JP2775554B2 - コリメータレンズ付き光ファイバアレー - Google Patents

コリメータレンズ付き光ファイバアレー

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JP2775554B2
JP2775554B2 JP4222530A JP22253092A JP2775554B2 JP 2775554 B2 JP2775554 B2 JP 2775554B2 JP 4222530 A JP4222530 A JP 4222530A JP 22253092 A JP22253092 A JP 22253092A JP 2775554 B2 JP2775554 B2 JP 2775554B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光通信等の分野にお
いて、多数の光ファイバ同士を高密度に接続するコネク
タに使用されるコリメータレンズ付き光ファイバアレー
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コネクタを構成する光ファイバアレーに
は、複数の光ファイバを一平面上に並べた一次元光ファ
イバアレーを積層した構成の二次元光ファイバアレーが
ある。この二次元光ファイバアレーでは、図6に示すよ
うに、光ファイバ50を保持する基板51に穴52を多
数穿設し、この穴52に光ファイバ50の端部を挿入す
る構造が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
二次元光ファイバアレーの場合には、二つの問題があ
る。一つは、基板51の穴52の加工をフォトエッチン
グなどの方法で行うため、この穴52に挿入した側の光
ファイバアレーは比較的高い精度が得られるものの、穴
52から離れた部分では光ファイバ50を高精度に保持
する構造になっていないので、光ファイバ50間での平
行度が悪く、基板51の表面に対する光ファイバ50の
直交度を高精度に保つことは困難である。これは、光フ
ァイバ50端面と垂直であって基準となる理想的な光軸
53に対する出射光54の角度ずれ(θ)となって現
れ、接続損失の原因となる。
【0004】もう一つは、光ファイバアレー製作におけ
る作業性の問題である。すなわち、光ファイバ50の直
径と穴52の穴径との寸法公差が小さいので、多数の光
ファイバ50を一括挿入することが難しい。そこで、光
ファイバ50を1本ずつ挿入することになるが、これで
は多くの時間がかかり(もし、穴52の径を大きくする
と、光ファイバ50は挿入し易くなるが、位置精度が低
下する)、製作効率が著しく低下し、製作費を低減する
ことはできない。
【0005】以上述べたように、従来の二次元光ファイ
バアレーでは、構造に合った構成部品や製作方法が必要
で、しかも、光ファイバアレーの高精度、かつ、高作業
効率・低製作費での製作が困難という問題があった。
【0006】さらに、次のような問題もある。すなわ
ち、フリースペーススイッチのように、入出力に使う二
つの二次元光ファイバアレーが空間的に離れている場
合、光ファイバからの光を出力する側では、前述の理想
的な光軸53と出射光54との角度を高精度に一致させ
る(例えば、1mrad以下)と同時に、光ファイバか
らの出射光を平行光に変換することが要求され、また、
光ファイバに光を入力する側でも、平行光をスポット光
に変換すると同時に、スポット光の光軸と光ファイバの
光軸とを一致させることが要求される。これは、高効率
結合とクロストークの低減を実現するための重要な課題
である。
【0007】ここで、理想的な光軸53と出射光54と
の角度(θ)を高精度に一致させることは、前記光ファ
イバアレーの高精度化と共通の問題であるが、スポット
光と平行光との間の相互変換にはコリメータレンズが必
要である。これまで、二次元光ファイバアレーと組み合
わせたコリメータレンズとして、平板マイクロレンズア
レー又はロッドレンズが使用されている。
【0008】平板マイクロレンズアレーの特徴は、厚さ
1mm程度のガラス板にフォトエッチングで所定位置に
精度良く形成したパターン領域内に異種原子を拡散し
て、ガラス板の屈折率を局部的に変えることによりレン
ズ作用を持たせたもので、製作上、高いアレー精度が得
られるものの、光ファイバアレーと平板マイクロレンズ
アレーの形状とが大きく異なるため、両者の高精度位置
合わせが困難である。
【0009】一方、ロッドレンズをコリメータレンズア
レーとして用いる場合、ロッドレンズのアレー化に問題
があり、従来は光ファイバアレーの1本に対してロッド
レンズ1個を対応させて並べていた。このため、アレー
化に長時間を要し、また、位置合わせ精度も十分ではな
かった。
【0010】この発明は、前述のような問題を解消すべ
くなされたもので、その目的は、高精度で、かつ、簡単
に、作業効率良く、低製作費で作製することができるコ
リメータレンズ付き光ファイバアレーを提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は前記目的を達
成するために、次のような構成とした。すなわち、この
発明のコリメータレンズ付き光ファイバアレーは、内部
に光ファイバの端部及びロッドレンズを保持する円筒状
の複数のフェルールと、両面が平坦な硬質材料の複数の
整列基板とから成り、前記複数のフェルールは、前記光
ファイバの端部を内部に保持するファイバフェルール
と、前記ロッドレンズを内部に保持し、前記ファイバフ
ェルールと同じ外径のロッドレンズフェルールとが一体
的に接着された構造であり、互いに隣り合う前記フェル
ールの外周が軸方向に沿って接触するように積み重ねて
二次元の整列とし、この二次元に整列されたフェルール
のうちの最外周に位置する全てのフェルールの外周が前
記整列基板に接触するように構成し、かつ、前記複数の
フェルール端面とこれらのフェルール内に保持されてい
る光ファイバの光軸とが任意の角度で交差するように構
成したことを特徴とする。
【0012】また、この発明のコリメータレンズ付き光
ファイバアレーは、内部に光ファイバの端部及びロッド
レンズを保持する円筒状の複数のフェルールと、両面が
平坦な硬質材料の複数の整列基板とから成り、前記複数
のフェルールは、前記光ファイバの端部が挿入されるフ
ァイバ保持用穴と、前記ロッドレンズが挿入されるロッ
ドレンズ保持用穴とが形成された一体構造であり、互い
に隣り合う前記フェルールの外周が軸方向に沿って接触
するように積み重ねて二次元の整列とし、この二次元に
整列されたフェルールのうちの最外周に位置する全ての
フェルールの外周が前記整列基板に接触するように構成
し、かつ、前記複数のフェルール端面とこれらのフェル
ール内に保持されている光ファイバの光軸とが任意の角
度で交差するように構成したことを特徴とする。
【0013】ここで、前記整列基板は、前記複数のフェ
ルールに接触する側の平坦面を構成するセラミックス板
と、このセラミックス板の外側に接合される金属板とか
ら成る複合基板であることを特徴とする。なお、整列基
板は、四角形枠やその他の形状の枠とすることができ
る。
【0014】
【作用】前述のような構成において、高精度に加工され
たフェルール内に光ファイバとロッドレンズとを精度良
く保持でき、これらのフェルールを整列させるため、こ
れらのフェルールの整列状態が平坦度の良い硬質材料の
平板である整列基板により規制され、光ファイバ間の平
行度や各光ファイバの整列直交度などを容易に高精度と
することができる。また、整列治具を使用することな
く、簡単に作業を行うことができる。また、光ファイバ
の本数にかかわらず容易に製作でき、アレーの規模に制
限がない。光ファイバアレーのピッチは、フェルールの
外径を変えるだけで容易に変えることができる。また、
ファイバ保持用フェルールとロッドレンズ保持用フェル
ールとを一体構造とすれば、フェルールの製作作業が簡
単となり、フェルールの精度や信頼性を向上できる。ま
た、整列基板を外側が金属の複合基板とすれば、相手部
品に機械的に固定保持することができ、相手部品の形状
や材料に合わせて適正な固定保持法を選択できる。
【0015】
【実施例】以下、この発明を図示する実施例に基づいて
詳細に説明する。図1は、この発明のコリメータレンズ
付き光ファイバアレーの実施例、図2は、図1のコリメ
ータレンズ付き光ファイバアレーにおいて二つのフェル
ールを接続したフェルールの実施例、図3は、図2のフ
ェルールを一体化したフェルールの実例、図施4は、図
1の整列基板を複合基板で構成した実施例、図5は、整
列基板枠の形状の変形例を示す。
【0016】〔実施例1〕 図1に示すように、光ファイバ1の先端部及びロッドレ
ンズ11を内部に保持した円筒状の複数のフェルール2
と、4枚の整列基板3とから二次元のコリメータレンズ
付き光ファイバアレーによるコネクタを構成する。フェ
ルール2には、光ファイバ1の先端部を挿入して保持
し、これらのフェルール2を隣り合うフェルールと平行
に接触した状態で整列させ、さらに、整列したフェルー
ル束の上下左右の列をそれぞれ整列基板3と接触させ
る。接着剤4は、フェルール2間及びフェルール2・整
列基板3間に充填し、整列基板3を枠状に固定し、か
つ、整列基板3とフェルール2とが軸方向に位置ずれし
ないように固定する。
【0017】フェルール2は、単心の光ファイバのコネ
クタに使用される外径精度の良い円筒状プラグと同様の
部材である。ここで用いたフェルール2の寸法は、外径
250±2μm、内径127±2μm、長さ10mm、
全長に対する平行度3μm以下であり、これは、既に広
く使用されている光コネクタのジルコニアフェルールと
同等の部材である。
【0018】整列基板3の寸法は、幅3mm、厚さ1m
m、長さ15mm、平行度と平坦度は共に0.3μm以
下であり、この整列基板3の上に、光ファイバ1の先端
部及びロッドレンズ11を内部に保持した複数のフェル
ール2を整列していくと、複数のフェルール2の外径ば
らつきが2μmと大きくても、+と−とがうまく相殺し
合うため、光ファイバ1のピッチ精度は1μm以下に収
まる。また、隣り合う二つの整列基板3のなす角度も三
角プリズムの直角を転写したものであり、直角に対して
1mrad以下の誤差になっているので、光ファイバア
レー面における光ファイバ1の整列直交度も高精度が得
られる。
【0019】一方、光ファイバ1の光軸と出射光との角
度ずれは、整列基板3の平坦面に対する光ファイバ1の
実際の傾斜角θで決まる。何故なら、整列基板3の端面
と光ファイバ1の端面は、整列基板3の平坦面と直角
で、かつ、同一面となるように研磨されるからである。
従って、この実施例での最大の傾斜角θは、フェルール
2の内外径の最大ばらつき各2μmと全長の平行度3μ
mとの和に対する全長10mmの比、すなわち、7/1
0000(0.7mrad)となり、実用上充分な精度
が得られる。
【0020】ここで、フェルール2と整列基板3との接
触部において、両者の間で変形することがあると、前記
の高精度は達成できない。このため、整列基板3はセラ
ミックスのような硬質材料でなければならず、フェルー
ル2との馴染み性を考慮して、フェルール2と同じジル
コニアを用いた。
【0021】なお、この実施例では、フェルール2の端
面と光ファイバ1の光軸とは、交差角が1mrad以下
の精度で直交できることを説明したが、実際の研磨は、
整列基板3の平坦面を基準として光ファイバ1の光軸と
の交差角を規定するため、90゜以外の任意の交差角に
対しても同等の精度で研磨できる。
【0022】なお、フェルール2の配列は、単純に整列
基板3の上に並べていくだけで、特別な治具や装置を必
要としない。
【0023】図2は、図1のコリメータレンズ付き光フ
ァイバアレーに使用されるフェルール2であって、直径
の異なる光ファイバ1とロッドレンズ11とをそれぞれ
内部に保持したファイバフェルール12とロッドレンズ
フェルール13とを、その端面で接着した一体構造のフ
ェルール2の断面である。このように、フェルール2
は、ファイバフェルール12とロッドレンズフェルール
13とから構成される。ファイバフェルール12とロッ
ドレンズフェルール13とは、内径が異なるが外径の等
しい円筒部材である。なお、1Aは光ファイバ1のコア
である。
【0024】この構成は、光ファイバ1を内部に保持し
たファイバフェルール12と、ロッドレンズ11を内部
に保持したロッドレンズフェルール13とをそれぞれ個
別に作製し、次に、平坦な二面から成るV定盤上で、フ
ァイバフェルール12及びロッドレンズフェルール13
の外径を基準として、両者の端面を光学接着剤14で一
体化する。この後は、ファイバフェルール12及びロッ
ドレンズフェルール13が、一体的で一様な円筒状にな
っているので、光ファイバ1及びロッドレンズ11を二
次元アレー化したコリメータレンズ付き光ファイバアレ
ーが簡単に形成できる。
【0025】この構成で、光ファイバ1の中心とロッド
レンズ11の中心との間に位置ずれ(光軸ずれd)が存
在すると、ロッドレンズ11の一端から出射する光に角
度ずれθ(=πd/2L)が生じる。この角度ずれθ
は、結合損失やクロストークの原因となるため、できる
だけ小さくしなければならない。この場合の光軸ずれd
は、ファイバフェルール12とロッドレンズフェルール
13との外径基準で合わせているので、この実施例のフ
ェルール加工精度を用いた場合には、外径ばらつきに依
存した2μmと、内径ばらつきに起因する4μmとの和
から、最大光軸ずれd=6μmである。ここで、ロッド
レンズ11の長さL=8mmとすれば、角度ずれθは
1.1mradとなる。この値は、光を10cm空間伝
播したときに光の位置が0.11mmずれることを示し
ている。
【0026】なお、ロッドレンズは、その長さに応じて
レンズとしての特性が変わるため、ここで用いるロッド
レンズ11の長さは、予め最終的に残す長さ(焦点距離
に等しい)に調整しておかなければならず、また、ロッ
ドレンズ11の端面が接触する光ファイバ1の端面も、
その光軸と垂直になるように事前に加工しておく必要が
ある。これらの加工はいずれも従来の研磨技術で実現で
きるため、技術的な問題はない。
【0027】〔実施例2〕 図3は、図2のコリメータレンズ付き光ファイバアレー
の製作法をさらに間単にするため、両端に内径の異なる
穴を加工したフェルール2の断面構造である。フェルー
ル2には、光ファイバ1の端部が挿入されるファイバ保
持用穴16と、ロッドレンズ11が挿入されるロッドレ
ンズ保持用穴17とが穿設されている。
【0028】フェルール2両端の穴径が異なっているの
で、実施例1に述べたフェルールよりその製作は複雑に
なるが、実施例1のファイバフェルール12とロッドレ
ンズフェルール13との間の接着工程が省略できるの
で、製作工程はより簡単となる。一般に、接着工程は手
作業で時間がかかり、また、精度や信頼性が低下し易い
という問題を内在しているが、異径のフェルール2で、
この問題が緩和される効果は大きい。なお、ロッドレン
ズ11の長さ調整と光ファイバ1端面の垂直面形成は、
実施例1と同じく事前に加工しておかなければならない
が、光軸ずれについては実施例1と同等以上の精度が得
られる。
【0029】〔実施例3〕 図4は、実施例1の整列基板3に用いたセラミックス板
の代わりに、金属板6の内側にジルコニア板7を接着し
た複合基板5を採用した二次元のロッドレンズ付き光フ
ァイバアレーである。このような構成においても、ロッ
ドレンズ付き光ファイバのアレー精度や製作法は、実施
例1,2と同じになるが、ロッドレンズ付き光ファイバ
アレーの取り付け方法において違いが生じる。
【0030】すなわち、実施例1,2の場合、外側の部
品がセラミックスであるため、この二次元のロッドレン
ズ付き光ファイバアレーは、相手部品に対して直接又は
第三の部品を介して接着で固定保持することが避けられ
ない。この場合、相手部品と熱膨張係数が合わなかった
り、接着面積が充分とれないときには、実装するときの
信頼性などに問題を残すことになる。これに対して、外
側の部品が金属であると、接着だけでなく機械的な固定
保持も可能で、相手部品の形状や材料に合わせて、より
適正な固定保持法を選ぶことができるので、実装上の信
頼性は大幅に改善できる。
【0031】なお、フェルール2の配置や整列基板3に
よる枠の形状は、図1,図4に限定されることなく、図
5に示すように、種々の態様を採ることができる。
【0032】
【発明の効果】前述の通り、この発明は、光ファイバ1
及びロッドレンズ11を保持する複数のフェルール2を
接触状態で整列し、これらのフェルール2を平坦度の良
い硬質の整列基板3で規制するようにしたため、次のよ
うな効果を奏する。 (1) 二次元のコリメータレンズ付き光ファイバアレーを
高精度に製作できる。 (2) 簡単に製作でき、作業効率が大幅に向上し、製作費
を低減できる。 (3) 二次元光ファイバアレーの規模に制限が無く、ま
た、二次元光ファイバアレーのピッチは、フェルールの
外径を変えるだけで容易に変えることができ、あらゆる
コネクタに対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のコリメータレンズ付き光ファイバア
レーの実施例を示す部分断面斜視図である。
【図2】図1のコリメータレンズ付き光ファイバアレー
における二つのフェルールを接続したフェルールを示
し、(a)は横断面図、(b)は縦断面図である。
【図3】図2のフェルールを一体構造とした例を示す縦
断面図である。
【図4】図1の整列基板を複合基板とした実施例を示す
部分断面斜視図である。
【図5】フェルールの配置や整列基板枠の形状の変形例
を示す横断面図である。
【図6】従来の二次元光ファイバアレーを示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 光ファイバ 2 フェルール 3 整列基板 4 接着剤 5 複合基板 6 金属板 7 ジルコニア板 11 ロッドレンズ 12 ファイバフェルール 13 ロッドレンズフェルール 14 光学接着剤 16 ファイバ保持用穴 17 ロッドレンズ保持用穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野 口 一 博 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 木 村 一 夫 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 実開 平2−7611(JP,U) 実開 昭58−47809(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 6/40 G02B 6/24 G02B 6/34

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に光ファイバの端部及びロッドレン
    ズを保持する円筒状の複数のフェルールと、 両面が平坦な硬質材料の複数の整列基板とから成り、 前記複数のフェルールは、前記光ファイバの端部を内部
    に保持するファイバフェルールと、前記ロッドレンズを
    内部に保持し、前記ファイバフェルールと同じ外径のロ
    ッドレンズフェルールとが一体的に接着された構造であ
    り、 互いに隣り合う前記フェルールの外周が軸方向に沿って
    接触するように積み重ねて二次元の整列とし、この二次
    元に整列されたフェルールのうちの最外周に位置する全
    てのフェルールの外周が前記整列基板に接触するように
    構成し、かつ、前記複数のフェルール端面とこれらのフ
    ェルール内に保持されている光ファイバの光軸とが任意
    の角度で交差するように構成したことを特徴とするコリ
    メータレンズ付き光ファイバアレー。
  2. 【請求項2】 内部に光ファイバの端部及びロッドレン
    ズを保持する円筒状の複数のフェルールと、 両面が平坦な硬質材料の複数の整列基板とから成り、 前記複数のフェルールは、前記光ファイバの端部が挿入
    されるファイバ保持用穴と、前記ロッドレンズが挿入さ
    れるロッドレンズ保持用穴とが形成された一体構造であ
    り、 互いに隣り合う前記フェルールの外周が軸方向に沿って
    接触するように積み重ねて二次元の整列とし、この二次
    元に整列されたフェルールのうちの最外周に位置する全
    てのフェルールの外周が前記整列基板に接触するように
    構成し、かつ、前記複数のフェルール端面とこれらのフ
    ェルール内に保持されている光ファイバの光軸とが任意
    の角度で交差するように構成したことを特徴とするコリ
    メータレンズ付き光ファイバアレー。
  3. 【請求項3】 前記整列基板は、前記複数のフェルール
    に接触する側の平坦面を構成するセラミックス板と、こ
    のセラミックス板の外側に接合される金属板とから成る
    複合基板であることを特徴とする請求項1又は請求項2
    記載のコリメータレンズ付き光ファイバアレー。
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