JP2771668B2 - 光起電力装置の製造方法 - Google Patents

光起電力装置の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、複数の光起電力素子を電気的に直列接続し
た形態の集積型の光起電力装置の製造方法に関する。
(ロ)従来の技術 集積型の光起電力装置は、所定の光起電力を得るべ
く、複数の光起電力素子を電気的に直列接続している。
このような光起電力装置においては、各光起電力素子の
電気的接続部である隣接間隔部が発電無効領域となるた
め、できるだけこの領域の面積を小さくすることが望ま
しい。更に、各光起電力素子の分割及び電気的接続の工
程を容易に行い得ることが好適である。こうした点に鑑
み、レーザビームを用いて光起電力素子の分割及び接続
を行う方法が、特開昭62−33477号公報により提案され
ている。
第5図は斯る公報に開示された方法により製造される
光起電力装置を示す断面図である。
この装置の製造方法は、まず、ガラス等の透明基板21
上に複数の透明な第1電極膜22a、22bを所定の隣接間隔
部を隔てて分割配置する。そして、第1電極膜22a、22b
の側縁近傍に沿って隣接間隔部と平行に、隣接間隔部に
近い側から帯状の導電ペースト23及び絶縁ペースト24
が、スクリーン印刷により並んで形成される。
次に、第1電極膜22a、22b、導電ペースト23及び絶縁
ペースト24の表面を含んで基板の略全面に、非晶質シリ
コン等の非晶質半導体からなる半導体光活性層25a、25b
及び金属からなる第2電極膜26a、26bが、分割されるこ
となく、この順に積層形成される。その後、導電ペース
ト23及び絶縁ペースト24と対向する各位置で、第2電極
膜26a、26b上から導電ペースト23及び絶縁ペースト24に
達するようにレーザビーム、電子ビーム等のエネルギー
ビームが照射され、接続部27及び分離溝28が形成され
る。
以上の方法により、半導体光活性層25a、25b及び第2
電極膜26a、26bの分割が行われると共に、第2電極膜26
aと第1電極膜22bとが電気的に接続され、従って、隣り
合う光起電力素子が電気的に接続される。
(ハ)発明が解決しようとする課題 ところで、上述の技術においては、各光起電力素子の
分割のみならず、各光起電力素子の電気的な直列接続、
即ち第1電極膜と第2電極膜の電気的接続をも、レーザ
ビームの照射により行っているが、現在のところ、上述
のように精密にレーザビームを照射するためのレーザ装
置は高価である。更に、2回のレーザビームの照射に伴
うレーザ装置の消費エネルギーも増大し、従って、光起
電力装置の製造コストが高くなる。
そこで、本発明はレーザビームの使用をできるだけ少
なくして、光起電力素子の分割及び電気的な接続を行う
ことにより、光起電力装置の製造コストの低減を図るこ
とにある。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明の光起電力装置の製造方法は、 基板の絶縁表面の複数の光電変換領域毎に、第1電極
膜を分割配置する工程と、 これら第1電極膜の隣接間隔部に沿って、各第1電極
膜の一端と電気的に結合された導電部材を形成する工程
と、 上記第1電極膜が配置された上記基板の絶縁表面の略
全面に、半導体膜及び第2電極膜をこの順に積層形成す
る工程と、 上記第2電極膜上からエネルギービームを照射して、
光電変換領域毎に上記第2電極膜を分割する工程と、 分割された上記第2電極膜上に、絶縁フィルムを圧着
させることによって上記第2電極膜上の上記導電部材と
対向する部分に圧力を加え、上記導電部材を介して隣り
合う第1電極膜と第2電極膜とを電気的に接続する工程
と、 を備えたことを特徴とする。
(ホ)作用 本発明によれば、第1電極膜及び第2電極膜は、第2
電極膜上に絶縁フィルムが圧着される時に第2電極膜に
圧力が印加され、これらの電極膜の間に配された導電部
材を介して電気的に接続される。
(ヘ)実施例 第1図乃至第4図は本発明の製造方法を工程順に示す
断面図である。
第1図に示す工程において、ガラス、耐熱性プラスチ
ック等の透光性材料またはステンレス等の表面に絶縁処
理が施された可撓性材料等からなる基板1の表面に、複
数の第1電極膜2a、2bが分割配置される。これら第1電
極膜2a、2bは、基板1が透光性材料からなる場合、酸化
錫(SnO2)、酸化インジウム錫(ITO)等の透光性導電
酸化物(TCO)から形成され、基板1が可撓性材料から
なる場合、アルミニウム(Al)、銀(Ag)等の低抵抗金
属からなる。
続いて、これら第1電極膜2a、2bの隣接間隔部に沿う
一端上に、隣接間隔部側から順に、帯状の導電部材3及
び絶縁部材4が平行に形成される。導電部材3として
は、粒径0.5〜1μmの球状または1μmのフレーク状
のAg粉末を主成分として含む粘度200,000cpsのAgペース
ト等からなる金属ペーストが使用され、これをスクリー
ン印刷手法により高さ約10μmでパターニングした後、
所定の温度で焼成することにより形成される。また、絶
縁部材4としては、SiO2ペーストやその他の無機系のペ
ーストからなり、導電部材3より低い高さでパターニン
グ形成される。
第2図に示す工程において、第1電極膜2a、2bが配置
された基板1の絶縁表面の略全面に、膜厚4000〜7000Å
程度の半導体膜5が形成される。この半導体膜5は、膜
面に平行なpn、pin等の半導体接合を有する非晶質シリ
コン(a−Si)、非晶質シリコンカーバイド(a−si
c)等から形成される。
更に、半導体膜5上に、膜厚4000Å〜2μm程度の第
2電極膜6が形成される。第2電極膜6は、基板1が透
光性材料からなる場合、真空蒸着やスパッタ等により形
成されたアルミニウム(Al)、銀(Ag)等の低抵抗金
属、または印刷及び焼成のより形成された導電ペースト
からなり、基板1が可撓性材料からなる場合、酸化錫
(SnO2)、酸化インジウム錫(ITO)等の透光性導電酸
化物(TCO)から形成される。
第3図に示す工程において、絶縁部材4が位置すると
ころの第2電極膜6上から、レーザビーム、電子ビーム
等のエネルギビームが照射されて分離溝7が形成され、
第1電極膜2a、2b毎に分割された第2電極膜6a、6b及び
半導体光活性層5a、5bが形成される。
最後に、第4図において、第2電極膜6a、6b上に有機
系絶縁フィルム8が載置される。そして、この絶縁フィ
ルム8上から、図示しないローラによって120〜150℃の
温度下で6〜10kgf/cm2の圧力を印加することにより、
絶縁フィルム8は加熱圧着される。斯る加熱圧着によ
り、半導体膜5において、導電部材3と対向することに
よりその他の部分から突出している部分が破壊され、第
2電極膜6aと第1電極膜2bとが、導電部材3を介して電
気的に接続される。
ここで、導電部材3がない場合、共に薄膜状である第
1電極膜2bと第2電極膜5aとの接続は、不十分となる
が、上述のように、導電部材3が存在することにより、
十分に低抵抗な状態の電気的接触が得られることとな
る。
尚、導電部材3は第1電極膜2a、2b上に限らず、基板
1と導電部3との間に形成しても良い。また、半導体光
活性層5は必ずしも分離する必要はなく、従って、絶縁
部材4を半導体光活性層5上に形成してもよい。
(ト)発明の効果 本発明によれば、第1電極膜及び第2電極膜の電気的
接続を、第2電極膜上から圧力を印加することにより、
これら電極膜の間に配された導電部材を介して行うよう
にしたので、従来のように、多くレーザビームを使用す
る必要がなく、また、斯る加圧工程は、従来絶縁フィル
ムの被着のための工程が兼用され、特別な作業工程を増
やすこともないので、簡単かつ安価に素子の分離及び電
気的接続を行うことができ、光起電力装置の製造コスト
の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明の製造方法を工程順に示す断
面図、第5図は従来例を示す断面図である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板の絶縁表面の複数の光電変換領域毎
    に、第1電極膜を分割配置する工程と、 これら第1電極膜の隣接間隔部に沿って、各第1電極膜
    の一端と電気的に結合された導電部材を形成する工程
    と、 上記第1電極膜が配置された上記基板の絶縁表面の略全
    面に、半導体膜及び第2電極膜をこの順に積層形成する
    工程と、 上記第2電極膜上からエネルギービームを照射して、光
    電変換領域毎に上記第2電極膜を分割する工程と、 分割された上記第2電極膜上に、絶縁フィルムを圧着さ
    せることによって上記第2電極膜上の上記導電部材と対
    向する部分に圧力を加え、上記導電部材を介して隣り合
    う第1電極膜と第2電極膜とを電気的に接続する工程
    と、 を備えたことを特徴とする光起電力装置の製造方法。
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