JP2768285B2 - 鋼管・コンクリート複合構造橋脚 - Google Patents

鋼管・コンクリート複合構造橋脚

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば高橋脚に適用さ
れる鋼管・コンクリート複合構造橋脚に関する。
【0002】
【従来の技術】橋脚を構築するには、従来一般に、基礎
上に配筋される主筋に横筋を組み合わせて鉄筋を施工
し、これの外周に型枠を配置し、コンクリートを打設す
る方法が取られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の施工方法では比較的高さが低い橋脚などには適合する
が、高橋脚の施工に適用した場合には、強度を確保する
上で多数の主筋や横方向の鉄筋や隅角部のハンチ筋、あ
るいは組立て用鉄筋などが輻湊し、配筋作業、特に高橋
脚を構築する場合には荷重が大きくなることから主筋が
多数配列されるが、そのときの横鉄筋の組立作業は困難
さを増すとともに、型枠材やセパレータの組立およびそ
の解体撤去、作業足場などの組立や解体撤去などの作業
工数が膨大となり、多人数の熟練労務者を必要とするた
め、短期急速施工の点においても著しく不利であり、建
設コストも極めて高いものとなっていた。型枠の解体作
業を省略するためにプレキャスト型枠等の埋殺し型枠を
用いることもあるが、型枠の組立、継ぎ目処理などの手
間は除去されない。
【0004】本発明は、上述した事情を考慮してなされ
たもので、十分な曲げ強度およびせん断強度を確保しつ
つ、施工能率を改善して急速施工が可能な鋼管・コンク
リート複合構造橋脚を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の鋼管・コンクリート複合構造橋脚は請求項
1に記載したように、基礎上に立設された所定の中空鋼
管と、当該中空鋼管の外周囲を一体化するコンクリート
とにより脚躯体を構成し、前記中空鋼管は、該中空鋼管
の内部に設置されたタワークレーンによって立設された
ものである。また、本発明の鋼管・コンクリート複合構
造橋脚は、前記中空鋼管の外周囲を包囲した状態で構造
断面の表面側に沿って巻回されたPCストランドを備え
たものである。
【0006】また、本発明の鋼管・コンクリート複合構
造橋脚は、前記中空鋼管を、予め分割されたセグメント
前記タワークレーンを用いて高さ方向及び周方向に接
合して構成したものである。また、本発明の鋼管・コン
クリート複合構造橋脚は、前記中空鋼管を、前記タワー
クレーンに昇降自在に取り付けられた作業足場を利用し
て前記セグメントの接合を行って構成したものである。
また、本発明の鋼管・コンクリート複合構造橋脚は、
記中空鋼管を単一としたものである。
【0007】
【作用】本発明の鋼管・コンクリート複合構造橋脚にお
いては、まず、タワークレーンを用いて中空鋼管の先行
建込みを行い、次いで、配筋作業を行う。ここで、タワ
ークレーンは、中空鋼管の内部に設置する。このように
すると、該タワークレーンだけでかなりの領域をカバー
することができ、クレーンの設置台数を少なくすること
ができる。 なお、中空鋼管に曲げ耐力を負担させること
ができるので、施工すべき縦筋の量は、従来に比べてか
なり少なくて済む。同様に、中空鋼管にせん断耐力を負
担させることができるので、横筋の量も少なくて済む。
【0008】ここで、前記中空鋼管の外周囲を包囲した
状態で構造断面の表面側に沿って巻回されたPCストラ
ンドを備えたならば、横筋としてPCストランドを用い
ることとなり、これを巻き付け機によって効率よく施工
していくことができるので、上述した急速施工能力はさ
らに向上する。
【0009】また、前記中空鋼管を、予め分割されたセ
グメントを前記タワークレーンを用いて高さ方向及び周
方向に接合して構成したならば、各セグメントを溶接や
高力ボルト接合によって現場で容易に接合していくこと
ができるので、かかる工程での工期は、従来よりもかな
り短縮される。さらに、前記中空鋼管を、前記タワーク
レーンに昇降自在に取り付けられた作業足場を利用して
前記セグメントの接合を行って構成したならば、中空鋼
管のセグメントの接合を安全確実に行うことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の鋼管・コンクリート複合構造
橋脚の実施例について、添付図面を参照して説明する。
【0011】図1(a)、(b)は、本発明に係る鋼管・コン
クリート複合構造の高橋脚を示したものである。同図で
わかるように、本発明の鋼管・コンクリート複合構造橋
脚は、基礎1の上部に中空鋼管2を立設し、当該中空鋼
管2の周囲をコンクリートで被覆して躯体3を構成して
あり、当該躯体3は、基礎1から立ち上がる下部躯体3
aと、構造の主要部分を占める中間躯体3bと、橋桁4
に隣接する上部躯体3cとに区分けされる。
【0012】下部躯体3aにおいては、中空鋼管2と基
礎1との一体性を高めるため、当該中空鋼管2内部にも
コンクリート21を打設しておくのがよい。同様に、上
部躯体3cにおいては、中空鋼管2と橋桁4との一体性
を高めるため、中空鋼管2の上部内側に予め蓋等(図示
せず)を設けておき、当該蓋の上方にコンクリートを充
填するのがよい。
【0013】図2は、図1のA―A線に沿う水平断面図
である。上述したように、躯体3は、ほぼ円形の中空鋼
管2の周囲にコンクリート31を被覆して構成してある
が、さらに、当該コンクリート31の表面近傍には、縦
筋5aおよび横筋としてのPCストランド5bからなる
鉄筋5を配筋してある。
【0014】ここで、中空鋼管2は、例えば径が数m、
厚みが10数mm程度のものを使用するが、径や肉厚に
応じて所定の大きさのセグメントに予め分割しておき、
これらを溶接や高力ボルト接合によって現場で接合して
いくのがよい。かかるセグメントは、高さ方向に継いで
いく輪切り状のものでもよいし、当該輪切り状のものを
さらに周方向に分割したパネル状のものでもよい。
【0015】PCストランド5bは、例えば10mm程
度の径のものを縦筋5aの回りに数百mmピッチで巻き
付けるのがよい。かかるPCストランド5bを巻き付け
ることにより、コンクリートの側方を拘束して当該コン
クリートの圧縮強度を向上させるとともに、コンクリー
トのひび割れ、肌落ちあるいは剥落を防止し、破壊に至
るまでの靱性を大きくして耐震性を向上させることがで
きる。
【0016】図3は、本実施例の鋼管・コンクリート複
合構造橋脚を構築している様子を示したものである。同
図でわかるように、本実施例の橋脚を構築するには、ま
ず、基礎1上に中空鋼管2を立設し、当該中空鋼管2の
下部内側にコンクリート21を打設するとともに、通常
の型枠などを用いて中空鋼管2の周囲にコンクリートを
打設し、基礎1に一体化された下部躯体3aを構築す
る。
【0017】次に、コンクリート21の上にタワークレ
ーン7を設置し、当該タワークレーンを用いて中空鋼管
のパネル状セグメントを所定位置に建て込み、溶接等に
よって順次接合する。建て込みが終わった中空鋼管2に
は、鉄筋5bを所定位置において固定するための鉄筋保
持金具12を溶接等で取り付ける。かかる鉄筋保持金具
12は、予め中空鋼管2のセグメントに固着しておいて
もよい。
【0018】セグメント同士の接合あるいは鉄筋保持金
具12の取付けにあたっては、タワークレーンに昇降自
在に取り付けた作業足場42を利用して行うのがよい。
【0019】次に、中空鋼管2を所定高さまで組み上げ
た後、その上端にブラケット9を固着し、PC鋼線等で
形成したワイヤー41を介して滑動型枠装置8を吊り下
げる。滑動型枠装置8には、センターホールジャッキ等
の油圧ジャッキ(図示せず)を備えてあり、ワイヤー4
1を反力として装置全体を上昇させることができるよう
になっている。
【0020】次に、縦筋5aを吊り込んで鉄筋保持金具
12に位置決めするとともに、機械継手、圧接等によっ
て先行施工された縦筋に連結する。縦筋5aの吊込みに
あたっては、ある程度地上で先組しておくのがよい。
【0021】一方、縦筋5aの建込みが終了したところ
から、図4に示すように、滑動型枠装置8の作業足場1
0に設置された鋼線リールスタンド13からPCストラ
ンド5bを繰り出し、これを自動巻き付け機14によっ
て縦筋5aに所定のピッチで螺旋状に巻き付けていく。
鋼線リールスタンド13は、PCストランド5bを繰り
出しながら作業足場10に設けたレール上を走行し、中
空鋼管2の回りを周回できるようになっている。
【0022】次に、上述したジャッキを作動させて滑動
型枠装置8を上昇させつつ、当該滑動型枠装置8に設け
た型枠11と中空鋼管2との間にコンクリートを打設
し、躯体3を連続施工する。
【0023】ここで、中空鋼管2は、その周囲のコンク
リートを形成するための滑動型枠装置8を吊下げ支持す
るための反力体として機能するとともに、鉄筋5aを保
持するための鉄筋保持金具12を取り付けるための部材
として機能するため、当該中空鋼管2は、コンクリート
施工に先行して組み上げていき、ブラケット9も適宜盛
り替える。
【0024】また、橋脚断面形状に合わせてほぼ円形に
形成した腹起材を型枠11の背面に取り付けておき、当
該腹起材によってコンクリートの圧力を支持するように
構成しておくのがよい。
【0025】かかる手順を繰り返して所定高さの躯体3
を構築する。
【0026】以上説明したように、本実施例の鋼管・コ
ンクリート複合構造橋脚によれば、所定の中空鋼管とコ
ンクリートとの合成構造としたので、通常の鉄筋コンク
リート構造であれば縦筋が負担すべき曲げ荷重を、当該
鉄筋に代えて中空鋼管に負担させることが可能となり、
縦筋の配筋量を大幅に低減することができる。一方、縦
筋に代わる中空鋼管の建込みは、煩雑な配筋作業とは異
なり、所定のセグメントを溶接あるいは高力ボルト接合
で相互に連結していくだけでよい。
【0027】そのため、本実施例の鋼管・コンクリート
複合構造橋脚は、滑動型枠等を用いた連続コンクリート
打設に適した構造、あるいは施工の省力化および自動化
を適用しやすい構造となり、かくして、従来に比べて大
幅に施工工期を短縮することができる。
【0028】特に、中空鋼管およびそれを取り囲むコン
クリートの断面形状を単純な形状とするとともに、フー
プ筋をPCストランドとし、当該PCストランドを自動
巻き付け機を用いて施工するようにすれば、その急速施
工能力はさらに向上する。
【0029】また、中空鋼管の内部にタワークレーンを
設置すれば、当該タワークレーン1台の作業半径でかな
りの領域をカバーすることが可能となり、従来のよう
に、2台、3台と設置する必要がなくなる。さらに、当
該タワークレーンに昇降自在に作業足場を取り付けれ
ば、中空鋼管のセグメントの接合や、滑動型枠装置を吊
持するためのブラケットの取付けあるいは取り外しを安
全確実に行うことが可能となる。
【0030】また、通常の鉄筋コンクリート構造であれ
ば、横筋(フープ筋)を用いてせん断補強を行うが、本
実施例では、せん断力のかなりの割合を中空鋼管に負担
させることができるので、横筋としてのPCストランド
の量を低減することが可能となり、経済性の高い構造と
なる。
【0031】また、このようなせん断耐力の高さによ
り、耐震性が向上するとともに、高強度コンクリートを
用いることによって部材断面の縮小も図ることができ
る。
【0032】また、中空鋼管をコンクリートで被覆する
ようにしたので、鋼部材の最大の弱点である局部座屈の
発生を周囲のコンクリートで阻止することができるとい
う効果を奏する。さらに、中空鋼管の防錆等のメンテナ
ンスが不要になるという効果も奏する。
【0033】また、断面設計においては、中空鋼管の径
あるいは肉厚等によってさまざまな荷重条件に対処でき
るため、従来に比べて設計上のフレキシビリティが改善
される。さらに、変断面設計が容易となり、景観に配慮
した橋脚を形成することができるとともに、基礎の負担
を軽減することができる。
【0034】本実施例では、躯体3に縦筋5aを埋設す
るようにしたが、場合によっては当該主筋5aを実質的
に省略し、曲げ耐力等をすべて中空鋼管2に負担させて
もよい。かかる場合には、煩雑な縦筋の配筋作業を省い
て全体の工期をさらに短縮することができる。
【0035】また、本実施例では、橋脚の断面形状を円
形とし、それに合わせて中空鋼管も円形としたが、一方
若しくはいずれも矩形としてもよい。また、場合によっ
ては複雑な断面形状としてもよい。かかる構成の場合に
は、滑動型枠装置、PCストランドの巻き付け等におい
て施工効率が低下し、単純断面のときほど急速施工が行
いにくくなる面もあるが、煩雑な配筋作業を低減するこ
とができるという効果は、工期の短縮に十分寄与する。
【0036】また、上述の実施例では言及しなかった
が、下部躯体3aおよび上部躯体3cにおける中空鋼管
をリブ付きの中空鋼管としてもよい。
【0037】図5は、かかる中空鋼管2Bを示した断面
図である。同図でわかるように、中空鋼管2Bは、中空
円筒鋼管2の外周にスパイラル状のリブ51を設けて構
成してある。中空鋼管2Bは、例えば長手方向に沿って
複数のリブを一面に形成した圧延鋼帯をスパイラル状に
造管成型した後、鋼帯同士の継ぎ目を内外面から溶接
し、所定寸法に切断することによって形成するのがよ
い。
【0038】このような外面リブ付き鋼管は、その板厚
を6mmから22mm程度、リブのピッチを40mm以
下、リブの高さを2.5mm以上とすることが好まし
く、定着長は、中空鋼管とコンクリートとの許容付着応
力度から決定される。
【0039】かかる外面リブ付き鋼管を用いることによ
り、鋼管自体の曲げ強度を高めることができるととも
に、基礎又は橋桁との付着強度を高めることができる。
【0040】図6(a)、(b)は、それぞれ下部躯体3aの
拡大断面図を示したものである。同図でわかるように、
基礎1中に埋設される中空鋼管2Bの外周には、補強用
の縦筋61を近接して配筋するとともに、当該縦筋61
の外側に密着してスパイラル筋62を配筋してあり、さ
らに、縦筋61の上下端部において所定の定着長をもっ
た横筋63を配筋してある。
【0041】かかる構成により、外面リブ付き鋼管2B
とコンクリートとの付着強度をさらに高めるとともに、
コンクリートの割裂破壊を確実に防止することができ
る。
【0042】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に係る本発
明の鋼管・コンクリート複合構造橋脚によれば、中空鋼
管の内部に設置されたタワークレーンだけでかなりの領
域をカバーすることができるので、クレーンの設置台数
を少なくすることができる。また、中空鋼管が曲げ耐力
及びせん断耐力を負担するので、縦筋及び横筋の量が少
なくて済み、しかも中空鋼管は溶接等によって容易に接
合することができる。したがって、十分な曲げ強度およ
びせん断強度を確保しつつ、施工能率を改善して急速施
工が可能となる。また、請求項2に係る本発明の鋼管・
コンクリート複合構造橋脚によれば、PCストランドを
巻き付け機で効率よく施工していくことができるので、
急速施工能力がさらに向上するという効果も奏する。ま
た、請求項3に係る本発明の鋼管・コンクリート複合構
造橋脚によれば、各セグメントを溶接や高力ボルト接合
によって現場で容易に接合していくことができるので、
かかる工程での工期は、従来よりもかなり短縮されると
いう効果も奏する。また、請求項4に係る本発明の鋼管
・コンクリート複合構造橋脚によれば、中空鋼管のセグ
メントの接合を安全確実に行うことができるという効果
も奏する。
【0043】
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) は本実施例に係る鋼管・コンクリート複合
構造橋脚を橋軸方向から見た断面図、(b) は同じく橋軸
に直交する方向から見た側面図。
【図2】図1のA―A線に沿う水平断面図。
【図3】本実施例の鋼管・コンクリート複合構造橋脚を
構築している様子を示した図であり、(a)は断面図、(b)
は側面図。
【図4】同じく側面詳細図。
【図5】中空鋼管の変形例を、一部を断面で示した詳細
側面図。
【図6】図5に示す中空鋼管を下部躯体に適用した説明
図であり、(a) は鉛直断面図、(b) は(a) のB―B線に
沿う水平断面図。
【符号の説明】
1 基礎 2、2B 中空鋼管 3 躯体 4 橋桁 5 鉄筋 5a 縦筋 5b PCストランド 8 滑動型枠装置 9 ブラケット 12 鉄筋保持金具 31 コンクリート 51 リブ 61、62、63 補強用鉄筋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E01D 19/02 E04H 12/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基礎上に立設された所定の中空鋼管と、
    当該中空鋼管の外周囲を一体化するコンクリートとによ
    り脚躯体を構成し、前記中空鋼管は、該中空鋼管の内部
    に設置されたタワークレーンによって立設されたことを
    特徴とする鋼管・コンクリート複合構造橋脚。
  2. 【請求項2】 前記中空鋼管の外周囲を包囲した状態で
    構造断面の表面側に沿って巻回されたPCストランドを
    備えた請求項1記載の鋼管・コンクリート複合構造橋
    脚。
  3. 【請求項3】 前記中空鋼管を、予め分割されたセグメ
    ントを前記タワークレーンを用いて高さ方向及び周方向
    に接合して構成した請求項1若しくは請求項2記載の鋼
    管・コンクリート複合構造橋脚。
  4. 【請求項4】 前記中空鋼管を、前記タワークレーンに
    昇降自在に取り付けられた作業足場を利用して前記セグ
    メントの接合を行って構成した請求項3記載の鋼管・コ
    ンクリート複合構造橋脚。
  5. 【請求項5】 前記中空鋼管を単一とした請求項1乃至
    請求項4のいずれか一記載の鋼管・コンクリート複合構
    造橋脚。
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