JP2769416B2 - ホイスト装置 - Google Patents

ホイスト装置

Info

Publication number
JP2769416B2
JP2769416B2 JP34107192A JP34107192A JP2769416B2 JP 2769416 B2 JP2769416 B2 JP 2769416B2 JP 34107192 A JP34107192 A JP 34107192A JP 34107192 A JP34107192 A JP 34107192A JP 2769416 B2 JP2769416 B2 JP 2769416B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hoist
cable
drum
groove
electric cable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP34107192A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06166492A (ja
Inventor
アラン エウィング デビッド
クリーブランド ドットサン バーノン
Original Assignee
ケイシーアイ コネクレーンズ インターナショナル コーポレイション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ケイシーアイ コネクレーンズ インターナショナル コーポレイション filed Critical ケイシーアイ コネクレーンズ インターナショナル コーポレイション
Priority to JP34107192A priority Critical patent/JP2769416B2/ja
Publication of JPH06166492A publication Critical patent/JPH06166492A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2769416B2 publication Critical patent/JP2769416B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1本ないしそれ以上の
ホイストロープが巻き付けられるホイストドラムを回転
させて被懸架装置を昇降するホイスト装置、とくに電気
的接続を被懸架装置に行なうための手段を有するホイス
ト装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ホイストロープに懸架された装置を有す
るホイスト装置(例えば、クレーンやエレベータ)は技
術的にはよく知られている。これらの装置の多くにおい
て、被懸架装置(すなわち、エレベータカーあるいはク
レーン吊り上げ装置)は、ホイスト装置の他の部分への
電気的接続を必要とする。この電気的接続は、例えば照
明や利用者用制御入力装置に電力を供給するために使用
される。
【0003】電気的接続を行なうために用いられる方法
の一つでは、ホイスト機構付近に配された固定の装着点
から電気ケーブルが単純に垂下している。このケーブル
は被懸架装置まで垂れ下がってしまう。被懸架装置がホ
イスト機構により引き上げられると、電気ケーブルはそ
の被懸架装置の最上部に重ね置かれる。場合によって
は、バスケットまたはその他の収集手段を用いて、重ね
置かれたケーブルが被懸架装置から落ちるのを防止す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この方法は費用がかか
らないという利点がある。しかし、ケーブルの先端に
は、とくに垂下ケーブルが長い場合、その垂下ケーブル
の重量のためかなりの引張り応力がかかりやすい。ケー
ブルが被懸架装置の最上部に重なり合うため、ケーブル
の輪が互いに擦れあい、それによってケーブルのジャケ
ットの摩損が生じる。引張り応力が大きいと、摩損が激
しいのみならず、ケーブルの機能寿命も短くなる。さら
に、ケーブルが被懸架装置の最上部に重なり合うと被懸
架装置を妨害することがある。例えば、ケーブルが不均
等に重なり合った場合、重量の分布が不均等になり、被
懸架装置に不均等な力をかけやすい。最終的には、重な
り合ったケーブルの輪がそのネスティングバスケットか
ら落ちたり、また被懸架装置の作動を妨げたりする危険
がある。
【0005】他の解決方法には、ホイストロープに使用
されるのと同様の方法でケーブルをドラムに巻き付ける
方法がある。ケーブルドラムには、それ自体用のモータ
駆動装置を設けるか、またはギアおよび(または)他の
連結装置を介してホイストモータに連結することができ
る。
【0006】ケーブルドラムが独立していれば、被懸架
装置への電気接続が容易であり、しかも被懸架装置への
妨害が最小限度になる。ケーブルはまた、ほとんど僅か
な摩耗しか被らないため、ケーブルを重ね合わせる場合
のように早くは摩損しない。また、垂下ケーブルの長さ
を最小にすることによって、ケーブルに加わる応力(と
くに、装着点での)は大きく減少する。引張り応力や摩
損が少なくなれば、ケーブルの機能寿命は長くなる。し
かし、ケーブルの曲げ応力を最小限度にするためには、
ケーブルドラムの直径を少なくともケーブルの直径の約
20倍にする必要がある。このことは、ケーブルドラムと
それに関連する駆動装置が大きな空間を占めやすいこと
を意味する。さらに、独立したケーブルドラムを設ける
と、それに関連する駆動装置と支持系統を設けなければ
ならず、したがってこの解決方法は比較的費用がかかる
ことになる。
【0007】したがって、本発明は電気ケーブルを被懸
架装置へ接続するための改良手段を提供することを目的
とする。
【0008】本発明はさらに、既存のホイスト設備に後
から取り付けることが可能な、電気的接続を被懸架装置
に行なうための手段を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ここに
提供される被懸架装置の昇降のためのホイスト装置は、
両端に配された2本のホイストロープ用の溝、および該
ホイストロープ用の溝の間に配された電気ケーブル用の
溝を含むホイストドラムと、前記ホイストロープ用の溝
に少なくとも部分的にそれぞれ配置され、一端が前記ホ
イストドラムにしっかりと固定され、他端が下方に伸び
て前記被懸架装置を支持するホイストロープと、前記電
気ケーブル用の溝に少なくとも部分的に配置され、一方
の端部付近が前記ホイストドラムにしっかりと固定さ
れ、下方に前記被懸架装置まで伸びてそれへの電気接続
を確立する電気ケーブルと、前記ホイストドラムの一方
の端部および駆動手段に連結され、前記ホイストドラム
を各方向に回転させて前記被懸架装置を昇降させ、さら
に前記ホイストドラムの前記一方の端部を支持する駆動
軸と、前記ホイストドラムに他方の端部に配置され、前
記ホイストドラムの前記他方の端部を支持する中空軸
と、前記ホイストドラム内に配置され、前記ケーブル用
の溝および前記中空軸に連絡し、それによって、前記電
気ケーブルの電気ケーブルガイドおよび前記中空軸の中
へ伸びている部分を支持し、摩擦と機械的応力から実質
的に保護する電気ケーブルガイド手段と、前記中空軸の
開口端部の付近に配置され、前記ホイストドラムによる
前記電気ケーブルの回転を実質的に妨げることなく前記
電気ケーブルとの電気接続を維持する連結手段とを含
む。
【0010】
【作用】このホイスト装置はホイストドラムを有し、そ
の周りには、2本のホイストロープがそれぞれのホイス
トロープ用の溝に巻き付けられる。ホイストロープは、
一端がホイストドラムに確保され、また下方へ、例えば
エレベータまたはクレーンフックなどの被懸垂装置にま
で伸びている。ホイストドラムはまた、2本のホイスト
ロープ用の溝の間に配置されているケーブル用の溝を有
する。電気ケーブルの一端がホイストドラムに確保さ
れ、ホイストドラムのケーブル用の溝に巻き付けられ、
さらに下方に被懸垂装置まで伸びている。スリップリン
グ組立体がケーブルへの電気接続を確立し、電力を被懸
垂装置へ供給可能にしている。
【0011】
【実施例】次に添付図面を参照して本発明によるその他
の目的、特徴および利点を詳細に説明する。
【0012】図1は本発明によるホイスト装置1におけ
る構成要素の総体的配置を示す。ホイストモータ2は、
ホイストドラム4をブレーキ装置6、ギアボックス8お
よび駆動軸10を介して駆動する。ホイストドラム4の両
端は中空軸 12 により支持され、これは装着用ブロック
14に据え付けられている。スリップリング組立体16は、
中空軸12の開口端部の付近でホイストドラム4から遠い
位置に配置されている。ホイストドラム4には、2本の
ホイストロープ用の溝18a および8bと1本のケーブル用
の溝20が配されている。ホイストロープ用の溝18a およ
び18b 、ならびにケーブル用の溝20は、ホイストドラム
4上で螺旋状の通路を形成し、ホイスト装置1によって
被懸架装置28が上昇すると、ホイストロープ24a 、24b
とケーブル26をホイストドラムへ円滑に導く。組立体全
体は、全体が参照番号22により示されている支持構造物
の上に動作可能な状態で据え付けられている。
【0013】ホイストロープ24a 、24b とケーブル26は
ホイストドラム4に確保され、ホイストドラム4の周囲
に(そのそれぞれの溝の中に)巻き付けられ、下方に被
懸架装置28まで伸びている。ホイストロープ24a 、24b
は、被懸架装置に従来の方法で取り付けられている。ケ
ーブル26は、例えば配電器(図示せず)で終端し、これ
は、被懸架装置に取り付けられてケーブルにより供給さ
れる電力を(例えば種々の照明具へ)配電する。補償装
置36が被懸架装置28とケーブル26との間の被懸架装置に
近い点に取り付けられている。この補償装置は、スプリ
ングまたはエラストマコードで構成することができる
が、補償装置36の上方のケーブルの引張り負荷を維持す
る。この手段により、たるんだケーブルの部分26a が補
償装置36と被懸架装置28の間に維持され、力がケーブル
から被懸架装置28上の配電器へ伝導するのを防止するこ
とができる。
【0014】図2は本発明の第1の実施例によるホイス
トドラム全体の縦断面を示す。駆動軸10は、例えばキー
11を用いてホイストドラム4の一方の端部に連結され、
トルクをギアボックス(図2に図示せず)からホイスト
ドラム4へ伝わりやすくしている。ホイストドラム4の
他端は中空軸12により支持されている。この実施例にお
いて、中空軸12は、何らかの適切な手段によりホイスト
ドラム4に固定するように取り付けられている。中空軸
12は、装着用ブロック14により支持された従来の軸受32
で回転する。
【0015】ケーブルガイド30がホイストドラム4内に
配され、ケーブル用の溝20とスリップリング組立体16と
の間のケーブル部分を支持する。このケーブルガイドは
中空管(例えば鉄鋼製)からなり、ケーブルの装着場所
(図示しない)に近い方のケーブル用の溝と連絡してい
る。この配置により、ケーブル26は被懸架装置28から上
方に伸び、ホイストドラム4のケーブル用の溝20内に巻
き付けられ、さらにホイストドラム4にケーブルの装着
点でしっかりと取り付けられている。その後、ケーブル
26は、ホイストドラム4の壁を通り抜けてケーブルガイ
ド30の中へはいる。ケーブル26は、その後にケーブルガ
イド30を通り抜けてスリップリング組立体16の中へはい
る。図2に示すように、スリップリング組立体16は、装
着用ブラケット34により都合よく支持することが可能で
ある。
【0016】スリップリング組立体16は、例えばステマ
ン(Stemmann)製のFP6 型などの市販されている種類のも
のでよい。
【0017】図3は本発明のホイスト装置の第2の実施
例を示す。この実施例において、中空軸12は、装着用ブ
ロック14に実質的に回転を妨げる方法で装着されてい
る。ホイストドラム4は中空軸12により従来の軸受38に
より支持され、これによりホイストドラム4は中空軸12
に対して容易に回転できる。ケーブルガイド30は中空軸
12内でケーブルガイド軸受40により支持され、これもま
た従来の構造のものである。この手段により、ケーブル
ガイド30の中空軸12内での回転が容易になる。最後に、
ケーブルガイド30はスリップリング組立体16のアーマチ
ュアに連結され、アーマチュアをホイストドラム4と一
緒に確実に回転させることができる。
【0018】図4はホイストドラムの他の実施例を示
す。この実施例は、図2および図3に示すホイストドラ
ムの軸受の配列のいずれか1つで構成することができ
る。この場合、ケーブル用の溝20は円筒形のケーブルフ
レーム42に形成される。このケーブルフレーム42は、ホ
イストドラム4と同心的に装着用逃げ部44に装着されて
いる。ケーブルフレーム42とホイストドラム4との直径
の差を利用して、例えばケーブル径の差を補償すること
ができる。この手段によりケーブル26の中心は、ホイス
トドラムの中心からの半径が、図4に示すように、ホイ
ストロープ24a および24b と同じ位置に保たれる。
【0019】この実施例において、ケーブルフレーム42
は、ホイストドラム4に取り付けるのに適した2つある
いはそれ以上の半円筒形部で構成され、それによってケ
ーブルフレーム42が完全にホイストドラム4を取り巻く
ように形成することができる。
【0020】上述の実施例を添付の特許請求の範囲から
逸脱することなく改変できる多くの方法があることは、
当業者において明白である。例えば、図3に示す実施例
において、ケーブルガイド30を使用してスリップリング
組立体16のアーマチュアを回転させるている。すぐわか
るように、この場合、ケーブルガイド30はまた、アーマ
チュアとして機能するように改作してもよい。
【0021】
【発明の効果】ケーブルの固定端部がホイストドラムに
しっかりと取り付けられ、ケーブルが一杯に繰り出され
た場合にケーブルの重量を確実に支える。ケーブルは、
その後、ドラムの胴を通り抜けてケーブル誘導手段を通
り、スリップリング組立体で終端する。必要に応じてシ
ールを設け、ホイストドラムやスリップリング組立体の
内部に水や他の汚染物質の侵入を防ぐことができる。ス
リップリング組立体によって、ケーブルと他の関連機器
との間の電気接続部が連続的に回転し易くなっている。
ケーブルの自由端部は被懸架装置上の配電器の中で終端
してる。補償装置が被懸架装置とケーブルの自由端部付
近の点との間に取り付けられている。この手段により、
ケーブルの比較的短いたるみ部分が被懸架装置の付近に
維持され、負荷が配電器の電気接続部に伝わるのが防止
される。
【0022】被懸架装置の付近のケーブル部分には被覆
が施され、熱や他の有害な環境要因に対する保護を行な
っている。
【0023】発明の1つの実施例において、ホイストド
ラムの中空軸はホイストドラムに固定されている(それ
ゆえに一緒に回転する)。この場合、ケーブル誘導手段
は単にケーブルを中空軸の内部へ誘導するだけである。
【0024】発明の他の実施例において、ホイストドラ
ムの中空軸は支持フレームに固定されているので、ホイ
ストドラムとともには回転しない。この場合、誘導手段
は中空軸からスリップリング組立体まで通っている管か
らなる。中空軸と管との間の軸受は管を中空軸内で中心
に保ち、摩擦を少なくしている。この管は、スリップリ
ングを回転させる。この実施例はスリップリング組立体
をより軽く、小さくすることができる。
【0025】ケーブル用の溝は、ホイストドラムの表面
に直接的に形成するか、または別の円筒状の胴の上に製
作し、これを後にホイストドラムと同心的に取り付け、
それに固定することができる。この別体の円筒形の胴
は、ホイストドラムと実質的に同じ直径を持つように作
ることができ、あるいは実質的に異なる直径で作ること
もできる。この方法により、ケーブルの直径の差を補償
することができる。さらに、別の胴にケーブル用の溝を
作ることによって、製造原価を減少させてもよい。
【0026】ケーブル用の溝の底部は断面を丸くするか
(ホイストロープ用の溝と同様に)、または長方形のい
ずれかにすることができる。
【0027】従来のホイストロープ用ドラムにおいて、
ホイストケーブルはホイストロープドラムの両端に配さ
れたそれぞれの溝に巻き付けられる。ホイストロープド
ラムの2つの溝の間には空の領域が設けられる。このよ
うな配置を使用して、確実にホイストロープ間に十分な
角度を保って被懸架装置の揺動を適切に減衰させる。本
発明によるホイストドラムでは、従来から配置されてい
たホイストロープ用の溝の間の空の領域内にケーブル用
の溝が配されている。したがって、本発明によるホイス
トドラムは、従来のホイストロープドラムと同じ長さを
有するため、従来の巻き上げロープドラムのフレームに
装着することができる。同様に、従来のホイストロープ
駆動装置もまた使用することができる。したがって、本
発明によるホイスト装置は、既存の従来のホイスト装置
に後から装着することができる。
【0028】本発明によるホイストドラムは、2つの別
個のドラム装置の機能を一つに一体化することができ
る。このことによって、ホイスト装置に必要なスペース
ばかりでなく設備費も減少することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるホイスト装置における構成要素の
全体的配置を概念的に示す斜視図である。
【図2】本発明によるホイスト装置の第1の実施例を示
す縦断面図である。
【図3】本発明によるホイスト装置の第2の実施例を示
す縦断面図である。
【図4】本発明によるホイスト装置内に構成されるホイ
ストドラムの他の実施例を示す部分縦断面図である。
【符号の説明】
1 ホイスト装置 2 ホイストモータ 4 ホイストドラム 6 ブレーキ装置 8 ギアボックス 10 駆動装置 11 キー 12 中空軸 14 装着用ブロック 16 スリップリング組立体 18a,b ホイストロープ用の溝 20 ケーブル用の溝 22 支持構体 24a,b ホイストロープ 26 ケーブル 28 被懸架装置 30 ケーブルガイド 34 装着用ブラケット 36 補償装置 38 軸受 40 ケーブルガイド軸受 42 ケーブルフレーム 44 装着用逃げ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 バーノン クリーブランド ドットサン アメリカ合衆国 テキサス 77064、 ヒューストン、 10523 プロスペクト ヒル (56)参考文献 実開 昭50−41078(JP,U) 実開 昭57−13572(JP,U) 実開 昭60−2521(JP,U) 実公 昭44−16897(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B66D 1/26 B66B 7/06 B66C 13/12 B66D 1/30 B66D 3/26

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被懸架装置を昇降するホイスト装置にお
    いて、該ホイスト装置は、 両端に配された2本のホイストロープ用の溝、および該
    ホイストロープ用の溝の間に配された電気ケーブル用の
    溝を含むホイストドラムと、 前記ホイストロープ用の溝に少なくとも部分的にそれぞ
    れ配置され、一端が前記ホイストドラムにしっかりと固
    定され、他端が下方に伸びて前記被懸架装置を支持する
    ホイストロープと、 前記電気ケーブル用の溝に少なくとも部分的に配置さ
    れ、一方の端部付近が前記ホイストドラムにしっかりと
    固定され、下方に前記被懸架装置まで伸びてそれへの電
    気接続を確立する電気ケーブルと、 前記ホイストドラムの一方の端部および駆動手段に連結
    され、前記ホイストドラムを各方向に回転させて前記被
    懸架装置を昇降させ、さらに前記ホイストドラムの前記
    一方の端部を支持する駆動軸と、 前記ホイストドラムに他方の端部に配置され、前記ホイ
    ストドラムの前記他方の端部を支持する中空軸と、 前記ホイストドラム内に配置され、前記ケーブル用の溝
    および前記中空軸に連絡し、それによって、前記電気ケ
    ーブルの電気ケーブルガイドおよび前記中空軸の中へ伸
    びている部分を支持し、摩擦と機械的応力から実質的に
    保護する電気ケーブルガイド手段と、 前記中空軸の開口端部の付近に配置され、前記ホイスト
    ドラムによる前記電気ケーブルの回転を実質的に妨げる
    ことなく前記電気ケーブルとの電気接続を維持する連結
    手段とを含むことを特徴とするホイスト装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のホイスト装置におい
    て、前記連結手段はスリップリング組立体であることを
    特徴とするホイスト装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のホイスト装置におい
    て、前記電気ケーブルガイド手段は前記中空軸を通って
    伸びる中空管を有し、前記電気ケーブルガイド手段は前
    記中空軸と同心的に軸受けにより支持されていることを
    特徴とするホイスト装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のホイスト装置におい
    て、前記ホイストロープ用の溝および前記電気ケーブル
    用の溝は、前記ホイストドラムの外面に直接的に形成さ
    れていることを特徴とするホイスト装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のホイスト装置におい
    て、前記電気ケーブル用の溝は、前記ホイストドラムと
    同心的に装着されこれに固定された別個の円筒形の胴の
    上にていることを特徴とするホイスト装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のホイスト装置におい
    て、前記電気ケーブル用の溝は別個の円筒形の胴から形
    成され、該胴は、複数の区域に分けられ、ホイストロー
    プ用の領域上に装着されて電気ケーブル用の溝を形成し
    ていることを特徴とするホイスト装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のホイスト装置におい
    て、前記電気ケーブル用の溝の横断面の形は、前記ホイ
    ストロープ用の溝の横断面の形と実質的に同じであるこ
    とを特徴とするホイスト装置。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載のホイスト装置におい
    て、前記電気ケーブル用の溝の底部横断面は長方形であ
    ることを特徴とするホイスト装置。
JP34107192A 1992-11-30 1992-11-30 ホイスト装置 Expired - Lifetime JP2769416B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34107192A JP2769416B2 (ja) 1992-11-30 1992-11-30 ホイスト装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34107192A JP2769416B2 (ja) 1992-11-30 1992-11-30 ホイスト装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06166492A JPH06166492A (ja) 1994-06-14
JP2769416B2 true JP2769416B2 (ja) 1998-06-25

Family

ID=18342983

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34107192A Expired - Lifetime JP2769416B2 (ja) 1992-11-30 1992-11-30 ホイスト装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2769416B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2439057B (en) * 2006-06-12 2011-12-07 Creation Logics Ltd Supply-line management device
JP2008087943A (ja) * 2006-10-04 2008-04-17 Hitachi Ltd エレベータ装置
KR100831070B1 (ko) 2007-05-09 2008-05-20 한국고벨주식회사 호이스트를 이용한 터닝장치
KR101668527B1 (ko) * 2014-12-09 2016-10-24 주식회사 포스코 통 크레인의 복구 장치
KR101869846B1 (ko) * 2016-09-21 2018-06-22 한미테크윈 주식회사 스프레더 케이블 릴의 통신용 슬립링 구조체 및 이를 포함하는 스프레더 케이블 릴 장치
JP6776166B2 (ja) * 2017-03-29 2020-10-28 株式会社日立産機システム 電動巻上機及び電動巻上機におけるワイヤロープ溝の摩耗検知方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06166492A (ja) 1994-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0598930B1 (en) Hoisting system
US11358839B2 (en) Pipelayer machine with symmetrical winches
CA2414196C (en) Lifting arrangement for overhead traveling cranes
CZ299209B6 (cs) Bezprevodovkový lanový výtah s pohonem hnacího kola, dvojite opásaného paralelními nosnými lany
CN1094009A (zh) 配置在配重中的马达
FI119769B (fi) Menetelmä hissin asentamiseksi ja hissi
TW200538382A (en) Method for installing an elevator, and elevator delivery assembly
US6860367B1 (en) Elevator system having drive motor located below the elevator car
JP2769416B2 (ja) ホイスト装置
EP1097101B1 (en) Elevator system having drive motor located at the bottom portion of the hoistway
US6669038B1 (en) Self-propelled crane
JP3071160B2 (ja) 天井クレーン
JP4558336B2 (ja) エレベータの駆動装置
WO2021001847A1 (en) An improved hoisting system
CN100546900C (zh) 组合式液压绞车
EP1911715B1 (en) Elevator system having drive motor located at the bottom portion of the hoistway
JP4195044B2 (ja) エレベーター
CN113165842A (zh) 适用于电梯用2:1绳索连接方法的悬吊滑轮
JP4641738B2 (ja) エレベーター装置
JPH07137991A (ja) ワイヤロープの巻上げ装置
EP0663369B1 (en) Hoisting device
CN218712711U (zh) 一种水利工程用卷扬式启闭机
CN217808212U (zh) 一种提升机驱动装置
CN216836763U (zh) 一种高扬程防旋转吊钩组
JPH0848475A (ja) エレベータ制御ケーブルの制振装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980317

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080410

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090410

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100410

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100410

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110410

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120410

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130410

Year of fee payment: 15

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130410

Year of fee payment: 15