JP2768413B2 - 多地点通信会議システム - Google Patents

多地点通信会議システム

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JP2768413B2
JP2768413B2 JP4261296A JP26129692A JP2768413B2 JP 2768413 B2 JP2768413 B2 JP 2768413B2 JP 4261296 A JP4261296 A JP 4261296A JP 26129692 A JP26129692 A JP 26129692A JP 2768413 B2 JP2768413 B2 JP 2768413B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信網に一つの会議装
置と複数の会議端末とを接続して構成する多地点通信会
議システムに関し、特に、広い地域に分散された複数地
点の通信相手と会議端末を利用して会議を行う場合に有
効な多地点通信会議システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の多地点通信会議システム
としては、会議装置に通信網を介して接続された会議端
末が処理要求を行う場合、会議装置にトークン要求フレ
ームを送信し、当該フレームを受信した会議装置は、内
部に保持している制御権保有端末番号を基に、当該会議
端末にトークン要求フレームを送信し、トークン付与フ
レームを受信することによりシステムの制御権を回収
し、処理要求を送信した会議端末にトークン付与フレー
ムを送信することにより、システムの制御権を譲渡する
ものが知られていた。この場合、会議装置は、複数の会
議端末からトークン要求フレームを受信すると、最先着
のトークン要求フレームを受付け、残りのトークン要求
フレームを破棄する。なお、この種のシステムについて
は、例えば、有川,谷川,林:「パソコンを用いたマルチメ
ディア通信会議サービス」(NTT R&D Vol.39,N
o.9,pp.1265-1274),谷川,中根,酒井,松本:「オーディ
オグラフィック通信会議における多地点間通信制御法」
(信学論(B),Vol.J70-B,No.3,pp.316-326)等に
おいて論じられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、システムの制御権を獲得できる会議端末は、システ
ム内で1台であるため、システムの制御権の譲渡,回収
制御が簡単になるが,システムの制御権を獲得した会議
端末が、印刷処理等のオフライン処理やポインティング
表示処理を実行している間、他の会議端末は、印刷処理
やポインティング表示処理の処理要求を受付けられず、
当該処理が終了するまで待たされ、システムのマンマシ
ンインタフェースが悪くなったり、会議が長時間に亘っ
て中断されるという問題があった。これに対しては、本
出願人が、先に特願平03-281015号「多地点通信会議シス
テムおよび通信制御方法」(平成3年10月28日出願)により
提案した技術がある。この技術は、図2に示す如く、処
理要求のある会議端末(図では#1)が、前以って会議端
末の内部に保持している固定のコマンドテーブルを使用
して、処理要求フレームを生成するものであった。但
し、この技術では、コマンドテーブルの内容が固定であ
り、描画処理の操作権を1台の会議端末に制限していた
のを複数の会議端末が同時に描画できるように変更した
り、印刷処理をオフライン処理からオンライン処理に変
更したりする場合には、プログラムの改造が必要であっ
た。例えば、議長の指名により発表を許可する形態の会
議に通信会議システムを使用する場合には、描画できる
会議端末は1台に制限した方がよく、一方、ブレーンス
トーミングに通信会議システムを使用する場合には、複
数の会議端末が同時に描画できる方がよい。本発明は上
記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところ
は、上述の本出願人の提案に係る技術を更に改良し、通
信会議システムの用途により、システムの操作権獲得ア
ルゴリズムを容易に変更可能とした多地点通信会議シス
テムを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、音
声情報の加算,画像情報の分配を行う一つの会議装置と
複数の会議端末とが通信手段を介して接続され、前記複
数の会議端末中の処理要求のある会議端末は処理要求フ
レームを前記会議装置に送信し、会議装置は前記処理要
求を受付け可能か否かを判断して、受付け可能であれば
全会議端末に処理許可フレームを同報送信し、各会議端
末は該処理許可フレームの内容を基に当該処理を起動す
る如く構成された多地点通信会議システムにおいて、前
記各会議端末は、 処理要求時に、コマンドを識別するためのコマンドコ
ード,現システム状態でコマンドを起動可能か否かを判
断するためのチェックコードおよびコマンド実行中の状
態を設定するパーミッションコードから構成される起動
コードと、コマンド名のセットから構成されるテキスト
形式のファイルを複数個格納する処理要求コマンド格納
手段 前記起動コードとコマンド名のセットから構成される
コマンドテーブル 前記処理要求コマンド格納手段から1個のテキスト形
式のファイルを読込んで前記コマンドテーブルを生成す
るコマンドテーブル生成手段 処理要求時、オペレータ操作により1個のコマンド名
を取得するコマンド選択手段 前記コマンド選択手段から受領したコマンド名を基
に、前記コマンドテーブルを検索して該当する起動コー
ドを取得し、前記処理要求フレームを生成する処理要求
生成手段 前記会議装置から受信した処理許可フレームから起動
コードを取出し、該起動コードを基に前記コマンドテー
ブルを検索して該当するコマンド名を取得する処理要求
受付手段 該処理要求受付手段から受領したコマンド名を使用し
てコマンドを起動するコマンド実行手段 を備え、通信会議の開始前に、各会議端末が、前記処理
要求コマンド格納手段に予め登録されているテキスト形
式のファイルを1個読込むことにより共通の前記コマン
ドテーブルを作成しておき、処理要求のある会議端末が
当該コマンドテーブルを使用して前記処理要求フレーム
を生成する如く構成したことを特徴とする多地点通信会
議システムによって達成される。
【0005】
【作用】本発明に係る多地点通信会議システムにおいて
は、システムの操作権を与えるかどうかを判断するため
に使用する起動コードとコマンド名のセットを、図8に
例示したようなテキスト形式のファイルで作成し、これ
を処理要求コマンド格納手段に登録しておく。通信会議
の開始前に、会議の主催者等が、前以って登録してある
複数のテキスト形式のファイルから1個を選択し、テキ
スト形式のファイルの内容を読込んでコマンドテーブル
を作成する。このように、通信会議システムの用途によ
りシステムの操作権獲得アルゴリズムを変更したい場
合、会議端末が内部に保持するコマンドテーブルの内容
を通信会議の開始前に前以って変更しておくことによ
り、処理要求のある会議端末が当該コマンドテーブルを
使用して処理要求フレームを生成するため、システムの
操作権獲得アルゴリズムを容易に変更することが可能に
なり、マンマシンインタフェースを向上させることがで
きる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明の一実施例に係る多地点通
信会議システム(以下、単に「システム」という)の構成図
である。図において、1は会議端末3に対して情報の収
集および分配を行う会議装置、2は会議装置1と複数の
会議端末3とを接続する通信網、3は通信網2を介して
会議を行う会議端末(#1〜#N)である。上述の会議装
置1は、会議端末3からの処理要求フレームを受信する
受信手段11と、後述する状態管理テーブル13を管理
し、会議端末3の処理要求が受付け可能か否かを判断す
る優先権制御手段12と、現システム状態および各会議
端末3の状態を示す情報を登録する状態管理テーブル1
3と、通信網2を介して処理許可フレームを全会議端末
(#1〜#N)に同報送信する同報送信手段14から構成
されている。
【0007】また、会議端末3は、コマンドを識別する
コマンドコード21,現システム状態でコマンドを起動
可能かどうかの判断を行うためのチェックコード22,
コマンド実行中の状態を設定するパーミッションコード
23から構成される起動コード(図3参照)と、コマンド
名のセットから構成されるテキスト形式のファイルを複
数個格納する処理要求コマンド格納手段31と、上述の
起動コードとコマンド名のセットから構成されるコマン
ドテーブル32と、上述の処理要求コマンド格納手段3
1からテキスト形式のファイルを1個読込み、コマンド
テーブルを生成するコマンドテーブル生成手段33と、
処理要求時、メニュー選択,アイコン選択等のオペレー
タ操作により1個のコマンド名を取得するコマンド選択
手段34と、該コマンド選択手段34から受領したコマ
ンド名を基に、前述のコマンドテーブル32を検索して
該当する起動コードを取得し、処理要求フレームを生成
する処理要求生成手段35と、会議装置1から受信した
処理許可フレームから起動コードを取り出し、取り出し
た起動コードを基に、前述のコマンドテーブル32を検
索して該当するコマンド名を取得する処理要求受付け手
段38と、処理要求受付け手段から受領したコマンド名
を使用して、コマンドを起動するコマンド実行手段39
とを備えている。
【0008】なお、図1中の36,37は会議端末3か
ら通信網2を介して会議装置1へのデータの送受信を行
うための送信手段および受信手段を示している。図3
に、上述の起動コードの構成を示す。起動コードは、コ
マンドを識別するための1バイトのコマンドコード21
と、コマンドの処理要求種別を示す4ビットのチェック
コード22と、コマンド実行中の状態を設定し、チェッ
クコードとともに使用し、現システム状態でコマンドを
起動可能か否かを判断するための4ビットのパーミッシ
ョンコード23から構成される。会議端末3は、内部に
複数の起動コードから構成されるコマンドテーブル32
を保持しており、処理要求に対応した起動コードを選択
することにより処理要求を行う。図4に、上述のチェッ
クコードおよびパーミッションコードの構成を示す。コ
マンドが起動可能か否かを判断する場合、本チェックコ
ードと前以って内部に保持しているパーミッションコー
ドとの論理積を計算し、「0」であれば起動可能とみな
し、起動コード内のパーミッションコードを用いて、保
持しているパーミッションコードを更新する。また、上
述の論理積が「0」でない場合には起動不可とみなし、処
理要求は破棄される。
【0009】図5に、通信会議システムで使用する各種
処理,チェックコードおよびパーミッションコードの設
定例を示す。図5に示した例では、1台の会議端末がポ
インティング表示処理中であっても、他の会議端末はポ
インティング表示処理を要求すれば受付けられ、複数台
の会議端末が同時にポインティング表示処理を実施可能
である。また、同様に、複数台の会議端末が同時に印刷
処理のようなオフライン処理を実施可能である。図6
は、処理要求フレームおよび処理許可フレームの構成を
示している。会議端末3が処理要求を行う場合、処理要
求に対応する起動コードを選択し、自分の端末番号を用
いて処理要求フレームを作成し、会議装置1に送信す
る。会議装置1は、複数の会議端末から受信した処理要
求フレームから1つを選択し、選択した処理要求フレー
ムから同様の起動コード,端末番号を有する処理許可フ
レームを作成し、すべての会議端末(#1〜#N)に同報
送信する。
【0010】図7に、前述の状態管理テーブル13の構
成を示す。状態管理テーブル13には、システムおよび
各会議端末のパーミッションコードが保持されている。
ここに示す例では、会議端末#1および#Nがオフライ
ン処理中状態であるため、システムがオフライン処理中
状態となっている。この場合、システムのパーミッショ
ンコードは、オフライン処理禁止ビット(図4参照)の
みが「0」となっているため、会議端末#1および#N
以外の会議端末がオフライン処理の処理要求を行えば、
受付けられる。図8は、前述の処理要求コマンド格納手
段31内に登録されている処理要求コマンド格納ファイ
ルの作成例を示している。ここでは、1ラインが1個の
コマンド定義(起動コードとコマンド名)になってい
る。選択したテキストファイルを1ラインずつ読込み、
「;」までを起動コード、「#」までをコマンド名、
「#」から改行マークまでをコメント文と解釈し、起動
コードとコマンド名をコマンドテーブルに格納してい
る。
【0011】図8の例では、描画処理の起動コードは
「011f」に設定されているため、チェックコード=
「0001」,パーミッションコード=「1111」になっ
ており、1台の会議端末が描画処理の処理要求を行って
受付けられると、システムのパーミッションコードに
「1111」が設定されるため、他の会議端末が描画処理
の処理要求を行っても、「0001」&「1111」=00
01(≠0)となり、処理要求が受付けられない。一方、
システム内で複数台の会議端末に描画処理の操作権を与
える場合、チェックコード=「0001」,パーミッショ
ンコード=「1110」と付与すれば、0001&111
0=0000(=0)となり、描画処理中であっても、他
の会議端末から描画処理要求があれば処理要求は受付け
られる。すなわち、処理要求コマンド格納ファイルの描
画処理の起動コードを、テキストエディタ等を使用し
て、「011f」から「011e」に変更すればよい。
【0012】以下、会議実行中の動作を、図9および図
10に示す動作フロー図に基づいて説明する。なお、ス
テップA01〜A13は会議端末3の動作、ステップB01〜
B13は会議装置1の動作を示している。 ステップA01:システム立上げ後、会議端末3は、処理
要求コマンド格納手段31に格納されている複数の処理
要求コマンド格納ファイルから1個のファイルを選択す
る。 ステップA02:コマンドテーブル生成手段33は、ステ
ップA01で選択したテキストファイルを読込み、コマン
ドテーブル32を作成し、会議端末3の内部に保持す
る。 ステップA03:コマンド選択手段34から処理要求が発
生するまで待つ。 ステップA04:処理要求が発生したら、コマンド選択手
段34を使用して、コマンド名を取得する。 ステップA05:処理要求生成手段35は、ステップA04
で取得したコマンド名を基に、コマンドテーブル32を
検索して起動コードを取得する。
【0013】ステップA06:処理要求生成手段35は、
ステップA04で取得した起動コードと自会議端末3の端
末番号から構成する処理要求フレームを作成する。 ステップA07:送信手段36は、ステップA06で作成し
た処理要求フレームを会議装置1に送信する。 ステップB01:会議装置1の受信手段11は、会議端末
3からの処理要求フレームを受信し、優先権制御手段1
2に渡す。 ステップB02:優先権制御手段12は、ステップB01で
受信した処理要求フレームからチェックコードを取得す
る。 ステップB03:更に、優先権制御手段12は、状態管理
テーブル13からシステム状態を示すパーミッションコ
ードを取得する。 ステップB04:次に、優先権制御手段12は、ステップ
B02で取得したチェックコードとステップB03で取得し
たパーミッションコードとの論理積の計算を行う。 ステップB05:ステップB04での計算結果が「0」でなけ
れば受付け不可とみなし、処理要求を破棄し、ステップ
B01の処理要求フレーム受信待ちに遷移する。また、ス
テップB04での計算結果が「0」である場合は処理要求を
受付け可能とみなし、ステップB06に遷移する。
【0014】 ステップB06:優先権制御手段12は、ステップB0
1で受信した処理要求フレームから端末番号を取得す
る。 ステップB07:更に、優先権制御手段12は、ステッ
プB01で受信した処理要求フレームからパーミッショ
ンコードを取得する。 ステップB08:次に、優先権制御手段12は、状態管
理テーブル13内の、ステップB06で取得した端末番
号に対応するパーミッションードを、ステップB07で
取得したパーミッションコードで更新する。 ステップB09:次に、優先権制御手段12は、状態管
理テーブル13内に保持する全会議端末3のパーミッシ
ョンコードの論理和を計算する。 ステップB10:次に、優先権制御手段12は、状態管
理テーブル13内のシステムのパーミッションコード
を、ステップB09が計算したパーミッションコードで
更新し、ステップB12に進む。
【0015】ステップB12:優先権制御手段12は、ス
テップB01で受信したコマンドコードと端末番号および
ステップB10の更新されたパーミッションコードを使用
して処理許可フレームを作成し、同報送信手段14に渡
す。 ステップB13:同報送信手段14は、ステップB12で受
け取った処理許可フレームを、全会議端末3に同報送信
する。 ステップA08:会議端末3の受信手段37は、会議装置
1からの処理許可フレームを受信する。 ステップA09:会議端末3の処理要求受付手段38は、
ステップA08で受信した処理許可フレームから端末番号
を取得する。 ステップA10:処理要求受付手段38は、ステップA09
で取得した端末番号が自会議端末3の端末番号に一致す
るか否かをチェックし、一致すれば、自会議端末3の処
理要求が受付けられたものとみなし、ステップA13に遷
移する。また、一致しなければ、他会議端末3の処理要
求が受付けられたものとみなし、ステップA11に遷移す
る。
【0016】ステップA11:会議端末3の処理要求受付
手段38は、ステップA08で受信した処理許可フレーム
から起動コードを取得する。 ステップA12:次に、処理要求受付手段38は、ステッ
プA11で受信した起動コードを基にコマンドテーブルを
検索して、コマンド名を取得する。 ステップA13:会議端末3のコマンド実行手段39は、
自会議端末3の処理要求が受付けられた場合はステップ
A04で取得したコマンド名を、また、他会議端末3の処
理要求が受付けられた場合はステップA12で取得したコ
マンド名を用いて、コマンドを起動する。 なお、ステップA13で起動した処理が終了した場合、コ
マンド実行手段39が「処理終了」の処理要求を処理要求
生成手段35を経由して会議装置1に送信することによ
り、システム状態が処理要求待ちに戻る。この一連の処
理を繰り返すことにより、多地点通信会議システムにお
ける各種の処理を実施可能である。
【0017】上記実施例によれば、前述の、議長の指名
により発表を許可する形態の会議に通信会議システムを
使用する場合には描画できる会議端末は1台に制限し、
ブレーンストーミングに通信会議システムを使用する場
合には複数の会議端末が同時に描画できるようにすると
いったような、システムの操作権獲得アルゴリズムの変
更が、会議端末が内部に保持するコマンドテーブルの内
容を通信会議の開始前に、前以って変更しておくことに
より、処理要求のある会議端末が当該コマンドテーブル
を使用して処理要求フレームを生成することで、容易に
システムの操作権獲得アルゴリズムを変更可能であり、
マンマシンインタフェースの向上が可能になる。なお、
上記実施例は本発明の一例を示したものであり、本発明
はこれに限定されるべきものではないことは言うまでも
ないことである。
【発明の効果】以上、詳細に説明した如く、本発明によ
れば、前述の、本出願人が先に提案した技術を更に改良
した、通信会議システムの用途により、システムの操作
権獲得アルゴリズムを容易に変更可能とした多地点通信
会議システムを実現できるという顕著な効果を奏するも
のである。
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る通信会議システムの構
成を示すブロック図である。
【図2】本出願人が先に提案した通信会議システムのブ
ロック構成図である。
【図3】起動コードの構成を示す図である。
【図4】チェックコードおよびパーミッションコードの
構成を示す図である。
【図5】各種処理に対応するチェックコードおよびパー
ミッションコードの設定例を示す図である。
【図6】処理要求フレーム,処理許可フレームの構成を
示す図である。
【図7】状態管理テーブルの構成例を示す図である。
【図8】処理要求コマンド格納ファイルの構成例を示す
図である。
【図9】実施例の動作フロー図の一部である。
【図10】実施例の動作フロー図の他の一部である。
【符号の説明】
1:会議装置、2:通信網、3:会議端末(#1〜#
N)、11:受信手段、12:優先権制御手段、13:
状態管理テーブル、14:同報送信手段、21:コマン
ドコード、22:チェックコード、23:パーミッショ
ンコード、31:処理要求コマンド格納手段、32:コ
マンドテーブル、33:コマンドテーブル生成手段、3
4:コマンド選択手段、35:処理要求生成手段、3
6:送信手段、37:受信手段、38:処理要求受付け
手段、39:コマンド実行手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声情報の加算,画像情報の分配を行う
    一つの会議装置と複数の会議端末とが通信手段を介して
    接続され、前記複数の会議端末中の処理要求のある会議
    端末は処理要求フレームを前記会議装置に送信し、会議
    装置は前記処理要求を受付け可能か否かを判断して、受
    付け可能であれば全会議端末に処理許可フレームを同報
    送信し、各会議端末は該処理許可フレームの内容を基に
    当該処理を起動する如く構成された多地点通信会議シス
    テムにおいて、前記各会議端末は、 処理要求時に、コマンドを識別するためのコマンドコ
    ード,現システム状態でコマンドを起動可能か否かを判
    断するためのチェックコードおよびコマンド実行中の状
    態を設定するパーミッションコードから構成される起動
    コードと、コマンド名のセットから構成されるテキスト
    形式のファイルを複数個格納する処理要求コマンド格納
    手段 前記起動コードとコマンド名のセットから構成される
    コマンドテーブル 前記処理要求コマンド格納手段から1個のテキスト形
    式のファイルを読込んで前記コマンドテーブルを生成す
    るコマンドテーブル生成手段 処理要求時、オペレータ操作により1個のコマンド名
    を取得するコマンド選択手段 前記コマンド選択手段から受領したコマンド名を基
    に、前記コマンドテーブルを検索して該当する起動コー
    ドを取得し、前記処理要求フレームを生成する処理要求
    生成手段 前記会議装置から受信した処理許可フレームから起動
    コードを取出し、該起動コードを基に前記コマンドテー
    ブルを検索して該当するコマンド名を取得する処理要求
    受付手段 該処理要求受付手段から受領したコマンド名を使用し
    てコマンドを起動するコマンド実行手段 を備え、通信会議の開始前に、各会議端末が、前記処理
    要求コマンド格納手段に予め登録されているテキスト形
    式のファイルを1個読込むことにより共通の前記コマン
    ドテーブルを作成しておき、処理要求のある会議端末が
    当該コマンドテーブルを使用して前記処理要求フレーム
    を生成する如く構成したことを特徴とする多地点通信会
    議システム。
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