JP3078829B2 - 丸編機によるプレーティング編地の製造方法 - Google Patents

丸編機によるプレーティング編地の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は丸編機を使用して編成する高品質なプレーテ
ィング編地の編成方法に関する。
[従来の技術] 一般的なシングルニット丸編機では、プレーティング
編地を製造する方法として、ニードル・プレーティング
法と、シンカー・プレーティング法がある。本発明はそ
のうちの後者に関する改良である。
プレーティング編地を編成するとき、1編成サイクル
において2本の糸が給糸される。この2本の糸は、適当
な糸案内手段の高さの異なった位置から供給されてそれ
ぞれ第一糸および第二糸となる。便宜上、ここでは「第
一給糸」を「表糸」と呼び、「第二給糸」を「裏糸」と
呼ぶ。表裏の関係が逆でもよいのはもちろんである。
このプレーティング編地を編成するためには、表糸は
針フック内の内側に、裏糸は針フック内の外側に位置さ
せる必要がある。表糸と裏糸を針フック内の内側、外側
に安定的に位置させるために、フック部の形状を変えた
フォーワードフックを有する編針を使用することは、公
知の技術である。
従来技術では2本の糸を安定的に定置させるために次
のような方法がとられている。
シンカースロートで表糸を押すことによって表糸を針
フック内の内側に強制的に位置させる方法。
1個のシンカー溝に2枚挿置された一方のシンカー
で、表糸を押すことによって針フック内の内側に安定的
に位置させる方法。
シリンダーの半径方向に前後運動するシンカーのシン
カートップの表糸を引き込む部分に斜面を設けることに
よって、この斜面で表糸を押し付けて針フック内の内側
に安定的に位置させる方法。
[発明が解決しょうとする問題点] 従来技術、の方法では、表糸を針フック内の内側
に位置させようとしたとき、表糸をシンカースロートと
編針で挟み込むような状態となり、結び目やリントを編
み込んだときには、糸切れが生じ易く、編み傷が多発す
る。
の方法では、傾斜したシンカートップの斜面で表糸
を押すので、シンカーの押し量のバラツキによって編地
のコース方向において横段が生じ易い。
本発明の目的は、プレーティング編地を編成する過程
において、2種類の糸を安定的に位置させて、高品質の
編地の生産を可能にするような編成方法を提供すること
である。
[問題点を解決するための手段] 本発明の編成方法は、1編成サイクルにおいて、1つ
のヤーンキャリアから給糸位置を変えて供給される表糸
と裏糸の2種類の糸と、フック部にほぼL字型の角部を
設けた編針と、ノーズ部に傾斜を設けたシンカーを使用
して行なう、丸編機によるプレーティング編地の編成方
法であって、前記ヤーンキャリアにより、前記表糸がフ
ックの奥側に、前記裏糸がフック手前側に位置するよう
に給糸し、さらに、前記シンカーのシンカーノーズ傾斜
部によって、前記表糸を前記フックのL字の角部に押し
付けることにより前記表糸をフック内で奥側に位置さ
せ、もとより手前側に位置する前記裏糸とあいまって、
前記2種類の糸の位置関係を一層確実なものとしたこと
を特徴とする。
別法では、本発明の編成方法は、1編成サイクルにお
いて、2つのヤーンキャリアから1種類ずつ供給される
表糸と裏糸の2種類の糸と、フック部にほぼL字型の角
部を設けた編針と、ノーズ部に傾斜を設けたシンカーを
使用して行なう、丸編機によるプレーティング編地の編
成方法であって、表糸供給ヤーンキャリアにより、前記
表糸がフックの奥側に、裏糸供給ヤーンキャリアによ
り、前記裏糸がフック手前側に位置するようにそれぞれ
給糸し、さらに、前記シンカーのシンカーノーズ傾斜部
によって、前記表糸を前記フックのL字の角部に押し付
けることにより前記表糸をフック内で奥側に位置させ、
もとより手前側に位置する前記裏糸とあいまって、前記
2種類の糸の位置関係を一層確実なものとしたことを特
徴とする。
さらに、2種類の糸で形成した2重のループと、その
2種類の糸のうち一方の糸をループとし、他方の糸をウ
エルトとした1重ループと、を組み合わせて柄を構成す
ることも出来る。
[作用] 本発明によれば、シンカーのシンカーノーズ傾斜部に
よって、糸をフックのL字の角部に押し付けて安定的に
位置させることができる。
本発明は前記従来技術のに比較的に近似している
が、フック部にほぼL字型の角部を設けた編針を用いる
点と、シンカートップではなく、シンカーノーズの傾斜
部によって糸を押し込む点で明確に異なる。これによ
り、糸の位置的な安定度が増し、品質の優れたプレーテ
ィング編地が得られる。
[実施例] 以下、添付図面に基づき本発明の実施例を説明する。
第1図は編成部の要部を示した縦断面図であり、図に
おいて符号1はシリンダーを示す。
シリンダー1の外周には、円形に並んだ軸線方向に延
びる多数の針溝1aが形成されている。各針溝1aには垂直
方向に滑動自在な編針2が収容されている。各編針2は
作動用バット2a、ラッチ2b、フック2c、ステム2dを有す
る。
シリンダー1と対向するカムホルダー3には編針2を
制御または作動させる少なくも1個の制御カム4が設け
られている。カムホルダー3はカムリング5上に取り付
けられている。
シリンダー1の上縁と直角にシンカーダイアル7が設
けられており、このシンカーダイアル7には、多数のシ
ンカー溝7aが刻設されている。編成時に編針2と協働す
るシンカー8は、シンカーダイアル7上において半径方
向に摺動自在である。このシンカー8はシンカーキャッ
プ9に装着されているシンカーカム10によって制御され
る。シンカーキャップ9はキャップリング11内に収容さ
れている。
シリンダー1の下側部にはこれと一体的に取り付けら
れた駆動ギヤー12があり、通常機械に配置されている駆
動源から駆動されるときシリンダー1と同速的に回転す
る。
前記カムリング5上には等間隔に配されたサポート13
があり、前記キャップリング11を固定している。
キャップリング11上には等間隔に4本〜6本のヤーン
キャリアリングサポート14が配置されており、このヤー
ンキャリアリングサポート14の先端には、ヤーンキャリ
アリング15が取り付けられている。ヤーンキャリアリン
グ15の下側には糸案内装置16が取り付けられている。糸
案内装置16は表糸と裏糸の2本の糸を案内するためのヤ
ーンキャリア18を有する。
第2図は本発明で使用する編針2の先端部の拡大図で
ある。フック2cと、このフック2cを開閉するラッチ2bを
有する。このフック2cは、一般的に使用される半円型と
異なり、ほぼL字型である(第5b図及び第7b図参照)。
「L字型」といっても、従来型と比較して強調したいい
方であって、もちろん角部は完全な直角ではなく、糸半
径とほぼ同じかまたはそれよりもやや大きな半径の円弧
である丸みを帯びているし、フック2cの先端はラッチ2b
に接触しやすいように湾曲している。この編針は、従来
プレーティング編地に使用されていたフォワードフック
編針とも異なり、フック2cを含むステム2dはあまり前屈
みになっていない。
第3図は本発明で使用するシンカー8の全体図であ
る。このシンカー8の前端部分には、ニッティング・フ
ェイスもしくはシンカートップ8aと、シンカー溝6aによ
って案内される下面部8bと、スロート8c、ノーズ8dと、
ノーズの傾斜部8fが設けられている。シンカー8の後端
部分には、シンカーダイアル7のシンカー溝7aによって
案内される下面部8hおよびそれと平行している制御バッ
ト8jとが設けられている。
[第1実施例の編成方法] 第4図は本発明第1実施例に係わる編成過程の一部を
展開して概略的に示したシリンダー針とシンカーの動作
軌跡図である。
第4図において、実線50は編針2のフック2c先端部の
動作軌跡を、一点鎖線51はシンカートップ8aの動作軌跡
を、二点鎖線52はシンカースロート8c最深部の動作軌跡
を、点線53はシンカーノーズ8dの先端部の動作軌跡をそ
れぞれ示している。54は裏糸、55は表糸であり、これら
の糸条は各給糸口に設けられたヤーンキャリア18により
編針2に供給されるようになっている。
上述の動作軌跡に基づき、以下、本発明第1実施例の
編成動作を説明する。
1−1位置では、全ての編針が最高位置(ニット)で
ある。この時、シンカー8は、最も前進した位置にあ
る。
2−2位置では、編針2が下降に伴って、ヤーンキャ
リア18により、2種類の糸が供給される。即ち、ヤーン
キャリアの第1穴から裏糸54が、第2穴から表糸55が、
高低2段に分けて供給される。それと共に、ラッチ2bが
オールドループによって閉鎖位置に回動し始める。この
時、シンカー8はまだ前進した位置にある。
3−3位置では、更に編針2の下降に伴ってラッチ2b
が閉鎖する。裏糸54と表糸55が完全に針フック2c内に、
ヤーンキャリア18により給糸された位置関係を保ち、す
なわち表糸55は針フックの奥側、裏糸54は手前側の状態
で、捕捉される(第9図参照)。この時、シンカー8は
後退を始め、シンカーノーズ傾斜部8fがフック2c内の2
本の糸のうち一方の表糸55をL字型の角部に押し込む。
この操作によって、第5a,b図に示すように、針フック2c
内では裏糸54が手前側に、表糸55が奥側に位置し、それ
ぞれの位置関係が確実なものとなる。
4−4位置では、更に編針が下降するのに伴ってオー
ルドループがクリアする。シンカー8は後退したままの
位置である。
5−5位置では、編針が上昇する。この上昇に伴って
緩められた針フック2c内のループが、前進してくるシン
カー8によって締め付けられる。
6−6位置では、更に編針が上昇し、これに伴って針
フック2c内のループが編針の胸部を通ってラッチ2bを解
放する。この時、シンカー8は前進したままであって、
ループを保持する。
7−7位置では、更に編針が上昇し続けると、編針の
胸部を通ったループがラッチ2b先端を経てステム2dに滑
り降り、編針2が最高位置(ニット)に達する。
このようにして、1サイクルの編成動作が終了する。
そして、ヤーンキャリア18により新たな裏糸54と表糸55
が供給される(1−1位置)。
上述した1編成サイクルの編成動作を繰り返しなが
ら、プレーティング編地が製造される。
[第2実施例] 第6図は本発明第2実施例に係わる編成過程の一部を
展開して概略的に示したシリンダー針とシンカーの動作
軌跡図である。
第6図において、実線50aは編針2のフック2c先端部
の動作軌跡を、一点鎖線51aはシンカートップ8aの動作
軌跡を、二点鎖線52aはシンカースロート8c最深部の動
作軌跡を、点線53aはシンカーノーズ8dの先端部の動作
軌跡をそれぞれ示している。54は裏糸の、55は表糸であ
り、これらの糸条は各給糸口に設けられたそれぞれのヤ
ーンキャリア18により編針2に供給されるようになって
いる。
上述の動作軌跡に基づき、以下、本発明第2実施例の
編成動作を説明する。
8−8位置では、全ての編針が最高位置(ニット)に
達する。この時、シンカー8は、最も前進した位置にあ
る。
9−9位置では、編針2が下降するのに伴って、ヤー
ンキャリア18から裏糸54が編針に供給されると共に、ラ
ッチ2bがオールドループによって閉鎖位置に回動し始め
る。この時、シンカー8も後退を始める。
10−10位置では、編針2が更に下降するのに伴ってラ
ッチ2bが閉鎖する。裏糸54は完全に針フック2c内に捕捉
される。シンカー8も後退を続ける。
11−11位置では、裏糸54は針フック2c内に捕捉された
ままである。シンカーは後退したままであるが、やがて
前進を開始する。
12−12位置では、タックまたはウエルト選針が行わ
れ、タック選針された編針2が上昇する。一方、ウエル
ト選針された編針2は、裏糸54が針フック2c内に捕捉さ
れたままである。この時、シンカーは前進位置に来て裏
糸54を保持する。
13−13位置では、更に編針2が上昇してタック位置に
達し、裏糸54は針フック2c内からラッチ先端に位置す
る。シンカー8は前進位置にあって裏糸を保持する。こ
の時、ヤーンキャリア18の給糸口から表糸55が供給され
る。
14−14位置では、編針2が下降するのに伴ってラッチ
2bが閉鎖する。裏糸54は、編針2の下降に伴ってラッチ
先端の位置からフック内へ移動する。この時には、表糸
55は、既に完全に針フック2c内に捕捉されている。しか
も、表糸55は裏糸54よりも上側位置で針フックにより捕
捉されている。この時、シンカー8は後退を始め、シン
カーノーズ傾斜部8fがフック2c内の2本の糸のうち一方
の表糸55をL字型の角部に押し込む。この操作によっ
て、第7a,b図に示すように、針フック2c内では裏糸54が
フックの手前側に、表糸55がフックの奥側に位置し、そ
れぞれの位置関係が確実なものとなる。
15−15位置では、編針2が最下点に達し、オールドル
ープをクリアする。
16−16位置では、編針2が上昇し、これに伴って針フ
ック2c内のループが編針2の胸部を通ってラッチ2bを解
放する。シンカー8は前進を開始する。
17−17位置では、更に編針2が上昇し続けると、編針
の胸部を通ったループがラッチ先端を経てステム2dに滑
り降り、編針が最高位置(ニット)に達する。シンカー
は前進してループを保持する。
このようにして、1サイクルの編成動作が終了する。
そして、ヤーンキャリア18により新たな裏糸54が供給さ
れる。
上述した1編成サイクルの編成動作を繰り返しなが
ら、プレーティング編地が製造される。
なお、第8図に示すように、2種類の糸で形成した2
重のループと、その2種類の糸のうち一方の糸をループ
とし、他方の糸をウエルトとした1重ループと、を組み
合わせて柄を構成することも出来る。
上記説明は、本発明の2つの実施例に関するものであ
り、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。特許請求の範囲に記載した範囲内で、さまざまな改
良、変更、修正が可能である。例えば、編機に必要な変
更を加えた上で、上記実施例におけるラッチ針の替わり
に複合針を用いることもできる。
[発明の効果] ヤーンキャリアから給糸位置を変えて供給する2種類
の糸が分離された状態で編針に供給される従来の方法で
は、糸のムラや給糸張力のバラツキによって糸の分離が
確実な状態とならないまま編針に供給されることがあっ
たため、ミスプレーティング編み傷が発生しやすかっ
た。
それに対して、本発明では、たとえヤーンキャリアか
ら供給される2種類の糸の分離が不確実な状態でも、シ
ンカーノーズの傾斜部により、2種類の糸を針フック内
の奥側と手前側に確実に分離して位置させることができ
るので、高品質なプレーティング編地が得られる。
【図面の簡単な説明】
附図は本発明の実施例を示したものである。 第1図は編成部の要部を示した縦断面図である。 第2図は本発明で使用する編針先端の拡大図である。 第3図の本発明で使用するシンカーを抜粋して示したシ
ンカーの拡大図である。 第4図は本発明第1実施例に係る編成過程の一部を展開
して概略的に示したシリンダー針とシンカーの動作軌跡
図である。 第5a図は第4図の3−3位置における編針とシンカーの
位置関係を示す斜視図である。第5b図は同拡大側面図で
ある。 第6図は本発明第1実施例に係る編成過程の一部を展開
して概略的に示したシリンダー針とシンカーの動作軌跡
図である。 第7a図は第6図の14−14位置における編針とシンカーの
位置関係を示す斜視図である。第5b図は同拡大側面図で
ある。 第8図は、第2実施例に基づき、2種類の糸の2重のル
ープと、そのうち一方の糸をウエルトとした1重ループ
を組み合わせて柄を編成した編地の拡大図である。 第9図は、第4図の2−2位置の断面図である。 2……編針、8……シンカー 8a……シンカートップ、8d……ノーズ 8f……ノーズ傾斜部、54……裏糸 55……表糸

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1編成サイクルにおいて、1つのヤーンキ
    ャリア(18)から給糸位置を変えて供給される表糸(5
    5)と裏糸(54)の2種類の糸と、フック部(2c)にほ
    ぼL字型の角部を設けた編針(2)と、ノーズ部(8d)
    に傾斜を設けたシンカーを使用して行なう、丸編機によ
    るプレーティング編地の編成方法であって、 前記ヤーンキャリア(18)により、前記表糸(55)がフ
    ックの奥側に、前記裏糸がフック手前側に位置するよう
    に給糸し、 さらに、前記シンカーのシンカーノーズ傾斜部(8f)に
    よって、前記表糸(55)を前記フックのL字の角部に押
    し付けることにより前記表糸(55)をフック内で奥側に
    位置させ、もとより手間側に位置する前記裏糸(54)と
    あいまって、前記2種類の糸の位置関係を一層確実なも
    のとしたことを特徴とする丸編機によるプレーティング
    編地の編成方法。
  2. 【請求項2】1編成サイクルにおいて、2つのヤーンキ
    ャリア(18)から1種類ずつ供給される表糸(55)と裏
    糸(54)の2種類の糸と、フック部(2c)にほぼL字型
    の角部を設けた編針(2)と、ノーズ部(8d)に傾斜を
    設けたシンカーを使用して行なう、丸編機によるプレー
    ティング編地の編成方法であって、 表糸供給ヤーンキャリアにより、前記表糸(55)がフッ
    クの奥側に、裏糸供給ヤーンキャリアにより、前記裏糸
    がフック手前側に位置するようにそれぞれ給糸し、 さらに、前記シンカーのシンカーノーズ傾斜部(8f)に
    よって、前記表糸(55)を前記フックのL字の角部に押
    し付けることにより前記表糸(55)をフック内で奥側に
    位置させ、もとより手前側に位置する前記裏糸(54)と
    あいまって、前記2種類の糸の位置関係を一層確実なも
    のとしたことを特徴とする丸編機によるプレーティング
    編地の編成方法。
  3. 【請求項3】2種類の糸で形成した2重のループと、そ
    の2種類の糸のうち一方の糸をループとし、他方の糸を
    ウエルトとした1重ループと、を組み合わせて柄を構成
    する請求項第2項記載の方法。
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