JP2773443B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JP2773443B2
JP2773443B2 JP4958291A JP4958291A JP2773443B2 JP 2773443 B2 JP2773443 B2 JP 2773443B2 JP 4958291 A JP4958291 A JP 4958291A JP 4958291 A JP4958291 A JP 4958291A JP 2773443 B2 JP2773443 B2 JP 2773443B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はデジタル信号処理等に
おける算術演算を高速に実行する半導体集積回路に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体集積回路の一例を図3に示
し説明する。この図3において、31,32はメモリデ
バイス、33は加算等を実行する算術演算回路である。
そして、メモリデバイス31および32から演算対象の
データが読み出され、算術演算回路33に入力され、こ
の算術演算回路33はメモリデバイス31および32か
ら読み出された2つのデータの、例えば、加算結果等を
演算出力として出力する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の半
導体集積回路では、メモリデバイス31および32から
のデータを算術演算回路33へ入力するためにデータバ
ス線などが必要で面積が大きくなるという課題があっ
た。また、データバス線の寄生容量等のために高速化が
困難になるという課題があった。
【0004】この発明はかかる課題を解決するためにな
されたもので、高速の演算処理を行い、かつ面積の小さ
い半導体集積回路を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために請求項1に係る半導体集積回路は、第1のデー
タにおける複数ビットに対応して設けられ、それぞれが
対応するビットのビット情報を記憶するメモリセルを有
し、行方向に沿って配置される複数の第1のメモリセル
列、および、第2のデータの複数ビットに対応して設け
られ、それぞれが対応するビットのビット情報を記憶す
るメモリセルを有し、行方向に沿って配置される複数の
第2のメモリセル列とを有し、対応するビットの第1の
メモリセル列と第2のメモリセル列とが隣接して配置さ
れているメモリセルアレイと、このメモリセルアレイの
列方向の一端側に配置され、複数の第1および第2のメ
モリセル列に対応して設けられ、それぞれが対応する第
1のメモリセル列から読み出されたビット情報と対応す
る第2のメモリセル列から読み出されたビット情報とを
演算する複数の演算回路を有し、これら複数の演算回路
が行方向に沿って配置される演算手段とを備えたもので
ある。また、請求項2または3に係る発明は、最下位桁
から最上位桁までの複数の桁に対応して設けられ、それ
ぞれが複数のメモリセルを有し、最下位桁から最上位桁
の順に行方向に沿って配置される複数の第1のメモリセ
ル列と、最下位桁から最上位桁までの複数の桁に対応し
て設けられ、それぞれが複数のメモリセルを有し、最下
位桁から最上位桁の順に行方向に沿って配置される複数
の第2のメモリセル列とを有し、対応する桁の第1のメ
モリセル列と第2のメモリセル列とが隣接して配置され
ているメモリアレイと、最下位桁に対応する第1および
第2のメモリセル列が配置されるメモリセルアレイの行
方向の一端側に配置され、各第1のメモリセル列におけ
る複数のメモリセルのうちの所定の行のメモリセルを選
択するとともに各第2のメモリセル列における複数のメ
モリセルのうち所定の行のメモリセルを選択するデコー
ダ回路と、複数の第1および第2のメモリセル列に対応
して設けられ、それぞれが対応する第1のメモリセル列
から読み出されたビット情報と対応する第2のメモリセ
ル列から読み出されたビット情報とを演算する複数の演
算回路を有する演算手段とを備えたものである。また、
請求項4または5に係る発明は、各加算回路は、一方の
主電極に、対応 する第1のメモリセル列から読み出され
たビット情報を受け、ゲート電極に、対応する第2のメ
モリセル列から読み出されたビット情報の反転情報を受
け、他方の主電極が接続点に接続される第1のMOSト
ランジスタと、一方の主電極に、対応する第1のメモリ
セル列から読み出されたビット情報の反転情報を受け、
ゲート電極に対応する第2のメモリセル列から読み出さ
れたビット情報を受け、他方の主電極が接続点に接続さ
れる第2のMOSトランジスタと、キャリ入力と接続点
に現れた情報が入力され、サムを出力するイクスクルー
シブオア回路と、キャリ入力と対応する第1のメモリセ
ル列から読み出されたビット情報を受け、接続点に現れ
た情報に基づいて入力されたキャリ入力またはビット情
報の一方を選択してキャリ出力として出力するセレクタ
とを備えたものである。また、請求項6または7に係る
発明は、最下位桁から最上位桁までの複数の桁に対応し
て設けられ、それぞれが出力ノードと反転出力ノードと
を有する複数のスタティック型メモリセル、および、こ
れら複数のメモリセルの出力ノードが接続されるビット
線および複数のメモリセルの反転出力ノードが接続され
る反転ビット線を有するビット線対をそれぞれが有する
複数の第1のメモリセル列と、最下位桁から最上位桁ま
での複数の桁に対応して設けられ、それぞれが出力ノー
ドと反転出力ノードとを有する複数のスタティック型の
メモリセル、および、これら複数のメモリセルの出力ノ
ードが接続されるビット線および複数のメモリセルの反
転出力ノードが接続される反転ビット線を有するビット
線対をそれぞれが有する複数の第2のメモリセル列とを
有し、対応する桁の第1のメモリセル列と第2のメモリ
セル列とが隣接して配置されているメモリセルアレイ
と、複数の第1および第2のメモリセル列に対応して設
けられ、それぞれが対応する第1のメモリセル列から読
み出されたビット情報と対応する第2のメモリセル列か
ら読み出されたビット情報とを演算する複数の演算回路
を有する演算手段とを備えたものである。また、請求項
8乃至12に係る発明は、複数行複数列に配設される複
数のメモリセルと、複数列に配設され、それぞれが対応
の列に配設された複数のメモリセルが接続される複数の
ビット線とを有するメモリセルアレイと、このメモリセ
ルアレイの列方向の一端側に配置され、それぞれが隣接
する奇数列および偶数列の メモリセル列に対応して設け
られ、対応する奇数列および偶数列のメモリセル列のビ
ット線が接続され、接続された各ビット線にて伝達され
るビット情報を演算する複数の演算回路を有し、複数の
演算回路が行方向に沿って配置される演算手段とを備え
たものである。さらに、請求項5,9または12に係る
発明は、接続点をプリチャージするためのプリチャージ
手段を備えたものである。
【0006】
【作用】請求項1に係る発明においては、複数の演算回
路によって構成された演算手段をメモリセルアレイの列
方向の一端に配置され、メモリセル毎に演算を実施する
ようにしている。請求項2または3に係る発明において
は、最下位桁から最上位桁の順に行方向に沿って第1お
よび第2のメモリセル列が配置され、さらに各メモリセ
ル列には演算回路が設けられ、最下位桁から最上位桁
(または最下位桁から最上位桁)に沿って演算を実施す
るようにしている。請求項4または5に係る発明におい
ては、請求項2または3と同様に最下位桁から最上位桁
(または最下位桁から最上位桁)に沿って演算を実施す
るように構成され、さらにこれら演算回路は加算回路で
あり第1および第2のメモリセル列の互いに対応するビ
ット情報同士を加算するようにしている。請求項6また
は7に係る発明においては、請求項2または3と同様に
最下位桁から最上位桁(または最下位桁から最上位桁)
に沿って演算を実施するように構成され、さらにメモリ
セルはスタティック型のメモリによって構成されてい
る。請求項8乃至12に係る発明においては、複数のメ
モリセルとこれらメモリセルを接続するビット線とによ
って構成されたメモリセルアレイによって構成され、ビ
ット線によって伝達されたビット情報を演算するように
している。さらに、請求項5,9または12に係る発明
は、プリチャージ手段を備えて接続点をプリチャージす
るようにしている。
【0007】
【実施例】図1はこの発明による半導体集積回路の一実
施例を示した構成図である。この図1において、1はメ
モリセル列〔Ak,Bk(k=0〜n)〕で、このメモリ
セル列1はmビット×nビット(m,n:任意の自然
数)構成の複数のメモリを収容している。2はこのメモ
リセル列1への書き込み回路〔WAk,WBk(k=0〜
n)〕、3は全加算器(F)で、この全加算器3は上記
複数のメモリの出力データ間の演算を実行する演算回路
を構成している。そして、上記複数のメモリを1個のメ
モリセルアレイで構成し、かつ対応するビットのメモリ
セル列を交互にインターリーブして配置する。すなわ
ち、メモリセルアレイにおいて、図1からも明らかなよ
うに、複数のメモリセル列〔A k (k=0〜n)〕およ
び複数のメモリセル列〔B k (k=0〜n)〕はそれぞ
れ行方向に沿って配置され、対応するビットのメモリセ
ル列〔A k 〕とメモリセル列〔B k 〕とが隣接して配
置、つまり、隣の列に配置されている。また、各メモリ
セル列〔 k 〕、〔B k のビット線を上記演算回路に直
結させるように構成されている。すなわち、図1および
後述する図2から明らかなように、各メモリセル列〔A
k 〕、〔B k 〕に対応して演算回路3(この例においては
全加算器F k (k=0〜n))が設けられ、複数の演算
回路3が行方向に沿って配置される。しかも、各演算回
路3はメモリセルアレイの列方向の一端側に配置され、
対応するメモリセル列〔A k 〕、〔B k 〕に対するビット
線の一端にて直結されている。4はメモリAデコーダを
示し、5はメモリBデコーダを示す。これらメモリAデ
コーダ4およびメモリBデコーダ5からなるデコーダ回
路は、図1から明らかなようにメモリセル列1の集合体
であるメモリセルアレイの行方向の一端側、つまり、最
下位桁(図1のLSB)に対応するメモリセル列
〔A 0 〕、〔B 0 〕の隣に配置されている。
【0008】つぎにこの図1に示す実施例の動作を説明
する。まず、メモリセル列1におけるAk,Bk(k=0
〜n)はメモリセル列である。演算に必要な2つのデー
タ(nビット/ワード)は各々インターリーブされたメ
モリ領域AおよびBにストアされる。すなわち、一方の
データはメモリセル列A0〜Anに,他方のデータはメモ
リセル列B0〜Bnにあり、このメモリセル列A0,B0
は最下位桁(ビット)〔LSB〕がストアされ、メモリ
セル列An,Bnには最上位桁(ビット)〔MSB〕がス
トアされる。つぎに、書き込み回路2におけるWAk
WBk(k=0〜n)は各々メモリセル列Ak,Bkへの
書き込み回路である。また、メモリセル列Ak(k=0
〜n)に属するメモリセルは各々メモリAデコーダ4か
らの選択信号を伝えるワード線に連結される。一方、メ
モリセル列Bk(k=0〜n)に属するメモリセルは各
々メモリBデコーダ5からの選択信号を伝えるワード線
に連結される。そして、メモリセル列AkおよびBkはと
もに全加算器Fkに入力される。
【0009】つぎに、この図1に示す構成をより具体的
に説明するために図1のより詳細な説明図である図2を
用いて説明する。この図2はkビットの書き込み回路
2のWAk,WBk,メモリセル列1のAk,Bk,全加算
器3のFkの各々の回路構成と、それらの接続状態を示
している。 メモリセル列Akにおいて、11は反転ビ
ット線(以下、バービット線という)、12はビット線
であり、これら11,12はビット線対を構成してい
る。13−1・・・13−nはメモリセルで図2から明
きらかなように、出力ノードと反転出力ノードとを有す
るスタティック型のメモリセルである。14はセンスア
ンプ、15a,15bはバービット線11およびビット
線12のプリチャージトランジスタである。メモリセル
13−1〜13−nは図1に示すメモリAデコーダ4か
ら出力されるワード線に連結される。また、メモリセル
列Bkにおいて、21はビット線、22はバービット線
で、これらはビット線対を構成している。23−1は・
・・23−nはメモリセルで、図2から明らかなよう
に、出力ノードと反転出力ノードとを有するスタティッ
ク型のメモリセルである。24はセンスアンプ、25
a,25bはビット線21,バービット線22のプリチ
ャージトランジスタである。メモリセル23−1〜23
−nは図1に示すメモリBデコーダ5から出力されるワ
ード線に連結される。
【0010】書き込み回路WAkにおいて、16,17
はトライステートドライバであり、書き込みイネーブル
信号WEにより制御される。そして、このトライステー
トドライバ16はバービット線11に,トライステート
ドライバ17はビット線12にそれぞれ連結される。ま
た、書き込み回路WBkにおいて、26,27はトライ
ステートドライバであり、書き込みイネーブル信号WE
により制御される。そして、このトライステートドライ
バ26はビット線21に,トライステートドライバ27
はバービット線22にそれぞれ連結される。
【0011】全加算器Fkにおいて、31,32はNチ
ャネル型MOSトランジスタであり、各々のソース電極
(またはドレイン電極)はバービット線11,ビット線
12にそれぞれ連結され、各々のドレイン電極(または
ソース電極)は短絡されてノード(接続点)36を形成
し、Pチャネル型MOSトランジスタ33のドレインに
連結される。そして、Nチャネル型MOSトランジスタ
31のゲート電極はビット線21に,Nチャネル型MO
Sトランジスタ32のゲート電極はバービット線22に
それぞれ連結される。
【0012】そして、EX−ORゲート(イクスクルー
シブオア回路)34の入力には、Nチャネル型MOSト
ランジスタ31,32のドレイン電極とキャリ入力C
k-1が接続され、このEX−ORゲート34はサムSk
出力する。また、セレクター35の入力には、ビット線
12とキャリ入力Ck-1が接続され、このセレクター3
5の制御端子にはノード36が連結され、セレクター3
5はキャリ出力Ckを出力する。このキャリ出力Ck
(k+1)ビットの全加算器Fk+1のキャリ入力とな
る。また、Nチャネル型MOSトランジスタ31,32
およびPチャネル型MOSトランジスタ33は全加算器
のプロパゲート信号発生回路を形成し、ノード36には
プロパゲート信号が出力される。
【0013】つぎにこの発明の動作について説明する。
まず、メモリセル13−1〜13−n(MCA)および
23−1〜23−n(MCB)に対するデータの書き込
みを行う。書き込み回路WAk,WBkに対して、データ
DAk,DBk が各々入力され、書き込みイネーブル信
号WEが活性状態のとき、トライステートドライバ1
6,17および26,27が各々対応するバービット線
11,ビット線12およびビット線21,バービット線
22を駆動する。このとき、メモリAデコーダ4および
メモリBデコーダ5により選択された行のワード線が活
性化されるが、そのワード線に連結されたメモリセル1
3−1〜13−n(MCA)および23−1〜23−n
(MCB)にデータが書き込まれる。
【0014】つぎに、読み出しおよび加算の動作につい
て説明する。まず、バービット線11,ビット線12,
ビット線21,バービット線22およびノード36はプ
リチャージ15,Pチャネル型MOSトランジスタ33
により「H」にプリチャージされる。また、Nチャネル
型MOSトランジスタ31,32はオフ状態となる。そ
して、メモリAデコーダ4およびメモリBデコーダ5に
より、選択された行のワード線が活性化され、メモリセ
ル列Akにおいてはいずれかのメモリセル13のデータ
が、メモリセル列Bkにおいてはいずれかのメモリセル
23のデータが各々の対応するバービット線11,ビッ
ト線12およびビット線21,バービット線22に読み
出される。例えば、メモリセル13に「1」にストアさ
れ、メモリセル23に「0」がストアされていたとする
と、バービット線11,ビット線21は「L」レベルに
移行する。そして、ビット線12,バービット線22は
プリチャージされた「H」レベルを維持する。これによ
り、Nチャネル型MOSトランジスタ31および32は
オフ状態のままであり、したがって、ノード36はプリ
チャージレベル「H」を維持する。したがって、この場
合、プロパゲート信号は「1」となる。また、メモリセ
ル13に「1」がストアされ、メモリセル23に「1」
がストアされていたとすると、バービット線11および
22は「L」レベルに移行し、ビット線12,21はプ
リチャージされた「H」レベルを維持する。
【0015】これにより、Nチャネル型MOSトランジ
スタ31はオン状態となり、また、Nチャネル型MOS
トランジスタ32はオフ状態のままなので、ノード36
は「L」レベルに放電され、プロパゲート信号は「0」
となる。
【0016】以上のような動作により、隣接するメモリ
セル列をダイレクトに結合してプロパゲート信号を生成
することができる。ここで、従来の構成のプロパゲート
発生回路と異なるのはPチャネル型MOSトランジスタ
33の存在である。これはこの発明のようにメモリアレ
イのビット線を入力とする加算回路において重要とな
る。つまり、書き込み/読み出し動作の開始される前の
プリチャージ状態において、Nチャネル型MOSトラン
ジスタ31,32をともにオフ状態とすることにより、
プロパゲート信号生成の動作を安定にかつ高速に実行で
きることになる。そして、プロパゲート信号を用いたキ
ャリー生成とサム生成は各々セレクター35とEX−O
Rゲート34により実行されるが、これについては通常
のマンチェスター型全加算器の原理であるので、一般に
よく知られており、ここでは言及しない。以上のように
して、メモリ列Aおよびメモリ列Bから読み出された2
つのデータの加算が完了する。
【0017】なお、上記実施例では、全加算器のサム,
キャリー生成回路にEX−ORゲート回路34,セレク
ター35を用いたが、同じ機能を有するものならどのよ
うな構成でもよい。また、メモリセルはスタティック型
であればフル(FULL)CMOSタイプでも、抵抗負
荷型のものでもどちらでもよいし、また、ダイナミック
型でもよい。また、通常のデータ読み出し回路を付加し
て、スイッチにより加算モードと通常モードを使いわけ
してもよい。さらに、上記実施例では、RAMについて
も説明したが、差動型の構成をとるならROMでもよ
い。また、マルチポートRAMでもよい。また、プリチ
ャージトランジスタとしてPMOSを用いたが、NMO
Sを用いてもよい、その場合、NMOSのゲート電極の
入力はPC信号となる。
【0018】また、上記実施例では、メモリ2個による
演算について説明したが、この発明はこれに限定される
ものではなく、メモリn個(n≧2)の場合については
同様に、対応するビット毎にインターリーブして配置す
ることも可能である。その場合には、加算器を複数配置
するなどすればよい。また、演算回路は加算回路に限ら
ず、減算回路でもよいし、算術演算回路(ALU)とし
て全ての機能を有していてもよい。さらに、この実施例
では、最下位桁(ビット)〔LSB〕のメモリセル列を
デコーダ回路に最近接し、最上位桁(ビット)〔MS
B〕のメモリセル列を最遠に配置したので、加算演算の
ようにキャリー伝搬がLSBからMSBへ向かう場合な
どには、ワード線遅延がキャリー伝搬遅延により相殺さ
れ、高速回路が実現されるが、大小比較演算のようにキ
ャリー伝搬がMSBからLSBへ向かう場合には、デコ
ーダ回路をMSBのメモリセル列に近接させてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したとおり、請求項1に係る発
明においては、複数の演算回路によって構成された演算
手段をメモリセルアレイの列方向の一端に配置され、メ
モリセル毎に演算を実施するようにしている。そのた
め、不要なバス配線を除去することができ、高速に演算
することができるとともにチップの低面積化を図ること
ができる。請求項2または3に係る発明においては、最
下位桁から最上位桁の順に行方向に沿って第1および第
2のメモリセル列が配置され、さらに各メモリセル列に
は演算回路が設けられ、最下位桁から最上位桁(または
最下位桁から最上位桁)に沿って演算を実施するように
している。そのため、ワード線の遅延がキャリー伝搬の
遅延によって相殺され、高速に演算を実施することがで
きる。請求項4または5に係る発明においては、請求項
2または3と同様に最下位桁から最上位桁(または最下
位桁から最上位桁)に沿って演算を実施するように構成
され、さらにこれら演算回路は加算回路であり第1およ
び第2のメモリセル列の互いに対応するビット情報同士
を加算するようにしている。そのため、ワード線の遅延
がキャリー伝搬の遅延によって相殺され、高速に加算を
実施することができる。請求項6または7に係る発明に
おいては、請求項2または3と同様に最下位桁から最上
位桁(または最下位桁から最上位桁)に沿って演算を実
施するように構成され、さらにメモリセルはスタティッ
ク型のメモリによって構成されている。そのため、ワー
ド線の遅延がキャリー伝搬の遅延によって相殺され、高
速に演算を実施することができる。請求項8乃至12に
係る発明においては、複数のメモリセルとこれらメモリ
セルを接続するビット線とによって構成されたメモリセ
ルアレイによって構成され、ビット線によって伝達され
たビット情報を演算するようにしている。そのため、不
要なバス配線を除去することができ、高速に演算するこ
とができるとともにチップの低面積化を図ることができ
る。さらに、請求項5,9または12に係る発明は、プ
リチャージ手段を備えて接 続点をプリチャージするよう
にしている。そのため、動作を安定に、かつ高速に実行
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による半導体集積回路の一実施例を示
した構成図である。
【図2】図1のより詳細な説明図である。
【図3】この発明を使用しない従来の半導体集積回路の
一例を示した構成図である。
【符号の説明】
1 メモリセル列(Ak,Bk) 2 書き込み回路(WAk,WBk) 3 全加算器(Fk) 4 メモリAデコーダ 5 メモリBデコーダ A,B メモリ領域(メモリ,メモリ列)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浦本 紳一 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電 機株式会社 エル・エス・アイ研究所内 (72)発明者 瀬川 浩 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電 機株式会社 エル・エス・アイ研究所内 (56)参考文献 特開 平4−182984(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11C 11/41 G11C 11/401 G11C 11/409

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数ビットの第1のデータと複数ビット
    の第2のデータとを対応するビット毎に演算する半導体
    集積回路において、 前記第1のデータにおける複数ビットに対応して設けら
    れ、それぞれが対応するビットのビット情報を記憶する
    メモリセルを有し、行方向に沿って配置される複数の第
    1のメモリセル列、および、前記第2のデータの複数ビ
    ットに対応して設けられ、それぞれが対応するビットの
    ビット情報を記憶するメモリセルを有し、行方向に沿っ
    て配置される複数の第2のメモリセル列とを有し、対応
    するビットの第1のメモリセル列と第2のメモリセル列
    とが隣接して配置されているメモリセルアレイと、 このメモリセルアレイの列方向の一端側に配置され、複
    数の第1および第2のメモリセル列に対応して設けら
    れ、それぞれが対応する第1のメモリセル列から読み出
    されたビット情報と対応する第2のメモリセル列から読
    み出されたビット情報とを演算する複数の演算回路を有
    し、これら複数の演算回路が行方向に沿って配置される
    演算手段とを備えたことを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 最下位桁から最上位桁までの複数の桁に
    対応して設けられ、それぞれが複数のメモリセルを有
    し、最下位桁から最上位桁の順に行方向に沿って配置さ
    れる複数の第1のメモリセル列と、前記最下位桁から最
    上位桁までの複数の桁に対応して設けられ、それぞれが
    複数のメモリセルを有し、最下位桁から最上位桁の順に
    行方向に沿って配置される複数の第2のメモリセル列と
    を有し、対応する桁の第1のメモリセル列と第2のメモ
    リセル列とが隣接して配置されているメモリアレイと、 最下位桁に対応する第1および第2のメモリセル列が配
    置される前記メモリセルアレイの行方向の一端側に配置
    され、前記各第1のメモリセル列における複数のメモリ
    セルのうちの所定の行のメモリセルを選択するとともに
    前記各第2のメモリセル列における複数のメモリセルの
    うち所定の行のメモリセルを選択するデコーダ回路と、 前記複数の第1および第2のメモリセル列に対応して設
    けられ、それぞれが対 応する第1のメモリセル列から読
    み出されたビット情報と対応する第2のメモリセル列か
    ら読み出されたビット情報とを演算する複数の演算回路
    を有する演算手段とを備えたことを特徴とする半導体集
    積回路。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記演算手段の複数の演算回路は、前記複数の第1およ
    び第2のメモリセル列と同様に最下位桁から最上位桁の
    順に行方向に沿って配置されることを特徴とする半導体
    集積回路。
  4. 【請求項4】 最下位桁から最上位桁までの複数の桁に
    対応して設けられ、それぞれが複数のメモリセルを有す
    る複数の第1のメモリセル列と、前記最下位桁から最上
    位桁までの複数の桁に対応して設けられ、それぞれが複
    数のメモリセルを有する複数の第2のメモリセル列とを
    有し、対応する桁の第1のメモリセル列と第2のメモリ
    セル列とが隣接して配置されているメモリセルアレイ
    と、 前記複数の第1および第2のメモリセル列に対応して設
    けられ、それぞれが対応する第1のメモリセル列から読
    み出されたビット情報と対応する第2のメモリセル列か
    ら読み出されたビット情報とを加算する複数の加算回路
    を有する加算手段とを備え、 前記各加算回路は、一方の主電極に、対応する前記第1
    のメモリセル列から読み出されたビット情報を受け、ゲ
    ート電極に対応する前記第2のメモリセル列から読み出
    されたビット情報の反転情報を受け、他方の主電極が接
    続点に接続される第1のMOSトランジスタと、 一方の主電極に、対応する前記第1のメモリセル列から
    読み出されたビット情報の反転情報を受け、ゲート電極
    に、対応する前記第2のメモリセル列から読み出された
    ビット情報を受け、他方の主電極が前記接続点に接続さ
    れる第2のMOSトランジスタと、 キャリ入力と前記接続点に現れた情報が入力され、サム
    を出力するイクスクルーシブオア回路と、 前記キャリ入力と対応する前記第1のメモリセル列から
    読み出されたビット情報を受け、前記接続点に現れた情
    報に基づいて入力されたキャリ入力またはビッ ト情報の
    一方を選択してキャリ出力として出力するセレクタとを
    備えたことを特徴とする半導体集積回路。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記各加算回路は、さらに前記接続点をプリチャージす
    るためのプリチャージ手段を備えたことを特徴とする半
    導体集積回路。
  6. 【請求項6】 最下位桁から最上位桁までの複数の桁に
    対応して設けられ、それぞれが出力ノードと反転出力ノ
    ードとを有する複数のスタティック型メモリセル、およ
    び、これら複数のメモリセルの出力ノードが接続される
    ビット線および前記複数のメモリセルの反転出力ノード
    が接続される反転ビット線を有するビット線対をそれぞ
    れが有する複数の第1のメモリセル列と、前記最下位桁
    から最上位桁までの複数の桁に対応して設けられ、それ
    ぞれが出力ノードと反転出力ノードとを有する複数のス
    タティック型のメモリセル、および、これら複数のメモ
    リセルの出力ノードが接続されるビット線および前記複
    数のメモリセルの反転出力ノードが接続される反転ビッ
    ト線を有するビット線対をそれぞれが有する複数の第2
    のメモリセル列とを有し、対応する桁の第1のメモリセ
    ル列と第2のメモリセル列とが隣接して配置されている
    メモリセルアレイと、 前記複数の第1および第2のメモリセル列に対応して設
    けられ、それぞれが対応する第1のメモリセル列から読
    み出されたビット情報と対応する第2のメモリセル列か
    ら読み出されたビット情報とを演算する複数の演算回路
    を有する演算手段とを備えたことを特徴とする半導体集
    積回路。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 前記演算手段の各演算回路は、一方の主電極が対応する
    前記第1のメモリセル列におけるビット線対のビット線
    に電気的に接続され、ゲート電極が対応する前記第2の
    メモリセル列におけるビット線対の反転ビット線に電気
    的に接続され、他方の主電極が接続点に接続される第1
    のMOSトランジスタと、 一方の主電極が対応する前記第1のメモリセル列におけ
    るビット線対の反転ビット線に電気的に接続され、ゲー
    ト電極が対応する前記第2のメモリセル列におけるビッ
    ト線対のビット線に電気的に接続され、他方の主電極が
    前記接続点に接 続される第2のMOSトランジスタと、 キャリ入力ノードと前記接続点にそれぞれ入力が接続さ
    れ、サムを出力するイクスクルーシブオア回路と、 前記キャリ入力ノードと対応する前記第1のメモリセル
    列におけるビット線対のビット線にそれぞれ入力が接続
    され、制御端子に前記接続点が接続され、キャリ出力を
    出力するセレクタとを備えた加算回路であることを特徴
    とする半導体集積回路。
  8. 【請求項8】 複数行複数列に配設される複数のメモリ
    セルと、複数列に配設され、それぞれが対応の列に配設
    された複数のメモリセルが接続される複数のビット線と
    を有するメモリセルアレイと、 このメモリセルアレイの列方向の一端側に配置され、そ
    れぞれが隣接する奇数列および偶数列のメモリセル列に
    対応して設けられ、対応する奇数列および偶数列のメモ
    リセル列のビット線が接続され、接続された各ビット線
    にて伝達されるビット情報を演算する複数の演算回路を
    有し、複数の演算回路が行方向に沿って配置される演算
    手段とを備えたことを特徴とする半導体集積回路。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 前記演算手段の各演算回路は、さらに前記接続点をプリ
    チャージするためのプリチャージ手段を備えたことを特
    徴とする半導体集積回路。
  10. 【請求項10】 請求項8または9において、 前記各メモリセルは、出力ノードと反転出力ノードとを
    有するスタティック型のメモリセルであり、 前記各ビット線は、対応するメモリセル列の複数のメモ
    リセルの出力ノードが接続されるビット線と、対応する
    メモリセル列の複数のメモリセルの反転出力ノードが接
    続される反転ビット線とからなるビット線対であること
    を特徴とする半導体集積回路。
  11. 【請求項11】 請求項10において、 前記演算手段の各演算回路は、一方の主電極が対応する
    奇数列のメモリセルにおけるビット線対のビット線に接
    続され、ゲート電極が対応する偶数列のメモリ セル列に
    おけるビット線対の反転ビット線に接続され、他方の主
    電極が接続点に接続される第1のMOSトランジスタ
    と、 一方の主電極が対応する奇数列のメモリセル列における
    ビット線対の反転ビット線に接続され、ゲート電極が対
    応する偶数列のメモリセル列におけるビット線対の反転
    ビット線に接続され、他方の主電極が前記接続点に接続
    される第2のMOSトランジスタと、 キャリ入力ノードと前記接続点にそれぞれ入力が接続さ
    れ、サムを出力するイクスクルーシブオア回路と、 前記キャリ入力ノードと対応する奇数列のメモリセル列
    におけるビット線対のビット線にそれぞれ入力が接続さ
    れ、制御端子に前記接続点が接続され、キャリ出力を出
    力するセレクタとを備えた加算回路であることを特徴と
    する半導体集積回路。
  12. 【請求項12】 請求項11において、 前記演算手段の各演算回路は、さらに前記接続点をプリ
    チャージするためのプリチャージ手段を備えたことを特
    徴とする半導体集積回路。
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