JP2766409B2 - 椅子におけるヘッドレストの支持装置 - Google Patents

椅子におけるヘッドレストの支持装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、背もたれの上端に、人
の頭に対するヘッドレストを設けて成る椅子において、
前記ヘッドレストの支持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】椅子において、人が背もたれにもたれ掛
かったときより安楽な姿勢をとることができるように、
背もたれの上端にヘッドレストを取り付けることが行わ
れていることは周知の通りであり、従来は、図16に概
念的に示すように、上端にヘッドレストAを固着した背
もたれBを、座体Cの後部の個所を中心にして略直立し
た状態から後傾動しうるように構成して、この背もたれ
の後傾動をばね(図示せず)にて弾性的に支持した構成
になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、人Mの頭H
は胴部に対して独自に後傾するものであるから、人Mが
頭HをヘッドレストAに当てた状態で背もたれにもたれ
掛かると、人の頭Hが首を中心にして後傾することによ
り、ヘッドレストAが人の頭Hによって押圧されるた
め、背もたれBは、ヘッドレストAに対する人の頭Hの
押圧力によっても後傾方向に押圧される。
【0004】その場合、ヘッドレストAに対しては、人
の頭Hの押圧力がモーメントとして作用するため、ヘッ
ドレストAに作用する押圧力は、人Mの座高に比例して
増大するものである一方、一般に、身長が高くて大柄な
人は体重が大きく、小柄で身長の低い人は体重が軽いと
言うように、身長と体重とが比例的に増大する傾向を呈
している。
【0005】このため、単に背もたれBの後傾動をばね
手段にて弾性的に支持したに過ぎない従来の構成では、
椅子に座った人Mが頭Hをヘッドレストに当てて背もた
れBにもたれ掛かった場合、椅子に座った人が大柄であ
る場合には、ヘッドレストAに対して大きな押圧力が作
用することにより、背もたれBが過度に後傾する傾向を
呈する一方、椅子に座った人Mが小柄である場合には、
ヘッドレストAに対する押圧力が小さくて、背もたれB
が僅かしか後傾しないと言うように、人の頭Hに対する
ロッキング機能が椅子に座った人Mの体重によって変化
することとなり、体重の違いに関係なく快適な座り心地
を与えることができなかった。
【0006】本考案は、この問題を解消したヘッドレス
トの支持装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、椅子における座体を、少なくともその後端部
が下降動し得るように形成する一方、背もたれを、側面
視で後傾状に延びるように形成すると共に、前傾可能と
なるようその中途高さ部位を背もたれ支持杆に枢着し、
該背もたれの上端に、人の頭に対するヘッドレストを設
け、前記背もたれの下端と前記座体とを、前記座体の下
降動にて背もたれの下端を下向きに引っ張るようにした
弾性体を介して連結する構成にした。
【0008】
【作用・効果】この構成において、椅子に人が座るとが
座体が少なくともその後端部の個所において下降動し、
この座体の下降動に連動して背もたれの下端が弾性体を
介して下向きに引っ張られる、換言すると、弾性体が弾
性変形しつつ背もたれが下向きに引っ張られることによ
り、背もたれが、背もたれ支持杆に対する枢着部、すな
わち当該背もたれの上下中途高さ部位を中心にして直立
した姿勢に向けて前傾動し、これにより、元の後傾姿勢
への復帰を阻止するような弾性力、換言すると、背もた
れの後傾動に対する初期反力が付与される。
【0009】そして、椅子に座った人が頭をヘッドレス
トに当てた状態で背もたれにもたれ掛かると、背もたれ
は、人の背中が広い面積で密着していることにより、当
該背もたれの下端を中心にして全体的に後傾するような
作用を受けると共に、ヘッドレストに対する人の頭の押
圧力により、中途高さ部位を中心にて後傾方向に回動す
るような作用を受けることになり、この背もたれがその
中途高さ部位を中心にして後傾動することが、前記弾性
体にて弾性的に支持されて、人の頭の後傾動に対するロ
ッキング機能が付与される。
【0010】この場合、大柄で体重の重い人が椅子に座
ると、弾性体は大きく弾性変形する一方、体重の軽い人
が椅子に座ると弾性体の変形量は小さくなり、前記弾性
体の変形量が椅子に座った人の体重に応じて増大するた
め、背もたれの後傾動に対する反力が椅子に座った人の
体重に応じて増大することとなる。従って、人の頭にて
ヘッドレストを押圧することによって背もたれが後傾動
するに際して、椅子に座った人が大柄で体重が重い場合
には、背もたれは後傾動しにくくなって、ヘッドレスト
に対する押圧力が大きくても、背もたれを適度の角度だ
け後傾動させることができるのであり、他方、椅子に座
った人が小柄で体重が軽い場合には、背もたれは後傾動
しやすくなるため、ヘッドレストに対する押圧力が小さ
くても、やはり、背もたれを適度の角度だけ後傾動させ
ることができる。
【0011】このように、本発明によると、ヘッドレス
トに頭を当てることによる背もたれの後傾角度を、椅子
に座った人が大柄であっても小柄であっても略一定に保
持することができるから、ヘッドレストを備えた椅子に
おいて、体重の違いに関係なく快適な座り心地を与える
ことができる効果を有する。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面(図1〜図1
5)に基づいて説明する。図において符号1で示す椅子
は、脚体2の上端に設けた支持機構3と、該支持機構3
に取付けた座体4と、該座体4に一体的に連接した背も
たれ5とを備えており、背もたれ5の上端に、人Mの頭
Hに対するヘッドレスト6を一体的に設けている。前記
座体4の上面と背もたれ5及びヘッドレスト6の前面と
はそれぞれクッション材4a,5a,6aを張設してい
る。
【0013】前記座体4と背もたれ5とは硬質合成樹脂
板等にて一体的に形成されており、、前記座体4を前部
座体4bと後部座体4cとに分断する一方、前記背もた
れ5は側面視で後傾状に延びるように形成されており、
この背もたれ5の背面に、上下方向に延びる補強リブ5
bを左右適宜隔てて複数条造形することにより、背もた
れ5が側面視で殆ど撓み変形しないように形成し、この
背もたれ5の下端と前記後部座体4cの後端とを、側面
視で後方に向けて凸状に湾曲した連接部7にて一体的に
連接し、この連接部7を、前記背もたれ5に対する弾性
体に構成する。
【0014】前記支持機構3は、前記脚体2の上端に固
着した断面略上向き開口コ字状の固定枠体8と、該固定
枠体8に後部を下方から被嵌した上向き開口で箱状の回
動枠体9を備えており、該回動枠体9における左右両側
板9a,9aの後端部を、前記固定枠体8の左右両側板
8a,8aに対して、水平状に延びる左右一対の第1枢
着ピン10にて枢着し、更に、回動枠体9における底板
9bの後端部を固定枠体9の下面に接当させることによ
り、前傾のみ可能となるようにしている。
【0015】符号11は、背もたれ5及び後部座体4c
が取り付く傾動作動体であり、この傾動作動体11の前
端部を、前記回動枠体9における左右両側板9a,9a
の後端寄り部位に左右一対の第2枢着ピン12にて枢着
する一方、回動枠体9における前面板9cの内面に、前
記傾動作動体11に対するばね手段の一例として、片持
ち梁状の荷重作用部13aを後ろ向きに延出した左右一
対のねじりコイルばね13を配設する。
【0016】前記傾動作動体9は、金属板等にて形成し
たベース体15と、該ベース体15の上面にねじにて固
着した合成樹脂製等の支持体16と、前記ベース体15
の固着した側面視L字状の左右一対の背もたれ支持杆1
7とを備えており、前記支持体16の前後略中途部に形
成した左右両側板16a,16aを、前記回動枠体9の
左右両側板9a,9aに前記第2枢着ピン12にて枢着
する一方、前記背もたれ支持杆17の上端に、前記背も
たれ5における上下中途高さ部位に後ろ向き突設した左
右一対のブラケット5cを、図12に示すように、左右
長手の第3ピン19にて枢着することにより、背もたれ
5が、前記第3枢着ピン19を中心にして前傾動し得る
ように構成する。
【0017】前記左右両背もたれ支持杆17,17は横
バー17aにて連結されている。前記傾動作動体11に
対するねじりコイルばね13は、以下に述べるように、
そのばね定数が椅子に座った人の体重に応じて増大する
ように形成されている。すなわち、先ず、前記傾動作動
体9における支持体16の後端寄り部位のうち左右略中
間の部位に、上向き開口した筒部20と、上下方向に延
びるキー溝21aを有する第1ガイド体21とを一体的
に連接し、前記筒部20に、ガイドブッシュ22を嵌挿
する一方、前記後部座体4cを、スペーサ23を及び後
部支持板24にて支持して、この後部支持板24の下面
に、前記ガイドブッシュ20に上下動自在に嵌挿するガ
イド筒25を形成し、該ガイド筒25内に、椅子1に座
った人の体重に応じて座体4を下降させるための体重感
応用のコイルばね26を嵌挿する。
【0018】また、前記後部支持板21の前端部下面
に、前面にラック歯を形成した上下長手の第1ラック2
7をねじ止めにて固着し、この第1ラック27を、前記
支持体16における第1ガイド体21のキー溝21aに
上下摺動自在に嵌挿する。更に、前記傾動作動体9にお
ける支持体16の左右両側板16a,16aに、前記第
1ラック27に噛合する第1ピニオンギア28aを有す
るピニオン軸28を、軸体29を介して回転自在に軸支
し、ピニオン軸28のうち前記第1ピニオンギア28a
を挟んだ左右両側に、第1ピニオンギア28aよりも大
径の第2ピニオンギア28bを形成している。
【0019】また、前記傾動作動体11における支持体
16の上面のうち前記第2ピニオンギア28bに対応し
た2ケ所の部位に、内側面にガイド溝30aを形成した
断面上向き開口コ字状で前後長手の第2ガイド体30を
固着し、これら左右両第2ガイド体30,30に、上面
にラック歯を形成した第2ラック31を前後摺動自在に
装着し、これら両第2ラック31の側面に突設した翼片
31aを、前記第2ガイド体30のガイド溝30aに前
後摺動自在に嵌合する。
【0020】更に、左右両第2ラック31,31の前端
を連結ピン32にて連結し、該連結ピン32にローラ状
の滑動子33を被嵌し、該滑動子31が、前記第2枢着
ピン12よりも前方の部位において、前記左右両ねじり
コイルばね13の荷重作用部13aに接当し得るように
構成する。前記傾動作動体11における支持体16の上
面には、前記左右両第2ラック31の後退位置を規制す
るよう、滑動子33が接当するストッパー用突起34が
形成されている。
【0021】前記左右両ねじりコイルばね13は、回動
枠体7の左右両側板9aに貫通した支軸35に被嵌して
おり、これら左右両ねじりコイルばね13におけるコイ
ル部に、硬質ゴム等の若干弾性変形し得る素材で形成し
た断面半円状の緩衝部材36を、その平坦面36aが斜
め下向きに位置した状態で前記支軸35に接当するよう
に配設して、ねじりコイルばね13におけるコイル部の
直径が縮小し得るようにして、前記傾動作動体11の後
傾動を弾性的に支持するようにしている。
【0022】また、前記左右両ねじりコイルばね13
は、回動枠体9の底板9bを切り起こして形成した支持
片37にて支持されており、更に、回動枠体9における
前面板9cには、ねじりコイルばね13の固定端部13
bに接当して当該ねじりコイルばね13の初期弾性力を
調節するようにしたボルト38を螺合している。図6に
示す符号39は、両ねじりコイルばね11の横向きずれ
を防止するために支軸35に被嵌したカラーを示す。
【0023】前記回動枠体9の前端部に形成した水平フ
ランジ部9dに、前部支持板40を固着し、該前部支持
板40に前部座体4bを固着している。また、スペーサ
23は後部座体4cに固着されており、スペーサ23
に、後部支持板24の左右両側縁に被嵌するガイド体2
3aを造形することにより、スぺーサ23及び後部座体
4cが、後部支持板24に対して後方にスライドし得る
ように構成している。
【0024】更に、前記固定枠体8の後端部に、後方に
向けて斜め上向きに延びる断面上向きコ字状のアーム体
42を固着し、該アーム体42における左右両両側板4
2a,42aの上端部に、側面視で傾斜状に延びる長孔
43を穿設する一方、前記後部座体4cと背もたれ5と
の連接部7に、略下向きに延びる左右一対のブラケット
7aを一体的又は別体にて形成し、これら左右両ブラケ
ット7a,7aに挿通したガイドピン44を前記アーム
体42における左右両長孔43,43に挿通することに
より、前記後部座体4cと背もたれ5とが、長孔43に
沿って下降しつつ後傾動するように構成している。
【0025】前記傾動作動体9におけるベース体15の
後部下面には、傾動作動体11の前傾姿勢を規制するた
めの側面視L字状のストッパー45を固着しており、そ
の下端水平片45aを、前記固定枠体8の下面に接当す
ることにより、傾動作動体11の前傾角度を一定に保持
するようにしている。このストッパー45には、傾動作
動体11の後傾動を阻害しないよう、脚体2に被嵌する
切り欠き45bを形成している。
【0026】以上の構成において、椅子1に人が座る
と、コイルばね26の弾性に抗して後部座体4cが下降
し、この後部座体4cの下降動に連動して、第1ラック
27を介してピニオン軸28が回転するため、図8の一
点鎖線及び図14に実線で示すように、左右両第2ラッ
ク31が前進し、左右両ねじりコイルばね13の支持ス
パンL1が短くなって、左右両ねじりコイルばね13の
ばね定数が増大する。
【0027】このとき、コイルばね26のばね定数が一
定であることにより、後部座体4cの下降量が椅子1に
座った人の体重に比例するため、左右両第2ラック3
1,31の移動量も椅子1に座った人の体重に比例して
増大し、その結果、左右両ねじりコイルばね13,13
のばね定数が、椅子1に座った人の体重に比例して増大
して、傾動作動体11の後傾動に対する弾性力が、椅子
1に座った人の体重に応じて増大する。
【0028】また、後部座体4cの下降動にて、背もた
れ5が連接部7を介して下向きに引っ張られることによ
り、図1に一点鎖線で示すように、連接部7が弾性変形
しつつ背もたれ5が第3枢着ピン19を中心にして前傾
動し、この連接部7の変形による弾性復元力により、背
もたれ5を第3枢着ピン19回りに後傾動させる力に対
する反力が生じずる。
【0029】従って、椅子1に座った人Mが、その頭H
をヘッドレスト6に当てた状態で背もたれ5にもたれ掛
かると、背もたれ5は、人Mの背中による押圧力にて、
第2枢着ピン10を中心にして後傾動すると共に、人M
の頭Hにてヘッドレスト6が押圧されることにより、第
3枢着ピン19を中心に後傾動する傾向を呈する。しか
して、背もたれ5が第2枢着ピン12を中心に後傾する
場合、その後傾動に対する弾性力は、ねじりコイルばね
13のばね定数が自動調節されることにより、椅子1に
座った人の体重に応じて増大する。
【0030】他方、背もたれ5が第3枢着ピン19回り
に後傾動する場合、その後傾動は、後部座体4cと背も
たれ5との連接部7の弾性復元力にて支持され、この場
合、椅子1に座った人Mが大柄で体重が重い場合には、
座高が高いためにヘッドレスト6に対する押圧力も大き
い一方、椅子1に座った人Mが小柄で体重が軽い場合に
は、座高が低いため、ヘッドレスト6に対する押圧力も
小さい。
【0031】しかして、連接部7の変形量が椅子1に座
った人の体重に応じて増大することにより、背もたれ6
を第3枢着ピン19回りに後傾動させる力に対する反力
が、椅子1に座った人の体重の大きさに応じて増大する
から、人Mの頭Hがヘッドレスト6に接当することによ
って背もたれ5が第3枢着ピン19回りに後傾動する場
合の後傾角度を、椅子1に座った人Mの体重に関係なく
略一定に保持することができ、その結果、身体を後傾さ
せた状態での座り心地を、椅子に座った人の体重に関係
なく快適な状態に保持できるのである。
【0032】なお、背もたれ支持杆17は後傾不能に保
持しても良いが、実施例のように、背もたれ支持杆17
を後傾動自在に構成して、その後傾動に対するねじりコ
イルばね13のばね定数を椅子1に座った人の体重に応
じて増大するように構成すると、椅子1のロッキング機
能をより一層向上することができる。また、座体4の下
降動にて背もたれ5の下端を下向きに引っ張る手段とし
ては、実施例のような連接部7を利用することに限ら
ず、座体4と背もたれ6とを別体に形成して、ばね等の
弾性体にて、座体4の下降動に連動して背もたれ5の下
端を下向きに引っ張るように構成しても良いが、実施例
のように、側面視で後方に向けて凸状に湾曲した連接部
7を設けて、後部座体4cの後傾動と背もたれ5の下降
動とを、アーム体42における長孔43にてガイドする
ように構成すると、人Mが椅子1に座ったとき、図15
に示すように、連接部7を、人の腰部の外面に密着する
ように変形させることができるので、座り心地をより一
層向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す要部の縦断側面図であ
る。
【図2】作用を示す図である。
【図3】傾動作動体の取付けを示す概略斜視図である。
【図4】体重感応機構の概略を示す分解斜視図である。
【図5】背もたれの後傾状態を示す縦断側面図である。
【図6】図5のVI−VI視平断面図である。
【図7】図5のVII−VII視底面図である。
【図8】図6のVIII−VIII視断面図である。
【図9】図6のIX−IX視断面図である。
【図10】図6のX−X視断面図である。
【図11】図6のXI−XI視断面図である。
【図12】図1のXII−XII視断面図である。
【図13】図1のXIII−XIII視断面図である。
【図14】図5のXIV −XIV 視断面図である。
【図15】作用を示す要部側断面図である。
【図16】従来技術を示す概念図である。
【符号の説明】
1 椅子 2 脚体 4 座体 5 背もたれ 6 ヘッドレスト 7 連接部(弾性体) 11 傾動作動体 17 背もたれ支持杆 42 アーム体 43 長孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩淵 浩 大阪市城東区今福東1丁目4番18号 株 式会社伊藤喜工作所 内 (56)参考文献 特開 平2−191410(JP,A) 特開 平2−55008(JP,A) 実開 平2−121842(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47C 3/00 - 3/40 A47C 7/00 - 7/48

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】椅子における座体を、少なくともその後端
    部が下降動し得るように形成する一方、背もたれを、側
    面視で後傾状に延びるように形成すると共に、前傾可能
    となるようその中途高さ部位を背もたれ支持杆に枢着
    し、該背もたれの上端に、人の頭に対するヘッドレスト
    を設け、前記背もたれの下端と前記座体とを、前記座体
    の下降動にて背もたれの下端を下向きに引っ張るように
    した弾性体を介して連結したことを特徴とする椅子にお
    けるヘッドレストの支持装置。
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