JP2763996B2 - レーザービームプリンターのスキャンスタート検知装置 - Google Patents

レーザービームプリンターのスキャンスタート検知装置

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JP2763996B2
JP2763996B2 JP15005393A JP15005393A JP2763996B2 JP 2763996 B2 JP2763996 B2 JP 2763996B2 JP 15005393 A JP15005393 A JP 15005393A JP 15005393 A JP15005393 A JP 15005393A JP 2763996 B2 JP2763996 B2 JP 2763996B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザービームプリンタ
ーのスキャンスタート(走査開始)検知装置に関するも
ので、詳しくは振動及び波長変化に起因したスキャンス
タートの変動を補正して正確なスキャンスタート位置を
検知し得るようにした、レーザービームプリンターのス
キャンスタート検知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5,図6及び図7に示すように、従来
のレーザービームプリンターの光源制御回路は、レーザ
ーダイオード21とコリメーター22とを有する光源部
aと、モーター25とディスクホログラム24とを有す
る走査部bと、円筒レンズ33と、ディテクター34と
を有するスキャンスタート検知部cと、前記ディテクタ
ー34の信号を受けて光源部aのレーザーダイオード2
1を制御する光源制御回路dとから構成される。
【0003】このような従来の光源制御回路の作動にお
いて、前記光源部aのレーザーダイオード21から出た
レーザービームは、コリメーター22を経て近似的に平
行ビームに変えられた後、プリスキャンホログラム23
を通過しながら回折して走査部bのホログラム24に入
射される。前記走査部bのスキャンディスクホログラム
24はモーター25により回転してレーザービームを走
査する。このように走査されたレーザービームは平面反
射鏡26,27と非球面反射鏡28と平面反射鏡29,
30を経て感光ドラム31に走査されるとともに、一方
の側に設置された平面反射鏡32により光経路が変えら
れた後、スキャンスタート検知部cの円筒レンズ33を
経てディテクター34に入射され、ここで発生した信号
を光源制御回路dが受けて光源部aのレーザーダイオー
ド21をオン,オフ制御することになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の装置においては、レーザーダイオード21の
波長変化により生じる回折角の変化により、レーザービ
ームの経路が変化されてスキャンスタートの時点を変動
させ、これにより正確なスキャン時点を検知し得ない問
題点があった。
【0005】又、スキャンスタート検知部cに使用され
る円筒レンズ33は2つの面を錬磨して製造されるた
め、製品の値段を上昇させる問題点があった。従って、
本発明は前記従来の問題に鑑みてなされたもので、レー
ザーダイオードの波長変化及び振動による変動を補正し
て正確なスキャンスタート時点を検知し得るようにした
レーザービームプリンターのスキャンスタート検知装置
を提供することをその目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、レーザービームを発生させる光源部と、
前記光源部からのレーザービームを走査する走査部と、
光源部からのレーザービームの波長変化に応じてレーザ
ービームを互いに異なる角度に回折させて走査部に入射
させるとともに、走査部からの互いに異なるレーザービ
ームの経路を補正してスキャンスタート検知部のディテ
クター上の同一地点に入射されるようにする波長変化補
正部と、スキャンスタート検知部の信号により光源部を
制御する光源制御回路とを備えるレーザービームプリン
ターのスキャンスタート検知装置を提供する。
【0007】
【実施例】以下、本発明によるレーザービームプリンタ
ーのスキャンスタート検知装置を添付図面に示す具体例
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明が適用された
レーザービームプリンターの光源制御装置の系統図であ
り、図2及び図3は本発明によるスキャンスタート検知
装置を示す。
【0008】図示したように、本発明が適用された光源
制御回路は、近似平行レーザービームを発生させる光源
部Aと、該光源部Aから出るレーザービームを走査する
走査部Bと、該走査部Bから走査されるレーザービーム
の波長変化を補正する波長変化補正部Cと、補正された
レーザービームを検知するためにスキャンスタートを検
知するスキャンスタート検知部Dと、該検知部Dから信
号を受けて光源部Aを制御する光源制御回路Eとから構
成される。
【0009】前記光源部Aはレーザービームを発生させ
るレーザーダイオード1と該レーザーダイオード1から
出るレーザービームを近似平行ビームに変換させるコリ
メーター2とから構成される。前記走査部Bはモーター
5により回転されるスキャンディスクホログラム4によ
り構成される。
【0010】又、前記走査部Bには、スキャンディスク
ホログラム4で回折されたレーザービームを、スキャン
スタート検知部Dの方に反射させるスキャンスタートビ
ーム用平面鏡6が設置されている。前記波長変化補正部
Cは、スキャンディスクホログラム4の前に設置される
プリスキャンホログラム3と、その後方に設置されるス
キャンスタート用ホログラム7とから構成される。
【0011】前記スキャンスタート検知部Dは波長変化
補正部Cを通過したスキャンスタートビームを検知する
ディテクター8により構成される。前記光源制御回路E
は前記ディテクター8の信号を受けて光源部Aのレーザ
ーダイオード1をオン,オフ制御するスキャンスタート
制御回路を有するものである。
【0012】前記プリスキャンホログラム3としては平
面波回折用ホログラムを使用し、スキャンスタート用ホ
ログラム7としては円筒形レンズ性能を有するライトホ
ログラムを使用する。図4は本発明の動作において、基
本となる、波長変化に起因したエラー補正原理を示すも
ので、レーザーダイオードLDから出てコリメーターC
Mを通過したレーザービームλ1 が温度変化により発振
波長λ2 に変化する場合、ホログラムhにより互いに異
なる角に回折される。
【0013】このように回折されたレーザービームはホ
ログラムDの互いに異なる地点d1とd2 に互いに異な
る入射角に入射される。ここで、地点d1 の格子密度が
地点d2 の格子密度より大きければ、2つの地点で回折
されるレーザービームは平行に進行され、再びホログラ
ムuの互いに異なる地点u1 とu2 に同じ角に入射され
る。
【0014】この際に、地点u1 の格子密度が地点u2
の格子密度より大きければ、2つのレーザービームが回
折されて一点Pで会うことになる。これにより、波長変
化によるエラーを補正し得るようになる。以下、このよ
うな原理に従って本発明の動作を説明する。光源部Aの
レーザーダイオード1から出たレーザービームはコリメ
ーター2により近似平行ビームになってプリスキャンホ
ログラム3に入射され、回折された後、モーター5によ
り回転するスキャンディスクホログラム4に入射されて
走査される。
【0015】前記スキャンディスクホログラム4から走
査されるスキャンスタートビームはスキャンスタートビ
ーム用平面鏡6により走査が始まる方に反射されてビー
ム経路が変えられ、スキャンスタート用ホログラム7に
入射される。前記スキャンスタート用ホログラム7に入
射されたスキャンスタートビームは、λ1 からλ2 に波
長変化されることにより生じた位置エラーが補正され
て、スキャンスタート検知部Dのディテクター8の一点
に入射される。
【0016】前記ディテクター8から発生した信号はス
キャンスタート制御信号を有する光源制御回路Eに伝達
され、ここで光源部Aのレーザーダイオード1をオン,
オフ制御することになる。即ち、レーザーダイオード1
から出てコリメーター2を通過したレーザービームλ1
が発振波長λ2 に変化される場合、平面波回折用ホログ
ラムであるプリスキャンホログラム3により互いに異な
る角に回折される。
【0017】このように回折されたレーザービームはホ
ログラム4の互いに異なる地点4aと4bに互いに異な
る入射角にそれぞれ入射される。ここで、地点4aの格
子密度が地点4bの格子密度より大きければ、2つの地
点で回折されるレーザービームは平行に進行され、再び
スキャンスタート用ホログラム7の互いに異なる地点7
aと7bに同じ角に入射される。
【0018】ここで、地点7aの格子密度が地点7bの
格子密度より大きければ、2つのレーザービームλ1
λ2 が回折されてディテクター8上の一点Pで会うこと
になる。これにより、波長変化による位置エラーを補正
し得るようになる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
スキャンディスクホログラムの前に設置されるプリスキ
ャンホログラムとともに、スキャンスタート用ホログラ
ムの作用により波長変化に起因した位置エラーを補正し
得るようになるので、常に正確なスキャンスタート時点
を検知し得、これにより常に良質の印刷画質が得られる
ことになるものである。
【0020】又、本発明では、スキャンスタート時点の
補正のために二面加工すべきである円筒形レンズを使用
せず、これと同等なライトホログラムを使用するので、
原価を節減し得、リード機能を追加する場合、その機能
を一層向上させ得ることになる。さらに、全体的なスキ
ャンスタートビームの経路が短縮され部品数が減少する
ので、製品をコンパクト化し得、スキャンスタートビー
ムの整列が簡便になる効果を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるレーザービームプリンター
のスキャンスタート制御装置の系統図である。
【図2】本発明によるスキャンスタート検知装置の系統
図(その1)である。
【図3】本発明によるスキャンスタート検知装置の系統
図(その2)である。
【図4】本発明の原理を示す系統図であり、波長変化に
よるエラー補正の説明図である。
【図5】従来のレーザービームプリンターのスキャンス
タート制御装置の系統図である。
【図6】従来のレーザービームプリンターのスキャンス
タート検知装置の系統図(その1)である。
【図7】従来のレーザービームプリンターのスキャンス
タート検知装置の系統図(その2)である。
【符号の説明】
1…レーザーダイオード 2…コリメーター 3…プリスキャンホログラム 4…スキャンディスクホログラム 7…スキャンスタート用ホログラム 8…ディテクター

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザービームを供給する光源部(A)
    と、 ホログラム及びモーターを有し、前記光源部からのレー
    ザービームを走査する走査部(B)と、 光源部からのレーザービームの波長変化に応じてレーザ
    ービームを互いに異なる角度に回折させて走査部に入射
    させるとともに、走査部からの互いに異なるレーザービ
    ームの経路を補正して、スキャンスタート検知部(D)
    のディテクター上の同一地点に入射されるようにする波
    長変化補正部(C)と、 前記スキャンスタート検知部(D)の信号により前記光
    源部を制御する光源制御回路(E)とを具備することを
    特徴とするレーザービームプリンターのスキャンスター
    ト検知装置。
  2. 【請求項2】 前記波長変化補正部は、前記光源部から
    のレーザービームの波長変化に応じて互いに異なる角度
    に回折させて、前記走査部に入射する平面回折用ホログ
    ラムと、前記走査部からのレーザービームの経路を変え
    る平面鏡と、該平面鏡からの互いに異なるレーザービー
    ムの経路を補正してディテクターの同一地点に入射され
    るようにする円筒形レンズの性能を有するホログラムと
    具備する請求項1に記載のレーザービームプリンターの
    スキャンスタート検知装置。
  3. 【請求項3】 前記波長変化補正部は、前記走査部と前
    記スキャンスタート検知部との間に配置される請求項1
    に記載のレーザービームプリンターのスキャンスタート
    検知装置。
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