JP2757243B2 - マイクロセルラーシステムにおける不正使用防止方法 - Google Patents
マイクロセルラーシステムにおける不正使用防止方法Info
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- JP2757243B2 JP2757243B2 JP5068660A JP6866093A JP2757243B2 JP 2757243 B2 JP2757243 B2 JP 2757243B2 JP 5068660 A JP5068660 A JP 5068660A JP 6866093 A JP6866093 A JP 6866093A JP 2757243 B2 JP2757243 B2 JP 2757243B2
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- control device
- maintenance console
- timer
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W84/00—Network topologies
- H04W84/02—Hierarchically pre-organised networks, e.g. paging networks, cellular networks, WLAN [Wireless Local Area Network] or WLL [Wireless Local Loop]
- H04W84/10—Small scale networks; Flat hierarchical networks
- H04W84/16—WPBX [Wireless Private Branch Exchange]
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- H04W16/24—Cell structures
- H04W16/32—Hierarchical cell structures
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Computer Security & Cryptography (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、セルラーシステム（Ｃ
ellular Ｍobil Ｔelephone Ｓystem 、以下ＣＭＴＳ
と略す。）と周波数帯域上で共存するマイクロセルラー
システム（Ｍicro Ｃellular Ｓystem 、以下ＭＣＳと
略す。）において、システム管理者の管理下を離れてマ
イクロセルラーシステムが不正に使用されることを防止
するための方法に関するものである。
ellular Ｍobil Ｔelephone Ｓystem 、以下ＣＭＴＳ
と略す。）と周波数帯域上で共存するマイクロセルラー
システム（Ｍicro Ｃellular Ｓystem 、以下ＭＣＳと
略す。）において、システム管理者の管理下を離れてマ
イクロセルラーシステムが不正に使用されることを防止
するための方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、ＭＣＳには大別して２種類の方式
がある。その一つは、ＣＭＴＳにおいて、基地局無線機
からの送信出力を低減し、セル半径の縮小を図ったもの
である。これは、周波数の繰り返し利用効率を高め、単
位面積当たりの移動端末の収容数を高めることが主目的
で実施される。これは、セル半径が小さいことを除いて
は、本質的にＣＭＴＳと何等変わることなく、ＭＣＳの
使用周波数帯域はＣＭＴＳと同一である。また、一般
に、ＣＭＴＳの事業者がこのシステムを管理・運用す
る。この方式のシステム構成の例を図３に示す。
がある。その一つは、ＣＭＴＳにおいて、基地局無線機
からの送信出力を低減し、セル半径の縮小を図ったもの
である。これは、周波数の繰り返し利用効率を高め、単
位面積当たりの移動端末の収容数を高めることが主目的
で実施される。これは、セル半径が小さいことを除いて
は、本質的にＣＭＴＳと何等変わることなく、ＭＣＳの
使用周波数帯域はＣＭＴＳと同一である。また、一般
に、ＣＭＴＳの事業者がこのシステムを管理・運用す
る。この方式のシステム構成の例を図３に示す。
【０００３】図３において、ＣＭＴＳ用基地局１０１お
よびＭＣＳ用基地局１０２は、セルラー交換局（Ｍobil
e Ｔelephone Ｓwiching Ｏffice ）１０３に直接接続
されており、各基地局１０１、１０２の管理・運用はす
べてセルラー交換局１０３により集中して制御される。
したがって、各基地局１０１、１０２の不正使用防止対
策も、セルラー交換局１０３を介して、セルラー交換局
１０３の事業者が責任をもって行なっている。
よびＭＣＳ用基地局１０２は、セルラー交換局（Ｍobil
e Ｔelephone Ｓwiching Ｏffice ）１０３に直接接続
されており、各基地局１０１、１０２の管理・運用はす
べてセルラー交換局１０３により集中して制御される。
したがって、各基地局１０１、１０２の不正使用防止対
策も、セルラー交換局１０３を介して、セルラー交換局
１０３の事業者が責任をもって行なっている。
【０００４】二つ目は、ＣＭＴＳとは異なる周波数帯域
を使用し、ＣＭＴＳをミニチュア化したシステム構成に
より、ある限られたエリアをサービスゾーンとし、特殊
な移動通信サービスを提供するものである。例えば、ワ
イヤレスＰＢＸと称されるシステムがその代表的な例で
あり、図４にそのシステム構成例を示す。このシステム
は、法定の微小送信電力を用いることにより、特定の事
業者による管理・運用を不要としたものが一般的であ
り、システム全体をユーザが買い取り、自己の私有設備
として管理・運用する。
を使用し、ＣＭＴＳをミニチュア化したシステム構成に
より、ある限られたエリアをサービスゾーンとし、特殊
な移動通信サービスを提供するものである。例えば、ワ
イヤレスＰＢＸと称されるシステムがその代表的な例で
あり、図４にそのシステム構成例を示す。このシステム
は、法定の微小送信電力を用いることにより、特定の事
業者による管理・運用を不要としたものが一般的であ
り、システム全体をユーザが買い取り、自己の私有設備
として管理・運用する。
【０００５】図４において、２０１は公衆電話通信網に
接続された構内交換機、２０２は構内交換機２０１に接
続された制御装置、２０３は制御装置に有線で接続され
た複数の基地局、２０４は基地局２０３に無線で接続さ
れた移動局、２０５は複数の基地局２０３で構成された
無線ゾーンである。図４に示す各構成機器は、一般に小
型軽量で、容易に移動・設置できるのが普通である。そ
れらの機器の不正使用防止対策は、それぞれのユーザが
独自の方法で行なっている。
接続された構内交換機、２０２は構内交換機２０１に接
続された制御装置、２０３は制御装置に有線で接続され
た複数の基地局、２０４は基地局２０３に無線で接続さ
れた移動局、２０５は複数の基地局２０３で構成された
無線ゾーンである。図４に示す各構成機器は、一般に小
型軽量で、容易に移動・設置できるのが普通である。そ
れらの機器の不正使用防止対策は、それぞれのユーザが
独自の方法で行なっている。
【０００６】そして、近年、新しく登場したのが、上記
のいずれにも属さないＭＣＳである。これは、ＣＭＴＳ
と同一の周波数帯域を共用する一方で、ＣＭＴＳとの相
互干渉を避けながら動作するワイヤレスＰＢＸのような
独立したＭＣＳであり、したがってそのシステム構成は
図４と同様なものである。
のいずれにも属さないＭＣＳである。これは、ＣＭＴＳ
と同一の周波数帯域を共用する一方で、ＣＭＴＳとの相
互干渉を避けながら動作するワイヤレスＰＢＸのような
独立したＭＣＳであり、したがってそのシステム構成は
図４と同様なものである。
【０００７】このタイプのＭＣＳは、各ユーザサイトに
設置され、システムの所有権も各ユーザが持つため、日
常の管理・運用は各ユーザが行なうが、セルラー事業者
としては、周波数の管理・運用に責任を持たなければな
らない。
設置され、システムの所有権も各ユーザが持つため、日
常の管理・運用は各ユーザが行なうが、セルラー事業者
としては、周波数の管理・運用に責任を持たなければな
らない。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな新しいＭＣＳは、小型軽量なため、比較的容易に移
動・設置ができる。したがって、ユーザは、自己の都合
に応じて、初めに設置した場所から別の場所へＭＣＳを
移設しうる。移動先において、ＭＣＳとＣＭＴＳを共存
させるに必要な手続が正しく行なわれないと、ＭＣＳは
ＣＭＴＳへ干渉妨害を与える可能性がある。特に、移動
先が別のセルラー事業者のテリトリーであった場合に
は、移設先のセルラー事業者が認知しない無線設備を動
作させてしまうことになり、重大な責任問題に発展し得
る。
うな新しいＭＣＳは、小型軽量なため、比較的容易に移
動・設置ができる。したがって、ユーザは、自己の都合
に応じて、初めに設置した場所から別の場所へＭＣＳを
移設しうる。移動先において、ＭＣＳとＣＭＴＳを共存
させるに必要な手続が正しく行なわれないと、ＭＣＳは
ＣＭＴＳへ干渉妨害を与える可能性がある。特に、移動
先が別のセルラー事業者のテリトリーであった場合に
は、移設先のセルラー事業者が認知しない無線設備を動
作させてしまうことになり、重大な責任問題に発展し得
る。
【０００９】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、ＣＭＴＳと周波数帯域を共有するＭＣＳ
が、本来の設置場所から無許可で移動され、不正に使用
されることを防止するための方法を提供することを目的
とするものである。
るものであり、ＣＭＴＳと周波数帯域を共有するＭＣＳ
が、本来の設置場所から無許可で移動され、不正に使用
されることを防止するための方法を提供することを目的
とするものである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、セルラーシステムと周波数帯域を共有す
るマイクロセルラーシステムにおいて、公衆電話通信網
の加入者電話番号が割り当てられた電話ポートに接続さ
れてシステム運用接続・中断を実行する制御装置と、公
衆電話通信網を介して遠隔地から制御装置と通信するメ
ンテナンスコンソールと備え、制御装置が、メンテナン
スコンソールから設定可能な時限タイマーを有し、メン
テナンスコンソールがタイマーをリセット／リスタート
する機能を有し、時限タイマーがタイムアウトしたとき
にシステムの運用を停止させるようにしたものである。
に、本発明は、セルラーシステムと周波数帯域を共有す
るマイクロセルラーシステムにおいて、公衆電話通信網
の加入者電話番号が割り当てられた電話ポートに接続さ
れてシステム運用接続・中断を実行する制御装置と、公
衆電話通信網を介して遠隔地から制御装置と通信するメ
ンテナンスコンソールと備え、制御装置が、メンテナン
スコンソールから設定可能な時限タイマーを有し、メン
テナンスコンソールがタイマーをリセット／リスタート
する機能を有し、時限タイマーがタイムアウトしたとき
にシステムの運用を停止させるようにしたものである。
【００１１】
【作用】本発明は、上記した方法により、以下のような
作用を有する。 （１）制御装置は、時限タイマーをリセット／リスター
トすると同時にＭＣＳの運用を開始させる。 （２）メンテナンスコンソールは前記時限タイマー時間
よりも短いインターバルで制御装置へアクセスし、アク
セスが成功すると時限タイマーをリセット／リスタート
し、制御装置はＭＣＳの運用を継続させる。 （３）上記アクセスが成立しなかったときには、前記時
限タイマーはリセットされず、タイムアウトまで到達す
ると、制御装置はＭＣＳの運用を停止する。 （４）さらに、上記アクセスが成立しなかったときに
は、メンテナンスコンソールはシステム管理者へ警報を
発信する。
作用を有する。 （１）制御装置は、時限タイマーをリセット／リスター
トすると同時にＭＣＳの運用を開始させる。 （２）メンテナンスコンソールは前記時限タイマー時間
よりも短いインターバルで制御装置へアクセスし、アク
セスが成功すると時限タイマーをリセット／リスタート
し、制御装置はＭＣＳの運用を継続させる。 （３）上記アクセスが成立しなかったときには、前記時
限タイマーはリセットされず、タイムアウトまで到達す
ると、制御装置はＭＣＳの運用を停止する。 （４）さらに、上記アクセスが成立しなかったときに
は、メンテナンスコンソールはシステム管理者へ警報を
発信する。
【００１２】したがって、本発明によれば、ＭＣＳを本
来の設置場所から勝手に移動させ、システム管理者の許
可なく使用しようとしても、メンテナンスコンソールか
らのアクセスが成立しないため、運用を禁止することが
可能となる。
来の設置場所から勝手に移動させ、システム管理者の許
可なく使用しようとしても、メンテナンスコンソールか
らのアクセスが成立しないため、運用を禁止することが
可能となる。
【００１３】また、システム管理者は、ＭＣＳに対して
何等かの異常事態が発生したことを早急に知ることが可
能となる。
何等かの異常事態が発生したことを早急に知ることが可
能となる。
【００１４】
【実施例】（システム構成例）図１は本発明の一実施例
におけるマイクロセルラーシステム（ＭＣＳ）の構成を
示すものである。図１において、ＭＣＳは公衆電話通信
網１に接続された構内交換機２と、構内交換機２に接続
されてモデム機能を備えてシステムの運用継続・中断を
実行する制御装置３と、制御装置３に有線回線で接続さ
れた複数の基地局４と、基地局４に無線回線で接続され
た移動局５とを備えている。複数の基地局４で１つの無
線ゾーン６を構成し、その無線ゾーン６に登録された移
動局５は、本来はその無線ゾーン６内でのみ通話を許可
される。多チャンネル切り替え受信機７の場合は、複数
の無線ゾーン６にわたって通話が可能である。そして本
実施例においては、公衆電話通信網１にメンテナンスコ
ンソール８が接続されており、公衆電話通信網１の加入
者電話番号が割り当てられた電話ポートが、構内交換機
３を介して制御装置３の加入者電話ポートに接続されて
いる。これにより、メンテナンスコンソール８は、公衆
電話通信網１を介して遠隔地から制御装置３に対しアク
セスすることができる。
におけるマイクロセルラーシステム（ＭＣＳ）の構成を
示すものである。図１において、ＭＣＳは公衆電話通信
網１に接続された構内交換機２と、構内交換機２に接続
されてモデム機能を備えてシステムの運用継続・中断を
実行する制御装置３と、制御装置３に有線回線で接続さ
れた複数の基地局４と、基地局４に無線回線で接続され
た移動局５とを備えている。複数の基地局４で１つの無
線ゾーン６を構成し、その無線ゾーン６に登録された移
動局５は、本来はその無線ゾーン６内でのみ通話を許可
される。多チャンネル切り替え受信機７の場合は、複数
の無線ゾーン６にわたって通話が可能である。そして本
実施例においては、公衆電話通信網１にメンテナンスコ
ンソール８が接続されており、公衆電話通信網１の加入
者電話番号が割り当てられた電話ポートが、構内交換機
３を介して制御装置３の加入者電話ポートに接続されて
いる。これにより、メンテナンスコンソール８は、公衆
電話通信網１を介して遠隔地から制御装置３に対しアク
セスすることができる。
【００１５】（ＭＣＳにおける不正使用防止方法の例）
本実施例を運用するＭＣＳにおいては、セルラー事業者
が認知した場所で運用し、ユーザがセルラー事業者に無
許可で移動・設置することができないという考えに基づ
いて不正使用の防止を図るものである。以下、図２を参
照しながら説明する。
本実施例を運用するＭＣＳにおいては、セルラー事業者
が認知した場所で運用し、ユーザがセルラー事業者に無
許可で移動・設置することができないという考えに基づ
いて不正使用の防止を図るものである。以下、図２を参
照しながら説明する。
【００１６】（ａ）メンテナンスコンソール８が定期的
に制御装置３と通信する方法 １．ＭＣＳは、あらかじめ制御装置３とメンテナンスコ
ンソール８とが通信を行なうために、公衆電話通信網１
の加入者電話番号が割り当てられた電話ポートを制御装
置３が有する加入者電話ポートに接続する。 ２．制御装置３は、６４回線の加入者電話ポートを有
し、そのいずれのポートでもメンテナンスコンソール８
との接続ポートとして使用することが可能である。但
し、システムインストール時に、メンテナンスコンソー
ル８との接続ポートを制御装置３のデータベースに登録
する。 ３．ＭＣＳが運用される時、セルラー事業者は、メンテ
ナンスコンソール８にシステム運用開始を指示する。 ４．メンテナンスコンソール８は、システム運用開始が
指示されると制御装置３と通信を開始するために、あら
かじめメンテナンスコンソール８に登録されている制御
装置３の加入者電話番号をダイヤルする（ステップ１
１）。 ５．制御装置３は、メンテナンスコンソール８との接続
ポートからの着信を検出した時、自動的に応答し、制御
装置３に内蔵されているモデムと加入者電話ポートを接
続した後、メンテナンスコンソール８とデータ通信を行
なう（ステップ１２）。 ６．メンテナンスコンソール８は、制御装置３の応答を
確認するとセキュリティコードを送信する（ステップ１
３）。セキュリティコードは、パスワードとシステムの
ＩＤコードにより構成されている。 ７．制御装置３は、メンテナンスコンソール８から送信
されたセキュリティコードの整合性を判定し（ステップ
１４）、正しければメンテナンスコンソール８に対して
ＡＣＫを返送する（ステップ１５）。正しくない場合
は、制御装置３からメンテナンスコンソール８に対して
ＮＡＫを返送して（ステップ１６）、通信を終了する。 ８．上記の結果、メンテナンスコンソール８にてＡＣＫ
を受信した場合は、制御装置３に対してシステムの運用
の継続の指示と次に通信を開始するまでの時間（時限タ
イマーの値）を通知する（ステップ１７）。また、メン
テナンスコンソール８にてＮＡＫを受信した場合は、通
信を終了する。 ９．メンテナンスコンソール８は、上記した制御装置３
との通信が成立しなかった場合、警報音を鳴らし、シス
テム管理者へ通知する。
に制御装置３と通信する方法 １．ＭＣＳは、あらかじめ制御装置３とメンテナンスコ
ンソール８とが通信を行なうために、公衆電話通信網１
の加入者電話番号が割り当てられた電話ポートを制御装
置３が有する加入者電話ポートに接続する。 ２．制御装置３は、６４回線の加入者電話ポートを有
し、そのいずれのポートでもメンテナンスコンソール８
との接続ポートとして使用することが可能である。但
し、システムインストール時に、メンテナンスコンソー
ル８との接続ポートを制御装置３のデータベースに登録
する。 ３．ＭＣＳが運用される時、セルラー事業者は、メンテ
ナンスコンソール８にシステム運用開始を指示する。 ４．メンテナンスコンソール８は、システム運用開始が
指示されると制御装置３と通信を開始するために、あら
かじめメンテナンスコンソール８に登録されている制御
装置３の加入者電話番号をダイヤルする（ステップ１
１）。 ５．制御装置３は、メンテナンスコンソール８との接続
ポートからの着信を検出した時、自動的に応答し、制御
装置３に内蔵されているモデムと加入者電話ポートを接
続した後、メンテナンスコンソール８とデータ通信を行
なう（ステップ１２）。 ６．メンテナンスコンソール８は、制御装置３の応答を
確認するとセキュリティコードを送信する（ステップ１
３）。セキュリティコードは、パスワードとシステムの
ＩＤコードにより構成されている。 ７．制御装置３は、メンテナンスコンソール８から送信
されたセキュリティコードの整合性を判定し（ステップ
１４）、正しければメンテナンスコンソール８に対して
ＡＣＫを返送する（ステップ１５）。正しくない場合
は、制御装置３からメンテナンスコンソール８に対して
ＮＡＫを返送して（ステップ１６）、通信を終了する。 ８．上記の結果、メンテナンスコンソール８にてＡＣＫ
を受信した場合は、制御装置３に対してシステムの運用
の継続の指示と次に通信を開始するまでの時間（時限タ
イマーの値）を通知する（ステップ１７）。また、メン
テナンスコンソール８にてＮＡＫを受信した場合は、通
信を終了する。 ９．メンテナンスコンソール８は、上記した制御装置３
との通信が成立しなかった場合、警報音を鳴らし、シス
テム管理者へ通知する。
【００１７】（ｂ）制御装置３が不正使用を検出し、Ｍ
ＣＳの運用を停止する方法 １．メンテナンスコンソール８は、ＭＣＳの運用が開始
した後も定期的に制御装置３に対して通信を行ない、シ
ステム運用の継続を指示（タイマーリセット要求）す
る。 ２．メンテナンスコンソール８は、制御装置３へ通知し
た時限タイマーより短いインターバルで次回の通信を行
なう。 ３．制御装置３は、メンテナンスコンソール８からタイ
マーリセット要求を受信すると（ステップ１８）、時限
タイマーをリセットする（ステップ１９）。 ４．制御装置３は、メンテナンスコンソール８からのタ
イマーリセット要求を受信できず（ステップ１８）、時
限タイマーがタイムアウトまで到達した時（ステップ２
０）、ＭＣＳの運用を停止する（ステップ２１）。 ５．メンテナンスコンソール８は、制御装置３に対し時
限タイマーの値を変更することができる。制御装置３
は、メンテナンスコンソール８から時限タイマーの変更
要求があった場合、タイマー値を変更する。 ６．制御装置３は、その電源ＯＦＦ／ＯＮによるタイマ
ーのリセットは行なわない。
ＣＳの運用を停止する方法 １．メンテナンスコンソール８は、ＭＣＳの運用が開始
した後も定期的に制御装置３に対して通信を行ない、シ
ステム運用の継続を指示（タイマーリセット要求）す
る。 ２．メンテナンスコンソール８は、制御装置３へ通知し
た時限タイマーより短いインターバルで次回の通信を行
なう。 ３．制御装置３は、メンテナンスコンソール８からタイ
マーリセット要求を受信すると（ステップ１８）、時限
タイマーをリセットする（ステップ１９）。 ４．制御装置３は、メンテナンスコンソール８からのタ
イマーリセット要求を受信できず（ステップ１８）、時
限タイマーがタイムアウトまで到達した時（ステップ２
０）、ＭＣＳの運用を停止する（ステップ２１）。 ５．メンテナンスコンソール８は、制御装置３に対し時
限タイマーの値を変更することができる。制御装置３
は、メンテナンスコンソール８から時限タイマーの変更
要求があった場合、タイマー値を変更する。 ６．制御装置３は、その電源ＯＦＦ／ＯＮによるタイマ
ーのリセットは行なわない。
【００１８】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなよう
に、セルラーシステムと周波数帯域を共有するマイクロ
セルラーシステムにおいて、公衆電話通信網の加入者電
話番号が割り当てられた電話ポートに接続されたシステ
ム運用接続・中断を実行する制御装置と、公衆電話通信
網を介して遠隔地から制御装置と通信するメンテナンス
コンソールと備え、制御装置が、メンテナンスコンソー
ルから設定可能な時限タイマーを有し、メンテナンスコ
ンソールがタイマーをリセット／リスタートする機能を
有し、時限タイマーがタイムアウトしたときにシステム
の運用を停止させるので、マイクロセルラーシステムの
管理者が指定した場所以外での不正使用を防止すること
ができる。
に、セルラーシステムと周波数帯域を共有するマイクロ
セルラーシステムにおいて、公衆電話通信網の加入者電
話番号が割り当てられた電話ポートに接続されたシステ
ム運用接続・中断を実行する制御装置と、公衆電話通信
網を介して遠隔地から制御装置と通信するメンテナンス
コンソールと備え、制御装置が、メンテナンスコンソー
ルから設定可能な時限タイマーを有し、メンテナンスコ
ンソールがタイマーをリセット／リスタートする機能を
有し、時限タイマーがタイムアウトしたときにシステム
の運用を停止させるので、マイクロセルラーシステムの
管理者が指定した場所以外での不正使用を防止すること
ができる。
【図１】本発明の一実施例におけるマイクロセルラーシ
ステムのシステム構成図
ステムのシステム構成図
【図２】同システムにおける不正使用防止処理のフロー
チャート
チャート
【図３】従来のマイクロセルラーシステムの一例を示す
システム構成図
システム構成図
【図４】従来のマイクロセルラーシステムの別の例を示
すシステム構成図
すシステム構成図
１ 公衆電話通信網 ２ 構内交換機 ３ 制御装置 ４ 基地局 ５ 移動局 ６ 無線ゾーン ７ 多チャンネル切り替え受信機 ８ メンテナンスコンソール
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｈ０４Ｑ 7/38 (56)参考文献 特開 平４−200031（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38
Claims (2)
- 【請求項１】 セルラーシステムと周波数帯域を共有す
るマイクロセルラーシステムにおいて、公衆電話通信網
の加入者電話番号が割り当てられた電話ポートに接続さ
れてシステム運用接続・中断を実行する制御装置と、前
記公衆電話通信網を介して遠隔地から前記制御装置と通
信するメンテナンスコンソールと備え、前記制御装置
が、前記メンテナンスコンソールから設定可能な時限タ
イマーを有し、前記メンテナンスコンソールが前記タイ
マーをリセット／リスタートする機能を有し、前記時限
タイマーがタイムアウトしたときにシステムの運用を停
止させることを特徴とするマイクロセルラーシステムに
おける不正使用防止方法。 - 【請求項２】 メンテナンスコンソールが、制御装置内
に設定された時限タイマーの時間内に制御装置に対して
複数回のアクセスを行ない、制御装置は一度でもメンテ
ナンスコンソールとの通信が正しく成立した場合には時
限タイマーをリセットし、あらかじめ定めた回数以上メ
ンテナンスコンソールとの間の通信が成立しなかった場
合には、メンテナンスコンソールまたは制御装置がシス
テム管理者に対して警報を発信することを特徴とする請
求項１記載のマイクロセルラーシステムにおける不正使
用防止方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5068660A JP2757243B2 (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | マイクロセルラーシステムにおける不正使用防止方法 |
| US08/218,750 US5625869A (en) | 1993-03-26 | 1994-03-25 | System for preventing unauthorized use of a micro cellular system operating in coexistence with a cellular system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5068660A JP2757243B2 (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | マイクロセルラーシステムにおける不正使用防止方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06284462A JPH06284462A (ja) | 1994-10-07 |
| JP2757243B2 true JP2757243B2 (ja) | 1998-05-25 |
Family
ID=13380091
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5068660A Expired - Fee Related JP2757243B2 (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | マイクロセルラーシステムにおける不正使用防止方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5625869A (ja) |
| JP (1) | JP2757243B2 (ja) |
Families Citing this family (40)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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1994
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