JP2757849B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C11/00—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
- G11C11/21—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
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- G11C11/40—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
- G11C11/401—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming cells needing refreshing or charge regeneration, i.e. dynamic cells
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- G11C11/4063—Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing
- G11C11/407—Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing for memory cells of the field-effect type
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- G11C7/10—Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
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- H10B12/30—DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体記憶装置に
関し、特に上位のワード線(メインワード線)と下位の
ワード線(サブワード線)とを備え、それぞれを異なる
デコーダにより選択するようにした分割デコード方式を
採用した半導体記憶装置に関するものである。
関し、特に上位のワード線(メインワード線)と下位の
ワード線(サブワード線)とを備え、それぞれを異なる
デコーダにより選択するようにした分割デコード方式を
採用した半導体記憶装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】メモリセルアレイが大規模化された場合
には、ワード線の混雑を緩和するためにメインワード線
とサブワード線とを設けメモリセルの選択を階層的に行
う分割デコード方式の採用が必要となってくる。この場
合、メモリセルアレイを分割配置し、メモリセルアレイ
間にセンスアンプアレイ、サブワードドライバ回路を配
置し、センスアンプアレイ行とサブワードドライバ回路
列のクロス部分にセンスアンプの制御回路を配置するこ
とが行われる。従来のこのような回路はISSCC9
5、A 29ns 64 Mb DRAM with Hierarchical A
rray Architecture(246頁)に記載されている。
には、ワード線の混雑を緩和するためにメインワード線
とサブワード線とを設けメモリセルの選択を階層的に行
う分割デコード方式の採用が必要となってくる。この場
合、メモリセルアレイを分割配置し、メモリセルアレイ
間にセンスアンプアレイ、サブワードドライバ回路を配
置し、センスアンプアレイ行とサブワードドライバ回路
列のクロス部分にセンスアンプの制御回路を配置するこ
とが行われる。従来のこのような回路はISSCC9
5、A 29ns 64 Mb DRAM with Hierarchical A
rray Architecture(246頁)に記載されている。
【0003】分割デコード方式を採用した従来の半導体
記憶装置の回路図を図6に示す。図6には1行分のメモ
リセルアレイ分の回路が示されているに過ぎないが、実
際にはメモリセルアレイ200はマトリックス状に配置
されている。メモリセルアレイ200間には、行方向に
サブワードドライバ回路SWDが、また列方向には、1
28個ずつのセンスアンプ(SA)を含むセンスアンプ
アレイ170が配置されている(センスアンプアレイ1
70は図の上方に存在する図の下方のメモリセルアレイ
200と同様の構成を有するメモリセルアレイと接続さ
れている)。そして、センスアンプアレイ行とサブワー
ドドライバ回路列の交差部分には、SAアレイ行−SW
D列クロス部SWCが配置されている。
記憶装置の回路図を図6に示す。図6には1行分のメモ
リセルアレイ分の回路が示されているに過ぎないが、実
際にはメモリセルアレイ200はマトリックス状に配置
されている。メモリセルアレイ200間には、行方向に
サブワードドライバ回路SWDが、また列方向には、1
28個ずつのセンスアンプ(SA)を含むセンスアンプ
アレイ170が配置されている(センスアンプアレイ1
70は図の上方に存在する図の下方のメモリセルアレイ
200と同様の構成を有するメモリセルアレイと接続さ
れている)。そして、センスアンプアレイ行とサブワー
ドドライバ回路列の交差部分には、SAアレイ行−SW
D列クロス部SWCが配置されている。
【0004】このクロス部SWC内には、グローバルI
/O線GIOT/BとローカルI/O線LIOT/Bと
の間の接続/遮断を制御するローカル/グローバルイン
ターフェース回路100の外、pチャネルMOSトラン
ジスタ(以下、pMOSと記す)Q1、Q3およびnチ
ャネルMOSトランジスタ(以下、nMOSと記す)Q
2、Q4、Q5等を含むいわゆるセンスアンプ制御回路
が設けられている。
/O線GIOT/BとローカルI/O線LIOT/Bと
の間の接続/遮断を制御するローカル/グローバルイン
ターフェース回路100の外、pチャネルMOSトラン
ジスタ(以下、pMOSと記す)Q1、Q3およびnチ
ャネルMOSトランジスタ(以下、nMOSと記す)Q
2、Q4、Q5等を含むいわゆるセンスアンプ制御回路
が設けられている。
【0005】センスアンプ制御回路に含まれるQ1は、
SAドライバ制御信号SEBにより制御され、SEBが
GNDレベル(以下、ローレベルと記す)となったとき
にSAドライブ信号SAPをVCCレベル(以下、ハイ
レベルと記す)に引き上げ、Q2は、SAドライバ制御
信号SEにより制御され、SEがハイレベルとなったと
きにSAドライブ信号SANBをローレベルに引き落と
す。Q3、Q4は、グローバルプリチャージ信号GPD
Lにより制御され、ローカルプリチャージ信号LPDL
を供給する。すなわち、GPDLがローレベルであると
きQ3がオンしてLPDLをハイレベルに引き上げ、G
PDLがハイレベルであるときQ4がオンしてLPDL
をローレベルに引き下げる。Q5は、グローバルトラン
スファゲート信号GTGにより制御され、GTGがハイ
レベルであるときQ5はオンして昇圧回路110により
昇圧電位が与えられるローカルトランスファゲート信号
LTGをローレベルに引き落とす。ここで、昇圧回路1
10は、ローレベルとハイレベルの電位を供給するGT
Gを受けこれを反転して(VCC+nMOSのしきい値
電圧VTN+α)の昇圧電圧とローレベルを出力する回路
である。なお、昇圧回路110、インターフェース回路
100およびセンスアンプはCMOS回路により構成さ
れている。図示されてはいないが、センスアンプ制御回
路には、この外にSAドライブ信号SAP、SANB、
ローカルトランスファゲート信号LTGを1/2VCC
レベルにプリチャージするためのプリチャージ制御回路
等も含まれている。
SAドライバ制御信号SEBにより制御され、SEBが
GNDレベル(以下、ローレベルと記す)となったとき
にSAドライブ信号SAPをVCCレベル(以下、ハイ
レベルと記す)に引き上げ、Q2は、SAドライバ制御
信号SEにより制御され、SEがハイレベルとなったと
きにSAドライブ信号SANBをローレベルに引き落と
す。Q3、Q4は、グローバルプリチャージ信号GPD
Lにより制御され、ローカルプリチャージ信号LPDL
を供給する。すなわち、GPDLがローレベルであると
きQ3がオンしてLPDLをハイレベルに引き上げ、G
PDLがハイレベルであるときQ4がオンしてLPDL
をローレベルに引き下げる。Q5は、グローバルトラン
スファゲート信号GTGにより制御され、GTGがハイ
レベルであるときQ5はオンして昇圧回路110により
昇圧電位が与えられるローカルトランスファゲート信号
LTGをローレベルに引き落とす。ここで、昇圧回路1
10は、ローレベルとハイレベルの電位を供給するGT
Gを受けこれを反転して(VCC+nMOSのしきい値
電圧VTN+α)の昇圧電圧とローレベルを出力する回路
である。なお、昇圧回路110、インターフェース回路
100およびセンスアンプはCMOS回路により構成さ
れている。図示されてはいないが、センスアンプ制御回
路には、この外にSAドライブ信号SAP、SANB、
ローカルトランスファゲート信号LTGを1/2VCC
レベルにプリチャージするためのプリチャージ制御回路
等も含まれている。
【0006】メモリセルアレイ200とSAアレイ17
0との間には、SA側ビット線のプリチャージを行うプ
リチャージ回路180と、SA側ビット線とメモリセル
側ビット線との接続/遮断を制御するビット線トランス
ファゲート190が配置されている。
0との間には、SA側ビット線のプリチャージを行うプ
リチャージ回路180と、SA側ビット線とメモリセル
側ビット線との接続/遮断を制御するビット線トランス
ファゲート190が配置されている。
【0007】次に、この従来のメモリ回路の動作につい
て説明する。まず、読み出し動作について説明すると、
読み出しに先立って、SA側のビット線対はプリチャ−
ジされている。このとき、SAドライブ信号SAP、S
ANBもSWC内に形成された図示されていないプリチ
ャ−ジ回路によりプリチャ−ジ状態になされている。グ
ローバルトランスファゲート信号GTGはハイレベルに
あり、したがってLTGがローレベルで、トランスファ
ゲート190はオフしている。SWDが1本のサブワー
ド線SWLを選択すると、当該サブワード線に接続され
たメモリセルの記憶データがメモリセル側ビット線対B
L、BLBに読み出される。GTGがローレベルに落
ち、昇圧回路110は昇圧電圧を発生し、Q5がオフと
なり、LTGは昇圧電位に保持され、ビット線トランス
ファゲート190がオンする。これによりメモリセル側
ビット線のデータはSA側ビット線側に読み出される。
次いで、SAドライバ制御信号SEがハイレベルとなっ
てSAドライブ信号SANBが1/2VCCからローレ
ベルに落ちる。続いて、SAドライバ制御信号SEBが
ローレベルとなってSAドライブ信号SAPが1/2V
CCからハイレベルとなって、SAが活性化され、読み
出しデータが増幅される。
て説明する。まず、読み出し動作について説明すると、
読み出しに先立って、SA側のビット線対はプリチャ−
ジされている。このとき、SAドライブ信号SAP、S
ANBもSWC内に形成された図示されていないプリチ
ャ−ジ回路によりプリチャ−ジ状態になされている。グ
ローバルトランスファゲート信号GTGはハイレベルに
あり、したがってLTGがローレベルで、トランスファ
ゲート190はオフしている。SWDが1本のサブワー
ド線SWLを選択すると、当該サブワード線に接続され
たメモリセルの記憶データがメモリセル側ビット線対B
L、BLBに読み出される。GTGがローレベルに落
ち、昇圧回路110は昇圧電圧を発生し、Q5がオフと
なり、LTGは昇圧電位に保持され、ビット線トランス
ファゲート190がオンする。これによりメモリセル側
ビット線のデータはSA側ビット線側に読み出される。
次いで、SAドライバ制御信号SEがハイレベルとなっ
てSAドライブ信号SANBが1/2VCCからローレ
ベルに落ちる。続いて、SAドライバ制御信号SEBが
ローレベルとなってSAドライブ信号SAPが1/2V
CCからハイレベルとなって、SAが活性化され、読み
出しデータが増幅される。
【0008】この読み出しデータは、ローカルI/O線
LIOT/Bに伝達され、インターフェイス回路100
がオンすることにより、これを介してグローバルI/O
線GIOT/Bに伝達され外部に読み出される。その
間、サブワード線SWLがローレベルとなった後、GT
Gがハイレベルとなり、昇圧回路110がオフし、LT
Gがローレベルとなって、トランスファゲート190が
オフする。その後、SEBがハイ、SEがローレベルと
なってSAが非活性となり、次いで、グローバルプリチ
ャージ信号GPDLがローレベルとなる。これにより、
ローカルプリチャージ信号LPDLがハイレベルとなっ
てプリチャ−ジ回路180の全てのnMOSがオンし、
1/2VCCレベルにプリチャ−ジが行われ、次の読み
出しに備える。
LIOT/Bに伝達され、インターフェイス回路100
がオンすることにより、これを介してグローバルI/O
線GIOT/Bに伝達され外部に読み出される。その
間、サブワード線SWLがローレベルとなった後、GT
Gがハイレベルとなり、昇圧回路110がオフし、LT
Gがローレベルとなって、トランスファゲート190が
オフする。その後、SEBがハイ、SEがローレベルと
なってSAが非活性となり、次いで、グローバルプリチ
ャージ信号GPDLがローレベルとなる。これにより、
ローカルプリチャージ信号LPDLがハイレベルとなっ
てプリチャ−ジ回路180の全てのnMOSがオンし、
1/2VCCレベルにプリチャ−ジが行われ、次の読み
出しに備える。
【0009】書き込み動作は、上記の逆の順序でデータ
の転送が行われ、メモリセルへの書き込みが行われる。
すなわち、GIOT/B上のデータがインターフェイス
回路100を介してLIOT/B側へ伝達され、SAア
レイ170により増幅される。この増幅データはビット
線トランスファゲート190がオンすることにより、メ
モリセル側のビット線に伝達され、サブワードドライバ
アレイSWDにより選択されたメモリセルに書き込まれ
る。
の転送が行われ、メモリセルへの書き込みが行われる。
すなわち、GIOT/B上のデータがインターフェイス
回路100を介してLIOT/B側へ伝達され、SAア
レイ170により増幅される。この増幅データはビット
線トランスファゲート190がオンすることにより、メ
モリセル側のビット線に伝達され、サブワードドライバ
アレイSWDにより選択されたメモリセルに書き込まれ
る。
【0010】図7は、図6の回路を実現するためのウェ
ルのレイアウトを示す。クロス部SWCでは、pウェル
領域130の外に、配線の引き回しの関係で2個所にn
ウェル領域120が設けられており、これらのウェル間
にはpn分離領域140が設けられている。SWCに挟
まれたSA領域ではpウェル領域130の外にnウェル
領域120が設けられるが、このnウェル領域は、隣接
するSWCのnウェル領域120と連結するように形成
されている。
ルのレイアウトを示す。クロス部SWCでは、pウェル
領域130の外に、配線の引き回しの関係で2個所にn
ウェル領域120が設けられており、これらのウェル間
にはpn分離領域140が設けられている。SWCに挟
まれたSA領域ではpウェル領域130の外にnウェル
領域120が設けられるが、このnウェル領域は、隣接
するSWCのnウェル領域120と連結するように形成
されている。
【0011】クロス部SWCでは、図の上側のnウェル
領域には、pMOSQ3とインターフェイス回路100
のpMOSが形成されており、また、下側のnウェル領
域120にはpMOSQ1が形成されている。SWCで
のpウェル領域にはnMOSQ2、Q4、Q5のほかイ
ンターフェイス回路100のnMOSなどが形成されて
いる。SA領域のnウェル領域120には、SAのpM
OSが形成されており、SA領域のpウェル領域130
には、SAのnMOSの外、ビット線プリチャ−ジ回路
180およびビット線トランスファゲート190を構成
するnMOSが形成されている。
領域には、pMOSQ3とインターフェイス回路100
のpMOSが形成されており、また、下側のnウェル領
域120にはpMOSQ1が形成されている。SWCで
のpウェル領域にはnMOSQ2、Q4、Q5のほかイ
ンターフェイス回路100のnMOSなどが形成されて
いる。SA領域のnウェル領域120には、SAのpM
OSが形成されており、SA領域のpウェル領域130
には、SAのnMOSの外、ビット線プリチャ−ジ回路
180およびビット線トランスファゲート190を構成
するnMOSが形成されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の方式で
は、全てのSAアレイ行−SWD列クロス部SWC上に
pMOSおよびnMOSが形成されているため、かつ、
nウェル領域を2つに分割して形成する必要があるた
め、大きなpn分離領域が必要となり、このpn分離領
域がクロス部SWCの面積を大きくする原因となってい
た。また、面積の増大に伴って配線長が長くなり、か
つ、pMOSとnMOS間の引き回し配線が増大しアク
セスが遅れる。そして、この配線遅延のためスキュー問
題(タイミングずれ問題)が深刻になる。また、従来例
では、昇圧回路がSWC外に1個所にまとめられていた
ため、昇圧回路の遠方での配線遅れが大きくなり、ここ
でも昇圧回路からの遠近によるタイミングずれが大きく
なっていた。
は、全てのSAアレイ行−SWD列クロス部SWC上に
pMOSおよびnMOSが形成されているため、かつ、
nウェル領域を2つに分割して形成する必要があるた
め、大きなpn分離領域が必要となり、このpn分離領
域がクロス部SWCの面積を大きくする原因となってい
た。また、面積の増大に伴って配線長が長くなり、か
つ、pMOSとnMOS間の引き回し配線が増大しアク
セスが遅れる。そして、この配線遅延のためスキュー問
題(タイミングずれ問題)が深刻になる。また、従来例
では、昇圧回路がSWC外に1個所にまとめられていた
ため、昇圧回路の遠方での配線遅れが大きくなり、ここ
でも昇圧回路からの遠近によるタイミングずれが大きく
なっていた。
【0013】したがって、本発明の解決すべき課題は、
第1に、SWC上のpn分離領域を最小限に留めること
によりSWC面積を減少させることであり、第2に、S
WC内配線を最小限に留めアクセスの遅れを最小限に留
めることであり、第3に、ビット線トランスファゲート
を駆動するための昇圧回路を分割配置するようにして昇
圧信号の遅れを少なくすることである。
第1に、SWC上のpn分離領域を最小限に留めること
によりSWC面積を減少させることであり、第2に、S
WC内配線を最小限に留めアクセスの遅れを最小限に留
めることであり、第3に、ビット線トランスファゲート
を駆動するための昇圧回路を分割配置するようにして昇
圧信号の遅れを少なくすることである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述した本発明の第1、
第2の課題は、ローカル/グローバルインターフェイ
ス回路、SA制御回路のドライブ用pMOS、SA
制御回路のドライブ用nMOS、のそれぞれを異なるク
ロス部SWCに配置することによって解決することがで
きる。また、上述の第3の課題は、昇圧回路を上記の
〜とは異なるクロス部SWCに配置することによって
解決することができる。
第2の課題は、ローカル/グローバルインターフェイ
ス回路、SA制御回路のドライブ用pMOS、SA
制御回路のドライブ用nMOS、のそれぞれを異なるク
ロス部SWCに配置することによって解決することがで
きる。また、上述の第3の課題は、昇圧回路を上記の
〜とは異なるクロス部SWCに配置することによって
解決することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明による半導体記憶装置は、
半導体基板上にマトリックス状に配置された複数のメモ
リセルアレイと、行方向の並びのメモリセルアレイ間に
配置されたセンスアンプアレイと、列方向の並びのメモ
リセルアレイ間に配置されたサブワードドライバ回路
と、メモリセルアレイ間の対角の位置に配置されたセン
スアンプ−サブドライバ回路クロス部(SWC)と、を
備え、分割デコード方式にてメモリセルへのアクセスが
行われるものであって、グローバルI/O線−ローカ
ルI/O線間のI/Oインターフェース回路と、セン
スアンプ、ビット線プリチャ−ジ回路およびビット線ト
ランスファゲートに高電位を供給するpMOSと、セ
ンスアンプ、ビット線プリチャ−ジ回路およびビット線
トランスファゲートに低電位を供給するnMOSと、が
それぞれ別々のSWCに設けられていることを特徴とし
ている。
半導体基板上にマトリックス状に配置された複数のメモ
リセルアレイと、行方向の並びのメモリセルアレイ間に
配置されたセンスアンプアレイと、列方向の並びのメモ
リセルアレイ間に配置されたサブワードドライバ回路
と、メモリセルアレイ間の対角の位置に配置されたセン
スアンプ−サブドライバ回路クロス部(SWC)と、を
備え、分割デコード方式にてメモリセルへのアクセスが
行われるものであって、グローバルI/O線−ローカ
ルI/O線間のI/Oインターフェース回路と、セン
スアンプ、ビット線プリチャ−ジ回路およびビット線ト
ランスファゲートに高電位を供給するpMOSと、セ
ンスアンプ、ビット線プリチャ−ジ回路およびビット線
トランスファゲートに低電位を供給するnMOSと、が
それぞれ別々のSWCに設けられていることを特徴とし
ている。
【0016】また、本発明の一実施形態は、前記メモリ
セルアレイにおけるビット線とセンスアンプ間のトラン
スファゲートを駆動する信号を形成する昇圧回路が、
グローバルI/O線−ローカルI/O線間のI/Oイン
ターフェース回路、センスアンプ、ビット線プリチャ
−ジ回路およびビット線トランスファゲートに高電位を
供給するpMOS、センスアンプ、ビット線プリチャ
−ジ回路およびビット線トランスファゲートに低電位を
供給するnMOS、のそれぞれが形成されているSWC
とは異なるSWCに形成されていることを特徴としてい
る。
セルアレイにおけるビット線とセンスアンプ間のトラン
スファゲートを駆動する信号を形成する昇圧回路が、
グローバルI/O線−ローカルI/O線間のI/Oイン
ターフェース回路、センスアンプ、ビット線プリチャ
−ジ回路およびビット線トランスファゲートに高電位を
供給するpMOS、センスアンプ、ビット線プリチャ
−ジ回路およびビット線トランスファゲートに低電位を
供給するnMOS、のそれぞれが形成されているSWC
とは異なるSWCに形成されていることを特徴としてい
る。
【0017】上述したように、本発明の半導体記憶装置
においては、I/Oインターフェース回路、センス
アンプ等に高電位を供給するpMOS、センスアンプ
等に低電位を供給するnMOSを、それぞれ異なるクロ
ス部SWCに配置しているので、センスアンプ等に高電
位を供給するpMOSの形成されているSWCと、セン
スアンプ等に低電位を供給するnチャネルトランジスタ
の形成されているSWCに、それぞれpMOSのみ、n
MOSのみを形成することが可能になり、それぞれのS
WCにpn分離領域を設ける必要がなくなり、その分の
面積を少なくすることができる。また、I/Oインター
フェース部SWCにはI/Oインターフェイス機能およ
びロジック機能のみを配置し、最小限にレイアウトする
ことが可能になる。
においては、I/Oインターフェース回路、センス
アンプ等に高電位を供給するpMOS、センスアンプ
等に低電位を供給するnMOSを、それぞれ異なるクロ
ス部SWCに配置しているので、センスアンプ等に高電
位を供給するpMOSの形成されているSWCと、セン
スアンプ等に低電位を供給するnチャネルトランジスタ
の形成されているSWCに、それぞれpMOSのみ、n
MOSのみを形成することが可能になり、それぞれのS
WCにpn分離領域を設ける必要がなくなり、その分の
面積を少なくすることができる。また、I/Oインター
フェース部SWCにはI/Oインターフェイス機能およ
びロジック機能のみを配置し、最小限にレイアウトする
ことが可能になる。
【0018】このため、チップ面積を縮小することが可
能になり、また、SWC内の配線引き回しも最小限に留
めることができるようになり、アクセス時間の遅れも最
小限に留めることが可能になる。その結果、配線遅延に
よるスキュー問題も緩和される。さらに、昇圧回路をS
WC上に分割配置する実施例によれば、昇圧信号の配線
遅延を抑えることができる。
能になり、また、SWC内の配線引き回しも最小限に留
めることができるようになり、アクセス時間の遅れも最
小限に留めることが可能になる。その結果、配線遅延に
よるスキュー問題も緩和される。さらに、昇圧回路をS
WC上に分割配置する実施例によれば、昇圧信号の配線
遅延を抑えることができる。
【0019】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。 [第1の実施例]図1は、本発明の第1の実施例を示す
回路図である。また、第1の実施例におけるウェル構成
のレイアウトを図2に示す。SAアレイ170、サブワ
ードドライバ回路SWD、ビット線プリチャージ回路1
80、ビット線トランスファゲート190およびメモリ
セルアレイ200の構成は従来例の場合と同様である。
SAアレイ行とSWD列との交差領域に3種類の機能の
異なるSAアレイ行−SWD列クロス部SWC1、SW
C2、SWC3が配置されている。
て説明する。 [第1の実施例]図1は、本発明の第1の実施例を示す
回路図である。また、第1の実施例におけるウェル構成
のレイアウトを図2に示す。SAアレイ170、サブワ
ードドライバ回路SWD、ビット線プリチャージ回路1
80、ビット線トランスファゲート190およびメモリ
セルアレイ200の構成は従来例の場合と同様である。
SAアレイ行とSWD列との交差領域に3種類の機能の
異なるSAアレイ行−SWD列クロス部SWC1、SW
C2、SWC3が配置されている。
【0020】クロス部SWC1には、ローカルI/O線
LIOT/BとグローバルI/O線GIOT/B間の接
・断を制御するローカル/グローバルインターフェース
回路100が集中的に配置されている。このインターフ
ェース回路100は、従来例と同様にCMOSのトラン
スファゲートで構成されている。従って、図2に示すよ
うに、SWC1にはnウェル領域120とpウェル領域
130およびpn分離領域140が存在することにな
る。また、SWC1ではここでは示されていないがCM
OSロジック回路等も配置されている。
LIOT/BとグローバルI/O線GIOT/B間の接
・断を制御するローカル/グローバルインターフェース
回路100が集中的に配置されている。このインターフ
ェース回路100は、従来例と同様にCMOSのトラン
スファゲートで構成されている。従って、図2に示すよ
うに、SWC1にはnウェル領域120とpウェル領域
130およびpn分離領域140が存在することにな
る。また、SWC1ではここでは示されていないがCM
OSロジック回路等も配置されている。
【0021】クロス部SWC2には、SAドライバ制御
信号SEがハイレベルとなったときにオンしてSAドラ
イブ信号SANBをローレベルに引き落とすnMOSQ
2、グローバルプリチャージ信号GPDLがハイレベル
となったときにオンしてローカルプリチャージ信号LP
DLをローレベルに引き落とすnMOSQ4、グローバ
ルトランスファゲート信号GTGがハイレベルとなった
ときにオンしてローカルトランスファゲート信号LTG
をローレベルに引き落とすnMOSQ5などのnMOS
が配置される。しかし、この領域内にはpMOSは配置
されない。したがって、このSWC2の領域には、図2
に示すように、センスアンプ部のnウェル領域からのp
n分離領域140がはみ出しているがnウェル領域は存
在していない。
信号SEがハイレベルとなったときにオンしてSAドラ
イブ信号SANBをローレベルに引き落とすnMOSQ
2、グローバルプリチャージ信号GPDLがハイレベル
となったときにオンしてローカルプリチャージ信号LP
DLをローレベルに引き落とすnMOSQ4、グローバ
ルトランスファゲート信号GTGがハイレベルとなった
ときにオンしてローカルトランスファゲート信号LTG
をローレベルに引き落とすnMOSQ5などのnMOS
が配置される。しかし、この領域内にはpMOSは配置
されない。したがって、このSWC2の領域には、図2
に示すように、センスアンプ部のnウェル領域からのp
n分離領域140がはみ出しているがnウェル領域は存
在していない。
【0022】クロス部SWC3には、SAドライバ制御
信号SEBがローレベルとなったときにオンしてSAド
ライブ信号SAPをハイレベルに引き上げるpMOSQ
1、グローバルプリチャージ信号GPDLがローレベル
となったときにオンしてローカルプリチャージ信号LP
DLをハイレベルに引き上げるpMOSQ3が配置され
る。しかし、この領域内にはnMOSは配置されない。
したがって、このSWC3の領域には、図2に示すよう
に、pウェルは存在せず、nウェル領域120およびp
n分離領域140のみが形成されている。
信号SEBがローレベルとなったときにオンしてSAド
ライブ信号SAPをハイレベルに引き上げるpMOSQ
1、グローバルプリチャージ信号GPDLがローレベル
となったときにオンしてローカルプリチャージ信号LP
DLをハイレベルに引き上げるpMOSQ3が配置され
る。しかし、この領域内にはnMOSは配置されない。
したがって、このSWC3の領域には、図2に示すよう
に、pウェルは存在せず、nウェル領域120およびp
n分離領域140のみが形成されている。
【0023】この第1の実施例の動作は、図6に示した
従来例と同様であるので、その説明は省略する。本実施
例では、SWC1〜SWC3が、SWC1、SWC2、
SWC3、SWC2、SWC1、・・・の順番でメモリ
セルアレイの分割数分だけ配置されているが、必ずしも
この通りの順番で配置する必要はなく、またSWC2と
SWC3との数の比は必ずしも2:1とする必要はな
い。
従来例と同様であるので、その説明は省略する。本実施
例では、SWC1〜SWC3が、SWC1、SWC2、
SWC3、SWC2、SWC1、・・・の順番でメモリ
セルアレイの分割数分だけ配置されているが、必ずしも
この通りの順番で配置する必要はなく、またSWC2と
SWC3との数の比は必ずしも2:1とする必要はな
い。
【0024】[第2の実施例]図3は、本発明の第2の
実施例におけるウェル構成のレイアウト図である。図1
に図示された部分の回路構成は、第2の実施例の場合と
同様であるので、第2の実施例での回路図の図示は省略
する。第1の実施例と異なる点は、クロス部SWC2の
領域内にセンスアンプ部のnウェル領域120およびp
n分離領域140をそのまま引き伸ばしこの領域内を通
過させるようにレイアウトした点である。このため、S
WC2の領域内にはnウェル領域が形成され、pMOS
を置くことが可能になる。従って、SWC2にはCMO
S回路を配置することが可能になり、センスアンプドラ
イブトランジスタのようなサイズの大きなトランジスタ
を駆動するときのバッファリング用インバータを配置す
ることが可能になる。
実施例におけるウェル構成のレイアウト図である。図1
に図示された部分の回路構成は、第2の実施例の場合と
同様であるので、第2の実施例での回路図の図示は省略
する。第1の実施例と異なる点は、クロス部SWC2の
領域内にセンスアンプ部のnウェル領域120およびp
n分離領域140をそのまま引き伸ばしこの領域内を通
過させるようにレイアウトした点である。このため、S
WC2の領域内にはnウェル領域が形成され、pMOS
を置くことが可能になる。従って、SWC2にはCMO
S回路を配置することが可能になり、センスアンプドラ
イブトランジスタのようなサイズの大きなトランジスタ
を駆動するときのバッファリング用インバータを配置す
ることが可能になる。
【0025】[第3の実施例]図4は、本発明の第3の
実施例を示す回路図である。また、第3の実施例におけ
るウェル構成のレイアウトを図5に示す。本実施例で
は、クロス部SWC1、SWC2、SWC3に加えクロ
ス部SWC4が追加され、この領域内に昇圧回路110
が配置されている。これにより、第1、第2の実施例で
はメモリセルアレイ部の外側に1ヵ所配置していた昇圧
回路110を、例えばクロス部4つ置きに分割して配置
することが可能になり、昇圧回路からの遠近の差による
伝達時間差を解消することができ昇圧電圧の立ち上がり
時間を大幅に速めることができる。
実施例を示す回路図である。また、第3の実施例におけ
るウェル構成のレイアウトを図5に示す。本実施例で
は、クロス部SWC1、SWC2、SWC3に加えクロ
ス部SWC4が追加され、この領域内に昇圧回路110
が配置されている。これにより、第1、第2の実施例で
はメモリセルアレイ部の外側に1ヵ所配置していた昇圧
回路110を、例えばクロス部4つ置きに分割して配置
することが可能になり、昇圧回路からの遠近の差による
伝達時間差を解消することができ昇圧電圧の立ち上がり
時間を大幅に速めることができる。
【0026】図5に示されるように、SWC4には、p
ウェル領域130、nウェル領域120より高い基板電
位が与えられる昇圧回路用nウェル領域150および昇
圧回路分離領域160が配置されており、これによりC
MOS構成の昇圧回路を配置することが可能になってい
る。本実施例では、SWC1〜SWC4が、SWC1、
SWC2、SWC3、SWC4、SWC1、・・・の順
番でメモリセルアレイの分割数分だけ配置されている
が、必ずしもこの通りの順番で配置する必要はなく、ま
たそれぞれのクロス部SWC1〜SWC4を同じ個数に
配置する必要もない。
ウェル領域130、nウェル領域120より高い基板電
位が与えられる昇圧回路用nウェル領域150および昇
圧回路分離領域160が配置されており、これによりC
MOS構成の昇圧回路を配置することが可能になってい
る。本実施例では、SWC1〜SWC4が、SWC1、
SWC2、SWC3、SWC4、SWC1、・・・の順
番でメモリセルアレイの分割数分だけ配置されている
が、必ずしもこの通りの順番で配置する必要はなく、ま
たそれぞれのクロス部SWC1〜SWC4を同じ個数に
配置する必要もない。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による半導
体記憶装置は、ローカル/グローバルインターフェース
回路と、SA制御回路のドライブ用nMOSと、SA制
御回路のドライブ用pMOSとをそれぞれ別々のSAア
レイ行−SWD列クロス部に配置するようにしたもので
あるので、nMOSの形成されるクロス部にはpウェル
のみを、またpMOSの形成されるクロス部にはnウェ
ルのみを設けるだけで済むことになり、これらのクロス
部ではpn分離領域を設ける必要がなくなる。したがっ
て、これらの領域では、pn分離領域分の面積が縮小さ
れるため、より高密度の集積化が可能になる。また、ク
ロス部のブロックサイズに制限されることなくサブワー
ドドライバ回路とセンスアンプアレイを最少のサイズに
レイアウトすることが可能になる。また、本発明によれ
ば、クロス部上において、SA制御回路のpMOS−n
MOS間を接続する配線がなくなるので、配線による遅
延が最小限に留められ、したがって、アクセスのスキュ
ー問題が緩和される。
体記憶装置は、ローカル/グローバルインターフェース
回路と、SA制御回路のドライブ用nMOSと、SA制
御回路のドライブ用pMOSとをそれぞれ別々のSAア
レイ行−SWD列クロス部に配置するようにしたもので
あるので、nMOSの形成されるクロス部にはpウェル
のみを、またpMOSの形成されるクロス部にはnウェ
ルのみを設けるだけで済むことになり、これらのクロス
部ではpn分離領域を設ける必要がなくなる。したがっ
て、これらの領域では、pn分離領域分の面積が縮小さ
れるため、より高密度の集積化が可能になる。また、ク
ロス部のブロックサイズに制限されることなくサブワー
ドドライバ回路とセンスアンプアレイを最少のサイズに
レイアウトすることが可能になる。また、本発明によれ
ば、クロス部上において、SA制御回路のpMOS−n
MOS間を接続する配線がなくなるので、配線による遅
延が最小限に留められ、したがって、アクセスのスキュ
ー問題が緩和される。
【0028】また、SA制御回路のnMOSが形成され
るクロス部にSAアレイ部からnウェル領域およびpn
分離領域を引き伸ばし、この領域内を通過させるように
した実施例によれば、このクロス部内にCMOS回路を
配置することができるため、nチャネルドライブトラン
ジスタのバッファリング機能を持たせることができ、ド
ライブトランジスタを高速に立ちあげることができる。
また、昇圧回路をクロス部に配置する実施例によれば、
昇圧回路を分散して配置することができるため、昇圧電
圧の配線遅延が少なくなり高速なアクセスが可能にな
る。
るクロス部にSAアレイ部からnウェル領域およびpn
分離領域を引き伸ばし、この領域内を通過させるように
した実施例によれば、このクロス部内にCMOS回路を
配置することができるため、nチャネルドライブトラン
ジスタのバッファリング機能を持たせることができ、ド
ライブトランジスタを高速に立ちあげることができる。
また、昇圧回路をクロス部に配置する実施例によれば、
昇圧回路を分散して配置することができるため、昇圧電
圧の配線遅延が少なくなり高速なアクセスが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の回路構成図。
【図2】本発明の第1の実施例のウェルレイアウト図。
【図3】本発明の第2の実施例のウェルレイアウト図。
【図4】本発明の第3の実施例の回路構成図。
【図5】本発明の第3の実施例のウェルレイアウト図。
【図6】従来例の回路構成図。
【図7】従来例のウェルレイアウト図。
100 ローカル/グローバルインターフェース回路 110 昇圧回路 120 nウェル領域 130 pウェル領域 140 pn分離領域 150 昇圧回路用nウェル領域 160 昇圧回路分離領域 170 センスアンプアレイ(SAアレイ) 180 ビット線プリチャージ回路 190 ビット線トランスファゲート 200 メモリセルアレイ GIOT/B グローバルI/O線 GPDL グローバルプリチャージ信号 GTG グローバルトランスファゲート信号 LIOT/B ローカルI/O線 LPDL ローカルプリチャージ信号 LTG ローカルトランスファゲート信号 Q1 センスアンプドライブ用pMOS Q2 センスアンプドライブ用nMOS Q3 LPDLプルアップ用pMOS Q4 LPDLプルダウン用nMOS Q5 LTGプルダウン用nMOS SANB センスアンプドライブ信号(SAドライブ信
号) SAP センスアンプドライブ信号(SAドライブ信
号) SE センスアンプドライバ制御信号(SAドライバ制
御信号) SEB センスアンプドライバ制御信号(SAドライバ
制御信号) SWC、SWC1〜SWC4 センスアンプアレイ行−
SWD列クロス部(SAアレイ行−SWD列クロス部) SWD サブワードドライバ回路 SWL サブワード線
号) SAP センスアンプドライブ信号(SAドライブ信
号) SE センスアンプドライバ制御信号(SAドライバ制
御信号) SEB センスアンプドライバ制御信号(SAドライバ
制御信号) SWC、SWC1〜SWC4 センスアンプアレイ行−
SWD列クロス部(SAアレイ行−SWD列クロス部) SWD サブワードドライバ回路 SWL サブワード線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 27/108 G11C 11/41 H01L 21/8238 H01L 21/8242 H01L 27/092
Claims (4)
- 【請求項1】 半導体基板上にマトリックス状に配置さ
れた複数のメモリセルアレイと、行方向の並びのメモリ
セルアレイ間に配置されたサブワードドライバ回路と、
列方向の並びのメモリセルアレイ間に配置されたセンス
アンプアレイと、メモリセルアレイ間の対角の位置に配
置されたセンスアンプアレイ行−サブドライバ回路列ク
ロス部(SWC)と、を備え、分割デコード方式にてメ
モリセルへのアクセスが行われる半導体記憶装置におい
て、グローバルI/O線−ローカルI/O線間のI/
Oインターフェース回路と、センスアンプ制御回路内
のドライブ用pチャネルトランジスタと、センスアン
プ制御回路内のドライブ用nチャネルトランジスタと、
がそれぞれ別々のSWCに設けられていることを特徴と
する半導体記憶装置。 - 【請求項2】 前記ドライブ用nチャネルトランジスタ
の形成されたSWCにはnチャネルトランジスタのみ
が、前記ドライブ用pチャネルトランジスタの形成され
たSWCにはpチャネルトランジスタのみが形成されて
いることを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。 - 【請求項3】 センスアンプがCMOS回路により構成
され、前記ドライブ用nチャネルトランジスタの形成さ
れたSWCの両側のセンスアンプアレイ内のpチャネル
トランジスタを形成するためのnウェルが当該SWC内
を貫通するように引き延ばされていることを特徴とする
請求項1記載の半導体記憶装置。 - 【請求項4】 前記メモリセルアレイにおけるビット線
とセンスアンプ間のトランスファゲートを駆動する信号
を形成する昇圧回路が、グローバルI/O線−ローカ
ルI/O線間のI/Oインターフェース回路、センス
アンプ制御回路内のドライブ用pチャネルトランジス
タ、センスアンプ制御回路内のドライブ用nチャネル
トランジスタ、のそれぞれが形成されているSWCとは
異なるSWCに形成されていることを特徴とする請求項
1記載の半導体記憶装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8010527A JP2757849B2 (ja) | 1996-01-25 | 1996-01-25 | 半導体記憶装置 |
US08/787,237 US5793664A (en) | 1996-01-25 | 1997-01-22 | Dynamic random access memory device |
CA002195836A CA2195836C (en) | 1996-01-25 | 1997-01-23 | Semiconductor memory having main word line and subword lines provided correspondingly to the main word line |
TW086100765A TW340942B (en) | 1996-01-25 | 1997-01-24 | Semiconductor memory having a primary character line corresponding to the secondary character line |
KR1019970002110A KR100242906B1 (ko) | 1996-01-25 | 1997-01-25 | 주워드선과 이 주워드선에 상응하게 제공되는 서브워드선을 갖는 반도체 메모리 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8010527A JP2757849B2 (ja) | 1996-01-25 | 1996-01-25 | 半導体記憶装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09205182A JPH09205182A (ja) | 1997-08-05 |
JP2757849B2 true JP2757849B2 (ja) | 1998-05-25 |
Family
ID=11752732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JP2757849B2 (ja) |
KR (1) | KR100242906B1 (ja) |
CA (1) | CA2195836C (ja) |
TW (1) | TW340942B (ja) |
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JP2000049307A (ja) * | 1998-07-29 | 2000-02-18 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体記憶装置 |
KR100480902B1 (ko) * | 1998-09-02 | 2005-06-08 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체 메모리장치의 레이아웃 |
JP4212171B2 (ja) | 1999-01-28 | 2009-01-21 | 株式会社ルネサステクノロジ | メモリ回路/ロジック回路集積システム |
JP4632107B2 (ja) | 2000-06-29 | 2011-02-16 | エルピーダメモリ株式会社 | 半導体記憶装置 |
KR100403344B1 (ko) * | 2001-09-13 | 2003-11-01 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체 메모리 장치 |
DE10339894B4 (de) * | 2003-08-29 | 2006-04-06 | Infineon Technologies Ag | Leseverstärker-Zuschalt/Abschalt-Schaltungsanordnung |
JP4149969B2 (ja) * | 2004-07-14 | 2008-09-17 | 株式会社東芝 | 半導体装置 |
KR100772700B1 (ko) * | 2006-06-29 | 2007-11-02 | 주식회사 하이닉스반도체 | 셀어레이에 비트라인균등화부를 갖는 메모리장치 및비트라인균등화부를 셀어레이에 배치하는 방법. |
JP5690464B2 (ja) * | 2007-11-20 | 2015-03-25 | ピーエスフォー ルクスコ エスエイアールエルPS4 Luxco S.a.r.l. | 半導体記憶装置 |
US7701785B2 (en) * | 2008-06-23 | 2010-04-20 | Freescale Semiconductor, Inc. | Memory with high speed sensing |
JP2014149884A (ja) * | 2013-01-31 | 2014-08-21 | Micron Technology Inc | 半導体装置 |
KR20160074907A (ko) * | 2014-12-19 | 2016-06-29 | 에스케이하이닉스 주식회사 | 반도체 메모리 장치의 워드라인 구동회로 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2785655B2 (ja) * | 1993-11-01 | 1998-08-13 | 日本電気株式会社 | 半導体装置 |
-
1996
- 1996-01-25 JP JP8010527A patent/JP2757849B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-01-22 US US08/787,237 patent/US5793664A/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-01-23 CA CA002195836A patent/CA2195836C/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-01-24 TW TW086100765A patent/TW340942B/zh not_active IP Right Cessation
- 1997-01-25 KR KR1019970002110A patent/KR100242906B1/ko not_active IP Right Cessation
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TW340942B (en) | 1998-09-21 |
CA2195836C (en) | 2001-03-20 |
CA2195836A1 (en) | 1997-07-26 |
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