JP2761169B2 - 非接触icカード - Google Patents

非接触icカード

Info

Publication number
JP2761169B2
JP2761169B2 JP15017593A JP15017593A JP2761169B2 JP 2761169 B2 JP2761169 B2 JP 2761169B2 JP 15017593 A JP15017593 A JP 15017593A JP 15017593 A JP15017593 A JP 15017593A JP 2761169 B2 JP2761169 B2 JP 2761169B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
contact
vehicle
toll
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP15017593A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0749931A (ja
Inventor
公之 山本
洋幸 松本
通夫 浜名
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP15017593A priority Critical patent/JP2761169B2/ja
Publication of JPH0749931A publication Critical patent/JPH0749931A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2761169B2 publication Critical patent/JP2761169B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、有料道路における料金
収受のために車両に設置される非接触ICカードに関
し、特に不正使用防止のための改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、有料道路の料金収受システムは、
ドライバ(運転者)が料金所の収受員に直接現金を渡す
方式か、あるいは、ドライバが料金所の自動機に現金を
投入することによって自動的に料金を収受する方式が採
用されている。このため、ドライバは、料金所で一旦停
止しなければならず、しかも現金を用意しておかなけれ
ばならない。
【0003】これに対して現在、近未来の料金収受シス
テムとして、非接触ICカードを利用した無線通信によ
るノンストップ・キャッシュレス・システムが、世界各
国で開発されている。
【0004】図3は、このような有料道路の料金収受シ
ステムの一例を示す説明図である。同図に示すように本
料金収受システムは、非接触ICカード1、地上局7、
端末コンピュータ8及びホストコンピュータ9を有して
いる。これらのうち非接触ICカード1は、アンテナ2
を備え、車両3の例えばフロントガラス4の内側面に設
置されている。地上局7は、料金所5の近傍に配置さ
れ、料金所5内の端末コンピュータ8に接続されてい
る。更にこの端末コンピュータ8は、ホストコンピュー
タ9に接続されている。また地上局7のアンテナ76
は、車両3が料金所5の前を通過する際、この車両3の
斜め上方に占位するよう設置されている。
【0005】かかる料金収受システムによれば、車両3
が料金所5の前を通過する際、各アンテナ2,6を介し
て地上局7と非接触ICカード1との間で、ID番号や
通行料金等の情報が自動的にマイクロ波等で無線通信さ
れる。これらの情報は、地上局7で認識された後、端末
コンピュータ8に伝送されて、そこのメモリに蓄えら
れ、更に端末コンピュータ8からホストコンピュータ9
に伝送される。その結果車両3が登録している銀行口座
等から自動的に通行料金が精算される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】有料道路の通行料金は
多くの場合、小型車、普通車、大型車、バスというよう
な車種によって異なる。そこで料金所5を通過する車両
3の車種を判別する必要があるが、非接触ICカード1
にそれを設置する車両3の車種情報を予め記憶させてお
き、非接触ICカード1から地上局7に車種情報を無線
通信で伝達すれば、地上に格別の車種判別装置を設置す
る必要がなく、極めて都合が良い。しかし、例えば小型
車についての車種情報を記憶した非接触ICカードを小
型車から故意に取り外して大型車に設置替えした場合
は、安価な通行料金を払えば良いことになり、これは不
正使用である。
【0007】本発明は、このような不正使用を防止する
ことができる非接触ICカードを提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の非接触ICカードは、車両に設置され、無線通信に
よって地上局との間で情報の授受を行う非接触ICカー
ドにおいて、この非接触ICカードが車両から取り外さ
れたことを検知する手段と、車両からの取り外しが検知
された場合は非接触ICカードを正常な動作からそれ以
外の異常な動作に切り替える手段とを具備することを特
徴とする。
【0009】
【作用】非接触ICカードを一旦設置した車両から取り
外すと、正常には動作しなくなる。これにより非接触I
Cカードが使えなくなり、不正使用を防止できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明の一実施例に係る非接触ICカー
ドの斜視図、図2は取り外し検知装置を示す図である。
図1に示す非接触ICカード10はどちらかというと箱
形のものであるが、このようにシート状でないものも本
発明の非接触ICカードに含まれている。
【0011】図1において、非接触ICカード10は本
体11と、アンテナパネル12と、操作及び表示用パネ
ル13とを有している。本体11内には、無線通信の送
受信回路と、CPUを中心に構成した記憶,演算,制御
等のデータ処理回路とが収容されている。また、アンテ
ナパネル12にはアンテナ17が設置され、本体11の
表面には、アンテナパネル12及び操作・表示パネル1
3を開閉するためのパネル開閉スイッチ16が設けられ
ており、操作・表示パネル13の表面には、運転者がデ
ータ入力等を行うための操作部15と運転者に情報を表
示するための表示部14とが設けられている。なお、ア
ンテナパネル12及び操作・表示パネル13は本体11
上面の凹部11aに格納でき、電動式に開閉及び角度調
整ができるが、その機構については図示及び説明を省略
する。
【0012】この非接触ICカード10は例えば車両の
ダッシュボード上に固定される。そこで、図2に示すよ
うに、非接触ICカード10の本体11の底部19即
ち、ダッシュボード18への取付面19には、ピン2
1、ばね22及びスイッチ23からなる取り外し検知装
置20を設けてある。
【0013】ピン21は底部19に明けた穴19aを出
入できるように配置され、その上端21aはばね22の
上端22aに固着されている。ばね22の下端22bは
底部19に固定されている。従って、非接触ICカード
10をダッシュボード18に固定した状態では図2
(a)に示すようにピン21がばね22の力に抗して上
方に持ち上げられるが、非接触ICカード10をダッシ
ュボード18から取り外すと、図2(b)に示すように
ばね22の力によりピン21が穴19aから飛び出し、
下方に下がる。スイッチ23は、図2(a)の状態でピ
ン21の上端21aにより可動片23aが押し上げられ
てオンとなり、図2(b)の状態ではピン21が離れて
オフになるように、ピン21の上方に配置されている。
このように配置されたスイッチ23が、非接触ICカー
ド10のCPU24に電気的に接続されている。
【0014】CPU24は、非接触ICカード10の取
り付け後スイッチ23がオンの場合は非接触ICカード
10を正常に動作させ、スイッチ23が一度でもオフに
なると正常には動作させなくするように予めプログラム
されている。具体的には、CPU24のクロック停止な
どCPU24自体の動作停止、あるいは電源オフ、送受
信機能の停止、不正使用を表わすデータの送信、意味不
明のデータのみの通信等があげられる。なお、スイッチ
23が一度オフになった後に非接触ICカード10を正
常動作に復旧させるには、有料道路の管理者など非接触
ICカード10の発行者が専用の機器を用いれば復旧で
きるようにしてある。
【0015】上記構成の実施例によれば、非接触ICカ
ード10を所定の車両に正規に取り付けた状態では、図
2(a)の如くピン21がダッシュボード18により持
ち上げられてスイッチ23がオンとなっており、これが
オンの限り、非接触ICカード10が使用可能である。
しかし、非接触ICカード10を車両から取り外すと、
図2(b)の如くピン21が下がってスイッチ23が一
旦オフになるため、元の車両あるいは他の車両に非接触
ICカード10を取り付けてスイッチ23をオンにして
も、非接触ICカード10は正常に動作せず、以後の使
用が不可能になる。従って、非接触ICカード10の不
正使用を防止することができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の非接触I
Cカードは一旦車両に設置した後に取り外すと正常に動
作しなくなるので、利用者が悪意で非接触ICカードを
車両から取り外して不正に使用することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る非接触ICカードの外
観図。
【図2】取り外し検知装置の構成例を示す図。
【図3】有料道路の料金収受システムの一例を示す図。
【符号の説明】
10 非接触ICカード 11 本体 18 ダッシュボード 19 底部 20 取り外し検知装置 21 ピン 22 ばね 23 スイッチ 24 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−46233(JP,A) 特開 平4−62693(JP,A) 特開 平5−197856(JP,A) 特開 平4−111088(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06K 19/00 - 19/18 G06F 17/60 G07B 15/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に設置され、無線通信によって地上
    局との間で情報の授受を行う非接触ICカードにおい
    て、この非接触ICカードが車両から取り外されたこと
    を検知する手段と、車両からの取り外しが検知された場
    合は非接触ICカードを正常な動作からそれ以外の異常
    な動作に切り替える手段とを具備することを特徴とする
    非接触ICカード。
JP15017593A 1993-06-22 1993-06-22 非接触icカード Expired - Fee Related JP2761169B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15017593A JP2761169B2 (ja) 1993-06-22 1993-06-22 非接触icカード

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15017593A JP2761169B2 (ja) 1993-06-22 1993-06-22 非接触icカード

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0749931A JPH0749931A (ja) 1995-02-21
JP2761169B2 true JP2761169B2 (ja) 1998-06-04

Family

ID=15491146

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15017593A Expired - Fee Related JP2761169B2 (ja) 1993-06-22 1993-06-22 非接触icカード

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2761169B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004280434A (ja) 2003-03-14 2004-10-07 Seiko Epson Corp 非接触データ通信システム、非接触識別タグ、及び、非接触識別タグ制御プログラム
JP4517797B2 (ja) * 2004-09-22 2010-08-04 株式会社デンソー 無線モジュールおよび無線モジュールの取り付け構造
JP2007066008A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Seiko Instruments Inc 電子装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0749931A (ja) 1995-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6339384B1 (en) Toll booth credit device
US5955970A (en) On-board electronic device for use in electronic toll collection system
US6489883B1 (en) Non-contact data carrier system
US8183986B2 (en) Toll transponder with deactivation means
US20040046019A1 (en) Card processing system and card processing method in toll road
JP2761169B2 (ja) 非接触icカード
JP2001052217A (ja) 料金収受システム、料金収受方法および車載器
CN102867346A (zh) 可被设置为正常状态和安全状态的移动身份发射机
CN110659714A (zh) 一种可不停车收费的前装电子标签装置
WO1995011496A1 (en) A system of paying for the parking in a restricted area by a parking-fee device
JP4395453B2 (ja) Icチップ有無の高速検出装置及び方法
CN210573897U (zh) 一种可不停车收费的前装电子标签装置
JP3339360B2 (ja) セキュリティ機能を有する電子装置
SE510081C2 (sv) Sändar- och mottagarutrustning företrädesvis för placering i fordon
JP4493837B2 (ja) 自動料金収受方法及び自動料金収受車載器
JP2004265206A (ja) 通行料金収受用非接触icカードリーダ/ライタ
JP2002074433A (ja) 車載器
JP2955050B2 (ja) 料金収受システム
JPH0670804B2 (ja) 有料道路の料金収受用端末機
KR20210139094A (ko) Etc기능을 갖는 룸미러 탈거 감시장치
KR100213975B1 (ko) 요금 자동징수를 위한 알에프 게이트 시스템
JPH11355176A (ja) 移動体通信装置
JP2002024887A (ja) 入退場処理システム、車載器、入退場処理方法、車載器の脱着検知方法
JP2001229347A (ja) リーダライタ
JP2003141588A (ja) 自動料金収受システム、自動料金収受方法、車載器および自動料金収受プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980217

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees