JP2766807B2 - コポリマー - Google Patents

コポリマー

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JP2766807B2
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ベルンハルト・ライカウフ
晃 太田
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F8/00Chemical modification by after-treatment
    • C08F8/14Esterification

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Silicon Polymers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はセメント混合物への添
加剤として使用され得る新規な有機コポリマーに関する
ものである。
【0002】
【発明の構成】より具体的には、この発明は(a)式:
【化6】 で示されるモノマー(スチレン)単位と (b)式:
【化15】 で示されるモノマー(マレイン酸半エステル)単位と (c)式:
【化16】 で示されるモノマー(マレイン酸半エステル)単位から成
る、分子量5,000〜100,000を有する、遊離酸
または塩形態のランダムコポリマーであって、モノマー
単位(a)とモノマー単位(b)+(c)のモル比は1:10
〜10:1であり、モノマー単位(c)とモノマー単位
(b)のモル比は5:1〜100:1であり、モノマー単
位(a)、(b)および(c)はそれぞれ繰り返し数1〜10
0であり、モノマー単位(a)とモノマー単位(b)とモノ
マー単位(c)から成る結合体は繰り返し数n=10〜1
00で存在しており、mが1〜100であり、m+nが
15〜100であることを特徴とする、コポリマー〔た
だし、Mは式:
【化17】 で示される疎水性ポリアルキレングリコールの残基もし
くは式:
【化18】 で示されるポリシロキサンの残基、RはC2-6アルキレ
ン基、R1はC1-20アルキル、C6-9シクロアルキルまた
はフェニル基、R2は水素またはR1と同じであり、p、
qおよびrはそれぞれ0〜100であるが、その少なく
ともいずれか一つは少なくとも1であり、qはp+rよ
りも大である。なお、Mが式(I)の残基である場合、R
はC2アルキレン基であり、式(I)の残基はオキシプロ
ピレン基であるか、オキシプロピレン基とオキシエチレ
ン基の複合基である。〕に関するものである。
【0003】当業界の技術者にとっては、上記の全数字
は平均値であり、スチレンおよびマレイン酸エステルの
単位はコポリマー中に無作為に分布されていることは明
かであろう。
【0004】スチレンおよびマレイン酸半エステルの有
機コポリマーは好ましくは5、000から100、00
0、より好ましくは10、000から30、000の平
均分子量をもち、好ましくはスチレンおよびマレイン酸
半エステル単位の均一な分布、即ちx対(y+z)の比
率が1:3から3:1、最も好ましくはx対(y+z)
の比率が1:1をもつ。最も好ましいコポリマーは約1
3、000の平均分子量をもつ。
【0005】式1において、どのアルキルまたはアルキ
レン基も直線形または分枝形であり得、各Rは、個別
に、好ましくはC2-3アルキレン基であり、最も好まし
くは各Rは同一でエチレンである。各R1は、個別に、
好ましくはC1-2アルキル、より好ましくは全てのR1
はメチルである。mは好ましくは7から20、最も好ま
しくは10−15の数である。
【0006】Mは好ましくはエチレンオキシドおよびプ
ロピレンオキシドから誘導された単位から成るコポリマ
ーの残基であるかまたはジ−C1-4アルキルシロキサン
単位から成るポリシロキサンの残基である。エチレンオ
キシド/プロピレンオキシドコポリマーは式I、
【化7】 [式中、R2は水素であるかまたは、個別に上記のR1
同じ意味をもち、p、q、およびrは0から100の数
をもつ。但し、p、q、およびrの少なくとも1つが少
なくとも1であり、q>p+rである。]で示され得
る。好ましいポリシロキサン類は式II、
【化8】 [式中、qは前記と同じ意味をもつ。]に対応する。
【0007】別法として、Mはプロピレンオキシドから
誘導された10から200単位をもつポリプロピレング
リコールの残基である。
【0008】必要な分子量をもつためには、この発明の
コポリマーは少なくとも12、好ましくは18から40
の式1の構造単位を含み、換言すればnが好ましくは1
8から40の数である。これはm+nの合計が好ましく
は25から60であることを意味する。式Iの構造単位
をもつコポリマーの酸基は遊離酸または塩形であり得
る。これらの塩はアルカリ、アルカリ土類、鉄、アルミ
ニウム、(アルカノール)アンモニウム塩であり得る。好
ましくはこれらのコポリマーはアルカリ金属塩、特にナ
トリウム塩である。
【0009】式1の構造単位をもつ有機コポリマーは、
例えば下記、
【化9】 で示される組成のランダムコポリマーを式III、 R1−O−(−R−O)m −H (III) で示される化合物および適量の式IまたはIIの化合物
とを反応させ、所望により生成したコポリマーをアルカ
リまたはアルカリ土類塩基、鉄(II)またはアルミニウム
塩またはアンモニア、アルカノールアミンまたはアルカ
リアミン化合物と反応させることによって、当技術で知
られている方法により製造され得る。使用される量によ
って、上記の式IまたはIIおよびIIIの化合物で示
されたスチレン−マレイン酸無水物コポリマー中のマレ
イン酸無水物群の反応は実質的に完全であり得るかまた
は最終ポリマー中に、多くの無水物基が残り、これは水
溶液中でジカルボン酸基を形成する。理論的には反応物
の等モル量で得られる100%の変形は、もちろん決し
て得られない。
【0010】好ましくはスチレン−マレイン酸無水物コ
ポリマー中のマレイン酸無水物のほぼ全単位が半エステ
ル単位に変形するが、それは得られたコポリマーの酸価
を測定することによって測られる。
【0011】この明細書中に記載された型のコポリマー
は、スチレンおよびマレイン酸無水物のコポリマー化に
よって得られ、既知であり、例えばC.E.シルドクネ
ヒト(Schildknecht)、“ビニルおよび関連ポリマー
(Vinyl and Related Polymers)"ジョン・ウィリ
ー・アンド・サンズ、インク・(John Wiley and
Sons、Inc.,)ニューヨーク、1952年に記載され
ている。
【0012】式IまたはIIIのポリアルキレングリコ
ールもまた既知の化合物であり、アルキレンオキシド、
特にエチレンオキシドおよびプロピレンオキシドをアル
キル−またはシクロアルキルアルコールまたはフェノー
ルに付加するかまたは、アルキレンオキシドの重付加に
よって得られる。
【0013】式IIのポリシロキサン類もまた、既知の
化合物であり、例えばジクロロジメチルシランをクロロ
トリメチルシランおよび水と重縮合することによって得
られる。
【0014】式Iの反復単位をもつ新規コポリマーは優
れた界面活性剤であり、有機および無機の物質を分散す
るのに使用され得る。具体的にはセメント混合物への添
加剤として使用され得る。
【0015】この発明の有機コポリマーが添加剤として
使用されているセメント混合物は、モルタルおよびコン
クリートである。水硬性結合剤は、例えばポゾランセメ
ント、スラグセメントまたは他の型、アルミナセメント
または混合セメントであり得るが、ポルトランドセメン
トが好ましい。
【0016】この発明の有機コポリマーをセメントの重
量を基に0.01から10重量%、好ましくは0.1か
ら3重量%添加する。この量では、この発明の有機コポ
リマーは、それらが添加されるセメント混合物を流動化
する属性をもち、従って、優れた超可塑剤である。それ
らはまた、同様なコポリマーより低い度合の空気導入属
性をもつ。
【0017】例えば固定促進剤または遅延剤、霜予防
剤、顔料、などのセメント技法において普通に使用され
る他の添加剤もまた、この発明のセメンタイト混合物中
に存在することができる。
【0018】下記の実施例はこの発明を説明している
が、ここで、全ての割合、比率、百分率は重量によるも
のであり、全ての温度は摂氏で表わされている。 実施例1 26.13部のマレイン酸無水物を、フラスコ中、窒素
ガス下に60℃で溶融し、60部のポリエチレングリコ
ール500と混合する。0.01部のヒドロキノンメチ
ルエーテルおよび0.666部のドデシルメルカプタン
を攪拌しながら加え、最後に1.17部のアゾジイソブ
チロニトリルを溶解させて透明な黄色溶液(溶液A)を
得る。攪拌器、温度計、冷却器および漏斗(計量ポン
プ)を備えたもう1つのフラスコに、60部のポリエチ
レングリコール500および1.3部のマレイン酸無水
物を攪拌しながら混合する。フラスコを窒素で5分間パ
ージし、窒素下におく。透明な無色の液体を100℃ま
で加熱し、温度が100℃に到達すると同時に1.45
部/分の割合で溶液A、0.45部/分の割合で26.
66部のスチレンを1時間にわたって加える。次に溶液
を100℃でもう1時間攪拌し、0.12部のアゾジイ
ソブチロニトリルを加え、さらに1時間同じ温度で攪拌
を続ける。溶液を140℃にまで加熱し、12.83部
の商標“プルロニック”PE6100で販売されている
ポリアルキレングリコールを5分間にわたって加える。
温度を保ちながら混合物をさらに2時間攪拌する。約6
0−70℃に冷却した後、溶液を235部の脱イオン水
で希釈する。室温まで冷却した後、乳液を約28.5部
の水酸化ナトリウム溶液(30%)で中和し、40%の
固体含量になるように調整する。
【0019】実施例2−20 種々の量のポリエチレングリコール(半エステルに対す
る遊離酸のモル率で表わされる;1:0.94、1:
0.85、1:0.75、1:0.65または1:0.
55)を使用して、実施例1と同様に処理し、類似ポリ
マーを得る。なお、疎水性ポリアルキレングリコールと
しては“プルロニック”PE 6100(BASF)、
“プルロニック”PE 3100 (BASF)、シン
ペロニック PE L−61 (ICI)、ダウファ
ックス 20 A 64 (DOW)、ダウファックス
20 A 612 (DOW)、シナロックス 50
−50 B (DOW)、シナロックス 100−15
0 D (DOW)、シナロックス 100−D95
(DOW)、CC−118 (日本油脂)またはCD−
115 (MBT)を、ポリシロキサン類としてはVP
1610 (ワッカー)、SLM 50400/61
(ワッカー)、SLM 50400/62(ワッカ
ー)またはSLM 50480/6 (ワッカー)を、
ポリエチレングリコールとしては分子量=500(m=
11)、分子量=350(m=8)または分子量=65
0(m=15)のものを使用することが出来る。製造は
別の溶媒を使用せずに行なう。ポリエチレングリコール
は100℃で溶媒として役立つものであり、マレイン酸
無水物およびスチレンのコポリマーと140℃でエステ
ル化する。
【0020】“プルロニック”PE 6100は175
0g/モルのプロピレンオキシドブロックのモル質量お
よび10%のエチレンオキシドのパーセンテージをも
つ。“プルロニック”PE 3100は950g/モル
のプロピレンオキシドブロックのモル質量および10%
のポリエチレンオキシドのパーセンテージをもつ。“シ
ンペロニック”PE L−61はプロピレンオキシドお
よび2090g/モルのモル質量をもつエチレンオキシ
ドのブロックコポリマーである。“ダウファックス”2
0A64はプロピレンオキシドおよび7209g/モル
のモル質量をもつエチレンオキシドのブロックコポリマ
ーである。“ダウファックス”20A612はプロピレ
ンオキシドおよび1000の分子量をもつエチレンオキ
シドのブロックコポリマーである。“シナロックス”5
0−50Bはプロピレンオキシドおよび1200g/モ
ルのモル質量をもつエチレンオキシドのランダムコポリ
マーである。“シナロックス”100−150Dは、プ
ロピレンオキシドおよび2750の分子量をもつエチレ
ンオキシドのランダムコポリマーである。“シナロック
ス”100−D95は2000の分子量をもつプロピレ
ンオキシドのポリマーである。CC−118は27モル
のプロピレンオキシドおよび4モルのエチレンオキシド
のブロックコポリマーである。CD−115はメチルエ
ーテルおよびヒドロキシ末端基をもつプロピレンオキシ
ドおよびエチレンオキシドのブロックコポリマーであ
る。プロピレンオキシドのモル質量は1900g/モル
であり、ポリエチレンオキシドのパーセンテージは5%
である。VP1610は650の分子量をもつヒドロキ
シプロピレン末端基をもつポリジメチルシロキサンであ
る。SLM 50400/61は3000の分子量をも
つヒドロキシペンタメチレン末端基をもつものである。
SLM/50400/62は3000の分子量をもつヒ
ドロキシプロピレン末端基をもつものである。SLM/
50480/6は、10のエチレンオキシド基でエーテ
ル化され、1400の分子量をもつ、ヒドロキシプロピ
レン末端基をもつポリジメチルシロキサンである。
【0021】適用実施例A DIN 1164第7部に従って、モルタルを下記の構
成で混合する。1350gのよく混ざった標準砂、45
0gのポルトランドセメントおよび180gの水道水。
水道水は、セメントの重量に対する乾燥成分として計算
された、0.3%の実施例1の化合物を含む。モルタル
を標準条件に従って混合し、混合の後直ちにモルタルの
コンシステンシーをDIN 1060第3部、DIN
1048第1部または他のいずれかの標準方法にしたが
って測定する。この発明のモルタルとの比較のために、
どんな添加剤も含まないかまたはナフタレンスルホン酸
エステルまたはメラミンスルホン酸エステルおよびホル
ムアルデヒドの縮合物を同じ用量(セメントに対して
0:3重量%の乾燥物質)含む、同様な混合物を製造す
る。これの試験の結果から、この発明のモルタルの流動
特性は比較のモルタルのそれよりずっと良好であること
がわかる。
【0022】適用実施例B 下記の方法にしたがってコンクリート混合物を製造す
る。 DIN1045によるA/Bにおける0−16mmのメ
ッシュの骨材: メッシュ 1mm 20% メッシュ 4mm 45% メッシュ 8mm 70% メッシュ16mm 100% 粉末含料 8% ポルトランドセメントタイプI ASTM C150型
(ホルダーバンク、レキンゲン、スイス)350kg/
3 コンクリート 混合水 40% 混合をリボンブレンダー中でおこない、水を最初の30
秒以内に加え、混合を全部で2分間持続する。ナフタレ
ンスルホン酸塩およびホルムアルデヒドの縮合物を含む
比較用のコンクリート混合物を製造する。両方の場合と
も、セメントに対して0.3重量%の添加剤を、混合水
に加える。混合の後、ASTM C 143(スランプ)
またはDIN 1048(流動表)の両方によって生コン
クリートの流動性を測定する。この発明の添加剤を含む
コンクリート混合物は従来の添加剤を含むかまたは含ま
ない比較の混合物よりも良好なコンシステンシーおよび
流動性を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 25/08 C08L 25/08 33/02 33/02 33/04 33/04 (56)参考文献 特開 平3−163109(JP,A) 特開 平4−103692(JP,A) 特公 平7−59613(JP,B2)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)式: 【化1】 で示されるモノマー(スチレン)単位と (b)式: 【化2】 で示されるモノマー(マレイン酸半エステル)単位と (c)式: 【化3】 で示されるモノマー(マレイン酸半エステル)単位から成
    る、分子量5,000〜100,000を有する、遊離酸
    または塩形態のランダムコポリマーであって、 モノマー単位(a)とモノマー単位(b)+(c)のモル比は
    1:10〜10:1であり、 モノマー単位(c)とモノマー単位(b)のモル比は5:1
    〜100:1であり、 モノマー単位(a)、(b)および(c)はそれぞれ繰り返し
    数1〜100であり、 モノマー単位(a)とモノマー単位(b)とモノマー単位
    (c)から成る結合体は繰り返し数n=10〜100で存
    在しており、 mが1〜100であり、 m+nが15〜100であることを特徴とする、コポリ
    マー〔ただし、Mは式: 【化4】 で示される疎水性ポリアルキレングリコールの残基もし
    くは式: 【化5】 で示されるポリシロキサンの残基、 RはC2-6アルキレン基、 R1はC1-20アルキル、C6-9シクロアルキルまたはフェ
    ニル基、 R2は水素またはR1と同じであり、 p、qおよびrはそれぞれ0〜100であるが、その少
    なくともいずれか一つは少なくとも1であり、qはp+
    rよりも大である。なお、Mが式(I)の残基である場
    合、RはC2アルキレン基であり、式(I)の残基はオキ
    シプロピレン基であるか、オキシプロピレン基とオキシ
    エチレン基の複合基である。〕。
  2. 【請求項2】 モノマー単位(a)とモノマー単位(b)+
    (c)のモル比が1:3〜3:1である、請求項1記載の
    コポリマー。
  3. 【請求項3】 Mが式(I)の残基、Rがエチレン基、R
    1がメチル基、モノマー単位(a)とモノマー単位(b)+
    (c)のモル比が1:1、mが1〜15およびnが18〜
    25である、請求項1または2記載のコポリマー。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のコポリマーを製造するに
    あたり、(a)式: 【化10】 で示されるモノマー(スチレン)単位と(b')式: 【化11】 で示されるモノマー(マレイン酸無水物)単位の結合体が
    繰り返し数n=10〜100を有しているスチレン/マ
    レイン酸無水物コポリマーを式: 【化12】 HO−(R−O)m−R1 (III) で示されるポリアルキレングリコールおよび式 【化13】 で示される疎水性ポリアルキレングリコールまたは 【化14】 で示されるポリシロキサンと反応させる工程を経由する
    ことを特徴とする、コポリマーの製造法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のコポリマーを必須成分と
    する、セメント性混合物の流動性改善剤。
  6. 【請求項6】 水硬性結合剤と請求項1記載のコポリマ
    ーを必須成分として含有するセメント性混合物。
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