JP2759393B2 - イチゴスナックの製造方法 - Google Patents

イチゴスナックの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生のイチゴに糖液を含
浸させた後、膨化、減圧乾燥した、スナック食品として
好ましいクリスピーな食感(サクッサクッとした歯ごた
えのある食感)を有するイチゴスナックの製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】スナック食品を製造するための種々の技
術がこれまでに多数提案されている。例えば、スナック
食品の製造方法における重要技術の1つである乾燥技術
についても多種多様の提案がなされており、その代表例
として、熱風乾燥法、マイクロ波乾燥法、凍結乾燥法、
油揚げ法、減圧乾燥法等が提案されている。更に過熱蒸
気の流れに被乾燥物を短時間曝し、加熱したものを急激
に大気中に放出して膨化した製品を得る膨化乾燥法等も
提案されている。しかしながら、このような従来の乾燥
法によって得られたスナック食品は、乾燥時における熱
によって加熱臭が発生したり、あるいは食品の風味が揮
散、変質したりするという欠点があった。
【0003】このような欠点を解消するために、野菜及
び果実を主体としたドウ成形物あるいはこれらの成形物
を加工調理した固形物等の食品を、該食品が膨化するの
に充分な速度で且つ該食品中の水分が氷結する程度の急
速減圧状態下におき、該食品中の水分が氷結した後加熱
乾燥し、次いで常圧に戻すことを特徴とするスナック食
品の乾燥法を本件特許出願人は提案した(特開昭59−
159739号)。ところが、上記スナック食品の乾燥
法によって、カットしない丸ごとの生のイチゴを処理し
た場合、得られたスナック食品は、著しく乾燥やせする
と共にその食感もサクッサクッとした歯ごたえに欠ける
ものとなるとの問題があった。そこで、膨化処理に先立
ち予めイチゴに糖液への浸漬処理を行ったが、上記した
問題点を充分に解決し得るものではなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、スナック食
品として好ましいクリスピーな食感(サクッサクッとし
た充分な歯ごたえを呈する)を有すると共に、乾燥やせ
を有効に防止することができるイチゴスナックの製造方
法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、イチゴに糖液
に浸漬する前に予めクチクラ層、つまり角皮を除去して
おくと上記問題を有効に解決できるとの知見に基づいて
なされたのである。すなわち、本発明は、イチゴの表面
に存在するクチクラ層を除去した後、糖液に浸漬し、次
いで糖液を含浸したイチゴを膨化、減圧乾燥することを
特徴とするイチゴスナックの製造方法を提供する。本発
明の対象となる果実は、イチゴである。品種は特に制限
されず、例えば、女峰、麗紅、とよのか、セルバ、バフ
ァロ等が例示できる。本発明においては、イチゴをカッ
トすることなく丸ごと使用する。がく部分は除去しても
良いし、或るいは除去しなくとも良く、特に制限されな
い。本発明では、先ず、イチゴの表面に存在するクチク
ラ層を除去する。具体的な方法としては、例えばイチゴ
を濃度1〜2%、温度70〜80°Cの水酸化ナトリウ
ム溶液に1〜1.5分間の条件で浸漬処理する方法、或
るいは、イチゴを温度15〜20°Cのアルコールに1
〜2分間の条件で浸漬処理する方法等がある。尚、水酸
化ナトリウム溶液又はアルコール溶液に浸漬した後、必
要により水洗いを行う。この水洗いは、例えば静水又は
流水中にイチゴを1〜10分浸漬することにより行うの
がよい。又、上記アルコールの種類は限定されないが、
エタノールを用いるのが好ましい。上記クチクラ層除去
時の温度が70°C未満ではクチクラ層除去に長時間を
要し、一方80°Cを越えると、得られるイチゴスナッ
クの風味が低下する傾向がある。
【0006】次に、クチクラ層を除去したイチゴを糖液
に浸漬処理する。糖液としては、(1)水に糖を添加し
たもの、(2)イチゴ果汁、(3)水にイチゴ果汁と糖
とを添加したもの、(4)イチゴ果汁に糖を添加したも
の等が使用できるが、得られるイチゴスナックのイチゴ
の風味を向上させることができる点で、(2)〜(4)
のイチゴ果汁を含有するものを利用するのが好ましく、
更に、得られるイチゴスナックのクリスピーさを向上さ
せることができる点で、(3)又は(4)のイチゴ果汁
に加えて糖を添加するものを採用することが好ましい。
イチゴ果汁の使用割合は、糖液全体の30重量%(以
下、%と省略する)以上、好ましくは50%以上である
ことが望ましい。ここで、イチゴ果汁としては、生のイ
チゴの搾り汁やその濃縮物等があげられる。また、上記
糖液の糖濃度としては、10〜60%、好ましくは30
〜40%であることが望ましい。糖液が糖を添加するも
のである場合、添加する糖の種類は特に制限されない
が、デキストリン、サイクロデキストリンのいずれかを
単独使用若しくは両者を併用すると、得られるイチゴス
ナックのクリスピーさを向上させることができるのでこ
れらの使用が望ましい。
【0007】また、上記糖液に染色剤を含有せしめるこ
とにより、得られるイチゴスナックの色調を原料となる
イチゴと同等なものとすることができる。具体的には、
糖液に、(A)ラック色素0.15〜1.2%、好まし
くは0.3〜0.6%、ミョウバン0.2〜2.0%、
好ましくは0.5〜1.0%、L−アスコルビン酸及び
/又はその塩0.6〜5.0%、好ましくは1.2〜
2.5%、リン酸塩0.5〜5.0%、好ましくは1.
0〜2.5%を含有させる方法、(B)コチニール色素
及びラック色素0.15〜1.2%、好ましくは0.3
〜0.6%、ミョウバン0.2〜2.0%、好ましくは
0.5〜1.0%、L−アスコルビン酸及び/又はその
塩0.6〜5.0%、好ましくは1.2〜2.5%、リ
ン酸塩0.5〜5.0%、好ましくは1.0〜2.5%
を含有させる方法、(C)ラック色素0.15〜1.2
%、好ましくは0.3〜0.6%、ミョウバン0.2〜
2.0%、好ましくは0.5〜1.0%、L−アスコル
ビン酸及び/又はその塩0.6〜5.0%、好ましくは
1.2〜2.5%、リン酸塩0.5〜5.0%、好まし
くは1.0〜2.5%、クチナシ黄色素及び/又はベニ
バナ黄色素0.4〜0.5%を含有させる方法、(D)
コチニール色素及びラック色素0.15〜1.2%、好
ましくは0.3〜0.6%、ミョウバン0.2〜2.0
%、好ましくは0.5〜1.0%、L−アスコルビン酸
及び/又はその塩0.6〜5.0%好ましくは1.2〜
2.5%、リン酸塩0.5〜5.0%、好ましくは1.
0〜2.5%、クチナシ黄色素及び/又はベニバナ黄色
素0.4〜0.5%を含有させる方法等がある。女峰、
麗紅等の真っ赤な色調を呈するイチゴを使用する場合に
は、(A)(B)の方法が好ましく、とよのか等のオレ
ンジがかった色調を呈するイチゴを使用する場合には、
(C)(D)の方法が好ましい。
【0008】次に、イチゴを浸漬槽から引上げて付着し
ている糖液を除いた後、又は除くことなく、イチゴに予
備乾燥処理を施すのが好ましい。これにより、次工程で
イチゴを膨化することにより、イチゴ中の糖分がイチゴ
表面に浮き出すことを有効に防止することができる。具
体的な乾燥方法としては、通風乾燥法、減圧乾燥法等が
あげられ、予備乾燥処理直前のイチゴの全重量に対して
5〜40%、好ましくは30〜40%の水分を飛ばすよ
うに乾燥するのが望ましい。
【0009】次いで、イチゴに減圧膨化処理する。つま
り、被処理物を減圧下におくと水の沸点が低下し、それ
によって該被処理物中の水分、殊に自由水分の蒸散現象
が起こる。蒸散現象が短時間に且つ急速に起こることに
よって被処理物は膨化する。従って、本発明において
は、イチゴ中の水分を短時間で急速に蒸散させるに充分
な速度で減圧処理するのが好ましい。水分蒸散による膨
化現象は食品の種類によって異なるが、本発明において
膨化処理は、約1分以内に常圧から所定の減圧度に減圧
することによって実施することが好ましい。該減圧度
は、150〜700パスカルであることが好ましい。1
50パスカル未満である場合には、得られるイチゴスナ
ックがクリスピーさに欠けるものとなる傾向にあり、一
方700パスカルを越える場合には、得られるイチゴが
乾燥やせした硬い食感のものになる傾向にある。
【0010】イチゴを減圧膨化処理した後、更に減圧度
を下げた状態で加熱乾燥処理する。この加熱乾燥時に更
に減圧度を下げるのは適切な内部凍結を維持したままで
乾燥やせすることが無いようにするためである。加熱乾
燥処理の際の減圧度は約10〜100パスカルであるこ
とが好ましい。尚、上記膨化処理と加熱乾燥処理とは連
続して行うことができる。加熱乾燥処理の際の品温は、
約10〜40°Cが適当である。最終製品の水分が3%
以下、好ましくは0.5〜2%になるまで、一般に6〜
24時間乾燥するのがよい。上記品温が10°Cを下回
る場合には、乾燥時間が長くなる傾向にあり、一方、乾
燥温度が40°Cを越える場合には、イチゴの風味を損
なうと共に乾燥やせした非常に硬い食感のイチゴスナッ
クになる傾向にある。加熱手段は特に制限されないが、
赤外線等の輻射加熱が好ましい。加熱乾燥処理終了後常
圧に戻し、得られたイチゴスナックを包装工程等の次工
程へ送る。
【0011】次に、本発明を実施するに当たって使用し
得る装置の例を、図1に基づいて説明する。図中、1は
乾燥室を示し、乾燥室1の内部には処理物を置くための
棚2が設けられている。棚2の上方および下方にはヒー
ター3、4が設置されている。乾燥室1の側壁にはパイ
プ5を介してコールドトラップ6が接続されており、該
コールドトラップ6はパイプ7を介して真空ポンプ8と
接続されている。一方、前記パイプ5、7にはバルブ
9、10が設けられており、該パイプ5の前後にはパイ
プ11、12を介してリザーバータンク13が接続され
ている。そして、該パイプ11、12にはそれぞれバル
ブ14、15が設けられている。乾燥処理後、乾燥室1
を常圧に戻すための空気供給パイプ16は、該乾燥室1
の上面に設置されており、該空気供給パイプ16にはニ
ードルバルブ17が設けられている。
【0012】上記装置を用いて膨化処理は、例えば次の
ように実施する。先ず、丸ごとの糖液を含浸したイチゴ
を乾燥室1内の棚2上に、好ましくは先端部が上を向く
ように置いた後、蓋を閉じる。次にコールドトラップ6
を動かしバルブ9、14を閉じ、バルブ10、15を開
き、真空ポンプ8を作動させてリザーバータンク13を
5〜40パスカルにする。以上の状態でバルブ14を開
き、その後バルブ9を開くと共にバルブ14、15を閉
じ、乾燥室1内を短時間(1分以内)で150〜700
パスカルにまで減圧にする。引き続き真空ポンプ8を作
動させ、乾燥室1内の減圧度が10〜100パスカルに
なるまで減圧する。次いで、赤外線ヒーター3、4のス
イッチを入れて所定の温度で所定の時間乾燥する。その
後、バルブ9、10を閉じて真空ポンプ8を停止してバ
ルブ16を徐々に開いて乾燥室1内を常圧に戻す。蓋を
開放し、乾燥したイチゴスナックを得る。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、スナック食品として好
ましいクリスピーな食感(サクッサクッとした歯ごたえ
のある食感)を有すると共に、乾燥やせを有効に防止し
たイチゴスナックを得ることができる。次に実施例によ
り本発明を説明する。
【0014】
【実施例】
実施例1 がくを除去した丸ごとのイチゴ(品種:セルバ)を、7
0°Cの水酸化ナトリウム溶液(濃度1%)に1分30
秒間浸漬処理し、クチクラ層を除去した。次いで、イチ
ゴを、20°Cの糖液(水にデキストリンを30%の濃
度になるように添加したもの)に12時間浸漬処理し
た。次いで、得られたイチゴを図1の乾燥室内に入れ、
膨化処理(乾燥室内を短時間(1分以内)で300パス
カルになるように減圧)を施した。続いて、更に減圧し
減圧度23パスカル、品温25°Cで8時間加熱乾燥し
て、イチゴスナックを得た。得られたイチゴスナックは
かさ比重(質量/体積)が0.45であり、外観は糖分
が浮き出た白色を呈しており、イチゴの風味がやや弱い
ものの、乾燥やせがほとんどなく、サクッサクッとした
歯ごたえのある食感であり、更に充分な甘味を呈するも
のであった。尚、上記糖液に使用したイチゴ果汁は、生
のイチゴ(品種:セルバ)の搾り汁である。
【0015】比較例1 70°Cの水酸化ナトリウム溶液(濃度1%)に1分3
0秒間浸漬処理を施さないこと以外は、実施例1と同様
な方法でイチゴスナックを得た。得られたイチゴスナッ
クのかさ比重は0.50であり、得られたもののほとん
どが乾燥やせが著しいものであった。また、乾燥やせの
あまりないものは、歯ごたえのない食感のものであり、
更に充分な甘味を呈するものでなかった。
【0016】実施例2 がくを除去した丸ごとのイチゴ(品種:女峰)を、70
°Cの水酸化ナトリウム溶液(濃度1%)に1分間浸漬
処理し、クチクラ層を除去した。次いで、イチゴを20
°Cの糖液(イチゴ果汁にデキストリンを濃度が30%
になるように添加したもの)に12時間浸漬処理した。
次いで、得られたイチゴを図1の乾燥室内に入れ、膨化
処理(乾燥室内を短時間(1分以内)で300パスカル
になるように減圧)を施した。続いて、更に減圧し減圧
度23パスカル、品温20°Cで10時間加熱乾燥し
て、イチゴスナックを得た。得られたイチゴスナックの
外観は糖分が浮き出た白色を呈しているものの、乾燥や
せがほとんどなく、サクッサクッとした歯ごたえのある
食感であり、更に充分にイチゴの風味及び甘味を呈する
ものであった。尚、上記糖液に使用したイチゴ果汁は、
生のイチゴ(品種:女峰)の搾り汁である。
【0017】実施例3 がくを除去した丸ごとのイチゴ(品種:とよのか)を、
70°Cの水酸化ナトリウム溶液(濃度1%)に1分間
浸漬処理し、クチクラ層を除去した。次いで、イチゴ
を、20°Cの糖液(イチゴ果汁にサイクロデキストリ
ンを濃度が30重量%になるように添加したもの)に1
2時間浸漬処理した。次いで、得られたイチゴを40°
C、120分間の条件で通風乾燥した(通風乾燥前のイ
チゴの全重量の35%の水分が飛ばされた)。次いで、
得られたイチゴを膨化処理(乾燥室内を短時間(1分以
内)で300パスカルになるように減圧)した。続い
て、更に減圧にし減圧度23パスカル、品温25°Cで
8時間加熱乾燥して、イチゴスナックを得た。得られた
イチゴスナックは、糖分の表面への浮き出が有効に防止
されたものであり、また、乾燥やせがほとんどなく、且
つサクッサクッとした歯ごたえのある食感であり、更に
充分なイチゴの風味及び甘味を呈するものであった。
尚、上記糖液に使用したイチゴ果汁は生のイチゴ(品
種:とよのか)の搾り汁である。
【0018】実施例4 がくを除去した丸ごとのイチゴ(品種:女峰)を、70
°Cの水酸化ナトリウム溶液(濃度1%)に1分間浸漬
処理し、クチクラ層を除去した。次いで、イチゴを、5
°Cの糖液(イチゴ果汁にサイクロデキストリン、コチ
ニール色素、ラック色素、焼ミョウバン、L−アスコル
ビン酸、リン酸3塩及びフレーバをそれぞれ濃度が30
%、0.4%、0.2%、1.0%、2.5%、2.5
%、2.0%となるように添加したもの)に48時間浸
漬処理した。次いで、得られたイチゴを40°C、12
0分間の条件で通風乾燥した(通風乾燥前のイチゴの全
重量の35%の水分が飛ばされた)。次いで、得られた
イチゴを膨化処理(乾燥室内を短時間(1分以内)で3
00パスカルになるように減圧)した。続いて、更に減
圧にし減圧度23パスカル、温度25°Cで8時間加熱
乾燥して、イチゴスナックを得た。得られたイチゴスナ
ックは、糖分の表面への浮き出が有効に防止されたもの
であり、また、乾燥やせがほとんどなく、更に色調もイ
チゴらしい赤色を呈するものであった。また、サクッサ
クッとした歯ごたえのある食感であり、更に充分なイチ
ゴの風味及び甘味を呈するものであった。尚、上記糖液
に使用したイチゴ果汁は生のイチゴ(品種:女峰)の搾
り汁である。
【0019】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のイチゴスナックの製造方法に使用す
ることができる膨化、減圧乾燥装置の一例を示す概略図
である。
【符号の説明】
1 乾燥室 3、4 ヒーター 6 コールドトラップ 8 真空ポンプ 13 リザーバータンク 16 空気供給バルブ 17 ニードルバルブ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イチゴの表面に存在するクチクラ層を除
    去した後、糖液に浸漬し、次いで糖液を含浸したイチゴ
    を膨化、減圧乾燥することを特徴とするイチゴスナック
    の製造方法。
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