JP2773158B2 - インターロック装置 - Google Patents

インターロック装置

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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、開閉自在なカバーを有し、ケース内部に高
圧負荷を備えてなる電気機器に用いられる、電源回路の
開閉を司るインターロック装置に関する。
[従来の技術] 従来から、この種の電気機器、例えば複写機にあっ
て、ユーザがカバーを開いたときに、高圧部分に触れる
虞がある構造である場合、ユーザが高圧部分に触れても
危険がないよう、高圧回路系を開路するインターロック
回路装置が装備されている。
そして、従来の装置では、カバーの開閉をスイッチに
より検知し、このスイッチの開閉により作動するインタ
ーロック回路を構成するリレー回路の接点を用いて、高
圧系回路を直接に開路していた。
[発明が解決しようとする課題] ところが、この種のインターロック回路において、高
圧系回路の負荷に突入電流等の過大な電流が流れるタイ
ミングで、リレー回路の接点が開閉した場合において、
接点が溶着することなく使用に耐えるためには、定格容
量が十分に大きなリレー接点を用いる必要があり、その
ために、リレー接点は高価なものになるという問題があ
った。一方、カバーが開かれたときに電源ラインを開路
するインターロック回路は、電気的なスイッチ手段でな
く機械的なスイッチ接点で構成することが、安全上、必
要とされている。
本発明は、上記課題を解消するためになされたもの
で、カバーの開を検知して負荷系に過大な電流が流れな
い状態としてから、高圧回路系を開路するインターロッ
クスイッチが作動するようにしたことにより、高価で大
容量のインターロックスイッチを使用することなく、低
コストのインターロックを使用することができ低コスト
化を図り、しかもスイッチ接点の溶着を防止し、接点の
保護を十分に図ることができるインターロック装置を提
供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、開閉自在なカバーを有したケース内に、交
流電源、あるいは、その昇降圧回路に接続される高圧負
荷を装備し、カバー開時に電源回路を開路するインター
ロック装置において、電源回路中に挿入したリレー接点
およびカバー開動作に連動して上記リレーを作動せしめ
るインターロックスイッチと、上記リレー接点と高圧負
荷の間に介在された零ボルトスイッチング手段と、カバ
ー開動作により上記インターロックスイッチが動作する
よりも早いタイミングで上記零ボルトスイッチング手段
の導通動作をオフさせるカバーオープンスイッチとを具
備したものである。
[作用] 上記構成によれば、カバーが開かれる際に、まず、カ
バーオープンスイッチが作動して零ボルトスイッチング
手段でもって、高圧負荷を不導通状態とし、その後に、
すなわち過大な電流が流れない状態になってからインタ
ーロックスイッチにより電源回路が開路される。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例による回路構成を示す。本
実施例は複写機の場合であって、開閉自在なカバー1を
有したケース2内に、交流電源3の電源回路(ライン)
3a,3bに高圧負荷として露光用光源ランプ4がインター
ロック回路5を介して接続されている。
インターロック回路5は、カバー1の開動作(オープ
ン)に連動して開路するインターロックスイッチ6と、
このスイッチ6により作動されるリレー7および電源ラ
インに挿入されたリレー接点8a,8bからなる。
また、ランプ4と一方のリレー接点8bの間のライン中
にランプ4の制御回路9のスイッチング手段10が挿入さ
れている。この制御回路9は、スイッチング手段10が零
ボルトスイッチングするための付属回路を有し、また、
カバー1がオープンした場合、上記インターロック回路
5が作動するよりも早いタイミングで、スイッチング手
段10を「切」の状態すなわち、その導通動作をオフせし
める機能構成を有している。
具体的には、制御回路9は、スイッチング手段10を作
動させるCPU11を備え、カバー1のオープンによりスイ
チッング手段10を下導通とさせるための信号をCPU11に
与えるカバーオープンスイッチ12が装備されている。
さらに、電源3の零ボルトを検知するためのダイオー
ドブリッジ回路13、発光ダイオード14およびフォトトラ
ンジスタ15からなる付属回路が装備され、この回路によ
る零ボルト検知信号がCPU11に入力されている。
上記構成の動作を説明すると、カバー1がオープンさ
れたときインターロックスイッチ6が働いてインターロ
ック回路5が作動するよりも以前に、カバーオープンス
イッチ12からの信号が制御回路9のCPU11に与えられ、C
PU11は、上記付属回路からの信号をも取り込んでスイッ
チング手段10を零ボルトスイッチングにて不導通状態と
する。したがって、ランプ4には突入電流等を含む負荷
電流が流れなくなる。この状態になってから、上記イン
ターロック回路5が作動して電源回路が開路される。
かくして、インターロック回路5のリレー接点8a,8b
は、過大電流が流れている状態で電源ラインを開閉する
ことがなくなり、したがって、格別に高容量のものを用
いなくとも溶着発生を防止することができる。
なお、制御回路9おそびその付属回路などは、上記実
施例構成に限られることなく、種々の態様で実施するこ
とができ、要は、カバー1のオープン時に、インターロ
ック回路5の作動よりも早いタイミングで、スイッチン
グ手段10の導通動作を零ボルトスイッチングにてオフさ
せるような構成であればよい。なお、スイッチング手段
は位相制御手段から構成されていてもよい。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、カバーの閉動作に連動
して、電源回路を開路するインターロック回路の動作よ
りも早いタイミングで、インターロック回路と高圧負荷
の間に介在させた零ボルトスイッチング手段をオフさせ
るようにしているので、インターロック回路に突入電流
などが流れなくなった状態でインターロック回路を開路
でき、したがって、同回路の接点として突入電流に耐え
られる高価な大容量のものを用いる必要がなくなり、低
容量で安価なものを使用することができ、しかも、接点
の溶着に対する保護を十分に図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のインターロック装置の一実施例による
回路構成図である。 1……カバー、2……ケース、3……交流電源、4……
ランプ(高圧負荷)、5……インターロック回路、6…
…インターロックスイッチ、9……制御回路、10……ス
イッチング手段、12……カバーオープンスイッチ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開閉自在なカバーを有したケース内に、交
    流電源、あるいは、その昇降圧回路に接続される高圧負
    荷を装備し、カバー開時に電源回路を開路するインター
    ロック装置において、 電源回路中に挿入したリレー接点およびカバー開動作に
    連動して上記リレーを作動せしめるインターロックスイ
    ッチと、 上記リレー接点と高圧負荷の間に介在された零ボルトス
    イッチング手段と、 カバー開動作により上記インターロックスイッチが動作
    するよりも早いタイミングで上記零ボルトスイッチング
    手段の導通動作をオフさせるカバーオープンスイッチ とを具備したことを特徴とするインターロック装置。
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