JP2767747B2 - 横断流送風機 - Google Patents

横断流送風機

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JP2767747B2
JP2767747B2 JP63201813A JP20181388A JP2767747B2 JP 2767747 B2 JP2767747 B2 JP 2767747B2 JP 63201813 A JP63201813 A JP 63201813A JP 20181388 A JP20181388 A JP 20181388A JP 2767747 B2 JP2767747 B2 JP 2767747B2
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グズー ジャン−ピエール
ハイト ジル
バイユー ピエール
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FURANSU
OFUISU NASHONARU DECHUUDO E DO RUSHERUSHU AEROSUPESHIARU
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FURANSU
OFUISU NASHONARU DECHUUDO E DO RUSHERUSHU AEROSUPESHIARU
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D17/00Radial-flow pumps, e.g. centrifugal pumps; Helico-centrifugal pumps
    • F04D17/02Radial-flow pumps, e.g. centrifugal pumps; Helico-centrifugal pumps having non-centrifugal stages, e.g. centripetal
    • F04D17/04Radial-flow pumps, e.g. centrifugal pumps; Helico-centrifugal pumps having non-centrifugal stages, e.g. centripetal of transverse-flow type

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は部屋または機械の換気や、エアクッション式
乗物の支持、例えば表面効果を利用したフォバークラフ
トで用いられる横断流送風機に関するものである。
従来の技術 このタイプの送風機は周知であり、モルティエ(MORT
IER)によって炭鉱の換気用に1892年に初めて提案され
た。この送風機の基本的特徴はコブ型の圧力−流量特性
曲線を有している点にある。この特性曲線の上昇部分は
可能最大流量(すなわち吐出量)の50〜75%である。第
2の特徴は流量ゼロのときに圧力はゼロではない点にあ
る。
この送風機の別の特徴は流量係数と圧力係数とが同時
に大きくなる点である。これに対して遠心送風機では同
一寸法で流量係数が小さいときにしか圧力係数は大きく
ならず、軸流送風機では圧力係数が小さいときにしか流
量係数は大きくならない。従って、横断流送風機によっ
て与えられる空気パワーは優れたものである。この送風
機の弱点は効率にあるが、効率は固定子の形状を変える
ことによって向上できる。
ドイツ連邦共和国特許第1,428,071号には空気流量が
一定で騒音がほとんどない横断流送風機が開示されてい
る。
ドイツ連邦共和国特許第2,545,036号には騒音を減ら
すために流体の経路上にガイド壁と多孔質壁とからなる
複合装置を配置した送風機が開示されている。しかし、
ある時間使用すると多孔質壁が閉塞するためこの利点は
消える可能性がある。
フランス国公開特許第2,481,378号に開示の装置では
同一のロータ回転速度で騒音を小さくし且つ空気流量を
大きくするために、下流渦室を丸い特殊形状とし、渦室
とクロスヘッドに突起部を設けている。
上記3つの文献は家庭用の装置に関するもので、空気
流量は0.05m3/秒未満であり、圧力は50Pa未満である。
さらに、横断流送風機を用いた流体ラジエータと、エ
ンジンのレオスタットへの送風装置も知られているが、
これらの場合には送風機を狭いスペースにいかに取り付
けるかを問題にしている。
いずれにせよ、従来の横断流送風機はその流量特性を
利用するだけであり、流量と圧力の両方を同時に大きく
し、しかも効率を向上させるために上流マニホルドや下
流ディフューザの形状を改良する研究はなされてこなか
った。
この問題に関する最初の試みはハイト(G.HEID)の理
論的研究である(Revue francaise de mecanique 1986
−2)。この研究は圧縮機のサージングに関するビダー
ル(BIDARD)の理論を横断流送風機のサージング現象に
応用したものである。すなわち、従来の横断流送風機の
形状は全て特定流量に対する課題を解決するためのもの
で、当業者はそれから演繹して他の結果を導くことはで
きなかったが、上記研究から下記の結論が導き出され
た: (1) 圧力の観点からはロータは単一段のように挙動
する。従って、ロータを長くすれば流量を大きくできる
可能性がある。
(2) 流れの方向は固定部の上流/下流形状の非対称
性のみで決まる。
(3) 圧力/流量の比の値が同じであれば、ロータの
直径/長さ/回転速度の組合せを複数選択することがで
きる。
発明が解決しようとする課題 本発明の目的は、流量曲線の平坦部全体、特にサージ
ング現象が発生する危険性があることが知られている圧
力−流量特性曲線の上昇部分において、運転の安定性を
保ちながら流量係数と圧力係数の両方が同時にそれぞれ
約2.5〜3となるような横断流送風機を提供することに
ある。
なお、サージング現象が発生すると下流の回路内で流
量と圧力がサージングの周波数と振幅とで特徴づけられ
る周期的な脈動を起こし、送風機を工業的に使用するこ
とができなくなる。
課題を解決するための手段 本発明は、羽根を有する翼車と、クロスヘッド部材
と、渦室部材とを有し、渦室部材の上流面とクロスヘッ
ド部材の上流面とによって上流側のマニホルドが区画さ
れ、渦室部材の下流面とクロスヘッド部材の下流面とに
よって吐出側の末広ノズルが区画され、翼車の回転軸線
に直角な面内に、渦室部材の上流面の先端に位置した突
起部と翼車との間に狭窄通路が区画され、クロスヘッド
部材の上流面の先端に位置した上流突起部と翼車との間
に狭窄通路が規定される、横断流送風機において、 翼車の回転軸線上に原点があり、横軸のX線がクロス
ヘッド部材の下流面と平行である互いに直角なXY軸を有
する直角基準座標において、 (a) クロスヘッド部材の上流突起部は翼車の外径の
2〜8%のギャップの距離だけ翼車から離れ、上流突起
部を通る半径がX軸と成す角度(ABCAM)は290〜330゜
の範囲にあり、 (b) 上流突起部を頂点とするクロスヘッドの翼車面
はY軸に平行な上流突起部を通る縦軸線に対して−20゜
〜60゜の角度(AFRC)を成し、 (c) 渦室部材は、突起部の所から翼車の中心角度
(ABV)に対応する76〜112゜の円弧の範囲で、翼車の外
径(De)の2〜8%のギャップの距離だけ翼車から離れ
ており、 (d) 渦室部材の突起部から延びた上流面は平坦であ
り且つ翼車の回転軸線と渦室部材の突起部とを結ぶ面に
対して0〜70゜傾斜している、 ことを特徴とする送風機を提供する。
発明の実施の形態 クロスヘッド部材の上流突起部と下流突起部との間の
厚さは翼車の外径Deの1〜40%である。クロスヘッド部
材の厚さは翼車の外径Deの16%に等しい。
クロスヘッドの翼車面は平坦であり、縦軸に対して−
20〜60゜の間の角度傾斜している。また、このクロスヘ
ッド部材の翼車面は凹状で、Y軸に平行な線上にあるク
ロスヘッド部材の上流突起部と下流突起部とを通る円弧
形状であり、例えば上流突起部での接線がY軸と平行な
平行線と0〜60゜の角度を成す。
クロスヘッド部材の上流面の横軸上への投影長さ
(l)は翼車の外径Deの90〜100%である。このクロス
ヘッド部材の上流面は横軸に対して10〜30゜の角度傾斜
した平面で構成される。この傾斜角は26゜に等しく、投
影長さ(l)は翼車の外径Deの95%である。
クロスヘッド部材の上流面は翼車に向かって開いた円
弧であり、このクロスヘッド材の上流突起部での接線は
上流突起部を通る半径に対して20〜80゜の角度を成す。
渦室部材の下流面は延長されて末広ノズルとなり、こ
の末広ノズルはクロスヘッド部材の下流突起部を通る縦
軸に平行な平行線上にあって且つ下流突起部から翼車の
外径Deの60〜90%の距離だけ離れた点から横軸に対して
7゜の角度を成している。
渦室部材の下流面は断面が翼車と同心な第1の円弧と
この第1の円弧を末広ノズルに接続する第2の円弧とで
規定される扇形になっている。
渦室部材はクロスヘッド部材の下流突起部を通るX軸
に平行な軸線を翼車の外径(De)の60〜120%の距離の
所で通る。この距離は翼車の外径の59%に等しい。
翼車は鉤型の羽根を備え、その内径は外径の70〜80%
であり、各羽根は翼車の外径Deを基準にしてその半径が
10〜15%であり、弦は10〜15%であり、延長度は1〜5
である。各羽根は長手方向に10゜以下の捩れ角で捩れて
いる。翼車は端部フランジが互いに回転して捩れてい
る。
クロスヘッド部材の突起部は10゜以下の捩れ角で捩れ
ている。
本発明の利点は70〜80%に達する高い効率が得られる
点にある。
回転速度が一定であれば流量は翼車の長さに比例し、
空気力学係数値を小さく保つことができる。この点で本
発明は層状流すなわち空気カーテンを得るのに固有な特
徴を有する横断流送風機が得られるという別の効果があ
る。
本発明のさらに別の効果はサージングのマージンが大
きいことである。
本発明のさらに別の効果は同じパワーで従来の機械に
比べて寸法を最小にしてメガワットオーダーのパワーを
得ることができる点にある。
一般に、送風機の特性は下記の関係式で表される無次
元数である流量係数Cd、圧力係数Cpおよび効率ηで定義
される: (ここで、Lは翼車の長さ(m)、ωは翼車の回転速度
(ラジアン/秒)Rは翼車の半径(m)、ρは空気の密
度(kg/m3)、Qvは送風機の流量(m3/秒)、ΔPは圧力
変化(Pa)である) 本発明は添付図面を参照した下記実施例の説明からよ
りよく理解できよう。
実施例 図1に示した横断流送風機は、矢印Fの方向に回転す
る翼車1と、クロスヘッド部材(鉤形湾曲部材)2と、
渦室部材3とを備えている。渦室部材3とクロスヘッド
部材2はこの横断流送風機の固定子を構成し、先細断面
の上流部分と末広がり断面の下流部分4aとを区画してい
る。使用回路4bは下流部分4aに接続している(使用回路
は一部しか図示していない)。
クロスヘッド部材2は上流面5すなわち上流渦室と、
上流突起部6と、翼車−クロスヘッド面7と、下流突起
部8と、下流面9とを有している。渦室部材3は上流面
10と、渦室突起部11と、下流渦室12とを有している。
クロスヘッド部材2の上流突起部6はECRギャップ13
とよばれる距離だけ翼車1から離れた位置にある。渦室
突起部11はEVRギャップ14とよばれる距離だけ翼車1か
ら離れた位置にある。
本発明送風機の特徴を記載するために直角基準座標OX
Yを定義する。この直角座標OXYの原点Oは翼車1の軸線
と一致し、横軸はクロスヘッド部材2の下流面9と平行
である。直線寸法は従来と同様に翼車1の外径Deに対す
る割合(%)で表示する。
クロスヘッド部材2の上流突起部6の位置は、図2に
示すように、この突起部6を通過する翼車1の半径Dと
X軸との間の角度ABCAMで定義されている。この角度は2
90〜330゜にすることができる。構成上この角度の値を
固定することによって、この値を基準にして他の部材の
位置を決定できる。図2ではECRギャップがゼロのとき
にこの角度の値は309゜である。
ECRギャップ13の大きさは翼車の外径Deの2〜8%、
好ましくは2〜3%である。
図3はECRギャップがゼロのときのクロスヘッド部材
2の厚さECと、Y軸に平行でクロスヘッド部材2の上流
突起部6を通る面15に対するクロスヘッド部材2の傾斜
角AFRCとを示している。厚さECは平らな下流面9とこの
面に平行で上流突起部6を通る面16との間の距離であ
り、この厚さECは翼車1の外径Deの0.1〜40%、好まし
くは14〜18%である。
この厚さECを決めた後、目的とする用途に応じて内部
空気が生じるように翼車−クロスヘッド面7を平坦また
は凹状にする。図3に示したクロスヘッド−翼車面7aは
平坦であり、平行面15に対して角度AFRCだけ傾いてい
る。この角度AFRCは−30〜+60゜、好ましくは−10〜+
10゜である。これに対して図4に示したクロスヘッド−
翼車面7bは凹状円弧になっており、この構成ではクロス
ヘッド部材2の上流突起部6および下流突起部8がY軸
と平行な面17で一直線に揃っている。この円弧の曲率中
心Bは上流突起部6と下流突起部8とを結ぶ弦18の垂直
二等分線上に位置している。角度AFRCは上流突起部6と
弦18を通る接線19とで決定される。この角度は0〜60
゜、好ましくは10〜25゜である。この角度AFRCがゼロだ
と面7bが平坦になることに注意されたい。
クロスヘッド部材2の上流面5は平坦5a(図5)でも
凹状5b(図6)でもよく、クロスヘッド部材2の上流突
起部6と点MFACの間に延びている。面5aはX軸に対する
角度位置とこのX軸への投射影長とで決まる。角度AFAC
は25〜80゜であり、投射影長(l)は翼車1の外径De
90〜100%である。
凹面5bは、図6に示すように、クロスヘッド部材の上
流突起部6を通る翼車の半径と、この点での接線との間
の角度AFACとで決まる。この角度AFACは上記の場合と同
様に25〜80゜であり、好ましくは60〜78゜である。曲率
中心Cは上流突起部6と点MFACとを通る弦20の垂直二等
分線上にある。X軸に平行な軸への凹面5bの投射影長
(l)は翼車1の外径Deの90〜100%である。
第7図は渦室突起部11の位置を示している。この突起
部11は円弧21上で翼車1からその外径Deの2〜8%の値
のEVRギャップ14だけ離れた位置にある。円弧21の範囲
は角度ABCで規定される。この角度ABCは76〜112゜であ
る。この図面から渦室の上流面10は渦室突起部11を通る
半径に対して角度FFAVBだけ傾いていることがわかる。
角度AFAVBは0〜70゜である。これら2つの角度は所定
の定格点と整合性のある最適な供給が保証されるように
選択する。
図8は3つの部分21、22、23からなる下流渦室12の図
である。部分21は翼車1と常に同心の弧であり、角度A
BCが112゜未満のときに存在する。2つの部分22、23は
クロスヘッド部材2を基にしてSHBCAVで表されるX軸に
平行は第1の断面(クロスヘッド部材の下流突起部の水
平断面)とSVBCAVで表される第2の断面(クロスヘッド
部材の下流突起部の鉛直断面)とによって範囲が規定さ
れる。第1の断面は長さが翼車1の外径Deの80〜100%
であり、第2の断面は長さが翼車1の外径Deの60〜90%
である。これら断面によって2つの点MHBCAVとMVBCAV
が決まる。渦室は、点MVBCAVを通りかつX軸と7゜の角
度をなす平坦部分23に接し且つ点MHBCAVを通過する上記
部分22で構成される。この渦室は最終的には平坦部分23
を介してその延長部である拡がり平面24と接続する。末
広ノズル4bはクロスヘッド部材2の下流面9の延長部で
ある平坦面とX軸と7゜の角度をなす平坦部分24とで範
囲が規定される。従って、負荷のロスを最小にするため
に流体力学で一般に認められている値である7゜の角度
を有する送風機用末広ノズルになる。
横断流送風機の翼車1は公知の方法で以下のパラメー
タ:翼の外径、内径、長さ、数、翼の曲率半径、翼の
弦、翼の入口角と出口角およびフランジの直径から決定
される。これらパラメータの変化範囲は周知であり、こ
こでは詳述しない。
簡単にするために第9図には翼車1の鉤型の羽根25、
すなわちβ11が90゜を越える場合を示している。各羽根
は下記のパラメータで決まる: (1) 翼車1の内径D1と外径Deの比(この比の値は一
般に0.7〜0.8である。) (2) 曲率半径ROの値は翼車の外径Deの10〜15%であ
る。
(3) 弦Cの値は翼車の外径Deの10〜15%である。
(4) 延長度の値は長さ/直径の比で表され、1〜5
の間で変化する。
これらパラメータを用いて羽根を固定し、角度β11
β12とを決めることができる。これら角度はそれぞれ12
0〜170゜と70〜100゜の範囲で変化する。
翼車1は図10に示すようにフランジ26、27を捩れ角AH
で相対回転させることにより捩ることができる。各羽根
25の迎え縁部28は10゜以下の小さな捩れ角AHを有する曲
線になる。こうすることによって騒音が減り、振動の振
幅を小さくすることができる。変形例として、渦室突起
部11および/またはクロスヘッド部材2の上流突起部6
が描く曲線も同様に捩ることができる。
図11は下記幾何学特性を有する横断流送風機の圧力/
流量特性曲線を示している: 外径De=283mm、内径Di=223mm(Di/De=78.95%) 羽根の数Np=40、クロスヘッド部材の直線部分EC=46
mm 従って、EC=De=16.25%。AFRC=0゜、 ギャップが最小のときのAFAC=40゜、 クロスヘッド部材の上流渦室の曲率半径=251mm、 ギャップが最小のときのAFAVB=40゜、 ギャップが最小のときのSHBCAV=166mmすなわちDeの5
8.64% ギャップが最小のときのSVBCAV=220mmすなわちDeの7
7.73% 下流渦室の曲率半径=301mmすなわちDeの106.47% 渦室部材/翼車のギャップEVR=6mmすなわちDeの2.12
% クロスヘッド部材/翼車ギャップECR=8mmすなわちDe
の3.03%。
この横断流送風機で得られるパワーは、長さが420mm
の送風機で約2キロワットである。これに対して軸流送
風機または遠心送風機を用いて同じパワーを得るために
は直径および長さを少なくとも2〜3倍にする必要があ
る。ΔPとQVの値は送風機の出口で測定する。曲線Pは
圧力変化を表し、曲線Rは効率を表す。
流量が2m3/秒と大きな場合に同時に圧力も約750Paの
大きな極大値が得られ、しかも効率が利用可能な約60%
にあることがわかる。さらに、この送風機はサージング
のマージンΔQがこぶ型特性曲線を有する従来の機械よ
りも大きいので、下の危険なしに広い吐出流量範囲で使
用することができる。この図面からマージンΔQが約1m
3/秒であることがわかる。従って、このタイプの送風機
は表面効果方式のホバークラフトの浮上で特に利用でき
る。
【図面の簡単な説明】
図1は横断流送風機の全体構成図。 図2はクロスヘッド部材の上流突起部の位置の概略図。 図3は平坦な翼車−クロスヘッド面の概略図。 図4は凹状の翼車−クロスヘッド面の概略図。 図5はクロスヘッド部材の平坦な上流面の図。 図6はクロスヘッド部材の凹状上流面の図。 図7は渦室の突起部と突起部上流面の位置の概略図。 図8は下流渦室の形を表す図。 図9は翼車の羽根の実施例を示す図。 図10は翼車の特殊実施例の図。 図11は本発明で得られる空気力学曲線の一例を示すグラ
フ。 (主な参照番号) 1……翼車、2……クロスヘッド部材 3……渦室部材、4a……下流部分 4b……利用回路、5、10……上流面 6……上流突起部 7、7a、7b……翼車−クロスヘッド面、 8……下流突起部、9……下流面 11……渦室突起部、12……下流渦室 13……ギャップ(ECR)、14……ギャップ(EVR) 25……羽根、26、27……フランジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジャン−ピエール グズー フランス国 91200 アティス モンス クロ ペロー 11 レジダンス 「レ ザカシア」 (72)発明者 ジル ハイト フランス国 31500 トゥルーズ リュ ドゥ ダカール 9 (72)発明者 ピエール バイユー フランス国 59242 タンプルーヴ リ ュ ドゥ ラルディニエール 60 (72)発明者 マルク プリュヴォスト フランス国 59000 リール リュ ネ ッケール 14 (56)参考文献 実開 昭61−110891(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F04D 17/04

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】羽根を有する翼車(1)と、クロスヘッド
    部材(2)と、渦室部材(3)とを有し、渦室部材
    (3)の上流面(10)とクロスヘッド部材(2)の上流
    面(5)とによって上流側のマニホルドが区画され、渦
    室部材(3)の下流面(12)とクロスヘッド部材(2)
    の下流面(9)とによって吐出側の末広ノズル(4a)が
    区画され、翼車(1)の回転軸線に直角な面内に、渦室
    部材(3)の上流面(10)の先端に位置した突起部(1
    1)と翼車(1)との間に狭窄通路(14)が区画され、
    クロスヘッド部材(2)の上流面(5)の先端に位置し
    た上流突起部(6)と翼車(1)との間に狭窄通路(1
    3)が規定される、横断流送風機において、 翼車(1)の回転軸線上に原点があり、横軸のX軸がク
    ロスヘッド部材(2)の下流面(9)と平行である互い
    に直角なXY軸を有する直角基準座標において、 (a) クロスヘッド部材(2)の上流突起部(6)は
    翼車(1)の外径(De)の2〜8%のギャップ(13)の
    距離だけ翼車(1)から離れ、上流突起部(6)を通る
    半径(D)がX軸と成す角度(ABCAM)は290〜330゜の
    範囲にあり、 (b) 上流突起部(6)を頂点とするクロスヘッドの
    翼車面(7)はY軸に平行な上流突起部(6)を通る縦
    軸線(15)に対して−20゜〜60゜の角度(AFRC)を成
    し、 (c) 渦室部材(3)は、突起部(11)の所から翼車
    (1)の中心角度(ABV)に対応する76〜112゜の円弧の
    範囲で、翼車(1)の外径(De)の2〜8%のギャップ
    (14)の距離だけ翼車(1)から離れており、 (d) 渦室部材(3)の突起部(11)から延びた上流
    面(10)は平坦であり且つ翼車(1)の回転軸線と渦室
    部材(3)の突起部(11)とを結ぶ面に対して0〜70゜
    傾斜している、 ことを特徴とする送風機。
  2. 【請求項2】クロスヘッド部材(2)の上流突起部
    (6)と下流突起部(8)との間の厚さが翼車の外径
    (De)の1〜40%である請求項1に記載の送風機。
  3. 【請求項3】クロスヘッド部材(3)の厚さが翼車
    (1)の外径(De)の16.25%に等しい請求項2に記載
    の送風機。
  4. 【請求項4】クロスヘッド部材の翼車面(7)が平坦で
    あり、Y軸に対して−20〜60゜の間の角度(AFAC)傾斜
    している請求項2または3に記載の送風機。
  5. 【請求項5】クロスヘッド部材の翼車面(7)がY軸と
    平行な平行線上にあるクロスヘッド部材の上流突起部
    (6)と下流突起部(8)とを通る凹状円弧(7b)であ
    り、この凹状円弧(7b)の上流突起部(6)での接線
    (19)が上記平行線に対して0〜60゜の角度(AFRC)を
    成す請求項2または3に記載の送風機。
  6. 【請求項6】クロスヘッド部材の上流面(5)のX軸上
    への投影長さ(l)が翼車(1)の外径(De)の90〜10
    0%である請求項1〜5のいずれか一項に記載の送風
    機。
  7. 【請求項7】クロスヘッド部材の上流面(5)がX軸に
    対して10〜30゜の傾斜角度(AFAC)の平面である請求項
    6に記載の送風機。
  8. 【請求項8】上記傾斜各(AFAC)が26゜に等しく、投影
    長さ(l)が翼車(1)の外径(De)の95%である請求
    項7に記載の送風機。
  9. 【請求項9】クロスヘッド部材(2)の上流面(5)が
    翼車(1)に向かって開いた円弧(5b)で構成され、こ
    のクロスヘッド部材の上流突起部(6)における接線が
    この上流突起部(6)を通る半径に対して成す角度(A
    FAC)が20〜80゜である請求項6に記載の送風機。
  10. 【請求項10】渦室部材(3)の下流面(12)が延びて
    末広ノズル(24)となり、この末広ノズル(24)は、ク
    ロスヘッド部材の下流突起部(8)を通る縦軸に対して
    平行な線上にあって且つ下流突起部(8)から翼車
    (1)の外径(De)の60〜90%の距離だけ離れた点の所
    から、横軸に対して7゜の角度を成している請求項1〜
    9のいずれか一項に記載の送風機。
  11. 【請求項11】渦室部材の下流面(12)が、断面におい
    て、翼車(1)と同心な第1の円弧(21)とこの第1の
    円弧(21)を末広ノズル(24)に接続する第2の円弧
    (22)とで規定されている請求項10に記載の送風機。
  12. 【請求項12】渦室部材(3)が、クロスヘッド部材
    (2)の下流突起部(8)を通るX軸に平行な軸線を、
    翼車の外径(De)の60〜120%の距離の所で通る請求項1
    1に記載の送風機。
  13. 【請求項13】上記距離が翼車の外径の59%に等しい請
    求項12に記載の送風機。
  14. 【請求項14】翼車(1)が鉤型の羽根を有し、その内
    径は外径の70〜80%であり、各羽根の曲率半径は翼車の
    外径(De)の10〜15%であり、弦の長さはその10〜15%
    であり、長さ/直径の比で定義される延長度は1〜5で
    ある請求項1〜13のいずれか一項に記載の送風機。
  15. 【請求項15】羽根(25)が長手方向に10゜以下の捩れ
    角(AH)で捩れている請求項14に記載の送風機。
  16. 【請求項16】翼車(1)が端部フランジ(26,27)を
    互いに回転して捩ったものである請求項15に記載の送風
    機。
  17. 【請求項17】クロスヘッド部材(2)の突起部(6)
    が10゜以下の捩れ角だけ捩れている請求項15に記載の送
    風機。
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