JP2767273B2 - プレーティングパイル編地の製造方法およびこれに使用するシンカー - Google Patents

プレーティングパイル編地の製造方法およびこれに使用するシンカー

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は丸編機を使用して編成する高品質なプレーテ
ィングパイル編地の編成方法およびその編成方法におい
て使用するシンカーに関する。
[従来の技術] 一般的なシングルユニット丸編機では、プレーティン
グパイル編地を製造するときに、編針と、所望のパイル
長さに適合したシンカーノーズ(パイル位置規制部)の
高位置を有するシンカーが使用される。パイル編機では
1編成サイクルにおいて2本の糸が給糸される。この2
本の糸は、適当な糸案内手段の高さの異なった位置によ
ってそれぞれ上糸および下糸となる。上糸は編針に供給
され、下糸はシンカーのシンカートップに供給される。
そしてシンカーに推進運動を与えることにより2本の糸
が針フック部に捕捉されるものである。
2本の糸が針フック部に捕捉されると、下糸はシンカ
ートップに受支され、上糸はシンカーノーズの高位置に
よって受支される。
編針がシンカートップ以下に下降すると、シンカーに
受支された2本の糸はシンカーの高低差によって2個の
シンカーループを編地内に形成する。上糸のシンカール
ープはパイルを作り、下糸(グランド糸)のシンカール
ープは地編みとなる。
上述したパイル編地の編成過程において編地の表側に
グランド糸を出すことにより形成される編地をプレーテ
ィングパイル編地と称している。このプレーティングパ
イル編地を編成するためには、シンカーノーズの高位置
に給糸されたパイル糸は針フック内の外側に位置させる
必要があり、シンカースロートに給糸されたグランド糸
は針フック内の内側に位置させる必要がある。パイル糸
とグランド糸を針フック内の内側、外側に安定的に位置
させるために、第4図に示すように、フック部の形状を
変えたフォーワードフックを有する編針を使用すること
は、公知の技術である。
従来技術ではグランド糸を安定的に定置させるために
次のような方法がとられている。
シンカースロートでグランド糸を押すことによってグ
ランド糸を針フック内の内側に強制的に位置させる方
法。
1個のシンカー溝に2枚挿置された一方のシンカー
で、グランド糸を押すことによって針フック内の内側に
安定的に位置させる方法。
シリンダーの半径方向に前後運動するシンカーのシン
カートップのグランド糸を引き込む部分に斜面を設ける
ことによって、この斜面でグランド糸を押し付けて針フ
ック内の内側に安定的に位置させる方法。
[発明が解決しようとする問題点] 従来技術、の方法では、グランド糸を針フック内
の内側に位置させようとしたとき、グランド糸をシンカ
ースロートと編針で挟み込むような状態となり、結び目
やリントを編み込んだときには、糸切れが生じ易く、編
み傷が多発する。
また、度目の変更や使用糸を変えたときには、シンカ
ーの押し量およびシンカーのタイミングを熟練者によっ
て微妙に調整する必要がある。しかもその調整には熟練
者といえども長時間を要し、また、シンカーカムの調整
を間違えるとパイル糸とグランド糸のプレーティング性
がコース方向において横段となって発生する。
の方法では、傾斜したシンカートップの斜面でグラ
ンド糸を押すので、シンカーの押し量のバラツキによっ
て編地のコース方向において横段が生じ易い。
本発明の第1の目的は、プレーティングパイル編地を
編成する過程において、度目や糸を変えたときの調整に
熟練者を必要とせず、短時間に高品質の編地の生産を可
能にするような編成方法を提供することである。
本発明の第2の目的は、上記編成方法において使用す
るのに適した新規な形状のシンカーを提供することであ
る。
[問題点を解決するための手段] 本発明に係るプレーティングパイル編地の編成方法
は、シンカーを使用して行う丸編機におけるプレーティ
ングパイル編地の製造方法であって、シンカートップが
編針に対して常に傾斜交差し、かつ、パイル位置規制部
が常に水平交差すると共に、内方もしくは外方の運動に
より漸次上方もしくは下方へ移動するシンカーを設け、
以て、一編成サイクル中、編針が下降に伴ってフック部
でグランド糸およびパイル糸を捕捉した後、オールドル
ープをクリアーし新しいループが形成される際、シンカ
ーを内方斜め下方へ前進させることによりシンカートッ
プおよびパイル位置規制部を編針のフック部よりも上方
へ位置させ、また、編針が上昇に伴って針ステムにルー
プが移行されて所望の安全高さまで上昇した際、シンカ
ーを外方斜め上方へ後退させることによりシンカートッ
プおよびパイル位置規制部を編針のフック部よりも下方
へ位置させることを特徴とする。
好ましくは、パイル位置規制部でパイル糸が引き下げ
られると共に、シンカートップでグランド糸が引き下げ
らる際、編針の下降につれてシンカートップの運動が、
針フック内のパイル糸の内側にグランド糸を位置させる
ために内方斜め下方へ前進するようにしたものである。
本発明のシンカーは、シンカーの傾斜運動と同方向に
ノーズ部分を傾斜させたシンカーにおいて、パイル位置
規制部がほぼ水平であると共に、シンカートップが下向
き傾斜角度を有することを特徴とする。
好ましくは、後に定義する「シンカー高さ」が1.4mm
以下であり、より好ましくは、1.0mm〜1.4mmである。
[作用] 本発明によれば、編針のフック部が2本の糸を捕捉し
てグランドとパイル編目を形成せる過程で、シンカーを
内方斜め下方へ前進させることによってシンカートップ
およびシンカーの高位置が上方へ移動する。そして形成
されたグランドとパイル編目が編針のラッチ先端から外
れて所望の安全高さまで編針が上昇する過程では、シン
カーを外方斜め上方へ後退させることによりシンカート
ップおよびシンカーの高位置が下方へ移動する。
その結果、ファインゲージ(30〜36G)のプレーティ
ングパイル編地が得られる。
[実施例] 以下、添付図面に基づき本発明の実施例を説明する。
第1図は編成部の要部を示した縦断面図であり、図に
おいて符号1はシリンダーを示す。
シリンダー1の外周には、円形に並んだ軸線方向に延
びる多数の針溝1aが形成されている。各針溝1aには垂直
方向に滑動自在な編針2が収容されている。各編針2は
作動用バット2dを有する。
シリンダー1と対向するカムホルダー3には編針2を
制御または作動させる少なくも1個の制御カム4が設け
られている。カムホルダー3はカムリング5上に取り付
けられている。
前記シリンダー1の上端部にはシンカー・レスト・リ
ング(sinker rest ring)6がネジ等で取り付けられて
いる。シンカー・レスト・リング6の上端部は内方への
下向き傾斜部6aに形成されており、かつ下向き傾斜部と
平行なシンカー溝6bが刻設されている。
シンカー・レスト・リング6の外側には、シリンダー
1に固定されているシンカーダイアル7が設けられてお
り、このシンカーダイアル7には、シンカー・レスト・
リング6と同様に、内方への下向き傾斜部に形成され、
かつ、下向き傾斜部と平行に多数のシンカー溝7aが前記
シンカー・レスト・リング6のシンカー溝6bと同じ傾き
で刻設されている。
編成時に編針2と協働するシンカー8は、シンカー・
レスト・リング6とシンカーダイアル7上において半径
方向に摺動自在である。このシンカー8はシンカーキャ
ップ9に装着されているシンカーカム10によって制御さ
れる。シンカーキャップ9はキャップリング11内に収容
されている。
このシンカーキャップ9の内径部分には、前記シンカ
ー・レスト・リング6およびシンカーダイアル7と同様
に内方への下向き傾斜部が形成されている。
なお、シンカー・レスト・リング6,シンカー8,シンカ
ーダイアル7,シンカーカム10およびシンカーキャップ9
の内形部は20度の下向き傾斜角度を有するように形成さ
れている。傾斜角度自体は本願発明を制限するものでは
ないが、現在の所、5度〜60度が好ましく、より好まし
くは、10度〜45度であると考えられる。
シリンダー1の下側部にはこれと一体的に取り付けら
れた駆動ギヤー12があり、通常機械に配置されている駆
動源から駆動されるときシリンダー1と同速的に回転す
る。
前記カムリング5上には等間隔に配されたサポート13
があり、前記キャップリング11を固定している。
キャップリング11上には等間隔に4本〜6本のヤーン
キャアリングサポート14が配置されており、このヤーン
キャアリングサポート14の先端には、ヤーンキャアリン
グ15が取り付けられている。ヤーンキャアリング15の下
側には糸案内装置16が取り付けられている。糸案内装置
16はホルダー17と、パイル糸の2本の糸を案内するため
のヤーンキャリア18を有する。
第2図に示すように、本発明に係わるシンカー8の前
端部分には、下向き傾斜方向にV字形の凹部8eを有する
ニッティング・フェイスもしくはシンカートップ8aと、
シンカー・レスト・リング6のシンカー溝6aによって案
内されるシンカートップ8aに平行な下面傾斜部8bと、ス
ロート8cおよびノーズ8dと、パイル位置規制部8fと、垂
直縁部8gが設けられている。シンカー8の制御後端部分
には、シンカーダイアル7のシンカー溝7aによって案内
される下面傾斜部8hおよびそれと平行している制御バッ
ト8jとが設けられている。
第3図は、本発明に係わるパイル用シンカー8と、二
点鎖線で示した従来のパイル用シンカーのそれぞれノー
ズ部分を比較して示した拡大図である。本発明に係わる
パイル用シンカー8と、従来のパイルシンカーと異なる
ところは、シンカートップ8aが編針に対して下向き傾斜
角度になっていることである。パイル高さを決定するパ
イル位置規制部8fは、従来品と同様、水平部分となって
いるので、垂直縁部8gとノーズ8dの屈折点8hが従来品よ
りも低い位置にあることが分かる。これによって、屈折
点8hからパイル位置規制部8fまでの寸法が従来よりも大
きくなり、パイル位置規制部8fを低く採ることができ
る。
この結果、ノーズ上縁(パイル位置規制部)とニッテ
ィングフェース(シンカートップ)間の距離をシンカー
高さと呼ぶとすると、本発明では、1.4mm以下、特に1.0
mm〜1.4mmのシンカー高さH1を有するローパイル用シン
カーの製作が可能になった。従来のシンカーでは、この
シンカー高さH2は、1.5mm〜3.8mm程度である。
第5図は本発明に係わる編成過程の一部を展開して概
略的に示したシリンダー針とシンカーの動作軌跡図であ
り、第6図ないし第13図は第5図における6−6断面な
いし13−13断面を示した編成説明図である。
第5図において、横方向の細線57はシンカー・レスト
・リングの傾斜上縁を示しており、実線50は編針2のフ
ック先端部の動作軌跡を示している。二点鎖線51はシン
カースロート8cの動作軌跡を、一点鎖線52はパイル位置
規制部8fの先端部の動作軌跡を、点線53はシンカーノー
ズ8dの先端部の動作軌跡をそれぞれ示している。54はグ
ランド糸の給糸位置、55はパイル糸の給糸位置であり、
これらの糸条は各給糸口に設けられたそれぞれのヤーン
キャリア18により編針2に供給されるようになってい
る。
上述の動作軌跡に基づき、以下、本発明の編成動作を
説明する。
第6図(6−6断面)に示すように、全ての編針が最
高位置(ニット)に達した後、ヤーンキャリア18によ
り、その縦穴18aから下糸のグランド糸54を、横穴18bか
ら上糸のパイル糸55を、高低2段に分けて供給される前
の編針2の状態が示されている。この時、シンカー8
は、外方斜め上方へ最も後退した位置にある。
次に、第7図(7−7断面)に示すように、編針2が
下降に伴って、グランド糸54が編針に供給されると共
に、ラッチ2aがオールドループによって閉鎖位置に回動
し始める。この時、シンカー8は、内方斜め下方へ前進
した位置にあって、シンカースロート8c内にグランド糸
54を導きいれ、一方、パイル位置規制部8f上にパイル糸
55が位置する。
次に、第8図(8−8断面)に示すように、更に編針
2の下降に伴ってラッチ2aが閉鎖する。この時、シンカ
ー8は僅かに内方斜め下方へ前進した位置にあり、シン
カースロート8c内のグランド糸54とパイル位置規制部8f
上のパイル糸55が完全に針フック2b内に捕捉される。
次に、第9図(9−9断面)に示すように、編針2は
下降に伴ってパイル位置規制部8f上のパイル糸55が引き
下げられる。この時、シンカー8は更に僅か内方斜め下
方へ前進する。それに伴って、グランド糸54は下向き傾
斜のシンカートップ8aによって針フック内の内側に移動
される。この操作によって、第4図に示すように、針フ
ック内ではグランド糸54が内側に、パイル糸55が外側に
位置し、それぞれの位置関係が確実なものとなる。
次に、第10図(10−10断面)に示すように、更に編針
の下降に伴ってグランド糸54がシンカートップ8aより引
き下げられるにつれてオールドループがクリアする。編
針2が最下点に達すると、グランド糸54とパイル糸55は
更に引き下げられ、それぞれ所要長のループが懸吊され
る。この時、シンカー8は更に僅か内方斜め下方へ前進
した位置にある。このシンカーの前進に伴ってクリアー
したオールドループは垂直縁部8gによって引き締められ
る。
次に、第11図(11−11断面)に示すように、編針が上
昇する。この上昇に伴って緩められた針フック内のルー
プが、最も内方斜めに前進したシンカー8によって締め
付けられる。
次に、第12図(12−12断面)に示すように、更に編針
が上昇すると、これに伴って針フック内のループが編針
の胸部を通ってラッチ2aを解放する。この時、シンカー
が外方斜めに後退するに伴い、パイル位置規制部8f上の
パイルループ55aがシンカーノーズ8dを越えて離脱す
る。
次に、第13図(13−13断面)に示すように、更に編針
が上昇し続けると、編針の胸部を通ったループがラッチ
先端を経て針幹2cに滑り降り、編針が最高位置(ニッ
ト)に達する。
その後、編針の下降に際し、針幹2cにあるループが第
6図(6−6断面)に示すように、ラッチ2aの背部に位
置して、1サイクルの編成動作が終了する。そして、ヤ
ーンキャリア18により新たなグランド糸54とパイル糸55
が供給される。
上述した1編成サイクルの編成動作を繰り返しなが
ら、プレーティングパイル編地が製造される。
上記説明は、本発明の一実施例に関するであり、本発
明は、特許請求の範囲に記載した範囲内で、改良、変
更、修正が可能である。例えば、編機に必要な変更を加
えた上で、上記実施例におけるラッチ針の替わりに複合
針を用いることもできる。
[発明の効果] 本発明によれば、シンカーを傾斜運動させることによ
って、編針がグランド糸およびパイル糸を引き込んだと
きに針フック内の内側,外側に確実に位置させることが
できるので安定したプレーティングパイル編地が得られ
る。
また、度目を変更したときやグランド糸の使用糸が変
わったとき、従来技術では、その都度、針フック内の内
側に位置させるためにグランド糸をシンカースロートで
押したり、またシンカーのタイミングを変更する必要が
あったことに較べ、本発明に係わる編成方法では、度目
を変更したときやグランド糸の使用糸が変わったときで
も、その都度、シンカーの押し量を下げたり、あるいは
出したり、またシンカーのタイミングを変更する必要が
全くなくなった。
また、傾斜したシンカートップに対してパイル高さを
決定するパイル位置規制部は、従来と同様、水平部分と
なっているので、パイル位置規制部からノーズに至る屈
折点が従来よりも低い位置に採ることができるので、従
来技術では不可能であった1.0mm〜1.4mmのシンカー高さ
のローパイル用シンカーが可能となり、これによってフ
ァインゲージ(30ないし36ゲージ)の使用も可能になっ
た。
【図面の簡単な説明】
附図は本発明の実施例を示したものである。第1図は編
成部の要部を示した縦断面図であり、第2図は第1図の
シンカーを抜粋して示したシンカーの拡大立面図であ
り、第3図は本発明に係わるパイル用シンカーと従来の
パイル用シンカーのノーズ部分を比較して示した拡大図
である。第4図は編針のフォーワードフック部の拡大図
である。第5図は編成過程の一部を展開して概略的に示
したシリンダー針とシンカーの動作軌跡図であり、第6
図ないし第13図は第5図における6−6断面ないし13−
13断面を示した編成説明図である。 2……編針 8……シンカー 8a……シンカートップ 8d……ノーズ 8f……パイル位置規制部 54……グランド糸 55……パイル糸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D04B 9/12,15/06,27/04

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】丸編機におけるプレーティングパイル編地
    の製造方法であって、 シンカートップ(8a)が編針(2)に対して常に傾斜交
    差し、かつ、パイル位置規制部(8f)が常に水平交差す
    ると共に、内方もしくは外方の運動により漸次上方もし
    くは下方へ移動するシンカー(8)を設け、 以て、一編成サイクル中、編針(2)が下降に伴ってフ
    ック部(2b)でグランド系(54)およびパイル糸(55)
    を捕捉した後、オールドループをクリアーし新しいルー
    プが形成される際、シンカー(8)を内方斜め下方へ前
    進させることによりシンカートップ(8a)およびパイル
    位置規制部(8f)を編針のフック部(2b)よりも上方へ
    位置させ、また、編針(2)が上昇に伴って針ステムに
    ループが移行されて所望の安全高さまで上昇した際、シ
    ンカー(8)を外方斜め上方へ後退させることによりシ
    ンカートップ(8a)およびパイル位置規制部(8f)を編
    針のフック部(2b)よりも下方へ位置させることを特徴
    とする丸編機におけるプレーティングパイル編地の製造
    方法。
  2. 【請求項2】シンカー高さ(H1)が1.0mm〜1.4mmのロー
    パイルシンカーを使用する請求項第1項記載の方法。
  3. 【請求項3】パイル位置規制部(8f)でパイル糸が引き
    下げられると共に、シンカートップ(8a)でグランド糸
    が引き下げらる際、編針の下降につれてシンカートップ
    の運動が、針フック内のパイル糸の内側にグランド糸を
    位置させるために内方斜め下方へ前進するようにした請
    求項第1項または第2項記載の方法。
  4. 【請求項4】シンカーの傾斜運動と同方向にノーズ部分
    を傾斜させたシンカーにおいて、パイル位置規制部(8
    f)がほぼ水平であると共に、シンカートップ(8a)が
    下向き傾斜角度を有することを特徴とするローパイル用
    シンカー(8)。
  5. 【請求項5】シンカー高さ(H1)が1.0mm〜1.4mmである
    請求項第4項記載のシンカー(8)。
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