JP2758034B2 - 疑似体験装置 - Google Patents

疑似体験装置

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JP2758034B2
JP2758034B2 JP18863789A JP18863789A JP2758034B2 JP 2758034 B2 JP2758034 B2 JP 2758034B2 JP 18863789 A JP18863789 A JP 18863789A JP 18863789 A JP18863789 A JP 18863789A JP 2758034 B2 JP2758034 B2 JP 2758034B2
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frame
oscillating
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hydraulic cylinders
oscillating frame
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国雄 寺西
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Kayaba Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、レジャー施設や訓練施設等に備えられる疑
似体験装置に関する。
(従来の技術) レジャー施設等に備えられる疑似体験装置(シミュレ
ーション装置)には、様々な乗り物のスピード感やスリ
ルをリアルに再現するため、体験者を搭乗させた動揺フ
レームを各種の速度で前後左右に動揺させるものがあ
る。
この場合に、動揺フレームは例えば前部中央に1本、
後部の両側に2本という具合に、ベースフレームとの間
に介装された複数の油圧シリンダによりベースフレーム
から浮き上がった状態で支持される。そして、前部と後
部の油圧シリンダを交互に伸縮させることにより動揺フ
レームを縦揺れさせ、前部と後部の油圧シリンダを交互
に伸縮させることにより、動揺フレームを横揺れさせ
る。さらに、3本の油圧シリンダを同期して伸縮させる
ことにより、動揺フレームを上下運動させる場合もあ
る。
(発明が解決しようとする課題) このような従来装置において動揺フレームを上下運動
させたり縦揺れさせるときは、2本ないし3本の油圧シ
リンダを同期的に伸縮作動させるが、その場合に同期誤
差があると、動揺フレームに不必要なショックを与えて
乗り心地を悪化させるので、伸縮が正しく同期するよう
に制御することが望ましい。また、各種の動きを組み合
わせた複合的な運動を行う場合には、運動の各時期にお
ける各油圧シリンダの相対的なストローク位置を計算し
て、3台の油圧シリンダを複合的に制御する必要があ
る。しかし、そのためには複雑な油圧制御機器や制御ソ
フトが必要で、これが装置全体のコストアップを招くと
いう問題点があった。
また、各油圧シリンダは動揺フレームとベースフレー
ムの間で略直立して設けられているため、油圧シリンダ
の長さによって動揺フレームの高さが制約され、疑似体
験装置の大型化を招くという問題点があった。
本発明は、こうした従来の問題点に注目し、流体圧シ
リンダの制御を容易にするとともに、装置の小型化をは
かることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明では、疑似体験装置に
おいて、動揺フレーム上に搭乗席を前後軸まわりに横揺
れ可能に支持し、この搭乗席を揺動させる流体圧シリン
ダを動揺フレームに備える一方、動揺フレームの前部と
後部をそれぞれベースフレームに対して支持する流体圧
シリンダを備え、この対を為す両流体圧シリンダを横方
向から見て互いに交差させて配置した。
(作用) 上記構成に基づき、搭乗席は流体圧シリンダを介して
動揺フレームに対して横揺れする一方、動揺フレームと
ベースフレームとの間に介装された一対の流体圧シリン
ダは互いに同期して伸縮することにより動揺フレームを
上下運動させ、交互に伸縮することで左右軸回りに縦揺
れする。
動揺フレームとベースフレームの間に介装された一対
の流体圧シリンダを横方向から見て互いに交差させて配
置したことにより、流体圧シリンダの長さによって動揺
フレームの高さが制約されることを回避し、装置の小型
化がはかれる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を添付した第1図,第2図に基
づいて説明する。
1は3つの搭乗席2を備えた動揺フレームであり、床
面上のベースフレーム3との間に前後に2対で設けられ
るリンク4と、左右に1対で設けられるガイドレール5
とが介装される。
各リンク4はその各端部が動揺フレーム1とベースフ
レーム3とにそれぞれヒンジ結合し、中間ヒンジ4Aを支
点として、上下方向に屈伸自由に構成される。左右に並
ぶ各リンク4どうしはビーム6を介して固定的に連結さ
れ、互いに同期して屈伸するようになっている。
各ガイドレール5はベースフレーム3から垂直に立設
する一方、動揺フレーム1の両端にはローラ7が連結さ
れ、このローラ7がガイドレール5に転動自在に支持さ
れる。
動揺フレーム1とベースフレーム6の間には対を為す
2本の油圧シリンダ8,9が設けられ、各油圧シリンダ8,9
は横方向から見て、すなわち側面図(第2図)上で互い
に所定角度で交差して配置される。
一方の油圧シリンダ8はそのシリンダ10の基端がヒン
ジ12を介してベースフレーム3の後部に連結され、ロッ
ド14の先端がヒンジ16を介して動揺フレーム1の前部に
連結される。
これに対して、他方の油圧シリンダ9は各シリンダ11
の基端がヒンジ13を介してベースフレーム3の前部に連
結され、ロッド15の先端がヒンジ17を介して動揺フレー
ム1の後部に連結される。
動揺フレーム1上には3つの搭乗席2が横方向に並ん
で配設され、各搭乗席2はローリングリンク13を介して
動揺フレーム1に横揺れ可能に支持される。各ローリン
グリンク18は動揺フレーム1を貫通して下方に突出し、
その途中が各ヒンジ19を介して回動可能に連結される。
各ローリングリンク18の突出端が各ヒンジ20を介して
1本の連結ロッド21に連結され、この連結ロッド21と動
揺フレーム1の間には油圧シリンダ22が設けられる。油
圧シリンダ22はそのシリンダ23の基端がヒンジ24を介し
て動揺フレーム1から下方に突出するアーム25に連結さ
れ、そのロッド26の先端がヒンジ27を介して連結ロッド
21の下方に突出するアーム28に連結される。
次に作用について説明する。
動揺フレーム1は各油圧シリンダ8,9の伸縮作動に応
じて2種類の運動を行う。すなわち、油圧シリンダ8と
9を互いに同期して伸縮させることにより、各リンク4
が屈伸し、動揺フレーム1は上下方向に平行移動し、い
わゆるヒービングが行われる。
また、油圧シリンダ8と9を交互に伸縮させると、前
後の各リンク4がこれに追随して交互に屈伸し、動揺フ
レーム1は左右軸回りに回動し、いわゆるピッチング
(縦揺れ)が行われる。
一方、油圧シリンダ22を伸縮させると、各搭乗席2が
ローリングリンク18を介して各ヒンジ20を中心として前
後軸回りに回動し、いわゆるローリングが行われる。
したがって、これら油圧シリンダ8,9および22の作動
により搭乗席2上の体験者は3種類の運動とこれらの複
合運動とを体験することができるが、油圧シリンダ22の
作動によるローリングと、油圧シリンダ8,9の作動によ
るピッチングおよびヒービングは互いに独立して行われ
るため、各種の運動を組み合わせる場合も、油圧シリン
ダ8,9については相対ストローク位置を考慮した複合制
御を要するが、油圧シリンダ22は独立して制御すること
ができるので、必要となる油圧制御装置や制御ソフトは
比較的に単純なもので良い。
油圧シリンダ8,9を互いに交差して設けたため、同一
のストロークを得るのに装置の巾を横方向に増大させる
ことがなく、動揺フレーム1の高さを大幅に抑えること
ができる。これに対して、油圧シリンダを互いに交差さ
せないで配置させた場合、油圧シリンダ自身の長さによ
って動揺フレーム1の高さが制約されるのである。
なお、油圧シリンダ8,9,22の代わりに空気圧シリンダ
を使用することも可能である。
(発明の効果) 以上の通り本発明によれば、動揺フレーム上に体験者
の搭乗席を前後軸まわりに横揺れ可能に支持し、この搭
乗席を揺動させる流体圧シリンダを動揺フレームに備え
る一方、動揺フレームの前部と後部をそれぞれベースフ
レームに対して支持して流体圧シリンダを備え、この両
流体圧シリンダを横方向から見て互いに交差させて配置
したため、制御装置や制御ソフトを単純化しつつ、疑似
体験装置の動作を円滑にして、体験者に好ましい臨場感
を与えられるとともに、装置の小型化がはかれ、設置ス
ペースの天井高さ等に受ける制約を少なくすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す側面図、第2図は同じく
正面図である。 1…動揺フレーム、2…搭乗席、3…ベースフレーム、
8,9…油圧シリンダ、18…ローリングリンク、22…油圧
シリンダ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】動揺フレーム上に搭乗席を前後軸まわりに
    横揺れ可能に支持し、この搭乗席を揺動させる流体圧シ
    リンダを動揺フレームに備える一方、動揺フレームの前
    部と後部をそれぞれベースフレームに対して支持する流
    体圧シリンダを備え、この対を為す両流体圧シリンダを
    横方向から見て互いに交差させて配置したことを特徴と
    する疑似体験装置。
JP18863789A 1989-07-20 1989-07-20 疑似体験装置 Expired - Lifetime JP2758034B2 (ja)

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JPH0351076A JPH0351076A (ja) 1991-03-05
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US5282772A (en) * 1991-10-17 1994-02-01 Mitsubishi Jukogyo Kabushiki Kaisha Simulator for shooting down the rapids

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