JP2764269B2 - パチンコ機の入賞装置 - Google Patents

パチンコ機の入賞装置

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JP2764269B2 JP63107957A JP10795788A JP2764269B2 JP 2764269 B2 JP2764269 B2 JP 2764269B2 JP 63107957 A JP63107957 A JP 63107957A JP 10795788 A JP10795788 A JP 10795788A JP 2764269 B2 JP2764269 B2 JP 2764269B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は特定の入賞口(始動口)の入賞に基いて、入
賞の確率が拡大する可変入賞球装置を設けたパチンコ機
の入賞装置に関する。
(従来の技術) パチンコ機には賞品球払出装置など多くの機構装置が
設けてあり、これらの機構装置を構成する部品には精密
な調整が必要とされる一方、これらの機構装置は遊技盤
に打ち出されたパチンコ球(以下、『発射球』という)
および上記機構装置自身の動作に起因する振動を常時受
けている。
これら機構装置のひとつに可変入賞球装置と呼ばれる
ものがある。この可変入賞球装置は空間部を備え、遊技
盤の遊技者側の面に配置した本枠体を主構成としてお
り、本枠体には遊技盤に連通する切欠と、切欠を開閉す
るための開閉部材とが設けてある。この開閉部材は発射
球が遊技盤に配設した特定の入賞口である始動口に入賞
したときに作動して切欠を開閉する。そして、開閉部材
が作動したときに発射球は切欠から空間部に流入して可
変入賞球装置内に取り込まれ、取り込まれた発射球には
入賞処理が施される。このため、開閉部材が作動したと
きには発射球の可変入賞球装置内への流入が可能になり
入賞確率は拡大する。
また、可変入賞球装置の内部には通常入賞処理を施す
ための小入賞口と、通常入賞処理を施すとともに開閉部
材を所定時間継続作動させる大入賞処理を施すための大
入賞口とが設けてある。そして、始動口への入賞に応じ
上記切欠の開閉によって可変入賞球装置に取り込まれた
発射球が大入賞口に入賞した場合、上記大入賞処理が施
される。大入賞処理中に可変入賞球装置に取り込まれた
発射球が大入賞口に入賞した場合には、当該大入賞処理
すなわち開閉部材の継続作動は新たに開始され、遊技者
に有利な権利(入賞確率の拡大)の継続が延長する。
なお、本例では可変入賞球装置の切欠が本枠体に穿設
してあるものを説明したが、機種によっては遊技盤と同
一面を形成する装飾板に切欠または開口部を穿設したも
のがある。この場合には、切欠(開口部)を開閉する開
閉部材が開放したときに、開閉部材がパチンコ球を切欠
に流入させるガイドとなり、流入したパチンコ球は回収
されるとともに、当該流入球には入賞処理が施される。
さらに、切欠内には上記大入賞口と小入賞口とが配設し
てある。
上記開閉部材は直進ソレノイドからなる開閉ソレノイ
ドによって制御され、開閉ソレノイドは可変入賞球装置
を構成する枠体の裏側または両側部に配設されており、
開閉ソレノイドのプランジャの作動軸線は鉛直方向にな
るよう配置されていた。
また、可変入賞球装置の上部には天入賞口と、ランプ
およびLEDなど装飾用部材とが設けてあり、下部には入
賞球の回収通路のみが設けてあるが、天入賞口を形成す
る枠と可変入賞球装置を形成する本枠体の上部とは空間
部を形成し、また下部に配設した入賞球の回収通路に要
するスペースは極めて小さい。すなわち、これらの空間
部はデッドスペースになっていた。下部には入賞球の回
収通路が設けてある。
(発明が解決しようとする課題) ところが、上記開閉ソレノイドは可変入賞球装置の裏
側または両側部に配設してあるので、可変入賞球装置の
有効スペースが縮小される。そこで、可変入賞球装置の
有効スペースを縮小する場合には、可変入賞球装置の設
計における制限が大きくなる。このため、可変入賞球装
置の設計作業に多くの時間を要し、生産性および作業性
が劣化するという問題があった。
他方、可変入賞球装置の有効スペースを充分に設けた
場合には、可変入賞球装置はパチンコ機から開閉ソレノ
イドの設置スペース分だけ突出することになる。とく
に、この開閉ソレノイドが可変入賞球装置の裏側に設け
てあるときには、可変入賞球装置すなわち開閉ソレノイ
ドがパチンコ機の背面から突出すると同時に、パチンコ
機の奥行(厚さ)が大きくなる。このため、パチンコ機
の搬送時には開閉ソレノイドを破損し易く、さらにパチ
ンコ機の保管スペースは大きくなるという問題が生じて
いた。
また、開閉ソレノイドのプランジャの一側面と、開閉
ソレノイドのシリンダ内壁とは当接しているので、開閉
ソレノイドが動作したときには当接している両者が摺動
するため、上記プランジャは摺動時の摩擦により作動精
度が劣化するとともに片減りが生じる。これにより、上
記プランジャの表面に施してあるめっき、コーティング
などが上記片減りによって摩滅し上記プランジャの地肌
が露出するので、プランジャの一側面と開閉ソレノイド
のシリンダ内壁との摩擦係数がさらに上昇し開閉ソレノ
イドは作動不能になる。このため、開閉ソレノイドの寿
命が短縮し、かつ可変入賞球装置の故障の原因になって
いた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、奥行方
向の長さを短くしてコンパクト化が図れ、かつ搬送性の
向上を図ることができるパチンコ機の入賞装置を提供す
ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成するために、取付基板に形
成されたパチンコ球流入用の開口部に連接して所定の奥
行長さを有する空間を設け、前記開口部を開閉する開閉
部材に動力伝達機構を介して電気的駆動源を連結し、該
電気的駆動源の作動により、パチンコ球の開口部への流
入が行われ易い第1状態と行われ難い第2状態とに切換
え可能なパチンコ機の入賞装置であって、 前記電気的駆動源及び前記動力伝達機構は、前記第1
状態または第2状態のいずれの状態においても、前記空
間を形成する壁の外側における前記奥行方向と直交する
領域で、かつ前記奥行長さの範囲内に設けられると共
に、前記取付基板の投影面内に配置されることを特徴と
する。
(作用) 本発明は、上記構成にしており、電気的駆動源及び動
力伝達機構は、第1状態または第2状態のいずれの状態
においても、取付基板の開口部に連接する空間を形成す
る壁の外側で奥行方向と直交する領域で、かつ奥行長さ
の範囲内に設けられると共に、前記取付基板の投影面内
に配置されるので、電気的駆動源及び動力伝達機構が装
置から突出することがない。
(実施例) 以下に、本発明の一実施例を図面に基いて詳細に説明
する。
第4図において、4は本発明のパチンコ機の入賞装置
1を設けたパチンコ機であり、本装置1はパチンコ機4
の遊技盤2面に配設した可変入賞球装置3に使用するも
のである。このパチンコ機4には発射球を貯溜するため
の上皿6および下皿7、遊技盤2に発射球を発射するた
めのハンドル8、およびハンドル8に発射された発射球
(以下、『発射球』という)を遊技盤2に誘導するため
の誘導レール9などが備えてある。10はアウト孔、11は
チューリップと呼ばれる入賞口、12は通常の入賞口であ
る。なお、ハンドル8の操作によって作動する電動打球
のためのモータ、障害釘、および各装飾用の部品など
は、図示を省略してある。
可変入賞球装置3は発射球が遊技盤2面に配設した始
動口5へ入賞することに応じて、第1図および第2図に
示す開閉部材13を作動させ、後述の切欠(開口部)14を
開閉することによって連続発射球を可変入賞球装置3内
に取り込むものである。可変入賞球装置3には、遊技盤
2に連通する切欠14が穿設してある。可変入賞球装置3
は複数種の枠体をねじ18止めによって一体に形成しかつ
後述する装飾板21,22,23と共に取付基板を構成する本枠
体15と、本枠体15の上部37に設けた取付部16とを主構成
としている。
なお、第2図において開閉部材13の実線部は開放状態
を表わし、2点鎖線部は閉鎖状態を表わしている。ま
た、本枠体15にはカム、モータなどの機構装置を収容す
る機構室(ともに図示省略)、および可変入賞球装置3
内に取り込まれた発射球の回収通路20を形成する。17は
本枠体15を構成する複数種の各枠体を相互にねじ18止め
をするためのねじ孔、19は可変入賞球装置3を遊技盤2
に固定するためのねじ孔である。
本枠体15の前面には装飾板21,22,23が取付けてあり、
本枠体15の上方遊技盤2側には天入賞口24が設けてあ
る。また、装飾板21には可変入賞球装置3の継続回数を
表示するための継続回数表示灯25と、可変入賞球装置3
内に入賞した発射球数を表示するための入賞球数表示灯
26とが設けてあり、装飾板22の両側には装飾用のレンズ
27が設けてある。本枠体15及び装飾板21,22,23からなる
取付基板の遊技盤2側部分には、第1図及び第2図に示
すように遊技盤2に連通した切欠14が穿設してあり、切
欠14は始動口5の入賞に応じて開閉部材13によって所定
回数開閉される。
28は可変入賞球装置3内に取り込まれた発射球を、遊
技盤側から可変入賞球装置3の後方側に誘導する誘導手
段、29は仕切板、30はガイドで可変入賞球装置3を構成
する部材である。仕切板29には近接センサ35が設けてあ
り、近接センサ35は可変入賞球装置3に取り込まれた全
ての発射球を検知する。ガイド30は上記発射球を後述の
小入賞口33,33および大入賞口34に導くもので、31はレ
ンズ27に設けた装飾用のランプの制御基板である。32は
ランプ基板31の保護用および装飾用のランプカバーであ
る。
可変入賞球装置3の前面、すなわち遊技者側の端部に
は小入賞口33,33と大入賞口34とが並設してあり、大入
賞口34は両側を小入賞口33,33によって挟まれるように
配置してある。大入賞口34には大入賞口34に入賞した発
射球を検知する近接センサ35が設けてあり、この近接セ
ンサ35はこの検知情報を図示を省略した制御回路に入力
する。また、下板36は小入賞口33,33および大入賞口34
側(前面側)が後側より下位になるように斜面を形成し
てある。
可変入賞球装置3の上部37に設けた取付部16には、開
閉部材13を制御する開閉ソレノイド(電気的駆動源)38
が取り付けてある。取付部16は本枠体15と一体に成形し
てあり、直進ソレノイドからなる開閉ソレノイド38をプ
ランジャ43の作動軸線が、取付部材(後述)41により可
変入賞球装置3の前面側から後側の方向に沿わせ水平に
なるように取付けるものである。取付部16は『コ』の字
形状の断面を有し、取付溝44、取付ボス45およびクラン
ク突起46とが設けてある。
取付溝44は開閉ソレノイド38を取付部16に取付ける取
付部材41を装着するもので、取付溝44の幅wは取付部材
41の厚さtより大きい(t<w…第3図参照)。また、
取付部材41の装着時には、取付溝44と取付部材41との間
に隙間sを設けてある。
取付ボス45は取付部16の互いに対向する外側面に配置
され、取付ボス45には開閉ソレノイド38のプランジャ43
の作動軸線と同方向の軸線を有するねじ孔が穿設してあ
る。
クランク突起46は本枠体15の上部37と取付部16とが交
わる箇所から開閉ソレノイド38のプランジャ43の作動軸
線方向に突設してあり、クランク突起46には後述のクラ
ンク軸48を水平方向に装着するためのクランク孔47が穿
設してある。
開閉ソレノイド38は前記制御装置に制御されるもの
で、発射球の始動口5への入賞時および大入賞口34への
入賞時に作動する。開閉ソレノイド38の作動時には、ソ
レノイドクランク49、作動レバー50および開閉クランク
51を介して開閉部材13を作動させる。開閉ソレノイド38
は取付部材41の一端部に取付けられ、取付部材41の他端
部は上記の開閉ソレノイド38側端部に直交する突部が形
成してある。そして、この突部にはねじ39止め用の移動
孔40が穿設され、移動孔40の径は移動孔40に挿入される
ねじ39の径よりも大きく、さらに取付部材41の移動孔40
側の端部を取付部16に弾性体42を介しねじ39によって支
持するとともにねじ39を移動孔40内に移動自在に設けて
ある。
このため、取付部材41は取付溝44内を開閉ソレノイド
38のプランジャ43の作動軸線と直行する方向に移動自
在、かつ弾性体42によって、開閉ソレノイド38のプラン
ジャ43の作動軸線方向に移動自在にしてある。なお、開
閉ソレノイド38の上記移動調整およびストロークの調整
は、ねじ39を調整することによって行う。
ソレノイドクランク49,49は開閉ソレノイド38,38の直
進運動をクランク軸48を中心とする回動運動にするため
のものである。ソレノイドクランク49,49には、貫通孔
であるクランク孔47,47と、クランク孔47,47の軸線を中
心にほぼ90度隔て、駆動長孔52が穿設された駆動突起5
3,53と、作動突起54,54とが設けてある。ソレノイドク
ランク49,49はクランク孔47,47にクランク軸48を挿通す
ることによって、回動可能に支持されている。そして、
駆動突起53,53はピンにより開閉ソレノイド38,38に回動
可能に連結してある。
作動突起54,54は作動レバー50,50の一端をピンにより
回動可能に連結し、作動レバー50,50の他端はピンによ
り開閉クランク51,51に回動可能に連結してある。作動
レバー50,50はソレノイドクランク49,49の前記回動を上
下動にするためのものである。このとき、作動レバー50
の両端に設けた上記ピンの軸線は互いに直交する。
開閉クランク51,51は作動レバー50,50の上下動を開閉
軸55を介して開閉部材13に伝送し、開閉軸55を中心に回
動させるもので、前記ソレノイドクランク49,49、作動
レバー50,50等と共に動力伝達機構を構成している。開
閉クランク51は『L』字形状をなし、作動レバー50の一
端をピンによって連結する作動孔56と、開閉軸55の一端
に嵌合する開閉孔57とを穿設している。開閉孔57は半月
形状の断面を形成している。
開閉軸55,55は本枠体15の両外側部に設けたシャフト
ボス58,58のシャフト孔60,60に回動可能に挿入支持され
ている。開閉軸55,55の両端には半月形状の断面が形成
してあり、一端は開閉孔57に嵌合し、他端は開閉部材13
に穿設した半月孔59に嵌合している。
第5図および第6図は本実施例と異る場合を表わして
おり、可変入賞球装置3の上部37に設けた取付部16とク
ランク突起46とは、その軸線を前記実施例における取付
部16の軸線と直交する方向に配置してある。このため、
当該実施例における開閉ソレノイド38,38の各プランジ
ャ43の作動軸線は、前記実施例におけるプランジャ43の
作動軸線と直交する方向に配置され、各開閉ソレノイド
38,38は互いに逆向きに設けてある。
したがって、取付ボス45の軸線は取付部16の軸線と同
方向であり、取付ボス45に穿設してあるねじ孔の開口部
は互いに逆向きに配置してある。上記実施例における作
動レバー50の両端に設けた、作動突起54と開閉クランク
51とを連結するピンの軸線は互いに同方向に配置され
る。これにより、作動レバー50,50は開閉ソレノイド38,
38の作動時には、ソレノイドクランク49,49の前記回動
に基いて上下動するので、開閉クランク51および開閉軸
55は回動する。
61Aは停止部材、62は開閉板、63はパチンコ機4の制
御基板(図示省略)との信号を交換するための中継基
板、64は可変入賞球装置3を制御するためのモータを表
わす。
上記構成に係る装置1は可変入賞球装置3の上部37に
設けた取付部16に開閉ソレノイド38を取付けることによ
って、可変入賞球装置3の奥行(装飾板21,23〜モータ6
4を含む中継基板63の範囲であり本願発明の「奥行長
さ」に相当する。)および側部の空間部を有効に使用す
ることができる。さらに、開閉ソレノイド38を取付部16
に、取付け板28と弾性体42とを介してねじ39止めするこ
とにより、開閉ソレノイド38のずれが弾性体42および移
動孔40とに吸収され、これらのずれは取付部材41の幅w
および隙間sとに補正される。このため、長時間にわた
る使用に起因する開閉ソレノイド38のプランジャ43の摩
滅に起因した作動軸線のずれが適宜補正される。
上記本実施例は可変入賞球装置3の上部のデッドスペ
ースに開閉ソレノイド38を設けた場合の説明であるが、
下部61のデッドスペースに開閉ソレノイド38を設ける場
合には、取付部16を可変入賞球装置3の下部61に設け
て、パチンコ球の回収の機能を妨げないように、開閉ソ
レノイド38を上記同様に取付部16に取付ければよい。ま
た、上記作動軸線のずれの補正は、プランジャ43の作動
軸線(取付部材41)が水平であることに限定されるもの
ではなく、従来同様にプランジャ43の作動軸線が鉛直方
向すなわち、開閉ソレノイド38が可変入賞球装置3の後
部または両側部に配置されている場合においても、上記
作動軸線の補正は充分可能である。
(発明の効果) 本発明は以上のように構成したものなので、 以下に記載する効果を有する。
すなわち、パチンコ機では、複数台をまとめて搬送す
ることが通常行われているが、この場合、電気的駆動源
及び動力伝達機構が奥行長さの範囲内に配置されていな
い構造、すなわち電気的駆動源及び動力伝達機構が装置
本体部から突部した構造であると、部分的に突出した部
分が生じていることによりパチンコ機を積層することが
できず搬送する上で不便である。さらに、装置本体部か
ら突出した電気的駆動源及び動力伝達機構の損傷を防止
するために別個にカバーを設けなければならず、部品数
が多くなり、その分、装置の大型化を招く虞がある。こ
れに比して、本願発明の装置では、電気的駆動源及び動
力伝達機構が奥行長さの範囲内に配置されているので、
電気的駆動源及び動力伝達機構に影響されずに複数台の
パチンコ機を積層することが可能であり、この分、搬送
性(梱包性)の向上を図ることができる。さらに、電気
的駆動源及び動力伝達機構の損傷を防止するために別個
にカバーを設ける必要がなくて、部品数を必要最小限に
抑えることが可能となり、ひいては装置のコンパクト化
を図ることができる。
さらに、電気的駆動源及び動力伝達機構を取付基板の
投影面内に配置したので、電気的駆動源及び動力伝達機
構を奥行方向直交領域に配置したこととあいまって、装
置の奥行方向の必要長さを短くできると共に、取付基板
の投影面内に配置したことにより、その分だけ、電気的
駆動源及び動力伝達機構を取付基板に近接させて配置す
ることが可能となり、装置のコンパクト化が図れる。ま
た、電気的駆動源及び動力伝達機構を取付基板の投影面
内に配置したことにより、電気的駆動源及び動力伝達機
構を備えた取付基板を遊技部に装着する際、遊技部ある
いは遊技部の背面側に設けられている部材との干渉が少
なくなり、組付性の向上を図ることができる。すなわ
ち、電気的駆動源及び動力伝達機構が取付基板の投影面
内に配置されていないと、遊技部への組付に際し、取付
基板から突出する電気的駆動源及び動力伝達機構が遊技
部あるいは遊技部の背面側に設けられている部材に干渉
しないように取付基板を傾斜させて組付を行ったり、あ
るいは逃げ用の孔を特別に設けたりする必要があり、そ
の分、組付性が劣ったものになってしまうことになる
が、これに比して、本願発明では、上述したように組付
性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の装置の一実施例を表わした側面図、 第2図は、第1図の正面図、 第3図は、第2図の背面図、 第4図は、第1図に示した可変入賞球装置を設けたパチ
ンコ機の正面図、 第5図は、第1図とは異る実施例を表わした断面図、 第6図は、第5図の部分拡大図である。 1……パチンコ機の入賞装置 2……遊技盤、3……可変入賞球装置 5……始動口、13……開閉部材 14……切欠、15……本枠体 16……取付部、33……小入賞口 34……大入賞口、37……上部 38……開閉ソレノイド、39……ねじ 40……移動孔、41……取付部材 42……弾性体、43……プランジャ 61……下部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】取付基板に形成されたパチンコ球流入用の
    開口部に連接して所定の奥行長さを有する空間を設け、
    前記開口部を開閉する開閉部材に動力伝達機構を介して
    電気的駆動源を連結し、該電気的駆動源の作動により、
    パチンコ球の開口部への流入が行われ易い第1状態と行
    われ難い第2状態とに切換え可能なパチンコ機の入賞装
    置であって、 前記電気的駆動源及び前記動力伝達機構は、前記第1状
    態または第2状態のいずれの状態においても、前記空間
    を形成する壁の外側における前記奥行方向と直交する領
    域で、かつ前記奥行長さの範囲内に設けられると共に、
    前記取付基板の投影面内に配置されることを特徴とする
    パチンコ機の入賞装置。
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