JP2768824B2 - 加熱されたガラスシートの頂部支持装置 - Google Patents

加熱されたガラスシートの頂部支持装置

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JP2768824B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、直接的にいかなる係合も行われることな
く、加熱されたガラスシートを支持する頂部支持装置に
関するものである。
背景技術 ガラスシートは、成形或いは他の処理を行うために、
軟化させられた状態に加熱される。マックマスター他に
付与された米国特許第4,282,026号に開示されているあ
るタイプの成形は、加熱コンベアから真空プラテンの下
方を向いた平らな表面まで、加熱された移送する行程を
含んでおり、加熱されたガラスシートは、この下方を向
いた平らな表面から、モールドに引き続き移送されて、
所望の形状に成形される。ガラスシートが、真空プラテ
ンの下方を向いた表面に係合することは、光学的な品質
を損なうおそれのあるマーキング或いは他の小さな変形
によって、ガラスの表面に、望ましくない影響を与え得
る。
ミッソンに付与された米国特許第3,223,443号には、
下方を向き、直接的にいかなる係合も行われることなく
ガラスシートを支持する圧力制御支持ベッドによって、
小さいサンプルサイズの加熱されたガラスシートを取扱
う実験的な装置と思われるものが開示されている。この
支持ベッドは、プレートを有しており、チューブが、プ
レートから下方に延びて、互いに離間して配置された反
転されたカップを備えた下端部を有している。加圧ガス
が、プレートの上のプレナムから、チューブを通じてカ
ップの内部に供給されるとともに、カップの間を真空に
引くことによって、直接的にいかなる係合が行われるこ
となく、ガラスシートを支持する加圧ガスおよび真空状
態が与えられる。しかしながら、この構造を、工場のよ
うな状況で実際に用いた場合、加熱および冷却によって
生ずるプレートの温度によるそりによって、加圧ガスの
圧力および真空度の均一性およびフラッターがなく、一
定の高さにガラスシートを支持する支持ベッドの性能に
望ましくない影響を与える動きが、反転されたカップの
間に生じるおそれがある。変形例においては、加圧ガス
が、多孔性を有する底部プレートを通じて供給され、か
つ、底部プレートを通じて突出するとともに、この底部
プレートの下に離間して配置された他のプレートによっ
て支持された上端部を有するチューブを通じて真空に引
かれている。したがって、加圧下のガスが、約0.0002乃
至0.025インチ、即ち、約0.0005乃至0.065cmの範囲が好
ましいとして開示されたサイズの底部プレート内の小さ
な気孔を通じて供給される。そのような構成では、十分
な速度で加圧ガスが供給されないため、真空に引くチュ
ーブから離間した噴流を生成することは不可能であり、
したがって、この変形例にかかる支持ベッドが、より大
きなガラスシートを支持する能力については疑問があ
る。
ファッケルマンに付与された米国特許第4,578,103号
および第4,615,724号は、頂部支持装置を備えたガラス
シート処理を開示しており、その好ましい実施例の頂部
移送装置は、加圧ガスおよび真空を、下方を向いた表面
に供給して、加熱コンベアからベンディングモールドま
で移送する間、ガラスシートを支持する耐火性を有する
プラテンである。耐火性を有するプラテンは、好ましく
は、溶融シリカから形成され、加熱および冷却時の温度
によるそりに対して、良好な抵抗特性を有しており、こ
れによって、その開示された支持ベッドが、単に、実験
的な目的でのみ用いられるのに反して、工場において、
機能することができるような十分に作用可能な構造を有
さない上述のミッソンの特許に関連する問題を克服する
ことができる。
発明の開示 本発明の目的は、直接的にいかなる係合も行われるこ
となく、加熱されたガラスシートを支持する改良された
頂部支持装置を提供することにある。
本発明にかかる上記目的および他の目的を達成するた
めに、本発明にしたがって構成された加熱されたガラス
シートの頂部支持装置は、耐熱金属から形成され、均一
な厚みを有し、かつ、繰り返しパターンで配置されると
ともに、それを通って下方に延びた第1および第2の組
の離間した穴を備えた下方を向いた平らな表面を有する
水平方向に延びる下部プレートを備えている。また、水
平方向に延びる上部プレートが、耐熱金属から形成され
るとともに、下部プレートと協動して、下部プレート内
の第1の組の穴を通じて、下部プレートの下方を向いた
平らな表面に連通するチャンバを画定している。この上
部プレートは、上側部分を有するとともに、それを通っ
て、上側部分からチャンバまで下方に延びる一組の穴を
備えている。鉛直方向に延びる一組の通路部材は、下部
プレートによって固定的に取り付けられた下端部および
上部プレートによって固定的に取り付けられた上端部を
有している。この通路部材は、上部プレート内の一組の
穴を通じて、その上側部分に連通する通路を画定してい
る。また、この通路部材は、下部プレート内の第2の組
の穴を通じて、下部プレートの下方を向いた平らな表面
に連通している。本装置の第1のマニフォールドは、下
部プレートと上部プレートとの間のチャンバーに連通す
ることによって、下部プレート内の第1の組の穴を通じ
て、下部プレートの下方を向いた表面に連通し、他方、
本装置の第2のマニフォールドは、上部プレートの上側
部分に連通することによって、上部プレート内の穴およ
び通路を通り、さらに、下部プレート内の第2の組の穴
を通じて、下部プレートの下方を向いた表面に連通して
いる。マニフォールドの一方は、加圧ガス源に接続され
た入口部を有し、それによって、加圧ガスを、下部プレ
ートの下方を向いた表面に供給するとともに、他方のマ
ニフォールドは、真空源に接続された入口部を有し、下
部プレートの下方を向いた表面で、真空状態を供給する
とともに、供給された加圧ガスと協働して、加熱された
ガラスシートを、下部プレートと係合することなく下部
プレートの下で支持する。
上述したような加熱されたガラスシートの頂部支持装
置の構造は、この構造に起因する強度のために、かなり
大きなサイズのガラスシートに対しても、加熱および冷
却中に、温度によるそりをおこすことなく、効果的に機
能することができる。
また、下部プレートおよび上部プレートを連結する通
路部材について、二つの異なった構成が開示されてい
る。一方の構造において、通路部材は、下部プレートと
上部プレートとの間を延びる複数のチューブによって具
体化されている。これらのチューブは、それぞれ、下部
プレート内の第2の組の穴の一つに連通するとともに、
上部プレート内の穴の一つに連通している。他の構造に
おいて、通路部材は、下部プレートと上部プレートとの
間を延びる複数のプレート部材によって具体化されてい
る。隣接する一対のプレート部材は、協動して、下部プ
レートと上部プレートとの間のチャンバを通って、鉛直
方向に延びる通路を画定している。協動する一対のプレ
ート部材の間の通路は、それぞれ、下部プレート内の第
2の組の複数の穴に連通するとともに、上部プレート内
の複数の穴に連通している。
開示された好ましい構成において、頂部支持装置の第
1のマニフォールドは、一対の端部およびこの端部の間
を延びて、それと協動してU字状の形状を画定する連結
部分を備えている。第2のマニフォールドは、第1のマ
ニフォールドによって画定されたU字状の形状内に位置
させられている。ある実施態様において、第1のマニフ
ォールドが、加圧ガス源に連結される入口部を有し、第
2のマニフォールドが、真空源に連結される入口部を有
している。この実施態様において、一組のチューブが、
下部プレートによって、第1の組の穴に取り付けられ、
プレートの間のチャンバから下部プレートの下方を向い
た表面まで、加圧ガスを供給することによって、加熱さ
れたガラスシートを、下部プレートから離間させる噴流
として加圧ガスが供給されるように十分な通路長を提供
している。頂部支持装置の他の実施態様においては、第
1のマニフォールドが、真空源に連結される入口部を有
し、第2のマニフォールドが、加圧ガス源に連結される
入口部を有している。
頂部支持装置の好ましい構成においては、鉛直方向に
延びる溶融シリカのポストを備えており、このポスト
は、ガラスシートが、支持装置によって、加熱コンベア
からベンディングモールドまで移送されるに先立って、
その上でガラスシートが加熱されるコンベアを備えたフ
ァーネスの熱室内で用いるために、支持装置に取り付け
られたている。これらのポストは、それぞれ、その上に
支持装置が取り付けられる関連した反転されたカップ形
状の部材を備えた上端部を有していると好ましい。反転
されたカップ形状の部材は、それぞれ、その上に支持装
置が摺動可能に取り付けられる平らな上面を備えた関連
した球状のワッシャを有している。この反転されたカッ
プ形状の部材および関連した球状のワッシャの下で、ポ
ストは、それぞれ、その上にポストが取り付けられる関
連したカップ形状の部材を備えた下端部を有している。
上端部と下端部との間において、ポストは、それぞ
れ、それを通ってポストが鉛直方向に延びる関連するス
リーブ形状の位置決め手段を備えており、それによっ
て、鉛直方向に延びる向きに支持されている。
また、頂部支持装置の好ましい構成は、ロケータを備
えており、このロケータは、加熱および冷却時に、支持
装置がポスト上をある方向にスライドすることによっ
て、支持装置を膨張および収縮可能にするとともに、こ
の方向を横切る第2の方向には動くことができないよう
にするスライド連結部を有している。
好ましい構成によれば、頂部支持装置の水平方向に延
びるアームが、溶融シリカのポスト上に、その取り付け
部を提供している。また、好ましくは、ロケータの内の
二つが用いられ、これらは互いに協動して、スライド連
結部を、関連するアーム部材に係合させて、第2の方向
動くことを防止しつつ、前記ある方向に沿って摺動する
ように、支持装置を、ポスト上で、前記ある方向に移動
可能に構成されている。
本発明の目的、特徴および利点は、添付図面ととも
に、本発明の最良の実施例を記載した以下の詳細な説明
から、容易に明らかになる。
図面の簡単な説明 第1図は、本発明にしたがった加熱されたガラスシー
トを支持する頂部支持装置のある実施態様を備えたガラ
スシート処理システムの略側面図である; 第2図は、第1図の2−2線の方向に沿った頂部支持
装置の略平面図である; 第3図は、第2図の3−3線の方向に沿った頂部支持
装置の略縦断面図であり、頂部支持装置が、その上に支
持されているシリカのポストの構成をも示している; 第4図は、第3図の4−4線の方向に沿った頂部支持
装置の部分底面図であり、加圧ガスおよび真空状態が、
それを通って供給されて、直接的にいかなる係合も行わ
れることなく、加熱されたガラスシートを支持するため
の間隔をおいて配置された繰り返しパターンを有する下
部プレートを示している; 第5図は、通路を画定して、強度の大きな構造をなし
ている一組のチューブによって連結された下部プレート
および上部プレートを示すための第4図の5−5線の方
向に沿った頂部支持装置の部分縦断面図である; 第6図は、さらに、プレートおよびチューブの構成を
示すための第5図の6−6線の方向に沿った頂部支持装
置の部分縦断面図である; 第7図は、下部プレートの下で、第5図および第6図
に示されたより長いチューブによって連結されたプレー
トの間のチャンバから、加圧ガスが供給される通路をな
す短い一組のチューブを示すための第5図の7−7線の
方向に沿った頂部支持装置の部分拡大断面図である; 第8図は、加圧ガスが、上部プレートの上に位置させ
られたマニフォールドから供給されるとともに、プレー
トの間のチャンバが、真空に引かれる加熱されたガラス
シートを支持する頂部支持装置の他の実施態様を備えた
ガラスシート処理システムの略立面図である; 第9図は、頂部支持装置が、その上に取り付けられ
て、熱膨張および収縮を受け入れてスライド移動をする
シリカのポストの配置を示すための第1図の9−9線の
方向に沿った一部切り欠き拡大立面図である; 第10図は、さらに、シリカのポスト支持構造を示すた
めの第9図の10−10線の方向に沿った一部断面図であ
る; 第11図は、頂部支持装置のロケータを示す第2図と同
じ方向に切断した部分拡大図である; 第12図は、頂部支持装置が、シリカのポスト配置の上
に取り付けられた場合に、この頂部支持装置が、2つの
方向に伸長あるいは収縮可能であることを示す第2図と
同じ方向に切断した一部拡大図である; 第13図は、下部プレートおよび上部プレートが、これ
らプレートの間のチャンバを通った通路を画定するプレ
ート部材によって連結されている加熱されたガラスシー
トを支持する頂部支持装置の他の実施態様を示す分解斜
視図である; 第14図は、第13図に示す頂部支持装置の実施態様の側
面図であり、加圧ガスが、下部プレートと上部プレート
との間のチャンバに供給されるとともに、上部レートの
上側部分で、鉛直方向に延びるプレート部材によって画
定される通路を通り、さらに、プレート内の穴を通じて
真空に引かれ、加熱されたガラスシートを支持する際
に、下方を向いた平らな表面で供給される加圧ガスと協
動することを示している。; 第15図は、第13図に示された頂部支持装置の変形例の
図面であり、下部プレートと上部プレートとの間のチャ
ンバを真空に引くとともに、加圧ガスが、上部プレート
の上側部分に供給され、下部プレートと上部プレートと
の間のプレート部材によって画定される通路を通り、さ
らに、プレート内の穴を通じて供給され、加熱されたガ
ラスシートを支持する際に、下部プレートの下方を向い
た表面で真空吸入された状態と協動することを示してい
る。
発明を実施するための最良の実施例 図面の第1図を引用すると、20により特定されたガラ
スシート処理システムは、本発明にしたがって構成され
た頂部支持装置22を用いて、ガラスシートの加熱および
曲げを提供している。さらに詳細には、システム20は、
その中に従来の構造を有する加熱コンベア28が位置させ
られた加熱室26を有するファーネス24を備えている。図
示するように、加熱コンベア28は、頂部支持装置22に移
送されるのに先立って、ガラスシートが加熱されている
間、ガラスシートGをその上で搬送するコンベアロール
30を有している。この頂部支持装置22は、モールドの上
にたるませ、或いは、図示するモールドと図示しない他
のモールドとの間に押圧する等の適当な方法によって成
形が行われるように、加熱コンベア28からモールド32ま
で加熱されたガラスシートを移送する。アクチュエータ
34は、連結部36を有しており、連結部36は、重力のみに
より或いは他のモールドと協動して成形を行うととも
に、それに引き続き、アニーリングを与える徐冷行程或
いはテンパーリングを与える急冷行程によって冷却を行
うため、頂部支持装置の下の図示された位置から、モー
ルド32を移動させる。図示されたデザインは、応力が低
く、かつ、温度安定性が高いビームのデザインと同様で
ある。
第1図、さらには第2図乃至第7図を参照すると、頂
部支持装置22は、耐熱金属から形成された、水平方向に
延びる下部プレート38を備え、均一な厚みを有してい
る。下部金属プレート38は、下方を向いた平らな表面40
および繰り返しのパターンで配置され、かつ、下部プレ
ートを通って下方に延びる第1の組ならびに第2の組の
間隔をおいて配置された穴42および44を有している。こ
れについては、後に詳述する。また、この町歩支持装置
の水平方向に延びる上部プレート46も、耐熱金属から形
成され、下部プレート38と協動して、下部プレート内の
第1の組の穴42を通じて、下部プレートの下方を向いた
平らな平面40に連通するチャンバ48を画定している。上
部プレート46は、上側部分50を有するとともに、この上
部プレートを貫通して上側部分50からチャンバー48まで
下方に延びる一組の穴52を備えている。頂部支持装置22
の鉛直方向に延びる一組の通路部材が、下部プレート38
によって固定的に取り付けられた下端部を有するチュー
ブ54によって具体化され、また、上部プレートによって
固定的に取り付けられた上端部を有している。チューブ
54によって具体化された通路部材は、上部プレート46内
の一組の穴52を通じて上側部分50に連通するとともに、
下部プレート38内の第2の組の穴44を通じて下方を向い
た平らな表面40に連通する通路55を画定している。
第1図および第2図に示されるように、頂部支持装置
22は、下部プレート38と上部プレート46との間のチャン
バ48に連通し、したがって、下部プレート内の第1の組
の穴42を通じて下部プレートの下方を向いた表面40に連
通する第1のマニフォールド56を備えている。頂部支持
装置の第2のマニフォールド58は、上部プレート46の上
側部分50に連通し、したがって、チューブ54によって具
体化される通路部材によって画定される通路55を通じ
て、下部プレート内の第2の組の穴44を通じて下部プレ
ート38の下方を向いた表面40に連通している。一方のマ
ニフォールド56は、導管62によって加圧ガス源64に連結
され、それによって、加圧ガスを、下部プレート38の下
方を向いた表面40に供給する入口部60を有している。他
方のマニフォールド58は、導管68によって真空源70に連
結され、下部プレート38の下方を向いた表面40で、真空
状態を与えるとともに、それによって、図1の想像線に
よって示されたようにガラスシートが支持されたとき
に、そこに供給される加圧ガスと協動する入口部66を有
している。加圧ガス源64および真空源70は、ともに、後
に詳述するように、頂部支持装置が取り付けられた加熱
チャンバ20内に位置する耐熱ファンにより具体化されて
いるのが好ましい。したがって、一方のマニフォールド
56に連結された導管62は、加圧ガス源64を具体化してい
る関連するファンの加圧側に連通し、他方のマニフォー
ルド58に連結された導管68は、真空源70を具体化してい
る関連するファンに連通している。
第2図および3図に示されるように、第1のマニフォ
ールド56は、一対の終端部72およびこれらの端部の間を
延び、それらと協動して、U字形状を画定する連結部分
74を有している。第1のマニフォールドへの入口部60
は、第2図に示されるように、連結部分74の上側部分上
に存在する。マニフォールドの各端部72は、第3図に示
すように、下方に突出したマニフォールドを有してお
り、これは、前述したように加圧ガスが、それを通って
供給されるチャンバで、頂部支持装置の隣接端部に連通
している。
第2図に示されるように、第1のマニフォールド56の
U字状部内に、第2のマニフォールド58が位置させられ
ている。さらに第3図を参照すると、第2のマニフォー
ルド58は、三段階のスロープ形状を有し、その高いレベ
ルの面78に、入口部66が位置させられている。
第1図乃至第3図を参照すると、前述した第1のマニ
フォールド56は、加圧ガス源64に接続された入口部62を
有しており、加圧ガスが、第1の組の穴42を通じて、下
部プレート38と上部プレート46との間のチャンバ48から
下方に供給される。また、第2のマニフォールド58は、
真空源70に接続された入口部66を有しており、その下端
部が、下部プレート38内の第2の組の穴44に連通したチ
ューブ54によって具体化された通路部材によって画定さ
れた通路55を通じて、真空に引かれる。本実施例にかか
るより短いチューブの他の一組が、下部プレート38によ
って、第1の組の穴42内に取り付けられ、プレートの間
のチャンバ48から、下部プレート38の下方を向いた表面
40まで、加圧ガスを供給している。第5図および第7図
に示されるように、これらチューブ80には、十分な通路
長が与えられているため、加圧ガスの流れは、生成され
る真空と協動して、下方を向いた平らな表面40から、商
業的なサイズのガラスシートGを、間隔をおいて配置す
る能力を有する噴流になる。これらチューブ80は、従来
のように、耐熱金属のロールピンによって具体化するこ
とができ、下方へのガス噴流の流れを強めるために、第
7図に示すような下方に拡がった端部82を有しているこ
とが好ましい。
第8図を参照すると、他の実施例にかかる頂部支持装
置22′は、後述する点を除いて、前述した第1図の実施
例と同様な構成を有しており、同様な部分については同
一の参照番号を付している。本実施例にかかる頂部支持
装置22′は、関連する導管62によって真空源70に連結さ
れた入口部60を有し、下方を向いた表面40で、下部プレ
ート38を通った第1の組の穴42を通じて、チャンバ48内
が真空に引かれる。さらに、第2のマニフォールド58
は、導管68を通じて、加圧ガスを上部プレート46の上側
部分50に供給する加圧ガス源に連結されるとともに、チ
ューブ54によって具体化される通路部材によって画定さ
れる通路55を通じ、さらに、下部プレート38内の第2の
組の穴44を通じて、下部プレートの下方を向いた表面40
に連結されている入口部66を有している。この実施例に
おいて、チューブ54によって具体化される通路部材によ
って画定される通路55は、十分な通路長を有しているた
め、想像線で示すように、ガラスシートGを、下部プレ
ート38の下方を向いた表面40のすぐ下に支持する際に、
下部プレート38を通じてガス噴流が発生し、第1の組の
穴42を通じて生成される真空と協動することができる。
第4図乃至第7図を参照すると、下部プレート38の第
1の組の穴42および第2の組の穴44は、第4図の矢印C
によって示される搬送方向を横切って延びる交互の列に
配置されている。したがって、第1図の実施例におい
て、加圧ガスが、下部プレート38と上部プレート46との
間のチャンバ48を通じて供給されたとき、前述したより
長いチューブ54およびより短いチューブ80の列が交互に
存在する。より長いチューブは、それぞれ、耐熱金属か
ら形成され、ブレージングのような適当な方法で、真空
内に設けられた締めつけ手段で関連する組になっている
プレートの穴44および52内に受け入れられる上端部およ
び下端部を有している。これらのチューブ54は、約10イ
ンチ(約25cm)の長さであり、約7/16インチ(1センチ
よりも僅かに大きい)の外径を有するとともに、約1/4
インチ(約2/3cm)の内容を有している。より短いチュ
ーブ80は、それぞれ、プレスばめによって、用意に関連
する穴42に押し込むことができ、引き続いて、機械仕上
げされて、下部のフレア状の端部82を形成することので
いるステンレス鋼のロールピンから構成されていること
が好ましい。これらロールピンのチューブ80は、1イン
チ(約2.5cm)の長さ、1/8インチ(約0.3cm)の外径お
よび約0.1インチ(約0.25cm)の内径を有している。開
示された例における下部プレート38および上部プレート
40は、ともに、約3/8インチ(約1cm)の厚みの耐熱金属
から構成され、チューブ54によって、互いに約10インチ
(約25cm)或いはそれ以上離間して配置されて、温度に
よるそりに抵抗できるように構成されていることがもっ
とも好ましい。第4図に示された鉛直の板状壁83は、支
持装置の上流側の端部および下流側の端部を閉じ、した
がって、第2のマニフォールド58の下端部分76が、上部
プレートと下部プレートとの間のチャンバに連通し、支
持装置の具体例22,22′が含んでいるチャンバにしたが
って、該チャンバに、加圧ガスを供給し、或いは、真空
に引いている横方向の端部の間に延びている。支持装置
の矩形形状の各隅部は、下部プレート38と上部プレート
46との間を延び、後述するように支持装置を取り付ける
支持プレート84(第4図参照)を有している。
上述したような頂部支持装置の作動に際して、加圧ガ
スは、約1.5乃至3インチ(約3.6乃至7.6cm)水柱の範
囲のレベルで供給され、真空度は、約2乃至3インチ
(約5乃至7.5cm)水柱の範囲である。もちろん、加圧
ガスの圧力および真空度を、ガラスの厚み、サイズおよ
び形状にしたがって調整して、頂部支持装置に対して所
望の間隔を得ることが可能である。
第1図、第3図および第8図乃至第10図を参照する
と、頂部支持装置22,22′は、その下方を向いた表面40
を、加熱コンベア上に搬送されるガラスシートの上面よ
りも、略0.020乃至0.030インチ(約05乃至0.75mm)だ
け、僅かに高くなるように、支持装置を取り付ける溶融
シリカのポストを備えている。この0.020乃至0.030イン
チ(0.5乃至0.75mm)の間隔は、上述したように加圧ガ
スおよび真空によって支持されたときのガラスシートと
頂部支持装置の間の距離に対応する。これら溶融シリカ
のポスト86は、溶融シリカの粒子を、焼結結合すること
によって、製造するのが最も便利であり、この場合、シ
リカの粒子は、ポスト形状にするために必要な、機械仕
上げに先立って、円形の断面を有した細長い形状のポス
ト形状にモールドされる。
第3図に示されるように、シリカのポスト86は、それ
ぞれ、矢印90に示すように調整可能であって、支持装置
の下方を向いた表面40の高さを調整することによって、
上述したようにガラスシートを搬送する加熱コンベアに
対する所望の高さを得ることができる関連したジャック
88によって支持されている。第3図の左側に図示された
連結軸92は、支持装置の上流側の端部でシリカのポスト
86を支持している二つのジャック88を連結するととも
に、この連結軸92は、その調整によって、横方向両側の
間をレベリングする調整可能なカプラー94を有してい
る。同様に、第3図の右側に図示された連結軸96は、頂
部支持装置の下流側の端部で、2つのシリカのポスト86
を支持している二つのジャック88を連結するとともに、
この連結軸96は、この下流側の端部で横方向両側の間を
レベリングする調整可能なカプラー98を有している。上
流側の連結軸92と下流側の連結軸96との間の適当な制御
によって、上述したように、ガラスシートが、加圧ガス
の供給および真空に引かれることによって支持されたと
きに、下方を向いた表面40の高さが調整される。頂部支
持装置にガラスシートを移送する際に、重力が、加熱コ
ンベアのロールの回転を補助するように、下方を向いた
表面40を、搬送される方向に沿って1゜下方に傾けるこ
とによって良好な結果が得られる。あらゆるタイプの位
置決め手段が用いられて、支持されるガラスシートを、
頂部支持装置の下方を向いた表面40上の適当な位置に位
置させて、リリースの際に、ベンディングモールド上
に、適切に位置させられるようにすることができる。
第9図を参照すると、溶融シリカのポストは、それぞ
れ、その上に頂部支持装置22が取り付けられる関連する
反転されたカップ形状の部材102を備えた上端部100を有
している。反転されたカップ形状の部材102は、上部ポ
スト端部100を受け入れて、ポスト上に固定される内部1
04を画定する壁103を有している。各カップ状の部材102
と関連する球状のワッシャ106は、ポストの上端部100の
すぐ上で、反転されたカップ形状の部材102の上方を向
いた一部球状の表面110によって摺動自在に支持された
下方を向いた一部球状の表面108を有している。球状の
ワッシャ106の上方を向いた平らな表面112は、後に記述
するように、加熱および冷却時の熱膨張および収縮に応
じてスライド移動するために、頂部支持装置22を支持す
る。ワッシャの球状の表面108と反転したカップ形状の
部材の球状の表面110との間がスライドすることによっ
て、ワッシャの上部の平らな表面112が、頂部支持装置
を支持するために必要な傾斜をすることが可能になる。
さらに第9図を参照すると、溶融シリカのポスト86
は、それぞれ、矢印90で示されたように鉛直方向に調整
されて動くために、関連するジャック88によって支持さ
れたカップ状の部材116内に受け入れられる下端部114を
有している。ポストの上端部100における反転されたカ
ップ形状の部材102と同様に、ポストの下端部114におけ
るこのカップ状の部材116によって、ポストの端部の割
れが防止されるため、耐用年数が増大する。
第9図および第10図を参照すると、溶融シリカのポス
ト86は、それぞれ、ポストが、それを通って鉛直方向に
延びる関連するスリーブ形状の位置決め手段118を有し
ている。各位置決め手段は、水平方向に延びるアーム12
2の一端部によって支持された鉛直方向に延びるスリー
ブ120を有している。このアーム122は、スリーブ120が
適切に位置決めできるように、必要な場合に、たとえ
ば、シムおよび関連するスロットによって適切に調整さ
れ、関連する炉壁126上のボルトファスナー124によって
取り付けられている。スリーブ120は、溶融シリカのポ
スト86を、反転されたカップ形状の部材102が支持され
ているポストの上端部で、受け入れることが好ましい。
したがって、第3図に示されるように、反転されたカッ
プ形状の部材102の垂直方向に延びる壁103は、ポストの
上端部100と位置決め手段のスリーブ120との間に挟まれ
ている。
第2図に示されるように、頂部支持装置は、水平方向
に延びる上流側の端部のアーム部材128および下流側の
端部のアーム部材130を有していることが好ましい。こ
れらのアーム部材128,130は、それぞれ、頂部支持装置
の一つの支持プレート84(第4図)によって取り付けら
れるとともに、第3図の右側に図示された下流側のアー
ム部材130に示されるように、適当なボルト或いは他の
タイプのファスナー132によって固定されている内側端
部を有している。
第2図、第3図および第11図に示されるように、上流
側の支持アーム部材128は、それぞれ、隣接する炉壁126
上に取り付けられるとともに、加熱および冷却時に、矢
印Tで示される搬送方向Cを横切る方向に沿って、支持
装置を膨張および収縮させるスライド連結部136を備え
た関連するロケータ134を有している。しかしながら、
ロケータ134は、支持装置が、方向Tを横切る搬送方向
Cに沿って動くことを防止している。さらに詳細には、
ロケータ134は、隣接する炉壁126上に設けられるととも
に、隣接する支持アーム部材128の外側端部142を摺動可
能に接続して、支持装置が搬送方向Cへ動くことを防止
すると同時に、方向Tに沿って、支持装置を動かす一対
の離間したアーム140を有するスライドバスケット138を
備えている。支持装置が、方向Tに沿って動いている
間、支持アーム部材128の外側端部142は、第9図および
第10図に関して前述した関連する球状のベアリング106
の上部の平らな表面に沿って摺動する。
第12図を参照すると、下流側の支持アーム部材130
は、それぞれ外側端部144を有している。この外側端部1
44は、関連するシリカポスト86上に、摺動叶に指示さ
れ、搬送方向Cおよびそれを横切る方向Tの双方に沿っ
て、移動して、加熱および冷却時の支持装置の膨張およ
び収縮に応じている。
第13図および第14図を参照すると、さらに他の実施例
にかかる加熱されたガラスシートの頂部支持装置22aが
示され、この頂部支持装置22aは、それぞれ、上方を向
いた溝39aおよび下方を向いた溝40aを備えた下部耐熱金
属プレート38aおよび上部耐熱金属プレート46aを有して
いる。下部プレート38aの上方を向いた溝39aは、それぞ
れ、第1の組の穴42aの列と第2の組の穴の列44aとの間
に位置させられている。上部プレート46aは、上部プレ
ート内の穴52aの列の間に、対になって設けられた溝47a
を有している。この実施例の通路部材は、下部プレート
と上部プレートとの間のプレート部材54aによって具体
化されている。これらプレート部材の下端部は、それぞ
れ、下部プレート38a内の溝39aによって受け入れられる
とともに、これらプレート部材の上端部は、それぞれ、
上部プレート46a内の溝47aによって受け入れられてい
る。隣接する一対のプレート部材54aは、協動して、下
部プレートと上部プレートとの間に画定されるチャンバ
48aを通じて、これらのプレートの間を延びる通路55aを
画定する。第14図に示されるような組み立ての後に、ブ
レージングのような適当な取付け手段が、プレートの溝
49a,47a内に、プレート部材の端部を取り付けるために
用いられ、そして、前述したように、アーム部材128に
よって、シリカのポスト上に取り付けられる。チャンバ
48内において、支持装置22aは、第2の組の穴44a内に設
けられ、下部プレート38aの下方を向いた表面40aに加圧
ガスを供給するチューブ80aを有している。
第14図を参照すると、頂部支持装置22aは、導管62を
通じて、加圧ガス源64に連通した入口部60aを備えたも
のとして概略的に示されている第1のマニフォールド56
aを有している。この第1のマニフォールド56aは、前述
したように、一対の端部およびそのU字状の形状を画定
する連結部分を有し、各端部は、チャンバ48aとの連結
部57aを備え、加圧ガスを、下部プレート38aと上部プレ
ート46aとの間のチャンバに供給するとともに、それに
よって、加圧ガスを、チューブ80aを通じて、下方を向
いた平らな表面40aに供給している。また、第14図に示
されるように、第2のマニフォールド58aは、導管68を
通じて、真空源70に連通した入口部66aを有している。
したがって、この第2のマニフォールド58aは、上部プ
レート46内の穴52aを通じて、真空源70を、プレート部
材54aによって画定される通路55aに連通させる。通路55
aおよび下部プレート38a内の第1の組の穴42aを通じて
真空に引かれ、真空は、下方を向いた表面40aと離間し
た関係に、加熱されたガラスシートGを支持する際に、
加圧ガスと協動する。通路55aは、それぞれ、下部プレ
ート38a内の第1の組の複数の穴42aおよび上部プレート
46a内の複数の穴52aと連通して、ガラスシートGを支持
する。
第15図を参照すると、第13図および第14図に示された
装置の変形例にかかる頂部支持装置22a′が示されてい
る。この頂部支持装置22a′は、鉛直方向に延びるプレ
ート部材54a′によって連結された上部耐熱金属プレー
ト38a′および下部耐熱金属プレート46a′を有し、プレ
ート部材54a′の上端部および下端部は、それぞれ、プ
レート溝39a′および47a′によって受け入れられ、下部
プレートと上部プレートとの間のチャンバ48a′を通っ
た通路55a′が画定される。この変形例にかかる頂部支
持装置22a′は、導管68を通じて、前述したようなU字
状の形状を有する概略的に図示された第1のマニフォー
ルド56a′に連結された真空源70を有している。このマ
ニフォールド56a′は、その連結部57a′が、下部プレー
ト38a′内の内の第1の組の複数の穴42a′と連通するた
めに、プレート部材54a′の間のチャンバ48a′に連通し
ている端部を備えている。加圧ガス源64は、導管62を通
じて、第2のマニフォールド58a′の入口部66a′に連通
している。したがって、加圧ガスは、上部プレート46
a′の上側部分50a′に供給されて、上部プレート内の穴
52a′を通って、さらに、プレート部材54a′によって画
定される通路55a′に供給される。この加圧ガスは、さ
らに、下部プレート38a′内の第2の組の穴44a′に流れ
るために、通路55a′を通じて、チューブ80a′に下方に
供給され、さらに、下方を向いた平らな表面40a′に供
給される。下部プレート38a′の下方を向いた平らな表
面40a′に供給される真空および加圧ガスは、協動し
て、ガラスシートGが、係合されることなく支持する。
通路55a′は、それぞれ、複数のチューブ80a′を通じ
て、第2の組の複数の穴44a′に連通するとともに、第
2のマニフォールド58a′によって加圧ガスが供給され
る複数の穴52a′に連通している。また、この支持装置2
2a′は、上述したように、溶融シリカのポストによって
支持されたアーム部材128を有している。
頂部支持装置の実施例は、それぞれ、ガラスシートを
加熱する高温に対して、耐えることのできるステンレス
鋼或いは適当なニッケルまたはクローム合金等からなる
耐熱金属から形成された部品を有している。コストに対
して、スケーリングに対する良好な抵抗を有する304ス
テンレス鋼を用いることによって、最も良好な結果を得
ることができる。
本発明を実施する最良の実施例について、詳細に説明
を加えたが、本発明に関する技術分野の当業者は、以下
の請求の範囲に記載される発明を実施するための種々の
設計変更や実施態様をなすことができるであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−224123(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C03B 35/14,23/023

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱されたガラスシートの頂部支持装置で
    あって、 耐熱金属から形成され、均一な厚みを有する水平方向に
    延びた下部プレートであって、下方を向いた平らな表面
    を備え、かつ、繰り返しパターンで配置されるとととも
    に、それを通って下方に延びる第1および第2の組の離
    間した穴を有する下部プレートと、 耐熱金属から形成されるとともに、前記下部プレートと
    協動して、前記下部プレート内の第1の組の穴を通じ
    て、前記下部プレートの下方を向いた平らな表面に連通
    するチャンバを画定する水平方向に延びる上部プレート
    であって、上側部分を有するとともに、そこを通って、
    前記上側部分から前記チャンバまで下方に延びる一組の
    穴を備えた上部プレートと、 前記下部プレートによって固定的に取り付けられた下端
    部および前記上部プレートによって固定的に取り付けら
    れた上端部を有する鉛直方向に延びる一組の通路部材で
    あって、前記上部プレート内の前記一組の穴を通じて、
    前記上部プレートの前記上側部分に連通する通路を画定
    するとともに、前記下部プレート内の前記第2の穴を通
    じて、前記下部プレートの下方を向いた平らな表面に連
    通している通路部材と、 前記下部プレートと前記上部プレートとの間の前記チャ
    ンバーに連通するとともに、前記下部プレート内の前記
    第1の穴を通じて、前記下部プレートの下方を向いた表
    面に連通している第1のマニフォールドと、 前記上部プレートの前記上側部分に連通するとともに、
    前記上部プレート内の前記穴および前記通路を通り、さ
    らに、前記下部プレート内の前記第2の組の穴を通じ
    て、前記下部プレートの下方を向いた表面に連通してい
    る第2のマニフォールドとを備え、 前記マニフォールドの一方が、加圧ガス源に連結された
    入口部を有し、それによって、前記加圧ガスが、前記下
    部プレートの下方を向いた表面に供給されるとともに、
    前記マニフォールドの他方が、真空源に連結された入口
    部を有し、前記下部プレートの下方を向いた表面で、真
    空状態を供給するとともに、供給された加圧ガスを協動
    して、前記加熱されたガラスシートを、前記下部プレー
    トと係合することなく、かつ、下方から支持されること
    なく、前記下部プレートの下方を向いた平らな表面の下
    方で支持することを特徴とする加熱されたガラスシート
    の頂部支持装置。
  2. 【請求項2】前記通路部材が、前記下部プレートと前記
    上部プレートとの間を延びる複数のチューブを備え、前
    記チューブが、それぞれ、前記下部プレート内の前記第
    2の組の穴の一つに連通するとともに、前記上部プレー
    ト内の前記穴の一つに連通していることを特徴とする請
    求の範囲第1項に記載の加熱されたガラスシートの頂部
    支持装置。
  3. 【請求項3】前記通路部材が、前記下部プレートと前記
    上部プレートとの間を延びる複数のプレート部材を備
    え、隣接する一対の前記プレート部材が、協動して、前
    記下部プレートと前記上部プレートとの間の前記チャン
    バを通って、鉛直方向に延びる通路を画定するととも
    に、関連する一対の前記プレート部材の間の通路が、そ
    れぞれ、前記下部プレート内の前記第2の組の複数の穴
    に連通するとともに、前記上部プレート内の複数の穴に
    連通していることを特徴とする請求の範囲第1項に記載
    の加熱されたガラスシートの頂部支持装置。
  4. 【請求項4】前記第1のマニフォールドが、一対の端部
    および前記端部の間を延び、前記端部と協動して、U字
    状の形状を画定する連結部分を備えるとともに、前記第
    2のマニフォールドが、前記第1のマニフォールドによ
    って画定された前記U字状の形状内に位置させられてい
    ることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の加熱され
    たガラスシートの頂部支持装置。
  5. 【請求項5】前記第1のマニフォールドが、前記加圧ガ
    ス源に連結される入口部を有するとともに、前記第2の
    マニフォールドが、前記真空源に連結される入口部を有
    することを特徴とする請求の範囲第1項乃至第4項の何
    れか一項に記載の加熱されたガラスシートの頂部支持装
    置。
  6. 【請求項6】さらに、前記下部プレートによって、前記
    第1の組の穴に取り付けられた一組のチューブを備え、
    前記加圧ガスが、前記プレートの間の前記チャンバから
    前記下部プレートの下方を向いた表面まで供給されるこ
    とを特徴とする請求の範囲第5項に記載の加熱されたガ
    ラスシートの頂部支持装置。
  7. 【請求項7】前記第1のマニフォールドが、前記真空源
    に連結される入口部を有するとともに、前記第2のマニ
    フォールドが、前記加圧ガス源に連結される入口部を有
    することを特徴とする請求の範囲第1項乃至第4項の何
    れか一項に記載の加熱されたガラスシートの頂部支持装
    置。
  8. 【請求項8】さらに、前記支持装置を支持する鉛直方向
    に延びる溶融シリカのポストを備えたことを特徴とする
    請求の範囲第1項に記載の加熱されたガラスシートの頂
    部支持装置。
  9. 【請求項9】前記ポストが、それぞれ、その上に前記支
    持装置が取り付けられる関連した反転されたカップ形状
    の部材を備えた上端部を有することを特徴とする請求の
    範囲第8項に記載の加熱されたガラスシートの頂部支持
    装置。
  10. 【請求項10】前記反転されたカップ形状の部材が、そ
    れぞれ、その上に前記支持装置が摺動可能に取り付けら
    れる平らな上面を備えた関連する球状のワッシャを有す
    ることを特徴とする請求の範囲第9項に記載の加熱され
    たガラスシートの頂部支持装置。
  11. 【請求項11】前記ポストが、それぞれ、その上に前記
    ポストが取り付けられる関連するカップ形状の部材を備
    えた下端部を有することを特徴とする請求の範囲第8
    項、第9項または第10項に記載の加熱されたガラスシー
    トの頂部支持装置。
  12. 【請求項12】前記ポストが、それぞれ、それを通って
    前記ポストが鉛直方向に延びる関連するスリーブ形状の
    位置決め手段を有することを特徴とする請求の範囲第8
    項に記載のガラスシートの頂部支持装置。
  13. 【請求項13】さらに、前記支持装置が、加熱および冷
    却時に、前記ポスト上をある方向にスライドすることに
    よって、膨張および収縮可能にするとともに、前記方向
    を横切る第2の方向には動くことができないようにする
    スライド連結部を有するロケータを備えたことを特徴と
    する請求の範囲第8項または第12項に記載のガラスシー
    トの頂部支持装置。
  14. 【請求項14】前記溶融シリカのポスト上に、前記支持
    装置を取り付ける水平方向に延びるアームを備え、前記
    ロケータのうちの二つが、互いに協動して、前記ある方
    向に動くことが可能にするとともに、前記各ロケータの
    前記スライド連結部が、前記関連するアーム部材を、前
    記ある方向に摺動可能に係合させるとともに、前記第2
    の方向に動くことができないようにすることを特徴とす
    る請求の範囲第13項に記載のガラスシートの頂部支持装
    置。
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