JP2769459B2 - Ofdm送信装置及びofdm受信装置 - Google Patents

Ofdm送信装置及びofdm受信装置

Info

Publication number
JP2769459B2
JP2769459B2 JP8228700A JP22870096A JP2769459B2 JP 2769459 B2 JP2769459 B2 JP 2769459B2 JP 8228700 A JP8228700 A JP 8228700A JP 22870096 A JP22870096 A JP 22870096A JP 2769459 B2 JP2769459 B2 JP 2769459B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
ofdm
reverse order
frequency
bit reverse
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8228700A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1075227A (ja
Inventor
康成 池田
Original Assignee
株式会社次世代デジタルテレビジョン放送システム研究所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社次世代デジタルテレビジョン放送システム研究所 filed Critical 株式会社次世代デジタルテレビジョン放送システム研究所
Priority to JP8228700A priority Critical patent/JP2769459B2/ja
Publication of JPH1075227A publication Critical patent/JPH1075227A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2769459B2 publication Critical patent/JP2769459B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0056Systems characterized by the type of code used
    • H04L1/0071Use of interleaving
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0041Arrangements at the transmitter end
    • H04L1/0043Realisations of complexity reduction techniques, e.g. use of look-up tables

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Complex Calculations (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、OFDM(直交周
波数分割多重)方式によりデジタル信号を送受信するO
FDM送信装置及びOFDM受信装置に係り、特に伝送
誤りを分散させるためにそれぞれの装置に付加されるイ
ンターリーブ回路及びデインターリーブ回路の改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、OFDM方式では、多数
の搬送波を帯域内に設定し、各搬送波をそれぞれデジタ
ル変復調する際に、高速フーリエ変換(以下FFTと呼
ぶ)や高速フーリエ逆変換(以下IFFTと呼ぶ)によ
るデジタル信号処理技術を応用することにより、一括し
てこの多数の搬送波のデジタル変復調を行うことができ
る。
【0003】また、このOFDM方式は適当なガードイ
ンターバルを設定することにより、マルチパス妨害に対
して耐力を持つことから、特に地上波を用いたデジタル
伝送方式に対して有力であると言われている。
【0004】通常、伝送データに対して誤り訂正処理を
施すが、さらに信頼性を向上するために誤り訂正と共に
各種のインターリーブ処理が施される。このインターリ
ーブ処理は伝送誤りを分散させることにより、誤り訂正
能力の向上を図っている。
【0005】単一搬送波方式についても、時間方向に対
してはインターリーブを施すことが可能ではあったが、
OFDM方式ではさらに搬送波が帯域内に多数設定され
ていることから、時間方向のみならず周波数方向に対し
てもインターリーブを施すことが可能である。
【0006】また、OFDM方式にあっては、インター
リーブ処理によって単一搬送波方式に比較してより誤り
を分散させることが可能で、より伝送路誤りに対する耐
力の向上を期待できることもOFDM方式の特徴であ
る。
【0007】特に、OFDM方式を地上波を用いた場合
には、マルチパスに起因する周波数選択性の問題があ
り、周波数によっては受信レベルが低く、常に誤りを発
生することもあり得る。このような場合、周波数領域の
インターリーブを施すことによって伝送誤りを分散する
ことができ、誤り訂正能力の向上、ひいては伝送品質の
向上を図ることができる。
【0008】図3にOFDM伝送系の変復調ブロック図
を示す。図3において、1は入力デジタル信号系列であ
り、これがOFDM送信装置100に入力される。この
OFDM送信装置100は、誤り訂正符号化回路2、イ
ンターリーブ回路3、IFFT回路4及び変調回路5か
ら構成されている。
【0009】誤り訂正符号化回路2は、通常、リードソ
ロモン符号と畳み込み符号の連接符号を発生するように
構成されている。この誤り訂正符号化回路2にて符号化
された信号系列は、さらにインターリーブ回路3にて各
種のインターリーブ処理(時間インターリーブ、周波数
インターリーブ等)が施される。ここで、31は時間イ
ンターリーブ回路であり、32は周波数インターリーブ
回路である。
【0010】このインターリーブ回路3の出力はIFF
T回路4に入力され、高速フーリエ逆変換処理を受け
る。このIFFT回路4では、後述するようにIFFT
(FFT)回路特有の演算であるバタフライ演算処理の
他に、ビット逆順処理が必要である。図3の構成では、
ビット逆順処理回路41でビット逆順処理を行い、その
後バタフライ演算処理回路42でバタフライ演算処理を
行っている。
【0011】尚、後述するが、IFFT(FFT)演算
には、代表的な二通りの計算アルゴリズムがある。ま
た、計算法によってはビット逆順処理回路41とバタフ
ライ演算処理回路42の位置が逆転することもある。
【0012】さらに、このOFDM送信装置100で
は、IFFT回路4の出力を搬送波帯に周波数変換する
ために、変調回路5を用いて基底帯域のOFDM信号か
ら搬送波帯域のOFDM信号6を生成している。
【0013】このように生成されたOFDM信号6は全
く逆の手順でOFDM受信装置200で受信処理され
る。すなわち、OFDM信号6は復調回路7に入力さ
れ、基底帯域のOFDM信号に変換される。この信号を
FFT回路8にてOFDM復調する。
【0014】ここで、FFT回路8は送信側のIFFT
回路4と同様なバタフライ演算回路81とビット逆順処
理回路82で構成されている。このFFT回路8でOF
DM復調された信号はデインターリーブ回路9に入力さ
れ、周波数デインターリーブ回路91及び時間デインタ
ーリーブ回路92により周波数領域及び時間領域のイン
ターリーブ処理を受ける。このデインターリーブ処理さ
れた信号系列を誤り訂正回路10にて誤り訂正処理を施
すことにより、送信信号系列と同一の受信信号系列11
を得ることができる。
【0015】FFTの計算法には、時間間引きアルゴリ
ズムと周波数間引きアルゴリズムの代表的なアルゴリズ
ムがある。ここではFFT演算の処理動作を16点FF
Tを例に、時間間引きアルゴリズムの計算手法を図4に
て説明する。
【0016】入力信号系列[f0 ,f1 ,f2 ,…,f
15]に対して、これをビット逆順と呼ばれる順に系列を
並べ替える。このビット逆順とは、添字番号を2進数で
表現してMSBからのビットの並びをLSBからの並び
に逆順処理することを意味する。よって入力信号系列を
[f0 ,f8 ,f4 ,f12,…,f15]と言う具合に並
べ替え処理を行う。この並べ替え処理を行った系列につ
いて、図4に示した入力信号の組に対して順次バタフラ
イ演算と呼ばれる処理を行っていく。
【0017】バタフライ演算回路42の具体的な演算に
ついて図5に示す。バタフライ演算は採用する計算アル
ゴリズムによって具体的な回路が異なるが、ここでは時
間間引き型で示す。この図5からもわかるように、バタ
フライ演算回路では一方の入力にWnを乗じてその後も
う一方の入力との間で加減算を行う。
【0018】ここで、Wは次式で定義される複素数であ
る。 W= exp(−j2π/16) IFFTの場合は、WをW−1に置き換えて同様の演算
を施すことで実現できる。
【0019】図4では入力側を予めビット逆順処理し、
出力側では正規の信号出力順序を得ているが、図6に示
すように入力側の並びを正規の並びにする計算手法もあ
る。この場合、出力信号はビット逆順に出力されるの
で、正規の順に出力するためには最終のバタフライ演算
出力信号をビット逆順処理する必要がある。
【0020】図7は、従来の信号の並びを時間インター
リーブ処理を省略して説明した図である。入力の直列信
号列はシリアル/パラレル変換器によって並列の信号
[x0,x1 ,…,x15]に変換される。
【0021】インターリーブ回路では入力信号x0 を搬
送波f0 に、x1 を搬送波f8 に、x2 を搬送波f4
に、というように順次順序を入れ替えている(図7の例
ではビット逆順に入れ替えているが、一般的にはどの様
な並べ替えでもよい)。IFFT回路ではインターリー
ブ回路で順序を入れ替えられた信号系列について、ビッ
ト逆順処理を行い、さらにバタフライ演算を行ってい
る。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のOFDM送信装置及びOFDM受信装置で
は、OFDM信号を生成するために、IFFT回路やF
FT回路が必要にあり、また周波数方向及び時間方向に
対してインターリーブ処理やその逆処理であるデインタ
ーリーブ処理を行うために、メモリを中心にした周波数
方向及び時間方向のインターリーブ回路やデインターリ
ーブ回路が必要になる。
【0023】また、FFT回路やIFFT回路では、上
述したようにビット逆順と呼ばれる処理が必要であり、
FFT回路やIFFT回路の入力または出力を並び替え
る必要がある。このためにもメモリを中心とした並べ替
え回路が必要であり、従来はこのビット逆順のための回
路、及び周波数インターリーブやデインターリーブ処理
のための回路と、同じようなメモリ回路を2系統持たな
ければならず、回路規模の増大を招いていた。
【0024】本発明の課題は、上記の問題点を解決し、
周波数インターリーブ(デインターリーブ)回路とFF
T(IFFT)回路の回路規模を削減することのできる
OFDM送信装置及びOFDM受信装置を提供すること
にある。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明のOFDM送信装置は、以下のように構成
される。 (1)誤り訂正符号化されたデジタル信号について、イ
ンターリーブ回路部で少なくとも周波数インターリーブ
処理を施し、高速フーリエ逆変換回路部でビット逆順処
理を施した後、高速フーリエ逆変換処理を行うことでO
FDM(直交周波数分割多重)信号を生成し送信するO
FDM送信装置において、前記インターリーブ回路部の
周波数インターリーブ処理と前記高速フーリエ逆変換回
路部のビット逆順処理をまとめて行う並べ替え回路を具
備し、任意の周波数インターリーブをかけてOFDM信
号を生成する。
【0026】(2)(1)の構成において、前記周波数
インターリーブ処理と前記ビット逆順処理が互いに逆の
パターン処理であるとき、前記並べ替え回路はスルー構
成とし、等価的にビット逆順パターンによる周波数イン
ターリーブをかけてOFDM信号を生成する。
【0027】(3)(1)の構成において、前記高速フ
ーリエ逆変換回路部は、予めビット逆順を行ってからバ
タフライ演算を行う高速フーリエ逆変換演算アルゴリズ
ムを採用する。
【0028】また、本発明のOFDM受信装置は、以下
のように構成される。 (4)受信復調されたOFDM信号について、高速フー
リエ変換回路部で高速フーリエ変換処理を施した後にビ
ット逆順処理を行い、デインターリーブ回路部で周波数
インターリーブ処理を施してデジタル信号を抽出するO
FDM受信装置において、前記高速フーリエ変換回路部
のビット逆順処理と前記デインターリーブ回路部の周波
数インターリーブ処理をまとめて行う並べ替え回路を具
備し、任意の周波数デインターリーブをかけてOFDM
信号を復調する。
【0029】(5)(4)の構成において、前記ビット
逆順処理と前記周波数デインターリーブ処理が互いに逆
のパターン処理であるとき、前記並べ替え回路はスルー
構成とし、投下的にビット逆順処理による周波数デイン
ターリーブをかけてOFDM信号を復調する。
【0030】(6)(4)の構成において、前記高速フ
ーリエ変換回路部は、予めバタフライ演算を行ってから
ビット逆順処理を行う高速フーリエ変換演算アルゴリズ
ムを採用する。
【0031】すなわち、本発明のOFDM送信装置は、
予めビット逆順を行ってからバタフライ演算を行うよう
なIFFT演算アルゴリズムを採用し、IFFT部前段
のビット逆順処理回路と周波数インターリーブ回路をま
とめて一つの並べ替え回路で構成し、任意の周波数イン
ターリーブをかけて信号を作成する。
【0032】これに対し、OFDM受信装置は、バタフ
ライ演算を行った出力に対してビット逆順処理を行うF
FT演算アルゴリズムを採用し、FFT部後段のビット
逆順処理回路と周波数デインターリーブ回路をまとめて
一つの回路で構成して周波数デインターリーブをかけ
る。
【0033】また、OFDM送信装置は、予めビット逆
順を行ってからバタフライ演算を行うようなIFFT演
算アルゴリズムを採用し、IFFT部前段のビット逆順
処理回路と周波数インターリーブ回路を省くことによっ
て、等価的にビット逆順による周波数インターリーブを
かけて信号を作成する。
【0034】これに対し、OFDM受信装置は、バタフ
ライ演算を行った出力に対してビット逆順処理を行うF
FT演算アルゴリズムを採用し、FFT部後段のビット
逆順処理回路と周波数デインターリーブ回路を省くよう
構成して、等価的にビット逆順による周波数デインター
リーブをかける。
【0035】
【作用】図7に示したように、従来例では周波数インタ
ーリーブ回路においてOFDMのシンボル内のデータ並
べ替えを行っており、またIFFT回路においてもデー
タの並べ替えを行っている。IFFTやFFT処理のみ
を考えたときにはビット逆順処理は必要であるが、OF
DM信号の発生や復調として考えたときには周波数イン
ターリーブ回路との協調を図ることにより、回路の削減
を図ることができる。
【0036】例えば、周波数インターリーブ回路の入力
を[x0 ,x1 ,…,x15]、出力を[y0 ,y1
…,y15]とすると、インターリーブ回路による並べ替
えは正方行列[I16 16 ]で定義される。この定義から
次式が成り立つ。 [y0 ,y1 ,…,y15] =[x0 ,x1 ,…,x15]・[I16 16 ] …(1) またIFFT回路入力段に設けられたビット逆順回路出
力を[z0 ,z1 ,…,z15]とし、ビット逆順による
並べ替えは正方行列[H16 16 ]で定義される。この
時、次式が成り立つ。 [z0 ,z1 ,…,z15] =[y0 ,y1 ,…,y15]・[H16 16 ] =[x0 ,x1 ,…,x15]・[I16 16 ]・[H16 16 ] …(2) (2)式より新たに並べ替えのための行列[G16 16
を次のように定義する。 [G16 16 ]=[I16 16 ]・[H16 16 ] …(3) [I16 16 ]はインターリーブをどのようにするかを事
前に決めてあるので既知の行列であり、同様に[H16
16 ]もビット逆順に並べ替えるとのことより既知であ
る。よって(3)式で定義された行列[G16 16 ]も事
前に計算でき、既知である。よって(2)式を(4)式
のように計算できる。 [z0 ,z1 ,…,z15] =[x0 ,x1 ,…,x15]・[G16 16 ] …(4) すなわち、従来の手法は(2)式で計算していたために
並べ替えのための行列演算を2回必要としていたが、
(4)式を用いれば1回でよいことがわかる。このこと
から、図7で示した周波数インターリーブ回路とIFF
T内のビット逆順回路をまとめて一つの並べ替え回路で
構成することができ、従来2回路必要であった並べ替え
回路が1回路で済み、回路の縮小が可能となる。よって
従来例よりも少ない回路構成で実現できることになる。
【0037】さらに、ここでインターリーブ回路による
並べ替えをビット逆順で行ったと仮定すると、正方行列
[I16 16 ]はビット逆順の正方行列[H16 16 ]と等
しくなる。ここでビット逆順の正方行列[H16 16 ]は
次のように与えられる。
【0038】
【数1】
【0039】よって、(3)式で定義された行列[G16
16 ]は、(6)式より単位行列になることがわかる。
[G16 16 ]=[H16 16 ]・[H16 16 ]=
[E16 16 ] …(6) (6)式より、この場合(4)式は次のようになる。
【0040】 [z0 ,z1 ,…,z15] =[x0 ,x1 ,…,x15]・[E16 16 ] …(7) (7)式によれば、インターリーブパターンがビット逆
順パターンと等しければ、図7に図示した周波数インタ
ーリーブ回路及びIFFT回路内のビット逆順回路を除
去し、直接パラレル/シリアル変換回路からの出力をバ
タフライ回路に入力するのと同値であることがわかる。
よって、この場合これらの回路を省略することが可能と
なり、回路の大幅な縮小が可能となる。
【0041】受信側処理においても送信側処理と同様
に、FFT回路出力のビット逆順回路と周波数デインタ
ーリーブ回路の協調を図ることにより、回路の縮小を図
ることができる。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図2を参照して本
発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の第
1実施形態とするOFDM送信装置100及びOFDM
受信装置200の構成を示すもので、ここではインター
リーブパターンとしてビット逆順パターンを採用した場
合を示している。尚、図1において、図3と同一部分に
は同一符号を付して示し、ここでは重複する説明を省略
する。
【0043】従来例として説明した図3の構成と比較し
てわかるように、図1に示すOFDM送信装置100で
は、インターリーブ回路4の中の周波数インターリーブ
回路42とIFFT回路5の中のビット逆順回路を省い
ている。また、OFDM受信装置200では、同様にF
FT回路8の中のビット逆順回路82及びデインターリ
ーブ回路9の中の周波数デインターリーブ回路91を省
略している。
【0044】これにより、IFFT回路4ではビット逆
順処理されないために、いわば周波数方向でのインター
リーブが掛かることになる。よって、インターリーブ回
路3から周波数インターリーブ回路を省略することが可
能となる。
【0045】同様に、インターリーブパターンとしてこ
のようなビット逆順パターンが掛かっているときには、
受信側でも同様にFFT回路8にてバタフライ演算のみ
を行い、ビット逆順処理を省略できる。
【0046】図2は本発明の第2の実施形態とするOF
DM送信装置100及びOFDM受信装置200の構成
を示すものである。この実施形態では、周波数インター
リーブパターンとして、一般的なパターンを採用したと
きに適用できる。尚、図2において、図3と同一部分に
は同一符号を付して示し、ここでも重複する説明を省略
する。
【0047】本実施形態において、第1の実施形態と異
なる点は、OFDM送信装置100において、インター
リーブ回路3で、時間インターリーブ回路31の後に
(3)式で定義される並べ替え回路[G]を設置してい
る点である。また同様に、OFDM受信装置200で
は,FFT回路8のバタフライ演算回路81の出力を
[G]-1による並べ替え処理を行っている点である。
【0048】この場合も、従来送信側では周波数インタ
ーリーブ回路32とビット逆順回路41が必要であった
が、これが並べ替え回路[G]の1回路で済む。同様
に、受信側でも、従来、ビット逆順回路82と周波数デ
インターリーブ回路91の2回路必要であった構成か
ら、並べ替え回路[G]-1の1回路で構成できる。
【0049】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、周波数
インターリーブ(デインターリーブ)回路とFFT(I
FFT)回路におけるビット逆順回路を協調して設計す
ることにより、回路規模を削減可能なOFDM送信装置
及びOFDM受信装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態とするOFDM送信装
置及びOFDM受信装置の構成を示すブロック回路図で
ある。
【図2】本発明の第2の実施形態とするOFDM送信装
置及びOFDM受信装置の構成を示すブロック回路図で
ある。
【図3】従来のOFDM送信装置及びOFDM受信装置
の構成を示すブロック回路図である。
【図4】OFDM方式に用いられるFFTの計算フロー
(時間間引きアルゴリズム)を示す模式図である。
【図5】OFDM方式に用いられるバタフライ演算の処
理手順を示す模式図である。
【図6】上記OFDM方式に用いられるFFTの他の計
算フロー(時間間引きアルゴリズム)を示す模式図であ
る。
【図7】従来のOFDM送信装置における信号の並び替
えの様子を示す模式図である。
【符号の説明】
100…OFDM送信装置 200…OFDM受信装置 1…入力デジタル信号系列 2…誤り訂正符号化回路 3…インターリーブ回路 31…時間インターリーブ回路 32…周波数インターリーブ回路 4…IFFT回路 41…ビット逆順処理回路 42…バタフライ演算処理回路 5…変調回路 6…搬送波帯域OFDM信号 7…復調回路 8…FFT回路 81…バタフライ演算回路 82…ビット逆順処理回路 9…デインターリーブ回路 91…周波数デインターリーブ回路 92…時間デインターリーブ回路 10…誤り訂正回路 11…受信信号系列
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04J 11/00 G06F 17/14

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】誤り訂正符号化されたデジタル信号につい
    て、インターリーブ回路部で少なくとも周波数インター
    リーブ処理を施し、高速フーリエ逆変換回路部でビット
    逆順処理を施した後、高速フーリエ逆変換処理を行うこ
    とでOFDM(直交周波数分割多重)信号を生成し送信
    するOFDM送信装置において、 前記インターリーブ回路部の周波数インターリーブ処理
    と前記高速フーリエ逆変換回路部のビット逆順処理をま
    とめて行う並べ替え回路を具備し、任意の周波数インタ
    ーリーブをかけてOFDM信号を生成することを特徴と
    するOFDM送信装置。
  2. 【請求項2】前記周波数インターリーブ処理と前記ビッ
    ト逆順処理が互いに逆のパターン処理であるとき、前記
    並べ替え回路はスルー構成とし、等価的にビット逆順パ
    ターンによる周波数インターリーブをかけてOFDM信
    号を生成することを特徴とする請求項1に記載のOFD
    M送信装置。
  3. 【請求項3】前記高速フーリエ逆変換回路部は、予めビ
    ット逆順を行ってからバタフライ演算を行う高速フーリ
    エ逆変換演算アルゴリズムを採用することを特徴とする
    請求項1に記載のOFDM送信装置。
  4. 【請求項4】受信復調されたOFDM信号について、高
    速フーリエ変換回路部で高速フーリエ変換処理を施した
    後にビット逆順処理を行い、デインターリーブ回路部で
    周波数インターリーブ処理を施してデジタル信号を抽出
    するOFDM受信装置において、 前記高速フーリエ変換回路部のビット逆順処理と前記デ
    インターリーブ回路部の周波数インターリーブ処理をま
    とめて行う並べ替え回路を具備し、任意の周波数デイン
    ターリーブをかけてOFDM信号を復調することを特徴
    とするOFDM受信装置。
  5. 【請求項5】前記ビット逆順処理と前記周波数デインタ
    ーリーブ処理が互いに逆のパターン処理であるとき、前
    記並べ替え回路はスルー構成とし、投下的にビット逆順
    処理による周波数デインターリーブをかけてOFDM信
    号を復調することを特徴とする請求項4に記載のOFD
    M受信装置。
  6. 【請求項6】前記高速フーリエ変換回路部は、予めバタ
    フライ演算を行ってからビット逆順処理を行う高速フー
    リエ変換演算アルゴリズムを採用することを特徴とする
    請求項4に記載のOFDM受信装置。
JP8228700A 1996-08-29 1996-08-29 Ofdm送信装置及びofdm受信装置 Expired - Lifetime JP2769459B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8228700A JP2769459B2 (ja) 1996-08-29 1996-08-29 Ofdm送信装置及びofdm受信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8228700A JP2769459B2 (ja) 1996-08-29 1996-08-29 Ofdm送信装置及びofdm受信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1075227A JPH1075227A (ja) 1998-03-17
JP2769459B2 true JP2769459B2 (ja) 1998-06-25

Family

ID=16880438

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8228700A Expired - Lifetime JP2769459B2 (ja) 1996-08-29 1996-08-29 Ofdm送信装置及びofdm受信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2769459B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3239084B2 (ja) * 1997-05-30 2001-12-17 株式会社次世代デジタルテレビジョン放送システム研究所 マルチキャリア伝送インターリーブ装置及び方法
KR100493268B1 (ko) * 1998-05-21 2006-02-28 엘지전자 주식회사 비트 디인터리빙 방법
CN1302664C (zh) * 2001-09-12 2007-02-28 三星电子株式会社 Ofdm通信中传送信道信息的方法和装置
US8229014B2 (en) * 2005-03-11 2012-07-24 Qualcomm Incorporated Fast fourier transform processing in an OFDM system
CN101146076B (zh) * 2006-09-12 2011-07-06 华为技术有限公司 一种基于均匀覆盖的数据传输方法及装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1075227A (ja) 1998-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4351762B2 (ja) 無線情報伝送装置及び無線情報伝送方法
JP4669026B2 (ja) 直交周波数分割多重通信方式によるデジタル信号の送信
JP2628327B2 (ja) 特に、移動運搬具間および移動運搬具へのディジタル通信の方法と設備
JP2008295057A5 (ja)
US20070121742A1 (en) Method and apparatus for encoded signal mapping for multi-carrier communication
US9385907B2 (en) Dual re-configurable logic devices for MIMO-OFDM communication systems
US9172497B2 (en) Data processing device and data processing method
US20130128717A1 (en) Transmitting device, receiving device, and signal processing method in radio communication system
JP3963737B2 (ja) マルチキャリア信号生成方法、無線送信装置および無線受信装置
CN1525674B (zh) 多个发送/接收正交频分多路复用系统和方法
EP1573936B1 (en) Apparatus and method for cyclic delay diversity
JP2769459B2 (ja) Ofdm送信装置及びofdm受信装置
US20020071496A1 (en) Methods and devices for sending and receiving information, and systems using them
JPH08228186A (ja) 多搬送波伝送装置
JP2002064459A (ja) Ofdm送受信回路
JP4574680B2 (ja) マルチキャリア符号分割多重伝送システム及び方法、受信装置
EP0951156B1 (en) Multicarrier transceiver with a single Fourier transformer
JP2883238B2 (ja) 符号化変調装置および復調装置
JP2987367B1 (ja) データ伝送方式およびその送受信装置
CN112019300A (zh) 一种核磁共振成像设备信号无线传输的方法
US20060203923A1 (en) Method and communications system device for the code-modulated transmission of information
KR101465794B1 (ko) 반복 코딩을 이용한 데이터 전송 방법
JP4398985B2 (ja) 無線送信装置
JP2001251268A (ja) 直交マルチキャリア信号伝送装置、直交マルチキャリア信号伝送方法
EP2081311A1 (en) Multicarrier radio transmission device, multicarrier radio reception device, multicarrier radio communication system, multicarrier radio transmission method, and program