JP2764237B2 - コークス乾式消火設備における安全装置および非常放出弁 - Google Patents

コークス乾式消火設備における安全装置および非常放出弁

Info

Publication number
JP2764237B2
JP2764237B2 JP10191893A JP10191893A JP2764237B2 JP 2764237 B2 JP2764237 B2 JP 2764237B2 JP 10191893 A JP10191893 A JP 10191893A JP 10191893 A JP10191893 A JP 10191893A JP 2764237 B2 JP2764237 B2 JP 2764237B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
fire extinguishing
coke dry
valve body
emergency release
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10191893A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06287564A (ja
Inventor
正栄 山口
周治 佐伯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Nippon Steel Corp
Original Assignee
IHI Corp
Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp, Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical IHI Corp
Priority to JP10191893A priority Critical patent/JP2764237B2/ja
Publication of JPH06287564A publication Critical patent/JPH06287564A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2764237B2 publication Critical patent/JP2764237B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coke Industry (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コークス乾式消火設
備における安全装置および非常放出弁に関し、ボイラチ
ューブに万一損傷が生じてガス循環系に多量の蒸気が漏
れ込んだ場合でも、蒸気を安全に循環系外に放出するよ
うにし、耐圧の低い部分の損傷を防止できるようにした
ものである。
【0002】
【従来の技術】製鉄プロセスに欠かすことのできないコ
ークスの製造に用いられるコークス乾式消火設備では、
冷却塔に投入された赤熱コークスを窒素などを主体とし
た不活性ガスを循環ファンで循環して消火冷却する一
方、その廃熱をボイラに導入して蒸気を作り、発電用や
高炉送風機タービン駆動用として利用する。
【0003】このようなコークス消火設備の一例は、た
とえば図3に示すように、上部に炉蓋1およびプリチャ
ンバ2を備えた冷却塔3と廃熱回収用のボイラ4との間
にガス循環系5が設けられており、循環ファン6の吐出
側の配管が冷却塔3の下部に接続され、冷却後の循環ガ
スが冷却塔3の上部に接続された煙道によってボイラ4
に送られるようになっている。また、冷却塔3のプリチ
ャンバ2部分の圧力を大気圧状態に制御するため、循環
ファン6の吐出側の配管の途中に下部放散弁7と集塵放
散弁8がそれぞれ接続され、図示しない圧力制御器で制
御されるとともに、プリチャンバ2にも放散弁9が接続
してある。
【0004】このようなコークス乾式消火設備で、万
一、ボイラ4のボイラチューブに損傷が生じて多量の蒸
気が漏れ出すと、ガス循環系5内に蒸気が漏れ込むこと
になり、ガス循環系5内の圧力が急激に上昇する。
【0005】これを放置すると、ボイラ4のケーシング
など耐圧の低い部分が破壊する恐れがあり、従来は、蒸
気の漏れ込みが検知されたら、直ちに循環ファン6を停
止して下部放散弁7および集塵放散弁8を開放すると同
時に、冷却塔3の炉蓋1を開放し、大部分の蒸気を炉蓋
1部分から循環ガスとともに大気中に放出するようにし
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ボイラ4か
らの漏れ込み蒸気の大部分を冷却塔3内を通過させて炉
蓋1から放出する場合には、蒸気が赤熱コークス層を通
過するため、下記(1) 式に示す水性ガス反応が生じ、ガ
ス循環系5内の水素や一酸化炭素等の可燃ガスの濃度が
上昇し、爆発に対する安全の確保が難しいという問題が
ある。
【0007】 H2 O + C → H2 + CO……(1)
【0008】また、このような可燃ガスが1000℃の
冷却塔3の炉頂部から放出されると、周囲の空気と接触
するため、火炎となって高く立ち昇り、周囲の装置を焼
損するという問題がある。
【0009】さらに、コークス乾式消火設備の中には、
環境対策のため、冷却塔3の炉頂部を上家構造として囲
む場合もあり、かかる設備においては炉蓋1を開放して
上家内に循環ガスとともに蒸気を放出することはできな
い。
【0010】この発明はかかる従来技術の問題点に鑑み
てなされたもので、ボイラチューブに破損が生じてガス
循環系に蒸気が漏れ込んでも冷却塔内を通過させずに安
全に放出することができるコークス乾式消火設備におけ
る安全装置および非常放出弁を提供しようとするもので
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めこの発明のコークス乾式消火設備における安全装置
は、不活性ガスを循環させてコークスを冷却するコーク
ス乾式消火設備の冷却塔出口とボイラ入口との間の煙道
に非常放出弁を構成する放出管を設けるとともに、この
放出管に非常放出弁の弁体を設け、ガス循環系に万一ボ
イラから蒸気が漏れ込んだ場合の圧力上昇を検出してガ
ス循環系を停止するとともに、前記非常放出弁を開いて
漏れ込んだ蒸気を循環系外に放出する制御手段を設けた
ことを特徴とするものである。
【0012】また、この発明のコークス乾式消火設備の
非常放出弁は、一端がコークス乾式消火設備の冷却塔出
口とボイラ入口との間の煙道に連通され先端に向かって
拡がる放出管と、この放出管の先端に設けられ水封シー
ルでシール可能な弁体と、この弁体に設けられ当該弁体
を開閉駆動する開閉駆動機構と、この開閉駆動機構と独
立して弁体の自重とのバランスする内圧で自動開閉され
る自動開閉機構とを備えてなることを特徴とするもので
ある。
【0013】
【作用】このコークス乾式消火設備における安全装置に
よれば、ガス循環系の冷却塔出口とボイラ入口との間の
煙道に非常放出弁を設けるようにし、蒸気の漏れ込みが
検知されると、制御手段で非常放出弁を開くようにして
おり、漏れ込み蒸気を冷却塔内を通過させて火炎とする
こと無く安全に系外に放出できるようにしている。
【0014】このコークス乾式消火設備の非常放出弁に
よれば、ガス循環系の冷却塔出口とボイラ入口との間の
煙道に非常放出弁を構成する放出管とその先端を塞ぐ弁
体とを設けるとともに、この弁体に開閉駆動機構と自動
開閉機構とを設けるようにし、蒸気の漏れ込みが検知さ
れると、制御手段により開閉駆動機構で非常放出弁を開
くようにし、漏れ込み蒸気を冷却塔内を通過させて火炎
とすること無く安全に系外に放出できるようにする一
方、爆発などの急激な圧力上昇が生じる場合には、弁体
に加わる内圧と自重とのバランスで開閉駆動機構と無関
係に自動開閉機構で弁体を自動的に開くようにして防爆
機能をなすようにしている。
【0015】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づき詳
細に説明する。図1はこの発明のコークス乾式消火設備
における安全装置の一実施例にかかる全体構成図であ
る。
【0016】このコークス乾式消火設備における安全装
置30が設置されるコークス乾式消火設備10は、赤熱
コークスCが入れられる冷却塔11を備えており、上端
に装入口12がその下方にプリチャンバ13が形成さ
れ、装入口12を炉蓋14で塞ぐことができるようにな
っており、装入口12と炉蓋14の周囲との間に水封シ
ール15が設けられて100mmAqG 程度の圧力までシー
ルできるようになっている。この冷却塔11と廃熱回収
用のボイラ16との間にガス循環系17が設けられてお
り、循環ファン18の吐出側の配管が冷却塔11の下部
に接続され、冷却後の循環ガス(高温)が冷却塔11の
上部に接続された煙道19および除塵器20を介してボ
イラ16に送られるようになっている。
【0017】また、冷却塔11のプリチャンバ13部分
の圧力を大気圧状態(0mmAqG )に制御するため、循環
ファン18の吐出側の配管の途中に下部放散弁21と集
塵放散弁22がそれぞれ接続され、圧力制御器23でい
ずれかを切り換えて制御されるとともに、プリチャンバ
13にも放散弁24が接続してある。
【0018】また、循環ファン18の吸込側には入口ダ
ンパ25が設けられ、循環風量を制御するようになって
いる。
【0019】そして、このコークス乾式消火設備10で
は、環境対策のために冷却塔11の炉頂部の炉蓋14部
分が上家26内に設置されて囲まれた状態となってい
る。
【0020】このようなコークス乾式消火設備10にお
ける安全装置30は、冷却塔11の出口とボイラ16の
入口との間の煙道19に非常放出口31が形成され、こ
の非常放出口31に非常放出弁32が取付けられ、ボイ
ラ16のチューブ損傷などによる漏れ込み蒸気が発生し
た場合にガス循環系17内に漏れ出す蒸気を系外に排出
するようにする。
【0021】この非常放出弁32は、ガス循環系17内
への漏れ込み蒸気をガス循環系内の圧力上昇が冷却塔1
1の装入口12の水封シール15のシール状態が破壊し
ない程度の圧力状態(100mmAqG 未満)を保持しなが
ら漏れ込み蒸気の全量をこの非常排出弁32から排出で
きるものが使用される。
【0022】この非常放出弁32の具体的な構造は、第
2の発明の一実施例を示す図2の断面構造のように、煙
道19の非常放出口31に連結される放出管33を備え
ている。この放出管33は、その入口部分である非常放
出口31との連結部分が円弧状に形成されるとともに、
出口に向かって緩やかに拡がる拡がり管になっており、
最少の圧力差で必要放出容量を確保できるようになって
いる。また、この放出管33の内側には、耐火材が取付
けてあり、最高温度が950℃となっても支障がないよ
うにしてある。
【0023】この非常放出弁32の放出管33の先端は
弁体34で開閉できるようになっており、閉じた状態で
は水封シール35でシールされるようになっている。こ
の水封シール35は放出管33の上端部外周に水封トラ
フ36が取付けられ、この水封トラフ36内に弁体34
の外周縁部が装着されるようになっている。
【0024】この弁体34には、強制的に開閉駆動する
開閉駆動機構37と、この開閉駆動機構37と独立して
弁体34の自重と弁体34に加わる内圧とのバランスで
自動開閉するようにする自動開閉機構38とが設けられ
ている。
【0025】これら開閉駆動機構37および自動開閉機
構38は、弁体34の中央部がアーム39の先端部にピ
ンで連結され、アーム39の基端部を放出管33の側壁
に取付けたブラケット40に支持軸41を介して支持す
ることで開閉可能とされ、この支持軸41にレバー42
が回動可能に取付けられ、レバー42の突出部43がア
ーム39の下側(開く方向の上流側)に位置するように
してある。そして、このレバー42の先端に、放出管3
3の側壁にピンで取付けられた開閉駆動用のシリンダ4
4のロッド45がピンで連結され、弁体34が閉じられ
た状態でロッド45が伸長されて連結してある。また、
弁体34の開度を規制するためストッパ46が設けら
れ、全開位置を規制するとともに、全開位置でも何等力
が加わらない場合には、弁体34の自重で閉じられるよ
うな開度(全開位置)にしてある。
【0026】したがって、この開閉駆動機構37では、
開閉駆動用のシリンダ44のロッド45を縮めること
で、レバー42が図中時計回りに回動され、レバー42
の突出部43を介してアーム39が弁体34の自重に抗
して押し上げられるようになってストッパ46に当たる
まで弁体34が開かれる。
【0027】一方、自動開閉機構38としては、弁体3
4が閉じられた状態で弁体34の自重より高い内圧が加
わると、弁体34とともにアーム39が回動されるが、
レバー42の突出部43がアーム39の下側に位置する
ことからレバー42とは無関係に弁体34およびアーム
39が突出部43からストッパ46の間で回動され、開
閉駆動機構37で弁体34が閉じられた状態でも無関係
に内圧と弁体34の自重(実際には、弁体34にアーム
39などの自重)のバランスにより弁体34の開閉が自
動的に行われる。
【0028】このように構成されたコークス乾式消火設
備の安全装置30では、通常運転の場合、非常放出弁3
2の弁体34が閉じられ、水封シール35でシールされ
た状態となっており、循環風量が入口ダンパ25で制御
され、冷却塔11のプリチャンバ13の圧力が下部放散
弁21または集塵放散弁22によって大気圧に制御され
ている。
【0029】このため、火炎が上家26に立ち昇ること
なく、炉蓋14を開けて装入口12から赤熱コークスC
を冷却塔11内に投入することができる。
【0030】また、冷却塔11の炉蓋14を閉じた状態
では、水封シール15で水封代100mm でシールされて入
るためプリチャンバ13内の高温ガスが上家26内に漏
れ出ることはない。
【0031】一方、ボイラ16のチューブが損傷し、漏
れ込み蒸気が発生した場合には、ガス循環系17内の圧
力が急激に上昇することになる。
【0032】この蒸気の漏れ込みが検知されると、直ち
に循環ファン18が停止され、入口ダンパ25が全閉に
されるとともに、非常放出弁32を全開とするため、開
閉駆動機構37のシリンダ44にロッド45を縮めるよ
う、作動流体供給装置47に制御手段48から制御信号
が出力される。
【0033】この圧力上昇によって、まず、冷却塔11
の装入口12の炉蓋14の間の水封シール15が切れる
とともに、非常放出弁32の水封シール35が切れ、一
時的に冷却塔11の装入口12および非常放出弁32か
らガス循環系17内の熱ガスが漏れ出る。
【0034】しかし、5秒程度の極短時間に非常放出弁
32が開閉駆動手段37で全開状態になるため、ガス循
環系17内の圧力が100mmAqG 未満で漏れ込み蒸気の
全量を非常放出弁32から放出し得る状態になる。
【0035】したがって、冷却塔11の装入口12から
の漏れ出しは極短時間で止まることになる。
【0036】このように非常放出弁32を開閉駆動機構
37で強制的に開放することで、現状のコークス乾式消
火設備10のボイラ16は、まずボイラチューブからの
蒸気の漏れ込みは考え難いが、万一、蒸気の漏れ込みが
発生しても上家26内の機器の火炎による損傷を最少限
にしてプラントを安全に停止状態に移行させることがで
きる。
【0037】また、非常放出弁32からの漏れ込み蒸気
の放出は、ボイラ16から煙道19を介して行われるた
め、蒸気が冷却塔11内の赤熱コークスCの層内を通過
するのを最少限にでき、水性ガス反応による水素や一酸
化炭素の濃度上昇を抑制することができる。
【0038】さらに、このコークス乾式消火設備10の
安全装置30では、非常放出弁32の弁体34に自動開
閉機構38を設けてあるので、開閉駆動機構37で弁体
34が閉じられた状態でもレバー42の突出部43とス
トッパ46との間で弁体34が自由に開閉でき、弁体3
4に加わる内圧と自重とのバランスで開閉され、爆発な
どが生じた場合には、非常放出弁32が開放され、防爆
機能をなす爆発口となり、ほかに爆発口を設ける必要が
なくなる。
【0039】また、この自動開閉機構38では、弁体3
4に加わる内圧がなくなると、自重で開じられるため、
水封シール35の水封トラフ36や弁体34に衝撃が加
わる恐れがあり、これを防止するための緩衝機構として
バネ49が水封トラフ36の支持軸41と反対側に取付
けられ、閉じられる弁体34を支持するようになってい
る。
【0040】なお、この発明は、上記実施例に限定する
ものでなく、この発明の要旨を変更しない範囲で各構成
要素に変更を加えるようにしても良い。
【0041】
【発明の効果】以上、一実施例とともに具体的に説明し
たようにこの発明のコークス乾式消火設備における安全
装置によれば、ガス循環系の冷却塔出口とボイラ入口と
の間の煙道に非常放出弁を設け、蒸気の漏れ込みが検知
されると、制御手段で非常放出弁を開くようにしたの
で、漏れ込み蒸気を冷却塔内を通過させて火炎とするこ
とを最少限として安全に系外に放出することができる。
【0042】また、このコークス乾式消火設備の非常放
出弁によれば、ガス循環系の冷却塔出口とボイラ入口と
の間の煙道に非常放出弁を構成する放出管とその先端を
塞ぐ弁体とを設けるとともに、この弁体に開閉駆動機構
と自動開閉機構とを設けるようにしたので、蒸気の漏れ
込みが検知される場合に制御手段により開閉駆動機構で
非常放出弁を開くようにして漏れ込み蒸気を冷却塔内を
通過させることを最少限として安全に系外に放出するこ
とができ、一方、爆発などの急激な圧力上昇が生じる場
合には、弁体に加わる内圧と自重とのバランスで開閉駆
動機構と無関係に自動開閉機構で弁体を自動的に開くよ
うにして爆発による危険を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のコークス乾式消火設備における安全
装置の一実施例にかかる全体構成図である。
【図2】第2の発明のコークス乾式消火設備における安
全装置の一実施例を示す断面構造図である。
【図3】従来のコークス乾式消火設備の全体構成図であ
る。
【符号の説明】
10 コークス乾式消火設備 11 冷却塔 12 装入口 13 プリチャンバ 14 炉蓋 15 水封シール 16 ボイラ 17 ガス循環系 18 循環ファン 19 煙道 20 除塵器 21 下部放散弁 22 集塵放散弁 23 圧力制御器 24 放散弁 25 入口ダンパ 26 上家 C 赤熱コークス 30 安全装置 31 非常放出口 32 非常放出弁 33 放出管 34 弁体 35 水封シール 36 水封トラフ 37 開閉駆動機構 38 自動開閉機構 39 アーム 41 支持軸 42 レバー 43 突出部 44 シリンダ 45 ロッド 46 ストッパ 47 作動流体供給装置 48 制御手段 49 バネ(緩衝機構)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−116563(JP,A) 特開 昭64−51490(JP,A) 特開 昭63−61084(JP,A) 特開 昭60−202187(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C10B 39/02 C10B 41/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不活性ガスを循環させてコークスを冷却
    するコークス乾式消火設備の冷却塔出口とボイラ入口と
    の間の煙道に非常放出弁を構成する放出管を設けるとと
    もに、この放出管に非常放出弁の弁体を設け、ガス循環
    系に万一ボイラから蒸気が漏れ込んだ場合の圧力上昇を
    検出してガス循環系を停止するとともに、前記非常放出
    弁を開いて漏れ込んだ蒸気を循環系外に放出する制御手
    段を設けたことを特徴とするコークス乾式消火設備にお
    ける安全装置。
  2. 【請求項2】 一端がコークス乾式消火設備の冷却塔出
    口とボイラ入口との間の煙道に連通され先端に向かって
    拡がる放出管と、この放出管の先端に設けられ水封シー
    ルでシール可能な弁体と、この弁体に設けられ当該弁体
    を開閉駆動する開閉駆動機構と、この開閉駆動機構と独
    立して弁体の自重とのバランスする内圧で自動開閉され
    る自動開閉機構とを備えてなることを特徴とするコーク
    ス乾式消火設備の非常放出弁。
JP10191893A 1993-04-05 1993-04-05 コークス乾式消火設備における安全装置および非常放出弁 Expired - Fee Related JP2764237B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10191893A JP2764237B2 (ja) 1993-04-05 1993-04-05 コークス乾式消火設備における安全装置および非常放出弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10191893A JP2764237B2 (ja) 1993-04-05 1993-04-05 コークス乾式消火設備における安全装置および非常放出弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06287564A JPH06287564A (ja) 1994-10-11
JP2764237B2 true JP2764237B2 (ja) 1998-06-11

Family

ID=14313293

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10191893A Expired - Fee Related JP2764237B2 (ja) 1993-04-05 1993-04-05 コークス乾式消火設備における安全装置および非常放出弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2764237B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109280558A (zh) * 2018-11-29 2019-01-29 瑞安市阀门厂 一种干熄焦固定式装入装置
CN110699095A (zh) * 2019-09-23 2020-01-17 新奥科技发展有限公司 高温高压半焦降温降压方法
CN111334315A (zh) * 2020-03-31 2020-06-26 中冶焦耐(大连)工程技术有限公司 一种焦炉煤气超压放散气的收集方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06287564A (ja) 1994-10-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5029533A (en) Pressure relief mechanism
JP2764237B2 (ja) コークス乾式消火設備における安全装置および非常放出弁
CN212230563U (zh) 一种带风冷、消防的软包电池化成设备
JP5501447B2 (ja) ブリード弁からの高炉排ガスを燃焼する装置及び対応ブリード弁
CN108730614A (zh) 一种家用漏气封堵断电燃气阀
JP3174414B2 (ja) コークス乾式消火設備における安全装置
JPH0149188B2 (ja)
JPH04188570A (ja) ナトリウム―硫黄電池システム
CN208418708U (zh) Cfb锅炉一次热风道压火防爆系统
JPH0673421A (ja) 熱風炉の送風・熱風系統弁切替え制御装置
CN110686233A (zh) Cfb锅炉一次热风道压火防爆装置及防爆方法
JP3214966B2 (ja) コークス冷却塔への蒸気侵入防止方法
JPS6356937B2 (ja)
JPH0559954B2 (ja)
CN207648215U (zh) 一种弹簧式防静电降尘换向泄爆阀
JPS6220249B2 (ja)
JPH06220456A (ja) ガス循環系内への立入方法および循環系遮断装置
JP4124011B2 (ja) 熱風炉燃焼室バーナー部の煉瓦積み替え時における保熱方法および装置
KR19990013545U (ko) 용광로에 있어서 열풍로 버너 폭발방지장치
JPH0699687B2 (ja) コ−クス乾式消火設備のボイラ−部立ち入り方法
JP3024840B2 (ja) 給湯装置
JPH063268Y2 (ja) 配管用シール装置
JP2882289B2 (ja) 高炉熱風炉補修時の防熱装置
JPH0613706B2 (ja) コークス乾式消火設備の装入蓋開放時の爆音回避方法
JPH08297194A (ja) 水素除去システム

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080403

Year of fee payment: 10

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080403

Year of fee payment: 10

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080403

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090403

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090403

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100403

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100403

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110403

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 14

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120403

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120403

Year of fee payment: 14

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 14

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120403

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120403

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130403

Year of fee payment: 15

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees