JP2768297B2 - データ転送方法とその装置 - Google Patents

データ転送方法とその装置

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  • Error Detection And Correction (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ転送システムに
関し、特に、BーISDNにおけるATM通信システム
に対応したデータ転送方式の受信方法と受信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のデータ転送方式では、図5に示す
ように、受信部において、誤りビット数を誤り検出回路
8により検出し、その誤りビット数を基に最適な誤り訂
正符号化手段を選択して受信部の誤り訂正回路群7を制
御するとともに、前記の誤り訂正符号化手段の選択情報
を送信部にも通知し、受信部と対応して誤り訂正符号化
回路群6を制御している(特開平3ー159421公
報)。
【0003】また、図6に示すように、受信部において
データの誤りを誤り検出回路11により検出したとき
に、再送要求を再送要求出力回路12から出力し、送信
部に送信する。次に、送信部と、受信部との双方におい
て前記再送要求の回数を計数回路10T、10Rにより
計数し、その計数結果を基に、送信部の誤り訂正符号化
回路群9と受信部の誤り訂正回路群13をそれぞれ対応
させながら制御している(特開平1ー119135号、
特開平ー119136号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】BーISDNにおける
ATMネットワークでは、ネットワーク内の誤り率や輻
輳の状態を、ITU−T勧告I.610で規定される運
用管理保守(OAM;Operation And Maintenance) 機
能から得られる情報に代表されるようなネットワーク管
理情報を基に、伝送装置の送信部が認識することができ
るようになっている。
【0005】このような場合、ネットワークの状態によ
り、輻輳状態でないと判断されると誤り訂正符号化を行
わずにデータを伝送し、誤り訂正符号化時に生ずる冗長
ビットおよび伝送遅延を回避することにより、伝送効率
や伝送速度を上げ、逆に、輻輳や誤り率が多くなってき
た場合、その程度に応じてビット誤りに対応する誤り訂
正符号化のみを行うか、または、セルロスにも対応でき
る強力な誤り訂正符号化を伝送効率を犠牲にしてまでも
実行するかなど、伝送するデータ内容や、そのデータを
使用するサービス形態に合わせて、最適な制御を送信部
に実行させ、受信部は送信部に従属する構成で動作する
ことが可能になってくる。
【0006】上記のデータ転送方式を考えると、図5、
図6に示す従来技術のように受信部で伝送品質を監視
し、受信部において送信部の誤り訂正符号化手段を制御
する方法では対応できない。さらに、従来技術では、片
方向通信においては、受信部の制御情報が伝送できない
ため、適用できないという問題点があった。
【0007】本発明の目的は、送信側が伝送路状況に対
応して任意のデータを誤り訂正符号化したデータと、誤
り訂正符号化しないデータとを随時送出し、それらの判
定情報にしたがって受信側が独自で復号化できるデータ
転送方法とその装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ転送方法
は、送信側が任意のデータについて冗長ビットを伴う誤
り訂正符号化を行なったか、誤り訂正符号化を行わない
符号化とを行ったかによって、誤り訂正符号化が行われ
たフレームかどうかの判定情報をフレーム毎に多重して
データを転送するデータ転送方法において、送信側が前
記判定情報に誤り訂正符号化がセルロス対策用か、ビッ
ト誤り対策用かの付加するステップと、受信側が前記判
定情報を判定して該情報を分離するステップと、前記誤
り訂正符号化フレームを誤り訂正復号化処理をして出力
し、かつ、復合化後のフレーム長情報を出力するステッ
プと、誤り訂正符号化が行われていないフレームデータ
を直前のフレームのフレーム長情報が示すフレーム長だ
け遅延制御するステップと、前記誤り訂正復号化された
データと、前記遅延制御されたデータとを時系列的に配
列して出力するステップと、前記時系列的に配列して出
力されたデータを復号化するステップとを有している。
【0009】また、前記誤り訂正復号化処理をするステ
ップが、前記判定情報に基づいてATMおよびパケット
のセルに関するセルロス対策用とビット誤り対策用とを
択一的に選択処理するものも本発明に含まれる。
【0010】本発明のデータ転送装置は送信側が任意の
データに冗長ビットを伴う誤り訂正符号化を行なった
、誤り訂正符号化を行わない符号化とを行ったかによ
って、誤り訂正符号化が行われたフレームかどうかの判
定情報をフレーム毎に多重してデータを転送するデータ
転送装置において、送信側が前記判定情報に誤り訂正符
号化がセルロス対策か、ビット誤り対策かの符号を付加
する手段と、受信側が前記判定情報を判定して該情報を
分離する手段と、前記誤り訂正符号化フレームを誤り訂
正復号化処理をして出力し、かつ、復号化後のフレーム
長情報を出力する手段と、誤り訂正符号化が行われてい
ないフレームデータを直前のフレームのフレーム長情報
が示すフレーム長だけ遅延制御する手段と、前記誤り訂
正復号化されたデータと、前記遅延制御されたデータと
を時系列的に配列して出力する手段と、前記時系列的に
配列して出力されたデータを復号化する手段とを有す
る。
【0011】また、前記誤り訂正復号化処理をする手段
が、前記判定情報に基づいてATMおよびパケットのセ
ルに関するセルロス対策用とビット誤り対策用とを択一
的に選択処理するものも本発明に含まれる。
【0012】さらに、前記誤り訂正復号化処理をする手
段が、セルロス対策用誤り訂正復号化部と、ビット誤り
訂正復号化部と、前記判定情報からセルロス対策用誤り
訂正復号化部の出力とビット誤り訂正復号化部の出力か
を選択して出力する選択手段とを有するものも本発明の
1実施態様である。
【0013】
【作用】受信側で、受信したフレームが誤り訂正符号化
されているかどうかを判定情報から認識して、誤り訂正
符号化されているフレームを誤り訂正復号化し、誤り訂
正符号化されていないフレームはそのままにし、かつ、
直前のフレームの復号化後のフレーム長だけ遅延制御の
上時系列に配列して出力し、その後符号化データを送信
時の原データに復号することにより、送信側で任意に行
った誤り訂正符号化に対して受信側として独自で対応し
て完全な復号化を実施することができる。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0015】図1は本発明のデータ転送方法のフローチ
ャートである。
【0016】このデータ転送方法は送信側において伝送
路の輻輳状況により任意のデータを誤り訂正符号化をし
てフレームに誤り訂正符号化をしたか否かの判別情報を
多重化して送出する。受信側は、このデータフレームを
入力すると(ステップ31)、入力されたフレームが誤
り訂正符号化されたデータのフレームかどうかを判別情
報によって判別し(ステップ32)、誤り訂正符号化デ
ータと判別すると誤り訂正復号化処理をして出力し、併
せて処理後のフレーム長を出力する(ステップ33)。
また、誤り訂正符号化されていないデータのフレームと
判定すると(ステップ32)、遅延制御へ転送する(ス
テップ34)。遅延制御により直前のフレームの誤り訂
正復号化フレーム長だけ遅延制御された誤り訂正符号化
されていないフレームは直前の誤り訂正復号化処理され
たフレームの後に時系列配列して出力され(ステップ3
6)、データ復号化される(ステップ37)。
【0017】図2は本発明のデータ転送装置の一実施例
の受信部のブロック図である。
【0018】この受信部は、受信したデータフレームに
多重化されている、誤り訂正符号化が行われたかどうか
を示す判定情報HF、HEにより、誤り訂正符号化された
フレームと誤り訂正符号化されていないフレームとに分
離するフレーム分離部1と、誤り訂正符号化されている
フレームを誤り訂正復号化処理する誤り訂正復号化部2
と、誤り訂正符号化されていないフレームを直前のフレ
ームの誤り訂正復号化後のフレーム長だけ遅延制御して
出力する可変遅延回路3と、誤り訂正復号化されたフレ
ームと遅延制御された誤り訂正符号化されていなかった
フレームとを時系列的に配列して出力するセレクタ4
と、その出力を原データに復号化するデータ復号化部5
を有している。
【0019】次に、本実施例の動作について説明する。
【0020】図3(a)は本発明のデータ転送装置に使
用されるデータフレームの構成を示す図、図3(b)は
フレーム内の各信号の変化のタイムシーケンスである。
【0021】このデータ転送装置では、送信側におい
て、可変長の符号化データに予め定められている、図3
(a)に示す判定情報(HF、HE)を多重したフレーム
を送出する。そのヘッダ部にはフレーム同期を確立する
ためのユニークワード情報等が含まれ、HF、HEが判定
情報であり、冗長ビット部は誤り訂正符号化時に付加さ
れる。判定情報HF、HEは、ネットワーク内の輻輳およ
びビットエラーレートの状態に応じて次のような値に設
定される。
【0022】 輻輳によるセルロスに対応するための
誤り訂正符号化を行ったフレームに対してはHFをハイ
レベル ”H”、HEをローレベル ”L”とする。
【0023】 ビットエラーに対応するための誤り訂
正符号化を行ったフレームに対してはHFを ”L”、
Eを ”H”とする。
【0024】 誤り訂正符号化を行っていないフレー
ムに対してはHF、HEともに”L”とする。
【0025】上記のフレーム構成のデータがフレーム分
離部1に入力されると、フレーム同期が確立されその
後、ヘッダ部、判定情報(HF、HE),符号化データと
冗長ビット部にそれぞれ分離される。
【0026】さらに、ヘッダ部の情報は削除され、判定
情報(HF,HE)と符号化データおよび冗長ビットのみ
が別々に出力される。図3(b)に示すDATA INがフレ
ーム分離部1の入力データとなり、aが符号化データと
冗長ビット、HF、HEが判定情報を表す。ここで、同図
のaのD1、D2、ーーーは、符号化データを示し、”
冗”は誤り訂正符号化時に付加された冗長ビットを示
す。したがって、誤り訂正符号化が行われなかったフレ
ームに含まれる符号化データには冗長ビットは付加され
ない(D2、D3がそれに該当する)。
【0027】また図3(b)に示す単位時間Tは誤り訂
正復を行うのに要する最大時間であり、Tn(n=1,
2,−−−,9)はTを単位とするタイムシーケンスで
ある。
【0028】図3(b)のaに示す符号化データと判定
情報HF、HEが図2に示す誤り訂正復号化部2と可変遅
延回路3に入力される。
【0029】誤り訂正復号化部2は、セルロス対策用誤
り訂正復号化部21とビット誤り訂正用誤り訂正復号化
部22とこれら両誤り訂正復号化部21、22の出力を
択一的に導出するセレクタ23とからなる。
【0030】セルロス対策用誤り訂正復号化部21はセ
ルロスを復元可能な強力な誤り訂正復号化処理を行い、
復号化出力bFを導出すると共に、復号化後のデータ長
を示すデータ長信号SFをも生成出力する(この誤り訂
正復号化部はHFが ”H”かつHEが ”L”のとき動
作する)。
【0031】ビット誤り対策用誤り訂正復号化部22
は、ビットエラーの検出訂正をする誤り訂正復号化処理
を行い、復号化出力bEを導出すると共に、復号化後の
データ長を示すデータ長信号SEをも生成して出力する
(この誤り訂正復号化部22はHF”L”でHEが”H”
の時動作する)。
【0032】セレクタはこれら2つの誤り訂正復号化部
21、22の復号化出力bF、bEおよびデ−タ長信号S
F、SEをそれぞれ択一的に導出する。この場合のセレク
タの制御信号としては、入力される判定情報HF、HE
用いれば良いので図2の例ではHEを用いている。
【0033】誤り訂正復号化部2に入力された符号化デ
ータに対して、同時に入力される判定情報HF、HEを基
に、誤り訂正復号化を実施することになった符号化デー
タ(図3(b)に示すD1、D4、D5)にのみビットエ
ラーやセルロス対策のための誤り訂正復号化が行われ
る。ここでの誤り訂正復号化方法としては、勧告ITU
−T勧告I.363で規定されているRS(128、1
24)リードソロモン復号とインタリーブを組合せたも
のが考えられる。ただし、図3(a),と図3(b)の
aに示すように、各符号化データは可変長となってい
る。このような可変長データに対してリードソロモン符
号等の誤り訂正復号化を行うためには必要な長さの固定
長データを仮定して、実際の可変長データとの差に対応
する部分にはオール0データがあるものとして、誤り訂
正復号化を行えばよい。
【0034】さらに、誤り訂正復号化部2は、誤り訂正
復号化後の有効データ期間を示すデータ長SF、SEから
選出されたデータ長信号Sが出力される。
【0035】図3(b)のb(復号化出力bF、bEから
選出された復号化出力)に誤り訂正復号化後の出力デー
タを示し、同図のSが有効データ期間を示すデータ長信
号Sの例である(図3(b)の例では、信号Sが”H”
のとき有効データを示すことになる)。図3(b)の
b、Sは図2に示すb、Sに対応しておりその時点での
出力信号を示したものである。
【0036】一方、可変遅延回路3に入力された符号化
データは、同時に入力される判定情報HF、HEを基に、
誤り訂正復号化を実施しないことになった符号化データ
(図3(b)のaのD2、D3、D7)に対してのみ可変
遅延処理を実施する。
【0037】可変遅延制御としては、図3(b)のD2
のように、前データが誤り訂正復号化を実施すると判定
されたと仮定する(図3(b)のD1に相当する)と、
誤り訂正復号化部2から出力される有効データ期間を示
すデータ長信号Sを基に、誤り訂正復号化部2において
誤り訂正復号化が終了しデータを出力し終ったと同時に
可変遅延回路3が、入力された符号化データの出力を開
始するものとする。図3(b)のcに遅延されて出力さ
れたデータ例を示す。同図cは図2にしめすcに対応し
ており、その時点での出力信号を示したものである。
【0038】図3(b)のD1、D2の例では、D1は誤
り訂正復号化を実施されたものであり、同図のbの時点
で単位時間Tだけ遅延している。しかし、D2について
は、上記の可変遅延処理により、遅延量としてはD1
有効データ長分だけとなり、D1に付加されている冗長
ビット分だけ遅延を少なくでき、遅延量を単位時間Tよ
り少なくすることが可能となる。同様の場合で、D5
6の例では、D1に比べてD5の方がデータ長が短いた
め、D6の遅延量はD2に比べてさらに小さくなる。さら
に、D2、D3およびD6、D7のように誤り訂正復号化を
実施されていないフレームが連続したり、符号化データ
が無い期間があれば遅延は0となる(遅延回路はスルー
状態となる)。
【0039】図4はこの可変遅延回路3の上述の処理動
作をまとめて示したフローチャートである。ステップ1
01によってデータが入力されると、同時に入力される
判定情報HF、HEを基に誤り訂正復号化の実施の有無が
判定される(ステップ102)。判定情報HF、HEのい
ずれかが”H”を示していれば誤り訂正復号化が実施さ
れるので、この可変遅延回路3はこの入力データを無視
する(ステップ103)。ステップ102でHF、HE
に”L”で誤り訂正復号化不要と判定されるとデータ長
を示す信号Sの状態が調べられ(ステップ104)、こ
の信号Sが”H”の間入力データはバッファ等に保持さ
れ(ステップ105)、信号が”L”になるまで保持さ
れることにより、図3(b)に示す遅延時間が適宜制御
される。信号Sが”L”になった時点で保持データは可
変遅延回路3の出力として導出され(ステップ10
6)、次の入力データについてステップ104、107
の処理が繰返される。入力データがなければ入力データ
待ちとなる(ステップ108)。
【0040】セレクタ4では、誤り訂正復号化部2から
の出力データ(図2または図3(b)のb)か、誤り訂
正復号化を行っていない可変遅延回路3からの出力デー
タ(図2または図3(b)のc)のいずれかを、誤り訂
正復号化部2より出力される誤り訂正復号化を実施した
有効データ期間を示す信号S(図2または図3(b)の
Sを基に選択して出力する。
【0041】図3(b)の例で説明すると、信号Sが”
H”となった時は、誤り訂正復号化部2からの出力bを
選択して出力する。図3(b)のdにセレクタ4から出
力されるデータの例を示す。同図のdは図1に示すdに
対応しており、その時点での出力信号を示したものであ
る。
【0042】最後にデータ復号化部5は、セレクタ4か
らの出力データを復号化し、元のデータに復元した後、
出力端子DATA OUTに出力する。
【0043】以上に述べた処理により、図3(b)のD
2、D3、D6のように、誤り訂正復符号化を行わないと
判断された場合には、冗長ビットを必要とせず、かつ、
遅延を0もしくはできる限り少なくして伝送することが
可能となる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、伝送路の
輻輳状態やビットエラー対策として送信側で任意に誤り
訂正符号化し、あるいは誤り訂正符号化をしないで送出
されたデータフレームを、受信側で判定情報によって誤
り訂正符号化の有無を判定し、誤り訂正符号化されたフ
レームを誤り訂正復号化処理し、誤り訂正符号化されて
いないフレームとを時系列的に導出して復号化すること
により受信側が送信側に連絡することなく独自に受信処
理可能となり、転送速度の高速化と、片方向通信におけ
る誤り訂正復号化を実現でき、データ転送の効率化が図
れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ転送方法の一実施例のフローチ
ャートである。
【図2】本発明のデータ転送装置の一実施例の受信側装
置のブロック図である。
【図3】(a)は本発明のデータ転送装置に使用される
データフレームの構成を示す図、(b)はフレーム内各
信号の変化のタイムシーケンスを示す図である。
【図4】図2に示す可変遅延回路3の動作のフローチャ
ートである。
【図5】従来のデータ転送システムの誤り訂正符号化復
号化の第一の例の説明図である。
【図6】従来のデータ転送システムの誤り訂正復号化の
第2の例の説明図である。
【符号の説明】
1 フレーム分離部 2 誤り訂正復号化部 3 可変遅延回路 4 セレクタ 5 データ復号化部 21 セルロス対策用誤り訂正復号化部 22 ビット誤り対策用誤り訂正復符号化部 23 セレクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 11/20 D H04L 11/20 Z H04L 1/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側が任意のデータに冗長ビットを伴
    う誤り訂正符号化を行ったか、誤り訂正符号化を行わな
    い符号化行ったかによって、誤り訂正符号化が行われ
    たフレームかどうかのフレーム毎の判定情報を多重化し
    てデータを転送するデータ転送方法において、 送信側が前記判定情報に誤り訂正符号化がセルロス対策
    用か、ビット誤り対策用かの符号を付加するステップ
    と、 受信側が前記判定情報を判定して、該情報を分離するす
    るステップと、 前記誤り訂正符号化フレームを誤り訂正復号化処理を
    、復号化後のフレーム長情報と共に出力するステップ
    と、 誤り訂正符号化が行われていないフレームデータを直前
    誤り訂正符号化されたフレームのフレーム長情報が示
    すフレーム長だけ遅延制御するステップと、 前記誤り訂正復号化されたデータと、前記遅延制御され
    たデータとを時系列的に配列して出力するステップと、 時系列的に配列して出力されたデータを復号化するステ
    ップとを有することを特徴とするデータ転送方法。
  2. 【請求項2】 前記誤り訂正復号化処理をするステップ
    が、前記判定情報に基づいてATMおよびパケットのセ
    ルに関するセルロス対策用とビット誤り対策用とを択一
    的に選択処理する請求項1記載のデータ転送方法。
  3. 【請求項3】 送信側が任意のデータに冗長ビッテを伴
    う誤り訂正符号化を行ったか、誤り訂正符号化を行わな
    い符号化行ったかによって、誤り訂正符号化が行われ
    たフレームかどうかのフレーム毎の判定情報を多重して
    データを転送するデータ転送装置において、 送信側が前記判定情報に誤り訂正符号化がセルロス対策
    用か、ビット誤り対策用かの符号を付加する手段と、 受信側が前記判定情報を判定して、該情報を分離する手
    段と、 前記誤り訂正符号化フレームを誤り訂正復号化処理を
    、復号化後のフレーム長情報と共に出力する手段と、 誤り訂正符号化が行われていないフレームデータを直前
    誤り訂正符号化されたフレームのフレーム長情報が示
    すフレーム長だけ遅延制御する手段と、 前記誤り訂正復号化されたデータと、前記遅延制御され
    たデータとを時系列的に配列して出力する手段と、 時系列的に配列して出力されたデータを復号化する手段
    とを有することを特徴とするデータ転送装置。
  4. 【請求項4】 前記誤り訂正復号化処理をする手段が、
    前記判定情報に基づいてATMおよびパケットのセルに
    関するセルロス対策用とビット誤り対策用とを択一的に
    選択処理する請求項1記載のデータ転送装置。
  5. 【請求項5】 前記誤り訂正復号化処理をする手段が、
    セルロス対策用誤り訂正復号化部と、ビット誤り訂正復
    号化部と、前記判定情報からセルロス対策用誤り訂正復
    号化部の出力とビット誤り訂正復号化部の出力かを選択
    して出力する選択手段とを有する請求項3記載のデータ
    転送装置。
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