JP2771220B2 - 植物性リボソーム不活化タンパク質をコードするヌクレオチド配列 - Google Patents

植物性リボソーム不活化タンパク質をコードするヌクレオチド配列

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、植物性リボソーム不活化タンパク質に係わ
り、特にSaponaria officinalisのリボソーム不活化タ
ンパク質に係わる。
様々な植物からの抽出物が動物細胞のタンパク質合成
を阻害する。そのような抽出物は、ほとんどの場合リボ
ソーム不活化タンパク質(RIP)である。RIPは二つの異
なるグループに分類することができる。第2種のRIPは
リシン、アブリン、モデシン及びビスクミンのような、
細胞結合性のB鎖と結合した活性のA鎖から成る毒素で
ある。第1種のRIPは、Phytolacca dodecandra、Phytol
acca americana、Dianthus caryophyllus、Gelonium mu
ltiflorum、Momordica charantia、Saponaria officina
lisその他の植物から抽出された。それらのRIPは、タン
パク質合成を阻害する生物活性は有するが第2種RIPの
ような細胞結合活性は有しない単一鎖タンパク質であ
る。細胞結合能を持たないので、第1種RIPは毒性でな
い。1983年にStirpe et al.が、優秀な安定性を有する
第1種RIP、即ちSO−6について報告している。SO−6
は凍結乾燥可能であり、かつ室温で長期間乾燥状態を保
ち得る。そのうえ、37℃で一晩トリプシンあるいはキモ
トリプシンで処理してもRIP活性が低下しない。このこ
とは、血流を介して循環しなければならないタンパク質
にとって重要な特性である。
SO−6は分子量30,000のタンパク質である。SO−6
は、N末端配列においてPhytolacca americana由来のRI
Pと40%アミノ酸配列相同であるが、免疫学的にはこのR
IP並びに他の幾つかのRIPから区別される(Lappi et a
l.,1985)。構造的に高い関連性を有するのは、Saponar
ia officinalisの種子中に存在するタンパク質群の主要
タンパク質種である。それらの種はいずれも、SO−6に
対する抗血清と交叉反応する(Lappi et al.,1986)。T
horpe et al.(1985)はSO−6をイムノトキシンの製造
に用い、製造したイムノトキシンをマウスAKR−Aリン
パ腫充実性腫瘍に対してin vivoで試験して、培養組織
及び生体の両方のThy−1.1表現細胞に対する特異的細胞
毒性を認めた。
Siena et al.(1987)は、CD2、CD3及びCD5 T細胞抗
原をそれぞれ検出するモノクローナル抗体にSO−6を結
合させて5種類のイムノトキシンを合成した。これらの
イムノトキシンはセルフリーアッセイにおいて末梢血リ
ンパ球(PBL)と結合し、タンパク質合成を阻害した。
温度37℃で2時間経過後、マイトジェンによって誘発さ
れるタンパク質合成並びに細胞増殖が容量次第で阻害さ
れ、一方結合させなかったSO−6あるいは抗体は単独で
は細胞毒性ではなかった。細胞毒性は、予保温(プレイ
ンキュベーション)を未結合の抗CD5抗体を伴って行な
うとブロックされたが抗CD5以外の未結合抗体を伴って
行なってもブロックされず、即ちこのことは、細胞毒性
のブロックがCD5+細胞との特異的結合によってもたら
されたことを示唆する。
毒素とリガンドとの間に融合遺伝子を構成するのに、
組み換え体DNA法が用いられている。そのような構成の
第一の例を提示したMurphy et al.(1986)は、切り取
られたジフテリア毒素フラグメントをコードする遺伝子
とメラニン細胞刺激ホルモン(α−MSH)をコードする
遺伝子とを融合した。この毒素−ホルモンキメラ遺伝子
の発現によって、ジフテリア毒素のADP−リボシルトラ
ンスフェラーゼ活性を保持し、かつ該毒素の脂質関連ド
メインを保有する融合タンパク質が得られた。しかし、
ジフテリア毒素のレセプター結合ドメインはMSH配列に
置き換えられた。このキメラ毒素は、培養中のMSHレセ
プター陽性であるヒト黒色腫細胞にとっては毒性である
が、α−MSHレセプターを欠くチャイニーズハムスター
卵巣細胞やアフリカミドリザル腎臓細胞にとっては毒性
でないことが判明した。
最近、Williams et al.(1987)が、インターロイキ
ン2(IL2)をコードする遺伝子をジフテリア毒素断片
遺伝子と融合させても生物活性なキメラIL2毒素が発現
されることを示して、上述のような以前からの観測を拡
大した。上記融合タンパク質は、このハイブリッドのリ
ガンドコンポーネントのための特異的表面レセプターを
有する活性化されたT細胞あるいは悪性のT細胞を選択
的に標的とすることが判明し、該融合タンパク質はIL2
レセプターとのin vitro結合に続くレセプター媒介エン
ドサイトーシスによって細胞内に取り込まれた。
部位突然変異によって細胞認識ドメインを欠失させ
た、クローン化したシュードモナス毒素(PE)を形質転
換成長因子α(TGF−α)と融合させた。大腸菌から精
製したこのキメラタンパク質は上皮成長因子レセプター
を発現する細胞を殺したが、上記レセプターを数個しか
有しない細胞に対しては僅かな活性しか示さなかった
(Chaudhary et al.,1987)。
本出願人はここに、Saponaria officinalisの第1種R
IP SO−6をコードする遺伝子をクローン化し、かつ発
現させた。従って本発明は、DAN配列: を提供する。
この配列の前にシグナル配列が位置し得る。好ましく
は、シグナル配列は である。
配列の最後のコドンAACの後に、TAGのような終結コド
ンを付加することができる。あるいは、細胞と結合し得
るリガンド/ハプトマーと融合したRIPを含む融合タン
パク質を得ることが所望である場合は、終結コドンを付
加しないことも可能である。
RIP SO−6をコードするDNA配列は、 (i ) Saponaria officinalisからmRNAを単離するこ
と、 (ii ) 上記mRNAからcDNAを合成すること、 (iii) 得られたcDNAをクローニングベクターに插入
してcDNAライブラリーを得ること、 (iv ) RIP SO−6のアミノ酸配列の一部に対応する
標識したDNAプローブでcDNAライブラリーを探り、上記D
NA配列を含むクローンの位置を確認すること、及び (v ) 任意に、クローンから上記DNA配列を含むDNA
配列を単離すること を含む方法によって得ることができる。
mRNAは、好ましくはSaponaria officinalisの葉ある
いは種子から抽出する。cDNAは標準的な手続きに従って
製造することができる。例えば、cDNAの第一の鎖は逆転
写酵素を用いて合成可能である。第二の鎖は一般的に
は、まずDNAポリメラーゼを、次にT4ポリヌクレオチド
キナーゼを用いて合成する。
cDNAライブラリーを得るべく、cDNAをクローニングベ
クターに插入する。クローニングベクターはプラスミド
あるいはファージウイルスベクターであり得る。プラス
ミドの場合、クローニングベクターは天然のプラスミド
か、あるいは好ましくは様々なプラスミドのフラグメン
トに由来する複合プラスミドであり得る。プラスミド
は、RIP遺伝子の発現を促進するプロモーター配列を含
み得る。cDNAライブラリーは、例えば大腸菌のような適
当な宿主内で増幅させることができる。
cDNAライブラリーを、求める対象の遺伝子に対応する
RIPのアミノ酸配列の一部に対応する1種以上の標識し
たDNA配列をプローブとして探る。RIPのDNA配列が未知
である場合、DNAプローブ配列はRIPのアミノ酸配列から
推定することができる。プローブ配列はRIPのC末端部
分あるいはN末端部分に対応し得る。プローブ配列の長
さは120bp以下であり得る。放射能標識を用いることが
可能である。
こうして、cDNAライブラリー中に1個以上存在する、
所望RIPをコードするDNA配列を含むクローンの位置を確
認することができる。上記DNA配列、あるいは該配列を
含むより長いDNA配列は適当な制限エンドヌクレアーゼ
を用いて単離し得る。これにより、得られたDNA配列を
所望のようにクローン化し、発現させることが可能とな
る。
RIP SO−6を得るために、本発明によるDNA配列を、
形質転換した宿主内でRIP SO−6を発現させ得る発現ベ
クターに組み込む。発現ベクター中に本発明のDNA配列
を、発現調節要素、特にプロモーターと有効に結合させ
て配置する。ベクターは一般に複製起点と表現型マーカ
ーとを有する。発現するべきDNA配列は、翻訳開始シグ
ナルと翻訳停止シグナルとの間に位置する。ベクターは
普通プラスミドである。
本発明によるDNA配列には、例えばイムノトキシンの
発現が所望である場合、細胞と結合し得るリガンド/ハ
プトマーをコードする配列を更に含ませることもでき
る。リガンド/ハプトマーは、腫瘍細胞抗原に特異的な
モノクローナル抗体又はそのF(ab′)フラグメント
であり得る。その場合、リガンド/ハプトマーは抗T細
胞抗体であり得る。あるいは他の場合には、リガンド/
ハプトマーは特定のレセプター部位に結合するホルモン
タンパク質であり得る。また、本発明によって生成した
RIPにリガンド/ハプトマーを化学的に結合させてイム
ノトキシンを得ることも可能である。
本発明による発現ベクターで形質転換した宿主は、所
望のRIPを得るべく、あるいは上記発現ベクターに組み
込まれたDNA配列がイムノトキシンのリガンド部分をコ
ードする配列をも含む場合には所望のイムノトキシンを
得るべく培養することができる。宿主は適当なものを用
い得、例えば植物細胞、動物細胞あるいは微生物などで
あり得る。大腸菌のような細菌宿主を用いることもでき
る。発現されたRIPあるいはイムノトキシンは、標準的
な方法で培養物から単離し得る。
上記のように発現されたイムノトキシン、あるいは細
胞と結合し得るリガンドを発現されたRIPに結合させて
得たイムノトキシンは、通常投与のために薬学的に許容
可能なキャリヤあるいは稀釈剤と配合する。イムノトキ
シンは注射によって投与可能である。その場合、イムノ
トキシンは注射用水あるいは生理食塩水のような発熱物
質を含有しない無菌液体と配合し得る。
本発明を、実施例によって以下に詳述する。
実施例 (1) Saponaria officinalis SO−6 RIPのCNBrフラ
グメントのアミノ酸配列 SO−6精製 SO−6を、先に述べたStirpe et al.(1983)の方法
に従って製造した。
CNBr開裂及びフラグメント精製 10mgの精製SO−6を70%蟻酸300μlに溶解させた。
約30mgのCNBrを添加し、室温で14〜18時間経過後反応混
合物を脱イオン水で稀釈して3mlとし、凍結乾燥した。
得られたペプチドを、Sephadex G−100及び疎水性逆相H
PLCでのゲル過によって精製した。
アミノ酸及び配列分析 PICO−TAGアナライザー(Waters)でアミノ酸分析を
実施した。真空下に、フェノール1%含有の絶えず沸騰
するHCl中で温度105℃において24時間加水分解を生起さ
せた。ガス相シークエネーター(Applied Biosystems I
nc.製)で配列分析を行なった。第1図に、SO−6の5
種類のCNBrフラグメントのアミノ酸配列写を示す。アミ
ノ酸分析において、ホモセリンの欠失によりC末端CNBr
フラグメントのCNBr5を同定した。
(2) cDNAライブラリー作製 RNA抽出 10〜20gの冷凍葉を、Ultra Turraxを最高速で5分間
作動させて60mlの4.2Mグアニジン−チオシアネート、25
mMクエン酸ナトリウム、5%サルコシル、0.7mMメルカ
プトエタノール、0.01%消泡剤(pH7)中で均質化し
た。得られた均質スラリーを滅菌ガーゼで過し、温度
4℃において10分間5,000rpmで遠心分離した。上澄み液
5.7M CsCl、pH5.4の25mM酢酸ナトリウム、0.1M EDTAの
上に重ね、温度20℃において20時間SW 40ローターで31,
000rpmで遠心分離した。全RNAペレットを冷たい70%エ
タノールで洗浄し、数ミリリットルの10mMトリスHCl、5
mM EDTA pH7中に再懸濁させて一旦クロロホルムで抽出
し、塩を調節して0.3M酢酸ナトリウムとし、2.5容量の
冷エタノールで析出させた。−80℃で1時間から数時間
経過後、RNAをSorvall遠心分離機において10,000rpmで
1時間遠心分離した。ペレットを冷たい70%エタノール
で洗浄し、結合緩衝液中に再懸濁させた。
葉から回収した全RNAの量は、葉1gにつき約1mgであっ
た。
オリゴ(dT)−セルロースでのアフィニティークロマ
トグラフィーによってポリ(A)+RNAを単離した(Avi
v and Leder,1972)。
回収したポリ(A)+RNAの量は、全RNA1mgにつき約2
0μgであった。ホルムアルデヒドを含む1%アガロー
スゲルにおいてポリ(A)+RNAの長さを確認した。こ
のRNAの大きさは数kbから数百塩基であった。
第一のcDNA鎖の合成 第一のcDNA鎖の合成を、50μlの50mMトリスHCl緩衝
液pH8.5、40mM KCl、10mM MgCl2、0.4mM DTT;1mM dATP;
1mM dGTP;1mM dTTP;0.5mM dCTP;0.1mg/mlオリゴ(dT)
12〜18;25Uヒト胎盤リボヌクレアーゼ阻害剤;20μCi
[α−32P]dCTP3,000Ci/mmol、5μgポリ(A)+RNA
並びに40単位のAMV逆転写酵素中で温度42℃で40分間実
施した。
第二のcDNA鎖の合成 第一のcDNA鎖の反応混合物に、93,5μlの第二鎖緩衝
液(100mM HEPES pH6.9、100mM KCl、10mM MgCl2);20
μCi[α−32P]dCTP3,000Ci/mmol;4U大腸菌リボヌクレ
アーゼH;115U大腸菌DNAポリメラーゼIを添加して、最
終量を250μlとした。
反応混合物を12℃に1時間、22℃に1時間、更に70℃
に10分間保温した。混合物を氷上で冷却してから10UのT
4 DNAポリメラーゼを添加し、その後10分間混合物を37
℃に保温した。
EcoR Iリンカーの添加並びにEcoR I消化 フェノール:クロロホルム(1:1)抽出及びエタノー
ル析出によってcDNAを精製した。T4 DNAリガーゼ1Uの存
在下に、66mMトリスHCl pH7.5、5mM MgCl2、5mMジチオ
トレイトール並びに1mM ATP(連結反応緩衝液)を含有
する反応物20μl中の二重鎖cDNA析出物にホスホリル化
したEcoR Iリンカー1mgを添加した。混合物を一晩12℃
に保温した。
NaCl及びスペルミジンを添加して最終濃度をそれぞれ
100mM及び2.5mMとし、また30単位のEcoR Iをも添加して
最終量を100μlとした後、混合物を2時間37℃に保温
した。
混合物をSepharose 4Bカラムの0.3M NaCl、10mMトリ
スHCl pH8、1mM EDTAに通して、組み込まれていないリ
ンカーからcDNAを精製した。8kbから0.5kbの大きさのcD
NAフラクションをプールし、エタノール析出させた。
cDNAのλgt 10アーム(arms)との連結反応並びにin vi
troパッケージング 最終量5μlの連結反応緩衝液中で0.5μgのλgt 10
アーム(arms)をT4 DNAリガーゼ2.5単位によってcDNA
と連結させ、一晩15℃に保温した。
その後DNAをエタノール析出させ、in vitroパッケー
ジング混合物(Amersham)でのin vitroパッケージング
のため2.5μlの10mMトリスHCl pH7.5、1mM EDTA中に入
念に再懸濁させた。
得られたライブラリーを大腸菌NM514宿主を用いて増
幅させた。得られた独立クローンの数は、36%の非組み
換え体相を背景に3.3×1010であった。
(3) cDNAライブラリーのスクリーニングオリゴヌク
レオチドの合成 a)長さ111bpのオリゴヌクレオチドの合成 この長いオルゴヌクレオチドは、SO−6 RIPのNH2末端
に位置するアミノ酸の最初の37個に対応した。配列デー
タベース(GenBank)から推定できる範囲で配列決定し
た種子貯蔵タンパク質のコドン頻度に基づいてコドン使
用を選択した。Applied Biosystems Inc.の自動DNA合成
装置Mod380Bを用いてこの長いオリゴヌクレオチドを合
成し、逆相HPLCによって精製し、かつ8種の異なるオリ
ゴヌクレオチド(長さ19〜28塩基)と組み合わせて二重
鎖状にした。
オリゴヌクレオチド同士を連結反応させ、得られた二
重鎖オリゴヌクレオチドをM13mp8のSma I部位に插入
し、ヌクレオチド配列を確認するべく配列分析を行なっ
た。
b)短いオリゴヌクレオチドの合成 SO−6のC末端のCNBrフラグメントに対応する16種の
短い(21塩基)オリゴヌクレオチドの混合物を、上記Ap
plied Biosystems Inc.製の合成装置を用いて合成し
た。
オリゴヌクレオチドの標識 a)111bpの“長い”オリゴヌクレオチド 上述のようにss DNAファージM13mp8に插入したこのオ
リゴヌクレオチドを、該オリゴヌクレオチドに隣接する
M13配列と相補的なプライマーヘアニーリングした後、D
NAポリメラーゼによって標識した。30μlの7mMトリスH
Cl pH7.5、7mM MgCl2、50mM NaCl、10mM DTT、0.1mM ED
TA pH8.0(1×Klenow緩衝液)中でM13mp8−111オリゴ
ヌクレオチド5μgを温度60℃で1時間約6μgのプラ
イマーとアニーリングさせ、50μlの[α−32P]dCTP
3,000Ci/mmol、dCTP、dTTP、最終濃度50μMのdATP、並
びに5単位のDNAポリメラーゼ(Klenowフラグメント)
を添加して最終量45μlとした。
15分間室温に保温した後1μlの1mM dCTPを添加し、
この混合物を再び15分間室温に保温した。
前記DNAポリメラーゼを70℃で10分間失活させた。1.3
μlの5M NaCl並びに各20単位のEcoR I及びBamH Iの添
加後、長さ111bpのオリグヌクレオチドをファージベク
ターから切り出すべく混合物を37℃に2時間保温した。
その後、オリゴヌクレオチドを3.5%PAGEにおいてベク
ターから分離し、かつ一晩37℃のH2O中に溶離した。比
活性は、DNA1μg当たり約5×108DPMであった。
b)“短い”混合オリゴヌクレオチド 短い(21bp)オルゴヌクレオチドの混合物を、1986年
にDavies et al.が述べているようにT4ポリヌクレオチ
ドキナーゼを用いて末端標識した。
プローブとしてオリゴヌクレオチドを用いるプラークハ
イブリダイゼーション a)cDNAライブラリーの、長さ111bpのオリゴヌクレオ
チドでのスクリーニング 約200,000個のファージを、密集状態の大腸菌NM514細
胞上で平板培養した。37℃で一晩成長させた後、組み換
え体ファージを二重ニトロセルロースフィルターに移
し、そのDNAを変性させ、中和し、かつ真空下に80℃で
2時間ベークした。
該フィルターを、まず6×SSC、5×Denhardt′s、
0.1%SDS、100μg/mlサケ精子DNA中、50℃で2時間掛け
てハイブリダイゼーションした。
これを更に、上記と同じ混合物に標識したプローブ
(プローブa)1×106cpm/mlを添加したものの中で50
℃で一晩ハイブリダイゼーションした。該フィルターを
60℃の0.1×SSC、0.1%SDSで洗浄し、オートラジオグラ
フィーに掛けた。
陽性ファージプラークを単離し、単独クローンを単離
するべく更に2回スクリーニングした。
b)陽性クローンの、オリゴヌクレオチド混合物(プロ
ーブb)でのスクリーニング 111bpプローブとのハイブリッドを形成したクローン
を平板培養し、標識した“短い”オルゴヌクレオチドの
混合物でスクリーニングした。
このフィルターを、まず6×SSC、5×Denhardt′
s、0.1%SDSS、100μg/mlサケ精子DNA中で42℃でハイ
ブリダイゼーションした。
続いて標識オリゴヌクレオチド混合物を添加してか
ら、上記フィルターを42℃で一晩ハイブリダイゼーショ
ンした。
その後、フィルターを45℃の6×SSC、0.1%SDS中で
洗浄し、オートラジオグラフィーに掛けた。両プローブ
に陽性のクローンを1個単離し、配列を分析した。
DNA配列分析 陽性クローンpBL6のDNAをPromega LambdaSorbファー
ジ吸着剤法で単離し、插入断片をEcoR Iで除去し、かつ
両方向においてM13mp8のEcoR I部位と連結させた。pBL6
クローンの制限エンドヌクレアーゼ地図を第2図に示
す。配列分析はSanger法で行なった。遺伝子の両方の鎖
を配列分析したところ、280アミノ酸のタンパク質をコ
ードする読み取り枠が明らかになった。
Lappi et al.(1985)が報告しているSO−6の公知N
末端アミノ酸配列をクローンpBL6の配列と比較すること
により、本発明クローンによってコードされた成熟タン
パク質のアミノ酸配列開始点を予測できた(第3図)。
翻訳開始部位は、ヌクレオチド残基−72〜−70に位置す
るメチオニンコドンd(ATG)によって規定された。第
3図に示した配列から、N末端でシグナルペプチドであ
る24個のアミノ酸が伸長することが予測できる。このデ
ータはリシンシグナルペプチドの長さ(24アミノ酸)に
一致する。しかし、SO−6のCNBrフラグメントを予測さ
れたクローンpBL6のアミノ酸配列と比較したところ、個
々のアミノ酸残基において六つの相違が判明した(第4
図)。このことは、アミノ酸配列決定上の誤りか、ある
いはSaponaria officinalisから精製したRIPにおける配
列の不均一性(Stirpe et al.,1983)に起因し得よう。
(4) 大腸菌における発現 クローンpBL6の持つSO−6遺伝子から始め、900bpのE
coR Iフラグメント(第2図)をベクターpUC 8(Amersh
am,U.K.)のEcoR I部位へとサブクローン化した。こう
して得たプラスミドをBgl II及びPst Iで切断して、SO
−6遺伝子を含むがシグナルペプチド並びに最初の6ア
ミノ酸残基をコードする5′領域に欠けるフラグメント
を回収した(第2図及び第3図)。フラグメントの3′
末端には、SO−6 cDNAに続き、EcoR I部位とPst I部位
との間に位置するpUC 8ポリリンカーに由来するDNA片が
更に位置した。
SO−6のための遺伝子を持つBgl II−Pst Iフラグメ
ントと、BamH I及びPst Iで切断した発現ベクターpUEX3
(Bressan and Stanley,1987)との連結反応により、β
−ガラクトシダーゼをコードする遺伝子(Stanley and
Luzio,1984)とSO−6のためのコード配列のほとんどを
含む遺伝子との枠内(in−frame)融合が生起した。SO
−6遺伝子下流において、ベクターpUEX3中に存在する
終結コドンが翻訳を終了させた。
こうして得た組み換え体プラスミドを、細菌宿主であ
る大腸菌DM105(Amersham,U.K.)の形質転換に用いた。
λ−RRプロモーターによって調節されるハイブリッド遺
伝子は、実質的にZabeau and Stanleyが述べている(19
82)ように発現した。細菌を30℃で成長させて、OD600
を0.9とした。予め加熱して54℃としたブイヨンを等量
添加することにより、急激に温度を42℃まで上昇させ
た。培養物を42℃に2時間保温してから収穫した。全細
胞溶解物を、Laemmli法を用いて(適当濃度の)ポリア
クリルアミドスラブゲル上に装荷した。イムノブロッテ
ィングのため上記ゲルを、25mMトリス塩基、192mMグリ
シン、20%メタノール中で4℃で4時間、0.2Aでトラン
スブロット装置(Bio−Rad)を用いてニトロセルロース
フィルター上に転移した。転移後、フィルターを蒸留水
で洗浄し、PBS+3%BSAと共に穏やかに振盪しつつ1時
間保温した。フィルターを再び蒸留水で洗浄し、PBSで
1:250に稀釈したウサギ由来の抗SO−6血清と共に1時
間室温に保温した。PBS並びにPBS+0.05%Tween20で2
回洗浄した後、これを1:7,500に稀釈したセウヨウワサ
ビペルオキシダーゼと結合したヤギ由来の抗ウサギIgG
血清と共に1時間室温に保温した。更に2回洗浄した
後、フィルターを4−クロロ−1−ナフトールで染色し
た。
上述の操作により、ハイブリッドβ−ガラクトシダー
ゼ−SO−6タンパク質の分子量は予想どおりSDS−PAGE
において145kdであることが判明した。ゲル上のこの地
点に移動するバンドを、上記イムノブロッティング法に
より抗SO−6血清で特異的に確認した。
ハイブリッドタンパク質の精製には次の方法を用い
た。培養物100mlから得た細菌ペレットを3〜5mlの緩衝
液A(50mMトリスHCl pH7.4、170mM NaCl、2.5mg/mlリ
ゾチーム)中に再懸濁させ、氷中で30分間保温し、更に
氷上で20秒かけて5回音波処理した。遠心分離(Sorval
l SS34ローターで4℃で40分間、10,000rpm)後、ペレ
ットを10mlの緩衝液B(7M尿素、10mMトリスHCl pH7.
4、1mM EDTA)中に再懸濁させ、30分間室温に放置し
た。この懸濁液を上記と同様に遠心分離し、上澄み液を
21の50mMトリスHCl pH7.4に対し4℃で大規模に透析し
た。
精製は、Ullmann(1984)が述べているようにp−ア
ミノフェニルチオガラクトシド−Sepharoseでのアフィ
ニティークロマトグラフィーで達成した。精製物質のSD
S−PAGEを上述の未精製物質のSDS−PAGEに並行し実施し
たところ、既に述べた手順によるイムノブロッティング
後、特異的抗SO−6血清で確認した予想分子量の際立っ
たバンドが明らかになった。精製した組み換え体タンパ
ク質は移動において、誘導大腸菌株の抽出物中に存在す
るハイブリッドβ−ガラクトシダーゼ−SO−6に対応し
た。
下記の文献は明細書中に引用されたものである:
【図面の簡単な説明】 第1図はSO−6の5種類のCNBrフラグメントのアミノ酸
配列を示す説明図、第2図はクローンpBL6のEcoR I插入
断片の制限酵素地図、第3図はクローンpBL6のEcoR I插
入断片のDNA配列と、予測される対応アミノ酸配列とを
示す説明図、第4図はSO−6のCNBrフラグメントを予測
されるアミノ酸配列と比較する説明図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI (C12P 21/02 C12R 1:19) (72)発明者 マリア・ダニ イタリー国、20100・ミラン、ビア・チ レア、106 (72)発明者 ダグラス・ラツピー イタリー国、20100・ミラン、ビア・チ エザーレ・ダ・セスート、26 (72)発明者 マレア・ベアトリーチエ・サツカルド イタリー国、バレーゼ、21047・サロツ ノ、ビア・アリアタ、16 (72)発明者 マルコ・ソーリア イタリー国、20100・ミラン、ビア・グ エリーニ、13 (56)参考文献 Biochemical and B iophysical Researc h Communications,V ol.129 No.3 (1985−6−28) P.934−942 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) WPI(DIALOG) BIOSIS(DIALOG) CA(STN) GenBank/EMBL(GENET YX)

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リボソーム不活化タンパク質(RIP)SO−
    6をコードし、以下の配列: から成るDNA分子。
  2. 【請求項2】請求項1記載のDNA配列と、その直前に位
    置するシグナル配列 とから成るDNA分子。
  3. 【請求項3】以下のヌクレオチド配列: から成るDNA分子。
  4. 【請求項4】請求項1から3のいずれか1項に記載のDN
    A配列を含むクローニングベクター。
  5. 【請求項5】プラスミドであることを特徴とする請求項
    4に記載のベクター。
  6. 【請求項6】ファージウイルスベクターであることを特
    徴とする請求項5に記載のベクター。
  7. 【請求項7】形質転換した宿主内でRIP SO−6を発現し
    得る、請求項1から3のいずれか1項に記載のDNA配列
    を含む発現ベクター。
  8. 【請求項8】プラスミドであることを特徴とする請求項
    7に記載のベクター。
  9. 【請求項9】形質転換した宿主内で、細胞と結合し得る
    リガンドと結合したRIP SO−6を含む結合体を発現し得
    ることを特徴とする請求項7または8に記載のベクタ
    ー。
  10. 【請求項10】請求項7から9のいずれか1項に記載の
    ベクターで形質転換させた宿主。
  11. 【請求項11】RIP SO−6か、あるいは細胞と結合し得
    るリガンドと結合したRIP SO−6を含む結合体を製造す
    る方法であって、請求項10に記載の形質転換宿主を培養
    すること、及びそのようにして生産したRIPあるいは結
    合体を単離することを含む製造方法。
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