JP2770819B2 - チェック用パターンを有する半導体装置 - Google Patents

チェック用パターンを有する半導体装置

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JP2770819B2
JP2770819B2 JP16737596A JP16737596A JP2770819B2 JP 2770819 B2 JP2770819 B2 JP 2770819B2 JP 16737596 A JP16737596 A JP 16737596A JP 16737596 A JP16737596 A JP 16737596A JP 2770819 B2 JP2770819 B2 JP 2770819B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置における
チェック用パターンに係わり、特に内部回路のトランジ
スタ特性を評価する半導体装置のチェックパターンに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体装置におけるチェックパタ
ーンは、通常、半導体装置のコーナー部の回路構成の空
き領域に、内部トランジスタに配置される内部ゲートと
設計寸法が同一であるゲートを有する単体のトランジス
タ特性用のチェック用パターンを構成し、そのパターン
で半導体装置の内部トランジスタにおける電気的特性を
測定していた。
【0003】図3に従来のNチャネル型チェック用トラ
ンジスタパターンを示す。
【0004】この従来のチェック用パターンは、選択的
酸化法によるフィールド酸化膜等の素子分離領域3に囲
まれた基板のチェック素子領域10上にゲート1を配置
し、その両側のチェック素子領域10内にN型拡散層
2,2を設け、コンタクト5を通してN型拡散層にそれ
ぞれ電極パッド6,6を接続し、コンタクト4を通して
ゲート1に電極パッド7を接続している。
【0005】ソースおよびドレインとなる一対のN型拡
散層2およびゲート1下のチャネル領域を形成するチェ
ック素子領域10は長さL5、幅Wの寸法を有してい
る。
【0006】そして1本のストレートパターンのゲート
1は、集積回路を構成する内部トランジスタのゲート、
すなわち内部ゲートと設計寸法が同一である。
【0007】内部トランジスタの電気的特性を図3のよ
うなチェックトランジスタパターンで測定する理由とし
て、近年LSIの微細化がすすみ、また集積度が向上し
ていることにより、ゲートアレイのような数万から数百
万ゲートで構成される内部回路において、トランジスタ
特性を測定するパターンを設けることは集積度が低下す
るため、通常、内部回路では回路構成を主としたパター
ンを配置しており、電気的特性を評価するパターンは配
置していないものであった。従って、回路構成の空き領
域に単体のトランジスタ特性用のチェックパターンを特
性を測定するものである。
【0008】図4にCMOSゲートアレイの内部回路素
子におけるモデル図を示す。
【0009】CMOSゲートアレイにおいては、拡散層
の形成はイオン注入する不純物のタイプによりN型及び
P型拡散層いずれにも形成でき、通常CMOSゲートア
レイでは両方のタイプを形成している。
【0010】通常CMOSゲートアレイの内部トランジ
スタでは複数のNチャネル型内部素子領域20と複数の
Pチャネル型内部素子領域30とが選択的酸化法による
フィールド酸化膜等の素子分離領域3を介して規則的に
配置している。
【0011】Nチャネル型内部素子領域20は幅W6、
長さL6の平面形状を有し、この領域上にストレートパ
ターンの内部ゲート21を複数パターン配置し、内部ゲ
ート21の両側および内部ゲート21間の内部素子領域
20の箇所にソース、ドレインとなるN型拡散層22が
形成されている。すなわち基板の内部素子領域20はN
型拡散層22と内部ゲート21下のチャネル領域から構
成され、所望の回路構成を得るために、内部ゲート21
はコンタクト4を通してアルミ等の電極配線(図示省
略)に接続し、N型拡散層22はコンタクト5を通して
アルミ等の電極配線(図示省略)に接続している。
【0012】同様に、Pチャネル型内部素子領域30は
幅W7、長さL7の平面形状を有し、この領域上にスト
レートパターンの内部ゲート31を複数パターン配置
し、内部ゲート31の両側および内部ゲート31間の内
部素子領域30の箇所にソース、ドレインとなるP型拡
散層32が形成されている。すなわち基板の内部素子領
域30はP型拡散層32と内部ゲート31下のチャネル
領域から構成され、所望の回路構成を得るために、内部
ゲート31はコンタクトを通してアルミ等の電極配線
(図示省略)に接続し、N型拡散層32はコンタクトを
通してアルミ等の電極配線(図示省略)に接続してい
る。
【0013】尚、図面が煩雑になるのを避けるために、
コンタクト4,5は一部のみを図示してある。
【0014】図4に示すようなCMOSゲートアレイの
例えばNチャネル型トランジスタの特性をチェックする
ために、従来は図3に示すようなNチャネル型チェック
用トランジスタパターンを用いていた。
【0015】しかしながらLSIの微細化及び大チップ
化に伴い、ゲート寸法が約0.5μmレベルになるとチ
ェック用パターンにおけるゲート1と内部トランジスタ
における内部ゲート21とでゲート寸法が同一の設計寸
法であっても、両者のゲートパターニング後の出来上が
りゲート寸法において寸法差が顕著になってきた。
【0016】この原因として、以下の理由が考えられ
る。まず、従来のチェック用パターンにおけるチェック
素子領域10(幅W、長さL5)上に配置されたゲート
1およびNチャネル型内部素子領域20(幅W6、長さ
L6)上に配置された内部ゲート21を同時にパターニ
ングするとき、ゲート1,21がそれぞれ配置される素
子領域10,20の幅、長さが異なることにより、ゲー
ト上に塗布されるレジスト膜厚の差が生じ、同一の露光
条件及びゲートエッチング条件で作業したとき、出来上
がりゲート寸法において寸法差が生じる。
【0017】また、チェック用パターンは、半導体装置
のコーナー部等の回路構成の空き領域に配置している単
体トランジスタパターンであり、ゲート1は周囲にゲー
トパターンのない祖パターンである。しかし内部トラン
ジスタに配置される内部ゲート21,31は非常にパタ
ーンが詰まっている密パターンである。
【0018】従って両者をパターニングするとき、ゲー
ト上に塗布されるレジスト膜厚に差が生じ、同一の露光
条件及びゲートエッチング条件で作業したとき、出来上
がりゲート寸法において寸法差が生じるものである。
【0019】トランジスタの電気的特性は出来上がりゲ
ート寸法に依存しており、チェック用パターン上のゲー
ト1と内部ゲート21の出来上がりゲート寸法に差があ
るとき、両者の電気的特性は異なる特性を示してしま
う。
【0020】一方、他の従来技術として、半導体装置内
での半導体素子のバラツキを評価する図5に示すような
チェックパターンが特開昭56−138936号公報に
開示されている。
【0021】この図5では、半導体素子製造において、
抵抗素子としての不純物拡散層61,62,63,64
を半導体基板55に選択的に形成する際に半導体装置表
面に前記不純物形成時のマスクとして使用される誘電体
膜の表面積を各々異なるものとしたマスクパターン5
1,52,53,54を有するものである。この従来技
術では、例えばこれらの抵抗素子の素子抵抗値を測定す
ることによりこの間の抵抗の差及び酸化膜面積(誘電体
膜面積)との間の相関を定量的に知ることができひいて
は、不純物拡散層のより正確なコントロールを行うもの
である。尚、図5(A)は平面図、図5(B)は図5
(A)のB−B部の断面図である。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】上述したように図3に
示す従来技術では、内部トランジスタとチェックトラン
ジスタとで同一のゲート設計寸法ながら同一の出来上が
り寸法が得られないという欠点がある。
【0023】半導体装置におけるトランジスタの電気的
特性はゲートの出来上がり寸法に依存しており、上記内
部トランジスタとチェックトランジスタとで同一の出来
上がり寸法が得られない場合、各々のトランジスタで電
気的特性でも差が生じる。
【0024】したがって、チェックトランジスタパター
ンで電気的特性を測定したときの特性が規格内であって
も、内部トランジスタにおいて電気的特性が規格を満足
しているかどうかが判別できず、内部トランジスタの特
性を正確にモニタすることが出来なかった。
【0025】また図5に示す従来技術では、不純物拡散
層を取り囲む誘電体膜の表面積をそれぞれ異なったパタ
ーンで形成しているが、図5の技術の目的は上記誘電体
膜のパターン形状及びパターンサイズに対する各抵抗値
との相関を知ることであり、チェック用トランジスタと
内部トランジスタとで同一のゲート寸法を得ようとする
ことには関係のないものである。
【0026】本発明の目的は、チェック用トランジスタ
と内部トランジスタとで同一のゲート寸法を得て、チェ
ック用トランジスタの電気的特性を測定することにより
内部トランジスタにおける電気的特性を精度良くモニタ
することを可能とするチェック用パターンを有する半導
体装置を提供することである。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、内部ト
ランジスタパターンとチェック用パターンが同一基板上
に形成された半導体装置の前記チェック用パターンにお
いて、前記内部トランジスタパターンに配置する内部素
子領域のサイズを中心に、サイズを可変にした複数のチ
ェック素子領域を配列し、この複数のチェック素子領域
をつらぬくようにゲートを配置し、ゲートの部分及び各
々のチェック素子領域からコンタクトを通して電極パッ
ドをそれぞれ引き出した構造を具備したチェック用パタ
ーンを有する半導体装置にある。ここで、前記チェック
用パターンにおける複数のチェック素子領域はたがい
に、配置されたゲートパターンに対し平行方向に一定の
幅を有し、垂直方向の異なる長さを有することができ
る。また、前記チェック用パターンにおいて、前記内部
トランジスタにおけるゲートパターンと同じゲートパタ
ーンを有することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明を説明
する。
【0029】本発明の第1の実施の形態につき図1、図
4を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形
態の半導体装置におけるNチャネル型チェック用トラン
ジスタパターンの平面図を示している。
【0030】図1に示すように本発明のチェックトラン
ジスタパターンにおいて、まず半導体基板上に選択的酸
化法によるフィールド酸化膜等の素子分離領域3を選択
的に成長し、図4の内部素子領域20,30の形成と同
時に、素子分離領域3に囲まれかつこの素子分離領域3
に隣接する第1、第2、第3および第4のチェック素子
領域11,12,13,14を形成する。
【0031】この第1、第2、第3および第4のチェッ
ク素子領域11,12,13,14は、後で配置するゲ
ートパターン1に対し平行方向に一定幅Wを有し、垂直
方向に、図4に示す内部トランジスタのNチャネル型内
部素子領域20における長さL6を中心とした長さL
1,L2,L3,L4を有している。
【0032】この時、チェック素子領域の幅Wはトラン
ジスタ特性を評価するため、規格化された値であり、内
部トランジスタに配置される内部素子領域20の幅W6
とは異なっても良い。
【0033】次に第1、第2、第3および第4のチェッ
ク素子領域11,12,13,14上をつらぬくよう
に、図4に示す内部ゲート21と設計幅寸法値が同一
(X4)であるゲート1を1本のストレートパターン
で、内部ゲート21の形成と同時に形成する。その後、
内部素子領域20の箇所にソース、ドレインとなるN型
拡散層22を形成する際に、第1、第2、第3および第
4のチェック素子領域11,12,13,14にもゲー
ト1下のそれぞれのチャネル領域の両側にソース、ドレ
インとなるN型拡散層2を形成する。
【0034】そしてゲートコンタクト4を通してゲート
1に接続する電極パッド7およびコンタクト5を通して
それぞれのN型拡散層2に接続する電極パッド6を形成
する。尚、図1において、第1乃至第3のチェック素子
領域11,12,13に対する電極パッド6の図示を省
略してある。
【0035】この第1の実施の形態では、上記第1、第
2、第3および第4のチェック素子領域11,12,1
3,14において長さL1,L2,L3,L4が互いに
異なるため、素子分離領域3との段差等の影響により、
ゲート1のパターン形成時にゲート上に塗布するレジス
ト膜厚に差が生じる。
【0036】従って同一の露光条件・エッチング条件で
作業した時、第1、第2、第3および第4のチェック素
子領域11,12,13,14上のそれぞれの出来上が
りゲート寸法X11,X12,X13,X14に差が生
じるものである。
【0037】本発明のチェック用パターンにおいて、例
えば内部トランジスタ上に配置されるNチャネル型内部
素子領域20における長さL6とチェック用パターンの
第3のチェック素子領域13における長さL3を同一長
さにしておき、他の第1、第2および第4のチェック素
子領域11,12,14における拡散層長さL1,L
2,L4は、長さL3に対し±30〜50μm間隔で変
化させて領域長さの異なる第1、第2、第3および第4
のチェック素子領域11,12,13,14を配置して
おく。
【0038】このことにより、上記内部ゲート21の出
来上がりゲート寸法X4Fとチェック用パターンの第3
のチェック素子領域13上のゲート1の出来上がりゲー
ト寸法X13とは同一の領域層長さ上のゲートパターン
となり、両者の出来上がりゲート幅寸法は同一もしくは
同等となる。
【0039】しかしながらチェック用パターンに内部ト
ランジスタで配置される内部素子領域の領域長さを同一
にしたチェック素子領域を配置するするのみでは、両者
のゲート出来上がり寸法は同一とならず、寸法差が生じ
る。
【0040】この理由としては上述したように内部回路
におけるNチャネル型内部素子領域20の幅W6とチェ
ックトランジスタにおけるチェック素子領域の幅Wとが
異なっていたり、内部回路とチェックトランジスタとで
半導体装置におけるゲートの配置位置(中央部か周辺
部)が異なっていたり、ゲートパターンの粗密度が異な
っていたりする為である。
【0041】上記例では、内部ゲート21と第3のチェ
ック素子領域13上のゲート1の出来上がりゲート寸法
X13とが同一の出来上がりゲート寸法でなくとも、チ
ェック用パターンにおける第1、第2および第4のチェ
ック素子領域11,12,14上いずれかのゲート1
で、内部ゲート21と同一の出来上がりゲート寸法が得
られるものである。
【0042】従って、本発明のチェック用パターンにお
いて長さの異なる複数のチェック素子領域を形成するこ
とにより、複数の出来上がりチェックゲート幅寸法X1
1,X12,X13,X14を有するゲートパターンを
形成し、その中から内部ゲート21の出来上がりゲート
幅寸法X4Fと同じ幅寸法のチェックゲートのチェック
素子領域を内部回路を構成するチャネル型トランジスタ
の特性チェックに用いる。
【0043】よって、ゲートパターン形成後のゲート1
が露出している状態で、図4に示すような内部ゲート2
1の出来上がりゲート寸法X4Fを測定する。次にチェ
ック用パターン上の第1、第2、第3および第4のチェ
ック素子領域11,12,13,14上のそれぞれの出
来上がりゲート寸法X11,X12,X13,X14を
測定し、内部ゲート21の出来上がりゲート寸法X4F
と同じ寸法となるものを探し出しておく。
【0044】拡散プロセス完了後、上記内部ゲート21
の出来上がりゲート寸法X4Fと出来上がりゲート寸法
が同一であるチェック用パターンで電気的測定を行うこ
とにより、内部素子におけるトランジスタ特性を正確に
モニタすることができるものである。
【0045】例えば、第2のチェック素子領域12上の
ゲート1において上記内部ゲート21の出来上がりゲー
ト寸法X4Fと同一であるゲート出来上がり寸法が得た
時、図1のゲート1をゲートコンタクト4を通じてゲー
ト電極とし、第2のチェック素子領域12におけるゲー
ト1の両側のN型拡散層2,2にコンタクト5を通して
接続する電極パッド6,6をそれぞれソース電極、ドレ
イン電極とすることにより上記第2のチェック素子領域
12上のトランジスタ特性が測定でき、この特性が内部
素子のトランジスタ特性となりうるものである。
【0046】本発明のチェック用パターンの製造方法
は、チェック用パターンに配置する拡散層パターンやゲ
ートパターンのマスクを変更するのみで、従来と全く同
じ製造方法で本発明のチェック用パターンを得ることが
出来る。
【0047】また、本発明のチェック用パターンで出来
上がりゲート寸法X11〜X14が内部ゲート21の出
来上がりゲート寸法X4Fと同一の出来上がりゲート寸
法が得られないときでも、チェック用パターンの出来上
がりゲート寸法の測定時に内部ゲート21の出来上がり
ゲート寸法X4Fに対し、出来上がりゲート寸法X11
〜X14の中から1番近い出来上がりゲート寸法の箇所
を見つけることができるため、出来上がり上記ゲート寸
法X11〜X14の中で内部トランジスタの出来上がり
ゲート寸法値に近い寸法のゲートが配置してあるトラン
ジスタに電気的特性を得ることにより、内部トランジス
タの電気的特性を容易にモニタすることが出来る。
【0048】また上記第1の実施の形態ではNチャネル
型チェックトランジスタパターンで説明したが、本発明
のチェックパターンにおける拡散層の形式はイオン注入
する不純物のタイプによりN型及びP型拡散層いずれに
も形成でき、Nチャネル型チェックトランジスタパター
ン、Pチャネル型チェックトランジスタパターンに関し
て適用可能なのは言うまでもない。
【0049】次に本発明の第2の実施の形態について、
図2及び図4を参照して説明する。図2は本発明の第2
の実施の形態のNチャネル型チェック用トランジスタパ
ターンの平面図を示している。図2において図1と同一
もしくは類似の箇所は同じ参照番号が付してあるから、
重複する説明はなるべく省略する。
【0050】第1の実施の形態と異なるのは、チェック
用パターンにおいて第1乃至第4のチェック素子領域1
1,12,13,14の内の1つのチェック素子領域に
おいて内部トランジスタに配置される内部素子領域20
と同一の長さL6及び同一の幅W6を有し、長さL1〜
L4のみ内部トランジスタで配置される領域長さL6を
中心に可変とするものであり、この複数の第1乃至第4
のチェック素子領域11,12,13,14上をつらぬ
くように複数のストレートパターンのゲート1,1を配
置することである。
【0051】この第2の実施の形態ではさらにチェック
用パターンと内部トランジスタパターンで各々のゲート
設計寸法X2及びX4を同一値に設定し、各々のゲート
−ゲート間のスーペース設計幅Y2及びY4を同一値に
設定することにより、チェック用パターンと内部トラン
ジスタパターンの各々の素子領域上に同じゲートパター
ンを有するものである。
【0052】上記第2の実施の形態では、チェック用パ
ターン及び内部トランジスタパターンにおいて、同一長
さ、同一幅の素子領域上に同一ゲートパターンを設けて
いるため、ゲートのパターニング時、レジスト膜厚差は
小さくなり、出来上がりゲート寸法差は小さくなるもの
である。
【0053】従って上記第2の実施の形態のように領域
長さの異なるチェック素子領域パターンを複数設けるこ
とにより、内部回路の出来上がりゲート寸法をチェック
用パターンのゲートにて精度よく得ることが出来る。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のチェック
用パターンにおいて、内部ゲートの出来上がり寸法と同
一の出来上がりゲート幅寸法であるチェック用トランジ
スタパターンで電気的特性を測定する。したがって、内
部トランジスタの電気的特性を、本発明のチェック用パ
ターンで精度良くモニタできるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるNチャネル型
チェック用トランジスタパターンを示す平面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態によるNチャネル型
チェック用トランジスタパターンを示す平面図である。
【図3】従来技術によるNチャネル型チェック用トラン
ジスタパターンを示す平面図である。
【図4】CMOSゲートアレイの内部素子パターンを示
す平面図である。
【図5】他の従来技術を示す図であり、(A)は平面
図、(B)は(A)のB−B部の断面図である。
【符号の説明】
1 チェック用パターンのゲート 2 チェック用パターンのN型拡散層 3 素子分離領域 4,5 コンタクト 6,7 電極パッド 10 チェック素子領域 11 第1のチェック素子領域 12 第2のチェック素子領域 13 第3のチェック素子領域 14 第4のチェック素子領域 20 Nチャネル型内部素子領域 21 Nチャネル型内部素子のゲート 22 Nチャネル型内部素子のN型拡散層 30 Pチャネル型内部素子領域 31 Pチャネル型内部素子のゲート 32 Pチャネル型内部素子のP型拡散層 51,52,53,54 マスクパターン 55 半導体基板 61,62,63,64 不純物拡散層 X11 第1のチェック素子領域上の出来上がりゲー
ト寸法 X12 第2のチェック素子領域上の出来上がりゲー
ト寸法 X13 第3のチェック素子領域上の出来上がりゲー
ト寸法 X14 第4 チェック素子領域上の出来上がりゲー
ト寸法 X2 チェック用パターンのゲート設計寸法 X4 内部トランジスタパターンのゲート幅設計寸法 X4F 内部ゲートの出来上がりゲート幅寸法 Y2 チェック用パターンのゲート間のスーペース設
計寸法 Y4 内部トランジスタパターンのゲート間のスーペ
ース設計寸法 L1 第1のチェック素子領域の長さ L2 第2のチェック素子領域の長さ L3 第3のチェック素子領域の長さ L4 第4のチェック素子領域の長さ L5 チェック素子領域の長さ L6 Nチャネル型内部素子領域の長さ L7 Pチャネル型内部素子領域の長さ W チェック素子領域の幅 W6 Nチャネル型内部素子領域およびチェック素子
領域の幅 W7 Pチャネル型内部素子領域の幅
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/66 H01L 21/822 H01L 27/04 H01L 29/78

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部トランジスタパターンとチェック用
    パターンが同一基板上に形成された半導体装置の前記チ
    ェック用パターンにおいて、前記内部トランジスタパタ
    ーンに配置する内部素子領域のサイズを中にして、サイ
    ズたがいに異ならした複数のチェック素子領域を配列し
    て設け、この複数のチェック素子領域上をつらぬくよう
    にゲートを配置し、ゲートの部分及び各々のチェック素
    子領域からコンタクトを通して電極パッドをそれぞれ引
    き出した構造を具備したことを特徴とするチェック用パ
    ターンを有する半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記チェック用パターンにおける複数の
    チェック素子領域はたがいに、配置されたゲートパター
    ンに対し平行方向に一定の幅を有し、ゲートパターンに
    対し垂直方向に異なる長さを有することを特徴とする請
    求項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記チェック用パターンにおいて、前記
    内部トランジスタにおけるゲートパターンと同じゲート
    パターンを有することを特徴とする請求項1に記載の半
    導体装置。
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