JP2776484B2 - ドリルねじの製造方法 - Google Patents

ドリルねじの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、頭付きねじの先端部に被締結物に対してね
じ下孔を穿設するためのドリル部を一体的に形成して成
るドリルねじの製造方法に関するものである。
〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕
一般に、この種のドリルねじには、例えば特公昭41−
20009号公報(米国特許第3125923号明細書)、米国特許
第3933075号明細書、特開昭56−86217号公報(英国特許
公開第2063731号公報)又は実開昭62−174111号公報等
に記載されているように、ドリル部をフライス等の切削
加工によって形成したものと、例えば特公昭47−2562号
公報(米国特許第3463045号明細書)、特公昭48−13139
号公報(米国特許第3395603号明細書)又は特開昭46−1
401号公報(米国特許第3683436号明細書)等に記載され
ているようにドリル部を、冷間鍛造加工によって形成し
たものとがある。
これら各種ドリルねじにおけるドリル部は、いずれも
当該ドリル部に少なくとも2つの縦溝を形成する一方、
ドリル部の先端には、前記両縦溝間におけるランド部分
にドリル部の自由終端から前記シャンクに向って斜め外
向きに延びる一対の傾斜状進入端面を形成し、該両進入
端面をドリル部の自由終端において交差させることによ
って当該交差箇所にチゼルエッジを形成し、且つ、前記
両縦溝を構成する一つの溝面を前記各進入端面と交差さ
せることによって当該交差箇所に各々先端切刃を形成し
たものであることは周知の通りである。
そして、これらドリルねじは、良く知られているよう
に適宜長さの棒状シャンク素材の一端部に頭部を形成す
る一方、シャンク素材の他端部に、鍛造又は切削加工に
よってドリル部を形成し、次いでシャンク素材の外周に
ねじ山を形成し、浸炭焼入れ又は浸炭窒化焼入れ処理し
たあと焼戻し処理をし、最後に、鉄鋼製のドリルねじの
場合には、防錆のために、またステンレス鋼製のドリル
ねじの場合には、仕上げのために各々亜鉛鍍金又は錫鍍
金を施すことによって製造するようにしている。
また、これらドリルねじにおけるドリル性能は、ドリ
ルねじを所定の回転速度で回転させつつ金属板に対して
所定の力で押圧した場合に、そのドリル部が金属板を貫
通するまでに要する秒単位の時間(ドリル時間)によっ
て表わすのが一般的である。
しかし、前記例示した先行の各特許文献等に記載され
ている従来のドリルねじは、いずれも専らそのドリル部
の形状に工夫を施すことによって、前記ドリル性能の向
上を図ったものであるが、ドリル部の形状によるドリル
性能の向上には、被締結物に対するドリル部による穿孔
に際して、ドリル部における先端切刃に欠損が発生した
り、ドリル部を鍛造成形する場合には、その鍛造成形金
型の寿命が極端に低下したり、或いはドリル部を切削に
よって形成する場合には、その切削加工に要するコスト
が著しく向上する等の点において限界があった。
従って、従来のドリルねじは、そのドリル部が金属板
を貫通するのに要する時間(ドリル時間)を短くするに
は、金属板に対する押圧力を大きくしなければならない
から、金属板が薄い金属板の場合には、当該薄い金属板
がドリルねじの押圧力によって凹み変形することにな
り、或いは厚い金属板の場合には、作業者の疲労が増大
することになる。
そこで、本発明者は、ドリルねじにおけるドリル性能
は、そのドリル部における表面の性質による影響が大で
ある点に着目して、先の特許出願(特願昭63−233328
号)において、前記ドリルねじの全表面に、亜鉛を鍍金
したのち、適宜温度で加熱処理することによって、ドリ
ルねじにおけるドリル部の表面に、亜鉛−鉄系の合金層
を形成すると云うドリルねじの製造方法を提案した。
そして、このような製造方法によると、ドリル部の表
面に亜鉛−鉄系の合金層を形成することができるから、
そのドリル性能は、ドリルねじの全表面に対して防錆の
ために亜鉛又は錫を単に鍍金しただけの従来の場合より
も飛躍的に向上するのであった。
しかし、その反面、前記先願発明の方法は、ドリル部
の表面に対して亜鉛−鉄系の合金層を形成するに際し
て、ドリルねじの全表面に亜鉛を鍍金したのち適宜温度
に加熱処理と云う方法を採用したので、以下に述べるよ
うな問題を有することが判った。
すなわち、ドリル部の全表面に対して亜鉛を鍍金した
のち適宜温度に加熱処理すると、前記ドリルねじの全表
面に対して鍍金した亜鉛のうち一部の亜鉛層は、鉄と合
金化して、亜鉛−鉄系の合金層を形成するものの、残り
の亜鉛層は、大気中の酸素と反応して黒く変色した酸化
亜鉛層になり、この酸化亜鉛層が、ドリルねじの表面か
ら禿げ落ちることになるから、商品価値が大幅に低下す
るのであり、しかも、その防錆性も、ドリルねじの全表
面に対して亜鉛を単に電気鍍金しただけのものよりもむ
しろ低下すると云う現象が認められたのである。
本発明は、前記先願発明の方法を前提として、当該先
願発明が有する問題、つまり、亜鉛等の鍍金をした後に
おける加熱処理によって、商品価値及び防錆性が低下す
ることを解消したドリルねじの製造方法を提供すること
を目的とするものであり、また、他の目的は、高いドリ
ル性能と高い防錆性とを有するドリルねじを安価に製造
できる方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
この目的を達成するため請求項1は、一端に頭部を備
えたシャンクの先端にドリル部を、シャンクの外周にね
じ山を形成し、次いで浸炭焼入れ又は浸炭窒化焼入れ処
理を経て焼戻し処理に移行するようにしたドリルねじの
製造方法において、前記ドリルねじにおける全表面に、
前記焼戻し処理をしたあとにおいて亜鉛又は錫若しくは
半田を鍍金し、次いで加熱処理を行い、この加熱処理に
よって発生した酸化物を除去したのち、防錆用の表面被
膜を形成することにした。
この場合において、ドリルねじの全表面に、亜鉛又は
錫若しくは半田を鍍金する手段としては、前記の各種金
属を電気鍍金することに限らず、前記各種金属の溶融浴
の中に浸漬したのち引き上げると云う溶融鍍金、又は前
記の各種金属を溶かした状態で吹き付けると云う溶射鍍
金等の手段を採用することができる。
また、防錆用の表面被膜を形成する手段としては、前
記の各種金属を、前記電気鍍金、溶融鍍金又は溶射鍍金
等によって鍍金することを採用できるほか、例えば、株
式会社NCZから「Zコート」の名称で販売されているも
のとか、或いは、株式会社ダクロシャムロックから「ダ
クロタイズド」の名称で販売されているもののように、
ドリルねじの全表面に対して亜鉛等の防錆性を有する金
属の粉末をコーテイングすると云うように他の手段を採
用することができる。
前記のように、浸炭焼入れ又は浸炭窒化焼入れ処理に
続いて焼戻し処理をしたあとにおけるドリルねじの全表
面に、亜鉛又は錫若しくは半田を鍍金したのち加熱処理
を行うことにより、ドリルねじの全表面には、前記各種
金属と鉄との合金層を形成することができから、ドリル
部によって金属板を穿孔する場合におけるドリル性能
を、従来のように、ドリルねじの全表面に対して単に亜
鉛又は錫を鍍金しただけのものよりも飛躍的に向上する
ことができるのである。
そして、ドリルねじの全表面に鍍金した亜鉛又は錫若
しくは半田の表面には、前記の加熱処理によって酸化物
が発生するが、この酸化物を除去したのち、前記したよ
うな防錆用の表面被膜を形成することにより、前記各種
金属と鉄との合金層の表面に対して、防錆用の表面被膜
を、その間に金属の酸化物が介在しない状態のもとで、
換言すると、当該防錆用の表面被膜が剥離しない状態の
もとで確実に形成することができる。
従って、前記ドリルねじの全表面に対して亜鉛等の各
種金属と鉄との合金層を形成するための加熱処理によっ
て、ドリルねじの商品価値が大幅に低下することを防止
できるのであり、しかも、ドリルねじの全表面に対して
は、前記合金層と、前記表面被膜との二重の被膜が形成
されることになるから、ドリルねじにおける防錆性を、
従来のように、ドリルねじの全表面に対して単に亜鉛又
は錫を鍍金しただけのものよりも、確実に向上すること
ができるのである。
次に、請求項2は、一端に頭部を備えたシャンクの先
端にドリル部を、シャンクの外周にねじ山を各々形成
し、次いで浸炭焼入れ又は浸炭窒化焼入れ処理を経て焼
戻し処理に移行するようにしたドリルねじの製造方法に
おいて、前記ドリルねじにおける全表面に、前記浸炭焼
入れ又は浸炭窒化焼入れ処理をしたあと焼戻し処理を行
う前において亜鉛又は錫若しくは半田を鍍金し、次いで
前記焼戻し処理を行い、この焼戻し処理によって発生し
た酸化亜鉛の被膜を除去したのち、防錆用のの表面被膜
を形成することにした。
この請求項2は、前記請求項1における浸炭焼入れ又
は浸炭窒化焼入れと焼戻し処理との間において、亜鉛又
は錫若しくは半田を鍍金することを行うもので、この亜
鉛等を鍍金する工程のあとにおける焼戻し処理によっ
て、同時に合金層を形成することができ、換言すると、
合金層の形成が焼戻し工程によって同時にできるから、
前記請求項1における加熱処理工程を省略することがで
きるのである。
また、請求項3は、一端に頭部を備えたシャンクの先
端にドリル部を、シャンクの外周にねじ山を各々形成
し、次いで浸炭焼入れ又は浸炭窒化焼入れ処理を経て焼
戻し処理に移行するようにしたドリルねじの製造方法に
おいて、前記ドリルねじにおける全表面に、前記焼戻し
処理をしたあとにおいて亜鉛又は錫若しくは半田を鍍金
し、次いで窒素ガス雰囲気等のような略無酸素の雰囲気
中で加熱処理を行ったのち、防錆用の表面被膜を形成す
ることにした。
亜鉛又は錫若しくは半田を鍍金したあとにおいて加熱
処理するに際して、この加熱処理を、請求項3のよう
に、窒素ガス雰囲気等のような無酸素の雰囲気中で行う
と、前記加熱処理に際して前記の亜鉛等の金属は、変色
することがあっても、金属の酸化物が発生することを防
止できるか、或いは酸化物の発生を極く小量にとどめる
ことができるから、前記請求項1及び2における酸化物
を除去する工程を省略することができるのであり、しか
も、前記加熱処理に際して金属の酸化物が発生すること
を防止できるか、或いは酸化物の発生を極く小量にとど
めることができ、前記亜鉛等の金属層の厚さを厚い状態
に保つことができることに加えて、この表面に更に防錆
用の表面被膜を形成するから、その防錆性は、前記請求
項1の場合よりも遥かに向上するのである。
更にまた、請求項4は、一端に頭部を備えたシャンク
の先端にドリル部を、シャンクの外周にねじ山を各々形
成し、次いで浸炭焼入れ又は浸炭窒化焼入れ処理を経て
焼戻し処理に移行するようにしたドリルねじの製造方法
において、前記ドリルねじにおける全表面に、前記浸炭
焼入れ又は浸炭窒化焼入れ処理をしたあと焼戻し処理を
行う前において亜鉛又は錫若しくは半田を鍍金し、次い
で窒素ガス雰囲気等のような略無酸素の雰囲気中で前記
の焼戻し処理を行ったのち、防錆用の表面処理を施する
ようにした。
この請求項4は、前記請求項3における浸炭焼入れ又
は浸炭窒化焼入れと焼戻し処理との間において、亜鉛又
は錫若しくは半田を鍍金することを行うもので、この亜
鉛等の鍍金する工程あとにおける焼戻し処理によって、
同時に合金層を形成することができ、換言すると、合金
層の形成が焼戻し工程によって同時にできるから、前記
請求項3における加熱処理工程を省略することができる
のである。
そして、請求項5は、一端に頭部を備えたシャンクの
先端にドリル部を、シャンクの外周にねじ山を各々形成
し、次いで浸炭焼入れ又は浸炭窒化焼入れ処理を経て焼
戻し処理に移行するようにしたドリルねじの製造方法に
おいて、前記ドリルねじにおける全表面に、前記焼戻し
処理をしたあとにおいて亜鉛又は錫若しくは半田を鍍金
し、更に銅等の耐熱性金属を鍍金し、次いで加熱処理を
行ったのち、防錆用の表面被膜を形成することにしたも
のである。
この請求項5のように、亜鉛又は錫若しくは半田を鍍
金したうえに更に銅等の耐熱性金属を鍍金することによ
り、加熱処理に際して、前記亜鉛又は錫若しくは半田が
酸化することを、前記耐熱性金属の鍍金層によって防止
できるから、加熱処理に際して、前記請求項3のように
略無酸素雰囲気にすることを回避することができる。
また、請求項6は、一端に頭部を備えたシャンクの先
端にドリル部を、シャンクの外周にねじ山を各々形成
し、次いで浸炭焼入れ又は浸炭窒化焼入れ処理を経て焼
戻し処理に移行するようにしたドリルねじの製造方法に
おいて、前記ドリルねじにおける全表面に、前記浸炭焼
入れ又は浸炭窒化焼入れ処理をしたあと焼戻し処理を行
う前において亜鉛又は錫若しくは半田を鍍金し、更に銅
等の耐熱性金属を鍍金し、次いで前記焼戻し処理を行っ
たのち、防錆用の表面被膜を形成することにしたもので
ある。
この請求項6のようにすることにより、合金層を形成
するための加熱処理を、焼戻し工程によって同時にでき
るから、前記請求項5における加熱処理工程を省略する
ことができるのである。
なお、これら請求項2〜6の場合においても、ドリル
ねじの全表面に対して亜鉛等を鍍金する手段として、前
記請求項1の場合と同様に、電気鍍金、溶融鍍金又は溶
射鍍金する等の手段を採用することができ、また、防錆
用の表面被膜の形成する手段として、前記請求項1の場
合と同様に、亜鉛の鍍金のほかに、亜鉛等の防錆性の金
属粉末をコーテイングすると云うように他の手段を採用
できることは云うまでもない。
〔発明の効果〕
以上の通り、請求項1によると、優れたドリル性能と
防錆性とを有するドリルねじを製造することができるの
であり、請求項2によると、前記請求項1における加熱
処理工程を省略することができるから、優れたドリル性
能と防錆性とを有するドリルねじの製造コストを下げる
ことができるのである。また、請求項3によると、前記
請求項1の場合よりも高い防錆性を有するドリルねじを
製造することができるのであり、更に、請求項4による
と、前記請求項3の場合よりも製造コストを下げること
ができる。
そして、請求項5によると、加熱処理に際して、前記
請求項3及び請求項4のように略無酸素の雰囲気にする
ことを回避できるから、製造コストを、前記請求項3及
び請求項4の場合よりも下げることができ、また、請求
項6によると、前記請求項5の場合よりも製造コストを
下げることができる効果を有する。
〔実施例1〕 第1図〜第4図に示す鉄鋼性のドリルねじ10は、頭部
12から一体的に延びるねじ山13付きシャンク11と一体の
ドリル部14を、例えば実開昭62−174111号公報に開示さ
れている通りの形状に切削工程によって形成したもので
ある。但し、この図において符号15は、前記ドリルねじ
部14に設けた左右一対の縦溝を、符号16は、該両縦溝15
間における2つのランド部分17にドリル部14の自由終端
から前記シャンク11に向かって斜め外向きに延びるよう
に設けた一対の傾斜状進入端面を、符号18は、前記両進
入端面16をドリル部14の自由終端で交差させることによ
って形成したチゼルエッジを、そして、符号20は、前記
両縦溝15を構成する一つの溝面19と前記進入端面18との
交差箇所に各々形成した先端切刃を各々示す。
ドリル部14を前記のように形成したドリルねじ10を、
浸炭炉中に入れて加熱浸炭したのち油への浸漬で急冷す
ることによって浸炭焼入れし、その後、約350℃の温度
にて60分間加熱したのち空冷することにより焼戻し処理
を行い、次いで、ドリルねじ10の全表面に対して、第一
次の亜鉛電気鍍金を施し(ここまでは、従来と同じ)、
そして、この第一次の亜鉛電気鍍金を施したものを、リ
ンド炉に入れて、大気空気が存在する状態のもとで約40
0℃の温度で約60分間にわたって加熱処理し、この加熱
処理のあとにおいて、当該加熱処理によって発生した酸
化物をショットブラストにて除去したのち、全表面に対
して、第二次の亜鉛電気鍍金を施した。
なお、酸化物を除去したあとにおける第二次の亜鉛電
気鍍金を施すに際しては、その前工程として、酸洗いを
行なわないことが肝要である。すなわち、前記第二次の
亜鉛電気鍍金を施す前工程として、酸洗いを施すと、先
の加熱処理によってドリルねじの全表面に形成されてい
る合金層のうち亜鉛が酸洗いによって消失することにな
るから、前記第二次の亜鉛電気鍍金を施す前工程とし
て、酸洗いを施してはいけないのである。
そして、前記のようにして製造したねじ山径(D)が
4mmサイズのドリルねじ(本発明品)と、従来の方法に
よって製造した同ねじ山径(D)が4mmサイズのドリル
ねじ(従来品)とを、毎分当たりの回転数を2500回にし
た回転速度で、厚さ1・6mmの鉄板に対して13・6kgの押
圧力にてねじ込む場合と、厚さ3・2mmの鉄板に対して1
8・1kgの押圧力にてねじ込む場合との二つの場合につい
て、そのドリル部14が鉄板を貫通する時間(ドリル時
間)を測定して、その各々の10本当たりの平均値を求め
る試験を行った結果は、第1表の通りであり、ドリル部
が鉄板を貫通するのに要する時間を、従来の製造方法に
よるドリルねじに比べて約4割も短縮できるのであっ
た。
また、前記の方法にて製造した本発明のドリルねじ
と、前記の製造方法において加熱処理しただけの第1中
間ドリルねじと、前記の製造方法において加熱処理のあ
と酸化物をショットブラストにて除去した第2中間ドリ
ルねじと、従来の製造方法によるドリルねじとの四つの
ものについて、塩水を吹き付けると云う耐食試験を行っ
た。
その結果は、従来品のドリルねじの場合には約150〜2
00時間で、また、前記第1中間ドリルねじの場合には約
100時間前後で、更にまた、前記第2中間ドリルねじの
場合には約70時間前後で各々赤い錆が発生したのに対し
て、本発明品のドリルねじの場合には、400〜500時間を
経て始めて赤い錆が発生することが認められ、防錆性
を、従来品よりも2倍以上に向上することができるので
あった。
また、前記第1図〜第3図に示す形状のドリルねじに
おいて、浸炭焼入れに次いで亜鉛を電気鍍金したのち加
熱処理し、この加熱処理で発生した酸化物をショットブ
ラストにて除去したあとにおいて、第二次の亜鉛電気鍍
金を施すことに代えて、株式会社ダクロシャムロックか
ら販売されている「ダクロタイズド」にて、亜鉛の粉末
をコーテイングしたところ、このものにおけるドリル性
能及び防錆性は、前記酸化物の除去後において第二次の
亜鉛電気鍍金したものに比べて殆ど遜色はなかった。
更にまた、前記第1図〜第4図に示す形状でねじ山径
(D)が4mmのドリルねじ10において、浸炭焼入れし、
次いで第一次の亜鉛電気鍍金を施すことに代えて、錫を
電気鍍金したのち加熱処理し、この加熱処理で発生した
酸化物をショットブラストにて除去したあとにおいて、
第二次の亜鉛電気鍍金を施して成るドリルねじ(以下、
錫鍍金の本発明品と云う)の場合と、前記第1図〜第4
図に示す形状でねじ山径(D)が4mmのドリルねじ10に
おいて、浸炭焼入れし、次いで第一次の亜鉛電気鍍金を
施すことに代えて、半田を電気鍍金したのち加熱処理
し、この加熱処理で発生した酸化物をショットブラスト
にて除去したあとにおいて、第二次の亜鉛電気鍍金を施
して成るドリルねじ(以下、半田鍍金の本発明品と云
う)の場合との両方について、前記第1図〜第4図に示
す形状でねじ山径(D)が4mmのドリルねじの全表面に
対して単に錫を電気鍍金しただけの従来のドリルねじ
(以下、錫鍍金の従来品と云う)、及び前記第1図〜第
4図に示す形状でねじ山径(D)が4mmのドリルねじの
全表面に対して単に半田を電気鍍金しただけの従来のド
リルねじ(以下、半田鍍金の従来品と云う)に対して、
押圧力を18・1kgにした場合に厚さ3・2mmの鉄板を貫通
するのに要する時間を比較する試験を行った結果は、第
2表の通りであり、いずれの場合においても、ドリル性
能を大幅に向上できるのであった。
また、塩水を吹き付けると云う耐食試験においても、
前記錫鍍金の本発明品及び前記半田鍍金の本発明品は、
前記錫鍍金の従来品及び前記半田鍍金の従来品に対し
て、2倍以上の防錆性を有するのであった。
一方、前記第一次の亜鉛電気鍍金を施したあとにおけ
る加熱処理に際して、その加熱温度が、鉄板を貫通する
ことに要する時間とどのような関係があるかについて実
験した結果は、第5図の通りであり、加熱時間を60分間
とした場合の加熱の温度は300℃にしても、ドリル性能
を十分に向上できることが認められた。
このように、合金化することができる加熱温度(300
℃)及び加熱時間(60分)は、ドリルねじの焼き入れし
たあとの焼き戻し処理における加熱温度及び加熱時間に
近似していることから、亜鉛又は錫若しくは半田の第一
次鍍金処理を、焼き入れをしたあとの時期において行
い、その第一次鍍金処理をしたあとにおいて、焼き戻し
工程を行うようにすることにより、焼き戻し処理と、鍍
金した亜鉛又は錫若しくは半田の合金化とを同時に行う
ことができるのである。
なお、この実施例1において、第二次の亜鉛鍍金を施
すか、前記「ダクロタイズド」による表面被膜を形成す
ることに代えて、錫鍍金又は半田鍍金するとか、「Zコ
ート」等による他の表面被膜を形成するようにしても良
いのである。
〔実施例2〕 次に、本発明者は、前記第1図〜第4図に示すように
形成したドリルねじ10を、浸炭炉中に入れて加熱浸炭し
たのち油への浸漬で急冷することによって浸炭焼入れ
し、その後、約350℃の温度に60分間加熱したのち空冷
することにより焼戻し処理を行い、次いで、ドリルねじ
10の全表面に対して、第一次の亜鉛電気鍍金を施し(こ
こまでは、従来と同じ)、そして、この第一次の亜鉛電
気鍍金を施したものを、リンド炉内に入れると共に、こ
のリンド炉内に窒素ガスを吹き込んで略無酸素状態の雰
囲気にして、約400℃の温度で約60分間にわたって加熱
処理し、この加熱処理のあとにおいて、全表面に対し
て、第二次の亜鉛電気鍍金を施した。
そして、このようにして製造した6mmサイズのドリル
ねじ(本発明品)と、従来の方法によって製造した同じ
6mmサイズのドリルねじ(従来品)とを、毎分当たりの
回転数を2500回にした回転速度で、厚さ1・6mmの鉄板
に対して20・4kgの押圧力にてねじ込む場合と、厚さ4
・5mmの鉄板に対して27・2kgの押圧力にてねじ込む場合
との二つの場合について、そのドリル部14が鉄板を貫通
する時間(ドリル時間)を測定して、その各々の10本当
たりの平均値を求める試験を行った結果は、第3表の通
りであり、ドリル部が鉄板を貫通するのに要する時間
を、従来の製造方法によるドリルねじに比べて可成り短
縮できるのであった。
また、塩水を吹き付けると云う耐食試験においても、
前記した方法による本発明品は、1000時間が経過しても
赤い錆が発生しないのであった。
なお、この実施例2においても、前記実施例1の場合
と同様に、焼き戻し処理を、第一次の亜鉛電気鍍金を施
したあとに行うようにすることにより、前記電気鍍金し
た亜鉛を合金化するための加熱処理を省略することがで
きることは勿論であり、第一次の亜鉛鍍金に代えて、錫
鍍金又は半田鍍金を適用しても良く、更にまた、第二次
の亜鉛鍍金を施すことに代えて、錫鍍金又は半田鍍金を
施すか、或いは、前記した「Zコート」又は「ダクロタ
イズド」等の他の表面被膜を形成するようにしても良い
のである。
〔実施例3〕 更に、本発明者は、前記第1図〜第4図に示すように
形成したドリルねじ10を、浸炭炉中に入れて加熱浸炭し
たのち油への浸漬で急冷することによって浸炭焼入れ
し、その後、約350℃の温度に60分間加熱したのち空冷
することにより焼戻し処理を行い、次いで、ドリルねじ
10の全表面に対して、第一次の亜鉛電気鍍金を施し(こ
こまでは、従来と同じ)、そして、この第一次の鍍金に
よる亜鉛の表面に、更に銅の電気鍍金を施し、次いで、
リンド炉内に入れて、大気空気が存在する状態のもとで
約400℃の温度で約60分間にわたって加熱処理したの
ち、全表面に対して、第二次の亜鉛電気鍍金を施した。
このように、第一次の亜鉛鍍金を施したのち加熱処理
を行う前において、前記第一次の鍍金による亜鉛の表面
に対して銅の鍍金を施すことにより、加熱処理に際し
て、前記第一次の鍍金による亜鉛が酸化することを前記
銅の鍍金層によって防止できるから、加熱処理に際し
て、前記実施例2のように、リンド炉内に窒素ガスを吹
き込む等のように無酸素雰囲気にする必要がないのであ
り、なお、前記銅の鍍金を施したのち加熱処理すると、
前記銅の表面には、若干酸化物が発生するから、加熱処
理したあとにおいて第二次の亜鉛電気鍍金等のような表
面被膜を形成する前の段階において、前記銅の表面にお
ける酸化物を、酸洗い等によって除去することが必要で
あり、前記銅の鍍金に代えて、ニッケル又はクロム等の
耐熱性の金属を鍍金するようにしても良いのである。
そして、前記のようにして製造したドリルねじにおけ
るドリル性能及び防錆性は、前記実施例2の場合よりも
向上できるのであった。
なお、この実施例3においても、前記実施例1及び実
施例2の場合と同様に、焼き戻し処理を、第一次の亜鉛
電気鍍金に次いで銅等の耐熱性金属の鍍金を施したあと
において行うようにすることにより、前記第一次の鍍金
による亜鉛を合金化するための加熱処理を省略すること
ができることは勿論であり、また、第一次の亜鉛鍍金に
代えて、錫鍍金又は半田鍍金を適用しても良く、更にま
た、第二次の亜鉛鍍金を施すことに代えて、錫鍍金又は
半田鍍金を施すか、或いは、前記した「Zコート」又は
「ダクロタイズド」等の他の表面被膜を形成するように
しても良いのである。
【図面の簡単な説明】
第1図はドリルねじの正面図、第2図は第1図の側面
図、第3図は第1図の拡大底面図、第4図はドリルねじ
におけるドリル部の拡大斜視図、第5図は加熱処理温度
とドリル性能との関係を示す図である。 10……ドリルねじ、11……シャンク、12……頭部、13…
…ねじ山、14……ドリル部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−47953(JP,A) 特開 平2−80805(JP,A) 特開 平2−199313(JP,A) 特開 平3−9109(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16B 25/10

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端に頭部を備えたシャンクの先端にドリ
    ル部を、シャンクの外周にねじ山を各々形成し、次いで
    浸炭焼入れ又は浸炭窒化焼入れ処理を経て焼戻し処理に
    移行するようにしたドリルねじの製造方法において、前
    記ドリルねじにおける全表面に、前記焼戻し処理をした
    あとにおいて亜鉛又は錫若しくは半田を鍍金し、次いで
    加熱処理を行い、この加熱処理によって発生した酸化物
    を除去したのち、防錆用の表面被膜を形成することを特
    徴とするドリルねじの製造方法。
  2. 【請求項2】一端に頭部を備えたシャンクの先端にドリ
    ル部を、シャンクの外周にねじ山を各々形成し、次いで
    浸炭焼入れ又は浸炭窒化焼入れ処理を経て焼戻し処理に
    移行するようにしたドリルねじの製造方法において、前
    記ドリルねじにおける全表面に、前記浸炭焼入れ又は浸
    炭窒化焼入れ処理をしたあと焼戻し処理を行う前におい
    て亜鉛又は錫若しくは半田を鍍金し、次いで前記焼戻し
    処理を行い、この焼戻し処理によって発生した酸化亜鉛
    の被膜を除去したのち、防錆用の表面被膜を形成するこ
    とを特徴とするドリルねじの製造方法。
  3. 【請求項3】一端に頭部を備えたシャンクの先端にドリ
    ル部を、シャンクの外周にねじ山を各々形成し、次いで
    浸炭焼入れ又は浸炭窒化焼入れ処理を経て焼戻し処理に
    移行するようにしたドリルねじの製造方法において、前
    記ドリルねじにおける全表面に、前記焼戻し処理をした
    あとにおいて亜鉛又は錫若しくは半田を鍍金し、次いで
    窒素ガス雰囲気等のような略無酸素の雰囲気中で加熱処
    理を行ったのち、防錆用の表面被膜を形成することを特
    徴とするドリルねじの製造方法。
  4. 【請求項4】一端に頭部を備えたシャンクの先端にドリ
    ル部を、シャンクの外周にねじ山を各々形成し、次いで
    浸炭焼入れ又は浸炭窒化焼入れ処理を経て焼戻し処理に
    移行するようにしたドリルねじの製造方法において、前
    記ドリルねじにおける全表面に、前記浸炭焼入れ又は浸
    炭窒化焼入れ処理をしたあと焼戻し処理を行う前におい
    て亜鉛又は錫若しくは半田を鍍金し、次いで窒素ガス雰
    囲気等のような略無酸素の雰囲気中で前記の焼戻し処理
    を行ったのち、防錆用の表面被膜を形成することを特徴
    とするドリルねじの製造方法。
  5. 【請求項5】一端に頭部を備えたシャンクの先端にドリ
    ル部を、シャンクの外周にねじ山を各々形成し、次いで
    浸炭焼入れ又は浸炭窒化焼入れ処理を経て焼戻し処理に
    移行するようにしたドリルねじの製造方法において、前
    記ドリルねじにおける全表面に、前記焼戻し処理をした
    あとにおいて亜鉛又は錫若しくは半田を鍍金し、更に銅
    等の耐熱性金属を鍍金し、次いで加熱処理を行ったの
    ち、防錆用の表面被膜を形成することを特徴とするドリ
    ルねじの製造方法。
  6. 【請求項6】一端に頭部を備えたシャンクの先端にドリ
    ル部を、シャンクの外周にねじ山を各々形成し、次いで
    浸炭焼入れ又は浸炭窒化焼入れ処理を経て焼戻し処理に
    移行するようにしたドリルねじの製造方法において、前
    記ドリルねじにおける全表面に、前記浸炭焼入れ又は浸
    炭窒化焼入れ処理をしたあと焼戻し処理を行う前におい
    て亜鉛又は錫若しくは半田を鍍金し、更に銅等の耐熱性
    金属を鍍金し、次いで前記焼戻し処理を行ったのち、防
    錆用の表面被膜を形成することを特徴とするドリルねじ
    の製造方法。
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