JP2760563B2 - 固定テープ抜き取り用治具 - Google Patents

固定テープ抜き取り用治具

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JP2760563B2
JP2760563B2 JP1096721A JP9672189A JP2760563B2 JP 2760563 B2 JP2760563 B2 JP 2760563B2 JP 1096721 A JP1096721 A JP 1096721A JP 9672189 A JP9672189 A JP 9672189A JP 2760563 B2 JP2760563 B2 JP 2760563B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、多数のチップ部品が保持された保持帯から
剥離された固定テープが巻回されるリール・ソケット板
と、該リール・ソケットと嵌合するリール・ドライブと
から成る巻き取りリールの嵌合解除後の前記リール・ソ
ケット板より前記固定テープを抜き取る固定テープ抜き
取り用治具に関する。
(ロ)従来の技術 一般に、剥離装置により剥離された固定テープは巻き
取りリールに巻回される。
そして、巻回終了後の前記固定テープを巻き取りのリ
ールのリール・ソケット板より巻き戻すことにより抜き
取っていた。
然し、巻き取りリールに固定テープがきつく巻かれて
いる場合には抜き取るのに手間がかかった。特に固定テ
ープが粘着テープであった場合に顕著で、いちいち剥ぎ
取らなければならないこともあった。
(ハ)発明が解決しようとする課題 従って、固定テープの抜き取り作業を簡便にすること
である。
(ニ)課題を解決するための手段 そこで本発明は、多数のチップ部品が保持された保持
帯から剥離された固定テープが巻回されるリール・ソケ
ット板と、該リール・ソケット板と嵌合するリール・ド
ライブとから成る巻き取りリールの嵌合解除後の前記リ
ール・ソケット板より前記固定テープを抜き取る際、前
記リール・ソケット板の固定テープが巻回される範囲内
の任意の位置に穿設された適数量の孔に挿入される複数
のピンと、該ピンが取り付けられるピン取付板とから成
る固定テープ抜き取り用治具を設けたものである。
(ホ)作 用 以上の構成から、リール・ドライブとの嵌合を解除し
た後の固定テープが巻回されたリール・ソケット板の孔
に固定テープ抜き取り用治具のピンが挿入され、リール
・ソケット板より固定テープが抜き取られる。
(ヘ)実施例 以下、本発明の一実施例について図面に基づき詳述す
る。
図中(1)はテープ送出手段で、このテープ送出手段
(1)は、第1及び第2のテープ送りスプロケット対
(2)(3)から成り、これら第1及び第2のテープ送
りスプロケット対(2)(3)により、後述する保持帯
としての部品供給テープ(100)を所定の部品取り出し
位置(A)まで間欠的に繰り出し送出し得るようになっ
ている。
前記部品供給テープ(100)は、第2図及び第3図に
示すように、幅方向の左右両側部に前記第1及び第2の
テープ送りスプロケット対(2)(3)の各々の送りピ
ン(2a)(3a)が噛み合う送り孔(101)を有し、且
つ、その長手方向に所定の間隔を存して透孔(102)が
穿設され、これら透孔(102)上にそれぞれ対応させて
チップ部品(W)が載置されていると共に、これら各々
のチップ部品(W)を裏面側から固定テープとしての粘
着テープ(103)で粘着保持するようになっているもの
である。
尚、ここでは固定テープとして粘着テープ(103)を
使用しているが、例えばエンボステープの被覆テープの
ように収納凹部に収納されたチップ部品が外部に飛び出
さないようにするテープであっても構わない。
そして、前記テープ送出手段(1)の下方、即ち第1
及び第2のテープ送りスプロケット(2)(3)間に
は、粘着テープ剥離手段(4)が設置されていて、この
粘着テープ剥離手段(4)は、前記部品供給テープ(10
0)の裏面に粘着された粘着テープ(103)に沿って位置
する帯状の剥離支点板(5)からなり、この剥離支点板
(5)の先端部(5a)を、テープ送出方向(X)に対し
て斜めにカットして、前記部品取り出し位置(A)の近
傍に位置させてなるとともに、その先端部(5a)に前記
粘着テープ(103)を引掛けながらテープ送出方向
(X)と逆行する斜め後方に引き出すことにより前記部
品供給テープ(100)から剥離して、部品供給テープ(1
00)の片側方向に引き出し案内し、更に、第1図におい
て手前部分が右位置となるように傾けたガイドローラ
(6)を介して前記部品供給テープ(100)の方向を規
制しながら上方に導いて、同じく剥離手段(4)を構成
する巻き取りリール(7)に巻き取り得るようになって
いるものである。この部品供給テープ(100)の上方に
位置する巻き取りリール(7)は、剥離された粘着テー
プ(103)を図示しないモータによる独立した外部駆動
系からのスリップ軸(8)及び摩擦ローラ(9)を介し
て回転駆動させるようになっているもので、これによっ
て、紙あるいはプラスチックからなる角穴内にチップ部
品を収納し封入してなる他の部品供給テープ(前記エン
ボステープ等)を使用する場合に、この巻き取りリール
駆動用のスリップ軸(8)を、粘着テープの剥離と同一
仕様で共用可能になっている。
以下、第4図及び第5図を基に巻き取りリール(7)
の構成について説明する。
(10)はリール・ソケット板で、粘着テープ(103)
が巻回されるリール・ソケット(11)がビス(12)(1
3)(14)止めされている。尚、前記リール・ソケット
(11)の外周面には粘着テープ(103)との接触面積を
減らすため、リール・ソケット(11)の高さの略半分の
高さ位置まで筋目ローレット(15)が切られており、そ
の他の部分はテーパ(16)となっているため巻回が終了
した粘着テープ(103)をリール・ソケット(11)から
抜き取る際、ローレット(15)による粘着テープ(10
3)との隙間(図示せず)にて粘着テープ(103)が抜き
取り易くなっている。
勿論、リール・ソケット(11)全面をローレット加工
とすることも可能であり、また接触面積を減らすもので
あればリール・ソケット(11)の外周面はどのようにし
ても良く、例えば穴を多数設けるようにしても良い。
(17)は前記リール・ソケット板(10)に相対するリ
ール・ドライブで、該リール・ドライブ(17)の嵌合部
材設置台(17A)に設けられた嵌合部材としてのスクリ
ュー(18)(19)が、前記リール・ソケット板(10)に
開設された被嵌合部材としてのスクリュー取付用鍵孔
(20)(21)に夫々嵌合されることにより前記リール・
ソケット板(10)に固定される。尚、この嵌合時にリー
ル・ソケット板(10)とリール・ドライブ(17)間にガ
タツキが発生しないようにリール・ドライブ(17)に設
けられたボール・プランジャー(22)(23)でリール・
ソケット板(10)を離反する方向に付勢している。即
ち、ボール・プランジャー(22)(23)のボール(24)
(25)がリール・ソケット板(10)に設けられたボール
押当用孔(26)(27)にボール(24)(25)の一部が嵌
まることにより停止される。そして、リール・ソケット
板(10)とリール・ドライブ(17)との間でスプリング
(28)(他方図示せず)がリール・ソケット板(10)と
リール・ドライブ(17)とを離反する方向に付勢してい
るためガタツキがない。当然のことながら、この時リー
ル・ソケット板(10)はスクリュー(18)(19)の先端
に設けられた抜止部(29)(30)にて前記付勢力が規制
されている。
(31)は前記リール・ソケット板(10)に放射状に設
けられたスリットで、該スリット(31)を利用してリー
ル・ソケット板(10)に粘着テープ(103)を固定す
る。即ち、予め剥離された粘着テープ(103)の端部を
リール・ソケット板(10)とリール・ドライブ(17)と
の間からスリット(31)を介して外方に出し、スリット
(31)先端で矢印方向に引くことにより、リール・ソケ
ット板(10)とリール・ソケット(11)との取り付け面
の間(粘着テープ押え部(P))に入り込ませて弾性的
に挾持させる。当然のことながら、粘着テープ(103)
が入るために、リール・ソケット(11)のリール・ソケ
ット板(10)取り付け方向の外周部には面取り(11A)
が施されている。
以上のように巻き取りリール(7)は構成され、テー
プ送出手段(1)のベース(1A)に螺子(32)止めされ
たリール・スタッド(32A)がリール・ドライブ(17)
のベアリング(33)に挿入され、ウェーブワッシャー
(34)を介して緩み止め用のUナット(35)止めされ
る。
以下、巻回後の粘着テープ(103)の抜き取りを容易
にする他の実施例について説明する。
先ず、第6図はリール・ソケットを斜筋目ローレット
(15A)切りしたリール・ソケット板(10A)の例であ
る。
また、第7図に示すようにリール・ドライブにピン
(36)を立設させたリール・ドライブ(17A)と嵌合さ
せて粘着テープ(103)を巻回した時(第8図及び第9
図参照)に、リール・ソケット(11)と粘着テープ(10
3)との間に隙間(G)ができるから、リール・ソケッ
ト板(10)とリール・ドライブ(17)の嵌合を解除する
際(第10図参照)、ピン(36)を前記隙間(G)から抜
いた後はリール・ソケット(11)から粘着テープ(10
3)が抜き取り易くなる。当然のことながら、前記ピン
(36)は複数本設けても良い。
また、前記ピン(36)に第11図に示すようにローラ
(37)を嵌め込み、Cリング(38)止めしておくことに
より、嵌合を解除する際にローラ(37)の回転により粘
着テープ(103)が更にほぐれ易くなる。
尚、ピン(36)を立設するだけで前述の実施例のロー
レット(15)(15A)を切削しておかなくとも略同様な
る効果が得られる。
以上述べてきたように、リール・ドライブ(17)から
リール・ソケット板(10)を外した後、巻き取りリール
(7)に抜き取り易く巻回された粘着テープ(103)を
作業者は手でリール・ソケット(11)から抜き取っても
よく、またマイナスドライバー等を用いて抜き取っても
良い。
更に、第12図及び第13図に示すような粘着テープ抜き
取り用治具(39)を用いても良い。即ち、リール・ソケ
ット板のリール・ソケット(11)嵌合位置より外側の粘
着テープ(103)が巻回される範囲内の任意の位置、例
えばリール・ソケット(11)寄りの位置に治具(39)の
ピン(40)が挿入されるピン挿入用孔(41)が複数個設
けられたリール・ソケット板(10B)の該ピン挿入用孔
(41)に該ピン(40)を挿入してピン取付板(39A)を
押すことにより粘着テープ(103)を押して行き、リー
ル・ソケット(11)から粘着テープ(103)を抜き取
る。この場合、リール・ソケット(11)の外周面に溝
(11B)を形成することにより、粘着テープ(103)の内
径部をピン(40)が押圧することができる。
また、第14図に示すようにリール・ソケット(11)の
外周面に合成樹脂、紙等で作られた切れ目(42A)を有
するリング(42)を嵌め込んで、該リング(42)に粘着
テープ(103)を巻回し、別に用意したリング(42)と
交換する。そして、外したリング(42)はそのまま廃棄
しても良いし、粘着テープ(103)をその中心方向に潰
すようにして、切れ目(42A)のためにリング(42)の
径を小さくするようにして粘着テープ(103)を抜き取
って再利用することも可能である。勿論、切れ目を有し
ないリングを用いても構わない。
また、図中(43)は前記粘着テープ剥離手段(4)に
より粘着状態が開放された前記部品供給テープ(100)
上のチップ部品(W)を所定の部品取出し位置(A)で
取出す部品取出し手段で、この部品取出し手段(43)
は、真空チャック(44)による下降動作により前記部品
供給テープ(100)上のチップ部品(W)を吸着保持し
て垂直方向に上昇させて取出すようになっているととも
に、図示しない自動装着装置に供給し、プリント基板上
に載置して組付けが行なわれるようになっているもので
ある。
尚、前記の実施例においては、前記剥離支点板(5)
は、その先端部(5a)を斜めにカットして、剥離後の粘
着テープ(103)の特定方向の引出しを容易にしたが、
必ずしも剥離支点板(5)の先端部(5a)を斜めにカッ
トする必要はなく、また、剥離支点板(5)の他に、ロ
ーラを用いることも可能である。
その他、本発明は、本発明の要旨を変えない範囲で種
々変更実施可能なことは勿論である。
(ト)発明の効果 以上の構成により、固定テープ抜き取り用治具を使用
することにより嵌合解除後のリール・ソケット板に巻回
された固定テープが容易に抜き取れるようになった。
【図面の簡単な説明】 第1図はテープ送出手段を概略的に示す要部斜視図、第
2図及び第3図は部品供給テープの平面図及び側面図、
第4図及び第5図は本発明の一実施例の巻き取りリール
の正面図及びA−A′断面図、第6図乃至第14図は他の
実施例を示す図である。 (1)……テープ送出手段、(7)……巻き取りリー
ル、(10)……リール・ソケット板、(11)……リール
・ソケット、(15)……ローレット、(17)……リール
・ドライブ、(36)……ピン、(37)……ローラ、(3
9)……粘着テープ抜き取り用治具、(40)……ピン、
(41)……ピン挿入用孔、(42)……リング、(100)
……部品供給テープ、(103)……粘着テープ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数のチップ部品が保持された保持帯から
    剥離された固定テープが巻回されるリール・ソケット板
    と、該リール・ソケット板と嵌合するリール・ドライブ
    とから成る巻き取りリールの嵌合解除後の前記リール・
    ソケット板より前記固定テープを抜き取る固定テープ抜
    き取り用治具であって、前記リール・ソケット板の固定
    テープが巻回される範囲内の任意の位置に穿設された適
    数量の孔に挿入される複数のピンと、該ピンが取り付け
    られるピン取付板とから成る固定テープ抜き取り用治
    具。
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