JP2775564B2 - 対物レンズ駆動装置 - Google Patents
対物レンズ駆動装置Info
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- JP2775564B2 JP2775564B2 JP3152693A JP3152693A JP2775564B2 JP 2775564 B2 JP2775564 B2 JP 2775564B2 JP 3152693 A JP3152693 A JP 3152693A JP 3152693 A JP3152693 A JP 3152693A JP 2775564 B2 JP2775564 B2 JP 2775564B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、対物レンズ駆動装置
に関し、特に、記録媒体に光ビームを照射することによ
って情報を光学的に記録、再生、または消去することが
できる光学的情報記録再生装置などに備えられる対物レ
ンズ駆動装置に関する。
に関し、特に、記録媒体に光ビームを照射することによ
って情報を光学的に記録、再生、または消去することが
できる光学的情報記録再生装置などに備えられる対物レ
ンズ駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光ビームを収束してその収束光を
光磁気ディスクなどの情報記録媒体に照射するための対
物レンズをフォーカシング方向およびトラッキング方向
に移動制御する2軸駆動の対物レンズ駆動装置が知られ
ている。図6は、上記した従来の2軸駆動型の対物レン
ズ駆動装置を示した斜視図である。図6を参照して、従
来の対物レンズ駆動装置101は、光ビームを収束して
その収束光を記録媒体に照射するための対物レンズ10
2と、対物レンズ102を保持するためのレンズホルダ
103と、レンズホルダ103の両側面上にそれぞれ取
付けられ、レンズホルダ103を固定部104に対して
フォーカシング方向およびトラッキング方向に移動可能
に支持するための一対の弾性体105と、弾性体105
の固定部付近の根元部に固着されたダンパー材106
と、レンズホルダ103の中央部の穴に固着されたフォ
ーカシングコイル107およびトラッキングコイル10
8と、固定部104から延びた磁気回路109と、磁気
回路109の開放端側に設けられ、レンズホルダ103
のフォーカシング方向の可動範囲を規制するためのスト
ッパ112とを備えている。
光磁気ディスクなどの情報記録媒体に照射するための対
物レンズをフォーカシング方向およびトラッキング方向
に移動制御する2軸駆動の対物レンズ駆動装置が知られ
ている。図6は、上記した従来の2軸駆動型の対物レン
ズ駆動装置を示した斜視図である。図6を参照して、従
来の対物レンズ駆動装置101は、光ビームを収束して
その収束光を記録媒体に照射するための対物レンズ10
2と、対物レンズ102を保持するためのレンズホルダ
103と、レンズホルダ103の両側面上にそれぞれ取
付けられ、レンズホルダ103を固定部104に対して
フォーカシング方向およびトラッキング方向に移動可能
に支持するための一対の弾性体105と、弾性体105
の固定部付近の根元部に固着されたダンパー材106
と、レンズホルダ103の中央部の穴に固着されたフォ
ーカシングコイル107およびトラッキングコイル10
8と、固定部104から延びた磁気回路109と、磁気
回路109の開放端側に設けられ、レンズホルダ103
のフォーカシング方向の可動範囲を規制するためのスト
ッパ112とを備えている。
【0003】フォーカシングコイル107およびトラッ
キングコイル108の一部は、固定部104から延びた
磁気回路109の磁気ギャップ109aの中に位置して
いる。磁気回路109は、永久磁石110a、110b
と、ヨーク部111a、111bとから構成されてい
る。フォーカシングコイル107は、一方の永久磁石1
10aとヨーク部111aを取囲むように巻かれてい
る。そして、フォーカシングコイル107のうち、駆動
力を発生するのに不要な部分は磁気ギャップ109aの
外に位置するようになっている。ストッパ112は、上
記したレンズホルダ103のフォーカシング方向の可動
範囲を規制する働きのほか、漏洩磁界減少のためのヨー
クとしての働きを兼ねている。ここで、ストッパ112
のレンズホルダ103のフォーカシング方向の可動範囲
を規制する役割について説明する。フォーカシングサー
ボが外れた場合にはレンズホルダ103が光磁気ディス
ク(図示せず)に近付き対物レンズ102が光磁気ディ
スクに衝突するおそれがある。このため、レンズホルダ
103の一部と当接するようにストッパ112を設け
て、レンズホルダ103のフォーカシング方向の可動範
囲を制限するように構成している。
キングコイル108の一部は、固定部104から延びた
磁気回路109の磁気ギャップ109aの中に位置して
いる。磁気回路109は、永久磁石110a、110b
と、ヨーク部111a、111bとから構成されてい
る。フォーカシングコイル107は、一方の永久磁石1
10aとヨーク部111aを取囲むように巻かれてい
る。そして、フォーカシングコイル107のうち、駆動
力を発生するのに不要な部分は磁気ギャップ109aの
外に位置するようになっている。ストッパ112は、上
記したレンズホルダ103のフォーカシング方向の可動
範囲を規制する働きのほか、漏洩磁界減少のためのヨー
クとしての働きを兼ねている。ここで、ストッパ112
のレンズホルダ103のフォーカシング方向の可動範囲
を規制する役割について説明する。フォーカシングサー
ボが外れた場合にはレンズホルダ103が光磁気ディス
ク(図示せず)に近付き対物レンズ102が光磁気ディ
スクに衝突するおそれがある。このため、レンズホルダ
103の一部と当接するようにストッパ112を設け
て、レンズホルダ103のフォーカシング方向の可動範
囲を制限するように構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図7は、図6に示した
従来の対物レンズ駆動装置のX−Xに沿った断面図であ
る。図6および図7を参照して、前述のように従来の対
物レンズ駆動装置では、磁気ギャップ109a内にフォ
ーカシングコイル107およびトラッキングコイル10
8が配置されている。このため、ストッパ112は、可
動部(フォーカシングコイル107およびトラッキング
コイル108)を組込んだ後に、最後に取付ける必要が
ある。ここで、ストッパ112は、単に取付けただけで
も、永久磁石110a、110bの吸引力によってある
程度の固定力は保たれる。しかし、装置の落下などによ
る衝撃によって抜け落ちる危険性がある。そこで、これ
を防止するために、ストッパ112とヨーク部111
a、111bまたは永久磁石110a、110bとを接
着する方法が考えられる。
従来の対物レンズ駆動装置のX−Xに沿った断面図であ
る。図6および図7を参照して、前述のように従来の対
物レンズ駆動装置では、磁気ギャップ109a内にフォ
ーカシングコイル107およびトラッキングコイル10
8が配置されている。このため、ストッパ112は、可
動部(フォーカシングコイル107およびトラッキング
コイル108)を組込んだ後に、最後に取付ける必要が
ある。ここで、ストッパ112は、単に取付けただけで
も、永久磁石110a、110bの吸引力によってある
程度の固定力は保たれる。しかし、装置の落下などによ
る衝撃によって抜け落ちる危険性がある。そこで、これ
を防止するために、ストッパ112とヨーク部111
a、111bまたは永久磁石110a、110bとを接
着する方法が考えられる。
【0005】しかしながら、上記のような接着する方法
では、ストッパ112を取付けた後にその隙間に接着剤
を注入するのは困難であるため、予め接合面に接着剤を
塗布しておく必要がある。ところが、接着剤を塗布した
後にヨーク部111a、111bまたは永久磁石110
a、110bにストッパ112を押付けるように接着す
ると、その押付力によって接着剤が隙間から可動部側へ
はみ出すという不都合が生じる。このように接着剤が隙
間から可動部側へはみ出すと、ストッパ112、ヨーク
部111a、111bおよび永久磁石110a、110
bの近傍に位置する可動部との隙間が減少したり、可動
部と固定部との間が接着されてしまうという問題点があ
った。さらに、図7に示した構造において、ヨーク部1
11aおよび111bとストッパ112との境界面に接
着剤を塗布して接合したとしても、フォーカシング方向
の力が加わった場合には、接着剤が剥離してストッパ1
12が抜け落ちるおそれがあるという問題点もある。
では、ストッパ112を取付けた後にその隙間に接着剤
を注入するのは困難であるため、予め接合面に接着剤を
塗布しておく必要がある。ところが、接着剤を塗布した
後にヨーク部111a、111bまたは永久磁石110
a、110bにストッパ112を押付けるように接着す
ると、その押付力によって接着剤が隙間から可動部側へ
はみ出すという不都合が生じる。このように接着剤が隙
間から可動部側へはみ出すと、ストッパ112、ヨーク
部111a、111bおよび永久磁石110a、110
bの近傍に位置する可動部との隙間が減少したり、可動
部と固定部との間が接着されてしまうという問題点があ
った。さらに、図7に示した構造において、ヨーク部1
11aおよび111bとストッパ112との境界面に接
着剤を塗布して接合したとしても、フォーカシング方向
の力が加わった場合には、接着剤が剥離してストッパ1
12が抜け落ちるおそれがあるという問題点もある。
【0006】請求項1および2に記載の発明は、上記の
ような課題を解決するためになされたもので、装置の落
下などにより衝撃力を受けた場合にもストッパが抜け落
ちないとともに、抜け落ち防止のための接着剤などの充
填部材が可動部へはみ出すのを有効に防止し得る対物レ
ンズ駆動装置を提供することを目的とする。
ような課題を解決するためになされたもので、装置の落
下などにより衝撃力を受けた場合にもストッパが抜け落
ちないとともに、抜け落ち防止のための接着剤などの充
填部材が可動部へはみ出すのを有効に防止し得る対物レ
ンズ駆動装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1における対物レ
ンズ駆動装置は、光ビームを収束してその収束光を記録
媒体に照射するための対物レンズを、少なくともフォー
カシング方向に移動可能に支持するためのレンズ支持手
段と、永久磁石およびヨークを有する磁気回路を含み、
レンズ支持手段を少なくともフォーカシング方向に移動
させるための駆動手段と、その一部がヨークの一部と対
向するように設けられ、レンズ支持手段のフォーカシン
グ方向の可動範囲を規制するためのストッパと、少なく
ともヨークとストッパとが対向する部分の隙間に充填さ
れた充填剤とを備えている。そして、ヨークとストッパ
との対向部分は、永久磁石の前記フォーカシング方向と
ほぼ直交する方向の端面上に位置し、またヨークとスト
ッパとは対向部分においてフォーカシング方向に対して
所定の傾斜を有して対向している。
ンズ駆動装置は、光ビームを収束してその収束光を記録
媒体に照射するための対物レンズを、少なくともフォー
カシング方向に移動可能に支持するためのレンズ支持手
段と、永久磁石およびヨークを有する磁気回路を含み、
レンズ支持手段を少なくともフォーカシング方向に移動
させるための駆動手段と、その一部がヨークの一部と対
向するように設けられ、レンズ支持手段のフォーカシン
グ方向の可動範囲を規制するためのストッパと、少なく
ともヨークとストッパとが対向する部分の隙間に充填さ
れた充填剤とを備えている。そして、ヨークとストッパ
との対向部分は、永久磁石の前記フォーカシング方向と
ほぼ直交する方向の端面上に位置し、またヨークとスト
ッパとは対向部分においてフォーカシング方向に対して
所定の傾斜を有して対向している。
【0008】請求項2における対物レンズ駆動装置は、
光ビームを収束してその収束光を記録媒体に照射するた
めの対物レンズを少なくともフォーカシング方向に移動
可能に支持するためのレンズ支持手段と、永久磁石およ
びヨークを有する磁気回路を含みレンズ支持手段を少な
くともフォーカシング方向に移動させるための駆動手段
と、その一部がヨークの一部と対向するように設けら
れ、レンズ支持手段のフォーカシング方向の可動範囲を
規制するためのストッパと、ヨークとストッパとが対向
する部分の隙間と、永久磁石に対向するヨークの内側表
面部と、ストッパの外側表面部とに一体的に充填された
充填剤とを備えている。そして、ヨークとストッパとの
対向部分は、永久磁石のフォーカシング方向とほぼ直交
する方向の端面上に位置している。
光ビームを収束してその収束光を記録媒体に照射するた
めの対物レンズを少なくともフォーカシング方向に移動
可能に支持するためのレンズ支持手段と、永久磁石およ
びヨークを有する磁気回路を含みレンズ支持手段を少な
くともフォーカシング方向に移動させるための駆動手段
と、その一部がヨークの一部と対向するように設けら
れ、レンズ支持手段のフォーカシング方向の可動範囲を
規制するためのストッパと、ヨークとストッパとが対向
する部分の隙間と、永久磁石に対向するヨークの内側表
面部と、ストッパの外側表面部とに一体的に充填された
充填剤とを備えている。そして、ヨークとストッパとの
対向部分は、永久磁石のフォーカシング方向とほぼ直交
する方向の端面上に位置している。
【0009】
【作用】請求項1に係る対物レンズ駆動装置では、永久
磁石のフォーカシング方向とほぼ直交する方向の端面上
にヨークの一部とストッパの一部とが対向するように設
けられ、少なくともその対向部分の隙間に充填剤が充填
されているので、従来のように充填剤がはみ出したとし
ても、そのはみ出した充填剤は永久磁石の端面上に位置
し、可動部側にはみ出ることがない。これにより、従来
のようにはみ出した接着剤によって可動部との隙間が減
少したり、可動部と固定部との間が接着されてしまうと
いう不都合も生じない。また、上記したヨークとストッ
パとの対向部分においてヨークとストッパとがフォーカ
シング方向に対して所定の傾斜を有して対向しているの
で、ストッパがフォーカシング方向に抜け落ちるために
は対向部分の隙間に充填された充填部材を剪断する力が
必要となる。これにより、従来に比べてストッパの抜け
落ちの可能性を減少させることができる。さらに、上記
のような構成によれば、ストッパを取付けた後充填部材
を充填するため作業性がよい。また、充填部材を充填す
ることによって生じる磁路の欠けや隙間はわずかで済む
ので、漏洩磁界も減少される。
磁石のフォーカシング方向とほぼ直交する方向の端面上
にヨークの一部とストッパの一部とが対向するように設
けられ、少なくともその対向部分の隙間に充填剤が充填
されているので、従来のように充填剤がはみ出したとし
ても、そのはみ出した充填剤は永久磁石の端面上に位置
し、可動部側にはみ出ることがない。これにより、従来
のようにはみ出した接着剤によって可動部との隙間が減
少したり、可動部と固定部との間が接着されてしまうと
いう不都合も生じない。また、上記したヨークとストッ
パとの対向部分においてヨークとストッパとがフォーカ
シング方向に対して所定の傾斜を有して対向しているの
で、ストッパがフォーカシング方向に抜け落ちるために
は対向部分の隙間に充填された充填部材を剪断する力が
必要となる。これにより、従来に比べてストッパの抜け
落ちの可能性を減少させることができる。さらに、上記
のような構成によれば、ストッパを取付けた後充填部材
を充填するため作業性がよい。また、充填部材を充填す
ることによって生じる磁路の欠けや隙間はわずかで済む
ので、漏洩磁界も減少される。
【0010】請求項2に係る対物レンズ駆動装置では、
永久磁石のフォーカシング方向とほぼ直交する方向の端
面上にヨークの一部とストッパの一部とが対向するよう
に設けられ、そのヨークとストッパとの対向部分の隙間
と、永久磁石に対向するヨークの内側表面部と、ストッ
パの外側表面部とに一体的に充填部材が充填されている
ので、ストッパがフォーカシング方向に抜け落ちるため
には充填部材が剪断される必要があり、このためストッ
パの抜け落ちが有効に防止される。また、充填部材のう
ちヨークの内側面表面部に充填される部分は、永久磁石
に対向する部分であるため、可動部側へはみ出すことも
なく、これにより従来のように可動部との隙間が減少し
たり、可動部と固定部との間が接着されてしまうという
不都合も生じない。
永久磁石のフォーカシング方向とほぼ直交する方向の端
面上にヨークの一部とストッパの一部とが対向するよう
に設けられ、そのヨークとストッパとの対向部分の隙間
と、永久磁石に対向するヨークの内側表面部と、ストッ
パの外側表面部とに一体的に充填部材が充填されている
ので、ストッパがフォーカシング方向に抜け落ちるため
には充填部材が剪断される必要があり、このためストッ
パの抜け落ちが有効に防止される。また、充填部材のう
ちヨークの内側面表面部に充填される部分は、永久磁石
に対向する部分であるため、可動部側へはみ出すことも
なく、これにより従来のように可動部との隙間が減少し
たり、可動部と固定部との間が接着されてしまうという
不都合も生じない。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0012】図1は本発明の第1実施例による2軸駆動
型の対物レンズ駆動装置を示した斜視図であり、図2は
図1に示した対物レンズ駆動装置のX−Xにおける断面
図である。図1および図2を参照して、この第1実施例
の対物レンズ駆動装置1は、光ビームを収束してその収
束光を記録媒体に照射するための対物レンズ2と、対物
レンズ2を保持するためのレンズホルダ3と、レンズホ
ルダ3の両側面の上下にそれぞれ取付けられ、レンズホ
ルダ3を固定部4に対してフォーカシング方向およびト
ラッキング方向に移動可能に移動可能に支持するための
弾性体5と、弾性体5の固定部付近の根元部に固着され
たダンパー材6と、レンズホルダ3の中央部の穴に固着
されたフォーカシングコイル7およびトラッキングコイ
ル8と、固定部4から延びた磁気回路9と、磁気回路9
の開放端側に設けられたストッパ12とを備えている。
型の対物レンズ駆動装置を示した斜視図であり、図2は
図1に示した対物レンズ駆動装置のX−Xにおける断面
図である。図1および図2を参照して、この第1実施例
の対物レンズ駆動装置1は、光ビームを収束してその収
束光を記録媒体に照射するための対物レンズ2と、対物
レンズ2を保持するためのレンズホルダ3と、レンズホ
ルダ3の両側面の上下にそれぞれ取付けられ、レンズホ
ルダ3を固定部4に対してフォーカシング方向およびト
ラッキング方向に移動可能に移動可能に支持するための
弾性体5と、弾性体5の固定部付近の根元部に固着され
たダンパー材6と、レンズホルダ3の中央部の穴に固着
されたフォーカシングコイル7およびトラッキングコイ
ル8と、固定部4から延びた磁気回路9と、磁気回路9
の開放端側に設けられたストッパ12とを備えている。
【0013】フォーカシングコイル7およびトラッキン
グコイル8の一部は、固定部4から延びた磁気回路9の
磁気ギャップ9aの中に配置されている。磁気回路9
は、永久磁石10a、10bと、ヨーク部11a、11
bとから構成されている。フォーカシングコイル7は、
一方の永久磁石10aとヨーク部11aを取囲むように
巻かれており、駆動力を発生するのに不要な部分は磁気
ギャップ9aの外に位置するように構成されている。ス
トッパ12は、漏洩磁界減少のためのヨークとしての働
きを兼ねた、レンズホルダ3のフォーカシング方向の可
動範囲を規制するものである。すなわち、フォーカシン
グサーボが外れたような場合にはレンズホルダ3が光磁
気ディスク(図示せず)に近付き対物レンズ2が光磁気
ディスクに衝突するおそれがある。これを防止するため
に、レンズホルダ3の一部と当接するようにストッパ1
2が設けられている。
グコイル8の一部は、固定部4から延びた磁気回路9の
磁気ギャップ9aの中に配置されている。磁気回路9
は、永久磁石10a、10bと、ヨーク部11a、11
bとから構成されている。フォーカシングコイル7は、
一方の永久磁石10aとヨーク部11aを取囲むように
巻かれており、駆動力を発生するのに不要な部分は磁気
ギャップ9aの外に位置するように構成されている。ス
トッパ12は、漏洩磁界減少のためのヨークとしての働
きを兼ねた、レンズホルダ3のフォーカシング方向の可
動範囲を規制するものである。すなわち、フォーカシン
グサーボが外れたような場合にはレンズホルダ3が光磁
気ディスク(図示せず)に近付き対物レンズ2が光磁気
ディスクに衝突するおそれがある。これを防止するため
に、レンズホルダ3の一部と当接するようにストッパ1
2が設けられている。
【0014】この第1実施例では、ヨーク部11bとス
トッパ12との形状に特徴点がある。図2を参照して、
この第1実施例では、従来と異なり、ヨーク部11bの
先端部分が90゜曲げられて水平方向に延び、その端部
が永久磁石10bの上に位置するように形成されてい
る。そして、ヨーク部11bの先端部の内側コーナーが
フォーカシング方向に対して所定の傾斜角で面取りされ
ている。また、ストッパ12は、中央部が途中まで削ら
れているとともに(図1参照)、その削り取られた部分
の先端の外側コーナー(図2参照)が所定の角度で面取
りされている。そして、ヨーク部11bの所定の傾斜を
有する先端部とストッパ12の所定の傾斜を有する先端
部とが所定の間隔を隔てて対向するように設けられてお
り、その対向部分の隙間に接着剤などからなる充填部材
13が充填されている。この第1実施例では、このよう
に構成することによって、装置の落下などによってたと
えばフォーカシング方向に衝撃力を受けたとしても、面
取り部分が充填部材13に引っ掛かるため、ストッパ1
2がフォーカシング方向に抜け落ちるためには充填部材
13が剪断される必要がある。このため、ストッパ12
は従来に比べてフォーカシング方向に抜け落ちにくくな
る。また、トラッキング方向には、ヨーク部11bとス
トッパ12とが噛み合った状態(図1参照)になってい
るので、抜け落ちを防止できる。フォーカシング方向お
よびトラッキング方に垂直な方向(タンジェンシャル方
向)には、磁石の吸引力が働いており強固である。
トッパ12との形状に特徴点がある。図2を参照して、
この第1実施例では、従来と異なり、ヨーク部11bの
先端部分が90゜曲げられて水平方向に延び、その端部
が永久磁石10bの上に位置するように形成されてい
る。そして、ヨーク部11bの先端部の内側コーナーが
フォーカシング方向に対して所定の傾斜角で面取りされ
ている。また、ストッパ12は、中央部が途中まで削ら
れているとともに(図1参照)、その削り取られた部分
の先端の外側コーナー(図2参照)が所定の角度で面取
りされている。そして、ヨーク部11bの所定の傾斜を
有する先端部とストッパ12の所定の傾斜を有する先端
部とが所定の間隔を隔てて対向するように設けられてお
り、その対向部分の隙間に接着剤などからなる充填部材
13が充填されている。この第1実施例では、このよう
に構成することによって、装置の落下などによってたと
えばフォーカシング方向に衝撃力を受けたとしても、面
取り部分が充填部材13に引っ掛かるため、ストッパ1
2がフォーカシング方向に抜け落ちるためには充填部材
13が剪断される必要がある。このため、ストッパ12
は従来に比べてフォーカシング方向に抜け落ちにくくな
る。また、トラッキング方向には、ヨーク部11bとス
トッパ12とが噛み合った状態(図1参照)になってい
るので、抜け落ちを防止できる。フォーカシング方向お
よびトラッキング方に垂直な方向(タンジェンシャル方
向)には、磁石の吸引力が働いており強固である。
【0015】また、この第1実施例では、ヨーク部11
bとストッパ12との対向する部分が、永久磁石10b
上に位置するように形成されているので、その対向部分
から接着剤などからなる充填剤13がはみ出したとして
も、そのはみ出した接着剤などは永久磁石10b上に位
置し、可動部側へはみ出すことがない。これにより、従
来のようにはみ出した接着剤によって可動部との隙間が
減少したり可動部と固定部との間が接着されてしまうと
いう不都合もない。さらに、この第1実施例では、スト
ッパ12を取付けた後に接着剤などからなる充填剤13
を注入するため作業性がよいという効果が得られる。ま
た、充填剤13の充填による磁路の欠けや隙間はわずか
で済むので、漏洩磁界を有効に低減することもできる。
bとストッパ12との対向する部分が、永久磁石10b
上に位置するように形成されているので、その対向部分
から接着剤などからなる充填剤13がはみ出したとして
も、そのはみ出した接着剤などは永久磁石10b上に位
置し、可動部側へはみ出すことがない。これにより、従
来のようにはみ出した接着剤によって可動部との隙間が
減少したり可動部と固定部との間が接着されてしまうと
いう不都合もない。さらに、この第1実施例では、スト
ッパ12を取付けた後に接着剤などからなる充填剤13
を注入するため作業性がよいという効果が得られる。ま
た、充填剤13の充填による磁路の欠けや隙間はわずか
で済むので、漏洩磁界を有効に低減することもできる。
【0016】図3は本発明の第2実施例による2軸駆動
型の対物レンズ駆動装置のヨーク部とストッパ部とを示
した概略断面図である。図3を参照して、この第2実施
例では、図2に示した第1実施例と異なり、ヨーク部2
1bとストッパ22の対向部分の形状が、それぞれ段差
形状を有している。そして、その対向部分に充填剤23
が充填されている。このように、段差形状に形成するこ
とによって、ヨーク部21bとストッパ22とが実質的
に所定の傾斜を有して対向することになり、図1および
図2に示した第1実施例と同様の効果を得ることができ
る。すなわち、装置の落下などによってフォーカシング
方向に衝撃力を受けたとしてもストッパ22の段差部分
が充填剤23に引っ掛かるため、ストッパ22が抜け落
ちるためには充填部材23が剪断される必要がある。こ
の結果、ストッパ22は従来の接着剤の剥離力のみによ
ってストッパを保持する場合に比べて抜け落ちにくくな
る。
型の対物レンズ駆動装置のヨーク部とストッパ部とを示
した概略断面図である。図3を参照して、この第2実施
例では、図2に示した第1実施例と異なり、ヨーク部2
1bとストッパ22の対向部分の形状が、それぞれ段差
形状を有している。そして、その対向部分に充填剤23
が充填されている。このように、段差形状に形成するこ
とによって、ヨーク部21bとストッパ22とが実質的
に所定の傾斜を有して対向することになり、図1および
図2に示した第1実施例と同様の効果を得ることができ
る。すなわち、装置の落下などによってフォーカシング
方向に衝撃力を受けたとしてもストッパ22の段差部分
が充填剤23に引っ掛かるため、ストッパ22が抜け落
ちるためには充填部材23が剪断される必要がある。こ
の結果、ストッパ22は従来の接着剤の剥離力のみによ
ってストッパを保持する場合に比べて抜け落ちにくくな
る。
【0017】図4は本発明の第3実施例による2軸駆動
型の対物レンズ駆動装置のヨーク部とストッパ部を示し
た概略断面図である。図4を参照して、この第3実施例
では、ヨーク部31bとストッパ32との対向部分の形
状がフォーカシング方向に平行な形状を有しており、第
1および第2実施例のような傾斜形状を有さない。そし
て、この第3実施例においては、ヨーク部31bとスト
ッパ32との対向部分の隙間のみならず、永久磁石10
b上に位置するヨーク部31bの内側面上、およびスト
ッパ32の外側面上にも充填剤33が充填されている。
このように構成することによって、ストッパ32にフォ
ーカシング方向の力が加わった場合に、ストッパ32が
抜け落ちるためにはストッパ2の外側面上に形成された
充填剤33を剪断する必要がある。したがって、第1実
施例および第2実施例と同様、ストッパ32が従来に比
べて抜け落ちにくくなるという効果を奏する。また、ヨ
ーク部31bの内側面上に形成される充填材33は、永
久磁石10b上に位置するので、可動部側へはみ出すこ
ともない。この結果、従来のようにはみ出した充填材3
3によって、可動部との隙間が減少したり、可動部と固
定部との間が充填材33によって接着されてしまうこと
もない。
型の対物レンズ駆動装置のヨーク部とストッパ部を示し
た概略断面図である。図4を参照して、この第3実施例
では、ヨーク部31bとストッパ32との対向部分の形
状がフォーカシング方向に平行な形状を有しており、第
1および第2実施例のような傾斜形状を有さない。そし
て、この第3実施例においては、ヨーク部31bとスト
ッパ32との対向部分の隙間のみならず、永久磁石10
b上に位置するヨーク部31bの内側面上、およびスト
ッパ32の外側面上にも充填剤33が充填されている。
このように構成することによって、ストッパ32にフォ
ーカシング方向の力が加わった場合に、ストッパ32が
抜け落ちるためにはストッパ2の外側面上に形成された
充填剤33を剪断する必要がある。したがって、第1実
施例および第2実施例と同様、ストッパ32が従来に比
べて抜け落ちにくくなるという効果を奏する。また、ヨ
ーク部31bの内側面上に形成される充填材33は、永
久磁石10b上に位置するので、可動部側へはみ出すこ
ともない。この結果、従来のようにはみ出した充填材3
3によって、可動部との隙間が減少したり、可動部と固
定部との間が充填材33によって接着されてしまうこと
もない。
【0018】図5は、本発明の第4実施例による対物レ
ンズ駆動装置を示した斜視図である。図5を参照して、
この第4実施例の対物レンズ駆動装置では、ストッパ4
2が概ねL字形状を有している。すなわち、図1に示し
た第1実施例ではストッパ12がが概ねコの字形状を有
しているのに対して、図5に示した第4実施例ではスト
ッパ42を途中で切断しL字形状に形成している。この
ように構成することによって、第1実施例で説明した効
果に加えて、第1実施例と比較してストッパ42の曲げ
工程が一部省略できるという効果も奏する。
ンズ駆動装置を示した斜視図である。図5を参照して、
この第4実施例の対物レンズ駆動装置では、ストッパ4
2が概ねL字形状を有している。すなわち、図1に示し
た第1実施例ではストッパ12がが概ねコの字形状を有
しているのに対して、図5に示した第4実施例ではスト
ッパ42を途中で切断しL字形状に形成している。この
ように構成することによって、第1実施例で説明した効
果に加えて、第1実施例と比較してストッパ42の曲げ
工程が一部省略できるという効果も奏する。
【0019】
【発明の効果】請求項1にかかる対物レンズ駆動装置に
よれば、磁気回路を構成する永久磁石のフォーカシング
方向とほぼ直交する方向の端面上にヨークの一部とスト
ッパの一部との対向部分が位置するように形成し、その
対向部分の隙間に充填剤を充填することによって、たと
えば接着剤などからなる充填剤がはみ出したとしても、
そのはみ出した接着剤は永久磁石の上記した端面上に位
置し、可動部側へはみ出すことがない。この結果、従来
のようにはみ出した接着剤によって可動部との隙間が減
少したり可動部と固定部との間が接着されてしまうとい
う不都合が生じない。また、ヨークとストッパとを対向
部分においてフォーカシング方向に対して所定の傾斜を
有するように対向させることによって、フォーカシング
方向の力が加わった場合にストッパが抜け落ちるために
は充填部材を剪断する剪断力が必要となり、この結果従
来の接着剤の剥離力のみによってストッパを固定してい
た場合に比べてストッパが抜け落ちにくくなるという効
果を奏する。
よれば、磁気回路を構成する永久磁石のフォーカシング
方向とほぼ直交する方向の端面上にヨークの一部とスト
ッパの一部との対向部分が位置するように形成し、その
対向部分の隙間に充填剤を充填することによって、たと
えば接着剤などからなる充填剤がはみ出したとしても、
そのはみ出した接着剤は永久磁石の上記した端面上に位
置し、可動部側へはみ出すことがない。この結果、従来
のようにはみ出した接着剤によって可動部との隙間が減
少したり可動部と固定部との間が接着されてしまうとい
う不都合が生じない。また、ヨークとストッパとを対向
部分においてフォーカシング方向に対して所定の傾斜を
有するように対向させることによって、フォーカシング
方向の力が加わった場合にストッパが抜け落ちるために
は充填部材を剪断する剪断力が必要となり、この結果従
来の接着剤の剥離力のみによってストッパを固定してい
た場合に比べてストッパが抜け落ちにくくなるという効
果を奏する。
【0020】請求項2に係る対物レンズ駆動装置によれ
ば、磁気回路を構成する永久磁石のフォーカシング方向
とほぼ直交する方向の端面上にヨークの一部とストッパ
の一部との対向部分が位置するようにヨークとストッパ
とを設け、そのヨークとストッパとが対向する部分の隙
間と、永久磁石に対向するヨークの内側表面部と、スト
ッパの外側表面部とに一体的に充填剤を充填することに
よって、フォーカシング方向の力がストッパに加わった
場合にストッパが抜け落ちるためにはストッパの外側表
面部上に充填された充填部材を剪断する剪断力が必要と
なり、従来の接着剤の剥離強度のみによってストッパを
固定していた場合に比べてストッパが抜け落ちにくくな
るという効果を奏する。また、ヨークの内側表面部に充
填される充填部材は、ヨークの内側表面部のうち永久磁
石に対向する部分に充填されるため、充填剤が可動部に
はみ出すという不都合も生じない。この結果、従来のよ
うにはみ出した接着剤によって可動部との隙間が減少し
たり、可動部と固定部との間が接着されてしまうという
問題も生じない。
ば、磁気回路を構成する永久磁石のフォーカシング方向
とほぼ直交する方向の端面上にヨークの一部とストッパ
の一部との対向部分が位置するようにヨークとストッパ
とを設け、そのヨークとストッパとが対向する部分の隙
間と、永久磁石に対向するヨークの内側表面部と、スト
ッパの外側表面部とに一体的に充填剤を充填することに
よって、フォーカシング方向の力がストッパに加わった
場合にストッパが抜け落ちるためにはストッパの外側表
面部上に充填された充填部材を剪断する剪断力が必要と
なり、従来の接着剤の剥離強度のみによってストッパを
固定していた場合に比べてストッパが抜け落ちにくくな
るという効果を奏する。また、ヨークの内側表面部に充
填される充填部材は、ヨークの内側表面部のうち永久磁
石に対向する部分に充填されるため、充填剤が可動部に
はみ出すという不都合も生じない。この結果、従来のよ
うにはみ出した接着剤によって可動部との隙間が減少し
たり、可動部と固定部との間が接着されてしまうという
問題も生じない。
【図1】本発明の第1実施例による2軸駆動型の対物レ
ンズ駆動装置を示した斜視図である。
ンズ駆動装置を示した斜視図である。
【図2】図1に示した第1実施例の対物レンズ駆動装置
のX−Xにおける断面図である。
のX−Xにおける断面図である。
【図3】本発明の第2実施例による2軸駆動型の対物レ
ンズ駆動装置のヨーク部とストッパとを示した概略断面
図である。
ンズ駆動装置のヨーク部とストッパとを示した概略断面
図である。
【図4】本発明の第3実施例による2軸駆動型の対物レ
ンズ駆動装置のヨーク部とストッパを示した概略断面図
である。
ンズ駆動装置のヨーク部とストッパを示した概略断面図
である。
【図5】本発明の第4実施例による2軸駆動型の対物レ
ンズ駆動装置を示した斜視図である。
ンズ駆動装置を示した斜視図である。
【図6】従来の2軸駆動型の対物レンズ駆動装置を示し
た斜視図である。
た斜視図である。
【図7】図6に示した従来の対物レンズ駆動装置のX−
Xにおける断面図である。
Xにおける断面図である。
1:対物レンズ駆動装置 2:対物レンズ 11b:ヨーク部 12:ストッパ 13:充填部材 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 乾 敏治 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 佐藤 秀朗 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 7/09
Claims (2)
- 【請求項1】 光ビームを収束してその収束光を記録媒
体に照射するための対物レンズを、少なくともフォーカ
シング方向に移動可能に支持するためのレンズ支持手段
と、 永久磁石およびヨークを有する磁気回路を含み、前記レ
ンズ支持手段を少なくとも前記フォーカシング方向に移
動させるための駆動手段と、 その一部が前記ヨークの一部と対向するように設けら
れ、前記レンズ支持手段の前記フォーカシング方向の可
動範囲を規制するためのストッパと、 少なくとも前記ヨークと前記ストッパとが対向する部分
の隙間に充填された充填剤とを備え、 前記ヨークと前記ストッパとの対向部分は、前記永久磁
石の前記フォーカシング方向とほぼ直交する方向の端面
上に位置し、 前記ヨークと前記ストッパとは、前記対向部分において
前記フォーカシング方向に対して所定の傾斜を有して対
向している、対物レンズ駆動装置。 - 【請求項2】 光ビームを収束してその収束光を記録媒
体に照射するための対物レンズを、少なくともフォーカ
シング方向に移動可能に支持するためのレンズ支持手段
と、 永久磁石およびヨークを有する磁気回路を含み、前記レ
ンズ支持手段を少なくとも前記フォーカシング方向に移
動させるための駆動手段と、 その一部が前記ヨークの一部と対向するように設けら
れ、前記レンズ支持手段の前記フォーカシング方向の可
動範囲を規制するためのストッパと、 前記ヨークと前記ストッパとが対向する部分の隙間と、
前記永久磁石に対向する前記ヨークの内側表面部と、前
記ストッパの外側表面部とに一体的に充填された充填剤
とを備え、 前記ヨークと前記ストッパとの対向部分は、前記永久磁
石の前記フォーカシング方向とほぼ直交する方向の端面
上に位置している、対物レンズ駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3152693A JP2775564B2 (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 対物レンズ駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3152693A JP2775564B2 (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 対物レンズ駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06243491A JPH06243491A (ja) | 1994-09-02 |
JP2775564B2 true JP2775564B2 (ja) | 1998-07-16 |
Family
ID=12333639
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3152693A Expired - Fee Related JP2775564B2 (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 対物レンズ駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2775564B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06300473A (ja) * | 1993-04-19 | 1994-10-28 | Sanden Corp | 偏平冷媒管 |
JP4614838B2 (ja) * | 2005-07-20 | 2011-01-19 | 三洋電機株式会社 | ピックアップ装置 |
-
1993
- 1993-02-22 JP JP3152693A patent/JP2775564B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06243491A (ja) | 1994-09-02 |
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---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980324 |
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