JP2882289B2 - 高炉熱風炉補修時の防熱装置 - Google Patents

高炉熱風炉補修時の防熱装置

Info

Publication number
JP2882289B2
JP2882289B2 JP22250294A JP22250294A JP2882289B2 JP 2882289 B2 JP2882289 B2 JP 2882289B2 JP 22250294 A JP22250294 A JP 22250294A JP 22250294 A JP22250294 A JP 22250294A JP 2882289 B2 JP2882289 B2 JP 2882289B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat insulating
dome
air
heat
ceramic burner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP22250294A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0860214A (ja
Inventor
晃司 堂裏
博史 中村
比呂志 山崎
弥一 米田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority to JP22250294A priority Critical patent/JP2882289B2/ja
Publication of JPH0860214A publication Critical patent/JPH0860214A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2882289B2 publication Critical patent/JP2882289B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高炉の熱風炉セラミ
ックバーナを補修するに際し、燃焼室温度を低下させる
ことなく、上部マンホールから簡単に取付けできる防熱
装置関する。
【0002】
【従来の技術】熱風炉は、高炉へ送風する空気を加熱す
るための蓄熱式熱交換器で、図9に示すとおり、燃焼室
91、蓄熱室92および混冷室93からなり、燃焼と送
風が交互に繰り返される。通常熱風炉は、高炉1基に対
して3〜4基が設置され、一般にコークス炉ガスと高炉
ガスとの混合ガスからなる燃料ガス94と、燃焼用空気
95を燃焼室91で混合して燃焼せしめている。この燃
料ガス94と燃焼用空気95を混合させて燃焼せしめる
装置をセラミックバーナ96と称してる。熱風炉のセラ
ミックバーナは、送風時は950〜1200℃の熱風の
侵入や燃焼室の熱輻射により高温となるが、燃焼時は燃
料ガスや常温の燃焼用空気が流れるため、セラミックバ
ーナの耐火物は熱衝撃を受ける。このため、セラミック
バーナの耐火物は、熱的衝撃に強い高アルミナ質煉瓦が
使用されている。
【0003】熱風炉のセラミックバーナは、近年高炉の
延命化が図られてきたため、長期間の使用によって硫黄
化合物による損傷が著しくなってきている。セラミック
バーナの硫黄化合物による損傷は、燃料ガス中の硫化水
素(H2S)が50〜400℃の雰囲気温度で水(H
2O)と反応して硫酸(H2SO4)に変化し、高アルミ
ナ質煉瓦中の酸化アルミ(Al23)を浸食し、脆弱化
するため、あるいは、燃料ガス中の硫黄分が燃焼して生
成した硫黄酸化物を含む排ガスが、送風時にセラミック
バーナ側に逆流し、水と結合して酸露点で凝縮し、セラ
ミックバーナのガス通路を腐食させるためと考えられて
いる。熱風炉のセラミックバーナが損傷した場合は、燃
焼室、蓄熱室共に常温まで冷却してからセラミックバー
ナを積み替えしていたが、完全冷却、補修、昇温が必要
であり、最低3ケ月程度の補修日数を要するという欠点
を有している。
【0004】上記の欠点を解消する方法としては、熱風
炉出口管部または炉壁を開孔して燃焼室の水平方向に防
熱板を設け、該防熱板上部燃焼室にドーム煉瓦および蓄
熱室煉瓦保護用仮燃焼バーナを配設し、一方前記防熱板
下部燃焼室を強制的に冷却し、セラミックバーナを熱間
積み替えする方法(特開昭52−29404号公報)、
中央部に開孔を有する防熱板と、この防熱板を上下動自
在に支持する支持機構とよりなる熱風炉用防熱装置(特
公昭54−26964号公報)等が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記特開昭52−29
404号公報に開示の方法は、熱風炉の送風を休止して
セラミックバーナ上部に防熱板を設けると共に、熱風炉
保熱用仮バーナを設置し、セラミックバーナ部を冷却し
て積み替えするため工事に約40日間も要し、熱風炉基
数に余裕のある場合のみ可能で、熱風炉基数に余裕のな
い高炉では実施不可能である。また、特公昭54−26
964号公報に開示の防熱装置は、防熱板を設置するた
めに雰囲気温度を200℃以下まで冷却する必要があ
り、また、防熱板の組立てを燃焼室下部で行うため危険
であり、防熱板取付けを完了するには、燃焼停止後早く
ても5日間は必要であるという欠点を有している。
【0006】本発明者らは、先に内部に空気を封入自在
となした開閉式のパラソル型防熱板と、該パラソル型防
熱板の開閉、倒立、移動を自在に支持する支持機構とか
らなる高炉熱風炉補修時の防熱装置を発明し、既に特願
平5−190729号として出願している。しかし、特
願平5−190729号のパラソル型防熱板は、寸法が
大きいために熱風炉壁の開口寸法を大きくする必要があ
り、鉄皮強度の低下、煉瓦目地のゆるみを来すばかりで
なく、炉内に入れたのち直立した状態で開くことが難し
く、作業性に難点があった。
【0007】この発明の目的は、上記特願平5−190
729号の防熱装置の欠点を解消し、熱風炉の燃焼室内
で組立る必要がなく、セラミックバーナ上部のマンホー
ルから容易に装入設置できると共に、優れた断熱効果を
有する防熱装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく種々試験検討を重ねた。その結果、高炉の
熱風炉のセラミックバーナ直上に、マンホールが設けら
れていることに着目し、該マンホールから燃焼室下部に
断熱ドーム式防熱装置を折畳んで装入し、内部で断熱ド
ームをリフトアップし、送風して断熱ドームを膨らま
せ、その通風力によってドームの円周端を燃焼室下部周
壁部に密着せしめることによって、上部燃焼室と下部セ
ラミックバーナとを完全に遮断できること、また、断熱
ドーム内部に空気を送風することによって、断熱性が向
上することを確認し、この発明に到達した。
【0009】すなわちこの発明は、高炉熱風炉のセラミ
ックバーナを熱間補修する際に用いる防熱装置におい
て、耐火繊維クロスを縫製した空気送風により膨らむ折
畳み式の断熱ドームと、該断熱ドームを支持する開閉自
在の支持梁と、該支持梁を移動、昇降させる支持機構
と、断熱ドームに接続した圧縮空気供給管とからなるこ
とを特徴とする高炉熱風炉補修時の防熱装置である。
【0010】
【作用】この発明の防熱装置は、耐火繊維クロスを縫製
した空気送風により膨らむ折畳み式の断熱ドームと、該
断熱ドームを支持する開閉自在の支持梁と、該支持梁を
移動、昇降させる支持機構と、断熱ドームに接続した圧
縮空気供給管とで構成したことによって、高炉熱風炉の
セラミックバーナ補修に際し、断熱ドームは、炉外では
閉止した支持梁上で小さく折畳んでおき、支持機構は、
マンホールから搬入できるよう最下限まで下げた状態と
しておく。そして、セラミックバーナ直上のマンホール
を開放し、防熱装置を炉内に装入したのち、支持機構を
炉外より操作して支持梁を所定位置までリフトアップ
し、支持梁を開く。支持梁を開いたのち、断熱ドームに
接続した圧縮空気供給管から圧縮空気を供給し、断熱ド
ームを膨らませて断熱ドームの円周端を燃焼室下部周壁
面に密着せしめ、防熱装置の取付けが完了する。この防
熱装置の取付けによって、燃焼室下部と下部セラミック
バーナとは完全に遮断される。
【0011】次にマンホール開口部を薄鋼板等で遮蔽し
たのち、燃焼ブロワーを起動してセラミックバーナの空
気側から空気を送風してガス側より放出することによっ
て、セラミックバーナの強制冷却を行い、強制冷却完了
後、マンホールを開放してセラミックバーナ等の補修を
実施する。
【0012】この発明の防熱装置の折畳み式の断熱ドー
ムは、中央部の支持梁のみに固定してあり、断熱ドーム
の外周部のドーナツリング部の内面には、シリコンゴム
を塗布している。断熱ドームを膨らませる際には、先ず
外周部のドーナツリング部に送風し、その空気圧で断熱
ドームを開いて断熱ドームのドーナツリング部を燃焼室
下部周壁面に密着させ、しかるのち断熱ドームの内面部
に送風し、内面部を膨らませ、断熱効果を上げる構造と
している。断熱ドームを形成する耐火繊維クロスは、通
気するが漏れ量以上の送風量と、断熱ドーム重量以上の
送風圧力があれば膨らむ。また、断熱ドームの外周部の
ドーナツリング部内面のシリコンゴムは、約200℃で
消失するが短時間(15分)では消失せず、圧力を要す
る断熱ドームが開くまで気密を保持でき、それ以降の洩
風量は増加するが、その分以上に送風量を確保すること
によって、断熱ドームの開いた状態を維持することがで
きる。支持梁を移動、昇降させる支持機構の上昇は、ス
クリューネジで行い、支持梁は旋回して開く構造となっ
ている。支持梁は、中心部を要として片側づつ180°
開いて360°開くもので、ワイヤーを反対側マンホー
ルより引っ張って開くようになっている。断熱ドームを
構成する耐火繊維クロスとしては、シリカクロス、セラ
ミックファイバークロス、炭素繊維クロス、アルミナフ
ァイバークロス等を用いることができる。
【0013】
【実施例】
実施例1 以下にこの発明の防熱装置の詳細を実施の一例を示す図
1ないし図4に基づいて説明する。図1はこの発明の防
熱装置の断熱ドームの開状態の平面図、図2は図1のA
−A断面図で断熱ドームの外周部のドーナツリング部を
示すもので、(a)図はドーナツリング部膨張前断面
図、(b)図はドーナツリング部膨張後断面図、図3は
図1のB−B断面図で断熱ドームを示すもので、(a)
図は膨張前断面図、(b)図は膨張後断面図、図4は燃
焼室下部へのこの発明の防熱装置の装入状況を示す側断
面図で、(a)図は装入した状態の側断面図、(b)図
は装入後リストアップした状態の側断面図、図5は支持
梁中心部の取付け状況を示すもので、(a)図は平面
図、(b)図は側面図、図6はこの発明の防熱装置の設
置順序を示すもので、(a)図は燃焼室下部へのこの発
明の防熱装置の装入状況を示す側面説明図、(b)図は
断熱ドームを開放した状態の平面説明図、(c)図は防
熱装置の断熱ドームを膨張させて設置した状況を示す側
面説明図である。
【0014】図1ないし図5において、1は折畳み式の
断熱ドームで、半円で製作し繋ぎ合わせたものである。
断熱ドーム1は、上面クロス2、下面クロス3共にシリ
カクロスを使用し、外周部のドーナツリング部4の内面
には、シリコンゴム5をコーティングしたものである。
断熱ドーム1の縫製は、断熱繊維からなる糸6を使用
し、上面クロス2にはセラミックファイバークロス7を
縫い付け、縫合わせ部には、セラミックテープ8を貼り
付けて断熱効果を向上させている。断熱ドーム1の空気
の導入部は、内面部空気導入口9とドーナツリング部4
への空気導入口10とに分割され、別々に送風する構造
となっている。
【0015】11は断熱ドーム1を支持する開閉自在の
支持梁、12は支持梁11を移動、昇降させる支持機構
で、本体フレーム13の上に取付けた一対のスクリュー
ネジ14に螺合するナット15に一端を枢着した支柱1
6の先端に枢着した受台17上に固定した内輪18に4
段に外輪19、20、21、22を嵌合し、際上段の外
輪19と2段目と3段目の外輪20、21に各支持梁1
1の基端が溶接固定され、際上段の外輪19は固定と
し、2段目と3段目の外輪20、21は回転自在で、か
つ水平の溝23が対応する位置に設けられ、該溝23に
内輪18に固定したストッパーピン24が係合し、外輪
20、21の回転を規制しており、外輪20、21を回
転させることによって、支持梁11が旋回して360°
に開くよう構成されている。なお、25は面部空気導入
口9に接続したエアーホース、26はドーナツリング部
4への空気導入口10に接続したエアーホース、27は
熱風炉の燃焼室、28はセラミックバーナ部、29はセ
ラミックバーナ部18直上のマンホールを示す。
【0016】上記のとおり構成したことによって、熱風
炉のセラミックバーナ部28を補修する場合は、燃焼を
停止せしめたのち、セラミックバーナ部28直上のマン
ホール29を開放し、図6(a)に示すとおり、防熱装
置を片側マンホール29の前に搬送し、対面マンホール
29に防熱装置の本体フレーム13をウインチで搬入す
る。しかるのち、図示しないワイヤーを反対側のマンホ
ール29から引張って2段目と3段目の外輪20、21
を回転させて支持梁11を図6(b)に示すよう360
°に開いたのち、本体フレーム13の上に取付けた一対
のスクリューネジ14を回転させて支柱16の先端に枢
着した受台17をリストアップする。次いで空気導入口
10に接続したエアーホース26から空気を供給して断
熱ドーム1外周のドーナツリング部4に送風して断熱ド
ーム1を開いたのち、内面部空気導入口9に接続したエ
アーホース25から空気を供給して断熱ドーム1の内面
部を膨らませ、図6(c)に示すとおり、ドーナツリン
グ部4を燃焼室27下部の周壁面に密着させ、断熱性を
向上させると共に、燃焼室27下部の周壁面との密着性
を向上させ、防熱装置の取付けを完了する。断熱ドーム
1内の空気圧は、圧力調整弁30により常時一定圧に保
持する。
【0017】これによって燃焼室27上部と下部セラミ
ックバーナ部28とは完全に遮断される。しかるのち、
マンホール29の開口部を薄鋼板等でシールしたのち、
図示しない燃焼ブロワーを起動して空気を送風し、ガス
側より放出させて強制冷却を行う。強制冷却が完了すれ
ば、マンホール29の開口部に取付けた薄鋼板等を除去
してマンホール29を開放し、セラミックバーナ部28
の補修を行う。セラミックバーナ部28の補修を完了す
れば、圧力調整弁30を閉じてエアーホース25、26
を面部空気導入口9、10から取外して断熱ドーム1か
ら空気を抜き、本体フレーム13の上に取付けた一対の
スクリューネジ14を前記と逆回転させて支柱16の先
端に枢着した受台17を下降させ、2段目と3段目の外
輪20、21を前記と逆回転させて支持梁11と共に断
熱ドーム1を閉じる。次いでウインチを操作してマンホ
ール29から防熱装置の本体フレーム13を搬出し、マ
ンホール29を閉じて防熱装置の取り外しを完了する。
なお、上記マンホール29は、通常内側が耐火物で密閉
されているが、炉補修時のみマンホール29の耐火物を
解体して開放状態となる。この時開放状態のマンホール
29から防熱装置を装入し、炉補修が完了すれば防熱装
置を搬出し、乾燥バーナを設置して補修した耐火物を乾
燥する。その後、再びマンホール29の内側を耐火物で
密閉し、通常の操業状態に復帰する。
【0018】実施例2 図7に示すとおり、図示しない煙突側でドラフト圧を調
整しながら、セラミックバーナ部28直上のマンホール
29を開放した。その時点での燃焼室27内温度は10
00℃であった。マンホール29開放から実施例1に記
載の防熱装置を装入して設置完了まで4時間を要した。
次いでマンホール29を薄鋼板で閉止したのち、図示し
ない燃焼用ブロワーを起動して40℃の空気を20時間
送風し、ガス側から排出してセラミックバーナ部28を
強制冷却した。その間のセラミックバーナ部28のa〜
cの3箇所および燃焼室27の壁面eの温度変化を測定
した。その結果を図8に示す。
【0019】図8に示すとおり、セラミックバーナ部2
8上面a、cおよびセラミックバーナ部28下部bの煉
瓦温度は50℃以下となり、補修作業を行うのに十分な
温度となった。また、断熱ドーム1上部の壁面eの温度
は、100℃程度の低下で、断熱ドーム の断熱効果は
十分であることが確認された。セラミックバーナ部28
の補修を完了し、防熱装置を取外すまでの総休風時間を
50時間で完了した。
【0020】
【発明の効果】以上述べたとおり、この発明の防熱装置
は、マンホールから容易に挿入設置できると共に、優れ
た断熱効果を有し、熱風炉のセラミックバーナ部の熱間
補修を従来に比較して短時間で実施することができ、早
期に正常運転に復帰することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の防熱装置の断熱ドームの開状態の平
面図である。
【図2】図1のA−A断面図で断熱ドームの外周部のド
ーナツリング部を示すもので、(a)図はドーナツリン
グ部膨張前断面図、(b)図はドーナツリング部膨張後
断面図である。
【図3】図1のB−B断面図で断熱ドームを示すもの
で、(a)図は膨張前断面図、(b)図は膨張後断面図
である。
【図4】燃焼室下部へのこの発明の防熱装置の装入状況
を示す側断面図で、(a)図は装入した状態の側断面
図、(b)図は装入後リストアップした状態の側断面図
である。
【図5】支持梁中心部の取付け状況を示すもので、
(a)図は平面図、(b)図は側面図である。
【図6】この発明の防熱装置の設置順序を示すもので、
(a)図は燃焼室下部へのこの発明の防熱装置の装入状
況を示す側面説明図、(b)図は断熱ドームを開放した
状態の平面説明図、(c)図は防熱装置の断熱ドームを
膨張させて設置した状況を示す側面説明図である。
【図7】実施例2における温度測定位置を示す側断面図
である。
【図8】実施例2における燃焼停止後経過時間と絶対温
度との関係を示すグラフである。
【図9】熱風炉の概略説明図である。
【符号の説明】
1 断熱ドーム 2 上面クロス 3 下面クロス 4 ドーナツリング部 5 シリコンゴム 6 糸 7 セラミックファイバークロス 8 セラミックテープ 9 内面部空気導入口 10 空気導入口 11 支持梁 12 支持機構 13 本体フレーム 14 スクリューネジ 15 ナット 16 支柱 17 受台 18 内輪 19、20、21、22 外輪 23 溝 24 ストッパーピン 25、26 エアーホース 27、91 燃焼室 28 セラミックバーナ部 29 マンホール 30 圧力調整弁 92 蓄熱室 93 混冷室 94 燃料ガス 95 燃焼用空気 96 セラミックバーナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米田 弥一 和歌山県和歌山市湊1850番地 住友金属 工業株式会社 和歌山製鉄所内 (56)参考文献 特開 平7−18315(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C21B 9/10 302 C21B 7/06 303 F27D 1/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高炉熱風炉のセラミックバーナを熱間補
    修する際に用いる防熱装置において、耐火繊維クロスを
    袋状に縫製した空気送風により膨らむ折畳み式の断熱ド
    ームと、断熱ドームを移動、昇降、開閉自在に支持する
    支持機構と、断熱ドームに接続した圧縮空気供給管とか
    らなることを特徴とする高炉熱風炉補修時の防熱装置。
JP22250294A 1994-08-23 1994-08-23 高炉熱風炉補修時の防熱装置 Expired - Fee Related JP2882289B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22250294A JP2882289B2 (ja) 1994-08-23 1994-08-23 高炉熱風炉補修時の防熱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22250294A JP2882289B2 (ja) 1994-08-23 1994-08-23 高炉熱風炉補修時の防熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0860214A JPH0860214A (ja) 1996-03-05
JP2882289B2 true JP2882289B2 (ja) 1999-04-12

Family

ID=16783437

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22250294A Expired - Fee Related JP2882289B2 (ja) 1994-08-23 1994-08-23 高炉熱風炉補修時の防熱装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2882289B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5217563B2 (ja) * 2008-03-28 2013-06-19 Jfeスチール株式会社 工業炉の熱風本管補修用遮蔽プラグおよびその熱風本管補修方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0860214A (ja) 1996-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2882289B2 (ja) 高炉熱風炉補修時の防熱装置
JP2962192B2 (ja) 熱風炉セラミックバーナ補修時の強制冷却方法
JP2746067B2 (ja) 高炉熱風炉補修時の防熱装置
JP4124011B2 (ja) 熱風炉燃焼室バーナー部の煉瓦積み替え時における保熱方法および装置
CN215049884U (zh) 一种采用正压烘炉技术的焦炉负压烘炉设备
JP3105776B2 (ja) 工業窯炉の熱間補修用防熱装置
KR100447892B1 (ko) 교환이 가능하고 냉각기능을 갖춘 열풍로 연락관
CN111876543A (zh) 一种改进型顶燃式热风炉快速烘炉优化方法
JPH0376788A (ja) コークス乾式消火設備の乾燥昇温方法
JP2950177B2 (ja) 高温炉壁の熱間補修方法および防熱装置
JP4035033B2 (ja) コークス炉炭化室の熱遮断方法及び熱遮断装置
JP4839921B2 (ja) 熱風炉の冷却方法
JPH1112618A (ja) 高炉改修時の熱風弁保熱方法
JP3343473B2 (ja) 熱風炉の熱間補修方法及びそれに用いられる防熱装置
US3575401A (en) Blast furnace backdraft valve
JP2000104107A (ja) 熱風炉燃焼室のバーナ部の煉瓦積替え方法および装置
JPS62139806A (ja) 熱風炉の内壁煉瓦補修方法
JPS6256508A (ja) 熱風炉保熱方法
JPS6126716A (ja) 転炉排ガス処理装置のスカ−ト
KR0149398B1 (ko) 고로의 송풍지관
JP2894182B2 (ja) コークス炉の炉壁補修用断熱構造体
JPH03202412A (ja) 高炉用熱風炉の操業方法
CN116222209A (zh) 一种转底炉烘炉方法
JPS6122003B2 (ja)
JPH09202908A (ja) 熱風炉の保熱方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees