JP2765415B2 - Icカード読取り・書込み装置 - Google Patents
Icカード読取り・書込み装置Info
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- JP2765415B2 JP2765415B2 JP4335405A JP33540592A JP2765415B2 JP 2765415 B2 JP2765415 B2 JP 2765415B2 JP 4335405 A JP4335405 A JP 4335405A JP 33540592 A JP33540592 A JP 33540592A JP 2765415 B2 JP2765415 B2 JP 2765415B2
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- solenoid
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はICカード読取り・書込
み装置に関する。 【0002】 【従来の技術】ICカードの読取り書込み装置では一般
に、エジェクト釦を操作しても記録の読取り書込み中は
カードの取出しができないような回路構成を採っている
ため、停電中や装置が電源に接続されていない状態のも
とでは、装填したICカードを取出すことができないと
いった問題を有していた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
通常の状態においてはもとより、通電が断たれた状態の
もとでもICカードを支障なく取出すことのできる新た
なICカード読取り・書込み装置を提供することにあ
る。 【0004】 【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はこの
ような課題を達成するために、ICカードの先端部に押
圧されてこのカードとともにカード装着位置へ移動する
カード保持手段と、カードの挿入終端移動時に作動して
カード保持手段の排出方向付勢力に抗してカードを装着
位置に拘止するカード排出阻止手段とを備えたICカー
ド読取り・書込み装置に、ソレノイドのプランジャを励
磁位置へ移動してカード排出阻止手段の拘止を解く作動
手段と、プランジャを機械的に励磁位置へ移動させる手
動解除釦と、手動解除釦の初期移動を検知してソレノイ
ドを励磁させる検知器とを設けるようにしたものであ
る。 【0005】 【実施例】そこで以下に本発明の実施例について説明す
る。図面は本発明の一実施例を示したもので、図におい
て符号10は偏平な筺形をなすケーシング本体で、スリ
ット状のカード挿入口11を有する前覆い12は上から
みて凹字状に形成され、その突出した両側部分13、1
3は、カードCの後端を保持するカード排出阻止手段と
してのロック爪50、50の配設空間として、また中央
の凹んだ部分14はカードの有無の視認と手差しができ
る部分として、挿入したカードCの後端が露出するよう
に形成されており、さらにその内部には、カードCの挿
入方向に向けて延びる2本のヘッド保持体案内部材とし
てのガイドレール15、15と、このガイドレール1
5、15に沿ってコンタクトヘッド30をカードCに対
して非接触位置から接触位置へと徐々に押上げる2本の
傾斜案内面16、16がカードの挿入ストロークより長
く形成されている。 【0006】20は、ガイドレール15、15上に摺動
可能に取付けられ、常時強い引戻しバネ21の力により
カード挿入口11側に付勢されている枠型のコンタクト
ヘッド保持体で、カードCの下面と接するその上面22
には、内端をカード端面の当接部23となしたカード先
端部上面を押えるカード押え板24がネジ25により一
体的に取付けられており、また、その中央に設けた枠型
保持部26には、上面に出没可能なヘッドピン31を備
えたコンタクトヘッド30が上下動可能に収納されてい
て、その両側のピン33に作用するバネ28により傾斜
面16上をコロ34によって移動し得るよう保持され、
かつヘッドピン31がカードCの接点と当接する位置ま
で上昇した場合には、突部35をヘッド保持部26に設
けた段部27に落し込んで、コンタクトヘッド30をカ
ード挿入口11側に若干後退させるように構成されてい
る。 【0007】40は、上記したロック爪50をカードC
の拘止位置と非拘止位置に回動規制するための制御レバ
ーで、ヘッド保持体20と平行に移動し得るようケーシ
ング10の底板17に植設したピン18、18に長孔4
1、41を介して摺動自在に取付けられていて、その先
端は、ロック爪50と結合した揺動レバー52の一端と
ピン42を介して係合し、また他方は、コンタクトヘッ
ド保持体20と当接して走行するスライダ43とバネ4
4を介して結合している。そして、カードCが挿入され
ない状態においてこの制御レバー40は、スライダ43
との間に介装したバネ44及びスライダ43自体に作用
するバネ45の各張力によりスライダ43を手元に引寄
せているが(図1(イ))、コンタクトヘッド保持体2
0に押されてスライダ43が制御レバー40から離れて
いった場合には、バネ44の張力により逆にスライダ4
3側に引寄せられるよう構成され、さらに後述するソレ
ノイド60によって制御されるように構成されている。 【0008】上記したソレノイド60は、制御レバー4
0を介してロック爪50を操作するもので、コンタクト
ヘッド保持体20の走行経路の内奥に配設された発光素
子と受光素子とからなるヘッド保持体検出器S1 が、コ
ンタクトヘッド保持体20の内端に設けた被検知部材2
8をカードCの装着直前において検出すると、その検出
信号により一時的に励磁してプランジャ61を吸引し、
その先端のL形レバー62を回動し、先端の係止爪63
を制御レバー40の係止部46から外してレバー40を
ロック爪押圧方向へ移動可能にする一方、カードCが挿
入されている状態においてコンピュータからの取出し信
号または、コンピュータからの取出可信号とキーボード
から入力された取出し信号とによって出力する信号、も
しくは手動取出し釦70の押込みを検出する取出し釦検
出器S2 からの出力信号を受けて一時的にプランジャ6
1を吸引し、L形レバー62の係止爪63を制御レバー
40の係止部46から外して、レバー40をロック爪解
除方向へ移動可能にするよう作動する。 【0009】70はカード取出し用の上述した手動取出
し釦で、バネ71に付勢されて常時ケーシング本体10
の前板13からわずかに突出すように取付けられてお
り、この釦70からケーシング本体10内に延びる杆7
2の延長線上には、発光素子と受光素子とからなる第2
の検出器S2 と、上記したソレノイド60のプランジャ
61先端が順次位置している。 【0010】つぎに上述した装置の作用について説明す
る。図1に示したカードCの挿入前の状態において、コ
ンタクトヘッド保持体20は引戻しバネ21によりカー
ド挿入口11側に位置しており、また、制御レバー40
は前回のカード排出のために、これまたカード挿入口1
1側に移動してL形レバー62に係止されている。した
がってこの状態では、図1(ロ)に示したように、ロッ
ク爪50の爪51はカードCの挿入経路から退避してお
り、スライダ43はバネ45の張力により制御レバー4
0側に移動している(図1(イ))。 【0011】この状態でケーシング本体10の挿入口1
1にカードCを挿入すると、先端部はコンタクトヘッド
保持体20の上面22とカード押え板24の間で保持さ
れるから、この状態で引戻しレバー21に抗しつつその
先端でコンタクトヘッド保持体20を押込んでゆくと、
枠型保持部26内に保持されたコンタクトヘッド30
は、この移動とともに傾斜面16に沿って上昇を始め、
やがてカードCが所定の装着位置近くに押込まれるよう
になると、コンタクトヘッド30上のヘッドピン31
は、図示しないバネに抗して沈み込みながら、上面をカ
ード押え板24によって位置決め保持されたカードCの
裏面の接点に適度の接触圧をもって接触する。 【0012】他方、コンタクトヘッド保持体20が図中
左方へ押込まれ、その過程で突部29がスライダ43の
一部43aと当接してこれを押圧すると、スライダ43
は、制御レバー40との間に張架したバネ44と自己に
作用するバネ45に抗してコンタクトヘッド保持体20
とともに図中左方向へ移動する。このため、制御レバー
40にはバネ44による図中左方向への引張りが作用す
るようになるが、このレバー40は、この時点でまだL
形レバー62の係止爪63に拘止されているので、その
ままの状態を維持している。 【0013】このような状態のもとでカードCの挿入が
さらに続き、やがて所定の装着位置近傍に達すると、ヘ
ッド保持体検出器S1 はコンタクトヘッド保持体20に
設けた被検知部材28を検出し、その検出出力によりソ
レノイド60を一時的に励磁してL形レバー62を図中
時計方向に回動し、制御レバー40の係止を解く。 【0014】これにより、制御レバー40はバネ44の
付勢力により図中左方へ移動し、揺動レバー52を介し
てロック爪50の下端を押圧し、これを図中反時計方向
に回動させて爪51によりカードCの後端を拘止する
(図2(ロ))。そしてこの拘止状態は、制御レバー4
0の左方への移動に伴ってその係止部46の他方の側に
落ち込んだL形レバー62の係止爪63により維持され
る。(図2(イ))。 【0015】ところで、コンタクトヘッド保持体20が
一杯まで押込まれると、傾斜案内面16に沿って上まで
押上げられたコンタクトヘッド30は、斜面を下ろうと
する力をもって挿入口11側に設けた突部35をコンタ
クトヘッド保持体20の段部27に係合させて若干後退
し、カードCとヘッドピン31との間に生じた相対的移
動によりセルフクリーニング作用をさせて両者を確実に
接触させる(図2(ロ))。 【0016】このようにしてカードCが完全にセットさ
れソレノイド60が消磁すると、コンピュータは読取り
書込み操作を始める。そして、所定の読取り・書込み操
作が終了すると、コンピュータからの読取り終了信号も
しくはコンピュータからの取出し可信号とキーボードか
らの信号により出力した取出し信号がソレノイド60を
励磁させ、L形レバー62を図中時計方向に回動させて
制御レバー40の拘止を解く。 【0017】したがって、コンタクトヘッド保持体20
とカードCとを介して引戻しレバー21の強い力が作用
しているロック爪50は、図2に示した状態から揺動レ
バー52を介して制御レバー40を図中右方向へ移動さ
せつつ、自らは時計方向に回動してカードCを機外へ放
出し、図1に示した初期の状態に戻る。 【0018】また一方、セットしたカードCを手動によ
って取出すには手動取出し釦70の押込みによって行
う。この場合、手動取出し釦70を1段押込むと、取出
し釦検出器S2 はケーシング本体10内に突入した杆7
2の先端部を検出し、その検出信号によりソレノイド6
0を励磁して制御レバー40を釈放し、引戻しバネ21
の張力が作用しているロック爪50を図中時計方向に回
動してカードCを機外に放出する。 【0019】また、停電時等、装置への通電が断たれて
いるような状態のもとでカードCを取り出すには、前覆
い12の面よりさらに深く手動取出し釦70を2段位置
まで押込む。これにより、杆72の先端は、直接ソレノ
イド60のプランジャ61を押込んでL形レバー62を
図中時計方向に回動させ、制御レバー40の係止を解
く。したがって、このあとは上述したと同様に、引戻し
バネ21の張力が作用したロック爪50が制御レバー4
0を図中右方へ移動させるとともに、自らは図中時計方
向に回動してカードCを機外に放出する。 【0020】 【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、IC
カードを装着位置から排出させるべくカード排出阻止手
段の拘止を解く手段として、読取り書込み終了時に励磁
されて作動するソレノイドのほかに、ソレノイドのプラ
ンジャを励磁位置へ移動操作する手動解除手段を設け、
さらに、この手動解除手段の初期移動を検知してソレノ
イドを励磁させる検出手段を設けるようにしたので、通
常の状態では、手動解除手段を初期移動させることによ
り、この手動解除手段を検知した検出手段によりソレノ
イドを励磁して読取り書込み操作時以外でのカードの取
出しを可能にするとともに、通電が断たれたような場合
には、手動解除手段を一杯まで移動操作してソレノイド
のプランジャを励磁位置まで直接機械的に移動操作する
ことによって、ICカードの取出しを支障なく行わせる
ことができる。
み装置に関する。 【0002】 【従来の技術】ICカードの読取り書込み装置では一般
に、エジェクト釦を操作しても記録の読取り書込み中は
カードの取出しができないような回路構成を採っている
ため、停電中や装置が電源に接続されていない状態のも
とでは、装填したICカードを取出すことができないと
いった問題を有していた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
通常の状態においてはもとより、通電が断たれた状態の
もとでもICカードを支障なく取出すことのできる新た
なICカード読取り・書込み装置を提供することにあ
る。 【0004】 【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はこの
ような課題を達成するために、ICカードの先端部に押
圧されてこのカードとともにカード装着位置へ移動する
カード保持手段と、カードの挿入終端移動時に作動して
カード保持手段の排出方向付勢力に抗してカードを装着
位置に拘止するカード排出阻止手段とを備えたICカー
ド読取り・書込み装置に、ソレノイドのプランジャを励
磁位置へ移動してカード排出阻止手段の拘止を解く作動
手段と、プランジャを機械的に励磁位置へ移動させる手
動解除釦と、手動解除釦の初期移動を検知してソレノイ
ドを励磁させる検知器とを設けるようにしたものであ
る。 【0005】 【実施例】そこで以下に本発明の実施例について説明す
る。図面は本発明の一実施例を示したもので、図におい
て符号10は偏平な筺形をなすケーシング本体で、スリ
ット状のカード挿入口11を有する前覆い12は上から
みて凹字状に形成され、その突出した両側部分13、1
3は、カードCの後端を保持するカード排出阻止手段と
してのロック爪50、50の配設空間として、また中央
の凹んだ部分14はカードの有無の視認と手差しができ
る部分として、挿入したカードCの後端が露出するよう
に形成されており、さらにその内部には、カードCの挿
入方向に向けて延びる2本のヘッド保持体案内部材とし
てのガイドレール15、15と、このガイドレール1
5、15に沿ってコンタクトヘッド30をカードCに対
して非接触位置から接触位置へと徐々に押上げる2本の
傾斜案内面16、16がカードの挿入ストロークより長
く形成されている。 【0006】20は、ガイドレール15、15上に摺動
可能に取付けられ、常時強い引戻しバネ21の力により
カード挿入口11側に付勢されている枠型のコンタクト
ヘッド保持体で、カードCの下面と接するその上面22
には、内端をカード端面の当接部23となしたカード先
端部上面を押えるカード押え板24がネジ25により一
体的に取付けられており、また、その中央に設けた枠型
保持部26には、上面に出没可能なヘッドピン31を備
えたコンタクトヘッド30が上下動可能に収納されてい
て、その両側のピン33に作用するバネ28により傾斜
面16上をコロ34によって移動し得るよう保持され、
かつヘッドピン31がカードCの接点と当接する位置ま
で上昇した場合には、突部35をヘッド保持部26に設
けた段部27に落し込んで、コンタクトヘッド30をカ
ード挿入口11側に若干後退させるように構成されてい
る。 【0007】40は、上記したロック爪50をカードC
の拘止位置と非拘止位置に回動規制するための制御レバ
ーで、ヘッド保持体20と平行に移動し得るようケーシ
ング10の底板17に植設したピン18、18に長孔4
1、41を介して摺動自在に取付けられていて、その先
端は、ロック爪50と結合した揺動レバー52の一端と
ピン42を介して係合し、また他方は、コンタクトヘッ
ド保持体20と当接して走行するスライダ43とバネ4
4を介して結合している。そして、カードCが挿入され
ない状態においてこの制御レバー40は、スライダ43
との間に介装したバネ44及びスライダ43自体に作用
するバネ45の各張力によりスライダ43を手元に引寄
せているが(図1(イ))、コンタクトヘッド保持体2
0に押されてスライダ43が制御レバー40から離れて
いった場合には、バネ44の張力により逆にスライダ4
3側に引寄せられるよう構成され、さらに後述するソレ
ノイド60によって制御されるように構成されている。 【0008】上記したソレノイド60は、制御レバー4
0を介してロック爪50を操作するもので、コンタクト
ヘッド保持体20の走行経路の内奥に配設された発光素
子と受光素子とからなるヘッド保持体検出器S1 が、コ
ンタクトヘッド保持体20の内端に設けた被検知部材2
8をカードCの装着直前において検出すると、その検出
信号により一時的に励磁してプランジャ61を吸引し、
その先端のL形レバー62を回動し、先端の係止爪63
を制御レバー40の係止部46から外してレバー40を
ロック爪押圧方向へ移動可能にする一方、カードCが挿
入されている状態においてコンピュータからの取出し信
号または、コンピュータからの取出可信号とキーボード
から入力された取出し信号とによって出力する信号、も
しくは手動取出し釦70の押込みを検出する取出し釦検
出器S2 からの出力信号を受けて一時的にプランジャ6
1を吸引し、L形レバー62の係止爪63を制御レバー
40の係止部46から外して、レバー40をロック爪解
除方向へ移動可能にするよう作動する。 【0009】70はカード取出し用の上述した手動取出
し釦で、バネ71に付勢されて常時ケーシング本体10
の前板13からわずかに突出すように取付けられてお
り、この釦70からケーシング本体10内に延びる杆7
2の延長線上には、発光素子と受光素子とからなる第2
の検出器S2 と、上記したソレノイド60のプランジャ
61先端が順次位置している。 【0010】つぎに上述した装置の作用について説明す
る。図1に示したカードCの挿入前の状態において、コ
ンタクトヘッド保持体20は引戻しバネ21によりカー
ド挿入口11側に位置しており、また、制御レバー40
は前回のカード排出のために、これまたカード挿入口1
1側に移動してL形レバー62に係止されている。した
がってこの状態では、図1(ロ)に示したように、ロッ
ク爪50の爪51はカードCの挿入経路から退避してお
り、スライダ43はバネ45の張力により制御レバー4
0側に移動している(図1(イ))。 【0011】この状態でケーシング本体10の挿入口1
1にカードCを挿入すると、先端部はコンタクトヘッド
保持体20の上面22とカード押え板24の間で保持さ
れるから、この状態で引戻しレバー21に抗しつつその
先端でコンタクトヘッド保持体20を押込んでゆくと、
枠型保持部26内に保持されたコンタクトヘッド30
は、この移動とともに傾斜面16に沿って上昇を始め、
やがてカードCが所定の装着位置近くに押込まれるよう
になると、コンタクトヘッド30上のヘッドピン31
は、図示しないバネに抗して沈み込みながら、上面をカ
ード押え板24によって位置決め保持されたカードCの
裏面の接点に適度の接触圧をもって接触する。 【0012】他方、コンタクトヘッド保持体20が図中
左方へ押込まれ、その過程で突部29がスライダ43の
一部43aと当接してこれを押圧すると、スライダ43
は、制御レバー40との間に張架したバネ44と自己に
作用するバネ45に抗してコンタクトヘッド保持体20
とともに図中左方向へ移動する。このため、制御レバー
40にはバネ44による図中左方向への引張りが作用す
るようになるが、このレバー40は、この時点でまだL
形レバー62の係止爪63に拘止されているので、その
ままの状態を維持している。 【0013】このような状態のもとでカードCの挿入が
さらに続き、やがて所定の装着位置近傍に達すると、ヘ
ッド保持体検出器S1 はコンタクトヘッド保持体20に
設けた被検知部材28を検出し、その検出出力によりソ
レノイド60を一時的に励磁してL形レバー62を図中
時計方向に回動し、制御レバー40の係止を解く。 【0014】これにより、制御レバー40はバネ44の
付勢力により図中左方へ移動し、揺動レバー52を介し
てロック爪50の下端を押圧し、これを図中反時計方向
に回動させて爪51によりカードCの後端を拘止する
(図2(ロ))。そしてこの拘止状態は、制御レバー4
0の左方への移動に伴ってその係止部46の他方の側に
落ち込んだL形レバー62の係止爪63により維持され
る。(図2(イ))。 【0015】ところで、コンタクトヘッド保持体20が
一杯まで押込まれると、傾斜案内面16に沿って上まで
押上げられたコンタクトヘッド30は、斜面を下ろうと
する力をもって挿入口11側に設けた突部35をコンタ
クトヘッド保持体20の段部27に係合させて若干後退
し、カードCとヘッドピン31との間に生じた相対的移
動によりセルフクリーニング作用をさせて両者を確実に
接触させる(図2(ロ))。 【0016】このようにしてカードCが完全にセットさ
れソレノイド60が消磁すると、コンピュータは読取り
書込み操作を始める。そして、所定の読取り・書込み操
作が終了すると、コンピュータからの読取り終了信号も
しくはコンピュータからの取出し可信号とキーボードか
らの信号により出力した取出し信号がソレノイド60を
励磁させ、L形レバー62を図中時計方向に回動させて
制御レバー40の拘止を解く。 【0017】したがって、コンタクトヘッド保持体20
とカードCとを介して引戻しレバー21の強い力が作用
しているロック爪50は、図2に示した状態から揺動レ
バー52を介して制御レバー40を図中右方向へ移動さ
せつつ、自らは時計方向に回動してカードCを機外へ放
出し、図1に示した初期の状態に戻る。 【0018】また一方、セットしたカードCを手動によ
って取出すには手動取出し釦70の押込みによって行
う。この場合、手動取出し釦70を1段押込むと、取出
し釦検出器S2 はケーシング本体10内に突入した杆7
2の先端部を検出し、その検出信号によりソレノイド6
0を励磁して制御レバー40を釈放し、引戻しバネ21
の張力が作用しているロック爪50を図中時計方向に回
動してカードCを機外に放出する。 【0019】また、停電時等、装置への通電が断たれて
いるような状態のもとでカードCを取り出すには、前覆
い12の面よりさらに深く手動取出し釦70を2段位置
まで押込む。これにより、杆72の先端は、直接ソレノ
イド60のプランジャ61を押込んでL形レバー62を
図中時計方向に回動させ、制御レバー40の係止を解
く。したがって、このあとは上述したと同様に、引戻し
バネ21の張力が作用したロック爪50が制御レバー4
0を図中右方へ移動させるとともに、自らは図中時計方
向に回動してカードCを機外に放出する。 【0020】 【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、IC
カードを装着位置から排出させるべくカード排出阻止手
段の拘止を解く手段として、読取り書込み終了時に励磁
されて作動するソレノイドのほかに、ソレノイドのプラ
ンジャを励磁位置へ移動操作する手動解除手段を設け、
さらに、この手動解除手段の初期移動を検知してソレノ
イドを励磁させる検出手段を設けるようにしたので、通
常の状態では、手動解除手段を初期移動させることによ
り、この手動解除手段を検知した検出手段によりソレノ
イドを励磁して読取り書込み操作時以外でのカードの取
出しを可能にするとともに、通電が断たれたような場合
には、手動解除手段を一杯まで移動操作してソレノイド
のプランジャを励磁位置まで直接機械的に移動操作する
ことによって、ICカードの取出しを支障なく行わせる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)、(ロ)はICカードの装着前の状態を
もって示した本発明の一実施例をなす装置の平面図と側
面図である。 【図2】(イ)、(ロ)は同上装置におけるICカード
の装着状態を示した平面図と側面図である。 【図3】同上装置の正面図である。 【符号の説明】 16 傾斜案内面 20 コンタクトヘッド保持体 21 引戻しバネ 24 カード押え板 30 コンタクトヘッド 40 制御レバー 43 スライダ 50 ロック爪 60 ソレノイド 62 L形レバー 70 手動取出し釦 S1 ヘッド保持体検知器 S2 取出し釦検知器
もって示した本発明の一実施例をなす装置の平面図と側
面図である。 【図2】(イ)、(ロ)は同上装置におけるICカード
の装着状態を示した平面図と側面図である。 【図3】同上装置の正面図である。 【符号の説明】 16 傾斜案内面 20 コンタクトヘッド保持体 21 引戻しバネ 24 カード押え板 30 コンタクトヘッド 40 制御レバー 43 スライダ 50 ロック爪 60 ソレノイド 62 L形レバー 70 手動取出し釦 S1 ヘッド保持体検知器 S2 取出し釦検知器
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名)
G06K 13/06
G06K 17/00
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.ICカードの先端部に押圧されて該カードとともに
カード装着位置へ移動するカード保持手段と、該カード
の挿入終端移動時に作動して上記カード保持手段の排出
方向付勢力に抗してカードを装着位置に拘止するカード
排出阻止手段とを備えたICカード読取り・書込み装置
において、 ソレノイドのプランジャを励磁位置へ移動して上記カー
ド排出阻止手段の拘止を解く作動手段と、上記プランジ
ャを機械的に励磁位置へ移動させる 手動解除釦と、該手
動解除釦の初期移動を検知して上記ソレノイドを励磁さ
せる検知器とを備えたICカード読取り・書込み装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4335405A JP2765415B2 (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | Icカード読取り・書込み装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4335405A JP2765415B2 (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | Icカード読取り・書込み装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59281774A Division JPS61156384A (ja) | 1984-07-02 | 1984-12-27 | Icカ−ド読取り・書込み装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09147058A JPH09147058A (ja) | 1997-06-06 |
| JP2765415B2 true JP2765415B2 (ja) | 1998-06-18 |
Family
ID=18288180
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4335405A Expired - Lifetime JP2765415B2 (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | Icカード読取り・書込み装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2765415B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2786297B1 (fr) * | 1998-11-19 | 2001-01-19 | Valeo Securite Habitacle | Agencement pour le blocage d'un support de donnees dans un dispositif d'echange de donnees |
| JP2002008778A (ja) * | 2000-04-20 | 2002-01-11 | Kel Corp | カードコネクタ |
| EP1170692B1 (en) * | 2000-07-07 | 2009-03-25 | AMPHENOL-TUCHEL ELECTRONICS GmbH | A smart-card reader |
| JP4938274B2 (ja) * | 2005-09-15 | 2012-05-23 | マミヤ・オーピー株式会社 | カードリーダライタ |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5139110A (ja) * | 1974-09-30 | 1976-04-01 | Sankyo Seiki Seisakusho Kk | Kaadoriidaa |
| JPS5534377A (en) * | 1978-09-02 | 1980-03-10 | Ricoh Co Ltd | Recording reproducing device on card insertion system |
-
1992
- 1992-11-20 JP JP4335405A patent/JP2765415B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09147058A (ja) | 1997-06-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980303 |