JP2769524B2 - 交換レンズ及びカメラシステム - Google Patents

交換レンズ及びカメラシステム

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JP2769524B2
JP2769524B2 JP6094611A JP9461194A JP2769524B2 JP 2769524 B2 JP2769524 B2 JP 2769524B2 JP 6094611 A JP6094611 A JP 6094611A JP 9461194 A JP9461194 A JP 9461194A JP 2769524 B2 JP2769524 B2 JP 2769524B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明はカメラ用交換レンズ及び
アダプタと両者の間の情報伝達に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来カメラのボディと交換レンズ間で、
機械的に又は電気的方法により互いに情報伝達を行なう
シテスムが知られている。例えば交換レンズ側からボデ
ィ側にレンズのFNo情報を伝えたり、又逆にレンズ内蔵
のモータによりレンズ自身で絞りやフォーカシングレン
ズを駆動できる交換レンズに対して、ボディ側からその
駆動制御情報を伝えるようなカメラシステムが知られて
いる。 【0003】上記のようなカメラシステムにおいて、ア
ダプタ例えば中間リングやリアフォーカスコンバータを
装着した場合には、ボディ・レンズ間で伝達する情報の
うち一部はアダプタの光学的特性に応じて補正する必要
がある。例えば、マスターレンズ(交換レンズ)に倍率
βのリアフォーカスコンバータ(アダプタ)を装着した
場合、マスターレンズのFナンバーをFmとすればマス
ターレンズ+リアフォーカスコンバータの合成系のFナ
ンバーFxは、Fx=β×Fmとなる。 【0004】又オートフォーカスカメラシステムにおい
てボディがマスターレンズ+リアフォーカスコンバータ
の合成系のデフォーカス量Dx を検出した場合、マスタ
ーレンズ単独でのデフォーカス量Dm はDm =Dx /β
2 であり、マスターレンズはデフォーカス量Dm に従っ
て内蔵モータによるフォーカシングレンズの駆動量を決
定する必要がる。 【0005】従来、このようにアダプタを装着した場合
の交換レンズ(以下、単にレンズと称す)とボディ間で
伝達される情報の補正は、図14(A)、(B)で示す
ようなシステムで行われていた。即ち、図14(A)で
は、ボディ1に内蔵されたボディCPU4とレンズ2に
内蔵されたレンズCPU5との間で通常は情報伝達が行
われるカメラシステムに、アダプタ3が中間に装着され
た場合、アダプタ3に内蔵されたアダプタCPU6がボ
ディCPU4とレンズCPU5の両者と情報伝達を行
い、補正の必要な情報に関してはアダプタCPU6が補
正演算を行って、レンズCPU5又はボディCPU4に
伝達するというシステムである。 【0006】又、図14(B)では、カメラボディ1と
レンズ2との間にアダプタ3が装着された場合、レンズ
CPU5とボディCPU4の間の情報伝達は、アダプタ
内部を貫通した通信ラインl1を介して直接行なわれる
とともに、ボディCPU4は前記通信ラインl1とは別
な通信ラインl2を介してアダプタCPU6と情報伝達
を行ない、アダプタ個有の補正情報(例えば倍率β)を
得る。ボディCPU4内部で補正の必要な情報に関して
は、補正演算を行なうというシステムである。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】上記の如き従来技術に
おいては、下記のような問題点があった。即わち図14
(A)のようなシステムにおいては、ボディCPU4と
レンズCPU5間の情報伝達がアダプタCPU6を介し
て行なわれているために、情報伝達に遅れが生じてしま
い応答性が悪化してしまう。 【0008】又、アダプタCPU6では、補正演算が行
なわれるため、アダプタCPU6は高速演算が可能で乗
算割算命令等も備えていることが必要であり、そのため
にはアダプタCPU6は高コストになってしまう。又、
図14(B)のようなシステムでは、ボディ1はアダプ
タ3との通信用に、マウント面に通信用の端子を増設す
る必要があり、コストアップになってしまう。又、ボデ
ィマウント付近には、絞り制御機構等がすでに密度高く
配置されているために、端子の増設はスペース的に困難
である。 【0009】又、ボディCPU4はAF、AE演算、各
種制御等多くの処理を行っているので、新たにアダプタ
CPU6との交信、補正演算の処理を行なうことは負担
が過多になりシステム全体としての性能が落ちてしま
う。 【0010】 【課題を解決するための手段】上記従来技術による問題
点解決のために本発明では、カメラボディと交換レンズ
アダプタを装着したカメラシステムにおいて、アダプ
タが装着されたことを検出した後にアダプタ固有の情報
をアダプタと交換レンズ間の情報伝達システムで交換レ
ンズ側に伝達し、該アダプタと交換レンズとの間の情報
伝達が終了した後に交換レンズとカメラボディとの間で
情報の伝達を行う制御手段を備える構成とした。即ち、
請求項1による本発明では、アダプタ(3)を介してカ
メラボディ(1)に着脱可能な交換レンズ(2)であっ
て、カメラボディと通信を行う為の第1の接点部(E,
F,G)と、アダプタと通信を行う為の第2の接点部
(H,I,J)と、アダプタを装着したことにより補正
が必要な情報については、カメラボディと交換レンズと
の間にアダプタが介装されたことを検出した後に第2の
接点部を介して通信し、第2の接点部を介した通信が終
了したことを検出した後に、第1の接点部を介して通信
を行うように制御する制御手段(5)とを有することと
した。また、請求項2による本発明では、交換レンズ
(2)とアダプタ(3)とカメラボディ(1)とからな
るカメラシステムであって、交換レンズは、カメラボデ
ィと通信する為の第1の接点部(E,F,G)とアダプ
タと通信する第2の接点部(H,I,J)とを有すると
ともに、アダプタを装着したことにより補正が必要な情
報については、カメラボディと交換レンズとの間にアダ
プタが介装されたことを検出した後に第2の接点部を介
して通信し、第2の接点部を介した通信が終了したこと
を検出した後に、第1の接点部を介して通信を行うよう
に制御する制御手段(5)を有し、アダプタは、該アダ
プタ固有の情報を有する記憶手段(6)と、交換レンズ
との間で通信可能であり、固有の情報を伝達可能な伝達
手段(SIO2)とを有し、カメラボディは、交換レン
ズから固有情報を含んだ情報を受信する受信部(SIO
1)を有することとした。 【0011】 【作用】本発明によるカメラシステムは上記のような構
成となっており、交換レンズとボディ間の情報伝達は中
間にアダプタが介在することなく直接行われるため、情
報伝達における時間遅延の問題がなく、又アダプタ内の
処理もないために、アダプタの構成がシンプルになりコ
スト的にも有利になる。 【0012】又ボディとアダプタ間に新たに通信ライン
を設ける必要がなく、従ってボディマウントに端子の増
設が不要なのでマウント付近のスペース的制約が緩和さ
れると同時にコスト的にも有利である。又ボディ側の処
理がアダプタを装着することにより増加することもな
く、システム全体としての性能が低下することがない。 【0013】 【実施例】 〈第1実施例〉図1、図2、図3を用いて本発明の第1
実施例について説明する。まず第1実施例の構成につい
て図1を参照して説明する。図1では、ボディ1にはボ
ディCPU4が、レンズ2にはレンズCPU5が、アダ
プタ3にはアダプタCPU6が各々内蔵されている。 【0014】又、23はレンズ2のマウント面、32は
アダプタ3のレンズ側マウント面、31はアダプタ3の
ボディ側マウント面、13はボディ1のマウント面であ
る。又ボディ1にはボディCPU4、レンズCPU5、
アダプタCPU6用の電源7が内蔵されており、その電
源ラインVC及び接地ラインGNDCは、ボディCPU
4の端子PB3とPB4に接続されるとともに、アダプ
タ・ボディ間のマウント接点端子c、dを介して、アダ
プタCPU6の端子PA3、PA4に接続され、更に、
レンズ・アダプタ間のマウント接点端子C、Dを介して
レンズCPU5の端子PL3、PL4に接続されてい
る。 【0015】又ボディ1にはレンズ内蔵の駆動源(絞り
制御モータ、フォーカシングレンズ駆動用モータ、ズー
ムレンズ駆動用モータ等)のための電源8が内蔵されて
おり、電源ラインVMと接地ラインGNDMがボディ・
アダプタ間のマウント接点a、b、及びレンズ・アダプ
タ間のマウント接点A、Bを介して、レンズ2に内蔵さ
れている駆動源9に接続されている。 【0016】又ボディCPU4とレンズCPU5の間で
はハンドシェイクラインHS1、クロックラインCLK
1、データラインSIO1が、ボディ・アダプタ間のマ
ウント接点端子e、f、g、アダプタ内部、レンズ・ア
ダプタ間のマウント接点端子E、F、Gを介して直接接
続されている。ボディCPU4とレンズCPU5の間の
通信形態は、CLK1によるクロック同期式データ通信
である。 【0017】又レンズCPU5とアダプタCPU6で
は、ハンドシェイクラインHS2、クロックラインCL
K2、データラインSIO2が、レンズ・アダプタ間の
マウント接点端子H、I、Jを介して接続されている。
レンズCPU5とアダプタCPU6の間の通信形態は、
CLK2によるクロック同期式データ通信である。 【0018】図2は、第1実施例におけるマウント接点
端子の配置を示した図であって、図2(A)は、レンズ
2のマウント面23をボディ側から見た図であって、前
記マウント接点端子A、B、C、D、E、F、G、H、
I、Jの計10端子が図示のように配置されている。又
図2(B)はボディ1のマウント面13をレンズ側から
見た図であって、前記マウント接点端子a、b、c、
d、e、f、gの計7端子が図示のように配置されてい
る。 【0019】又、図示は省略されているが、アダプタ3
のレンズ側マウント面32における接点端子の配置は、
図2(A)のレンズマウントの接点端子の配置に対応し
たものとなっており、アダプタ3のボディ側マウント面
31における接点端子の配置は、図2(B)のボディマ
ウントの接点端子の配置に対応したものとなっている。 【0020】又、レンズ2がボディ1に直接装着された
場合は、装着完了時において、レンズ側マウント接点端
子A、B、C、D、E、F、Gがボディ側マウント接点
端子a、b、c、d、e、f、gに各々接続されるよう
になっている。又、ボディに対するレンズ装着、ボディ
に対するアダプタ装着、アダプタに対するレンズ装着
は、図2(B)に矢印で示す方向(左回転)が取付時の
回転方向となる公知のバヨネット形式で行なわれる。 【0021】従って、ボディ1とレンズ2を装着する場
合、装着動作において、レンズマウント接点端子H、
I、Jはボディマウント接点端子a、b、c、d、e、
f、gと接触しない配置となっており、これによりレン
ズ装着時にレンズCPU5端子PL5、PL6、PL7
に不用意に信号が入力して、誤動作したりダメージを加
えたりすることを防止している。 【0022】又、ボディレンズ装着時には、レンズマウ
ント端子H、I、Jはボディマウント面13に直接接触
しない構造となっている。例えば、レンズマウント端子
H、I、Jの接触面がレンズマウント面23より少し沈
んでいる構造となっている。以上が第1実施例の構成で
ある。 【0023】次に第1実施例の動作について説明する。
図3(A)、(B)及び図4は、レンズCPU5、アダ
プタCPU6のプログラムフローチャートである。先
ず、レンズCPU5は、ボディ又はアダプタに装着さ
れ、端子PL3、PL4に電源ラインVC及び接地ライ
ンGNDCが接続されると、パワーオンリセットがかか
り、ステップS0からスタートする。 【0024】次にレンズCPU5はステップS1でハン
ドシェイクラインHS2を出力端子に切りかえて、割込
パルスを発生し、アダプタCPU6に割込をかける。ア
ダプタが装着されていない場合、即ちレンズ2がボディ
1に直接装着された場合には、ハンドシェイクラインH
S2のレンズマウント端子Hはオープンなので、この割
込に対する応答は発生しない。 【0025】又、アダプタが装着されている場合には、
前記割込パルスは、レンズ・アダプタ間のマウント端子
Hを介してアダプタCPU6の端子PAOに入力され
る。アダプタCPU6は、端子PAOに割込パルスが入
力すると、ステップS7においてレンズCPU割込処理
をスタートさせ、ステップS8において端子PAOを出
力端子に切換えて割込受付信号を発生する。 【0026】レンズCPU5は、ステップS1にて割込
パルスを発生した後、端子PL5を入力端子に切換え、
ステップS2にて端子PL5にアダプタCPU6が割込
受付信号を発生したかテストし、発生しない場合にはス
テップS5にてフラグFLAGAを0にセットする。F
LAGAは1の時、アダプタが装着されていることを示
し、0の時アダプタが装着されていないことを示すフラ
グである。そしてステップS6でボディCPU4からの
割込を許可し、以下レンズCPU5からのコマンドに従
って種々の制御を行なう。 【0027】一方、ステップS2で割込受付信号が発生
した場合には、ステップS3に進み、FLAGAを1に
セットする。次にステップS4に進み、端子PL6に必
要な数だけクロックパルスを発生させると同時に、端子
PL7より該クロックパルスに同期してアダプタCPU
6から送られてくる補正用データ(例えばリアフォーカ
スコンバータの倍率β)を受信し、レンズCPU5内の
メモリに該データを格納する。 【0028】又、この時アダプタCPU6はステップ9
で前記レンズCPU5の発生するクロックパルスを端子
PA1で受け、このクロックパルスに同期してアダプタ
固有の補正用データを端子PA2より送信する。そして
送信が終了するとレンズCPU割込処理を終了してメイ
ンプログラムへリターンする。レンズCPU5は、ステ
ップS4でアダプタCPU6からの補正用データ受信・
格納を終了すると、ステップS6でボディCPU4から
の割込を許可し、以降はボディCPU4のコマンドに従
って種々の処理(絞り制御フォーカシング制御等)を行
なう。 【0029】次にステップS6以降で、ボディCPU4
からの割込がかかった場合のレンズCPU5の動作につ
いて図4を参照して説明する。まず、ボディCPU4が
端子PB0に割込パルスを発生すると、該割込パルスは
ハンドシェイクラインHSIを介してレンズCPU5の
端子PLOに入力し、レンズCPU5はステップS11
にてボディCPU割込処理を開始する。又ボディCPU
4は割込パルスを発生した後、端子PB0を入力端子に
切換えて割込受付信号が発生するのを待機している。 【0030】レンズCPU5、はステップS11でボデ
ィCPU割込処理を開始し、次にステップS12で端子
PLOを出力端子に切換えて割込受付信号を発生する。
ボディCPU4は、割込受付信号を検知すると、端子P
B1にクロックパルスを発生すると同時に、該クロック
パルスに同期して端子PB2からコマンドデータを発生
する。 【0031】レンズCPU5は、ステップ13において
端子PL1に入力するボディCPU4が発生するクロッ
クパルスを受信するとともに、該クロックパルスに同期
して、端子PL2よりボディからのコマンドデータを受
信する。次に、ステップS14にて該コマンドを解析し
て、ボディCPU4がレンズCPU5に対してデータ送
信を要求しているのか、データ受信を要求しているのか
テストする。まず、ボディCPU4がレンズCPU5に
対しデータ送信を要求している場合、即ちボディCPU
4がレンズCPU5の持っているレンズ情報を要求して
いる場合について説明する。 【0032】この場合、ステップS14からステップS
15に分岐する。ステップS15にてFLAGAが1か
どうか、即ちアダプタが装着しているかどうかテスト
し、FLAGAが1でない場合、即ち、アダプタが装着
されていない場合には、ステップS18にデータ送信に
進む。又、FLAGAが1の場合はアダプタが装着され
ていると判定し、ステップS16に進み、ボディCPU
4に送信するデータがアダプタ装着による補正が必要な
データかどうかテストする。補正が不要なデータの場合
は、ステップS18のデータ送信に進む。 【0033】補正が必要なデータの場合は、ステップS
16からステップS17に進み、アダプタの補正用デー
タに応じて送信データに補正演算を施こす。例えば、送
信データがFナンバーがFm 、補正用データがリアフォ
ーカスコンバータの倍率βであった場合には合成系のF
ナンバーFx =Fm ×βの演算を行なう。次に、ステッ
プS18では、ボディCPU4が端子PB1に発生する
クロックパルスをレンズCPU5は端子PL1に受信
し、該クロックパルスに同期して端子PL2より送信デ
ータを送信する。 【0034】又ボディCPU4は、端子PB1に発生す
るクロックパルスに同期して端子PB2よりレンズCP
U5が送信したデータを受信する。レンズCPU5はス
テップS18で、データ送信が終了すると、ステップS
19でボディCPU4に送信すべきデータの数が予定数
に達したかどうかテストし、予定数に達していない場合
にはステップS15に戻り、ステップS15以降、上記
と同様な動作を行ない、予定数に達していた場合にはデ
ータ送信処理を終了してメインプログラムへリターンす
る。 【0035】ステップS14にて、ボディCPU4がレ
ンズCPU5に対してデータ受信を要求している場合、
即わちボディCPU4がレンズCPUに制御データを
与えて、種々の制御動作(絞り制御、フォーカシング制
御等)を行なうことを要求している場合には、ステップ
S14からステップS21に分岐する。ステップS22
では、ボディCPU4が端子PB1に発生するクロック
パルス及びクロックパルスに同期して端子PB2に出力
する制御データを、レンズCPU5は端子PL1、PL
2に受け、端子PL1に入力するクロックパルスに同期
して端子PL2より制御データを受信する。 【0036】次にステップS22にて、FLAGAが1
かどうか即ちアダプタが装着しているかどうかテスト
し、FLAGAが1でない場合、即ちアダプタが装着さ
れていない場合には、ステップS25に分岐する。ステ
ップS22でアダプタが装着されていると判定された場
合には、ステップS23に進み、受信したデータがアダ
プタ装着による補正が必要なデータかどうかテストす
る。補正が不要なデータの場合には、ステップS25の
データ格納に進む。 【0037】補正が必要なデータの場合は、ステップS
24に進みアダプタの補正用データに応じて、受信デー
タに補正演算を施こす。例えば、受信データが合成系の
デフォーカス量Dx 、補正用データがリアフォーカスコ
ンバータの倍率βであった場合には、マスターレンズの
デフォーカス量Dm =Dx /β2 の演算を行なう。次に
ステップS25では、受信データ又は補正された受信デ
ータをメモリに格納する。 【0038】次にステップS26で、ボディCPU4か
ら受信すべきデータの数が予定数に達したかどうかテス
トし、予定数に達していない場合にはステップS21に
戻り、ステップS21以降上記と同様な動作を行なう。
又、予定数に達した場合には、ステップS27に進み、
受信データに応じた処理ルーチンへジャンプする。例え
ば、デフォーカス量データを受信した場合には、フォー
カシングレンズの合焦駆動制御ルーチンへ進む。 【0039】以上が第1実施例の動作である。尚、図1
の第1実施例の構成図では、レンズ・ボディ間のクロッ
クラインCLK1、データラインSIO1とレンズ・ア
ダプタ間のクロックラインCLK2、データラインSI
O2が独立に配置されていたが、レンズCPU5のパワ
ーオンリセット時にのみ、レンズCPU5とアダプタC
PU6が通信するようにしたり、又はレンズCPU5と
アダプタCPU6が通信中は、レンズCPU5がボディ
CPU4からの割込を受け付けず、レンズCPU5とボ
ディCPU4が通信しないようにすれば、クロックライ
ンCLK1とクロックラインCLK2、及びデータライ
ンSIO1とデータラインSIO2は共通にすることが
できる。 〈第2実施例〉第1実施例においては、レンズCPU5
とアダプタCPU6は、ハンドシェイクラインHS2、
クロックラインCLK2、データラインSIO2を介し
てデータ通信を行ない情報を伝達していた。 【0040】このようなシステムでは、データ通信を行
なうことにより種々の情報伝達が可能であるが、アダプ
タ3は通信機能を有するアダプタCPU6が必要であ
る。第2実施例は、レンズ・アダプタ間の伝達データの
種類を制限することにより、上記アダプタCPU6を必
要とせず、従って低コストなアダプタを使用するシステ
ムである。 【0041】図5にしたがって第2実施例の構成をのべ
る。第2実施例において、ボディ・レンズ間の情報伝達
の形態は第1実施例と同じなので省略する。図5におい
て、電源ラインVc は第1実施例と同様にボディ内蔵の
電源よりマウント接点端子c、Cを介してレンズCPU
5の端子PL3に入力されている。又、レンズ内部で電
源ラインVCは抵抗Rを介して、レンズCPU5の端子
PL8、PL9に接続されている。従って、端子PL
8、PL9は電源ラインVCにプルアップされている。
又、端子PL8、PL9は、レンズ・アダプタ間マウン
トの接点端子H、Iに接続されている。 【0042】一方、接地ラインGNDCは、接点端子
d、Dを介して、レンズCPU5の端子PL4に接続さ
れている。又、接地ラインGNDCは、アダプタ3内部
で分岐してレンズ・アダプタ間のマウント接点端子Hに
接続されている。又、レンズ・アダプタ間のマウント接
点端子Iはアダプタ3内部では接続されずにオープンに
なっている。 【0043】従って、ボディ1にアダプタ3及びレンズ
2が装着された場合、レンズCPU5の端子PL8には
“L”レベル、端子PL9は“H”レベルになる。又、
ボディ1にレンズ2のみが装着された場合には、レンズ
CPU5の端子PL8、PL9ともに“H”レベルとな
る。以上のように、アダプタ3内部におけるマウント接
点端子H、Iの接続の仕方により、アダプタ3の補正用
情報をレンズCPU5に伝達することができる。 【0044】表1はアダプタとしてリアフォーカスコン
バータ、補正用情報として倍率βを想定した場合の端子
PL8、PL9の状態と、倍率βの組み合わせを示した
例である。 【0045】 【表1】【0046】以上が第2実施例の構成である。次に、図
6、図7、図8を用いて第2実施例の動作について説明
する。図6において、先ずレンズCPU5は電源ライン
VC及び接地ラインGNDCが接続されると、パワーオ
ンリセットがかかり、ステップS30からスタートす
る。 【0047】次にステップS31にて、端子PL8の入
力レベルをテストし、“H”の場合はステップS32に
分岐する。ステップS32で端子PL9の入力レベルを
テストし“H”の場合にはステップS33に分岐する。
ステップS33にプログラムが進んだ場合は、端子PL
8、PL9が“H”“H”であり、即ちアダプタが装着
されていない場合である。この時は、表1に従ってアダ
プタ識別データCDATAを0にセットし、ステップS
34でFLAGAを0にセット、ステップS40に進
む。 【0048】又、ステップS32で、端子PL9の入力
レベルが“L”の場合は、ステップS35に進み、表1
に従ってCDATAを1にセットし、ステップS39に
進む。一方、ステップS31で、端子PL8の入力レベ
ルが“L”の場合にはステップS36に進み、端子PL
9の入力レベルをテストする。端子PL9の入力レベル
が“H”の場合には、ステップS37に進み、表1に従
いCDATAを2にセットしてステップS39に進む。
又、“L”の場合にはステップS38に進み、表1に従
がいCDATAを3にセットし、ステップS39に進
み、FLAGAを1にセットしてアダプタ装着を認知す
る。次にステップS40に進み、ボディCPU4割込を
許可する。以降の動作は図3(A)ステップS6以降の
第1実施例の動作と同じである。 【0049】次に、第2実施例のボディCPU4割込時
の処理について述べる。ボディCPU4からレンズCP
U5に対して割込がかかった時の処理は、図4で説明し
た第1実施例の動作とほぼ同じであるが、ステップS1
5からステップS20までのデータ送信処理部分が多少
異なるので、図7、図8を用いて説明する。第1実施例
においては、レンズCPU5がボディCPU4に送る送
信データは、送信処理の際、その都度補正演算を行って
いたが、第2実施例においては、補正用データの種類が
少ないので、補正用データ種類に応じて予め補正演算を
行った送信データのテーブルをメモリに用意しておき、
補正用データ種類に応じて、それらのテーブルを使い分
けてボディCPU4にデータを送信する。従って、補正
演算の必要がないので、ボディCPU4の割込に対して
高速に応答できる。 【0050】まず、図4のステップS14にてコマンド
解析の結果、ボディCPU4がデータ送信要求を出して
いると判定すると、図7ステップS41に分岐する。ス
テップS41ではアダプタ識別データCDATAが0で
あるかテストし、0の場合はステップS42に進み、送
信データのテーブルとして図8に示すアドレスMから始
まるテーブル0を採用してステップS48に進む。 【0051】又ステップ41で、CDATAが0でない
場合には、ステップS43に進み、CDATAが3であ
るかテストし、3の場合にはステップS44に進み、送
信データのテーブルとして図8に示すアドレスQから始
まるテーブル3を採用してステップS48に進む。又、
3でない場合にはステップS45に進み、CDATAが
2であるかテストし、この場合にはステップS46に進
み、図8のアドレスPから始まるテーブル2を採用して
ステップS48に進む。又、2でない場合は同じく図8
のアドレスNから始まるテーブル1を採用してステップ
S48に進む。 【0052】以上、ステップS41からステップS47
においては、アダプタ識別データCDATAに従って対
応したテーブルを採用する。上記テーブル0、テーブル
1、テーブル2、テーブル3には補正の必要なデータに
は補正演算後のデータが、又補正の必要ないデータには
同じデータが入っている。例えば、図8において各テー
ブルの先頭データをFナンバーデータとすると、テーブ
ル0の先頭アドレスMにはアダプタ未装着時のFナンバ
ーF0が格納されており、テーブル1の先頭アドレスN
には、倍率1.4のアダプタが装着された時のFナンバ
ーF1=F0×1.4が格納されており、テーブル2の
先頭アドレスPには、倍率2のアダプタが装着された時
のFナンバーF2=F0×2が格納されており、テーブ
ル3の先頭アドレスQには、倍率2.8のアダプタが装
着された時のFナンバーF3=F0×2.8が格納され
ている。 【0053】ステップS48では、採用されたテーブル
に格納されているデータをボディCPU4へ送信し、ス
テップS49では、ボディCPU4に送信すべきデータ
の数が予定数に達したかどうかテストし、達していない
場合にはステップS48に戻り、データ送信をくり返
す。予定数に達した場合には、データ送信処理を終了し
て、メインプログラムへリターンする。 【0054】以上、第2実施例では、レンズ・アダプタ
間の情報伝達はアダプタ固有の情報をレンズ・アダプタ
間のマウント接点端子を通して電圧レベルのパターンと
してレンズCPU5が読み取る形態なので、アダプタ側
の構成が簡単で低コスト化がはかれるとともに、レンズ
CPU5側の情報伝達形態も通信用クロック等を発生す
る必要がないので簡単になり、低コスト化がはかれる。 【0055】又、図8のようにデータをテーブル化して
いるので、補正演算処理が不要でボディ・レンズ間の情
報伝達の高速化が期待できる。又、第2実施例において
は、情報は電気的に伝達されているが、機械的にレンズ
−アダプタ間で情報伝達を行なうようにしてもかまわな
い。 〈第3実施例〉第2実施例では、アダプタの識別をレン
ズ・アダプタ間のマウント接点端子に発生する電圧レベ
ルのパターンで、レンズCPU5が読み取っていた。し
かしアダプタの識別種類が増加すると、識別に使用する
マウント接点端子の数も増設しなければならず、コスト
アップになってしまう。第3実施例は、上記問題点を改
良した実施例であって、レンズ・アダプタ間のマウント
接点端子数を増加させることなく数多くのアダプタ識別
が可能なレンズ・アダプタ間の情報伝達システムであ
る。 【0056】図9を用いて、第3実施例について説明す
る。第3実施例では、ボディ・レンズ間の情報伝達の形
態は第1実施例と同じなので省略する。図9において、
電源ラインVCは第1実施例と同様にボディ内蔵の電源
よりマウント接点端子c、Cを介して、レンズCPU5
の端子PL3に接続されている。又、レンズ2の内部で
電源ラインVCは、抵抗R1を介してレンズCPU5に
内蔵されているADコンバータの入力端子ADLに接続
されている。 【0057】又、端子ADLはレンズ・アダプタ間のマ
ウント接点端子Hに接続されている。一方、接地ライン
GNDCは接点端子d、Dを介してレンズCPU5の端
子PL4に接続されている。又、接地ラインGNDCは
アダプタ3内部で分岐して、抵抗R2を介してマウント
接点端子Hに接続されている。 【0058】上記のような構成により、レンズCPU5
のADコンバータ入力端子ADLに発生する電圧Xは、
電源ラインVCの電圧をVとすると、次式のように表わ
され 【0059】る。 【数1】X=V×R2/(R1+R2) 例えば、ボディ1にレンズ2のみが装着された場合に
は、R2=∞となるので、電圧Xはほとんど電源レベル
Vとなる。又、アダプタ内に内蔵される抵抗R2の抵抗
値をアダプタの種類毎に変えることにより、アダプタ3
の補正用情報を端子ADLに加わる入力電圧の形で、レ
ンズCPU52に伝達することができる。 【0060】表2はアダプタとしてリアフォーカスコン
バータ、補正用情報として倍率βを想定した場合の端子
ADLに加わる電圧Xと倍率βの組み合わせを示した例
である。 【0061】 【表2】【0062】以上が第3実施例の構成である。次に第3
実施例の動作について述べる。第3実施例の動作は、ア
ダプタ識別処理の部分の動作異なるのみで、他の動作は
同一なので、同一部分については説明は省略し、アダプ
タ識別処理の部分の動作についてのみ説明する。 【0063】図10では、レンズCPU5は電源ライン
VC及び接地ラインGNDCが接続されると、パワーオ
ンリセットがかかり、ステップS51よりレンズCPU
5メイン処理プログラムがスタートする。次に、ステッ
プS52において、内蔵ADコンバータの入力端子AD
Lに発生している電圧XをAD変換し、AD変換結果を
xとする。 【0064】次に、ステップS53でAD変換結果x
が、表2所定電圧X0に対応するAD変換値x0より大
きいか小さいかをテストし、大きい場合にはステップS
54に分岐する。ステップS54に進んだ場合はアダプ
タが装着されていない場合であり、この場合は表2に従
って、アダプタ識別データCDATAを0にセットし、
ステップS55でFLAGAを0にセットしてステップ
S62に進む。 【0065】又、ステップS53でAD変換結果xがx
0より小さいと判定された場合にはステップS56に進
み、アダプタが装着されていると判定し、FLAGAを
1にセットする。次にステップS57でAD変換結果x
が表2所定電圧X1に対応するAD変換値x1より大き
いか小さいかをテストし、大きい場合にはステップS5
8に分岐する。ステップS58において、CDATAを
1にセットしてステップS62に進む。 【0066】又、ステップ57で小さいと判定された場
合には、ステップS59に分岐し、AD変換結果xが表
2所定電圧X2に対応するAD変換結果x2より大きい
か小さいかをテストし、大きい場合にはステップS60
に進み、CDATAを2にセットしてステップS62に
進む。又、ステップS59で、小さいと判定された場合
には、ステップS61に分岐し、CDATAを3にセッ
トしてステップS62に進み、ボディCPU4の割込を
許可する。以降の動作は図3(A)ステップS6以降の
第1実施例の動作と同じである。 【0067】又、第3実施例におけるボディCPU4割
込時の処理動作は、図7に示した第2実施例の動作と同
じなので省略する。以上、第3実施例では、AD変換結
果xのレベル判定によりアダプタの4つの情報を識別し
ていたが、もちろん判定レベルを増やすことによって4
つ以上の情報を識別するようにしてもかまわない。第3
実施例では、レンズ・アダプタ間のマウント接点端子を
通して複数の電圧レベルとして、アダプタの固有情報を
レンズCPU5が読みとるので、レンズ・アダプタ間の
マウント接点端子は最低1ケのみで済むので、システム
の低コスト化がはかれるともに信頼性が向上する。 〈第4実施例〉第1実施例、第2実施例、第3実施例で
はレンズCPU5のパワーオンリセット時に、アダプタ
3の固有情報を読みとるように、レンズCPU5のメイ
ン処理プログラムが動作している。このような場合、完
全にレンズの装着が完了する前にアダプタ3の固有情報
を読み出すと、レンズ・アダプタ間の接点接触が不安定
で読み取り誤差をおこす恐れがある。第4実施例の目的
は、このようなトラブルを防止することにある。 【0068】図11は、第4実施例の構成を示す図であ
って、レンズ・アダプタの装着完了によって、アダプタ
マウント面から突出可能にアダプタマウント部材33に
支持されたピン40は、レンズマウント部材22を設け
られる穴部24にバネ41の力によりはまり込む。はま
り込んだピン40は、レンズ内部のSWの板バネ50を
押し、板バネ51に接触させる。板バネ50は抵抗Rを
介して電源ラインに接続されているとともに、レンズC
PU5の端子PL10にも接続されている。一方、板バ
ネ51は、接地ラインGNDCに接続されている。 【0069】以上のような構成なので、アダプタ未装着
時にSWは開いているので端子PL10の電圧レベルは
電源レベルとなり、又、アダプタ装着完了時にはSWが
閉成されるので、端子PL10の電圧レベルは接地レベ
ルとなる。従って、レンズCPU5は、端子PL10の
電圧レベルを判定することによってアダプタ装着完了を
検知できる。 【0070】図12にレンズCPU5のパワーオンリセ
ット時のレンズCPU5メイン処理を一部示す。まず、
パワーオンリセットによりステップS63よりスタート
すると、ステップS64にて端子PL10のレベルが
“L”であるかどうかテストし、“H”の場合はステッ
プS64に戻り、レベルが“L”になるのを待機する。 【0071】ステップS64で端子PL10のレベルが
“L”となった場合には、図3ステップS1、又は図4
ステップS31、又は図10ステップS52に進む。こ
の場合、ボディ1にもピン40、バネ41から成る構造
を設ける必要がある。しかし、もし設けない場合には、
図12ステップS64の端子PL10がレベル“L”に
なるのを待機するルーチンは、一定時間のタイムアウト
時間を設けて脱出するようにすればよい。 〈第5実施例〉第5実施例の目的は第4実施例と同じで
あって、レンズ・アダプタ装着時の誤動作を防止するこ
とにある。図13は第5実施例におけるレンズマウント
面23をボディ側から見た図であって、図2(A)の第
1実施例におけるレンズマウント面23に対応してお
り、マウント接点端子A、B、C、D、E、F、G、
H、I、Jは第1実施例と同じ機能を有している。 【0072】第5実施例が第1実施例と異なる点は、レ
ンズ・アダプタ間のマウント接点端子H、I、Jがレン
ズ取付回転方向に沿った長円形状となっている点であ
り、レンズ・アダプタ装着時には、他のマウント接点端
子に先立ってマウント接点端子H、I、Jが接触する配
置となっている。従って、レンズ・アダプタ装着時に電
源及び接地ライン接続によるパワーオンリセット時に
は、レンズ・アダプタ間のマウント接点端子H、I、J
の接続が完了していることが保証されるので、前記レン
ズ・アダプタ装着時における誤動作を防止することがで
きる。 【0073】第5実施例においては、レンズ側マウント
接点端子H、I、Jの形状、配置を図13のようにした
が、アダプタ側のレンズマウント接点端子H、I、Jを
図13に対応するように構成してもよい。又、第1実施
例〜第5実施例においては、アダプタ3はボディとレン
ズの中間に装着されるとして説明を行ったが、フロント
コンバージョンレンズのようにレンズの先に装着される
ようなアダプタにも適用できることはいうまでもない。 【0074】又、接点端子はマウント面に配置されてい
たが、専用の外部接点端子コネクタを介して接点端子間
を接続するように構成してもよい。 【0075】 【発明の効果】以上のように本発明においては、アダプ
タ装着時にはアダプタ固有の補正情報をレンズ・アダプ
タ間で情報伝達を行ない、該補正情報に基づいてレンズ
側でボディ・レンズ間で情報伝達されるデータのうち、
アダプタ装着にともなう補正が必要なデータの補正演算
を行なうようにカメラボディ、アダプタ、レンズからな
るカメラシステムを構成したのでシステム全体としての
性能を落とすことのない情報伝達が可能になると同時
に、低コスト化が可能になる。
【図面の簡単な説明】 【図1】図1は第1実施例におけるカメラシステムの構
成図。 【図2】図2(A)及び(B)は第1実施例におけるレ
ンズマウント面及びボディマウント面の正面図。 【図3】図3は第1実施例における動作フローチャート
図。 【図4】図4は第1実施例における動作フローチャート
図。 【図5】図5は本発明の第2実施例におけるのカメラシ
ステムの構成図。 【図6】図6は第2実施例における動作フローチャート
図。 【図7】図7は第2実施例における動作フローチャート
図。 【図8】図8は第2実施例におけるテーブルマップ図。 【図9】図9は本発明の第3実施例におけるカメラシス
テムの構成図。 【図10】図10は第3実施例における動作フローチャ
ート図。 【図11】図11は本発明の第4実施例におけるレンズ
・アダプタ間の接点構成図。 【図12】図12は第4実施例における動作フローチャ
ート図。 【図13】図13は本発明の第5実施例におけるマウン
ト面の正面図。 【図14】図14(A)及び(B)は従来のカメラシス
テムの説明図。 【符号の説明】 1 カメラボディ 2 レンズ 3 アダプタ 4 ボディCPU 5 レンズCPU 6 アダプタCPU

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.アダプタを介してカメラボディに着脱可能な交換レ
    ンズであって、 前記カメラボディと通信を行う為の第1の接点部と 前記アダプタと通信を行う為の第2の接点部と、 前記アダプタを装着したことにより補正が必要な情報に
    ついては、前記カメラボディと前記交換レンズとの間に
    前記アダプタが介装されたことを検出した後に前記第2
    の接点部を介して通信し、該第2の接点部を介した通信
    が終了したことを検出した後に、前記第1の接点部を介
    して通信を行うように制御する制御手段とを有すること
    を特徴とする交換レンズ。 2.交換レンズとアダプタとカメラボディとからなる
    メラシステムであって、 前記交換レンズは、前記カメラボディと通信する為の第
    1の接点部と前記アダプタと通信する第2の接点部とを
    有するとともに、 前記アダプタを装着したことにより補正が必要な情報に
    ついては、前記カメラボディと前記交換レンズとの間に
    前記アダプタが介装されたことを検出した後に前記第2
    の接点部を介して通信し、該第2の接点部を介した通信
    が終了したことを検出した後に、前記第1の接点部を介
    して通信を行うように制御する制御手段を有し、 前記アダプタは、該アダプタ固有の情報を有する記憶手
    段と、前記交換レンズとの間で通信可能であり、前記固
    有の情報を伝達可能な伝達手段とを有し、 前記カメラボディは、前記交換レンズから前記固有情報
    を含んだ情報を受信する受信部を有することを特徴とす
    カメラシステム。
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