JP2763017B2 - 温水循環式暖房システムにおける注水方法 - Google Patents

温水循環式暖房システムにおける注水方法

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JP2763017B2
JP2763017B2 JP4104118A JP10411892A JP2763017B2 JP 2763017 B2 JP2763017 B2 JP 2763017B2 JP 4104118 A JP4104118 A JP 4104118A JP 10411892 A JP10411892 A JP 10411892A JP 2763017 B2 JP2763017 B2 JP 2763017B2
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water injection
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崇平 神垣
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Tokyo Gas Co Ltd
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  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
  • Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室外に設置した室外ユ
ニット(熱源機)と室内の放熱器間を温水循環系路で接
続した温水暖房システムにおける注水方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に従来の注水方法を示す。1は室外
ユニット、2は熱交換器、3はプレッシャータンク、4
はリザーブタンク、5は放熱器、6は熱交換器2から放
熱器5に至る温水往き管、7は放熱器5から一旦プレッ
シャータンク3内に入り、循環ポンプ8を経由して熱交
換器2に至る温水戻り管にして、注水を行う際には、電
動式の加圧用注水ポンプ9の注水ホース9aを温水戻り
管7の加圧注入口7aに接続し、加圧用注水ポンプ9に
よりプレッシャータンク3内に注水しながらこのタンク
3内の圧力を0.9kgf/cm2 以上にしてプレッシ
ャータンク3内の大気開放弁を開放することにより、配
管系内の空気を押し出しながら注水を行うものである。
図中9bはオーバーフローホースを示す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、次のような
欠点がある。
【0004】a.電動式の加圧用注水ポンプが必要で
ある。
【0005】b.加圧ポンプが循環水とともに空気を吸
入するため、配管中の空気がなかなか抜けない。
【0006】c.空気抜きの所要時間が30分以上に及
ぶことがある。
【0007】本発明の目的は、上記a〜cに記した欠点
を解消する注水方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る注水方法は
次のとおりである。
【0009】室外ユニット内に組み込まれたプレッシャ
ータンクの注水口を閉塞するキャップには空気抜き口が
設けてあり、この空気抜き口は、キャップを弛めると開
放し、締めると閉じる構造となっており、容器内の水を
ポンプアップする手動式注水ポンプの吐出口はこのキャ
ップを介して前期注水口に接続され、水張り時にはキャ
ップを緩めて前記注水口を大気開放し、前記プレッシャ
ータンクから溢れた水を受け入れるリザーブタンクのオ
ーバーフロー水は、前記手動式注水ポンプ側の容器内に
回収し、前記手動式注水ポンプを操作して容器内の水を
プレッシャータンク内に注水しながら、同時に循環ポン
プを駆動して温水循環系路内に水を循環させて系内に水
張りを行う温水循環式暖房システムにおける注水方法。
【0010】
【作用】温水暖房システムの施工が終了したなら、プレ
ッシャータンクの注水口を大気開放しながらこのプレッ
シャータンクに手動式注水ポンプの吐出側を接続して、
先ずプレッシャータンク内に一定量の注水を行い、次に
循環ポンプを駆動して配管系内に水を循環させながらプ
レッシャータンク内から大気中に系内の空気を抜く。
の注水時に注水が完了する前にプレッシャータンク内が
満水になることがあるが、この場合は先ずリザーブタン
ク内に水が入り、このリザーブタンク内が満水になると
オーバーフローしてオーバーフローホースを通って手動
式注水ポンプ側の容器内に戻る。系内の注水の完了は、
温水戻り管をエアーが通過しなくなることを確認して知
る。
【0011】
【実施例】図1において、1は室外ユニット、2は熱交
換器、3はプレッシャータンク、4はリザーブタンク、
5は放熱器、6は熱交換器2から放熱器5に至る温水往
き管、7は放熱器5から一旦プレッシャータンク3内に
入り、循環ポンプ8を経由して放熱器5に至る温水戻り
管である。
【0012】10は手動式注水ポンプにして、この手動
注水ポンプ10とプレッシャータンク3の注水口3a
間は注水ホース11により接続され、リザーブタンク4
のオーバーフローはオーバーフローホース12を経由し
て注水ポンプ10の容器13に戻る構成である。
【0013】図2にプレッシャータンク3の注入口3a
に取り付けられたキャップ14の一例を示す。このキャ
ップ14には注水ホース11の先端が接続され、弛める
ことにより空気抜き口15が開放し、注水ホース11を
外して、キャップ14を締めると、空気抜き口15が閉
じてプレッシャータンクとして機能する構造である。
【0014】施工が終了し、注入を行う場合には、先ず
プレッシャータンク3のキャップ4を弛めて空気抜き
口15を開放すると共に注水ホース11を接続して、先
手動式注水ポンプ10を用いてプレッシャータンク3
内に一定量の注水を行い、次に循環ポンプ8を駆動して
配管系に水を循環させながら系内の空気をプレッシャ
タンク3内を介して大気中に抜く。そして、系内の注水
の完了は、温水戻り管7をエアーが通過しなくなること
を確認して知る。注水完了前にプレッシャータンク3内
が満水になると、先ずリザーブタンク4内に入り、次に
リザーブタンク4内が満水になると、オーバーフローし
て、このオーバーフローはオーバーフローホース12を
経由して容器13に戻る。この注水時に、循環ポンプ8
がエアーかみをを起こしたときは、循環ポンプ8をO
N、OFFする。このON、OFFの操作は、手動スイ
ッチを利用してもよいし、室外ユニット1にコネクター
を利用して作動スイッチ回路を付加し、自動的(例えば
1分間ON、20秒間OFFを繰り返す)に行うように
してもよい。エアーかみの解消は、流れに乱れが無くな
ると判るので、この時点で注水作業を完了する。
【0015】
【本発明の効果】本発明による効果は次のとおりであ
る。
【0016】a.手動式注水ポンプ或いは乾電池式の灯
油ポンプを利用して簡単に注水作業ができる。
【0017】b.手動式注水ポンプは単に注水を行うだ
けのため、外部から空気が入らない。
【0018】c.プレッシャータンクを大気開放して注
水するため、空気はこのプレッシャータンクから大気中
に放出される。この結果、空気抜きが円滑に行われるの
で、空気抜きの所要時間は従来例に比較して大巾に短縮
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る注水方法の説明図。
【図2】プレッシャータンクのキャップの一例を示す説
明図。
【図3】従来の注水方法の説明図。
【符号の説明】
1 室外ユニット 2 熱交換器 3 プレッシャータンク 4 リザーブタンク 5 放熱器 6 温水往き管 7 温水戻り管 8 循環ポンプ 9 電動式加圧用注水ポンプ 10 手動式注水ポンプ 11 注水ホース 12 オーバーフローホース 13 容器 14 キャップ 15 空気抜き口

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室外ユニット内に組み込まれたプレッシ
    ャータンクの注水口を閉塞するキャップには空気抜き口
    が設けてあり、この空気抜き口は、キャップを弛めると
    開放し、締めると閉じる構造となっており、容器内の水
    をポンプアップする手動式注水ポンプの吐出口はこのキ
    ャップを介して前期注水口に接続され、水張り時にはキ
    ャップを緩めて前記注水口を大気開放し、前記プレッシ
    ャータンクから溢れた水を受け入れるリザーブタンクの
    オーバーフロー水は、前記手動式注水ポンプ側の容器内
    に回収し、前記手動式注水ポンプを操作して容器内の水
    をプレッシャータンク内に注水しながら、同時に循環ポ
    ンプを駆動して温水循環系路内に水を循環させて系内に
    水張りを行う温水循環式暖房システムにおける注水方
    法。
JP4104118A 1992-04-23 1992-04-23 温水循環式暖房システムにおける注水方法 Expired - Fee Related JP2763017B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04116321A (ja) * 1990-09-06 1992-04-16 Rinnai Corp 温水暖房装置
JPH0721201Y2 (ja) * 1991-07-12 1995-05-17 東京瓦斯株式会社 溶存空気の分離除去装置

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