JP2765667B2 - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

空気調和機の制御装置

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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機の制御装置
に関し、詳しくは除湿運転時の室温調整に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、ヒートポンプ式空気調和機におい
て、除湿運転時に冷却ユニットを冷房運転し室内空気の
除湿を行っているが、室内温度を下げ過ぎないように、
圧縮機の冷房能力を下げて運転するようにし、同時に室
内側送風機の回転数を低くして吹出風量を抑え、除湿能
力を上げ室内温度の低下を防止するようにしている。し
かしながら、除湿運転を継続すると、図4(b)に示す
ように室内温度が徐々に低下して、室温コントロールに
より圧縮機を停止し、室内温度が上昇し所定の温度に達
すると再度圧縮機の運転を開始するようにオンオフ動作
を繰り返し、室温検出センサ部の温度と居住空間温度の
差を生じ、室内側送風機の風量を落しているために、居
住空間特に床面近傍に冷気が溜まり、設定した温度より
低くなり、冷え過ぎにより利用者に不快感を与える場合
が発生している。そこで、図2に示す冷媒回路の内、室
内熱交換器B、逆止弁18、電磁開閉弁16を追加しな
い、冷媒回路において、除湿運転する場合、最低温度と
最高温度を設定しておき、室内温度がこの温度範囲にあ
るときは冷房運転を行い、最低温度以下になると四方弁
6を切換えて暖房運転を行うようにし、最高温度を超え
ると再度四方弁6を切換えて冷房運転を行うことによ
り、除湿時の冷え過ぎを防止使用とするものが考えられ
ている。 しかし、この方法では、冷房運転時と暖房運転
時に同じ室内熱交換器Aを使用するため、冷房運転時に
室内熱交換器Aに付着した凝縮水が、暖房運転に切り換
えることにより急激に温められた室内熱交換器Aから蒸
発し、その蒸気が室内に戻り、結果として室内の湿度を
高めてしまい、有効な除湿運転を行うことができないと
いう問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点に鑑みなされたもので、除湿運転時に室内温度の
冷え過ぎを防止すると共に、効率よく除湿することがで
きる空気調和機の制御装置を提供することを目的として
いる。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、室内側熱交換器と四方弁との間に電磁開閉弁を設け
るとともに、同室内側熱交換器の少なくとも風下側に、
並列に補助熱交換器と逆止弁を配置し、除湿運転時に前
記四方弁を冷房側に切換え前記電磁開閉弁を開放して冷
房運転し、室内温度が所定室温範囲の下限値を下回る
と、同四方弁を暖房側に切換え同電磁開閉弁を閉じて前
記補助熱交換器を通して暖房運転することにより、暖房
運転切換え直後、室内側熱交換器に付着した凝縮水を再
蒸発して室内を加湿するのを防止するようにした。
【0005】
【作用】上記の構成によれば、除湿運転開始時に四方弁
を冷房側に切換え室内側熱交換器に冷媒を流し、循環す
る室内空気の温度が所定の室内温度範囲の下限値に達し
た時に、四方弁を暖房側に切換えるとともに電磁開閉弁
を閉じて凝縮水の付着した熱交換器にはホットガスを流
さず、補助熱交換器にホットガスを流すことにより凝縮
水の蒸発による再加湿を防止して室内空気の冷え過ぎを
防ぎ、循環する室内空気の温度が上記室内温度範囲の上
限値に達した時に四方弁を冷房側に切換え、電磁開閉弁
を開き補助熱交換器に冷媒を流すようにし、以上の交互
繰り返しにより室内空気の除湿を行うようにしている。
【0006】
【発明の効果】以上のように本発明においては、室内側
熱交換器と四方弁との間に電磁開閉弁を設けるととも
に、同室内側熱交換器の少なくとも風下側に、並列して
補助熱交換器と逆止弁を配置し、除湿運転時に前記四方
弁を冷房側に切換え前記電磁開閉弁を開放して前記熱交
換器を通して冷房運転し、室内温度が所定室温範囲の下
限値を下回ると、同四方弁を暖房側に切換え同電磁開閉
弁を閉じて前記補助熱交換器を通して暖房運転するよう
にしたので、暖房運転切換え直後、室内側熱交換器に付
着した凝縮水を再蒸発して室内を再加湿することがな
く、効率的に除湿すると共に、室内空気の冷え過ぎを防
止し、冷気溜まりを解消することができる。
【0007】図2は本発明の冷媒回路で、圧縮機5で高
温高圧に圧縮された冷媒ガスは、四方弁6により冷房運
転時には室外側熱交換器7に送られ、室外空気と熱交換
して冷却され、膨張弁8を通過して室内側熱交換器Aに
入り室内空気と熱交換して温められ、四方弁6を経て圧
縮機5の吸込側に戻る冷房サイクルの経路を循環して室
内空気を冷却している。暖房運転時には、圧縮機5で高
温高圧に圧縮された冷媒ガスは、四方弁6により室内側
熱交換器Aおよび補助熱交換器Bに送られ、室内空気と
熱交換して冷却され、膨張弁8を通過して室内側熱交換
器Aに入り室外空気と熱交換して温められ、四方弁6を
経て圧縮機5の吸込側に戻る暖房サイクルの経路を循環
して室内空気を温めている。
【0008】図3は本発明の制御装置の構成を示すブロ
ック図で、室内空気の湿度を検出する湿度検出センサ9
と、室内温度を検出する室温検出センサ10と、制御部11
と、圧縮機駆動回路12および四方弁切換回路13から構成
され、制御部11には予じめ設定した除湿時の室温の上限
制御値と下限制御値を記憶するメモリ14と室温検出セン
サ9の検出した室温と上記制御値を比較する比較回路15
が設けられている。湿度検出センサ9により室内空気の
湿度を検出し除湿を開始する時、圧縮機5の冷房能力を
下げて運転し、四方弁6を四方弁切換回路13により冷房
サイクルに切換え、室内側熱交換器Aに冷媒ガスを流
し、吸込口1に設けた室温検出センサ9により循環する
室内空気の温度が所定の下限制御値TL に達した時に、
四方弁6を暖房側に切換えるとともに電磁開閉弁16を閉
じて補助熱交換器Bにのみ冷媒ガスを流して循環する室
内空気を温め、室内空気の温度が上限制御値TU に達し
た時に四方弁6を冷房側に切換え、電磁開閉弁16を開き
室内側熱交換器Aに冷媒を流すようにし、以上交互に繰
り返すことにより室内空気の除湿を行うようにしてい
る。
【0009】図4(a)は除湿運転時の室内空気の温度
変化を示し、居住空間温度は室温センサ部温度に追従
し、下限制御値TL に達した時に風量の低下により若干
低くなるが、冷房運転および暖房運転を繰り返しても、
図4(b)の従来例のようにさらに低下することなく、
室内に冷気溜まりを発生しない。
【0010】図5は本発明の動作フローチャートで、除
湿運転が開始されると、圧縮機5が運転開始し(21)、
同時に室内側送風機17の回転数を落して風量を下げ(2
2)、四方弁6を冷房側に切換え(23)、室内温度TR
が下限制御値TL (例えば設定温度TS −1°C)を下
回ると(24)、四方弁6を暖房側に切換えるとともに電
磁開閉弁16を閉じて補助熱交換器Bに高温高圧の冷媒ガ
スを流して循環する室内空気を温め(25)、室内温度T
R が上限制御値TU (例えば設定温度TS +2°C)を
上回ると(26)、四方弁6を冷房側に切換え電磁開閉弁
16を開き(27)、除湿運転を行い、同時に室温の冷え過
ぎを防止するようにしている。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明においては、予じめ
設定温度の上下に上限制御値と下限制御値を設定して除
湿運転時の制御室温範囲を設け、この範囲内で四方弁を
切換えて冷房運転と暖房運転を交互に繰り返すことによ
り、室内空気の冷え過ぎを防止し、冷気溜まりを解消す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示す室内機の要部断面側面図で
ある。
【図2】本発明の冷媒回路図である。
【図3】本発明の制御装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】除湿運転時の室内空気の温度変化を示す時系列
図である。
【図5】本発明の動作フローチャートである。
【符号の説明】
1 吸込口 2 導風路 3 室内側送風機 4 吹出口 5 圧縮機 6 四方弁 7 室外側熱交換器 8 膨張弁 9 湿度検出センサ 10 室温検出センサ 11 制御部 12 圧縮機駆動回路 13 四方弁切換回路 14 メモリ 15 比較回路 16 電磁開閉弁 17 室内側送風機 18 逆止弁 A 室内側熱交換器A B 補助熱交換器B

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機の吐出側から四方弁、室外側熱交
    換器、膨張弁、室内側熱交換器、四方弁を経て圧縮機の
    吸込側に到る冷媒サイクルを形成してなる空気調和機に
    おいて、上記室内側熱交換器と四方弁との間に電磁開閉
    弁を設けるとともに、同室内側熱交換器の少なくとも風
    下側に、並列に補助熱交換器と逆止弁を配置し、除湿運
    転時に前記四方弁を冷房側に切換え前記電磁開閉弁を開
    放して冷房運転し、室内温度が所定室温範囲の下限値を
    下回ると、同四方弁を暖房側に切換え同電磁開閉弁を閉
    じて前記補助熱交換器を通して暖房運転するようにして
    なることを特徴とする空気調和機の制御装置。
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