JP2764154B2 - ベーク装置 - Google Patents
ベーク装置Info
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- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
Description
ハ等の板状被処理物をホットプレートを用いて加熱する
ベーク装置に関する。
理物の表面に塗布したレジスト液をベークして被膜を形
成する装置として従来からベーク装置が用いられてい
る。このベーク装置は一般にホットプレートが用いら
れ、板状被処理物表面に塗布したレジスト液を半乾燥せ
しめた後、搬送装置によって板状被処理物をホットプレ
ート上に移載し、ホットプレートの熱により板状被処理
物表面に塗布されたレジスト液をベークして被膜を形成
するようにしたものである。
装置にあっては、ホットプレート上方をパージ室とし、
このパージ室に窒素ガス等のガスを導入してベーク処理
を行なうようにしているが、熱が逃げやすく、またホッ
トプレート自体も平面的に全て等しく発熱するわけでは
なく、温度にムラがあるので、板状被処理物を均一に加
熱することが困難である。
願の第1発明は、ベーク装置のホットプレート上方にパ
ージ室を形成する蓋体の裏面に、閉じた状態でホットプ
レートと対向する反射板を取り付けた。
トプレートを上面を開放したボックス部内に水平に取り
付け、また前記ホットプレート及びボックス部には上下
方向の貫通孔を形成し、これら貫通孔にベーク時に板状
被処理物をホットプレートから持ち上げるエジェクタピ
ンを昇降自在に挿通した。
に搬送装置によって板状被処理物が搬入され、この板状
被処理物はホットプレートから若干浮いた状態でベーク
処理され、次工程へ搬出される。
説明する。ここで、図1は本発明に係るベーク装置を組
み込んだ被膜形成装置の平面図、図2は同ベーク装置の
正面図、図3は図2のA−A方向矢示図、図4は図3の
B−B方向矢示図である。
この上流部にガラス基板等の板状被処理物Wの投入部1
を設け、この投入部1の下流側に塗布装置2を配置し、
この塗布装置2の下流側に順次、減圧乾燥装置3、被処
理物Wの裏面洗浄装置4、本発明のベーク装置5及び取
り出し部6を配置し、投入部1からベーク装置5に至る
までは搬送装置7にて板状被処理物Wを移動させ、また
塗布装置2の前面側には交換可能な塗布液供給装置8を
配置し、この塗布液供給装置8から供給される塗布液を
移動可能なノズル9を用いて板状被処理物W表面に滴下
するようにしている。
受け渡し部10を、下流部に板状被処理物Wの温度を所
定温度まで下げるクーリングプレート11を配置し、こ
れら受け渡し部10とクーリングプレート11との間に
板状被処理物Wの搬送方向に沿って3個のホットプレー
ト12…を配置している。
ーク装置5の機枠13の底部から立設した支柱14に上
面を開放したボックス部15を設け、このボックス部1
5内に水平に取り付けられている。
って各ホットプレート12上を順次移し換えられる。こ
の搬送装置16は、機枠13の底部に板状被処理物Wの
搬送方向と平行にレール17,17を敷設し、このレー
ル17に支持プレート18を走行可能に係合し、この支
持プレート18上に支柱19を立設し、この支柱19上
端からホットプレート12上面に沿って支持ロッド20
を水平に延出し、この支持ロッド20にて板状被処理物
W下面を支持するようにしている。尚、支持ロッド20
とホットプレート12との間隔はできるだけ小さくす
る。
し、このモータ21の回転を機枠13の底部に板状被処
理物Wの搬送方向と直交する方向に配置された軸22に
伝え、この軸22の回転をピニオン23を介して前記支
持プレート18に取り付けたラック24に伝達し、レー
ル17に沿って支持プレート18、つまり支持ロッド2
0が往復動するようにしている。
に示すようにH字状の昇降プレート25を配置し、上流
側の昇降プレート25は上下方向のシリンダユニット2
6にて昇降動せしめられ、下流側の2個の昇降プレート
25,25についてはシリンダユニット27にて回転せ
しめられる軸28にリンク29を取り付け、このリンク
29の回動をアーム30を介して昇降プレート25に伝
達するようにしている。
が合計8本植設されている。これらエジェクタピン31
はホットプレート12に形成した上下方向の貫通孔32
に下方から挿通され、その先端はホットプレート12上
面より上方に出ている。
4が開閉自在に支持されている。この蓋体34は一端
(図4において右端)に把持部35を設け、また機枠1
3との間にエアクッション36を架設して蓋体34を閉
じる時に勢いよく蓋体34が落ちないようにするととも
に蓋体34を小さな力で持ち上げることができるように
している。ここで、蓋体34を着脱自在にしておけば、
板状被処理物W表面の被膜から生じる昇華物を容易に取
り除くことができる。
じた状態でホットプレート12に対向する反射板37を
取り付け、この反射板37を貫通して反射板37とホッ
トプレート12との間に形成されるパージ室38に窒素
ガス等を導入するノズル39を設けている。
物W表面に被膜を形成するには、投入部1から板状被処
理物Wを塗布装置2に送って板状被処理物W表面に塗布
液を均一に拡散せしめ、次いで板状被処理物Wを減圧乾
燥装置3、裏面洗浄装置4を経た後、蓋体34を閉じた
状態のままのベーク装置5に側方から搬送装置7によっ
て搬入する。
により板状被処理物Wを各ホットプレート12上を順次
移し換え、最終的にクーリングプレート11で温度を調
整しつつ板状被処理物Wを取り出し部6まで搬送する。
レート25を上昇させ、搬送装置16の支持ロッド20
からエジェクタピン31で板状被処理物Wを受け取り、
エジェクタピン31で板状被処理物Wの下面を支え、ホ
ットプレート12との間に所定の隙間を形成した状態で
行なう。そして、1つのホットプレート12におけるベ
ーク処理が終了したら、昇降プレート25を下げ、再び
板状被処理物Wを搬送装置16の支持ロッド20上に載
置し、この状態で搬送装置により隣のホットプレート1
2上に板状被処理物Wを移し、同様にしてベーク処理を
行なう。
ベーク装置のホットプレート上方にパージ室を形成する
蓋体の裏面に、閉じた状態でホットプレートと対向する
反射板を取り付けたので、ホットプレートからの副射熱
を利用して被処理物表面を加熱することができ、効率よ
くベーク処理を行なえる。また、本発明によれば、上面
を開放したボックス部内にホットプレートを水平に取り
付けるようにしたので、下方への熱の離散を防止するこ
とができ、特に前記反射板と組合せれば、ボックス部と
上方の反射板とでホットプレートから発生する熱を有効
に利用でき、均一な加熱を行うことが可能となる。
て板状被処理物をのホットプレートから若干浮せた状態
でベーク処理を行なうようにしたので、温度ムラのない
均一処理が可能となる。
装置の平面図
16…搬送装置、17レール、20…支持ロッド、25
…昇降プレート、31…エジェクタピン、32…貫通
孔、34蓋体、37…反射板、W…板状被処理物。
Claims (3)
- 【請求項1】 搬送機構によって板状被処理物をホット
プレート上に載置して加熱するようにしたベーク装置に
おいて、このベーク装置はホットプレート上方にパージ
室を形成する蓋体を設け、この蓋体の裏面には閉じた状
態でホットプレートと対向する反射板を取り付けたこと
を特徴とするベーク装置。 - 【請求項2】 搬送機構によって板状被処理物をホット
プレート上に載置して加熱するようにしたベーク装置に
おいて、このベーク装置はホットプレート上方にパージ
室を形成する蓋体を設け、この蓋体の裏面には閉じた状
態でホットプレートと対向する反射板を取り付け、また
前記ホットプレートは上面を開放したボックス部内に水
平に取り付けられ、また前記ホットプレート及びボック
ス部には上下方向の貫通孔が形成され、これら貫通孔に
ベーク時に板状被処理物をホットプレートから持ち上げ
るエジェクタピンを昇降自在に挿通したことを特徴とす
るベーク装置。 - 【請求項3】 前記ホットプレートは板状被処理物の搬
送方向に沿って複数個配置されていることを特徴とする
請求項1または請求項2に記載のベーク装置。
Priority Applications (1)
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JP4148067A JP2764154B2 (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | ベーク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP4148067A JP2764154B2 (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | ベーク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH05326532A JPH05326532A (ja) | 1993-12-10 |
JP2764154B2 true JP2764154B2 (ja) | 1998-06-11 |
Family
ID=15444469
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP4148067A Expired - Fee Related JP2764154B2 (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | ベーク装置 |
Country Status (1)
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1992
- 1992-05-15 JP JP4148067A patent/JP2764154B2/ja not_active Expired - Fee Related
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