JP2763967B2 - 噴流酸洗設備における酸濃度制御方法および装置 - Google Patents
噴流酸洗設備における酸濃度制御方法および装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の酸洗槽において
噴流酸洗方式により鋼帯を酸洗する噴流続酸洗設備にお
いて、各酸洗槽に酸液を供給する循環タンク内の酸濃度
を制御するための方法および装置に関する。
噴流酸洗方式により鋼帯を酸洗する噴流続酸洗設備にお
いて、各酸洗槽に酸液を供給する循環タンク内の酸濃度
を制御するための方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、熱延鋼帯のスケール(酸化膜)
を除去するため、酸液(例えば塩酸)を満たした酸洗槽中
に鋼帯を通過させてスケールを溶解除去することが行な
われている。このような酸洗はディップ酸洗方式と呼ば
れ、このディップ酸洗方式では、通常、横型酸洗槽を直
列に複数個配置し、これらの酸洗槽に鋼帯を水平状態で
通過させている。
を除去するため、酸液(例えば塩酸)を満たした酸洗槽中
に鋼帯を通過させてスケールを溶解除去することが行な
われている。このような酸洗はディップ酸洗方式と呼ば
れ、このディップ酸洗方式では、通常、横型酸洗槽を直
列に複数個配置し、これらの酸洗槽に鋼帯を水平状態で
通過させている。
【0003】また、ディップ酸洗方式では、最終の酸洗
槽の酸濃度を制御することにより、酸液がカスケード式
に鋼帯入側の酸洗槽へ順次流出するため、各酸洗槽間の
酸濃度分布はほぼ直線的になり、各酸洗槽で有効に脱ス
ケール反応を生じさせることができる。
槽の酸濃度を制御することにより、酸液がカスケード式
に鋼帯入側の酸洗槽へ順次流出するため、各酸洗槽間の
酸濃度分布はほぼ直線的になり、各酸洗槽で有効に脱ス
ケール反応を生じさせることができる。
【0004】一方、複数の酸洗槽と、各酸洗槽に酸液を
それぞれ供給する複数の循環タンクとをそなえ、各酸洗
槽において、走行する鋼帯表面へ各循環タンクからの酸
液を噴流管を介して噴流状態で投射し、鋼帯表面のスケ
ールを効率よく除去する噴流酸洗方式も、近年利用され
ている。
それぞれ供給する複数の循環タンクとをそなえ、各酸洗
槽において、走行する鋼帯表面へ各循環タンクからの酸
液を噴流管を介して噴流状態で投射し、鋼帯表面のスケ
ールを効率よく除去する噴流酸洗方式も、近年利用され
ている。
【0005】噴流酸洗方式では、各循環タンクは、それ
ぞれ対応する酸洗槽内の噴流管に接続され、吐出量可変
のポンプにより、循環タンク内の酸液が噴流管から噴出
されるとともに、噴流管から鋼帯表面へ投射されて脱ス
ケール反応を行なった酸液は、酸洗槽から再び循環タン
ク内へ戻って循環する。
ぞれ対応する酸洗槽内の噴流管に接続され、吐出量可変
のポンプにより、循環タンク内の酸液が噴流管から噴出
されるとともに、噴流管から鋼帯表面へ投射されて脱ス
ケール反応を行なった酸液は、酸洗槽から再び循環タン
ク内へ戻って循環する。
【0006】また、各循環タンクの相互間は、弁および
ポンプを介して連結されており、鋼帯出側の最終循環タ
ンクから鋼帯入側の循環タンクへ順次酸液を送り流すこ
とができるようになっている。
ポンプを介して連結されており、鋼帯出側の最終循環タ
ンクから鋼帯入側の循環タンクへ順次酸液を送り流すこ
とができるようになっている。
【0007】このような噴流酸洗方式において、各循環
タンクの酸濃度を制御する際には、ディップ酸洗方式の
場合と同様に、最終循環タンクにおける酸濃度を制御
し、各循環タンク内の酸液のレベル制御を併用して、各
循環タンク相互間のポンプを作動させ酸液を順次送り流
すことにより、各循環タンクの酸濃度を制御している。
タンクの酸濃度を制御する際には、ディップ酸洗方式の
場合と同様に、最終循環タンクにおける酸濃度を制御
し、各循環タンク内の酸液のレベル制御を併用して、各
循環タンク相互間のポンプを作動させ酸液を順次送り流
すことにより、各循環タンクの酸濃度を制御している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、3つの循環
タンクをそなえる場合に、最終(第3)循環タンクに定流
量で回収酸もしくは新酸を投入し、ディップ酸洗方式と
同様にカスケード式の定流量制御を行なった場合の、各
循環タンク内の酸液の塩酸濃度は、図3に●,★にて示
すようになり、平均値としては酸濃度勾配が略一定とな
るが、バラツキが大きいほか、回収酸原単位が悪い。
タンクをそなえる場合に、最終(第3)循環タンクに定流
量で回収酸もしくは新酸を投入し、ディップ酸洗方式と
同様にカスケード式の定流量制御を行なった場合の、各
循環タンク内の酸液の塩酸濃度は、図3に●,★にて示
すようになり、平均値としては酸濃度勾配が略一定とな
るが、バラツキが大きいほか、回収酸原単位が悪い。
【0009】これに対して、従来のごとく、最終循環タ
ンクに対してのみ回収酸(もしくは新酸)を投入して濃度
制御を行ない、レベル制御を併用することによりポンプ
最終循環タンクから鋼帯入側の循環タンクへ順次酸液を
送り流した場合の、各循環タンク内の酸液の塩酸濃度
は、図3に□,△にて示すようになる。
ンクに対してのみ回収酸(もしくは新酸)を投入して濃度
制御を行ない、レベル制御を併用することによりポンプ
最終循環タンクから鋼帯入側の循環タンクへ順次酸液を
送り流した場合の、各循環タンク内の酸液の塩酸濃度
は、図3に□,△にて示すようになる。
【0010】つまり、最終循環タンクのみに回収酸を投
入する従来の濃度制御では、濃度偏差がプラスのとき、
回収酸の投入量は零近くなり、カスケードの流れのよう
に入側の循環タンクまで定常的な流れは生じないので、
各循環タンク相互間の酸濃度分布は、制御対象である最
終循環タンクのみが目標濃度となるが、最終循環タンク
から第2循環タンクへの酸液供給はカットされるため
に、他(下流側)の循環タンクの酸濃度は、図3に示すよ
うに、極端に小さくなり、濃度勾配は一定でなくなって
しまう。
入する従来の濃度制御では、濃度偏差がプラスのとき、
回収酸の投入量は零近くなり、カスケードの流れのよう
に入側の循環タンクまで定常的な流れは生じないので、
各循環タンク相互間の酸濃度分布は、制御対象である最
終循環タンクのみが目標濃度となるが、最終循環タンク
から第2循環タンクへの酸液供給はカットされるため
に、他(下流側)の循環タンクの酸濃度は、図3に示すよ
うに、極端に小さくなり、濃度勾配は一定でなくなって
しまう。
【0011】各循環タンク相互間の酸濃度分布の勾配
は、酸洗効率の面からも略一定(直線的)にすることが望
ましい。
は、酸洗効率の面からも略一定(直線的)にすることが望
ましい。
【0012】本発明は、このような課題を解決しようと
するもので、各循環タンクの酸液レベルを考慮しなが
ら、各循環タンク相互間の酸濃度分布の勾配を適性なも
のとして、酸洗効率の向上をはかるとともに、より安定
的な操業を実現した噴流酸洗設備における酸濃度制御方
法を提供することを目的とする。
するもので、各循環タンクの酸液レベルを考慮しなが
ら、各循環タンク相互間の酸濃度分布の勾配を適性なも
のとして、酸洗効率の向上をはかるとともに、より安定
的な操業を実現した噴流酸洗設備における酸濃度制御方
法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の噴流酸洗設備における酸濃度制御方法は、
循環タンクにおける酸濃度および酸液レベルの測定結果
に基づいて、前記循環タンクからの廃酸と回収酸(もし
くは新酸)との少なくとも一方を、上流側の2つ以上の
前記循環タンクへ投入して前記の各循環タンクの酸濃度
および酸液レベルを制御することを特徴としている。
に、本発明の噴流酸洗設備における酸濃度制御方法は、
循環タンクにおける酸濃度および酸液レベルの測定結果
に基づいて、前記循環タンクからの廃酸と回収酸(もし
くは新酸)との少なくとも一方を、上流側の2つ以上の
前記循環タンクへ投入して前記の各循環タンクの酸濃度
および酸液レベルを制御することを特徴としている。
【0014】また、本発明の噴流酸洗設備における酸濃
度制御装置は、循環タンクにおける酸濃度を測定する
濃度測定手段と、前記循環タンクにおける酸液レベル
を測定するレベル測定手段と、前記循環タンクからの
廃酸を貯える廃酸タンクと、回収酸(もしくは新酸)を
貯える給酸タンクと、前記の濃度測定手段およびレベ
ル測定手段の測定結果に基づいて、前記廃酸タンクの廃
酸と前記給酸タンクの回収酸(もしくは新酸)との少なく
とも一方を、上流側の2つ以上の前記循環タンクへ投入
して前記の各循環タンクの酸濃度および酸液レベルを制
御する制御手段とをそなえたことを特徴としている。
度制御装置は、循環タンクにおける酸濃度を測定する
濃度測定手段と、前記循環タンクにおける酸液レベル
を測定するレベル測定手段と、前記循環タンクからの
廃酸を貯える廃酸タンクと、回収酸(もしくは新酸)を
貯える給酸タンクと、前記の濃度測定手段およびレベ
ル測定手段の測定結果に基づいて、前記廃酸タンクの廃
酸と前記給酸タンクの回収酸(もしくは新酸)との少なく
とも一方を、上流側の2つ以上の前記循環タンクへ投入
して前記の各循環タンクの酸濃度および酸液レベルを制
御する制御手段とをそなえたことを特徴としている。
【0015】
【作用】上述した本発明の噴流酸洗設備における酸濃度
制御方法では、上流側の2つ以上の循環タンクへ廃酸と
回収酸(もしくは新酸)との少なくとも一方が投入され
て、酸濃度と酸液レベルとが同時に制御されるととも
に、回収酸と廃酸との2つの操作量にて制御を行なうの
で、最終循環タンクのみに対して酸濃度制御を行なった
従来に比べて、各循環タンク相互間の酸濃度分布の勾配
を直線的なものとすることができる。また、塩化第1鉄
を含有する廃酸を酸濃度制御に用いることで、酸洗時間
を短縮できるほか、制御性、特に応答性の改善を図るこ
とができる。
制御方法では、上流側の2つ以上の循環タンクへ廃酸と
回収酸(もしくは新酸)との少なくとも一方が投入され
て、酸濃度と酸液レベルとが同時に制御されるととも
に、回収酸と廃酸との2つの操作量にて制御を行なうの
で、最終循環タンクのみに対して酸濃度制御を行なった
従来に比べて、各循環タンク相互間の酸濃度分布の勾配
を直線的なものとすることができる。また、塩化第1鉄
を含有する廃酸を酸濃度制御に用いることで、酸洗時間
を短縮できるほか、制御性、特に応答性の改善を図るこ
とができる。
【0016】また、上述した本発明の噴流酸洗設備にお
ける酸濃度制御装置は、本発明の方法を実施するための
もので、制御手段により、濃度測定手段およびレベル測
定手段の測定結果に基づいて、廃酸タンクの廃酸と給酸
タンクの回収酸(もしくは新酸)との少なくとも一方が、
上流側の2つ以上の循環タンクへ投入され、各循環タン
クの酸濃度および酸液レベルが制御される。
ける酸濃度制御装置は、本発明の方法を実施するための
もので、制御手段により、濃度測定手段およびレベル測
定手段の測定結果に基づいて、廃酸タンクの廃酸と給酸
タンクの回収酸(もしくは新酸)との少なくとも一方が、
上流側の2つ以上の循環タンクへ投入され、各循環タン
クの酸濃度および酸液レベルが制御される。
【0017】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例としての
噴流酸洗設備における酸濃度制御方法について説明する
と、図1はその概略構成図であり、この図1において、
1は酸洗すべき鋼帯(ストリップ)、2−1〜2−3は走
行する鋼帯1の表面へ噴流管(図示せず)を介して酸液を
噴流状態で投射して脱スケール(酸洗)を行なうべく連続
して設けられる酸洗槽、3−1〜3−3はそれぞれ酸洗
槽2−1〜2−3に酸液(塩酸を含む酸洗液)を供給する
循環タンクである。
噴流酸洗設備における酸濃度制御方法について説明する
と、図1はその概略構成図であり、この図1において、
1は酸洗すべき鋼帯(ストリップ)、2−1〜2−3は走
行する鋼帯1の表面へ噴流管(図示せず)を介して酸液を
噴流状態で投射して脱スケール(酸洗)を行なうべく連続
して設けられる酸洗槽、3−1〜3−3はそれぞれ酸洗
槽2−1〜2−3に酸液(塩酸を含む酸洗液)を供給する
循環タンクである。
【0018】これらの循環タンク3−1〜3−3は、そ
れぞれ対応する酸洗槽2−1〜2−3内の噴流管に接続
され、吐出量可変のポンプ4−1〜4−3により、循環
タンク3−1〜3−3内の酸液が噴流管から噴出される
とともに、噴流管から鋼帯1の表面へ投射されて脱スケ
ール反応を行なった酸液は、酸洗槽2−1〜2−3から
再び循環タンク3−1〜3−3内へ戻って循環するよう
になっている。
れぞれ対応する酸洗槽2−1〜2−3内の噴流管に接続
され、吐出量可変のポンプ4−1〜4−3により、循環
タンク3−1〜3−3内の酸液が噴流管から噴出される
とともに、噴流管から鋼帯1の表面へ投射されて脱スケ
ール反応を行なった酸液は、酸洗槽2−1〜2−3から
再び循環タンク3−1〜3−3内へ戻って循環するよう
になっている。
【0019】また、第1の循環タンク3−1から第1の
酸洗槽2−1への酸液供給路上には、熱交換器5が介装
されており、この熱交換器5により酸液の温度を昇温さ
せることで、脱スケール能力が高められるようになって
いる。
酸洗槽2−1への酸液供給路上には、熱交換器5が介装
されており、この熱交換器5により酸液の温度を昇温さ
せることで、脱スケール能力が高められるようになって
いる。
【0020】さらに、各循環タンク3−1〜3−3の相
互間は、弁6−2,6−3およびポンプ7−2,7−3
を介して連結されており、鋼帯1出側の最終(第3)の循
環タンク3−3から鋼帯1入側の第1の循環タンク3−
1へ酸液が順次送り流される構成となっている。
互間は、弁6−2,6−3およびポンプ7−2,7−3
を介して連結されており、鋼帯1出側の最終(第3)の循
環タンク3−3から鋼帯1入側の第1の循環タンク3−
1へ酸液が順次送り流される構成となっている。
【0021】また、第1の循環タンク3−1には、ポン
プ7−1,弁6−1を介して廃酸ストレージタンク(廃
酸タンク)11が接続され、循環タンク3−1〜3−3
で使用され塩酸濃度が3〜5%程度になった酸液(塩化
第1鉄FeCl2を含有する)が、廃酸として廃酸ストレ
ージタンク11に貯えられる。
プ7−1,弁6−1を介して廃酸ストレージタンク(廃
酸タンク)11が接続され、循環タンク3−1〜3−3
で使用され塩酸濃度が3〜5%程度になった酸液(塩化
第1鉄FeCl2を含有する)が、廃酸として廃酸ストレ
ージタンク11に貯えられる。
【0022】8は塩酸回収装置からの回収酸(もしくは
新酸)を貯える給酸ストレージタンク、9はこの給酸ス
トレージタンク8から循環タンク3−2,3−3へ回収
酸を供給するためのポンプ、10−2,10−3はそれ
ぞれポンプ9と循環タンク3−2,3−3との間に介設
された弁で、各弁10−2,10−3は、回収酸を循環
タンク3−2,3−3へ供給する際に、後述するコント
ローラ14によって開放駆動されるものである。ここ
で、回収酸は、鋼帯1入側の循環タンク3−1から回収
された廃酸を、塩酸回収装置により処理して得られた塩
酸濃度18%程度のものであり、新酸は塩酸濃度35%
程度のものである。
新酸)を貯える給酸ストレージタンク、9はこの給酸ス
トレージタンク8から循環タンク3−2,3−3へ回収
酸を供給するためのポンプ、10−2,10−3はそれ
ぞれポンプ9と循環タンク3−2,3−3との間に介設
された弁で、各弁10−2,10−3は、回収酸を循環
タンク3−2,3−3へ供給する際に、後述するコント
ローラ14によって開放駆動されるものである。ここ
で、回収酸は、鋼帯1入側の循環タンク3−1から回収
された廃酸を、塩酸回収装置により処理して得られた塩
酸濃度18%程度のものであり、新酸は塩酸濃度35%
程度のものである。
【0023】12は廃酸ストレージタンク11から循環
タンク3−1〜3−3へ廃酸を供給するためのポンプ、
13−1〜13−3はそれぞれポンプ12と循環タンク
3−1〜3−3との間に介設された弁で、各弁13−1
〜13−3は、廃酸を循環タンク3−1〜3−3へ供給
する際に、後述するコントローラ14によって開放駆動
されるものである。
タンク3−1〜3−3へ廃酸を供給するためのポンプ、
13−1〜13−3はそれぞれポンプ12と循環タンク
3−1〜3−3との間に介設された弁で、各弁13−1
〜13−3は、廃酸を循環タンク3−1〜3−3へ供給
する際に、後述するコントローラ14によって開放駆動
されるものである。
【0024】15−1〜15−3はそれぞれ循環タンク
3−1〜3−3における酸濃度を測定する濃度計(濃度
測定手段)で、例えば、周知の技術であるタイトレータ
などが用いられる。また、16−1〜16−3はそれぞ
れ循環タンク3−1〜3−3における酸液レベルを測定
するレベル計(レベル測定手段)である。
3−1〜3−3における酸濃度を測定する濃度計(濃度
測定手段)で、例えば、周知の技術であるタイトレータ
などが用いられる。また、16−1〜16−3はそれぞ
れ循環タンク3−1〜3−3における酸液レベルを測定
するレベル計(レベル測定手段)である。
【0025】そして、14は濃度計15−1〜15−3
による塩酸濃度測定結果およびレベル計16−1〜16
−3による酸液レベル測定結果に基づいて各循環タンク
3−1〜3−3の酸濃度および酸液レベルを制御するコ
ントローラ(制御手段)で、このコントローラ14は、濃
度計15−1〜15−3による塩酸濃度測定結果および
レベル計16−1〜16−3による酸液レベル測定結果
に応じ、図2にて後述する制御フローに従って、ポンプ
7−1〜7−3,9,12および弁6−1〜6−3,1
0−2,10−3,13−1〜13−3の動作を制御
し、循環タンク3−3から循環タンク3−2,3−1へ
と酸液を順次送り流し、給酸ストレージタンク8の回収
酸を適当量だけ上流側の循環タンク3−3および3−2
へ投入するとともに、廃酸ストレージタンク11の廃酸
を適当量だけ各循環タンク3−1〜3−3へ投入し、各
循環タンク3−1〜3−3の酸濃度および酸液レベルを
制御している。
による塩酸濃度測定結果およびレベル計16−1〜16
−3による酸液レベル測定結果に基づいて各循環タンク
3−1〜3−3の酸濃度および酸液レベルを制御するコ
ントローラ(制御手段)で、このコントローラ14は、濃
度計15−1〜15−3による塩酸濃度測定結果および
レベル計16−1〜16−3による酸液レベル測定結果
に応じ、図2にて後述する制御フローに従って、ポンプ
7−1〜7−3,9,12および弁6−1〜6−3,1
0−2,10−3,13−1〜13−3の動作を制御
し、循環タンク3−3から循環タンク3−2,3−1へ
と酸液を順次送り流し、給酸ストレージタンク8の回収
酸を適当量だけ上流側の循環タンク3−3および3−2
へ投入するとともに、廃酸ストレージタンク11の廃酸
を適当量だけ各循環タンク3−1〜3−3へ投入し、各
循環タンク3−1〜3−3の酸濃度および酸液レベルを
制御している。
【0026】上述のごとく構成された本実施例の装置の
動作を図2に従って説明すると、コントローラ14にお
いては、まず、レベル計16−1〜16−3による酸液
レベル測定結果を受けて、各循環タンク3−1〜3−3
のレベルがHHまたはLL(絶対インターロックの最高
値または最低値)であるか否かを判定する(ステップS
1)。
動作を図2に従って説明すると、コントローラ14にお
いては、まず、レベル計16−1〜16−3による酸液
レベル測定結果を受けて、各循環タンク3−1〜3−3
のレベルがHHまたはLL(絶対インターロックの最高
値または最低値)であるか否かを判定する(ステップS
1)。
【0027】そのタンクレベルがHHまたはLLであっ
た場合(N判定)には、酸濃度制御を行なわず、取敢えず
レベル制御のみを実行して(ステップS2)、各循環タン
ク3−1〜3−3のレベルを適当な範囲内とするように
制御を行なう。
た場合(N判定)には、酸濃度制御を行なわず、取敢えず
レベル制御のみを実行して(ステップS2)、各循環タン
ク3−1〜3−3のレベルを適当な範囲内とするように
制御を行なう。
【0028】ステップS1にてタンクレベルがHHまた
はLLでないと判定された場合(Y判定)には、濃度計1
5−1〜15−3による塩酸濃度測定結果を受けて、そ
の濃度が目標濃度よりも高いか否か、つまり濃度偏差が
プラス(+)か否かを判定する(ステップS3)。
はLLでないと判定された場合(Y判定)には、濃度計1
5−1〜15−3による塩酸濃度測定結果を受けて、そ
の濃度が目標濃度よりも高いか否か、つまり濃度偏差が
プラス(+)か否かを判定する(ステップS3)。
【0029】濃度偏差がプラスであった場合(Y判定)に
は、廃酸ストレージタンク11に貯えられた廃酸を、循
環タンク3−1〜3−3へ次式で演算される廃酸投入設
定値だけ投入し、酸濃度を薄める制御を行なう(ステッ
プS4)。 廃酸投入設定値=a×レベル偏差+b×濃度偏差 ただし、レベル偏差(SV−PV)≦0のときはレベル偏
差=0とし、濃度偏差(PV−SV)≦0のときは濃度偏
差=0として、上式を扱う。また、通常、a/b=10
程度に選定すると、濃度制御およびレベル制御ともに良
好な結果が得られる。このような式により、廃酸投入設
定値を決定することで、濃度制御とレベル制御とを同時
に実現することができる。
は、廃酸ストレージタンク11に貯えられた廃酸を、循
環タンク3−1〜3−3へ次式で演算される廃酸投入設
定値だけ投入し、酸濃度を薄める制御を行なう(ステッ
プS4)。 廃酸投入設定値=a×レベル偏差+b×濃度偏差 ただし、レベル偏差(SV−PV)≦0のときはレベル偏
差=0とし、濃度偏差(PV−SV)≦0のときは濃度偏
差=0として、上式を扱う。また、通常、a/b=10
程度に選定すると、濃度制御およびレベル制御ともに良
好な結果が得られる。このような式により、廃酸投入設
定値を決定することで、濃度制御とレベル制御とを同時
に実現することができる。
【0030】また、このように濃度偏差がプラスになっ
た時、従来、応答性が極めて悪く整定するのに約8時間
要していたものが、本実施例のように、回収酸を投入せ
ず塩酸濃度の低い廃酸を投入することにより、応答を早
めて、整定時間を極めて小さくすることが可能になる。
た時、従来、応答性が極めて悪く整定するのに約8時間
要していたものが、本実施例のように、回収酸を投入せ
ず塩酸濃度の低い廃酸を投入することにより、応答を早
めて、整定時間を極めて小さくすることが可能になる。
【0031】さて、ステップS3にて濃度偏差がプラス
ではないと判定された場合(N判定)には、レベル計16
−1〜16−3による酸液レベル測定結果を受けて、そ
のレベルが目標レベルよりも高いか否か、つまりレベル
偏差がプラス(+)か否かを判定する(ステップS5)。
ではないと判定された場合(N判定)には、レベル計16
−1〜16−3による酸液レベル測定結果を受けて、そ
のレベルが目標レベルよりも高いか否か、つまりレベル
偏差がプラス(+)か否かを判定する(ステップS5)。
【0032】そして、レベル偏差がプラスであった場合
(Y判定)には、濃度偏差がマイナスであるがレベル偏差
がプラスであるので、レベルをあまり高めることなく濃
度を高めるように制御すべく、給酸ストレージタンク8
に貯えられた回収酸のみが循環タンク3−2,3−3へ
適当量だけ投入されて、各循環タンク3−1〜3−3の
酸濃度が制御される(ステップS6)。
(Y判定)には、濃度偏差がマイナスであるがレベル偏差
がプラスであるので、レベルをあまり高めることなく濃
度を高めるように制御すべく、給酸ストレージタンク8
に貯えられた回収酸のみが循環タンク3−2,3−3へ
適当量だけ投入されて、各循環タンク3−1〜3−3の
酸濃度が制御される(ステップS6)。
【0033】一方、ステップS5にてレベル偏差がプラ
スではないと判定された場合(N判定)には、濃度偏差も
レベル偏差もマイナスであるので、レベルと濃度とを同
時に高めるために、廃酸および回収酸の両方を同時に投
入して、各循環タンク3−1〜3−3の酸濃度および酸
液レベルが制御される(ステップS7)。
スではないと判定された場合(N判定)には、濃度偏差も
レベル偏差もマイナスであるので、レベルと濃度とを同
時に高めるために、廃酸および回収酸の両方を同時に投
入して、各循環タンク3−1〜3−3の酸濃度および酸
液レベルが制御される(ステップS7)。
【0034】このように、濃度を高める制御を行なう際
に、回収酸を投入する循環タンクを上流の2つとし、循
環タンク3−2,3−3を酸濃度制御対象とするととも
に、回収酸と廃酸との2つの操作量にて制御を行なうこ
とで、図3に○にて示すように、濃度勾配を略一定(直
線的)にすることができ、各循環タンクの酸液レベルを
考慮しながら、各循環タンク相互間の酸濃度分布の勾配
を適性なものとすることができ、酸洗効率が大幅に向上
するとともに、回収酸の原単位および脱スケールの安定
化を実現できる。
に、回収酸を投入する循環タンクを上流の2つとし、循
環タンク3−2,3−3を酸濃度制御対象とするととも
に、回収酸と廃酸との2つの操作量にて制御を行なうこ
とで、図3に○にて示すように、濃度勾配を略一定(直
線的)にすることができ、各循環タンクの酸液レベルを
考慮しながら、各循環タンク相互間の酸濃度分布の勾配
を適性なものとすることができ、酸洗効率が大幅に向上
するとともに、回収酸の原単位および脱スケールの安定
化を実現できる。
【0035】なお、本実施例では、各循環タンク3−1
〜3−3の目標濃度を、それぞれ3,6,9%としてい
る。また、循環タンク3−2,3−3について回収酸を
投入して酸濃度制御を行なうことで、循環タンク3−1
の酸濃度制御を直接行なわなくても、その酸濃度を、結
果的にある目標範囲内に制御することができる。
〜3−3の目標濃度を、それぞれ3,6,9%としてい
る。また、循環タンク3−2,3−3について回収酸を
投入して酸濃度制御を行なうことで、循環タンク3−1
の酸濃度制御を直接行なわなくても、その酸濃度を、結
果的にある目標範囲内に制御することができる。
【0036】ところで、図4は、酸液の塩酸濃度ごと
に、塩化第1鉄含有量と酸洗時間との関係を示すもの
で、この図4に示すように、塩化第1鉄の飽和点近くに
酸洗時間の最小の点がある。本実施例では、塩化第1鉄
を含有する廃酸を循環タンク3−1〜3−3に投入して
酸濃度制御およびレベル制御を行なうので、酸液中の塩
化第1鉄含有量を適度に増加させることができる。つま
り、塩化第1鉄含有量を適当量とすることで、酸洗時間
を短縮して酸洗効率を向上させることができ、特に応答
性を大幅に改善できる。
に、塩化第1鉄含有量と酸洗時間との関係を示すもの
で、この図4に示すように、塩化第1鉄の飽和点近くに
酸洗時間の最小の点がある。本実施例では、塩化第1鉄
を含有する廃酸を循環タンク3−1〜3−3に投入して
酸濃度制御およびレベル制御を行なうので、酸液中の塩
化第1鉄含有量を適度に増加させることができる。つま
り、塩化第1鉄含有量を適当量とすることで、酸洗時間
を短縮して酸洗効率を向上させることができ、特に応答
性を大幅に改善できる。
【0037】なお、本実施例では、塩酸濃度制御で±1
%、レベル制御で±3%の制御性を得ることができる。
%、レベル制御で±3%の制御性を得ることができる。
【0038】また、上述した本実施例におけるレベル偏
差,濃度偏差の組合せ制御パターンを下表1にまとめて
示しておく。
差,濃度偏差の組合せ制御パターンを下表1にまとめて
示しておく。
【0039】
【表1】
【0040】ここで、制御パターンI,IIIがステップ
S4に対応し、制御パターンIIおよびIVがそれぞれステ
ップS6およびS7に対応している。
S4に対応し、制御パターンIIおよびIVがそれぞれステ
ップS6およびS7に対応している。
【0041】なお、上記実施例では、酸洗槽,循環タン
クが3個そなえられた場合について説明したが、本発明
はこれに限定されるものではない。
クが3個そなえられた場合について説明したが、本発明
はこれに限定されるものではない。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の噴流酸洗
設備における酸濃度制御方法および装置によれば、循環
タンクにおける酸濃度および酸液レベルの測定結果に基
づいて、前記循環タンクからの廃酸と回収酸もしくは新
酸との少なくとも一方を、上流側の2つ以上の前記循環
タンクへ投入して前記の各循環タンクの酸濃度および酸
液レベルを制御するように構成することにより、各循環
タンクの酸液レベルを考慮しながら、各循環タンク相互
間の酸濃度分布の勾配を適性なものとすることができ、
酸洗効率が大幅に向上するとともに、より安定的な操業
を実現できる効果がある。
設備における酸濃度制御方法および装置によれば、循環
タンクにおける酸濃度および酸液レベルの測定結果に基
づいて、前記循環タンクからの廃酸と回収酸もしくは新
酸との少なくとも一方を、上流側の2つ以上の前記循環
タンクへ投入して前記の各循環タンクの酸濃度および酸
液レベルを制御するように構成することにより、各循環
タンクの酸液レベルを考慮しながら、各循環タンク相互
間の酸濃度分布の勾配を適性なものとすることができ、
酸洗効率が大幅に向上するとともに、より安定的な操業
を実現できる効果がある。
【図1】本発明の一実施例としての噴流酸洗設備におけ
る酸濃度制御装置を示す概略構成図である。
る酸濃度制御装置を示す概略構成図である。
【図2】本実施例の動作を説明するためのフローチャー
トである。
トである。
【図3】濃度勾配特性を示すグラフである。
【図4】酸液の塩酸濃度ごとに塩化第1鉄含有量と酸洗
時間との関係を示すグラフである。
時間との関係を示すグラフである。
【符号の説明】 1 鋼帯(ストリップ) 2−1〜2−3 酸洗槽 3−1〜3−3 循環タンク 4−1〜4−3 ポンプ 5 熱交換器 6−1〜6−3 弁 7−1〜7−3 ポンプ 8 給酸ストレージタンク(給酸タンク) 9 ポンプ 10−2,10−3 弁 11 廃酸ストレージタンク(廃酸タン
ク) 12 ポンプ 13−1〜13−3 弁 14 コントローラ(制御手段) 15−1〜15−3 濃度計(濃度測定手段) 16−1〜16−3 レベル計(レベル測定手段)
ク) 12 ポンプ 13−1〜13−3 弁 14 コントローラ(制御手段) 15−1〜15−3 濃度計(濃度測定手段) 16−1〜16−3 レベル計(レベル測定手段)
Claims (2)
- 【請求項1】複数の酸洗槽と、各酸洗槽に酸液をそれぞ
れ供給する複数の循環タンクとをそなえ、各酸洗槽にて
走行する鋼帯表面へ各循環タンクからの酸液を噴流状態
で投射して前記鋼帯を酸洗するとともに、前記複数の循
環タンクが、必要に応じて酸液を隣接する循環タンクへ
順次流し送れるように相互に連結されてなる噴流酸洗設
備における酸濃度制御方法において、前記循環タンクに
おける酸濃度および酸液レベルの測定結果に基づいて、
前記循環タンクからの廃酸と回収酸もしくは新酸との少
なくとも一方を、上流側の2つ以上の前記循環タンクへ
投入して前記の各循環タンクの酸濃度および酸液レベル
を制御することを特徴とする噴流酸洗設備における酸濃
度制御方法。 - 【請求項2】複数の酸洗槽と、各酸洗槽に酸液をそれぞ
れ供給する複数の循環タンクとをそなえ、各酸洗槽にて
走行する鋼帯表面へ各循環タンクからの酸液を噴流状態
で投射して前記鋼帯を酸洗するとともに、前記複数の循
環タンクが、必要に応じて酸液を隣接する循環タンクへ
順次流し送れるように相互に連結されてなる噴流酸洗設
備における酸濃度制御装置において、前記循環タンクに
おける酸濃度を測定する濃度測定手段と、前記循環タン
クにおける酸液レベルを測定するレベル測定手段と、前
記循環タンクからの廃酸を貯える廃酸タンクと、回収酸
もしくは新酸を貯える給酸タンクと、前記の濃度測定手
段およびレベル測定手段の測定結果に基づいて、前記廃
酸タンクの廃酸と前記給酸タンクの回収酸もしくは新酸
との少なくとも一方を、上流側の2つ以上の前記循環タ
ンクへ投入して前記の各循環タンクの酸濃度および酸液
レベルを制御する制御手段とがそなえられたことを特徴
とする噴流酸洗設備における酸濃度制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8557591A JP2763967B2 (ja) | 1991-04-17 | 1991-04-17 | 噴流酸洗設備における酸濃度制御方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8557591A JP2763967B2 (ja) | 1991-04-17 | 1991-04-17 | 噴流酸洗設備における酸濃度制御方法および装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04318184A JPH04318184A (ja) | 1992-11-09 |
JP2763967B2 true JP2763967B2 (ja) | 1998-06-11 |
Family
ID=13862615
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8557591A Expired - Lifetime JP2763967B2 (ja) | 1991-04-17 | 1991-04-17 | 噴流酸洗設備における酸濃度制御方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2763967B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4635665B2 (ja) * | 2005-03-17 | 2011-02-23 | Jfeスチール株式会社 | 液濃度制御方法 |
-
1991
- 1991-04-17 JP JP8557591A patent/JP2763967B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04318184A (ja) | 1992-11-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980303 |