
いた。すなわち、脚立や、梯子を立掛けたり、掛渡しに
するものであって、脚立や梯子の搬入と作業場に合わせ
て本体を固定しておく必要があり、また、そのための作
業はわずらわしく、特に時として梯子から滑り落ちたり
脚立が傾いたりして危険な場面もあった。そのため、脚
立の足元が不安定になったり、移動したりすることがあ
り、梯子では足掛けから踏み外したり、梯子の上部が作
業中に移動したりすることがあり、いずれにおいても、
しっかりと保守する必要が生じていた。しかも、作業者
は高所作業に対応した足元の足場の確保が望まれてい
た。また、作業においても、機器物に充分、手先のとど
く位置を保つことが望まれていた。
【0005】この発明は以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、ガイドレールに着脱自在に
設けることにより、保守作業時の作業足場を安定に確保
するようにしたタラップ装置及び足場台装置を提供する
ことを目的とする。
めになされたもので、特に、ガイドレールに着脱自在に
設けることにより、保守作業時の作業足場を安定に確保
するようにしたタラップ装置及び足場台装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明による請求項1
記載のタラップ装置は、全体形状がL字型をなすブラケ
ットに固定されコ字型をなす足掛け部と、前記ブラケッ
トの両端に着脱自在に設けられた一対のレールクリップ
とを備え、前記ブラケットは前記レールクリップにより
ガイドレールに着脱自在とした構成である。
記載のタラップ装置は、全体形状がL字型をなすブラケ
ットに固定されコ字型をなす足掛け部と、前記ブラケッ
トの両端に着脱自在に設けられた一対のレールクリップ
とを備え、前記ブラケットは前記レールクリップにより
ガイドレールに着脱自在とした構成である。
【0007】この発明による請求項2記載の足場台装置
は、一対の垂杆により互いに離間して固定された上ブラ
ケット及び下ブラケットと、前記下ブラケットに開閉自
在に軸支された足場台と、前記上ブラケットに着脱自在
に設けられた一対のレールクリップと、前記上ブラケッ
トと前記足場台とを連結するための一対の連結部材と、
前記各連結部材を結合するための固定棒と、前記足場台
に形成され前記固定棒と係合するための一対の係合凹部
とを備え、前記上ブラケットは前記レールクリップによ
りガイドレールに着脱自在とした構成である。
は、一対の垂杆により互いに離間して固定された上ブラ
ケット及び下ブラケットと、前記下ブラケットに開閉自
在に軸支された足場台と、前記上ブラケットに着脱自在
に設けられた一対のレールクリップと、前記上ブラケッ
トと前記足場台とを連結するための一対の連結部材と、
前記各連結部材を結合するための固定棒と、前記足場台
に形成され前記固定棒と係合するための一対の係合凹部
とを備え、前記上ブラケットは前記レールクリップによ
りガイドレールに着脱自在とした構成である。
【0008】
【作用】この発明による請求項1記載のタラップ装置に
おいては、足掛け部を有するブラケットをレールクリッ
プを介してガイドレールに固定することにより、ガイド
レールには、複数のタラップ装置を設けることができ
る。また、この発明による請求項2記載の足場台装置に
おいては、開閉自在に軸支された足場台を有する上ブラ
ケットをレールクリップを介してガイドレールに固定す
ることにより、ガイドレールには、足場台装置を設ける
ことができ、前述のタラップ装置と組合わせることによ
って、ガイドレール上に複数のタラップ装置と足場台装
置を連続して形成することができ、極めて安定したタラ
ップと足場台を得ることにより安全な作業を行うことが
できる。
おいては、足掛け部を有するブラケットをレールクリッ
プを介してガイドレールに固定することにより、ガイド
レールには、複数のタラップ装置を設けることができ
る。また、この発明による請求項2記載の足場台装置に
おいては、開閉自在に軸支された足場台を有する上ブラ
ケットをレールクリップを介してガイドレールに固定す
ることにより、ガイドレールには、足場台装置を設ける
ことができ、前述のタラップ装置と組合わせることによ
って、ガイドレール上に複数のタラップ装置と足場台装
置を連続して形成することができ、極めて安定したタラ
ップと足場台を得ることにより安全な作業を行うことが
できる。
【0009】
【実施例】以下、図面と共にこの発明によるタラップ装
置及び足場台装置の好適な実施例について詳細に説明す
る。なお、従来例と同一又は同等部分には同一符号を付
して説明する。 実施例1.図1、図2及び図5において、1はガイドレ
ールに着脱自在に設けられたタラップ装置、5は前記タ
ラップ装置1の上方でガイドレール4に着脱自在に設け
られた足場台装置である。2はコ字型をなす足掛け部1
aを有するL字型のブラケット、1bは根元部、1cは
溶接部、3は段部3aを有する一対のレールクリップ、
3a,3bはこのレールクリップ3をブラケット2の穴
2aを介して着脱自在に取付けるボルト及びナットであ
る。なお、前記根元部1bはブラケット2の水平部2b
に溶接部1cを介して一体状に接合している。
置及び足場台装置の好適な実施例について詳細に説明す
る。なお、従来例と同一又は同等部分には同一符号を付
して説明する。 実施例1.図1、図2及び図5において、1はガイドレ
ールに着脱自在に設けられたタラップ装置、5は前記タ
ラップ装置1の上方でガイドレール4に着脱自在に設け
られた足場台装置である。2はコ字型をなす足掛け部1
aを有するL字型のブラケット、1bは根元部、1cは
溶接部、3は段部3aを有する一対のレールクリップ、
3a,3bはこのレールクリップ3をブラケット2の穴
2aを介して着脱自在に取付けるボルト及びナットであ
る。なお、前記根元部1bはブラケット2の水平部2b
に溶接部1cを介して一体状に接合している。
【0010】次に動作について説明する。まず、図2に
示されるように、レールクリップ3、ボルト3a及びナ
ット3bを用いて複数のブラケット2をガイドレール4
に取付けることにより、タラップ装置1はガイドレール
4の高さ方向に所定間隔で取付けられる。
示されるように、レールクリップ3、ボルト3a及びナ
ット3bを用いて複数のブラケット2をガイドレール4
に取付けることにより、タラップ装置1はガイドレール
4の高さ方向に所定間隔で取付けられる。
【0011】実施例2.図3及び図4において、6は前
記レールクリップ3、ボルト3a及びナット3bを介し
てガイドレール4に取付けられた上ブラケット、10は
前記上ブラケット6を固定した一対の垂杆、7はこの垂
杆10に上ブラケット6とは離間して固定された下ブラ
ケット、5は前記下ブラケット7の側面7aに軸支部7
bを介して矢印Aの方向に回動して開閉自在に設けられ
た足場台、8はこの足場台5と上ブラケット6を連結す
るための連結部材で、この連結部材8は軸支部8a,8
bを介して作動自在に接続されていると共に、図3,4
で示すような長板状に限らず、図示しないワイヤあるい
はチェーン等により軸支部8a側を固定とし、軸支部8
b側を着脱自在とした場合でも同じ作用を得ることがで
きる。なお5bは係止突部、6bはこの係止突部5bと
係合するフック部である。
記レールクリップ3、ボルト3a及びナット3bを介し
てガイドレール4に取付けられた上ブラケット、10は
前記上ブラケット6を固定した一対の垂杆、7はこの垂
杆10に上ブラケット6とは離間して固定された下ブラ
ケット、5は前記下ブラケット7の側面7aに軸支部7
bを介して矢印Aの方向に回動して開閉自在に設けられ
た足場台、8はこの足場台5と上ブラケット6を連結す
るための連結部材で、この連結部材8は軸支部8a,8
bを介して作動自在に接続されていると共に、図3,4
で示すような長板状に限らず、図示しないワイヤあるい
はチェーン等により軸支部8a側を固定とし、軸支部8
b側を着脱自在とした場合でも同じ作用を得ることがで
きる。なお5bは係止突部、6bはこの係止突部5bと
係合するフック部である。
【0012】次に動作について説明する。まず、図示4
で示すように、前記足場台5を閉とし、係止突部5bを
フック部6bに係合させた状態で、前述のレールクリッ
プ3を介してガイドレール4に足場台装置20の上ブラ
ケット6を固定する。その後、係止突部5bとフック部
6bの係合を解除し、足場台5を図3に示すように水平
位置に開とすると、足場台5の係合凹部5aが前記各連
結部材8の下端間に固定された固定棒8cに係合するこ
とにより、足場台5は図3のように水平位置に固定され
る。
で示すように、前記足場台5を閉とし、係止突部5bを
フック部6bに係合させた状態で、前述のレールクリッ
プ3を介してガイドレール4に足場台装置20の上ブラ
ケット6を固定する。その後、係止突部5bとフック部
6bの係合を解除し、足場台5を図3に示すように水平
位置に開とすると、足場台5の係合凹部5aが前記各連
結部材8の下端間に固定された固定棒8cに係合するこ
とにより、足場台5は図3のように水平位置に固定され
る。
【0013】次に、前述のタラップ装置1及び足場台装
置20を組合わせて使用する場合について述べる。図5
に示す場合は、ガイドレール4の上端位置において、複
数のタラップ装置1をガイドレール4に固定した後、足
場台装置5を最上段のタラップ装置1の上方に固定し、
昇降路頂部12に位置する乗かご11の上方の機器14
の点検をすることができる。また、図6に示す場合は、
ピット13に位置するガイドレール4の下端位置にタラ
ップ装置1及び足場台装置5を固定し、釣合錘15の点
検を行うことができる。なお、前述の保守点検が終了し
た場合、タラップ装置1及び足場台装置20はガイドレ
ール4から取外し、次の点検時迄保管することができ
る。
置20を組合わせて使用する場合について述べる。図5
に示す場合は、ガイドレール4の上端位置において、複
数のタラップ装置1をガイドレール4に固定した後、足
場台装置5を最上段のタラップ装置1の上方に固定し、
昇降路頂部12に位置する乗かご11の上方の機器14
の点検をすることができる。また、図6に示す場合は、
ピット13に位置するガイドレール4の下端位置にタラ
ップ装置1及び足場台装置5を固定し、釣合錘15の点
検を行うことができる。なお、前述の保守点検が終了し
た場合、タラップ装置1及び足場台装置20はガイドレ
ール4から取外し、次の点検時迄保管することができ
る。
【0014】
【発明の効果】この発明によるタラップ装置及び足場台
装置は、以上のように構成されているため、次のような
効果を得ることができる。すなわち、タラップ装置及び
足場台装置をガイドレールに着脱自在に取付けることが
できるため、ピット部あるいは昇降路の何れにおいて
も、安全な足場を得ることができ、安全な作業を行うこ
とができる。
装置は、以上のように構成されているため、次のような
効果を得ることができる。すなわち、タラップ装置及び
足場台装置をガイドレールに着脱自在に取付けることが
できるため、ピット部あるいは昇降路の何れにおいて
も、安全な足場を得ることができ、安全な作業を行うこ
とができる。
【図1】この発明によるタラップ装置を示す分解斜視図
である。
である。
【図2】ガイドレールタラップ装置を取付けた状態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図3】この発明による足場台装置を開とした状態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図4】図3の閉状態を示す斜視図である。
【図5】昇降路での使用状態を示す説明図である。
【図6】ピットでの使用状態を示す説明図である。
【図7】従来の昇降路での使用状態を示す説明図であ
る。
る。
【図8】従来のピットでの使用状態を示す説明図であ
る。
る。
1a 足掛け部 2 ブラケット 3 レールクリップ 4 ガイドレール 5 足場台 6 上ブラケット 7 下ブラケット 8 連結部材 10 垂杆
Claims (2)
- 【請求項1】 全体形状がL字型をなすブラケットに固
定されコ字型をなす足掛け部と、前記ブラケットの両端
に着脱自在に設けられた一対のレールクリップとを備
え、前記ブラケットは前記レールクリップによりガイド
レールに着脱自在とした構成よりなることを特徴とする
タラップ装置。 - 【請求項2】 一対の垂杆により互いに離間して固定さ
れた上ブラケット及び下ブラケットと、前記下ブラケッ
トに開閉自在に軸支された足場台と、前記上ブラケット
に着脱自在に設けられた一対のレールクリップと、前記
上ブラケットと前記足場台とを連結するための一対の連
結部材と、前記各連結部材を結合するための固定棒と、
前記足場台に形成され前記固定棒と係合するための一対
の係合凹部と、を備え、前記上ブラケットは前記レール
クリップによりガイドレールに着脱自在とした構成より
なることを特徴とする足場台装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34401892A JP2777312B2 (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | タラップ装置及び足場台装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34401892A JP2777312B2 (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | タラップ装置及び足場台装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06193252A JPH06193252A (ja) | 1994-07-12 |
JP2777312B2 true JP2777312B2 (ja) | 1998-07-16 |
Family
ID=18366026
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34401892A Expired - Fee Related JP2777312B2 (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | タラップ装置及び足場台装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2777312B2 (ja) |
-
1992
- 1992-12-24 JP JP34401892A patent/JP2777312B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06193252A (ja) | 1994-07-12 |
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Legal Events
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