JP2770405B2 - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JP2770405B2
JP2770405B2 JP10387289A JP10387289A JP2770405B2 JP 2770405 B2 JP2770405 B2 JP 2770405B2 JP 10387289 A JP10387289 A JP 10387289A JP 10387289 A JP10387289 A JP 10387289A JP 2770405 B2 JP2770405 B2 JP 2770405B2
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力 江頭
紀明 奈田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子タイプライター等の印字装置に関する
ものである。
従来の技術 近年、電子タイプライター等の印字装置ではカーボン
が塗布されたインクリボンと、一旦印字した文字を消去
するためのコレクトリボンをリボン架台に着脱自在に搭
載し、各リボンを平行に配置し、リボン架台を上下に揺
動させて、いずれかのリボンを印字ハンマーの前に位置
させることにより印字あるいはコレクトを行う構成のも
のが主流と成ってきている。これらの構成ではリボン架
台の高さを変化させる複雑な機構を備えており、各部品
の寸法精度の違いにより各リボンの位置に違いが生じる
ため、この機構を組立てた後にリボン架台の高さを調整
することが必要となる。
以下、従来の印字装置について説明する。
第4図は従来の印字装置の要部側面図であり、1は印
字手段(図では省略されている。)を搭載し印字用紙
(図では省略されている。)に沿って往復するキャリッ
ジベース、2はボス2aによりキャリッジベース1に回動
自在に保持されたホルダー、3はホルダー2に保持され
たシャフト、4はホルダー2をキャリッジベース1に固
定するねじ、5はキャリッジベース1に保持されたシャ
フト、6はシャフト5を介してキャリッジベース1に回
動自在に保持されたテーブル、7はテーブル6に回動自
在に保持され、シャフト3の入り込むカム溝(図では省
略されている。)を備え、モータ(図では省略されてい
る。)により駆動されテーブル6を上下動させるカム
体、8はテーブル6の上面に保持されたインクリボンカ
セット、9はインクリボンカセット8の前面に露出した
インクリボン、10はテーブル6の側面に保持されたコレ
クトリボンスプール、11はインクリボン9と平行に保持
されたコレクトリボンである。
以上のように構成された従来の印字装置について、以
下そのリボン高さの調整方法について説明する。
リボンの高さを調整する場合、まずカム体7を適当な
位置に合わせた状態でねじ4を緩め、ホルダー2がボス
2aを中心に回動できるようにする。このとき、シャフト
3はカム体7に係合しているために、ホルダー2を回動
させることによりテーブル6が上下動する。そしてイン
クリボン9あるいはコレクトリボン11と印字ハンマー
(図では省略されている。)の高さを一致させた状態で
ねじ4を締めることによりホルダー2がキャリッジベー
ス1に固定される。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記従来の構成では、ねじ4を緩めた
後、インクリボン9あるいはコレクトリボン11と印字ハ
ンマーの高さを調整した後、実際に印字を行い、再び高
さを調整する必要があり、リボン高さの調整に長い時間
を要するという問題点を有していた。また、ねじ4はキ
ャリッジベース1の側面に設けられているが、通常キャ
リッジベースはフレーム(図では省略されている。)に
囲まれて保持されているため、ねじを回すための空間が
取りにくく調整に困難を有するという問題点を有してい
た。
課題を解決するための手段 本発明は、ピン部材をリボン架台に保持し、ピン部材
に係合しリボン架台を揺動させるカム体をキャリッジベ
ースに搭載し、ピン部材の位置を調整する調整手段をリ
ボン架台の上面に設けたものである。
作用 上記構成により、リボン高さの調整が上面から行え
る。
実施例 第1図は本発明の一実施例における印字装置の分解斜
視図であり、20は穴20aが形成されたキャリッジベー
ス、21はキャリッジベース20に搭載されたモータ、22は
モータ21により駆動されカム溝(図では省略されてい
る。)の形成されたカム体、23は穴20aに係合する突起2
3aが設けられ、インクリボンカセット(図では省略され
ている。)を保持するテーブルであり、テーブル23の裏
面には第2図に示すように突起23bが形成されており、
突起23aと穴20aはテーブル23をキャリッジベース20に対
して起こした状態で(以下、第1の角度範囲という。)
テーブル23を矢印Aで示す方向にスライドさせて係合さ
せられ、テーブル23を倒した状態では(以下、第2の角
度範囲という。)矢印Aで示す方向と反対側へのスライ
ドが突起23bによって阻止され係合が外れないよう構成
されている。また第3図に示すようにテーブル23の裏面
には軸23cが形成されている。24はテーブル23に回転自
在に保持され、コレクトリボンスプール(図では省略さ
れている。)を保持するコレクトリボンホルダー、25は
第3図に示すように軸23cに回動自在に係合するピンホ
ルダー、26はピンホルダー25にスライド自在に保持され
カム体22に係合するピン、27はピン26をカム体22に向か
って付勢するばね、28はピンホルダー25を下向に付勢す
るばね、29はテーブル23とピンホルダー25の間に取りつ
けられたねじである。
第3図は本実施例の印字装置の側面図であり、30はイ
ンクリボンカセット、31はインクリボン、32はコレクト
リボンスプール、33はコレクトリボンであり、これらは
従来例と同様の構成ものである。
以上のように構成された本実施例の印字装置につい
て、以下その組立てについて説明する。
まず、キャリッジベース20にモータ21及びカム体22を
取りつける。またテーブル23にピン25を保持したピンホ
ルダー25をばね28を挟んでねじ29で取りつける。さらに
テーブル23にコレクトリボンホルダー24を取りつける。
この状態でねじ29を締めたり緩めたりすることによりピ
ン26の位置が変化する。
次にテーブル23をキャリッジベース20に対して第1の
角度範囲に保持した状態で、突起23aを穴20aに取りつけ
る。そしてピン26をカム体22より遠ざけた状態でテーブ
ル23を倒して第2の角度範囲にし、カム体22のカム溝と
ピン26の位置が合った時ピン26を解放する。ピン26とカ
ム体22が係合した状態ではテーブル23は第2の角度範囲
内でしか回動しないため、テーブル23がキャリッジベー
ス20より外れることはない。
次に本実施例の印字装置について、そのリボン高さ調
整動作を説明する。
リボンカセット30をリボン架台23から外した状態で、
ねじ29を緩めたり締めたりすることによりピン26の位置
が変化し、リボン架台23の高さが変化する。
本実施例によれば、キャリッジベース20及びテーブル
23のそれぞれを完成させた状態で、キャリッジベース20
とテーブル23を結合することができ、組立てを容易に行
うことができる。
さらに本実施例によれば、ピン26はテーブル23に保持
されており、またその調整手段もテーブル23に保持され
ているため、調整を上面から行うことができ、簡単にリ
ボン高さの調整を行うことができる。特にキャリッジ23
の上面は通常リボンカセット30の交換のために開放され
ていることが多いため、従来のように調整のためのスペ
ースを欠くことがない。
発明の効果 本発明は、ピン部材をリボン架台に保持し、ピン部材
に係合しリボン架台を揺動させるカム体をキャリッジベ
ースに搭載し、ピン部材の位置を調整する調整手段をリ
ボン架台の上面に設けたものであり、リボン高さの調整
が上面から行えるため、簡単にリボン高さの調整を行う
ことができ、特にキャリッジの上面は通常リボンカセッ
トの交換のために開放されていることが多いため、従来
のように調整のためのスペースを欠くことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は発明の一実施例における印字装置の分解斜視
図、第2図(a)は同要部側面図、第2図(b)は同要
部正面図、第3図は同側面図、第4図は従来の印字装置
の側面図である。 20……キャリッジベース、20a……穴、21……モータ、2
2……カム体、23……テーブル、23a、23b……突起、23c
……軸、24……コレクトリボンホルダー、25……ピンホ
ルダー、26……ピン、27……ばね、28……ばね、29……
ねじ、30……インクリボンカセット、31……インクリボ
ン、32……コレクトリボンスプール、33……コレクトリ
ボン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 35/10 - 35/14 B41J 35/20 B41J 35/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字手段と、前記印字手段を搭載したキャ
    リッジベースと、リボンを搭載するリボン架台を備え、
    前記キャリッジベースと前記リボン架台を第1の角度範
    囲では着脱自在にし第2の角度範囲では着脱不能にする
    ヒンジを前記キャリッジベースと前記リボン架台の間に
    設け、前記リボン架台の上部にスライド自在に保持され
    たピン部材を設け、前記ピン部材に係合し前記リボン架
    台を第2の角度範囲内で揺動させるカム体を前記キャリ
    ッジベースに搭載し、前記リボン架台に前記ピンの位置
    を調整する調整手段を設けたことを特徴とする印字装
    置。
  2. 【請求項2】印字手段と、前記印字手段を搭載したキャ
    リッジベースと、前記キャリッジベースに回動自在に保
    持されインクリボンカセットを上面に着脱自在に搭載す
    るリボン架台を備え、ピン部材を前記リボン架台に保持
    し、前記ピン部材の係合するカム溝を有し前記リボン架
    台を揺動させる回転体を前記キャリッジベースに搭載
    し、前記ピン部材の位置を調整する調整手段を前記リボ
    ン架台の上面に設けたことを特徴とする印字装置。
JP10387289A 1989-04-24 1989-04-24 印字装置 Expired - Lifetime JP2770405B2 (ja)

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JPH02281989A JPH02281989A (ja) 1990-11-19
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