JP3266287B2 - 加熱処理装置 - Google Patents

加熱処理装置

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JP3266287B2
JP3266287B2 JP16000591A JP16000591A JP3266287B2 JP 3266287 B2 JP3266287 B2 JP 3266287B2 JP 16000591 A JP16000591 A JP 16000591A JP 16000591 A JP16000591 A JP 16000591A JP 3266287 B2 JP3266287 B2 JP 3266287B2
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宏仁 佐合
勝彦 工藤
博嗣 熊澤
重美 藤山
和志 川上
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Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd
Tazmo Co Ltd
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Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えばガラス基板表面に
塗布した塗布液を乾燥せしめた後に加熱して被膜を形成
する加熱処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶ディスプレイ(LCD)を連続して
効率よく製造する装置を本出願人は特願平2−9168
4号として先に提案した。この装置は上流部にガラス基
板の投入部を設け、この投入部の下流側に順次塗布装
置、減圧乾燥装置、ガラス基板の裏面洗浄装置及び加熱
部を配置した構成としている。
【0003】そして、加熱部における処理時間は他のス
テーションにおける処理よりも長時間を要するため、加
熱部には搬送方向に沿って複数のホットプレートを配置
し、クランク動をなす搬送装置でガラス基板を順に複数
のホットプレート上を移載することで他のステーション
における処理時間と合わせている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、処理
時間を合わせて時間的な効率を向上するために複数のホ
ットプレートを搬送方向に配列すると、装置全体が大型
化し、スペース的に不利が生じる。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
発明の加熱処理装置は、板状被処理物を搬送方向に沿っ
て順次処理する被膜形成ライン上で行われている板状被
処理物を所定時間加熱して板状被処理物表面に塗布され
た被膜を加熱乾燥せしめた後に搬出する加熱処理装置に
おいて、前記加熱処理装置は、上下方向に複数段のホッ
トプレートを備えた加熱部を有し、この加熱部は前記被
膜形成ライン上に配置され、前記加熱部の被膜形成ライ
ンの上流側には加熱部に沿った昇降機構が設けられ、
の昇降機構には前記加熱部の各段内に被膜形成ライン上
に沿って出入り可能なハンドラーユニットが設けられ、
又前記加熱部の各段内には前記ハンドラーユニットとホ
ットプレートとの間で板状被処理物を受け渡す受け渡し
ユニットが設けられ、更に加熱部の下流側には加熱乾燥
せしめた板状被処理物を被膜形成ラインに沿って搬出す
る搬送装置を設けた構成とした。
【0006】
【作用】加熱部まで搬送されてきた板状被処理物はハン
ドラーユニットにより、上下方向に配列された複数のホ
ットプレートのいずれかの上方に送り込まれて加熱処理
され、加熱処理が終了したら、再びハンドラーユニット
にて取り出され冷却部等に送り込まれる。
【0007】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。ここで、図1は本発明に係る加熱処理装置を
組み込んだ被膜形成ラインの平面図、図2は同加熱処理
装置の正面図、図3は図2のA−A方向矢視図、図4は
図2のB−B方向矢視図、図5は図2のC−C方向矢視
図である。
【0008】被膜形成ラインは図1の左側を上流部と
し、この上流部に矩形状をなす板状被処理物としてのガ
ラス基板Wの投入部1を設け、この投入部1の下流側に
塗布装置2を配置し、この塗布装置2の下流側に減圧乾
燥装置3、ガラス基板Wの裏面洗浄装置4及び本発明に
係る加熱処理装置5を配置している。そして、投入部1
から加熱処理装置5に至るまでは搬送装置6によってガ
ラス基板Wの下面を支持した状態で搬送するようにして
いる。
【0009】加熱処理装置5は図2乃至図5に示すよう
に、中央を加熱部10とし、この加熱部10の上流側に
昇降機構20とハンドラーユニット30を配置し、下流
側にはガラス基板Wの下面を支持した状態で払い出す搬
送装置40を設けている。
【0010】加熱部10はボックス状をなすケース11
内を複数段(図示例では四段)に区画し、上から三段ま
でにはホットプレート12…を配置し、最下段にはクー
リングプレート13を配置した冷却部14としている。
【0011】また加熱部10の各段内には前記ハンドラ
ーユニット30とホットプレート12との間でガラス基
板Wを受け渡す受け渡しユニット50を設けている。こ
の受け渡しユニット50はケース11の背面に図4及び
図5に示すようにパルスモータ51…を固着し、このパ
ルスモータ51にて回転せしめられるボールネジ52に
プレート53の基部を螺合し、プレート53にH状をな
すようにバー54,54を取り付け、このバー54に前
記ホットプレート12に形成した穴に下方から貫通する
ピン55を固着している。
【0012】而して、パルスモータ51を駆動すること
でピン55は上下動し、ホットプレート12に形成した
穴からその先端が出没する。つまりピン55が上昇する
ことでホットプレート12上に載置されていたガラス基
板Wが持ち上げられ、下降することでガラス基板Wがホ
ットプレート12上に載置される。特にガラス基板Wを
ホットプレート12上に載置するにあたり、ガラス基板
Wがホットプレート12に接触する直前で一旦パルスモ
ータ51を停止する等の操作を行うことで、ガラス基板
Wの加熱速度をコントロールすることができ、最適な加
熱条件を設定することが可能となる。
【0013】また冷却部14にもハンドラーユニット3
0とクーリングプレート13との間でガラス基板Wを受
渡す受け渡しユニット56を設けているが、この受け
渡しユニット56は基台上面に取り付けたパルスモータ
57にてピン58を昇降動かせしめるようにしている。
【0014】一方、昇降機構20はモータ21にて回転
せしめられる上下方向のボールネジ22にスライダ23
のナット部を螺合し、このスライダ23の上端に昇降プ
レート24を取り付け、更に昇降プレート24上に平行
な一対のボールネジ25,26を配置し、これらボール
ネジ25,26に前記ハンドラーユニット30を支持せ
しめている。
【0015】即ちハンドラーユニット30は上下一対の
アーム31,32からなり、それぞれのアーム31,3
2がナット部材31a,32aを介して前記ボールネジ
25,26に螺合し、ボールネジ25,26を個別に回
転せしめることで独立して加熱部10に対して進退動を
なすようにしている。
【0016】尚、アーム31,32はケース11の側面
に形成した開口11a…を介して加熱部10の各段に出
入りし、またアーム31,32の上面にはテフロン製の
パッド33を貼着している。
【0017】以上において、投入部1にセットされたガ
ラス基板Wは搬送装置6により塗布装置2に送られ、こ
の塗布装置2においてノズル2aからガラス基板W上に
塗布液を滴下し、次いでスピンナを回転し遠心力でガラ
ス基板W上面に塗布液を均一に拡散せしめ、この後減圧
乾燥装置3及び裏面洗浄装置4を経てガラス基板Wを加
熱処理装置5の下方位置で待機していたハンドラーユニ
ット30のアーム31上に載置する。
【0018】次いで、昇降機構20にてハンドラーユニ
ット30を加熱部10の所定の段の高さまで上昇せし
め、更にボールネジ25を回転せしめてガラス基板Wを
載置したアーム31を開口11aを介して所定の段のホ
ットプレート12上方に臨ませる。
【0019】そして、受け渡しユニット50のパルスモ
ータ51を駆動してピン55をホットプレート12を貫
通して上昇させ、ピン55の先端にてガラス基板Wを受
け取る。
【0020】而る後、アーム31を加熱部10外に引き
出し、パルスモータ51を逆方向に回転してピン55を
下降させ、ホットプレート12上にガラス基板Wを載置
する。この際、載置直前にパルスモータを停止する等の
操作で所定の加熱条件を設定できるのは前記した通りで
ある。
【0021】このようにして、加熱部10の各段にガラ
ス基板Wを投入するために、ハンドラーユニット30は
昇降機構20によって上下動を繰り返すわけであるが、
下降する際には加熱処理が終了したガラス基板Wをアー
ム32上に載置して下降してくる。
【0022】即ち、最初にガラス基板Wを投入する場合
を除いて、加熱部10の各段には既に前に投入したガラ
ス基板Wが入っているので、未処理のガラス基板Wを載
置しているアーム31を加熱部10内に挿入する前に、
予め受け渡しユニット50にて処理後のガラス基板Wを
ホットプレート12から持ち上げておき、この持ち上げ
られたガラス基板Wの下に空のアーム32を臨ませ、ア
ーム32上に処理後のガラス基板Wを載置し、加熱部1
0外に処理後のガラス基板Wを引き出した後に未処理の
ガラス基板Wを載置したアーム31を加熱部10内に挿
入する。
【0023】そして、処理後のガラス基板Wを載置した
アーム32と、加熱部10に未処理のガラス基板Wを送
り込んで空になったアーム31は一体的に下降し、アー
ム31には新たなガラス基板Wが載せられ、アーム32
は更に前進して冷却部14のクーリングプレート13上
に処理後のガラス基板Wを受け渡しユニット56を介し
て移載する。
【0024】尚、実施例にあっては加熱部の各段をそれ
ぞれ個別の加熱部として作用するようにしたが、例えば
最上段のホットプレートで予備の加熱処理を行い、この
後更に下方のホットプレートで加熱処理する等の使用方
法は任意である。また冷却部の位置も任意であり、例え
ば最上段にクーリングプレートを配置してもよい。
【0025】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
ガラス基板等の板状被処理物を加熱処理する装置の加熱
部を、上下方向に複数段にし、各段にホットプレートを
設けるとともに各段にハンドラーユニットによって板状
被処理物を出し入れ可能としたので、例えば加熱処理装
置を組み込んだ被膜形成ラインの全長を時間的効率を低
下させることなく短くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る加熱処理装置を組み込んだ被膜形
成ラインの平面図
【図2】同加熱処理装置の正面図
【図3】図2のA−A方向矢視図
【図4】図2のB−B方向矢視図
【図5】図2のC−C方向矢視図
【符号の説明】
2…塗布装置、5…加熱処理装置、10…加熱部、12
…ホットプレート、13…クーリングプレート、14…
冷却部、20…昇降機構、30…ハンドラーユニット、
50,56…受け渡しユニット、51,57…パルスモ
ータ、55,58…ピン、W…板状被処理物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 工藤 勝彦 神奈川県相模原市相南3丁目27番1− 304 (72)発明者 熊澤 博嗣 神奈川県平塚市万田140湘南アメニティ 旭405 (72)発明者 藤山 重美 神奈川県藤沢市本藤沢6−13−14−201 (72)発明者 川上 和志 岡山県小田郡矢掛町東三成2397−1 (56)参考文献 特開 平2−1907(JP,A) 特開 平2−196414(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状被処理物を搬送方向に沿って順次処
    理する被膜形成ライン上で行われている板状被処理物を
    所定時間加熱して板状被処理物表面に塗布された被膜を
    加熱乾燥せしめた後に搬出する加熱処理装置において、前記 加熱処理装置は、上下方向に複数段のホットプレー
    トを備えた加熱部を有し、この加熱部は前記被膜形成ラ
    イン上に配置され、前記加熱部の被膜形成ラインの上流
    側には加熱部に沿った昇降機構が設けられ、この昇降機
    構には前記加熱部の各段内に被膜形成ライン上に沿って
    出入り可能なハンドラーユニットが設けられ、又前記
    熱部の各段内には前記ハンドラーユニットとホットプレ
    ートとの間で板状被処理物を受け渡す受け渡しユニット
    が設けられ、更に加熱部の下流側には加熱乾燥せしめた
    板状被処理物を被膜形成ラインに沿って搬出する搬送装
    置を設けたことを特徴とする加熱処理装置。
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