JP2757558B2 - レンズ位置検出装置 - Google Patents
レンズ位置検出装置Info
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- JP2757558B2 JP2757558B2 JP30200790A JP30200790A JP2757558B2 JP 2757558 B2 JP2757558 B2 JP 2757558B2 JP 30200790 A JP30200790 A JP 30200790A JP 30200790 A JP30200790 A JP 30200790A JP 2757558 B2 JP2757558 B2 JP 2757558B2
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- lens barrel
- zoom
- focus ring
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ビデオ一体形カメラに使用して有効なレン
ズ位置検出装置に関するものである。
ズ位置検出装置に関するものである。
従来の技術 近年ビデオ一体形カメラの普及が目ざましく、カメラ
撮りを楽しむ機会も増加している。カメラ撮りを行う場
合、簡単，確実に撮れるという点からオートフォーカス
（以下AF）機構不可欠な要素となっている。AF機構を正
確に動作させるためには、フォーカス，ズーム等の状態
を検出しなければならず、そのためにレンズ位置検出機
構が必要である。以下図面を参照しながら従来のレンズ
位置検出装置について説明する。
撮りを楽しむ機会も増加している。カメラ撮りを行う場
合、簡単，確実に撮れるという点からオートフォーカス
（以下AF）機構不可欠な要素となっている。AF機構を正
確に動作させるためには、フォーカス，ズーム等の状態
を検出しなければならず、そのためにレンズ位置検出機
構が必要である。以下図面を参照しながら従来のレンズ
位置検出装置について説明する。
第２図は、フォーカス及びズームの状態を検出する為
に用いた従来のレンズ位置検出装置を示す構成図であ
る。第２図においてフォーカスリング１は、光軸16を中
心に回動可能である。フォーカスリング１の外周には明
暗反射板３が配設されておりフォトセンサ6,7は反射出
力が最大になる様に明暗反射体と一定距離を隔ててＰ板
10上に配設されており、Ｐ板10は固定部材12によりレン
ズ鏡胴本体５に固定されている。同様にズームリング２
も光軸16を中心に回動可能であり外周に明暗反射板４が
配設されている。またフォトセンサ8,9は、その反射出
力が最大になる一定距離を隔てて明暗反射板４に対面す
るＰ板11に実装されており、そのＰ板11はレンズ鏡胴本
体５に固定部材13により固定されている。以上の様に構
成された従来のレンズ位置検出装置について以下その動
作について説明する。
に用いた従来のレンズ位置検出装置を示す構成図であ
る。第２図においてフォーカスリング１は、光軸16を中
心に回動可能である。フォーカスリング１の外周には明
暗反射板３が配設されておりフォトセンサ6,7は反射出
力が最大になる様に明暗反射体と一定距離を隔ててＰ板
10上に配設されており、Ｐ板10は固定部材12によりレン
ズ鏡胴本体５に固定されている。同様にズームリング２
も光軸16を中心に回動可能であり外周に明暗反射板４が
配設されている。またフォトセンサ8,9は、その反射出
力が最大になる一定距離を隔てて明暗反射板４に対面す
るＰ板11に実装されており、そのＰ板11はレンズ鏡胴本
体５に固定部材13により固定されている。以上の様に構
成された従来のレンズ位置検出装置について以下その動
作について説明する。
第２図においてフォーカスリング１がレンズ光軸16に
対して回動した場合、フォトセンサ6,7の前面には、最
適反射距離を隔てて明暗反射体３が表われる。第３図の
様に明暗反射体３明反射部がフォトセンサ６の前面にあ
る場合LED17の光線は明反射部19にて反射されフォトト
ランジスタ18をONさせる。このON信号は、第１図におけ
る出力線14によりカメラＰ板へて伝導される。ズームリ
ング２が回動した場合も全く同様に出力線15により信号
伝達される。
対して回動した場合、フォトセンサ6,7の前面には、最
適反射距離を隔てて明暗反射体３が表われる。第３図の
様に明暗反射体３明反射部がフォトセンサ６の前面にあ
る場合LED17の光線は明反射部19にて反射されフォトト
ランジスタ18をONさせる。このON信号は、第１図におけ
る出力線14によりカメラＰ板へて伝導される。ズームリ
ング２が回動した場合も全く同様に出力線15により信号
伝達される。
発明が解決しようとする課題 しかしながら前記の様な構成では、フォーカス及びズ
ームリングのそれぞれの位置を検出する為に別々のＰ板
及び信号線が必要となり、部品点数が多く、組立工数も
かかるのでコストupとなる。従って、最近のビデオ一体
形カメラの小形軽量化，低コスト化等の大きな妨げとな
る。
ームリングのそれぞれの位置を検出する為に別々のＰ板
及び信号線が必要となり、部品点数が多く、組立工数も
かかるのでコストupとなる。従って、最近のビデオ一体
形カメラの小形軽量化，低コスト化等の大きな妨げとな
る。
本発明は前記課題を解決するもので小形軽量かつ低コ
ストで構成の容易なレンズ位置検出装置を提供するもの
である。
ストで構成の容易なレンズ位置検出装置を提供するもの
である。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明のレンズ位置検出装
置は、フォーカスリング及びズームリングのそれぞれに
設けられた位置検出部材と前記位置検出部材に対向して
配設された複数の位置検出センサ、位置検出センサを保
持するプリント基板とプリント基板と位置検出センサの
間に挿入されるスペーサと、プリント基板をレンズ鏡胴
本体に固定する固定部材とを備えたものである。
置は、フォーカスリング及びズームリングのそれぞれに
設けられた位置検出部材と前記位置検出部材に対向して
配設された複数の位置検出センサ、位置検出センサを保
持するプリント基板とプリント基板と位置検出センサの
間に挿入されるスペーサと、プリント基板をレンズ鏡胴
本体に固定する固定部材とを備えたものである。
作 用 本発明は上記した構成によって、従来独立して必要で
あったフォーカス及びズーム用の位置検出センサは保持
するプリント基板が一体化可能となり、それにともなっ
て、プリント基板をレンズ鏡胴本体へ固定する固定部材
及び信号を出力する出力線等の部品も削減することが可
能となり、容易な構成で小形軽量化ができ、また大幅な
低コスト化組立工数削減も可能となる。
あったフォーカス及びズーム用の位置検出センサは保持
するプリント基板が一体化可能となり、それにともなっ
て、プリント基板をレンズ鏡胴本体へ固定する固定部材
及び信号を出力する出力線等の部品も削減することが可
能となり、容易な構成で小形軽量化ができ、また大幅な
低コスト化組立工数削減も可能となる。
実施例 以下本発明のレンズ位置検出装置の一実施例について
図面を参照しながら説明する。
図面を参照しながら説明する。
第１図は本発明の一実施例の構成を示す側面図であ
る。第１図においてフォーカスリング21及びズームリン
グ24はそれぞれレンズ鏡胴25の外周上をレンズ光軸35を
中心としてそれぞれ回動可能である。そして、それぞれ
の円周上には明暗反射体22,23が配設されている。そし
て明暗反射体22に対向する位置には、フォトセンサー2
6,27が反射出力が最大となる様にプリント基板31上に配
設されている。また明暗反射体23に対向する位置にはフ
ォトセンサ28,29,30がフォーカスリング21及びズームリ
ング23の外径差分だけのスペーサ32をプリント基板31と
の間に挿入してフォトセンサの反射出力が最大となる位
置に配設される。
る。第１図においてフォーカスリング21及びズームリン
グ24はそれぞれレンズ鏡胴25の外周上をレンズ光軸35を
中心としてそれぞれ回動可能である。そして、それぞれ
の円周上には明暗反射体22,23が配設されている。そし
て明暗反射体22に対向する位置には、フォトセンサー2
6,27が反射出力が最大となる様にプリント基板31上に配
設されている。また明暗反射体23に対向する位置にはフ
ォトセンサ28,29,30がフォーカスリング21及びズームリ
ング23の外径差分だけのスペーサ32をプリント基板31と
の間に挿入してフォトセンサの反射出力が最大となる位
置に配設される。
以上の様に構成されたレンズ位置検出装置について以
下にその動作を説明する。
下にその動作を説明する。
第１図において、フォーカスリング21又はズームリン
グ24が光軸35を中心に回動した場合、フォトセンサ26,2
7に対しては明暗反射体22かフォトセンサ28,29,30に対
しては、明暗反射体23がそれぞれフォトセンサの出力が
最大となる距離を隔て向い合う。そしてズーム，フォー
カスの各フォトセンサはそれぞれの対向する明暗反射体
が明部であるか暗部であるかにより位置検出信号をプリ
ント基板31に設けられた出力線34から一括して出力す
る。
グ24が光軸35を中心に回動した場合、フォトセンサ26,2
7に対しては明暗反射体22かフォトセンサ28,29,30に対
しては、明暗反射体23がそれぞれフォトセンサの出力が
最大となる距離を隔て向い合う。そしてズーム，フォー
カスの各フォトセンサはそれぞれの対向する明暗反射体
が明部であるか暗部であるかにより位置検出信号をプリ
ント基板31に設けられた出力線34から一括して出力す
る。
以上の様に本実施例ではズームレンズの位置検出セン
サ28,29,30とプリント基板31との間にスペーサ32を挿入
することによりフォーカスレンズの位置検出センサ26,2
7とフォーカスリング21の出力と同等の最大出力が得る
ことができ、従来フォーカス，ズーム別々に必要であっ
たプリント基板出力線を１つにまとめることが可能とな
った。
サ28,29,30とプリント基板31との間にスペーサ32を挿入
することによりフォーカスレンズの位置検出センサ26,2
7とフォーカスリング21の出力と同等の最大出力が得る
ことができ、従来フォーカス，ズーム別々に必要であっ
たプリント基板出力線を１つにまとめることが可能とな
った。
以下、本発明の第２の実施例について図面を参照しな
がら説明する。第２図は第２の実施例のレンズ位置検出
装置の側面図である。同図において、52は固定部材であ
り、他は第１図の構成と同様なものである。第１図の構
成と異るのは固定部材52をスペーサと一体的に構成する
ことにより部品点数削減を行ったものである。本実施例
の動作は第１の実施例と同様であるが、スペーサと固定
部材を一体的に構成することにより部品点数をさらに削
減することが可能となり一層の低コスト，低工数化が可
能となった。
がら説明する。第２図は第２の実施例のレンズ位置検出
装置の側面図である。同図において、52は固定部材であ
り、他は第１図の構成と同様なものである。第１図の構
成と異るのは固定部材52をスペーサと一体的に構成する
ことにより部品点数削減を行ったものである。本実施例
の動作は第１の実施例と同様であるが、スペーサと固定
部材を一体的に構成することにより部品点数をさらに削
減することが可能となり一層の低コスト，低工数化が可
能となった。
なお、第１の実施例において位置検出センサはフォト
センサ26,27,28,29,30、位置検出部材は明暗反射体とし
たが、それぞれホール素子と磁石などを利用しても良
い。
センサ26,27,28,29,30、位置検出部材は明暗反射体とし
たが、それぞれホール素子と磁石などを利用しても良
い。
発明の効果 以上の様に本発明は、位置検出センサとそれを保持す
るプリント基板との間にスペーサを挿入することにより
フォーカスレンズ及びズームレンズの位置検出センサを
ズームリングとフォーカスリングの外径の異るレンズ鏡
胴においても同一プリント基板上に実装することが可能
となり、レンズ位置検出をより少ない部品点数で行なう
ことができ、小形軽量で低コスト，低工数の優れたレン
ズ位置検出装置を容易に構成できる。したがってレンズ
及びビデオ一体形カメラの小形軽量化，低コスト化に非
常に大きな効果が得られる。
るプリント基板との間にスペーサを挿入することにより
フォーカスレンズ及びズームレンズの位置検出センサを
ズームリングとフォーカスリングの外径の異るレンズ鏡
胴においても同一プリント基板上に実装することが可能
となり、レンズ位置検出をより少ない部品点数で行なう
ことができ、小形軽量で低コスト，低工数の優れたレン
ズ位置検出装置を容易に構成できる。したがってレンズ
及びビデオ一体形カメラの小形軽量化，低コスト化に非
常に大きな効果が得られる。
第１図は本発明の第１の実施例の側面図、第２図は第２
の実施例の側面図、第３図は従来の位置検出装置の側面
図、第４図は位置検出部の拡大図である。 21……フォーカスリング、22,23……明暗反射体、24…
…ズームリング、25……レンズ鏡胴本体、26,27,28,29,
30……フォトセンサ、31……プリント基板、32……スペ
ーサ、33……固定部材、34……出力線、35……光軸。
の実施例の側面図、第３図は従来の位置検出装置の側面
図、第４図は位置検出部の拡大図である。 21……フォーカスリング、22,23……明暗反射体、24…
…ズームリング、25……レンズ鏡胴本体、26,27,28,29,
30……フォトセンサ、31……プリント基板、32……スペ
ーサ、33……固定部材、34……出力線、35……光軸。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平２−272408（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−178642（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−187811（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G02B 7/00
Claims (2)
- 【請求項１】レンズ鏡胴本体とレンズ鏡胴本体の外周上
を所定の角度回動可能なフォーカスリングと、レンズ鏡
胴本体の外周上を所定の角度回動可能であり、前記フォ
ーカスリングと外径の異なるズームリングを有するレン
ズ鏡胴において、前記フォーカスリング及びズームリン
グのそれぞれに設けられた位置検出部材と、前記位置検
出部材に対向して配設された複数の位置検出センサと前
記位置検出センサを保持するプリント基板と、前記プリ
ント基板と前記位置検出センサの間に挿入されるスペー
サと、前記プリント基板を鏡胴に固定する取付部材とか
ら構成されるレンズ位置検出装置であって前記フォーカ
スリングに取付けられた位置検出部材と対向する位置検
出センサまでの距離と、前記ズームリングに配設された
位置検出部材と対向する位置検出センサまでの距離が等
しくなる様に構成されたことを特徴とするレンズ位置検
出装置。 - 【請求項２】位置検出センサとプリント基板の間に挿入
するスペーサとプリント基板をレンズ鏡胴本体へ固定す
る固定部材とを一体的に構成した請求項１記載のレンズ
位置検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30200790A JP2757558B2 (ja) | 1990-11-06 | 1990-11-06 | レンズ位置検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30200790A JP2757558B2 (ja) | 1990-11-06 | 1990-11-06 | レンズ位置検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04172411A JPH04172411A (ja) | 1992-06-19 |
| JP2757558B2 true JP2757558B2 (ja) | 1998-05-25 |
Family
ID=17903766
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30200790A Expired - Fee Related JP2757558B2 (ja) | 1990-11-06 | 1990-11-06 | レンズ位置検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2757558B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3259316B2 (ja) * | 1992-02-07 | 2002-02-25 | ソニー株式会社 | 位置検出装置、レンズ装置、ビデオカメラ |
-
1990
- 1990-11-06 JP JP30200790A patent/JP2757558B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04172411A (ja) | 1992-06-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |