JP2768253B2 - 流量計測装置 - Google Patents

流量計測装置

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JP2768253B2
JP2768253B2 JP5336147A JP33614793A JP2768253B2 JP 2768253 B2 JP2768253 B2 JP 2768253B2 JP 5336147 A JP5336147 A JP 5336147A JP 33614793 A JP33614793 A JP 33614793A JP 2768253 B2 JP2768253 B2 JP 2768253B2
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雅弘 山本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスメータや水道メー
タ、電力メータ等によりガス、水道、電気等の使用量の
積算値を計測し、データ収集装置に前記積算値を吸い上
げるための流量計測装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電話回線等を利用して遠隔よりメ
ータで計測した積算値を吸い上げるいわゆる自動検針シ
ステムが導入されてきている。さらに電話回線とメータ
との間を無線回線により接続するこころみもなされてい
る。図11A及び図11Bに従来の流量計測装置を用い
た自動検針システムのブロック図を示し説明する。図1
1Aにおいて1は家庭に配管されたガス配管、2はガス
配管1の途中に設けられ対象家庭でのガスの使用量を計
測するガス流量計(いわゆるガスメータとよばれる)、
3は記憶手段、4は信号発生手段、5は送信手段、6は
マイクロコンピュータ、7は受信手段、8はアンテナで
ある。受信手段7は増幅手段8、ミキシング手段9、発
振手段10、増幅手段11、ミキシング手段12、発振
手段13、増幅手段14、復調手段15より構成されて
いる。図11Bにおいて16は公衆電話回線、17は公
衆電話回線16に接続されるノーリンギング網制御手段
(以下T−NCU:Terminal-Network Control Unitと
呼ぶ)、18はインターフェース手段、19は信号発生
手段、20は送信手段、21はマイクロコンピュータ、
22は受信手段、23はアンテナである。受信手段22
は増幅手段24、ミキシング手段25、発振手段26、
増幅手段27、ミキシング手段28、発振手段29、増
幅手段30、復調手段31より構成されている。電話回
線16には検針データを管理する管理装置(図6には図
示せず)が接続され電話回線16を介してT−NCU1
7を呼び出す。呼び出されたT−NCU17はインター
フェース手段18に検針データ要求信号を出力する。イ
ンターフェース手段18は入力した検針データ要求信号
をレベル及び波形変換して信号発生手段19に出力す
る。信号発生手段19では検針データ要求信号により発
振信号が周波数変調される。信号発生手段19により周
波数変調された信号は送信手段20により増幅されアン
テナ23より空間に電波として放射される。放射される
電波は、例えば近年小電力無線として利用が認められて
いる400MHz帯の電波である。アンテナ23より放
射された電波はアンテナ8で受信され増幅手段8に導か
れる。増幅手段8では400MHz帯の受信信号を増幅
し、ミキシング手段9で発振手段10からの信号とかけ
算を行い20MHz帯の信号に周波数変換する。周波数
変換された受信信号は増幅手段11で希望信号付近の信
号だけが選択増幅され、さらにミキシング手段12にお
いて発振手段13からの信号とかけ算を行い455kH
zの信号に周波数変換される。455kHzに周波数変
換された受信信号は、増幅手段14において455kH
zを中心とした帯域の狭いフィルターを通した後増幅さ
れる。そして復調手段15で周波数検波され検針データ
要求信号が復調手段15より出力する。記憶手段3には
ガス流量計2において計測したガス流量の積算値が記憶
されている。そしてマイクロコンピュータ6は検針デー
タ要求信号を受信すると記憶手段3及び送信手段5を起
動する。すると記憶手段3に記憶されている積算データ
により信号発生手段4の発振信号は周波数変調され、送
信手段5で周波数変調された信号が増幅されアンテナ8
より空間に電波として放射される。アンテナ8より放射
される電波の周波数はアンテナ23より放射される電波
の周波数と同じ周波数である。この積算データにより周
波数変調された電波はアンテナ23で受信され増幅手段
24に導かれる。増幅手段24では400MHz帯の受
信信号を増幅し、ミキシング手段25で発振手段26か
らの信号とかけ算を行い20MHz帯の信号に周波数変
換する。周波数変換された受信信号は増幅手段27で希
望信号付近の信号だけが選択増幅され、さらにミキシン
グ手段28において発振手段29からの信号とかけ算を
行い455kHzの信号に周波数変換される。455k
Hzに周波数変換された受信信号は、増幅手段30にお
いて455kHzを中心とした帯域の狭いフィルターを
通した後増幅される。そして復調手段31で周波数検波
され積算データが復調手段31より出力する。マイクロ
コンピュータ21では積算データを受信すると送信手段
20を起動してガス流量計に対して積算データを受信し
たことを知らせる応答信号をアンテナ23を介して送信
すると同時に、インターフェース18を介してT−NC
U17を起動し、電話回線16に積算データを送出す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、下記の課題があった。
【0004】(1)環境変化に対して検針データの収集
の信頼性に課題 外部に設置される流量計測装置は温度等の環境状況がき
びしく、−30℃〜70℃の温度変化に対して高い信頼
性を要求される。特に検針データに基づきガス利用者よ
り料金を徴収することになるため確実に検針データを収
集する必要がある。しかしながら信号発生手段4または
19、発振手段10または26、発振手段13または2
9と多くの発振器を有しており、そのためすべての発振
器の温度による発振周波数の変動をある値以下に押えな
ければならない困難さがあった。
【0005】(2)流量計測装置の製造のしにくさに課
題 流量計は流量を計測するための流路部分が大きな体積上
のウエイトを占めており電気回路部分を実装するには構
成上の工夫が必要である。しかしながら400MHz帯
の増幅手段8及び24、20MHz帯の増幅手段11及
び27、455kHzの増幅手段14及び30にそれぞ
れ帯域の狭い急峻な減衰特性を持つ帯域フィルタが必要
であり、前記帯域フィルタとして水晶やセラミックの機
械的振動特性を利用したメカニカルフィルタが用いられ
ている。そのため電気回路部分の形状が大きくなり実装
するのが大変であった。
【0006】さらに20MHz帯の増幅手段11または
27、455kHzの増幅手段14または30により小
さなレベルの高周波信号を大きなレベルの高周波信号に
なるよう大きな増幅度で増幅しなければならない。その
ため高周波回路の実装に大きな注意を払わなければなら
ず、高周波回路になれない流量計の組み立て者にとって
は非常に困難な作業であった。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、過酷
な使用環境下であっても信頼性高く検針データの収集を
行うことができ、かつ製造のしやすい流量計測装置を実
現することを目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の流量計測装置は、流量計での計測データを
電子的に記憶する記憶手段と、前記記憶手段からの計測
データを搬送波信号に乗せて送信する送信手段と、前記
記憶手段からの計測データの送信を要求する要求信号あ
るいは前記計測データに対する応答信号を受信する受信
手段と、各手段を制御するマイクロコンピュータとを有
し、前記受信手段は、受信すべき搬送波信号周波数に近
い周波数の信号を出力する第一の信号発生手段と、前記
第一の信号発生手段からの信号と受信信号の差の周波数
となる信号を取り出す第一のミキシング手段と、前記第
一の信号発生手段からの信号を位相シフトした信号と前
記受信信号の差の周波数となる信号を取り出す第二のミ
キシング手段と、時間的に連続した矩形波信号を発生す
る第二の信号発生手段と、前記第二の信号発生手段から
の矩形波信号により前記第一のミキシング手段からの信
号をスイッチする第一のスイッチ手段と、前記第二の信
号発生手段からの矩形波信号を位相シフトした矩形波信
号により前記第二のミキシング手段からの信号をスイッ
チする第二のスイッチ手段と、前記第一のスイッチ手段
の出力信号と前記第二のスイッチ手段の出力信号とを加
算または引算する演算手段とを備えたものである。
【0009】また、流量計の計測データを収集するデー
タ収集手段と、前記データ収集手段からのデータ収集要
求信号あるいは前記流量計からの計測データに対する応
答信号を搬送波に乗せて送信する送信手段と、前記流量
計からの計測データを受信する受信手段と、各手段を制
御するマイクロコンピュータとを有し、前記受信手段
は、受信すべき搬送波信号周波数に近い周波数の信号を
出力する第一の信号発生手段と、前記第一の信号発生手
段からの信号と受信信号の差の周波数となる信号を取り
出す第一のミキシング手段と、前記第一の信号発生手段
からの信号を位相シフトした信号と前記受信信号の差の
周波数となる信号を取り出す第二のミキシング手段と、
時間的に連続した矩形波信号を発生する第二の信号発生
手段と、前記第二の信号発生手段からの矩形波信号によ
り前記第一のミキシング手段からの信号をスイッチする
第一のスイッチ手段と、前記第二の信号発生手段からの
矩形波信号を位相シフトした矩形波信号により前記第二
のミキシング手段からの信号をスイッチする第二のスイ
ッチ手段と、前記第一のスイッチ手段の出力信号と前記
第二のスイッチ手段の出力信号とを加算または引算する
演算手段を備えたものである。さらに上記構成に加え
て、前記演算手段の出力信号の周波数に応じた電圧を発
生する周波数−電圧変換手段と、前記周波数−電圧変換
手段の出力電圧に応じて前記第一の信号発生手段の出力
周波数を前記受信信号の搬送波周波数と等しくなる方向
に制御する周波数補正手段を備えたものである。
【0010】また、流量計での計測データを電子的に計
測記憶する記憶手段と、前記記憶手段からの計測データ
を搬送波信号に乗せて送信する送信手段と、前記記憶手
段からの計測データの送信を要求する要求信号あるいは
前記計測データに対する応答信号を受信する受信手段
と、各手段を制御するマイクロコンピュータと、前記受
信手段で受信する受信信号のレベルを検出する受信レベ
ル検出手段と、前記受信手段で受信する受信信号レベル
を調整する受信レベル調整手段と、前記受信レベル検出
手段からの受信レベルに対応してあらかじめ定めた複数
個の出力信号のうちの一つを前記受信レベル調整手段に
出力し受信レベルを制御する受信レベル制御手段と、前
記受信レベル制御手段を起動するための起動端子とを有
し、前記受信手段は、受信すべき搬送波信号周波数に近
い周波数の信号を出力する第一の信号発生手段と、前記
第一の信号発生手段からの信号と受信信号の差の周波数
となる信号を取り出す第一のミキシング手段と、前記第
一の信号発生手段からの信号を位相シフトした信号と前
記受信信号の差の周波数となる信号を取り出す第二のミ
キシング手段と、時間的に連続した矩形波信号を発生す
る第二の信号発生手段と、前記第二の信号発生手段から
の矩形波信号により前記第一のミキシング手段からの信
号をスイッチする第一のスイッチ手段と、前記第二の信
号発生手段からの矩形波信号を位相シフトした矩形波信
号により前記第二のミキシング手段からの信号をスイッ
チする第二のスイッチ手段と、前記第一のスイッチ手段
の出力信号と前記第二のスイッチ手段の出力信号とを加
算または引算する演算手段とを備えたものである。
【0011】また、流量計の計測データを収集するデー
タ収集手段と、前記データ収集手段からのデータ収集要
求信号あるいは前記流量計からの計測データに対する応
答信号を搬送波に乗せて送信する送信手段と、各手段を
制御するマイクロコンピュータと、前記流量計からの計
測データを受信する受信手段と、前記受信手段で受信す
る受信信号のレベルを検出する受信レベル検出手段と、
前記受信手段で受信する受信信号レベルを調整する受信
レベル調整手段と、前記受信レベル検出手段からの受信
レベルに対応してあらかじめ定めた複数個の出力信号の
うちの一つを前記受信レベル調整手段に出力し受信レベ
ルを制御する受信レベル制御手段と、前記受信レベル制
御手段を起動するための起動端子とを有し、前記受信手
段は、受信すべき搬送波信号周波数に近い周波数の信号
を出力する第一の信号発生手段と、前記第一の信号発生
手段からの信号と受信信号の差の周波数となる信号を取
り出す第一のミキシング手段と、前記第一の信号発生手
段からの信号を位相シフトした信号と前記受信信号の差
の周波数となる信号を取り出す第二のミキシング手段
と、時間的に連続した矩形波信号を発生する第二の信号
発生手段と、前記第二の信号発生手段からの矩形波信号
により前記第一のミキシング手段からの信号をスイッチ
する第一のスイッチ手段と、前記第二の信号発生手段か
らの矩形波信号を位相シフトした矩形波信号により前記
第二のミキシング手段からの信号をスイッチする第二の
スイッチ手段と、前記第一のスイッチ手段の出力信号と
前記第二のスイッチ手段の出力信号とを加算または引算
する演算手段とを備えたものである。
【0012】周波数補正手段は、第一あるいは第二のミ
キシング手段からの信号を周波数分析する周波数分析手
段と、前記周波数分析手段によって検出した周波数成分
に応じて出力を発生する制御手段と、前記制御手段から
の信号により発振手段の発振周波数を制御する直流電圧
を供給するためのディジタル/アナログ変換手段とで構
成されている。また周波数補正手段は、発振手段の発振
周波数を掃引するための掃引信号発生手段と、前記第一
あるいは第二のミキシング手段からの信号から直流信号
を検出する直流検出手段と、掃引信号発生手段からの掃
引信号を前記直流検出手段からの信号により保持する電
圧保持手段と、前記発振手段を制御する信号を直流検出
手段からの信号により前記掃引信号発生手段からの信号
と前記電圧保持手段からの信号とに切り換える切換手段
とで構成されている。
【0013】また、流量計での計測データを電子的に計
測記憶する記憶手段と、前記記憶手段からの計測データ
を搬送波信号に乗せて送信する送信手段と、前記記憶手
段からの計測データの送信を要求する要求信号あるいは
前記計測データに対する応答信号を受信する受信手段
と、各手段を制御するマイクロコンピュータとを有し、
前記受信手段は、受信すべき搬送波信号周波数に近い周
波数の信号を出力する第一の信号発生手段と、前記第一
の信号発生手段からの信号と受信信号の差の周波数とな
る信号を取り出す第一のミキシング手段と、前記第一の
信号発生手段からの信号を位相シフトした信号と前記受
信信号の差の周波数となる信号を取り出す第二のミキシ
ング手段と、時間的に連続した矩形波信号を発生する第
二の信号発生手段と、前記第二の信号発生手段からの矩
形波信号により前記第一のミキシング手段からの信号を
スイッチする第一のスイッチ手段と、前記第二の信号発
生手段からの矩形波信号を位相シフトした矩形波信号に
より前記第二のミキシング手段からの信号をスイッチす
る第二のスイッチ手段と、前記第一のスイッチ手段の出
力信号と前記第二のスイッチ手段の出力信号とを加算ま
たは引算する演算手段と、前記演算手段の出力信号の周
波数に応じた電圧を発生する周波数−電圧変換手段と、
前記周波数−電圧変換手段の出力に生じるパルス状の雑
音を除去する雑音除去手段とを備えている。
【0014】また、流量計の計測データを収集するデー
タ収集手段と、前記データ収集手段からのデータ収集要
求信号あるいは前記流量計からの計測データに対する応
答信号を搬送波に乗せて送信する送信手段と、前記流量
計からの計測データを受信する受信手段と、各手段を制
御するマイクロコンピュータとを有し、前記受信手段
は、受信すべき搬送波信号周波数に近い周波数の信号を
出力する第一の信号発生手段と、前記第一の信号発生手
段からの信号と受信信号の差の周波数となる信号を取り
出す第一のミキシング手段と、前記第一の信号発生手段
からの信号を位相シフトした信号と前記受信信号の差の
周波数となる信号を取り出す第二のミキシング手段と、
時間的に連続した矩形波信号を発生する第二の信号発生
手段と、前記第二の信号発生手段からの矩形波信号によ
り前記第一のミキシング手段からの信号をスイッチする
第一のスイッチ手段と、前記第二の信号発生手段からの
矩形波信号を位相シフトした矩形波信号により前記第二
のミキシング手段からの信号をスイッチする第二のスイ
ッチ手段と、前記第一のスイッチ手段の出力信号と前記
第二のスイッチ手段の出力信号とを加算または引算する
演算手段と、前記演算手段の出力信号の周波数に応じた
電圧を発生する周波数−電圧変換手段と、前記周波数−
電圧変換手段の出力に生じるパルス状の雑音を除去する
雑音除去手段とを備えたものである。
【0015】また、第二の信号発生手段からの信号は各
手段を制御するマイコロコンピュータのクロック発生手
段からの信号を用いた構成である。
【0016】また、データ収集手段は電話回線に接続さ
れる網制御手段を有した構成である。
【0017】
【作用】本発明は上記構成によって、発振器の数を減ら
しかつ高周波増幅段を少なくすることができるため、過
酷な使用環境下であっても信頼性高く検針データの収集
を行うことができ、かつ製造のしやすい流量計測装置を
実現できることとなる。
【0018】
【実施例】以下本発明の実施例を図1を参照して説明す
る。図1において1は家庭に配管されたガス配管、2は
ガス配管1の途中に設けられ対象家庭でのガスの使用量
を計測するガス流量計(いわゆるガスメータとよばれ
る)、3は記憶手段、32は第一の信号発生手段、5は
送信手段、6はマイクロコンピュータ、7は受信手段、
8はアンテナ、43は受信レベル検出手段、44は受信
レベル制御手段である。受信手段7は、受信レベル調整
手段33、第一のミキシング手段34および第二のミキ
シング手段35、90゜位相シフター36、隣接チャン
ネル信号を除去するための第一の低域フィルタ37及び
第二の低域フィルタ38、第一の低周波増幅手段39及
び第二の低周波増幅手段40、復調手段41、周波数補
正手段42で構成されている。なお第一の信号発生手段
32は受信手段7の一部でもある。図2において16は
公衆電話回線、17は公衆電話回線16に接続されるT
−NCU、18はインターフェース手段、45は第一の
信号発生手段、20は送信手段、21はマイクロコンピ
ュータ、22は受信手段、23はアンテナ、56は受信
レベル検出手段、57は受信レベル制御手段である。受
信手段22は、受信レベル調整手段46、第一のミキシ
ング手段48および第二のミキシング手段49、90゜
位相シフター47、隣接チャンネル信号を除去するため
の第一の低域フィルタ50及び第二の低域フィルタ5
1、第一の低周波増幅手段52及び第二の低周波増幅手
段53、復調手段54、周波数補正手段55で構成され
ている。なお第一の信号発生手段45は受信手段22の
一部でもある。電話回線16には検針データを管理する
管理装置(図1、図2には図示せず)が接続され電話回
線16を介してT−NCU17を呼び出す。呼び出され
たT−NCU17はインターフェース手段18に検針デ
ータ要求信号を出力する。インターフェース手段18は
入力した検針データ要求信号をレベル及び波形変換して
第一の信号発生手段45に出力する。第一の信号発生手
段45では検針データ要求信号により発振信号が周波数
変調される。第一の信号発生手段45により周波数変調
された信号は送信手段20により増幅されアンテナ23
より空間に電波として放射される。放射される電波は、
例えば近年小電力無線として利用が認められている40
0MHz帯の電波である。アンテナ23より放射された
電波はアンテナ8で受信され受信レベル調整手段33に
導かれる。受信レベル調整手段33では400MHz帯
の受信信号を増幅あるいは減衰させる。さてアンテナ8
に入力する信号として S=cos{ω+Δω}・t ω:搬送波角周波数、Δω:角周波数偏移であり正負両
方の極性を有する を考える。ここでデータにより角周波数偏移Δωは時間
的に変化する。すなわち信号Sは周波数変調を受けた信
号である。
【0019】第一の信号発生手段32では Q=COS{ω+x}・t x:搬送波角周波数ωからの発
振角周波数誤差 で表わされる信号Qを発生する。90゜位相シフター3
6では第一の信号発生手段32からの信号Qが90゜位
相シフトされQ’=SIN{ω+x}・tとなる。第一のミキシ
ング手段34では第一の信号発生手段32からの信号Q
と信号Sのかけ算が行なわれる。第二のミキシング手段
35では90゜位相シフター36からの信号Q’と信号
Sのかけ算が行なわれる。そして第一及び第二の低域フ
ィルター37、38により希望信号以外の高周波成分が
除去され、第一及び第二の低周波増幅手段39、40に
より希望信号が増幅される。従って端子a及び端子bに
は次の信号が出力する。
【0020】端子a:S×Q=COS{Δωーx}・t 端子b:S×Q’=SIN{Δωーx}・t 以下復調手段41の動作について説明する。
【0021】図3は復調手段41の構成を示すブロック
図である。図3において115は第一のスイッチ手段、
116は第二のスイッチ手段、117は第二の信号発生
手段、118は90゜移相手段、119は加減算を行う
演算手段、120は帯域フィルタ、121は周波数−電
圧変換手段、122は雑音除去手段である。第二の信号
発生手段117では R=COS{r・t}-(1/3)・COS{3・r・t}+(1/5)・COS{5・r・t) で表される矩形波信号Rを発生させる。ここでr>(Δ
ωーx)に設定されている。
【0022】例えば最大角周波数偏移=2.4kHz/
(2π)、最大周波数誤差=−4kHzとすると(Δω
−x)の最大値は6.4kHzであるからr/(2π)
=16kHzに設定する。
【0023】端子aの信号は第一のスイッチ手段15に
おいて、第二の信号発生手段で発生する矩形波信号Rと
かけ算される。一方90゜移相手段18の出力には R’=SIN{r・t}+(1/3)・SIN{3・r・t}+(1/5)・SIN{5・r・t) なる矩形波信号R’が出力する。従って、端子bの信号
は第二のスイッチ手段116において、矩形波信号R’
とかけ算される。よって第一のスイッチ手段115の出
力端子a’及び第二のスイッチ手段116の出力端子
b’には 端子a’:{COS{Δωーx}・t}・{COS{rt}-(1/3)・COS{3・
r・t}} 端子b’:{SIN{Δωーx}・t}・{SIN{rt}+(1/3)・SIN{3・
r・t}} が生じる。
【0024】端子a’及び端子b’の信号は、演算手段
119において加算される。従って演算手段119の出
力端子dには 端子d:COS{{{r+x}ーΔω}・t}-(1/3)・COS{{{3・r-x}+Δω}・t} (1)式 なる信号が出力する。帯域フィルタ120は、第一のス
イッチ手段117及び第二のスイッチ手段118で発生
する角周波数rの高調波成分に関係する項、すなわち
(1)式の第二項以上を除去するためのものである。従っ
て帯域フィルタ120の出力端子d’には 端子d’:COS{{{r+x}ーΔω}・t} (2)式 なる信号が出力する。ここでr>(Δω-x)に設定され
ているため、(2)式の位相は正の時間において常に正
である。すなわち負の周波数が生じることはない。よっ
て(2)式から明かなように端子d’に生じる出力信号は
{r+x}なる角周波数を有する搬送波信号がΔωの周波数
偏移を受けた周波数変調信号とみなすことができる。従
って周波数に比例した出力電圧を発生する周波数−電圧
変換手段121により端子d’に生じた周波数変調信号
を復調することができる。さらに端子d’に生じた復調
信号は雑音除去手段122でFM復調において発生する
FM復調特有のパルス状の雑音が除去され端子cに出力
される。帯域フィルタ120は中心周波数が16kHz
付近と低いためモノリシックICで構成することができ
る。なお第一のスイッチ手段115及び第二のスイッチ
手段116のスイッチ構成によっては、角周波数rの成
分がスイッチ手段115、116の出力に生じる場合が
ある。この時第二の信号発生手段117からの矩形波信
号を第一のスイッチ手段115あるいは第二のスイッチ
手段116の出力に加え、角周波数rの成分を打ち消す
ようにする。また第一のスイッチ手段115及び第二の
スイッチ手段116のスイッチ構成によっては、端子a
あるいは端子bの信号が第一のスイッチ手段115ある
いは第二のスイッチ手段116に生じることがある。こ
の端子aあるいは端子bの信号は、帯域フィルタ120
で取り除くことができるが、帯域フィルタ120の代わ
りにローパスフィルタを用いた場合には、端子aあるい
は端子bの信号を第一のスイッチ手段115あるいは第
二のスイッチ手段116の出力に加え、端子aあるいは
端子bの信号を打ち消すようにすることができる。
【0025】このように本発明の構成を用いれば、第一
の信号発生手段32で発生する信号の周波数安定度が悪
くアンテナ入力信号の周波数との誤差角周波数xが大き
くても第二の信号発生手段117で発生する矩形波信号
の角周波数rをr>(Δω±xの最大値)に選ぶことに
より誤差角周波数xの影響を受けることなく元のデータ
を復調することができる。従って本発明の構成を用いれ
ば、周波数補正手段42を用いなくても信号を復調でき
るが、さらに受信における安定度を向上させるために、
端子cの信号の直流電圧を周波数補正手段42で検出
し、端子cの直流電圧がある基準値Kになるように第一
の信号発生手段32の信号周波数を制御するようにすれ
ばなお効果的である。基準値Kは誤差角周波数x=0の
時に端子cより出力する電圧値に等しいように設定され
る。周波数補正手段42は抵抗とコンデンサより構成さ
れるローパスフィルタを用い、ローパスフィルタの出力
で第一の信号発生手段32の発生周波数を制御する構成
でもよいし、図3には図示していないが端子cの復調出
力から信号を受信したことを検知すると、端子cの電圧
をA/D変換した後マイクロコンピュータ処理により第
一の信号発生手段6の発生周波数を制御する直流電圧を
D/A変換で発生する構成にしてもよい。さらに図1、
図2及び、図3には図示していないが端子cの復調出力
から信号を受信したことを検知すると、第一の低域フィ
ルタ37及び第二の低域フィルタ38の遮断周波数を低
くするように切り換える。このようにすればS/N特性
を向上することができる。
【0026】なお、アンテナに大きなレベルの信号が入
力し、演算手段119の出力がクリップしてしまう場
合、復調に必要な情報が欠落してしまうことが考えられ
る。従って少なくとも演算手段119の出力がクリップ
しないように受信レベル調整手段33で増幅度を調整す
るように構成すればさらに効果的である。受信レベル調
整手段33の調整方法の一例は次の通りである。受信レ
ベル検出手段43ではアンテナ8より入力した受信信号
の大きさを検出して、受信レベル制御手段44を介して
受信レベル調整手段33の増幅度が大きな信号を受信し
た時には小さくなるように制御する。受信レベル制御手
段44には起動端子Aが設けられている。起動端子Aに
信号が入力した時、受信レベル制御手段44は受信レベ
ル検出手段43からの信号を取り込み、受信レベル検出
手段43からの取り込み信号に応じた制御信号を受信レ
ベル調整手段33に出力する。以後再び起動端子Aに入
力があるまで受信レベル検出手段43からの信号に関係
なく前記制御信号を受信レベル調整手段33に出力し続
ける。即ち受信レベル調整手段33の増幅度を一定に保
つ。起動端子Aへの入力は流量計測装置をガス配管に取
付時に行われる。
【0027】また図3における演算手段119を加算動
作として説明したが引算動作を行ってもかまわない。こ
の場合端子d’の信号は、COS{{{rーx}+Δω}・t}とな
る。
【0028】さて、端子cより出力される信号は検針デ
ータ要求信号である。記憶手段3にはガス流量計2にお
いて計測したガス流量の積算値が記憶されている。そし
てマイクロコンピュータ6は検針データ要求信号を受信
すると記憶手段3及び送信手段5を起動する。すると記
憶手段3に記憶されている積算データにより第一の信号
発生手段32の発振信号は周波数変調され、送信手段5
で周波数変調された信号が増幅されアンテナ8より空間
に電波として放射される。
【0029】アンテナ8より放射される電波の周波数は
アンテナ23より放射される電波の周波数と同じ周波数
である。積算データにより周波数変調された電波はアン
テナ23で受信され受信レベル調整手段46に導かれ
る。受信レベル調整手段46では400MHz帯の受信
信号を増幅あるいは減衰させる。さてアンテナ23を介
して S=cos{ω+Δω}・t ω:搬送波角周波数 Δω:角周波数偏移であり正負両
方の極性を有する で表わされる信号Sが第一のミキシング手段48及び第
二のミキシング手段49に入力する。ここでデータによ
り角周波数偏移Δωは時間的に変化する。第一の信号発
生手段45では Q=COS{ω+x}・t x:搬送波角周波数ωからの発
振角周波数誤差 で表わされる信号Qを発生する。90゜位相シフター4
7では第一の信号発生手段45からの信号Qが90゜位
相シフトされQ’=SIN{ω+x}tとなる。第一のミキシン
グ手段48では第一の信号発生手段45からの信号Qと
信号Sのかけ算が行なわれる。第二のミキシング手段4
9では90゜位相シフター47らの信号Q’と信号のか
け算が行なわれる。そして第一の低域フィルター50及
び第二の低域フィルタ51により希望信号以外の高周波
成分が除去され、第一の低周波増幅手段52、第二の低
周波増幅手段53により希望信号が増幅される。従って
端子e及び端子fには次の信号が出力する。
【0030】端子e:S×Q=COS{Δωーx}・t 端子f:S×Q’=SIN{Δωーx}・t 端子e及び端子fの信号は復調手段54に入力し、端子
gより積算データが出力する。復調手段54の構成は、
すでに説明した図3の構成と同じである。
【0031】マイクロコンピュータ21では積算データ
を受信すると送信手段20を起動してガス流量計に対し
て積算データを受信したことを知らせる応答信号をアン
テナ23を介して送信すると同時に、インターフェース
18を介してT−NCU17を起動し、電話回線16に
積算データを送出する。なお受信レベル検出手段56で
はアンテナ23より入力した受信信号の大きさを検出し
て、受信レベル制御手段57を介して受信レベル調整手
段46の増幅度が大きな信号を受信した時には小さくな
るように制御する。受信レベル制御手段57には起動端
子Bが設けられている。起動端子Bに信号が入力した
時、受信レベル制御手段57は受信レベル検出手段56
からの信号を取り込み、受信レベル検出手段56からの
取り込み信号に応じた制御信号を受信レベル調整手段4
6に出力する。以後再び起動端子Bに入力があるまで受
信レベル検出手段56からの信号に関係なく前記制御信
号を受信レベル調整手段46に出力し続ける。即ち受信
レベル調整手段46の増幅度を一定に保つ。起動端子B
への入力は流量計測装置をガス配管に取付時に行われ
る。
【0032】図4は図3における第一のスイッチ手段1
15及び第二のスイッチ手段116に適用できるスイッ
チ手段の構成を示す。図4において、124は端子aの
信号あるいは端子bの信号が入力する入力端子、25は
第二の信号発生手段117からの矩形波信号Rあるいは
R’が入力する入力端子、126は出力端子、127は
増幅度1の反転回路、128は電子スイッチである。電
子スイッチ128は入力端子125に入力する矩形波信
号Rあるいは矩形波信号R’の位相が正か負かで出力端
子と入力端子との接続が切り替わる。このような電子ス
イッチ128はアナログスイッチとしてCMOSで簡単
に実現できるし、バイポーラトランジスタを用いても簡
単に構成できる。
【0033】図5は図3における周波数−電圧変換手段
121及び雑音除去手段122の構成を示す図及び波形
図である。図3では周波数−電圧変換手段121の後段
に雑音除去手段122を配置しているが、図5の例では
周波数−電圧変換手段121の中に雑音除去手段122
を組み込んでいる。図5Aにおいて140は端子d’に
示す周波数変調信号が入力する入力端子、129は増幅
手段、130はコンパレータで構成された二値化手段、
131は第一の遅延手段であり、抵抗132とコンデン
サ133とコンパレータ134で構成される。135は
排他的論理和手段、136は第二の遅延手段、137は
パルス挿入手段、138はパルス発生手段、139はロ
ーパスフィルタ、141は復調出力端子である。入力端
子140に入力した信号の周波数が高くなると排他的論
理和手段135の出力パルス間隔が狭くなり、入力周波
数が低くなると排他的論理和手段135の出力パルス間
隔が広くなる。従ってローパスフィルタ139で不要な
高周波成分を取り除くと排他的論理和手段135の出力
パルス間隔に応じた電圧変化を取り出すことができる。
復調感度を上げるためには第一の遅延手段131での遅
延量を大きくすればよい。さて次に雑音除去方法につい
て図5Bの波形図を用いて説明する。h及びiは排他的
論理和手段135の入力である。従って排他的論理和1
35の出力はjに示すようなパルス列となる。さて入力
端子140に入力する信号に雑音が含まれている場合、
雑音の影響により信号h及びiのパルス列が不規則にな
り、1パルス分欠落する場合がある。このように信号h
及びiのパルスが欠落すると排他的論理和手段135の
出力jのパルスも欠落する。従って、jの信号をローパ
スフィルタに通すとパルスが欠落した部分で大きなパル
ス状の雑音が生じる。パルス発生手段138では、信号
jに通常のパルス間隔T1より充分長い時間T2(例え
ばT2=2・T1)の間にパルスがなければT1毎にHI
GH/LOWを繰り返すパルス出力lを発生する。パルス出
力lはjにパルスが生じるとストップする。信号jは第
二の遅延手段136により遅延され、信号kとなる。パ
ルス挿入手段137では、パルス出力lの立ち上がり及
び立ち下がりエッジにあわせて信号kのパルス幅に等し
いパルスを信号kに挿入する。図5Bの波形図における
信号mの○印のパルスが挿入されたパルスである。信号
mをローパスフィルタに通し復調信号を得る。このよう
にパルスを挿入することによりパルスの欠落がなくなり
復調出力からパルス状の雑音が発生することはなくな
る。なお信号jにパルスを挿入したが信号hにパルスを
挿入した後、第一の遅延手段131で信号iをつくり、
排他的論理和手段135でパルスの欠落のない信号jを
作成するようにしてもよい。
【0034】図6は図3における周波数−電圧変換手段
121の他の構成を示す図である。図6において図5と
同一の機能ブロックには同一の番号を付与している。1
42はエッジ検出手段、143は単安定マルチバイブレ
ータである。エッジ検出手段142は図5における遅延
手段131と排他的論理和手段135で構成されてい
る。単安定マルチバイブレータ143の出力は、端子1
40に入力する信号の周波数に応じてパルス間隔が狭く
なったり広くなったりする。従って図5の場合と同様ロ
ーパスフィルタ136で不要な高周波成分を取り除くと
単安定マルチバイブレータ143の出力パルス間隔に応
じた電圧変化を取り出すことができる。図6の構成の利
点は遅延手段131での遅延量を大きくとる必要がない
という点である。そのためコンデンサ133と抵抗13
2で構成される回路の時定数を大きくする必要がない。
そして復調感度は単安定マルチバイブレータ143の出
力のパルス幅を適当に選べば復調感度を最適に設定でき
る。雑音除去の方法については図5と同じである。
【0035】図7は雑音除去手段122の他の構成及び
波形図を示す。図7Aにおいて144は周波数−電圧変
換手段121の復調出力が入力する入力端子、145は
データ信号等の希望信号を取り除いて雑音成分だけを取
り出すハイパスフィルタ、146はあるレベル以上の雑
音を取り出すコンパレータ、147はパルス幅延長手段
であり、145、146、147でパルス発生手段14
8を構成している。149は遅延手段、150は保持手
段、151は出力端子である。図7Bの波形図を参照し
ながら雑音除去手段122の動作を説明する。入力端子
144に入力した信号vはハイパスフィルタ145によ
り信号wとなる。コンパレータ146でパルス状の雑音
だけが取り出され信号xとなる。信号xはパルス幅延長
手段147でパルス幅が広げられ信号yとなる。一方信
号vは遅延手段149で遅延され、保持手段150では
信号yのパルス出力期間中、遅延された信号vの値がサ
ンプリングホールドされる。従って出力端子151の出
力は信号zとなる。この信号zを図示していないがロー
パスフィルタを通すことによりなめらかな変化にするこ
とができる。また保持手段150の代わりに引算手段を
用い、信号zと信号yの引算を行って雑音を除去するよ
うに構成してもよい。なおパルス発生手段の出力信号y
として図5の信号lを用いてもよい。
【0036】図8に周波数−電圧変換手段の他の実施例
の構成を示す。図8において、160は図2における演
算手段119の出力信号が入力する入力端子、161は
11kHz付近に中心周波数を有するバンドパスフィル
タで構成された第一のフィルタ、162は21kHz付
近に中心周波数を有するバンドパスフィルタで構成され
た第二のフィルタ、163はダイオードで構成された整
流回路からなる第一の信号出力手段、164はダイオー
ドで構成された整流回路からなる第二の信号出力手段、
165は引算手段、139はローパスフィルタ、166
は出力端子である。図9は図8の動作を説明するための
周波数に対する出力レベルの特性を示す特性図である。
図9Aにおける特性1は第一のフィルタ161の出力特
性、特性2は第二のフィルタ162の出力特性である。
図9Bは引算手段165の出力特性である。図9Bの特
性より入力端子160に入力する信号の周波数変化を電
圧変化として出力端子166より出力することができ
る。139はローパスフィルタであり16kHz付近及び
その高調波成分を取り除くためのフィルタである。図8
の周波数−電圧変換手段を用いれば図3における帯域フ
ィルタ120を省略できる。すなわち第一のフィルタ1
61と第二のフィルタ162が不要な16kHzの高調波
成分を取り除く帯域フィルタ120を兼ねている。なお
第一のフィルタ161及び第二のフィルタ162は抵抗
とコンデンサ及びトランジスタを用いたアクティブフィ
ルタで構成することができる。
【0037】図10に第二の信号発生手段117と90
゜移相手段118の構成を示す。152はマイクロコン
ピュータの基準クロックより作成したクロック信号が入
力する入力端子、153、154、155はD−フリッ
プフロップであり、それぞれ1/2分周器を構成してい
る。156、157は出力端子であり、端子156から
矩形波信号R、端子157から矩形波信号Rに直交した
矩形波信号R’が出力する。図10の回路を用いれば簡
単にIC化が可能である。
【0038】受信レベル検出手段43及び受信レベル検
出手段56の入力は端子aと端子bの信号に対応する二
つの信号を入力とし、それぞれ二つの信号を整流した
後、加算あるいはレベルの大きい方を選択する構成にな
っている。このように構成することによりレベル検出出
力にリップル成分が少なくなるため受信レベルの検出時
間を短縮することができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明の流量計測装
置によれば、流量計からの積算データを乗せている搬送
波周波数と同じ周波数でかけ算を行い低周波信号に変換
した後、積算データを復調するように構成しているた
め、高周波信号部の比率を小さくすることができ、かつ
低周波信号部をモノリシックIC化することができるの
で、高周波回路の知識のないものであっても容易に流量
計測装置を組み立てることができる。
【0040】さらに送信のための発振手段である第一の
信号発生手段と、受信のための発振手段である第一の信
号発生手段を共用することができ1つの第一の信号発生
手段で送受信を行うことができるため周波数の安定度を
保ち易くなり、自動検針における積算データの信頼性を
向上させることができる。
【0041】また周波数補正手段により受信すべき信号
の搬送破周波数と発振手段の発振周波数とが一致するよ
うに補正を行うことができるため、周波数安定度の悪い
信号発生手段を用いても送信された積算データを正確に
再生することができる。
【0042】また流量計測装置を各家庭に取付時に受信
信号レベルを最適になるように受信レベル調整手段によ
り調整することができるため、よりいっそう積算データ
受信における信頼性を向上できる。
【0043】また第二の信号発生手段としてマイクロコ
ンピュータのクロックを用いることにより部品点数を削
減できることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における流量計測装置の流量
計測のブロック図
【図2】本発明の一実施例における流量計測装置のT−
NCU側のブロック図
【図3】本発明の一実施例における復調手段のブロック
【図4】本発明の一実施例におけるスイッチ手段のブロ
ック図
【図5】(A)本発明の一実施例における周波数−電圧
変換手段及び雑音除去手段のブロック図 (B)波形図
【図6】本発明の一実施例における周波数−電圧変換手
段及び雑音除去手段の他のブロック図
【図7】(A)本発明の一実施例における雑音除去手段
のブロック図 (B)波形図
【図8】本発明の一実施例における周波数−電圧変換手
段の他のブロック図
【図9】図8における周波数−電圧変換手段の特性図
【図10】本発明の一実施例における第二の信号発生手
段と90゜移相手段のブロック図
【図11】従来の流量計測装置のブロック図
【符号の説明】
1 ガス配管 2 流量計 3 記憶手段 32 第一の信号発生手段 33 受信レベル調整手段 41 復調手段 42 周波数補正手段 43 受信レベル検出手段 44 受信レベル制御手段
フロントページの続き (72)発明者 横網代 義幸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 松村 照恵 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04Q 9/00 - 9/16

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流量計での計測データを電子的に記憶する
    記憶手段と、前記記憶手段からの計測データを搬送波信
    号に乗せて送信する送信手段と、前記記憶手段からの計
    測データの送信を要求する要求信号あるいは前記計測デ
    ータに対する応答信号を受信する受信手段と、各手段の
    制御を行うマイクロコンピュータとを有し、前記受信手
    段は、受信すべき搬送波信号周波数に近い周波数の信号
    を出力する第一の信号発生手段と、前記第一の信号発生
    手段からの信号と受信信号の差の周波数となる信号を取
    り出す第一のミキシング手段と、前記第一の信号発生手
    段からの信号を位相シフトした信号と前記受信信号の差
    の周波数となる信号を取り出す第二のミキシング手段
    と、時間的に連続した矩形波信号を発生する第二の信号
    発生手段と、前記第二の信号発生手段からの矩形波信号
    により前記第一のミキシング手段からの信号をスイッチ
    する第一のスイッチ手段と、前記第二の信号発生手段か
    らの矩形波信号を位相シフトした矩形波信号により前記
    第二のミキシング手段からの信号をスイッチする第二の
    スイッチ手段と、前記第一のスイッチ手段の出力信号と
    前記第二のスイッチ手段の出力信号とを加算または引算
    する演算手段とで構成された流量計測装置。
  2. 【請求項2】流量計の計測データを収集するデータ収集
    手段と、前記データ収集手段からのデータ収集要求信号
    あるいは前記流量計からの計測データに対する応答信号
    を搬送波に乗せて送信する送信手段と、前記流量計から
    の計測データを受信する受信手段と、各手段を制御する
    マイクロコンピュータとを有し、前記受信手段は、受信
    すべき搬送波信号周波数に近い周波数の信号を出力する
    第一の信号発生手段と、前記第一の信号発生手段からの
    信号と受信信号の差の周波数となる信号を取り出す第一
    のミキシング手段と、前記第一の信号発生手段からの信
    号を位相シフトした信号と前記受信信号の差の周波数と
    なる信号を取り出す第二のミキシング手段と、時間的に
    連続した矩形波信号を発生する第二の信号発生手段と、
    前記第二の信号発生手段からの矩形波信号により前記第
    一のミキシング手段からの信号をスイッチする第一のス
    イッチ手段と、前記第二の信号発生手段からの矩形波信
    号を位相シフトした矩形波信号により前記第二のミキシ
    ング手段からの信号をスイッチする第二のスイッチ手段
    と、前記第一のスイッチ手段の出力信号と前記第二のス
    イッチ手段の出力信号とを加算または引算する演算手段
    とで構成された流量計測装置。
  3. 【請求項3】流量計での計測データを電子的に計測記憶
    する記憶手段と、前記記憶手段からの計測データを搬送
    波信号に乗せて送信する送信手段と、前記記憶手段から
    の計測データの送信を要求する要求信号あるいは前記計
    測データに対する応答信号を受信する受信手段と、各手
    段を制御するマイクロコンピュータとを有し、前記受信
    手段は、受信すべき搬送波信号周波数に近い周波数の信
    号を出力する第一の信号発生手段と、前記第一の信号発
    生手段からの信号と受信信号の差の周波数となる信号を
    取り出す第一のミキシング手段と、前記第一の信号発生
    手段からの信号を位相シフトした信号と各信号の差の周
    波数となる信号を取り出す第二のミキシング手段と、時
    間的に連続した矩形波信号を発生する第二の信号発生手
    段と、前記第二の信号発生手段からの矩形波信号により
    前記第一のミキシング手段からの信号をスイッチする第
    一のスイッチ手段と、前記第二の信号発生手段からの矩
    形波信号を位相シフトした矩形波信号により前記第二の
    ミキシング手段からの信号をスイッチする第二のスイッ
    チ手段と、前記第一のスイッチ手段の出力信号と前記第
    二のスイッチ手段の出力信号とを加算または引算する演
    算手段と、前記演算手段の出力信号の周波数に応じた電
    圧を発生する周波数−電圧変換手段と、前記周波数−電
    圧変換手段の出力電圧に応じて前記第一の信号発生手段
    の出力周波数を前記受信信号の搬送波周波数と等しくな
    る方向に制御する周波数補正手段とで構成された流量計
    測装置。
  4. 【請求項4】流量計の計測データを収集するデータ収集
    手段と、前記データ収集手段からのデータ収集要求信号
    あるいは前記流量計からの計測データに対する応答信号
    を搬送波に乗せて送信する送信手段と、前記流量計から
    の計測データを受信する受信手段と、各手段を制御する
    マイクロコンピュータとを有し、前記受信手段は、受信
    すべき搬送波信号周波数に近い周波数の信号を出力する
    第一の信号発生手段と、前記第一の信号発生手段からの
    信号と受信信号の差の周波数となる信号を取り出す第一
    のミキシング手段と、前記第一の信号発生手段からの信
    号を位相シフトした信号と前記受信信号の差の周波数と
    なる信号を取り出す第二のミキシング手段と、時間的に
    連続した矩形波信号を発生する第二の信号発生手段と、
    前記第二の信号発生手段からの矩形波信号により前記第
    一のミキシング手段からの信号をスイッチする第一のス
    イッチ手段と、前記第二の信号発生手段からの矩形波信
    号を位相シフトした矩形波信号により前記第二のミキシ
    ング手段からの信号をスイッチする第二のスイッチ手段
    と、前記第一のスイッチ手段の出力信号と前記第二のス
    イッチ手段の出力信号とを加算または引算する演算手段
    と、前記演算手段の出力信号の周波数に応じた電圧を発
    生する周波数−電圧変換手段と、前記周波数−電圧変換
    手段の出力電圧に応じて前記第一の信号発生手段の出力
    周波数を前記受信信号の搬送波周波数と等しくなる方向
    に制御する周波数補正手段とで構成された流量計測装
    置。
  5. 【請求項5】流量計での計測データを電子的に計測記憶
    する記憶手段と、前記記憶手段からの計測データを搬送
    波信号に乗せて送信する送信手段と、前記記憶手段から
    の計測データの送信を要求する要求信号あるいは前記計
    測データに対する応答信号を受信する受信手段と、各手
    段を制御するマイクロコンピュータと、前記受信手段で
    受信する受信信号のレベルを検出する受信レベル検出手
    段と、前記受信手段で受信する受信信号レベルを調整す
    る受信レベル調整手段と、前記受信レベル検出手段から
    の受信レベルに対応してあらかじめ定めた複数個の出力
    信号のうちのひとつを前記受信レベル調整手段に出力し
    受信レベルを制御する受信レベル制御手段と、前記受信
    レベル制御手段を起動するための起動端子とを有し、前
    記受信手段は、受信すべき搬送波信号周波数に近い周波
    数の信号を出力する第一の信号発生手段と、前記第一の
    信号発生手段からの信号と受信信号の差の周波数となる
    信号を取り出す第一のミキシング手段と、前記第一の信
    号発生手段からの信号を位相シフトした信号と前記受信
    信号の差の周波数となる信号を取り出す第二のミキシン
    グ手段と、時間的に連続した矩形波信号を発生する第二
    の信号発生手段と、前記第二の信号発生手段からの矩形
    波信号により前記第一のミキシング手段からの信号をス
    イッチする第一のスイッチ手段と、前記第二の信号発生
    手段からの矩形波信号を位相シフトした矩形波信号によ
    り前記第二のミキシング手段からの信号をスイッチする
    第二のスイッチ手段と、前記第一のスイッチ手段の出力
    信号と前記第二のスイッチ手段の出力信号とを加算また
    は引算する演算手段とで構成された流量計測装置。
  6. 【請求項6】流量計の計測データを収集するデータ収集
    手段と、前記データ収集手段からのデータ収集要求信号
    あるいは前記流量計からの計測データに対する応答信号
    を搬送波に乗せて送信する送信手段と、各手段を制御す
    るマイクロコンピュータと、前記流量計からの計測デー
    タを受信する受信手段と、前記受信手段で受信する受信
    信号のレベルを検出する受信レベル検出手段と、前記受
    信手段で受信する受信信号レベルを調整する受信レベル
    調整手段と、前記受信レベル検出手段からの受信レベル
    に対応してあらかじめ定めた複数個の出力信号のうちの
    一つを前記受信レベル調整手段に出力し受信レベルを制
    御する受信レベル制御手段と、前記受信レベル制御手段
    を起動するための起動端子とを有し、前記受信手段は、
    受信すべき搬送波信号周波数に近い周波数の信号を出力
    する第一の信号発生手段と、前記第一の信号発生手段か
    らの信号と受信信号の差の周波数となる信号を取り出す
    第一のミキシング手段と、前記第一の信号発生手段から
    の信号を位相シフトした信号と前記受信信号の差の周波
    数となる信号を取り出す第二のミキシング手段と、時間
    的に連続した矩形波信号を発生する第二の信号発生手段
    と、前記第二の信号発生手段からの矩形波信号により前
    記第一のミキシング手段からの信号をスイッチする第一
    のスイッチ手段と、前記第二の信号発生手段からの矩形
    波信号を位相シフトした矩形波信号により前記第二のミ
    キシング手段からの信号をスイッチする第二のスイッチ
    手段と、前記第一のスイッチ手段の出力信号と前記第二
    のスイッチ手段の出力信号とを加算または引算する演算
    手段とで構成された流量計測装置。
  7. 【請求項7】周波数補正手段は、第一あるいは第二のミ
    キシング手段からの信号を周波数分析する周波数分析手
    段と、前記周波数分析手段によって検出した周波数成分
    に応じて出力を発生する制御手段と、前記制御手段から
    の信号により発振手段の発振周波数を制御する直流電圧
    を供給するためのディジタル/アナログ変換手段とで構
    成された請求項3または請求項4記載の流量計測装置。
  8. 【請求項8】周波数補正手段は、発振手段の発振周波数
    を掃引するための掃引信号発生手段と、前記第一あるい
    は第二のミキシング手段からの信号から直流信号を検出
    する直流検出手段と、掃引信号発生手段からの掃引信号
    を前記直流検出手段からの信号により保持する電圧保持
    手段と、前記発振手段を制御する信号を直流検出手段か
    らの信号により前記掃引信号発生手段からの信号と前記
    電圧保持手段からの信号とに切り換える切換手段とで構
    成された請求項3また請求項4記載の流量計測装置。
  9. 【請求項9】流量計での計測データを電子的に計測記憶
    する記憶手段と、前記記憶手段からの計測データを搬送
    波信号に乗せて送信する送信手段と、前記記憶手段から
    の計測データの送信を要求する要求信号あるいは前記計
    測データに対する応答信号を受信する受信手段と、各手
    段を制御するマイクロコンピュータとを有し、前記受信
    手段は、受信すべき搬送波信号周波数に近い周波数の信
    号を出力する第一の信号発生手段と、前記第一の信号発
    生手段からの信号と受信信号の差の周波数となる信号を
    取り出す第一のミキシング手段と、前記第一の信号発生
    手段からの信号を位相シフトした信号と前記受信信号の
    差の周波数となる信号を取り出す第二のミキシング手段
    と、時間的に連続した矩形波信号を発生する第二の信号
    発生手段と、前記第二の信号発生手段からの矩形波信号
    により前記第一のミキシング手段からの信号をスイッチ
    する第一のスイッチ手段と、前記第二の信号発生手段か
    らの矩形波信号を位相シフトした矩形波信号により前記
    第二のミキシング手段からの信号をスイッチする第二の
    スイッチ手段と、前記第一のスイッチ手段の出力信号と
    前記第二のスイッチ手段の出力信号とを加算または引算
    する演算手段と、前記演算手段の出力信号の周波数に応
    じた電圧を発生する周波数−電圧変換手段と、前記周波
    数−電圧変換手段の出力に生じるパルス状の雑音を除去
    する雑音除去手段とで構成された流量計測装置。
  10. 【請求項10】流量計の計測データを収集するデータ収
    集手段と、前記データ収集手段からのデータ収集要求信
    号あるいは前記流量計からの計測データに対する応答信
    号を搬送波に乗せて送信する送信手段と、前記流量計か
    らの計測データを受信する受信手段と、各手段を制御す
    るマイクロコンピュータとを有し、前記受信手段は受信
    すべき搬送波信号周波数に近い周波数の信号を出力する
    第一の信号発生手段と、前記第一の信号発生手段からの
    信号と受信信号の差の周波数となる信号を取り出す第一
    のミキシング手段と、前記第一の信号発生手段からの信
    号を位相シフトした信号と前記受信信号の差の周波数と
    なる信号を取り出す第二のミキシング手段と、時間的に
    連続した矩形波信号を発生する第二の信号発生手段と、
    前記第二の信号発生手段からの矩形波信号により前記第
    一のミキシング手段からの信号をスイッチする第一のス
    イッチ手段と、前記第二の信号発生手段からの矩形波信
    号を位相シフトした矩形波信号により前記第二のミキシ
    ング手段からの信号をスイッチする第二のスイッチ手段
    と、前記第一のスイッチ手段の出力信号と前記第二のス
    イッチ手段の出力信号とを加算または引算する演算手段
    と、前記演算手段の出力信号の周波数に応じた電圧を発
    生する周波数−電圧変換手段と、前記周波数−電圧変換
    手段の出力に生じるパルス状の雑音を除去する雑音除去
    手段とで構成された流量計測装置。
  11. 【請求項11】第二の信号発生手段からの信号は各手段
    を制御するマイコロコンピュータのクロック発生手段か
    らの信号を用いたことを特徴とする請求項1または請求
    項2または請求項3または請求項4または請求項5また
    は請求項6または請求項9または請求項10記載の流量
    計測装置。
  12. 【請求項12】データ収集手段は電話回線に接続される
    網制御手段を有することを特徴とした請求項2または請
    求項4または請求項6または請求項10記載の流量計測
    装置。
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