JP3210989B2 - 多モード通信システム - Google Patents

多モード通信システム

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    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は改良された無線通信システムに関する。さら
に詳しくは、本発明の好ましい実施態様は多モード通信
システムに関し、このシステムは、標準の無線電話セル
ラーネットワーク(Cellular network)の通達範囲内に
あるときは、標準のアナログまたはディジタルのプロト
コルで作動し、そしてワイヤライン電話ネットワークに
接続されている独立の低電力「ピコ(pico)」セルが設
けられている通達領域内にあるときは、個別プロトコル
で作動する強化コードレスモード(enhanced cordless
mode)に自動的に切り換わるよう設計された特別の送受
器を備えている。「ピコ」という用語は本明細書で用い
る場合、通常のセルラー無線電話のセルより大きさが小
さいことを意味する。ピコセルは、セルラーネットワー
クのセルとは無関係に作動するオーバレイセル(overla
y cell)のフレームワークと協動するよう、顧客選択地
域(customer selected location)に設置される。
このオーバーレイセルラーフレームワークによって、
サービスプロバイダー(service provider)は、サービ
ス制御装置とホストステーションによって、特定の各送
受器とピコセルシステムの作動を完全に制御することが
できる。この標準のセルラーシステムは、標準の送受器
には無視されるが、特定の送受器には解釈されて特定送
受器の現在作動中のモードを連続的に諸顧客に報告する
ゾーン識別子オーバーヘッドメッセージ(zone identif
ier overhead message)を追加することによってさらに
強化することができる。
背景の技術 各顧客に専用のサービス番号が割り当てられかつ顧客
が場所を変更しても、双方向通信のケイパビリティ(ca
pability)(すなわち電話をかけたり受けたりする性
能)を保有できる適切な装置が設置される遍在(ubiqui
tous)電気通信サービスが長年にわたって要望されてい
ることは知られている。
伝統的なワイヤライン電話サービスを越えて拡大する
システムは、上記ケイパビリティを、技術的な全体像か
ら一層厳密に達成するために開発されている。例えば、
ページング、ホーム電話サービス内の標準のコードレス
サービス、セルラー電話サービスおよび専用通信システ
ムの新しい改革が知られている。このようなシステムの
設計はすべて、究極的な遍在サービスに対する要望を高
い費用効率で満たす努力の結果が含まれている。しかし
各システムには、遍在電気通信サービスを提供するには
不充分な技術面と費用面の欠点があることはよく知られ
ている。
例えば、従来のシステムは、遠隔プログラミングによ
って遠隔装置の作動を制御している。しかしかような従
来のシステムは、Mobile Identification Number(MI
N)のような電話システムの識別(identity)を行うた
めに、独自のプログラミングが必要であり、これは遠隔
プログラミングを提供する通話を行うため後で使用され
る。これは望ましくない遠隔プログラミング方法であ
る。というのはこの方法は、独自のプログラミングが遠
隔地で現れるのを阻害するからである。その結果、遠隔
装置に対する物理的アクセスによってその装置に対する
独自のプログラミングを扱うために非常に複雑で高価な
インフラストラクチャ(infrastructure)が設置されて
いる。
その上に、従来のセルラーシステムは、送信シグナル
の電力レベルを監視して、シグナルのレベルが通信サー
ビスの提供を保証するのに充分高いかどうかを決定す
る。このような従来のシステムはアクセスしきい値(ac
cess threshold)が比較的低い。というのは従来システ
ムは潜在的な利用者に対する通信サービスを拒んでその
利用者から潜在的に得られる利益を看過したくないから
である。しかし従来のセルラーシステムは、弱いシグナ
ルで送受器からアクセスを受けた後、直ちに呼出しをハ
ンドオフ(handoff)またはドロップすることがある。
このシステムは、アクセス時に直ちに呼出しをドロップ
またはハンドオフするので、ハンドオフを支持しないか
またはハンドオフオーバーヘッド通信を最少にしたくな
い小さいセルに適用される場合望ましくない方法であ
る。
さらに従来のセルラーシステムは、その呼出しがセル
によっていつドロップされるか利用者に分からないよう
に設計されている。呼出しが一つのセルでドロップされ
たとき、他のセルがハンドオフプロセスを通じて呼出し
を受けるよう利用できることが期待される。しかし、従
来の、および他のセルラーシステムでは、他のセルを利
用できることは保証されていない。この方法は望ましく
ない作動法である。というのは、利用者が、呼出しをド
ロップされるのを防ぐ処置をとれる状態にあるときに警
告を与えずに呼出しがドロップされるからである。
さらに、従来のシステムは、呼出し中、利用者に対し
て、通話中着信音などの警報信号を発する場合、このよ
うな警報シグナルは、呼出しに対する両当事者がその警
報シグナルに気付くように構成されていることがない。
これもやはり望ましくない作動方法である。警報を受け
ていない呼出し中の一方の当事者は一般に警報を知る必
要がない。この他方の当事者は彼らにとって意味のない
警報を知ると、混乱が起きることが多く、会話の流れが
不必要に中断されることが多い。
さらに従来のシステムは、そのシステムがサービスを
提供できるときに送受器を通じてサービスを提供するよ
うに設計されているに過ぎない。従来のシステムは一般
に、各種の通信サービスが、各種の異なる通信システム
例えば多重セルラーシステムおよび地上通信サービス
(land−time service)を通じて利用できることを認識
できない。さらに従来のシステムは、共通の送受器に各
種のサービスを組込んで、ときどき送受器を通じて利用
できる各種の通信サービスオプションについて利用者に
意味のある情報を提供することはできない。
したがって、顧客に対して遍在通信サービスを、既存
のシステムより一層厳密に提供する改良通信システムに
対する要望が依然として存在している。
発明の開示 したがって本発明の目的は、低コストの遍在電気通信
サービスに対する顧客の要求を一層完全に満たす改良電
気通信システムを提供することである。
本発明の他の目的は、標準のセルラーネットワークを
備えるように設計され、さらにセルラーネットワークの
セルとは独立して作動するオーバーレイセルのネットワ
ークを備えた改良電気通信システムを提供することであ
る。
本発明の他の目的は、かようなシステムにおいて、順
に、複数のポータブル電話送受器を保持するマルチチャ
ネルピコステーションを各顧客の場所に設けて、各送受
器が顧客のプレミス(premise)内にあるときはワイヤ
レスモードまたはピコモードで作動することができ、か
つ各送受器が顧客のプレミスから離れているがセルの通
達範囲領域内にあるときは標準セルラーモードで作動で
きるようにすることである。
本発明の他の目的は、上記2重モードの一方で作動す
るよう選択されたポータブル専用送受器を持っている顧
客がかかってくる呼出しを受けて用意に識別できるよう
に識別リングとともに呼出し転送ケイパビリティが設け
られ、システムの未選択モードまたは不活性モードを通
じて、顧客の割り当てられたセル番号に導かれるような
改良電気通信システムを提供するものである。
本発明の他の目的は、顧客のアクションなしでかよう
な2重モードポータブル送受器を自動的に登録して制御
し、かつ顧客に、送受器がいつでも作動するように設定
されている状態またはモードをアドバイスする指示器が
設けられ、その結果顧客が情報を受けて呼出しに対して
費用効率の高い決断ができるようにすることである。
本発明の他の目的は、送受器一台当たり一つの無線を
用いる2重モードシステムに、動的なチャネル割り当て
と占有を容易に行えるようにする、セルラーコンパチブ
ルであるが独特のプロトコルに基づいた作動モードを提
供することである。
本発明の他の目的は、顧客のプレミスとセルラーネッ
トワークの間に呼出しトラフィックを選択して割り当て
ることができるオルタネートラインオプションケイパビ
リティ(alternate line option capability)を提供す
ることである。
本発明のこれらの目的および他の目的と利点は、アナ
ログまたはディジタルの構成の多重セルサイト(multip
le cell site)を有し、かつ標準の地理的通達範囲を実
現する標準のセルラーネットワークとともに作動するよ
う設計された電気通信システムで達成される。また本発
明のシステムは、セルラーネットワークの標準セルサイ
トとは独立して作動するオーバレイセルの同等のネット
ワークも備えている。あるいは本発明のシステムは、例
えばSMRネットワークのような他のキャラクターの無線
電話ネットワーク内に使用される。
各オーバーレイは、一般にセルサイト領域に対応する
地理領域に対し、しかし非妨害であるように、割り当て
られたセルラーネットワークの信号周波数に対して、最
高に分離できるよう選択される一組の予備のセルラー周
波数で無線通信通達範囲を提供することが好ましい。
オーバーレイセルと協動するためベースステーション
(base station)(本明細書では以後ピコステーション
と呼ぶ)が各顧客のサイトに設けられている。各ピコス
テーションは2重モードで機能する6台までの改良型ポ
ータブル送受器を支持するよう設計されている。第一の
モードでは、各送受器は、ピコステーションの近傍から
物理的に取出されると通常のポータブルネットワークま
たはセルラー電話として機能する。最初の繰り返しの場
合は強化コードレス(enhanced cordless)と呼ばれ次
の用途ではピコモードと呼ばれるシステムの送受器の第
二のワイヤレス作動モードについてここで説明する。本
発明の強化コードレスモードは、標準のコードレス電話
の作動とはいくつもの点で異なっている。このシステム
は、送受器と、標準のコードレス作動には見られないピ
コステーションとの間に独特のバーストモード通信制御
プロトコルを用いている。このプロトコルは、セルラー
標準(cellular standard)に適合し、標準のコードレ
スでは不可能な2重モード作動を行わせることができ
る。さらに、標準コードレスの周波数アレンジメントは
このシステムに用いられるセルラー周波数とは明らかに
異なっている。他の差違は以下の説明によって明らかに
なるが、この差違によって、提供されるサービスの作動
が改善される。
このシステムの独特のプロトコルを使用すると、セル
ラー電話のハードウェアに固有の10キロビットのマンチ
ェスター符号化データ経路(Manchester encoded data
pathway)を用いて遠隔アクティベーションと遠隔制御
を行うことができる。したがって、送受器はピコステー
ションの近くに位置しているとき、ハウスPSTNワイヤリ
ングに接続されて、ピコステーションによって支持され
るコードレス電話として作動する。
好ましいモードでは、呼出し送達は、ピコステーショ
ンとPSTNとの間に接続されたオルタネートラインオプシ
ョンモジュールも備えているリンクによって提供され
る。その配置によって、ピコステーションから電話ネッ
トワークを切換えられた公衆に直接アクセスすることに
よってサービスを提供することができるか、またはピコ
ステーションからのサービスは該オルタネートランオプ
ションモジュールの無線(radio)によってセルラーネ
ットワークに選択的に再び向けることができる。本発明
のシステムの顕著な利点は、呼出し容量を提供するた
め、呼出しトラフィックの選択された部分をこれら二つ
の経路の間に割り当て次いで呼出しデマンドを変えるこ
とから生まれる。このことによって、サービスを割当分
配する必要なしに、セル容量が限られた地域にこのシス
テムを配置することができる。
従来実施されていない遠隔プログラミング法を用い
て、ポータブル送受器とピコステーションのセットアッ
プと制御を容易に行うため、サービス制御装置とホスト
ステーションが設置される。
各送受器は、一つの無線トランシーバを有する標準の
アナログセルラー電話の要素と同等の要素を備えてい
る。その上、その送受器は、顧客のプレミスに配置され
たピコステーションと協動してピコモードで作動できる
ようにソフトウェアが付加されている。アナログ法の代
わりとして、ピコステーションを保持するのに必要な同
じ追加と改変を行った改変送受器は適合したディジタル
法を実施することができる。
初期のステップアップを行った後、各送受器は、その
オーソライジング(authorizing)ピコステーションの
近傍に位置しているときに確認するプロセスを利用す
る。そのときのみ、送受器は、定期的に信号を送信して
送受器が許容可能な通信範囲内にあるかどうかを決定す
ることによってそのオーソライジングピコステーション
を探し出す。ピコステーションは許容可能なレベルの送
受器の信号を受信すると、応答して、送受器と登録情報
を交換して、その送受器とピコモードに確定もしくは登
録する。
次に送受器は、それが作動するセルラーシステムにメ
ッセージを送り、次にそのセルラーネットワークに試み
られて入ってくるすべての呼出しをこのオーソライジン
グピコステーションの電話番号(これは顧客のホームPS
TN番号でもよい)に転送するよう命令する。最後に、送
受器は、ピコモードに切換えられ、それが「ホーム」で
ありかつサービス中であることを示す応答制御メッセー
ジをピコステーションに送る。そのとき、送受器ディス
プレイのメッセージは、送受器がセルラーモードではな
くてピコモードであることを利用者に示す。
そのシステムは、ピコモードの場合、アナログのAMPS
形セルラーシステムと同じ基本的技術標準で、選択され
た予備のセルラーチャネルで低電力レベルで作動する。
このモード中、ピコステーションはハンドオフケイパビ
リティなしで電気通信ベースステーションとして機能す
ることができる。
6台までの送受器をピコステーションに登録すること
ができる。好ましい実施態様では、一度に一台の送受器
だけが送信できる。しかし本発明のシステムは、他の送
受器が進行中の呼出しをつなぐケイパビリティをもって
いる。ピコステーションに対する送受器のリンクは呼出
しアクティビティ(call activity)中、非常に低い電
力レベルで達成され、そのためバッテリドレイン(batt
ery drain)が低くなる。
ピコステーションは呼出し送達を行うためホーム電話
配線に直接接続されるが、サービス制御装置に対する無
線周波リンクと、ネットワーク領域内に配置されたオー
バーレイホストステーションとによって常に制御され
る。送受器は、作動状態でピコステーションの範囲から
運び出されると自動的にセルラーモードに切換わり、既
存の呼出し転送をキャンセルする。
本発明の特別の送受器とオーバーレイネットワークの
作動は、標準のセルラーネットワークの作動に対してト
ランスペアレント(transparent)でありそのためその
作動を妨害しないことが分かるであろう。
図面の簡単な説明 図1は本発明のシステムの一つの好ましい実施態様の
システムブロック図である。
図2は本発明のシステムに使用できる送受器の構成要
素線図である。
図3は本発明のシステムの送受器の線図であり、その
キーパッドのレイアウトなどの外部の特徴を示す。
図4は本発明のシステムのピコステーションの構成要
素線図である。
図5は本発明のシステムのサービス制御装置の構成を
示すブロック図である。
図6は本発明のシステムの使用できるオルタネートラ
インオプションモジュールの構成要素線図である。
図7はセットアップおよびアクティベーション機能
(Set up and Activation function)でピコステーショ
ンが作動するのを示す流れ図である。
図8はピコステーションの構成機能(Configuration
function)でピコステーションが作動するのを示す流れ
図である。
図9は送受器のオーソライゼーション機能(Authoriz
ation function)でピコステーションが作動するのを示
す流れ図である。
図10はスキャンチャネル機能(Scan Channel functio
n)中のピコステーションの作動を示す流れ図である。
図11は呼び出しとアイドルループ機能(Call and Idl
e Loop function)中のピコステーションの作動示す流
れ図である。
図12は呼出しオリジネーションと呼出し総合機能(Ca
ll Origination and Call Joining function)中のピコ
ステーションの作動を示す流れ図である。
図13は呼出し終了機能(Call Termination functio
n)中のピコステーションの作動を示す流れ図である。
図14は初期化とサービス決定機能(Initialization a
nd service determination function)中の送受器の作
動を示す流れ図である。
図15はピコステーションを監視しチャネル機能を見出
す間の送受器の作動を示す流れ図である。
図16は送受器のオーソライゼーション機能中の送受器
の作動を示す流れ図である。
図17は送受器の登録機能(Registration function)
中の送受器の作動を示す流れ図である。
図18は送受器の再獲得ピコステーション機能(Reacqu
ire pico station function)中の送受器の作動を示す
流れ図である。
図19は送受器のセルラーアイドル(cellular idl
e)、スピードダイヤル(speed dial)およびセルラー
会話(cellular conversation)の機能中の送受器の作
動の流れ図である。
図20はダイヤル番号エントリー機能(dial number en
try function)中の送受器の作動を示す流れ図である。
図21は数値エントリーおよび非数値エントリーの機能
(numeric entry and non−numeric entry function)
中の送受器の作動を示す流れ図である。
図22は他の部分の呼出しの選択と送達の機能中の送受
器の作動を示す流れ図である。
図23は接触ピコステーション機能(contact pico sta
tion function)中の送受器の作動を示す流れ図であ
る。
図24は送受器プロセスベースオーダ機能(handset pr
ocess base order function)中の送受器の作動を示す
流れ図である。
図25は初期化、構成化およびサービス決定の機能(In
itialization,Configuration,Service Determination f
unction)中のオルタネートラインオプションモジュー
ルの作動を示す流れ図である。
図26は呼出し処理機能(call processing function)
中のオルタネートラインオプションモジュールの作動を
示す流れ図である。
図27はピコモードで作動している本発明システムの構
成要素に対する逆制御チャネル通信(reverse control
channel communication)の送受器メッセージフォーマ
ットのビット割り当てチャート(bit assignment char
t)である。
図28はピコモードで作動する本発明のシステムの構成
要素に対する転送制御チャネルオーバーヘッド(forwar
d control channel overhead)と登録指令語(registra
tion command word)のピコステーションメッセージフ
ォーマットのビット割り当てチャートである。
図29はピコモードで作動する本発明のシステムの構成
要素に対する転送制御チャネル呼出し処理指令とオーソ
ライゼーション指令語のピコステーションメッセージフ
ォーマットのビット割り当てチャートである。
図30は本発明のシステムの転送および逆のチャネル通
信パケット(forward and reverse channel communicat
ion packet)のメッセージフレーミングチャート(mess
age framing chart)である。
図31は、オーバーレイネットワーク上のピコステーシ
ョンとの通信のための、逆制御チャネルセットアップ
(reverse control channel setup)および制御指令語
のサービス制御装置メッセージフォーマットのビット割
り当てチャートである。
図32はピコステーションで実施される呼出し接続プロ
セス(call connected process)の流れ図を示す。
図33は送受器実施される通常の会話機能の流れ図を示
す。
発明を実施する最良の態様 システムの概要 本発明のシステムには、顧客がホームサイトからはな
れているときのみならず、ホームサイトまたは他の顧客
サイトでも経済的で便利な電気通信サービスが得られる
構成要素の組合わせが含まれている。
サービスプロバイダーの観点から、本発明のシステム
は、選択されたグループの顧客に特別のサービスを提供
し、しかも通常のセルラー顧客(cellular customer)
を同時に保持するアナログまたディジタル構成のセルラ
ーネットワークのような標準の無線電話ネットワークと
協動しかつそのネットワーク内で作動するよう設計され
ている。その上に、本発明のシステムには一般に、セル
の標準ネットワーク内のセルサイトに一般に対応するオ
ーバーレイセルラーネットワークが含まている。このオ
ーバーレイセルラーネットワークは、一般にセルサイト
領域に対応する地域に、しかし妨害しないように、セル
ラー信号周波数について最高に分離できるよう選択され
た一組の予備のセルラー周波数で、無線通信の通達を行
う。ピコステーションは、便利に配置されたオーバーレ
イセルと相互に作用するよう選択された各顧客サイトに
設置される。ピコステーションは特定の送受器から呼出
しを受けて、これらの呼出しを屋内配線を通じてPSTNに
伝達する。この方式で、本発明のシステムは、選択グル
ープの顧客がそのホームサイトまたはサービスサイトに
いるとき、該顧客に対し、標準のネットワークで提供さ
れるサービスに加えて、無線モードもしくはピコモード
の作動を支持することができる。
この改良無線通信システムは、各ピコステーションに
連結されている多くの2重モード電話送受器を支持する
ことができ、各送受器は、顧客プレミス内にあるときは
ピコモードで作動することができ、そして顧客プレミス
から離れて位置しているが依然として標準の通達範囲内
かまたはセルラーネットワークの通達範囲内にあるとき
は標準モードまたはセルラーネットワークのモードで作
動することができる。本発明のシステムの利点は、この
システムがそのすべての施設を有効に利用できるので、
呼出しトラフィックの著しい増大を処理できるというこ
とである。
本発明のピコステーションは、ネットワーク内のスペ
クトル的に動的で(spectrally dynamic)、非捕獲性で
(non−capturing)、ネットワーク透明性(network tr
ansparent)の専用ピコセルである。
システムの構成要素 図面の特に図1を参照して本発明の好ましい実施態様
を説明する。図1は既存のセルラーシステムの多数のセ
ルスイッチまたはセルサイト10aのうちの一つを示す。
このセルサイトは、従来設計のAMPSまたはTDMAもしくは
CDMAのディジタルサービスが標準作動するように構成さ
れている。EIAまたはTIAのStandard 53は、米国内のす
べての認可されたセルラーオペレーション(cellular o
peration)が従うSpecifications for Mobile Station
and Land Station compatibility of Cellular Systems
を定義している。本発明のシステムは、これらの規格を
厳守するかまたは該規格に適合するシステムである。
また図に示すセルサイトは、セルサイトとほぼ同じ地
域の無線通達範囲を提供するオーバーレイセルとアンテ
ナ10bが物理的に所在していてもよい。
しかしこのオーバーレイセルは、セルラー周波数と適
切に周波数を分離できるよう選択された一組の予備周波
数で作動するのでセルの無線作動を妨害しない。少なく
とも一つのチャネルが指令のためにのみ保持され、そし
て残りの予備チャネルは呼出しと指令の両者のケイパビ
リティを提供できる。この点については、送受器からピ
コステーションへのすべての通信がオーソライゼーショ
ン通信を除いて予備の呼出しチャネルで行われ、一方ピ
コステーションに対するサービス制御装置の通信は主と
して指令チャネルだけの通信であることがさらに分かる
であろう。
標準のセルラー周波数分配は、EIA−553セクション2.
1.1.1.に規定されている。好ましい実施態様で、B−Si
de用に選択された予備共通制御チャネルはB−Sideシグ
ナル割り当て表から最も多く取出されるチャネルの799
である。B−Side用の予備呼出しチャネルは一般に798
〜789である。
A−Side用には、予備の共通制御チャネルは、A−Si
deの信号割り当てから最高に分離できるように選択され
る991である。A−Side用の予備呼出しチャネルは一般
に992〜1001である。いくつかのまたは追加のチャネル
を保持してもよいことは明らかである。6〜12個のチャ
ネルが好ましい範囲である。
あるいは、セルラーセルに比べて、関連セルラーネッ
トワークの地域とほぼ同等の無線通達範囲が得られる限
り、別の地域に配置された、オーバーレイセルのアレイ
利用してもよい。
ピコステーション26は、既存の屋内電話配線に接続さ
れた標準のRJ11インタフェースを通過するケーブルによ
ってPSTNと相互に接続されている。図に示す実施態様で
オルタネートラインオプションモジュール22は、ケーブ
ル24によって、ピコステーションとPSTN20の間に接続さ
れている。このオルタネートラインオプションモジュー
ルは、顧客の地域上またはその近傍に位置し、このこと
は、この好ましい実施態様における常駐プレミス(resi
dental premise)または事務プレミスを示す。単一また
は複数の標準ワイヤライン電話送受器は、所望により図
に示すように屋内配線で相互に接続できるが、このよう
なものは必要でない。所望により、オルタネートライン
オプションモジュールは、同じプレミスに関連するピコ
ステーションがあってもなくても、このシステムから省
略するかまたは選択して配置することができる。したが
ってオルタネートラインオプションモジュールは、屋内
配線でインタフェースされた装置とともに使用できる独
立した装置である。
6台までの2重モードポータブル送受器(32a〜f)
が提供され、各々のピコステーションと連結し、ピコス
テーションの支持下および以下に詳細に説明するサービ
ス制御装置の制御下で2重モードで作動できる。
第一モードで、各ポータブル送受器は、セル10aに対
する直接無線接続によって作動するポータブルセルラー
電話として機能する。第二モードで同送受器は、顧客プ
レミスでピコステーションによって支持された強化コー
ドレス電話として機能する。後者のすなわちピコモード
の場合、呼出しの送達は、実際には無線とPSTNに支持の
組合わせを用いて、ホーム内の有線電話サービスを通じ
てピコステーションから接続によって公衆が切換える電
話ネットワークに提供できる。オルタネートラインオプ
ションモジュールがシステムに設けられている場合、こ
のモジュールは、ピコステーション、オルタネートライ
ンオプションモジュールおよびセル10aで示すセルラー
ネットワークを通じて、図に示す無線リンクで、送受器
および送受器から呼出しを選択的にチャンネリングする
別のケイパビリティを提供する。
少なくとも一つのサービス制御装置12が、各オーバー
レイセルに設けられ、セルサイトにケーブルで接続され
て本発明のシステムに連結され、そしてパーソナルコン
ピュータ16がやはりケーブル接続によってサービス制御
装置に連結されている。そのサービス制御装置は、PSTN
およびケーブル接続14を通じて、ワークステーション18
が連結されたホストステーション17に接続されている。
このホストはさらに標準のX−25チャネルを通じて顧客
アクティベーションシステム23に接続され、これらのも
のは、所定のセルラーネットワークで機能できるセルラ
ー送受器のアクティベーションとプログラミングを制御
するため、セルキャリヤ(cell carrier)によって通常
採用されている。このホストシステムの遠隔プログラミ
ング機能は、例えばさきに引用した米国特許第5,046,08
2号に記載されているサブシステムによって適切に実現
される。なおこの特許本明細書に援用するものである。
図3を参照して本発明システムに用いる送受器を例示
する。この送受器は外ケース31、キーパッド32、アンテ
ナ34および表示スクリーン35を備えている。そのキーパ
ッドには、標準の12個のキーポーション38、電力スイッ
チ39およびクリヤーキー40が設けられている。通常の
「送信(Send)」キーは特定のロゴを有するグリーンキ
ー41で置換され、そして「終了(end)」キーはやはり
特定のロゴが印されているレッドキー42で置換されてい
る。このグリーンキーすなわちオフフックキーが押圧さ
れると、発信音を発して呼出しシーケンスが開始され
る。レッドキーすなわちオンフックキー42が押圧される
と呼出しシーケンスが終結する。
この送受器は、外側のデザインは機能キー41、42が変
わっていることだけが標準セルと異なりまたこの送受器
は送信キーを備えていないので、図20で説明するフロー
プロセシングコントロール(flow processing contro
l)にしたがって送受器の標準DTMFジェネレータを使用
して精密発信音(precision dial tone)を提供する点
が標準セルと異なっている。この発信音は、ダイヤルさ
れた番号の状態の完了を検出するためNorth American N
umbering Planの機能とともに用いられる。したがっ
て、この送受器のダイヤルプラン(dial plan)は、そ
の送受器が、オフフック状態にされると直ちにローカル
発信音を発信して、サービスが利用可能で通話を申し込
むことができることを利用者に知らせる点が標準のセル
ダイヤリングと異なっている。そのダイヤルプロセスは
次に電話の顧客がよく知っている標準PSTNのプラクティ
ス(オフフック、発信音、ダイヤル番号、呼出しプログ
レス、接続、会話およびオンフックのプラクティス)に
従う。
またこの送受器は、送受器がどちらの作動モードを提
供するよう現在設定されているのか、すなわちピコモー
ドかセルラーモードかを利用者に表示するケイパビリテ
ィをもっている。この情報は他のメッセージ情報ととも
に、送受器の標準LCD表示スクリーン35に表示される
(例えば適切なメッセージが含まれている。Wireless=
Home #n;Neighborhood Cellular=Local;Cellular=PR
EMIUM)。この表示された状態の情報によって利用者
は、呼出しをするかまたは呼出しを受けるとき、特に、
特定のサービスプロバイダーの料金プランを利用できる
場合、情報に基づいて決定することができる。
図2を参照して、送受器の構成要素の図を説明する。
この図は従来のセルラー送受器と類似している。アンテ
ナ50がデュプレクサ52に接続され、このデュプレクサ52
は次にレシーバセクション54と送受器セクション55に接
続されている。スピーカー56が該レシーバーに接続され
そしてマイクロホン57が該送信器に接続されている。中
央処理装置58が、入力/出力パスとアドレス/データバ
スによって上記のレシーバセクションと送信セクション
の両者に相互接続されている。表示プロセッサ/キーパ
ッドセクション59も通常の方式でI/Oバスに相互接続さ
れている。不揮発性メモリEEprom53も通常の方式でA/D
バスに相互接続されている。
各送受器には、送受器電話番号としてセルラーシステ
ムで使用されている個別のMobile Identification Numb
er(MIN)が割り当てられる。送受器がセルラーシステ
ムサービスから、ピコモードサービスのピコステーショ
ンに移行すると、送受器は、そのMINに申し込まれた入
ってくる呼出しを、送受器が切り換わっているインスタ
ントピコステーションと関連するPSTN電話番号に転送す
るようセルラーシステムに自動的に報告する。このプロ
セスは、フロープロセスについて以下に説明するよう
に、送受器が、セルラーシステムのサービス領域に、ピ
コステーションからまたはピコモードサービス領域から
移行して戻るたびごとに逆に行われる。送受器のこの特
別の機能は、送受器の中央プロセッサで実行される付加
ソフトウェアに収納されている。
図4を参照して、ピコステーションの構成要素の図を
説明する。ピコステーションは、アンテナ60を備え、こ
のアンテナはデュプレクサ62に接続され、このデュプレ
クサはレシーバセクション64と送信セクション65に接続
されている。標準構成の中央処理装置66が設置され、そ
して標準電話線インタフェースモジュール72が、上記レ
シーバセクションと送信セクションそれぞれに音声ケー
ブル(audio cable)68、69によって接続されている。
またこのインタフェースモジュールは、図1に示すよう
に、所望によりオルタネートラインオプションモジュー
ルに接続する屋内電話線に接続される。I/Oバスが、ア
ドレス/データバスと同様に送信セクションとレシーバ
セクションおよび中央処理装置の間に相互に接続されて
いる。またA/Dバスには不揮発性EEprom70が接続されて
いる。ステータスLED73とオーソライゼーションモード
押ボタン74がそれぞれI/Oバスに接続されている。
ピコステーションの目的は、そのオーソライズされた
各送受器と、顧客サイトのPSTN電話線またはセルラーシ
ステム(そのように構成されている場合)との間のイン
ターフェースを提供することである。各ピコステーショ
ンは6台までの送受器を保持するよう設計されているの
で、各送受器は3個までのピコステーションを使用して
顧客に融通性を与えるようオーソライズすることができ
る。ピコステーションはセルラースペクトルで作動し、
かつピコモードの送受器との通信セクション中ランドス
テーション装置として常に機能することが好ましい。し
かし標準のセルラーランドステーションと異なり、ピコ
ステーションはピコモードで作動し、送受器が連結する
(lock onto)公知のチャネルで連続のオーバーヘッド
メッセージのデータ流を送信しない。代わりにピコステ
ーションと各送受器は、バースモード通信で個別のオペ
レーティングプロトコルを利用して、これらの特定の装
置の間の通信が所望のときにのみ配置され互いにアクセ
スする。このことによって、チャネルの利用が主として
呼出し交換に供される点でシステムの顕著な改良がなさ
れる。さらに送受器の電池の容量が維持される。
発信装置が複数の予備チャネルのうちの一つから通信
チャネルを選択した後、この個別の作動プロトコルが発
信装置(ピコステーションまたは送受器)によって開始
される。このチャネル選択プロセスは、選択されたチャ
ネルに存在するシグナルの強さを測定し、その測定値を
予め決められた許容値と比較する上記発信装置に依存し
ている。選択されたチャネルに存在するシグナルが上記
の予め決められた値より小さい場合、そのチャネルはこ
の通信セッションに利用できるとみなされる。そのシグ
ナルのレベルが公知の値より大きい場合、発信装置は、
許容可能なチャネルが見つかるまで、複数の公知の通信
チャネルから他のチャネルを選択し、測定と比較を再び
実施する。その選択されたチャネルは通信セッションの
期間だけ占有され次いで明け渡される。チャネルが一旦
明け渡されると、シグナルの存在が測定されたため、こ
のチャネルを避けていた近傍のピコステーションまたは
送受器はそのチャネルを対応する通信セッションに使用
し、次いでそれを解放することができる。
ピコステーションと送受器の両者が使用する送信電力
は非常に低い。この事実は、個別のチャネル選択プロセ
スと本発明のシステムの他の利点と組合わせることによ
って、比較的少数のチャネルを非常に多数の顧客サイト
に役立てることができる。この動的チャネル選択と使用
プロトコルの他の利点は、隣接するピコセル領域に無線
チャネルを予め割り当てて、標準のセルラーランドステ
ーションシステムで経験される妨害を回避するため現在
要求されている努力が排除されることである。周波数の
プラニングがこのように排除されると、システムの配置
が簡単になり、システムを近隣地域で成功裡に使用で
き、そしてこのシステムが提供する利益自体を公衆に迅
速に利用させることができる。
ピコステーションのアクティベーションと正の対照
は、図5に示すようなサービス制御装置を使用すること
によってセルラーサービスプロバイダーが維持する。
図5を見れば、図1に示すいくつかの構成要素が含ま
れており、これらの要素には図5では同様の番号が付け
られている。図5はさらに、固定装置12とともに有用な
自動車サービス制御装置80を示す。装置80は、パーソナ
ルコンピュータ80aを含めて自動車を構成している。そ
してこのパーソナルコンピュータ80aは、特に、標準セ
ルラーオーバーヘッドプロトコルに加えてピコモードの
オーバーヘッドコントロールオペレーションを実施する
のに必要なソフトウェアケイパビリティを有している点
で送受器と類似の構造を有するセルラー自動車無線装置
80bと相互に接続している。
図に示す実施態様で、自動車装置は、固定されたサー
ビス制御装置の手が届かないピコステーションにサービ
ス制御装置機能を提供するか、あるいは自動車装置は、
番号12で示すような固定のサービス制御装置の代わりに
使用できる。自動車サービス制御装置が利用されると
き、この制御装置は、ホストステーション17からPSTNを
通ってセルのセルサイト10aへ向かう通信経路で作動す
る。次に、標準のセルラーワイヤレスリンクによって、
セルサイト10aと装置80の間に通信経路が樹立される。
ピコステーションと通信してこれを制御するため、装置
80は、以下に述べる共通のセットアップと制御のチャネ
ルとして確認された専用の制御チャネルである選択され
たワイヤレスリングをピコ周波数の一つに対して用い
る。このワイヤレスリンクは、ピコモードプロトコルと
適合しているが、その特別のサブセットである、以下に
詳細に説明する個別の通信プロトコルに従う。このプロ
トコルのメッセージフォーマットは特に図31に示す。
固定のサービス制御装置12が用いられる場合、ホスト
ステーション17からPSTNを通ってサービス制御装置に至
る送信リンクが使用される。さらにサービス制御装置は
ケーブルによってこのシステムのセル10bに接続され
る。次に、サービス制御装置からピコステーションへの
通信は、図31に示す専用の制御チャネルとワードオペレ
ーティングプロトコルを用いて、セル10bからピコステ
ーションへワイヤレスリンクによって実施される。
固定のサービス制御装置は、ピコステーションとの好
ましい通信方法であることは明らかであろう。しかし、
オーバーレイネットワーク中にギャップが存在する場
合、システム設置の初期段階に、一つ以上の自動車装置
を使用することが必要であろう。あるいは自動車装置と
固定装置の両者は相互に交換可能にもしくは同じ一般領
域で使用してもよい。また、自動車装置が利用される場
合、自動車装置は、ホストステーションからの送信に完
全に依存できるか、またはPCに付加されるカセットなど
の媒体によって、自動車装置に予め負荷された情報を選
択されたピコステーションに運ぶことができることも分
かるであろう。同じケイパビリティが固定のサービス制
御装置に対して可能である。
最低限度、これらの装置のうち一つは、ピコステーシ
ョンが配置されている近傍をサービスする各セルサイト
内に配置することが必要である。特に遍在セルラーシス
テムの通達範囲の場合、都市または郊外の領域のあらゆ
る家庭にセルラー無線エネルギーがあてられている(大
部分の地方の家庭も典型的なセルラープロバイダーのサ
ービス区域内にあり、そのサービスオプションも提供さ
れる)。そのサービス制御装置は、この状態を利用し、
そのテリトリー内のピコステーションと、予備のチャネ
ルワイヤレスリンクを用いてセル10bとピコステーショ
ンの間に接触させ、その機能と作動をアクティベート
し、更新し、検査しおよび制御する。
ピコモードの送受器と同様に、制御装置も、ピコステ
ーションと通信セッション中、個別の作動プロトコルを
利用する。しかしこれらのセッションは、この目的のた
めに保存された共通の制御チャネルで常に起こる。サー
ビス制御装置が開始させたアクティベーションセッショ
ンは、上記共通制御チャネルに全体が残っている。他の
制御装置セッションはすべて、所望のピコステーション
の公知の多重チャネル内のアイドルチャネルで開始さ
れ、次いで直ちに共通制御チャネルに移動して頂点に達
する。またピコステーションはいずれも、共通制御チャ
ネルがアイドルの場合、このチャネルに、その要求を送
信することによって、制御装置とセッションを開始する
ことができる。
サービス制御装置は、セルのキャリヤサービス領域内
にあるすべてのアクティブピコステーションと送受器の
データレコードを維持する集中ホストステーションにリ
ンクされている。次にこのホストステーションは中央セ
ルラー顧客アクティベーションシステム(キャリヤの)
にリンクされ、このシステムを通じてホストステーショ
ンは各ピコステーションと送受器の販売のデータを受け
る。このデータは、各ピコステーションのアクティベー
ション中、提供されるサービスを制御するためホストス
テーションが利用する。またホストステーションは、顧
客のアクティベーションシステムを通じて、顧客のサー
ビスプロフィル(service profile)に変えるために更
新される。これらの更新は、ホストステーションによっ
て、制御装置を経由して適当なピコステーションに直ち
に伝達される。
オルタネートラインオプションモジュールの構成要素
を図6に示す。図に示すように、PSTNはケーブル82によ
ってネットワークインタフェース装置83に接続されてい
る。このネットワークインタフェース装置は、ローカル
エクスチェンジキャリヤ設備と顧客プレミス内の屋内配
線との間の区分装置として、ローカルエクスチェンジキ
ャリヤによって提供される。電話線インタフェースモジ
ュール84がケーブル24によってネットワークインタフェ
ース装置の出力に接続されている。屋内配線86への接続
は、電話線インタフェースモジュールの出力からケーブ
ル25によって行われている。
このオルタネートラインオプションモジュールは、オ
ルタネートラインオプションのすべての構成要素を入力
/出力バス99とアドレス/データバス98によって制御す
る中央プロセッサ装置97を備えている。制御される構成
要素は、セルラーレシーバ装置88、セルラー送信装置9
1、通話電池取換えモジュール96、90vacリング電圧ジェ
ネレータ95、精密発信音ジェネレータ94、赤/緑ステー
タスLED101、遠隔プログラミングモデム104、実時間ク
ロック106および電話線インタフェースモジュール84で
ある。
セルラーレシーバ88と送信器91はそれぞれケーブル89
と92を通じてアンテナデュプレクサ93に接続されてい
る。またそのデュプレクサ93は、ケーブル105を通じて
キャプティブアンテナ100に接続されている。電話線イ
ンターフェースモジュールに音声を受けるための音声経
路は導線87によって提供される。送信音声経路は導線90
によって提供される。
中央処理装置97は、ワーキングレジスター用のRAM、
プログラム記憶用のROMおよび不揮発性データ記憶用のE
Epromが入っている一体のマイクロプロセッサを備えて
いる。
オルタネートラインオプションは通常、交流電源102
から動力を供給されるが、交流電源が故障した場合、約
1時間、連続作動を行わせることができる予備電池103
を備えている。
システムのプロトコル 本発明のシステムの全てのオーバーレイネットワーク
とピコモードの作動プロトコルは、セルラー電話通信シ
ステムに不可欠の10Kビットのマンチェスターエンコー
ドデータ送信法(10Kbit Manchester encoded data tra
nsmission methodology)を利用する共通の空気インタ
フェースによって実行される。この実行は比較的安価な
ハードウェアで行える。というのは、10Kビットのデー
タメッセージの処理はすでにすべてのセルラーステーシ
ョンの必要条件なっているからである。その結果、この
プロトコルを収容するために追加のハードウェアを送受
器に付け加える必要は全くない。
そのシステムメッセージのフォーマットは、標準のセ
ルラー電話フォーマットと一致しているが、メッセージ
の内容は、オーバーレイネットワークの構成要素間で独
特なものである。オーバーレイネットワークの構成要素
は、これら要素が互いに通信している間、これら要素用
に排他的に保存されているチャネルを常に使用する。し
たがって、現在のセルラープロトコルとこの新しいシス
テムのプロトコルとの間に両立性がある。このような実
行の利点は、多数の既存のセルラー電話のメーカーが、
その作動送受器ソフトウェアを改変して追加されたオー
バーレイネットワークプロトコルを支持させることによ
って簡単に送受器を供給できる点にある。
セルラーモードで、ベースステーションは、ランドス
テーションとして作用して、ランドステーションと送受
器の両者の全送信を制御する。ピコモードでは、個別の
プロトコルが最初に送受器とピコステーションを確定し
て制御関係(control relationship)を開始する。具体
的に述べると、送受器に対するアウトバウンド呼出し
(outbound call)の場合、ピコステーションがプロト
コルに基づいて主要制御を行う。インバウンド呼出し
(inbound call)の場合、送受器がプロトコルに基づい
て主要制御を行う。
サービス制御装置−ピコステーションの関係におい
て、サービス制御装置はマスタであり、これら装置間の
リンクは10Kビットのマンチェスターエンコードデータ
流で構成されている。これは、既存のセルラーシステム
と比較して、制御の逆のヒエラルキーであることが分か
るであろう。
ホストサービス制御装置の関係において、ホストは主
制御作用を発揮して、トラフィック線動率に基づいてメ
ッセージを開始する。米国特許第5,046,082号に記載さ
れているように、これら装置間の通信接続は、個別のDT
MF配置を用いるモデムベースのダイヤルアッププロトコ
ル(modem based dial up protocol)に従っている。
この特許の方法を遠隔プログラミングに直接利用する
方法は、システム制御装置−ピコステーションのリンク
のダウンローディング(down−loading)オペレーショ
ンのときのデータモデムの必要性を排除することによっ
て、本発明のシステムで改善された。このモデムの必要
性はさらに、ダウンローディング中のピコステーション
−送受器のリンクでも排除される。このことは、サービ
ス制御装置が、ホストから、個別の強化プロトコルまた
はピコプロトコルのパラメータ情報メッセージフォーマ
ット中に受ける、個別DTMFモデムアクセスアクティベー
ションコマドシーケンス(DTMF modem access activati
on command sequence)を変形することによって行われ
る。
次に同じメッセージフォーマットを用いて送受器の遠
隔プログラミングを行う。その結果、送受器は帯域内モ
デムを備えることはもはや必要ではない。ハードウェア
のこの削除によって、送受器に対する遠隔プログラミン
グの使用に対する既存の実際の拘束が、このシステムか
ら除去される。したがって、このことによって、送受器
の遠隔プログラミングが経費面で効率的になる。
本発明で設計されるシステムは、家族の各構成員が彼
等個人が使用するために割り当てられた送受器を持つこ
とを目的とするものである。本明細書で述べる形態のシ
ステムの場合、1回につき1回だけの呼出しで処理過程
(in process)になる。しかし与えられた呼出しに対し
て2台以上の送受器が相互に接続されていることが規定
されている。
他のオプションを、他の実施態様で以下に説明する。
さらに家族のメンバーが入ってくる個人の呼出しを容易
に識別できるような個別のリンギングケイパビリティに
ついて説明する。
各送受器は、ピコステーションから離れているとき標
準セルラーモードで作動させることを目的としている。
送受器の作動モードはセルラーシステムの標準セルラー
オーバーヘッドメッセージングプロトコルを利用する。
送受器はピコステーションの領域内に戻すと、ピコステ
ーションの監視のもとにピコモードに自動的に切り換わ
る。次にその送受器はピコステーションによって支持さ
れる個別の制御プロトコルで作動する。
これらの特徴があるため、本発明のシステムは上記2
モードの各々で送受器をセットアップし作動させる手段
を備える必要がある。さらに送受器をこれら二つの作動
モード間で自動的な制御と切り換えができるようにする
には個別の移行プロトコルが必要である。
本発明のシステムを作動させるのに必要なすべてのプ
ロトコルを説明するため、顧客が購入した後、送受器と
ピコステーションを使用するのに必要なステップを以下
に一般的に述べる。第一ステップでは一般にピコステー
ションのアクティベーションが行われる。次に送受器に
対してオーソライゼーションプロセスが行われ、このプ
ロセスはピコステーションと送受器を購入した後、顧客
とセルラーサービスプロバイダーが行う。
アクティベーションとオーソライゼーションのこれら
手順には、送受器をセルラーモードで作動させるために
必要な通常の顧客のアクティベーションプロセスのタス
クおよび購入したピコステーションと各送受器をピコモ
ードで作動させるためセットアップするのに必要な特別
のステップの両者が含まれている。その上、顧客は、購
入した各送受器と、その関連するピコステーションとと
もに使用するためオーソライズしなければならない。送
受器はピコステーションの通信範囲内にあるとき自動的
にレジスター(register)する。
各送受器のピコステーションへのレジストレーション
(Registration)の前にロケーション分析(location a
nalysis)と呼称される繰返し行われるプロセスがあ
り、このプロセスによって、各送受器は、それが、その
オーソライズされたピコステーションの一つをカバーす
るセルサイトのセルラー通達範囲領域内にあることを検
出する。これは、送受器がそのホーム近傍(home neigh
borhood)内にあり、それが機能するようオーソライズ
されるピコステーションの無線範囲内に入っていること
を送受器に警報する。そのとき送受器はそのオーソライ
ジングピコステーションに接触しようとする。このロケ
ーション分析プロセスは、送受器が使用されるたびごと
にかつ送受器を顧客がいろいろな場所に移動させる場合
にセルラーシステムと協動中常に、自動的に実行され
る。本発明のシステム内でそれを使用すると、当該産業
界で検討されている他の2重モードシステム下で、本質
的に存在する漏話または混信のかなりの部分が排除され
る。さらにロケーション分析は送受器の電気容量を維持
しかつ予備チャネルの呼出しトラフィック容量を増大す
る。
ピコモードでのレジストレーションに成功した後、送
受器は各種の状態で作動する。送受器のレジスターされ
た状態をピコステーションで維持するため、送受器は再
獲得(Reacquire)機能を定期的に実施する。このプロ
セスは、図18のフロープロセスで説明するように、タイ
マーでアクティベートされ、非会話目的でチャネルを使
用するのを制限するように設計された他のバーストモー
ド通信プロセスである。アイドル状態では、送受器は一
般的用途に使用できる。その上、送受器は、以下に詳細
に説明する特別のプロセスタスクフロー(process task
flow)によって、進行中の呼出しをつなぐことがで
き、呼出し開始プロセスを行うことができ、呼出し終了
プロセスを行うことができる。
先に説明したように、ピコステーションは、購入時、
使用するため顧客がまだアクティベーションしていな
い。このアクティベーションプロセスは、サービス制御
装置のうちの一つによって「送信中(over the air)」
に実施される。ピコステーションサービスを提供するセ
ルラーキャリヤ(cellular carrier)は、すべてのサー
ビス制御装置とピコステーションによって使用される単
一の制御チャネルを選択して保持する。この共通の制御
チャネルはピコステーションには分かっている。また各
ピコステーションにはメーカーが個別の22ビットの電子
連続番号(ESN)を割り当てている。このピコステーシ
ョンESNは、販売時に、顧客のアクティベーションシス
テムによって捕獲され、次いでピコステーションを使用
したい場所の住所と電話番号とともに選択れたシステム
のホストステーションに送信される。また顧客のアクテ
ィベーションシステムは、このピクステーションを使用
するようオーソライズされている各送受器のMINとESNを
ホストステーションに送信する。
応答する際、ホストステーションは、ピコステーショ
ンのロケーションアドレスを調べて、そのピコステーシ
ョンと接触させるのに最も適当なサービス制御装置を選
択する。次にホストステーションは、実行させる標的ピ
ヨステーションのロケートタスク(Locate task)を命
令する指令と、これら選択されたサービス制御装置に発
行する。
利用されたサービス制御装置は各々、そのESNによっ
て識別される標的ピコステーションにアドレス指定され
た否定できないアクセスメッセージ(Undeniable Acces
s Message)を、共通の制御チャネルに対し定期的に発
行する。このプロセスは、標的ピコステーションとの接
触が達成されるまで繰り返される。
否定できないアクセスメッセージのESNフィールド
は、各種の公衆−個人のキー配列を用いて、追加して、
一部分もしくは全体をエンコードできることが分かるで
あろう。このようなエンコーディングは、使用される
と、セルラーサービスのプロバイダーに制御アクセスセ
キュリティケイパビリティ(control access security
capability)を与え、このケイパビリティは、単独でま
たは先に説明した遠隔プログラミンクシステムアクセス
装置に固有のセキュリティと組み合わせて使用すること
が可能であり、その結果2倍レベルのセキュリティ保護
が得られる。
顧客が、ピコステーションを目的場所に設置してその
電源に接続するときに否定できないアクセスメッセージ
を受けるため、ピコステーションは直ちに初期設定タス
ク(Initialization task)に入る。次にそのピコステ
ーションの中央プロセッサは内部ハウスキーピング作業
(internal housekeeping chore)を実施して、ピコス
テーションの電源と電話線をアイドル状態にする。次に
そのピコステーションの中央プロセッサは、そのEEprom
の内容をアップロード(upload)してピコステーション
の作業状態を決定する。ピコステーションがまだ構成さ
れていない場合は、プレコンフィギュレーション(Pre
−Configuration)タスクに入る。その場合、中央プロ
セッサは、ピコステーションの電波に、公知のA−Side
を次にB−Sideの制御チャネルに交互に同調するよう命
令して、サービス制御装置からの接触についてチェック
する。
そのピコステーションESNにアドレスされた否定でき
ないアクセスメッセージを受けると、ピコステーション
は、その全電力で、通信セットアップメッセージ(Comm
unication Setup Message)(ACK)をサービス制御装置
に送信する。このACKを受けると、サービス制御装置
は、このピコステーションACKシグナルの受信されたシ
グナル強度を測定し、ピコステーションにエンドセッシ
ョン指令(End Session command)を発行する。次にサ
ービス制御装置は、そのホストステーションにそのロケ
ートタスクの結果を報告する。
次にホストステーションが、命令されたすべてのサー
ビス制御装置由来の結果を分析して、最高のACKシグナ
ル強度と報告するサービス制御装置を、このピコステー
ションロケーションに役立つサービス制御装置として選
択する。
このロケーション確認プロセスは、否定できないアク
セスメッセージが各々セルラーシステムの全通範囲内の
特定の部分に向けられる場合、顧客が与えるアドレスの
情報が正しいということをセルラーサービスプロバイダ
ーに保証する。次にホストステーションは、選択された
ピコステーションに転送する必要があるすべての作動パ
ラメータを、選択されたサービス制御装置に送信する。
このデータはアクティベーションコマンドシーケンス
(Activation Command Sequence)の形態で送信され
る。
アクティベーションコマンドシーケンスを受けると、
選択されたサービス制御装置は、標的とされたピコステ
ーションに対するピコステーションコンフィギュレーシ
ョンセッション(pico station configuration sessio
n)を待ち行列に入れる。そのサービス制御装置は、ま
ず、標的とされたピコステーションにアドレスされた否
定できないアクセスメッセージを送信することによって
上記セッションを開始する。対応するピコステーション
のACKを受けると、サービス制御装置は、以下に説明す
るパラメータインフォメーショメッセージフォーマット
(Parameter Information Message Format)に定義され
ているパラメータ情報をピコステーションに送る。
ピコステーションは、各パラメータインフォメーショ
ンメッセージを受けると、ACKメッセージで再び応答す
る。ピコステーションから非知識(Non−Acknowledge)
(NAK)メッセージを受けると、サービス制御装置はパ
ラメータインフォメーションメッセージを再び送信す
る。すべてのメッセージの送信が成功すると、制御装置
はピコステーションにエンドセッションコマンド(End
session command)を発行する。次にサービス制御装置
は、このピコステーションの成功したアクティベーショ
ンプロセスの状態をホストステーションに報告し、その
メモリに、割り当てられたパラメータが入っている、こ
のピコステーションのデータファイルを記憶させる。
また顧客はピコステーションとともに使用するため各
送受器をオーソライズしなければならない。このプロセ
スは、ピコステーションと関連電話線のオーソライズさ
れていない使用を防止するために実施される。このプロ
セスを開始するには、送受器は電源を入れて、「ベース
ステーションオース(Base station auth)」の選択を
送受器のメニュー機能から行わねばならない。次に送受
器はピコステーションのごく近くに持っていかねばなら
ない。というのは、このプロセスは、他の近くのピコス
テーションに対する故意でないアクセスを防止するため
極めて低い送信電力のレベルで実施されるからである。
したがって、ピコステーションは、そのコンフィギュ
レーションを受けると、プレオーソライゼーション状態
(Pre−authorization status)に入り、そのオーソラ
イゼーションボタンの押圧かまたはサービス制御装置か
らのその後の接触を待つ。ピコステーションは、関連ス
テータスLEDを赤から緑に変える。
次に顧客は、関連ステータスLEDが緑色にフラッシュ
してプロセスが開始されたことを示すまでピコステーシ
ョンのオーソライゼーションボタンを押す。また送受器
ディスプレイは、オーソライゼーションセッションが進
行中はフラッシュする。送受器は、プロセス期間の3〜
7秒間、ピコステーションのごく近くに留まっていなけ
ればならない。ピコステーションは、このオーソライゼ
ーションプロセス交換に用いる公知の共通制御チャネル
を使用する。
オーソライゼーションプロセス中、ピコステーション
は、送受器のMINとESNを捕獲して、ピコステーションが
サービス制御装置から受けた許容できる送受器のリスト
に対して確認する。与えられた送受器が該リストになけ
れば、それに関するプロセスは、その送受器をオーソラ
イズすることなく中断させる。その送受器が予想された
ならば、ピコステーションは、以下に説明するパラメー
タインフォメーションメッセージフォーマットを利用
し、リストされたパラメータ情報を送受器に送る。
送受器は、パラメータインフォメーションメッセージ
を受けたとき、各メッセージに対しACKメッセージの応
答を送る。送受器がNAKメッセージを受ければ、ピコス
テーションはそのメッセージを再び送信する。すべての
送信が完了すると、ピコステーションは送受器に対して
エンドセッションコマンドを発行してプロセスを終了さ
せる。これによって、ピコステーションのステータスLE
Dは定常の緑の状態に戻り、プロセスの終了を示す。次
に送受器とピコステーションはそれぞれのアイドル状態
に戻る。
図7〜26のプロセス流れ図中には特定のメッセージが
引用されている。これらのメッセージはすべて、先に示
したように図27〜31に示したワードで構築されている。
図27は、ピコモードの作動中に利用される送受器の特
定データメッセージのワードに対する汎用フォーマット
を示す。項目は、使用中のチャネルの予備チャネル方向
に、送受器からピコステーションに送られるデータメッ
セージにおける項目の実際の位置に関連して示してあ
る。
図27に示すワードはすべて、EIA−553の標準自動車ス
テーション−ランドステーションコンパティビリティス
ペシフィケーション(Standard−Mobile Station−Land
Station Compatibility Specification)の一般的なフ
ォーマット必要条件にしたがっている。
送受器のデータメッセージは、ピコステーションに通
信を送る予備のチャネルでパケットとして送られる1、
2または3個のワードで構成されていてもよい。図27の
各項目に対するワード位置の割り当ては、常にワード番
号で示されるように、特定のデータワードが創製された
データメッセージになっているワード位置である。示し
たワード内に例示したフィールドは各々、EIA−553に規
定されているようなそのフィールドに対する標準の名称
で示してある。
例示されているメッセージワードを理解し易くするた
め、特定のキーフィールド(key field)をここで説明
する。
フィールドNAWCはNumber of Additional Words Comin
gであり、あらゆる送信されたメッセージワードの残っ
ている全ワードのカウントを示す。オーダーフィールド
(order field)は、ワードに含まれている場合、ネッ
トワークのオーダーと混同されないローカルオーダー
(Local order)を示す11110に常に設定するものとす
る。フィールドORDQはオーダークオリファイヤー(Orde
r Qualifier)であり、それが001に設定されるベストサ
ーバーとパラメータインフォメーションの指令(Best S
erver and Parameter Information Command)を除い
て、すべての場合000に設定される。フィールドローカ
ル(field local)は、ワードに含まれている場合、実
行される特定の指令を識別する5ビットのローカルオー
ダーパターンを含んでいるものとする。
図27のワードはすべてピコステーションにのみ関連す
るものでセルラーネットワークには関連しないことは分
かるであろう。項目2701は省略アドレスワード(Abbrev
iated Address Word)として知られ、単一ワードの指令
応答メッセージ(single word command response messa
ge);各2語のアクセスアテンプトメッセージ(Access
Attempt message)の最初のワード;および各3語の識
別指令応答メッセージ(Identification command respo
nse message)の最初のワードとして利用される。
アクセスアテンプトメッセージは、オーソライゼーシ
ョン、レジストレーション、再獲得(Re−Acquisitio
n)、呼出し開始(Call Origination)および呼出し終
了(Call Termination)の事象に用いられる。
各通信プロセスに含まれている特定のメッセージの理
解と識別を容易にするため、図27に関連するメッセージ
を以下に列挙する。オーソライゼーションアクセスアテ
ンプトメッセージは、2ワードメッセージ(I'll Take
It)として送られる2701(ワード1)と2707(ワード
2)で構成されている。最初のレジストレーションアク
セスメッセージ(Registration Access message)は、
2ワードメッセージ(Here I Am1)として送られる2701
(ワード1)と2703(ワード2)で構成されている。送
受器からの送受器再獲得アクセスメッセージは、2ワー
ドメッセージ(Here I Am2)として送られる2701(ワー
ド1)と2704(ワード2)で構成されている。ダイヤル
された番号を収集する前に起こる送受器の呼出し開始ア
クセスアテンプトは2ワードメッセージ(I Want In1)
として送られる2701(ワード1)と2705(ワード2)で
構成されている。ダイヤルされた番号を収集した後に起
こる送受器呼出し開始アクセスデマンドメッセージは、
メッセージ中の最初の2ワード(I Want In2)として送
られる2701(ワード1)および2706(ワード2)で構成
されている。送受器の呼出し終了アクセスアテンプトメ
ッセージは2ワードメッセージ(I'll Take It)として
送られる2701(ワード1)と2707(ワード2)で構成さ
れている。
項目2702は、パラメータインフォメーションアクノレ
ッジメントワード(Parameter Information Acknowledg
ment Word)として知られ、ピコモード作動のために必
要なオペレーティングパラメータ(operating paramete
r)で送受器をダウンロードするオーソライジングプロ
セス中、ピコステーションに応答する際の1ワードメッ
セージとして常に送られる。この単一ワードの応答メッ
セージは、ピコステーションからのパラメータインフォ
メーションメッセージのACKもしくはNAKの受信(receip
t)に対しビット位置26〜36を利用する。ビット26
(X)はACKを示すため0にセットされ、NAKを示すため
1にセットされる。ビット27と28(AA)はACK/NAKラス
トオーダーに対し00にセットされ、ACK/NAKラストパラ
メータワードに対し01にセットされる。ビット29〜36
(ZZZZZZZZ)はNAK′dデータのパラメータインフォメ
ーションアイデンティティ(Parameter Information Id
entity)(PID)にセットされる。
項目2708はベストサーバー応答(Best Server respon
se)として知られ、8ビットの19〜26が次のように符号
化される。すなわちビット19および20(DD)=ベストサ
ーバーのディジタルカラーコード(Digital Color Code
of the Best Server)(0〜3);ビット21=0;ビッ
ト22〜26(NNNNN)=サービングセルラーシステムのイ
ニシャルページングチャネル(Initial Paging Channe
l)からのベストサーバーチャネルナンバー(Best Serv
er Channel Number)の5ビットオフセットカウント、
すなわち00000=B−Sideの334またはA−Sideの333、
一方10100=B−Sideの354またはA−Sideの313であ
る。
項目2709はエクステンデットアドレスワード(Extend
ed Address Word)として知られ、送受器からピコステ
ーションへのデータメッセージ中に組込まれるときは常
にワード位置3を専有している。このワードは、オーソ
ライズされていないシステムのアクセスを防止するた
め、許可されたピコステーション利用者のリストと比較
して送受器の電子連続番号を獲得できるように、送受器
からピコステーションによって請求される。送受器は、
ピコステーションに対するそのフルレジストレーション
メッセージ(Full Registration message)中にワード
3をもっている。
図28は、送受器に送られるピコステーションのオーバ
ーヘッド(OHD)と指令のワード(Overhead(OHD)and
Command Word)をつくるときにピコステーションが利用
するデータメッセージの構成要素を示す。これらのワー
ドは、長さが送受器が使用する48ビットワードと異なり
40ビットである。
図28の項目は、その定義されたメッセージ位置で示し
てある。項目の2801(OHDワード1)、2802(OHDワード
2)および2804[OHD制御充填文字ワード(Control Fil
ler Word)]はEIA−553の標準に正確にしたがってい
る。項目2803(OHDワード3)は、ピコステーションが2
2ビットベースの連続番号の形態で一意な名前(unique
identifier)を送信できるようにしその結果、ピコステ
ーションがオーバーヘッドメッセージ流を実際に送って
いるとき、送受器がその主な期間中その関連するピコモ
ードのピコステーションを認識できるように確定され
る。
項目2805(指令ワード1)はEIA−553の標準に正確に
したがい、そして送受器のページの単一ワード指令とし
ておよび送受器に対して発行される多重ワード指令の最
初のワードとしてピコステーションが利用する。
項目2806(指令ワード2)は、ピコステーションが送
受器に発行する2ワードのベストサーバー指令の第二語
である。
項目2807(指令ワード2)は、ピコステーションに対
するアクセスが拒否された(deny)とき、ピコステーシ
ョンが送受器に対して発行する2ワードのアクセス受け
取りメッセージ(access acceptance message)の第二
ワードである。
項目2808(指令ワード2)は、アクセスが受容されて
そのラインがアイドルの場合、ピコステーションが送受
器に対して発行する2ワードのアクセス受取りメッセー
ジの第二ワードである。ローカルフィールドでNNN=こ
の送受器アクセスに対する割り当てられたホームユニッ
ト数として000〜101。
項目2809(指令ワード2)は、ラインビジー(Line B
usy)状態が存在している場合、ピコステーションが送
受器に対して発行する2ワードのアクセス受け取りメッ
セージの第二ワードである。送受器ビジー状態が存在し
ている場合、ローカルフィールドNNN=110。
図29は、ピコモード作動中、サービス制御装置との通
信および送受器との通信に利用される追加のピコステー
ション指令ワードを示す。
項目2901(指令ワード1)は、サービスを請求するた
め、共通の制御チャネルでサービス制御装置に送られる
単一ワードのアテンションメッセージである。
項目2902(指令ワード1)は、コンフィギュレーショ
ン/更新セッション中、サービス制御装置に送られる多
重ワードの応答メッセージの第一ワードである。
項目2903(指令ワード2)は、ロケートセッション
中、サービス制御装置に送られる監査アクノレッジ(Au
dit Acknowledge)の第二ワードである。
項目2904(指令ワード3)は、コンフィギュレーショ
ン/更新セッション中、ピコステーションからサービス
制御装置へ送られる2ワードのACK/NAK応答の第二ワー
ドである。
項目2905(指令ワード2)は、送受器のオーソライゼ
ーション機能中に実施される多重ワードパラメータイン
フォメーション転送プロセス(multiple word Paramete
r Information Transfer process)の第二のワードであ
る。この指令は、これに続くパラメータインフォメーシ
ョン指令について送受器に警告する。
項目2906(指令ワード3−N)は、下記表1に示すパ
ラメータインフォメーションアイデンティティフィール
ド(Parameter Information Identity field)(PID)
およびパラメータ値フィールド(Parameter Value fiel
d(PVAL))が入っているパラメータインフォメーショ
ン指令ワードである。
図31は、ピコステーションとの通信時にサービス制御
装置が利用するデータメッセージの構成要素を示す。
項目3101は、否定できないアクセスメッセージとして
知られ単一ワードの指令として送られる。
項目3102は、サービス制御装置が特定のピコステーシ
ョンに対して発行する多重ワード指令メッセージの第一
ワードである。
項目3103は、パラメータインフォメーション指令メッ
セージの第二ワードである。
項目3104は、請求したデータを受け取ったときピコス
テーションに送られるACK/NAK応答メッセージの第二ワ
ードである。
項目3105は、ピコステーションにすべてのピコ作動を
中止させ、その後の命令に対して共通の制御チャネルを
監視させる2ワードのシャットダウン指令(Shutdown C
ommand)の第二ワードである。
項目3106は、ピコステーションをリセットさせる2ワ
ードのリセット指令の第二ワードである。
項目3107は、トラフィック、作動パラメータ、故障お
よび診断の情報で応答するようピコステーションに命令
する2ワードの全監査指令(Full Audit Command)の第
二ワードである。
項目3108は、トラフィック、故障および診断の情報で
応答するようピコステーションに命令する部分監査指令
(Patial Audit Command)の第二ワードである。
項目3109は、ピコステーションをこの通信セッション
から解放する2ワードのセッション終了命令(End Of S
ession Command)の第二ワードである。
図30は順チャネル方向(Forward channel directio
n)(ピコステーションから送受器へ)と逆チャネル方
向(送受器からピコステーションへ)の両方の場合のデ
ータメッセージフォーマットとタイミングを示す。図30
に示すように、そのデータメッセージフォーマットは、
その通信期間およびそのデータワードの繰り返しと順序
については、EIA−553の標準に正確にしたがっている。
EIA−553に定義されているようなセルラーランドステ
ーションに対するランドステーションのプロトコルとベ
ースステーションのプロトコルとの間の一つの差異は、
順方向指令チャネルフォーマット(Forward Comannd Ch
annel format)内のワードAとワードBの両方の流れに
よって標的送受器に対して発行される指令が同時に送信
されることである。このことは、標的送受器のMINに基
づいた通常のセルラーランドステーション流の割り当て
を無視する。セルラーランドステーションは、二つの異
なる送受器に対し、ワードAとBの流れによって別個の
指令を発行する。
セルラーランドステーションに対する自動車ステーシ
ョンプロトコルと送受器ピコモードプロトコルの別の差
は、逆方向制御チャネルメッセージ流(Reverse Contro
l Channel message stream)における符号化されたディ
ジタルカラーコードフィールド(Coded Digital Color
Code field)の使用である。ピコモードでは、このフィ
ールドは、アクセスアテンプトメッセージの送信中、す
べて1sにセットされ、そして、残りのすべての送信に対
しては標的ピコステーション割り当てディジタルカラー
コード(target pico station assigned Digital Color
Code)にセットされる。これは、信号ミキシングによ
ってメッセージがセルラーネットワークによってピック
アップされた場合、ネットワークセルラーシステムが誤
ってこのピコモードアクセス事象を処理しようとしない
ようにするのを目的として行われる。
ピコステーションのコンフィギュレーションプロセス 図面の特に7〜13を参照して、ピコステーションに関
する作動のプロセスステップを一層詳細に説明する。図
7はそのプログラムの主要アイドルループを示す。ピコ
ステーションのアクティベーション機能は、図8に示す
コンフィギュレーションプロセスと図9に示すオーソラ
イゼーションプロセスに分割される。呼出し処理機能は
それぞれ図10〜13に示す。
購入したとき、ピコステーションは明らかに、顧客が
使用できるようにまだアクティベートされていない。コ
ンフィギュレーション機能は、ピコステーションがその
使用されるプレミスに配置された後、サービス制御装置
によって「空気中で(over the air)」で実施されるプ
ロセスである。先に説明したように、ピコステーション
にサービスを提供する各オーバーレイセル領域に、いく
つかのサービス制御装置と一つのホストステーションが
配置され、そのホストは、所定のピコステーションの位
置に到達するのに利用できるサービス制御装置の位置の
リストを生成するサーバーを備えている。
ベースステーションのアクティベーション機能には、
セルラーシステムのキャリヤまたはサービスプロバイダ
ーが利用する、標準顧客アクティベーションシステムと
関連するオーバーヘッド事象が含まれている。この点に
ついて、顧客のアクティベーションプロセスには、標準
のセルラーキャリヤシステムによって用いられるプロセ
スがほとんど含まれ、標準セルラー電話器がアクティベ
ートされるときそれらをすべて、サービスを行うため識
別しオーソライズする。さらに、ピコステーションのES
Nは、販売の時点に、顧客のアクティベーションシステ
ムによって捕獲される。その顧客アクティベーションシ
ステムは、このESNをピコステーションを使用したい場
所のアドレスと電話番号とともにサービス制御システム
ホストに送る。また顧客アクティベーションシステム
は、このピコステーションを使用するためオーソライズ
された各送受器に対する自動車識別番号(MIN)とESN
も、サービス制御システムに送る。
上記制御システムホストは、ピコステーションの場所
のアドレスを検査し、そして関連する制御装置と標的の
ピコステーションとを接触させることができる最も適切
なサービス制御装置を選択する。次に上記システムホス
トは、標的ピコステーションに実施すべきロケートタス
クを命令する選択された各制御装置に指令を発行する。
次いで、選択された各制御装置は、共通の制御チャネル
に、標的ピコステーションのESNに対して、アドレスさ
れた否定できないアクセスメッセージを定期的に発行す
る。このメッセージは、標的のピコステーションとの制
御接触が達成されるまで定期的に繰り返される。
図7によれば、顧客がピコステーションを目的とする
場所に設置してその電源に接続すると、そのピコステー
ションは初期設定タスク701に入る。電源を入れると、
ピコステーションの中央プロセッサがパワーオンリセッ
ト指令(power−on reset command)を発行し、タスク7
02を開始させる。このタスク702は、特定の内部ハウス
キーピング作業を実施して、ピコステーションのラジオ
と、ピコステーションの電話線インタフェースとをそれ
らのアイドル状態にする。次にピコステーションの中央
プロセッサはプロセスタスク702でそのEEpromの内容を
アップロード(upload)し、次いでタスク703を開始さ
せてピコステーションの作動状態を確認する。
照会タスク(query task)703において作動状態をチ
ェックした結果、ピコステーションのコンフィギュレー
ションがまだ行われていないことが確認された場合、プ
ロセスタスク705でプレコンフィギュレーションタスク
に入り、ステータスLEDが赤にセットされる。タスク703
中に、ピコステーションの作動のコンフィギュレーショ
ンが行われたことが確認されたならば、紹介タスク704
が開始され、そのピコステーションに関連する送受器が
オーソライズされたかどうかを確認する。
タスク704中にNoの決定に至ったかまたはタスク710中
にYesの決定に至った場合、ピコステーションはタスク7
15に入り、そのタスク715中に、共通制御チャネルに同
調される。タスク715に続いて、照会タスク716が、ピコ
ステーションアクセスがサービス制御装置によって請求
されているかどうかを確認する。
アクセスが請求されていなければ、ピコステーション
は進行して図9に示す送受器のオーソライゼーションプ
ロセスに対してセットアップ(Set up)する。アクセス
が請求されていれば、ピコステーションは図8に示すサ
ービス制御アクセスのニーズを受け入れる。
タスク704が、送受器がオーソライズされたことを示
したならば、このことは、少ななくとも1台の送受器
が、オーソライジングのプロセス中に、ピコモード作動
パラメータによって成功裡にダウンロードされたことを
意味する。照会タスク704のYesの結果によって、照会タ
スク710が開始され、ピコステーションの赤のオーソラ
イゼーションボタンが押されたかどうか確認される。上
記赤ボタンが押されてなかったならば、照会タスク711
に入り、電話線の状態が変わったかどうかを確認する。
電話線の状態が新しくなっていたならば、タスク712に
入り、その間に、レジスターされた各送受器はこの事象
に更新され、そしてピコステーションは走査チャネルル
ーチン(scan channels routine)を通じてアイドル状
態に戻る。電話線の状態が、タスク711で確認したとき
に変わっていなかったならば、ピコステーションは図10
に示す走査チャネルプロセスへ進む。
作動できなければ、照会タスク703がプロセスタスク7
05を開始させる。タスク705中、ピコステーションの中
央プロセッサは、ラジオピコステーションに、公知のA
−Side共通制御チャネルとB−sideの共通制御チャネル
に交互に同調して、オーバーヘッドメッセージが制御装
置から受け取られているかどうか監視するよう命令す
る。
次に照会タスク706が実行されて制御装置が存在して
いるかどうかを確認する。負の応答が示されたならば、
ループリターンが実行されてタスク706が開始され、次
いでその照会タスクは、制御装置が見つかるまで繰り返
される。正の応答が確認されたならば、タスク707に入
って、制御装置からの否定できないアクセスメッセージ
が、サブジェクトESNを考慮して選択されたピコステー
ションにアドレスされているかどうかを確認する。もし
アドレスされていなければ、タスク706の開始までルー
プバックが行われる。
制御装置からの否定できないアクセスメッセージが標
的のピコステーションにアドレスされていたならば、ピ
コステーションは、図8に示すコンフィギュレーション
プロセスに進む。そのプロセスで、ピコステーション
は、全電力で、通信セットアップアクノレッジメッセー
ジ(Communication Set−up Acknowledge Message)を
制御装置に送信する。制御装置はこのピコステーション
のシグナルの受信シグナル強度を測定し、次でピコステ
ーションにエンドセッション指令を発行する。次にピコ
ステーションはコンフィギュレーションプロセスを抜け
出て、主ループエントリーゲート(Main Loop entry ga
te)720に戻る。
サービス制御装置は、エンドセッション指令をピコス
テーションに発行すると、そのロケート指令の結果をホ
ストに報告する。次にそのホストは、命令されたサービ
ス制御装置のすべてからの結果を分析し、このピコステ
ーションの位置に対する主要対照(primary control)
である、最強のシグナルをピコステーションから受けて
いるサービス制御装置を選択する。次にシステムホスト
は、選択されたサービス制御装置に、ピコステーション
に転送する必要があるすべての作動パラメータを送信す
る。このデータはアクティベーション指令シーケンス
(Activation Command Sequence)内に入っている。
サービス制御装置がアクティベーション指令シーケン
スを受け取ると、以下の事象が開始される。制御装置
は、ピコステーションコンフィギュレーションセッショ
ンを標的ピコステーションに対し待ち行列に入れる(qu
eue up)。制御装置は、第一に、標的ピコステーション
にアドレスされた否定できないアクセスメッセージを共
通制御チャネルで送信することによってこのセッション
を開始する。ピコステーションは、ピコステーションの
コンフィギュレーションプロセスタスク802で示すよう
に、通信セットアップアクノレッジメッセージで応答す
る。
制御装置は、ピコステーションの通信セットアップア
クノレッジ指令を受け取ると、標準のパラメータインフ
ォメーションメッセージフォーマットを使って、パラメ
ータインフォメーションをピコステーションに送信し、
その後、ピコステーションは上記パラメータインフォメ
ーションメッセージ受け取りの応答を行う。
上記コンフィギュレーションプロセスに対するプロセ
スタスクの流れの残りについて図8でさらに説明する。
プロセスタスク801はプロセスタスク802に進んで制御装
置アクセス機能を実行し、その間、通信セットアップア
クノレッジが制御装置に送られる。照会タスク803は、
これが、ピコステーションによって実施された最初のコ
ンフィギュレーションプロセスであるかどうかを確認す
る。もしそうでなければ出発指令タイマータスク(star
t command timer task)804が開始される。それが最初
のコンフィギュレーションプロセスであれば、タスク80
5に入り、ピコステーションのEEpromラムイメージレジ
スター(ram image register)をクリアーする。上記レ
ジスターをクリアーした後、タスク806はベストサーバ
ーアイデンィテティを捕獲し、受け取りの応答を行う。
次にタスク807が電力レベルの割り当て(power level a
ssignment)を捕獲し、受け取りの応答を行う。タスク8
07に続いて、タスク808がピコステーションに対する作
動チャネルの数(operating channel number)を捕獲
し、受け取りの応答を行い、次いでタスク809が送受器
の割り当てを捕獲して応答する。次にタスク810が、作
動モード割り当てとエンドセッション指令を捕獲し応答
し、次いでタスク811がラムイメージをEEpromにセイブ
(save)する。
タスク805〜811を実行してから、タスク812がピコス
テーション中のすべてのトラフィックレジスターをクリ
アーし次いでステータスLEDを緑にセットする。タスク8
12の実行に成功すると、ピコステーションは図7に示す
主ループプロセスタスクに戻る。
ピコステーションからのNAKがあると、サービス制御
装置は、再送信されたパラメータインフォメーションメ
ッセージを送信する。全メッセージが成功したならば、
制御装置はエンドセッション指令をピコステーションに
対して発行し、次いでこのピコステーションのアクティ
ベーションをシステムホストに報告する。次に制御装置
は、ピコステーションに割り当てられたパラメータが入
っている、ピコステーションESNにキーボードから入力
されたこのピコステーションのデータファイルを、その
ハードディスクにセイブする。
最初のコンフィギュレーションに続くサービス制御装
置のアクセス事象によって、プロセス804が、照会タス
ク815で始まるコンフィギュレーション機能更新プロセ
ス(Configuration Function Update process)を開始
する。照会タスク815は、このピコステーションにアド
レスされた制御装置から指令が受け取られたかどうかを
確認する。Yesの結果によって、満了に対する指令タイ
マーアクティビティ(command timer activity)を監視
する照会タスク816が始まる。
照会タスク816のNoの結果によって、タスク815の開始
までループバック(loop back)として、制御装置の指
令の監視を続ける。その指令タイマーが満了すると、照
会タスク816の結果がYesになり、エントリーゲート720
の主ループに戻る。
指令を受け取ると、照会タスク815の結果がYesにな
り、照会タスク817が始まり、制御装置からの新しいコ
ンフィギュレーションの割り当てを検出する。タスク81
7に対するYesの結果によって、プロセスタスク818が開
始され、その変化を捕獲してピコステーションのコンフ
ィギュレーションにACKを行う。
次にプロセスタスク818がプロセスタスク819を開始さ
せて、指令タイマーを再開しループバックして照会タス
ク815を開始し、その後の指令を待つ。
その指令がコンフィギュレーションの変化でなけれ
ば、照会タスク817におけるNoの結果によって、照会タ
スク820が始まり、エンドセッションコマンドが受け取
られたかどうかが確認される。
照会タスク820のNoの結果によって、照会タスク815の
開始までループバックして、その後の指令を待つ。
エンドセッション指令が照会タスク820で確認される
と、Yesの結果によってプロセスタスク821が始まり、こ
の制御装置のセッションの終了の応答を行う。
次にプロセスタスク821がプロセスタスク822を開始さ
せ、プロセスタスク822は新しいコンフィギュレーショ
ンデータをEEpromにセイブし、次いで720の主ループに
戻る。
ピコステーションは、初期コンブィギュレーション情
報を受けるとプレオーソライゼーションタスクに入り、
オーソライゼーションボタンが手動で押されるのを待つ
かまたはサービス制御装置からのその後の接触を待つこ
とができる。ピコステーションのステータスLEDは、送
受器のオーソライゼーションを達成できることを顧客に
示す安定した緑を提示する。
送受器のオーソライゼーションプロセス 顧客は、顧客の各送受器を、顧客のピコステーション
とともに使用するためオーソライズしなければならな
い。このプロセスは、ピコステーションと関連電話線を
オーソライズせずに使用するのを防止するために実行さ
れる。またこのプロセスはピコステーションと送受器が
通信する全通達範囲も確立する。オーソライゼーション
セットアッププロセス中に送受器から集められたセルの
ベストサーバーインフォメーションを、コンフィギュレ
ーションプロセス中にサービス制御装置がピコステーシ
ョンに与えた情報と比較することによって、ピコステー
ションの物理的位置も上記プロセス中に確認される。
図7、9、16および19を参照して、このオーソライゼ
ーション機能を、送受器とピコステーションのプロセス
タスクを含めて説明する。
オーソライズすべき送受器は、電力を入れてタスク19
01で示すセルラーアイドル状態にしなければならない。
照会タスク1902は利用者がメニューキーを押しているか
どうかを検出する。次に照会タスク1903は、送受器のメ
ニュー機能からなされるベースステーションオーソライ
ゼーションの選択(Base Station Auth selection)に
ついて監視し、次いでプロセスタスク1903を抜けでてタ
スク1905に入ってベースステーションオーソライゼーシ
ョンを表示し、次いで送受器オーソライゼーションタス
ク1601を始める。次に送受器はピコステーションのごく
近傍まで移動させなければならない。なぜならこのプロ
セスタスクは極端に低い送信電力レベルで実施され、各
構成要素は、近傍のピコステーションに対する意図しな
いアクセスを防止するため非常に強いシグナルレベルを
要求するからである。
次いで顧客はピコステーションのオーソライゼーショ
ンボタンを押さねばならない。そしてこのことは主ルー
プタスク720中の照会タスク710で検出される。照会タス
ク710からのYesの結果によって、送受器オーソライゼー
ションタスク901が開始される。ピコステーションは照
会タスク902でボタンのON状態を監視し、次いでタスク9
03を通じてボタンデバウンスタイマー(button debounc
e timer)を開始させる。照会タスク904は、デバウンス
タイム−アウトの時点でボタンが依然としてONであるこ
とを示しているのを監視する。ボタンがoffであった場
合、照会タスク904のNoの結果によって照会タスク902の
ループバックが起こり、一方、ボタンONの試験のNoの結
果によって、タスク901が主ループ720に戻る。デバウン
スタイムを500msに設定して、スイッチがその後のプロ
セスタスクを実施するまで正の閉鎖(positive closur
e)を行うよう保証する。
照会タスク904の結果がYesの場合、ピコステーション
はプロセスタスク905を実行して、ピコステーション送
信器を公知のセットアップ/制御チャネルと同調させ次
いで順方向制御チャネルを通じてオーソライゼーション
オーバーヘッドシグナル流3002を送り始める。このオー
バーヘッド流は、ピコステーションのワード2801、2802
および2803で構成されている。次にピコステーション
は、プロセスタスク906で10秒のオーソライゼーション
タイマーを開始させる。
図16に示すように、送受器のオーソライゼーションタ
スク1601を実行するとプロセスタスク1602へのエントリ
ーが起こり、送受器は共通の制御チャネルに同調され、
次いで10秒のオーソライゼーションタイマーが開始され
る。照会タスク1603は−60dbm以上の順方向制御チャネ
ルのシグナル強度について監視する。ピコステーション
シグナルが存在しなければ、照会タスク1605が10秒オー
ソライゼーションタイマーのタイムアウトを監視する。
タスク1605の結果がYesであればタスク1601を抜け出
て、ゲート1420におけるコードレスアイドルに入る。そ
うではなくて照会タスク1605の結果がNoであれば照会タ
スク1603に戻り、再びシグナルの強度が監視される。
一旦照会タスク1603が充分なシグナル強度を確認する
と、照会タスク1604が、ピコステーションのオーソライ
ゼーションオーバーヘッドストリームの存在について監
視する。照会タスク1604のYesの結果によって照会タス
ク1605が開始されタイマーの満了について再び試験す
る。
照会タスク1604のYesの結果によって、プロセスタス
ク1606が開始され、送受器にワード2701、2707および27
09からなるその3ワードオーソライゼーションストリー
ム3005の送信を開始させる。ワード2707のローカルフィ
ールドは、I'LL TAKE ITの呼出し回答メッセージを含ん
でいる。この送信は、送受器の逆方向制御チャネルメッ
セージについてのEIA−553セクション2.6.3.5のプロト
コルと一致している。
ピコステーションの照会タスク907が送受器から−60d
bm以上のレベルでシグナルを受け取らなかったならば、
ピコステーションはその送信に応答しない。そのプロセ
スとともに、送受器の照会タスク1607は、順方向制御チ
ャネルのオーバーヘッドストリームのピコステーション
のビジィ/アイドルビットを監視する。ピコステーショ
ンから順方向制御チャネルビジィ/アイドルビットの移
行が検出されなければ、送受器は104ビットを送る場合
の送信を停止する。送受器の照会タスク1607のNoの結果
によって、タスク1601がプロセスタスク1624へ送られ、
その結果そのタスクはランダム期間>10ms<200ms遅れ
る。次に照会タスク1605が開始され、送受器にそのオー
ソライゼーションストリームを再び遅らせる。送受器
は、これらの送信についてその電力レベル7(約2mWの
出力)で送信するようプログラムされている。
ピコステーションの照会タスク907は送受器のシグナ
ルレベルを監視し、そのレベルが最小値を超えなけれ
ば、照会タスク908が10秒オーソライゼーションタイマ
ーの満了について監視する。該タイマーが満了しなかっ
たならば、ピコステーションは照会タスク907に戻り、
送受器のシグナルレベルを再試験する。
照会タスク908がライマーが満了したことを感知した
ならば、ピコステーションはプロセスタスク909を実施
して送信機とLEDのフラッシュ状態(Onの場合)の電源
を切り、次いで720の主ループに戻る。送受器は照会タ
スク1603によってピコステーションからのシグナルのロ
スを検出し、そしてそのオーソライゼーションタイマー
の満了をタスク1605で検出したようにして検出し、その
結果、送受器は1420のコードレスアイドルエントリーゲ
ートを通じてそのセルラーアイドルタスクに戻る。
照会タスク907が送受器から適当なシグナル強度を確
認したとき、ピコステーションはプロセスタスク910を
実行し、その間ピコステーションは送受器のMINとESNの
データを捕獲する。照会タスク911は、アクティベーシ
ョン中、サービス制御装置によってピコステーションに
与えられた許容送受器のリストと対照して捕獲されたES
NとMINを監視する。送受器がピコステーションによって
予想されなかった場合、照会タスク911のNoの結果によ
ってプロセスタスク909が開始されて、オーソライゼー
ションプロセスが終了する。照会タスク911のYesの結果
によってプロセスタスク912が開始され、送受器からセ
ルラーベストサーバーインフォメーションを請求し捕獲
する。
送受器の照会タスク1607のYesの結果によって照会タ
スク1608が開始されてピコステーションのシグナル強度
が−60dbm以上のレベルであることが監視される。ピコ
ステーションが送受器のESNとMINを受け取ることができ
ない場合は、照会タスク1608がシグナルのロスを検出
し、照会タスク1608のNoの結果によって、1420のコード
レスアイドル出口を通じてタスク1601が中止させられ
る。照会タスク1608のYesの結果によって、照会タスク1
609が開始されてピコステーションからのベストサーバ
ー指令について監視される。この指令を受け取ることが
できないと、タスク1601が照会タスク1608にループバッ
クされ再びシグナル強度が監視される。
照会タスク1609は、ベストサーバー指令を検出したと
き、プロセスタスク1610を開始させて、送受器にピコス
テーションへのセルラーベストサーバーインフォメーシ
ョンを送らせる。
次にタスク1610は照会タスク1611を開始させ、そのタ
スク1611は、オーソライゼーションプロセスを継続させ
るためのリンクの確立に成功したことを示すため、ピコ
ステーションからの制御充填文字オーバーヘッド(cont
rol filler overhead)を確認しようとする。照会タス
ク1611のNoの結果によって照会タスク1612が開始されて
充分なシグナルレベルについて監視される。タスク1612
のYesの結果によって照会タスク1611へループバックす
る。1612における結果がNoであるとコードレスアイドル
ゲート1420を通じて抜けだす。
ピコステーションプロセスタスク912でベストサーバ
ーデータが捕獲されると、タスク901がプロセスタスク9
13に移り、タスク913にて制御充填文字のワード流2804
を順方向制御チャネルで送ってピコステーションのLED
にフラッシングを開始させる。次に照会タスク914がコ
ンフィギュレーションプロセス中サービス制御装置によ
ってピコステーションにダウンロードされた許容可能な
セルラーベストサーバーのデータリストと対照して、捕
獲されたベストサーバーデータを比較する。
照会タスク914のNoの結果によって、プロセスタスク9
09が開始されて、ピコステーションのデータがセルラー
ベストサーバーデータと整合できない場合、そのプロセ
スは中止される。この状態は、ピコステーションの位置
が変化したことを示す。というのはピコステーションは
サービス制御装置によってコンフィギュレーションされ
たからである。
制御充填文字ワードが受け取られると照会タスク1611
の結果はYesになり、プロセスタスク1613が開始され
る。次に送受器は、プロセスタスク1613に応答して、そ
のバックライト表示器のフラッシング(flashing)を開
始し、そして照会タスク1611がこの初期制御充填文字ワ
ード流を検出するとオーソライゼーションの開始に成功
したことを示す。そのとき受信器はそのパラマメータ移
行ループに入る。ピコステーションのシグナルが−60db
mのレベルを超えたままである限り、またはピコステー
ションがセッション完了時にエンドセッション指令を発
行するまで、送受器はそのセッション中フラッシュし続
ける。
照会タスク914の結果がYesの場合、ピコステーション
のパラメータ移行ループにコントロールが送られる。こ
のループは、3001に記載されているパラメータインフォ
メーションメッセージフォーマットを利用してパラメー
タインフォメーションメッセージ2902を送受器に送信す
るの用いられる。
そのピコステーションパラメータ移行ループはプロセ
スタスク915で始まり、サイクルタイマーが始動する。
次にタスク901がプロセスタスク916を開始し、タスク91
6は第一パラメータインフォメーションメッセージをフ
ォーマットして送信し、次に順方向制御チャネルで制御
充填文字ワード流を送信する。次に照会タスク917送受
器からのACKシグナルを監視する。照会タスク917のNoの
結果によって、照会タスク918が開始されて、サイクル
タイマーが依然として作動しているかどうかが監視され
る。照会タスク918のYesの結果によって、プロセスタス
ク916が開始されてラストメッセージが再び送信され
る。照会タスク918は、サイクルタイマーが経時したこ
とを確認したならば、結果はNoの状態になり、プロセス
タスク909が開始され、現行のプロセスを終了する。
照会タスク917のYesの結果によって、照会タスク919
が開始されてパラメータインフォメーションのリストの
完成について監視がなされる。照会タスク919のNoの結
果によって、プロセスタスク915が開始されて残りの各
パラメータを送る。照会タスク919のYesの結果によって
プロセスタスク920が開始されてエンドセッション指令
を順方向制御チャネルで送りLEDのフラッシュが終了
し、次いでこのプロセスは720を通じて抜け出て主ルー
プに入る。
送受器パラメータ移行ループは、ピコステーションの
シグナル強度を監視する照会タスク1614;パラメータイ
ンフォメーションメッセージを捕獲し、逆方向制御チャ
ネルでACKまたはNAKの応答を発行するプロセスタスク16
15;およびピコステーションからのエンドセッション指
令を監視する照合タスク1616で構成されている。タスク
1601は、照合タスク1614中でシグナルロスを検出した結
果、このループから抜け出ることができ、その結果プロ
セスタスク1622が開始される。プロセスタスク1622はバ
ックライトのフラッシュの電源を切り、次いで、ゲート
1420におけるコードレスアイドルエントリーを通じて、
送受器をセルラーアイドルに戻す。
照会タスク1616がエンドセッション指令を検出する
と、タスク1601のコントロールが照会タスク1617を開始
させ、このタスク1617で、このピコステーションの連続
番号が先にオーソライズされたすべてのピコステーショ
ンの数と比較される。照会タスク1617の結果がYesであ
るとプロセスタスク1623が開始され、タスク1623でこの
ピコステーションスロットに先に記憶させた情報が削除
される。次にプロセスタスク1623がコントロールをプロ
セスタスク1621に送り、タスク1621で、このオーソライ
ゼーションインターバル中に集められたパラメータ情報
が送受器のEEpromによって記憶される。
照会タスク1617のNoの結果によって、照会タスク1618
が開始されてこの送受器に対する多重ピコステーション
のオーソライゼーションが開始される。各送受器は、三
つまでの異なるピコステーションについての情報を記憶
し、これらピコステーションと通信することができる。
多くのピコステーションがオーソライズされていない場
合、照会タスク1618のNoの結果によって、プロセスタス
ク1623が開始される。照会タスク1618に対するYesの応
答によって照会タスク1619が開始され、ピコステーショ
ンのオーソライズされたカウントがすでに達成されたか
どうかを確認する。照会タスク1619のYesの結果によっ
てプロセスタスク1622が開始されてセイブプロセスタス
クが打ち切られる。照会タスク1619のNoの結果によっ
て、プロセスタスク1620が開始され、タスク1620では記
憶されたピコステーションのデータファイルのカウント
が増加され、次いでプロセスタスク1621が開始されてフ
ァイルをEEpromにセイブし、次いで1420のコードレスア
イドルエントリーゲートを通じてセルラーアイドルに戻
る。
ピコステーションの主ループ 図7に示すように、ピコステーションは、720の主ル
ープゲートエントリーゲートを通じてオーソライゼーシ
ョン機能を抜け出す。照会タスク703は、サービス制御
装置のアクティベーションの事象が起こったことを確認
して照会タスク704を開始させ、送受器オーソライゼー
ションの事象が起こったことを検出する。照会タスク70
4のYesの結果によって、照会タスク710が開始されてオ
ーソライゼーションボタンの状態が監視される。照会タ
スク710のNoの結果によって、照会タスク711が開始され
てピコステーションに接続された電話線の状態が監視さ
れる。照会タスク711によって電話線の状態が変化した
ことが確認されるとプロセスタスク712が開始され、こ
のタスク712でレジスターされたすべての送受器に対し
て更新の指令が発行される。照会タスク711のNoの結果
によって、コントロールがゲート1001における走査チャ
ネルタスクに送られる。
ピコステーションは、その大部分の時間をアイドルル
ープで送り、電話線インタフェースを用いて電話線の状
態とアクティビティを監視し、そしてピコステーション
のラジオを利用して、送受器に対して割り当てられたそ
の全チャネルまたはサービス制御装置のアクセスアテン
プト(access attempt)を走査する。
ピコステーションは、ピコステーションのアイドルル
ープから抜け出て次のように送信する。
a.そのレジスターされた送受器のうちの1台からのアク
セスアテンプトに対して応答し; b.電話線の状態が変化したというレジスターされた送受
器に対する更新シグナル; c.入ってくる呼出し信号をレジスターされた送受器に送
るとき; d.送受器が電話呼出しのアクティブなパーティシパント
(active participant)であるとき; e.ピコステーションのオーソライゼーションボタンが押
されているとき;および f.サービス制御装置からの否定できないアクセスメッセ
ージに応答して。
残りの全ての時間ではピコステーションは走査受容モ
ード(scanning receive mode)であり、そのピコステ
ーションの送信器の電源は切られている。
送信を行うため、ピコステーションは、選択されたチ
ャネルを可用性すなわち他の装置の送信から自由である
ことについて監視しなければならない。これは、チャネ
ルが試験されているピコステーションの位置に存在する
RFエネルギーの量を示す数値を提供する受信シグナル強
度表示値(Received Signal Strength Indication)(R
SSI)を測定することによって達成される。ピコステー
ションは、サービス制御装置によってビジーチャネルRS
SI許容限界値に事前設定された。この許容限界値を超え
ると、チャネルは、使用中であると監視装置にみなさ
れ、したがってあらゆる送信についてピコステーション
に使用されていない。
送受器のレジストレーションプロセス ピコステーションと送受器の両者は、送信電力の制御
と、互いにアクセスするための最小のシグナルレベルの
達成とによって制限されたRF通達範囲の環境下で作動す
る。
送受器アクセスアテンプトに対してアクティブなチャ
ネルを検討するために、ピコステーションもサービス制
御装置によってアクセス最小(Access Minimum)RSSIレ
ベルで事前設定された。このレベル未満ではアクセスア
テンプトに対してピコステーションは応答しない。ピコ
ステーションの通達領域を制御することに加えてこのア
クセス最小RSSIの他の目的は、ピコステーションに、許
容できないシグナルレベルのチャネルを識別させ、かつ
その送受器が許容可能なシグナルレベルでアクセスでき
るよう試みることができるチャネルに迅速に移動させる
ことである。
送受器が、ピコステーションもカバーするベストサー
バーセルサイトの通達範囲内にあることを、送受器位置
分析プロセスが検出すると、レジストレーションプロセ
スが、送受器によって、その再走査中に開始される。次
に送受器は、ベストサーバー通達範囲領域内に留まって
いる限り、オーソライゼーションプロセスタスク中、送
受器に与えられる複数のチャネルからアイドルチャネル
を選択することによって、ピコステーションに対してア
クセスする試みを定期的に行う。このレジストレーショ
ンアテンプトの期間は、ピコステーションに全チャネル
を通じて走査させるのに充分に長いので、送受器レジス
トレーションアテンプトを検出し送受器に応答する時間
がまだある。
図10、14、15および17を参照して送受器レジストレー
ションプロセスを説明する。
ピコステーションは走査チャネルタスク1001に入り、
次いでプロセスタスク1002を実行してピコステーション
レシーバを、ピコステーションの使用に割り当てられた
複数のチャネルの第一のチャネルに同調させる。次にコ
ントロールを照会タスク1003に送って、コンフィギュレ
ーション中サービス制御装置によってピコステーション
に割り当てられたアクセススレッショルド(Access Thr
eshold)のレベルを受信シグナル強度が超えていること
についてチャネルを監視する。このアクセススレッショ
ルドレベルは、警告スレッショルドまたはドロップスレ
ッショルドより高いレベルに設定することが望ましい。
その結果、利用者の送受器がアクセスを許された場合、
その利用者は通信サービスを自動的にドロップされるこ
となく、周囲を移動するマージンがいくらかある。
シグナルレベルが不充分な場合、照会タスク1003のNo
の結果によってプロセスタスク1004が開始されて、チャ
ネル数が増大しレシーバが新しいチャネルに同調され
る。次にプロセスタスク1004が照会タスク1005を開始さ
せて、タスク1005で現行のチャネル数が許容されるチャ
ネルの最大数と比較される。チャネル数が最大数をまだ
超えていない場合、照会タスク1005のNoの結果は照会タ
スク1003にループバックされて新しく選択されたチャネ
ル上のシグナル強度が試験される。最大チャネル数を超
えた場合、照会タスク1005が照会タスク1013を開始さ
せ、タスク1013で、アトホームタイマー(at−home tim
er)がアクティビティについて監視される。
アトホームタイマーが作動していない場合、照会タス
ク1013のNoの結果によって、プロセスタスク1018が開始
されてピコステーションによる全送受器のレジストレー
ションが取り消される。次にタスク1010は抜け出してエ
ントリー720の主ループに戻る。
送受器はEIA−553再走査標準にしたがってピコアイド
ルタスクを実施する。このタスクには1420で入り、そし
て照会タスク1418が開始され、そのタスク1418では送受
器がホームアイドルモードであるかどうかを見るために
監視がなされる。照会タスク1418のNoの結果によって照
会タスク1401が開始されて、上記オーソライゼーション
プロセスを通じて獲得したピコステーションデータフィ
ル(pico station data fill)の監視がなされる。照会
タスク1401のYesの結果によって1701の送受器のレジス
トレーションプロセスが開始される。
送受器は1701の送受器のレジストレーションに入り、
次いでユーティリティタスク1515に進み、プロセスタス
ク1516にてピコステーションが使うために割り当てられ
た複数のチャネルの第一チャネルに送受器を同調させ
る。次に照会タスク1517が開始され、上記チャネルで受
信されたシグナルの強度を監視し、その強度が、上記ピ
コステーションのオーソライゼーションプロセス中に送
受器に与えられたハングアップスレッショルドレベルよ
り小さいかどうかを確認する。これはビジィチャネルを
確認するため送受器が使用するRSSIのレベルである。照
会タスク1517において、該シグナルが該最小値より小さ
くないことが確認された場合、Noの結果によってプロセ
スタスク1519が開始され、チャネル数が増加されかつ送
受器がこの新しいチャネルに同調される。次にプロセス
タスク1519が照会タスク1520を開始させる。
照会タスク1520は、選択されたチャネルの数を監視
し、その数を許容されるチャネルの最大数と比較する。
チャネル数が該最大数を超えなかった場合、照会タスク
1520のNoの結果によって照会タスク1517が開始され、新
たに選択されたチャネルのシグナルレベルが試験され
る。照会タスク1520のYesの結果によってプロセスタス
ク1521が開始され、障害(failure)がタスク1701に戻
される。照会タスク1702で障害が検出され、そしてプロ
セスタスク1707が開始され、タスク1707にて、ショート
カウント値(short count value)でファインドベース
ステーションタイマー(find base station timer)が
開始されてこのプロセスタスクへの迅速な復帰が保証さ
れる。次にコントロールが、エントリーゲート1402で再
走査タスクに送り戻される。
一旦、照会タスク1517が許容可能なチャネルを検出す
ると、タスク1517はプロセス1518を開始させOKを戻す。
照会タスク1702が満たされると、プロセスタスク1703が
開始され、その結果、アクセスタイマーが始まり、そし
て送受器に3006のフォーマットを用いて、Here I Am1の
メッセージワード2701と2702の送信を開始させる。次に
プロセスタスク1703は照会タスク1704を開始させる。
照会タスク1704は、アクセススレッショルドレベルを
超える、ピコステーションからのシグナルについて順方
向制御チャネルを監視する。このようなシグナルが存在
しない場合、照会タスク1704のNoの結果によって照会タ
スク1705が開始され、アクセスタイマーの実行状態が監
視される。照会タスク1705のYesの結果によって照会タ
スク1704が開始され、ピコステーションからのシグナル
について再び監視が行われる。照会タスク1705がアクセ
スタイマーのタイムアウトを検出すると、Noの結果によ
ってプロセスタスク1706が開始される。
プロセスタスク1706では、送受器からの送信が停止さ
れ、そしてファインドベースステーションタイマーがそ
の正常値で再開される。次にタスク1706はゲート1402で
のエントリーを通じて再走査に戻る。
送受器のシグナルが充分なときピコステーション照会
タスク1003はYesの回答を行い、そしてタスク1001のコ
ントロールによって照会タスク1006が開始され、受信シ
グナルを10Kビットのマンチェスターエンコーデットデ
ータの存在について監視がなされる。照会タスク1006が
データを検出できなかった場合、Noの結果によってプロ
セスタスク1004が開始され、次のチャネルに同調され
る。1006からのYesの結果によって照会タスク1007が開
始されて受信データストリームの内容が分析され送受器
オーソライゼーションレジストレーションメッセージが
確認される。
タスク1007で確認された送受器オーソライゼーション
メッセージは、送受器が最初に標準またはマクロのセル
ラーシステムからピコステーションに入るときに出現す
る初期レジストレーションであるか、または送受器のラ
ストレジストレーションがピコシステムによるときに出
現する再獲得レジストレーションである。
照会タスク1007のYesの結果によってプロセスタスク1
008が開始されて送受器のレジストレーションプロセス
が実施され、次いでタスク1008はエントリー720を通じ
て主ループに戻る。このレジストレーションプロセス
は、初期レジストレーションに対するセキュリティチェ
ック(security check)を含む広範囲のレジストレーシ
ョンプロセスでもよい。このレジストレーションプロセ
スは再獲得レジストレーションの場合、一層省略された
プロセスでもよい。例えば、再獲得タスク1008は、送受
器と関連してタスク1013とともに先に考案したアトホー
ムタイマーを再開させるだけでもよい。照会タスク1007
のNoの結果によって照会タスク1009が開始される。
照会タスク1009は、サービス制御装置のアクセスリク
エストに対する受信データメッセージを監視する。照会
タスク1009のYesの結果によってプロセスタスク1010が
開始されて、サービス制御装置アクセスフラッグ(Acce
ss Flag)が立てられ、1101でベースステーションアイ
ドルタスクが開始される。照会タスク1009のNoの結果に
よって照会タスク1011が開始されて送受器アクセスリケ
ストに対する受信データメッセージが監視される。照会
タスク1011からのYesの結果によってプロセスタスク101
2が開始されて、送受器アクセスフラッグが立てられ、1
101のベースステーションアイドルタスクが開始され
る。
照会タスク1011のNoの結果によってプロセスタスク10
04へのループバックがなされ、次のチャネルへのインク
レメントがなされ走査が続けられる。
ベースステーションプロセスタスク1008では、レジス
トレーションプロセスの完了に成功した時点にホームタ
イマーが開始される。このタイマーは、事象の時間+30
0秒間の値を保持するレジスターである。照会タスク101
3はこの非ゼロタイマーレジスター(non−zero timer r
egister)を検出すると、そのYesの結果を照会タスク10
14に渡す。
照会タスク1014は、各非ゼロアトホームタイマーレジ
スターに記憶させた値と対照して現行のタイム値を監視
する。現行タイムが記憶値に等しいかまたはこの値を超
えた場合、照会タスク1014のYesの結果によってプロセ
スタスク1015が開始され、許容可能なタイムウィンドウ
内でピコステーションを再獲得できない場合、関連送受
器のレジストレーションが取り消される。
しかしレジストレーションがたとえ取り消されても、
送受器はその後、全レジストレーションプロセスを通過
せずに再獲得することができる。例えば、送受器は、電
源を切られたため再獲得できなかったかもしれない。送
受器は、再び電源を入れたとき同じピコセル内に位置し
ている限り、再獲得を試み、そのピコベースステーショ
ンは再獲得アテンプトを受ける。一方、送受器がピコセ
ルの外部で電源を入れられたことが分かった場合、送受
器は全レジストレーションプロセスを受け次にピコセル
に出会う。
次にコントロールが照会タスク1016を開始させ、タス
ク1016で、いずれの送受器もレジスターされたままであ
るかどうか確認するため監視が行われる。照会タスク10
16のNoの結果によってエントリー720の主ループに戻
る。照会タスク1016のYesの結果によってプロセスタス
ク1017が開始されて、残っているレジスターされた送受
器に対して更新プロセスタスクが実施され、ピコステー
ションに対する送受器の状態が送受器に報告される。次
にプロセスタスク1017は1101のベースステーションアイ
ドルタスクを開始させる。
ベースステーションアイドルタスク1101は照会タスク
1102に進み、屋内線のリング電圧(ring voltage)が監
視される。照会タスク1102のNoの結果によって照会タス
ク1103が開始され、サービス制御装置が、更新または監
査の機能に対するアクセスを要求しているかどうかを確
認する。
1103におけるYesの結果によって、プロセスタスク110
5が開始されて、ベースステーションが共通の制御チャ
ネルに同調され、サービス制御装置のアクセスがACKさ
れる。プロセス1105によって照会タスク1106が開始され
コンフィギュレーション更新に対するSCU指令が分析さ
れる。照会タスク1106におけるYesの結果によって、801
のベースステーションコンフィギュレーションタスクに
制御が渡される。照会タスク1106に対するNoの結果によ
って照会タスク1107が開始されて、サービス制御装置の
指令が監査を目的とするものであるかどうか確認され
る。
照会1107に対するNoの結果は、サービス制御装置のア
クセスを終了させるプロセスタスク1111を通じて抜け出
て、720の主ループに戻る。
照会タスク1107に対するNoの結果はプロセスタスク11
11を通過して、サービス制御装置のアクセスを終了さ
せ、720の主ループに戻る。
これが監査セッションであった場合、照会タスク1107
のYesの結果によってプロセス1108が開始される。プロ
セス1108によって、要求される監査データ(全体または
一部)がサービス制御装置に転送されて照会タスク1109
が開始される。
照会タスク1109はサービス制御装置からのクリアーな
トラフィック指令を監視し、Yesの結果によってプロセ
スタスク1110が開始されて全トラフィックレジスターが
ゼロにリセットされる。
プロセスタスク1110および照会タスク1109に対するNo
の結果の両方によってプロセスタスク1111が開始され
て、サービス制御装置のアクセスセッションが終了し、
720の主ループに戻る。
図17を再び参照すると、ベースステーションタスク10
08は、ピコステーションに、フォーマット3002を使っ
て、順方向制御チャネルでその三つのワードのレジスト
レーションオーバーヘッドメッセージストリーム(ワー
ド2801、2802および2803)の送信を行わせる。送受器の
照会タスク1704は上記チャネルによるシグナルの存在を
検出し、プロセスタスク1708を開始させてこのタスク17
08でデータ獲得タイマーが始まる。次に照会タスク1709
が10Kビットのマンチェスターエンコーデットデータの
存在について該チャネルを監視する。照会タスク1709の
Noの結果によって照会タスク1710が開始されてデータ獲
得タイマーの実行状態が監視される。照会タスク1710の
Yesの結果によって照会タスク1709へのループバックが
行われデータが再び監視される。照会タスク1710のNoの
出力によってプロセスタスク1711が開始され、送受器に
そのHere I Am1のメッセージの送信を停止させ、そして
ファインドベースステーションタイマーをショートカウ
ント値で開始させてプロセスタスクに迅速に戻す。
照会タスク1709のYesの結果によって照会タスク1712
が開始されて、ピコステーションレジストレーションオ
ーバーヘッドフォーマットメッセージが監視される。照
会タスク1712のNoの結果によってプロセスタスク1717が
開始されて、レジストレーションアテンプトを終了し、
ファインドベースステーションタイマーを通常値で再開
し、エントリーゲート1402の再走査タスクに戻る。照会
タスク1712のYesの結果によって、1713のプロセスベー
スオーバーヘッドタスク(Process Base Overhead tas
k)が開始される。
次に上記のプロセスベースオーバーヘッドタスクが照
会タスク1714を開始させ、このタスク1714で、レジスト
レーションオーバーヘッドメッセージで受け取ったディ
ジタルカラーコードが、このピコステーションに対して
記憶されたディジタルカラーコードと対照される。これ
らの両コードが一致しない場合、照会タスク1914のNoの
結果によってプロセスタスク1717が開始される。
照会タスク1714のYesの結果によって照会タスク1715
が開始され、ピコステーションに対して記憶されたSID
と対照して、受信されたシステムアイデンティティの監
視がなされる。照会タスク1715のNoの結果によってプロ
セスタスク1717が開始される。照会タスク1715のYesの
結果によって照会タスク1716が開始され、タスク1716に
て、受信されたピコステーションの通し番号がこのピコ
ステーションに対して記憶された通し番号と比較され
る。照会タスク1716のNoの結果によってプロセスタスク
1717が開始される。照会タスク1716のYesの結果によっ
て照会タスク1718が開始され、アイドル状態の場合のピ
コステーションオーバーヘッド流におけるビジィ/アイ
ドル制御ビットが監視される。また照会タスク1718のNo
の結果によって照会タスク1719が開始されて、出会った
連続ビジィ状態(consecutive Busy Condition)の数が
最大許容カウントと対照して監視される。
最大カウントを超えなかった場合、照会タスクのNoの
結果によって照会タスク1718が開始されてビジィー/ア
イドルビット状態が再び試験される。最大カウントを超
えた場合、照会タスク1719のYesの結果によってプロセ
スタスク1717が開始されてレジストレーションアテンプ
トが終了する。
照会タスク1718のYesの結果によってプロセスタスク1
720が開始され、タスク1720は送受器に、その3ワード
のレジストレーションメッセージをピコステーションに
送らせる。このメッセージは、3005のフォーマットで送
られるワード2701、2702および2709で構成されている。
プロセスタスク1720は照会タスク1721を開始させ、タス
ク1721でピコステーションからの受入れ応答(Acceptan
ce reply)が監視される。ピコステーションからの受入
れ応答のメッセージは、3003フォーマットで送られる、
2805と、2808または2809との2ワードの組み合わせで構
成されている。
受入れを受信できないと、照会タスク1721のNoの結果
によってプロセスタスク1717が開始され、レジストレー
ションアテンプトが終了する。照会タスク1721のYesの
結果によってプロセスタスク1722が開始され、タスク17
22によって、ピコステーションからホーム送受装置数割
り当て(Home Handset Unit Number Assignment)が捕
獲される。プロセスタスク1722は次にプロセスタスク17
23を開始させる。
プロセスタスク1723は、セルラースイッチ(cellular
switch)による自動呼出し転送通知機能(automatic c
all forward notification function with the cellula
r switch)を実施する。この機能は、入ってくる呼出し
の、この送受器MINに対する呼出し転送をアクティベー
トする。これらの呼出しはセルラースイッチによってピ
コステーションの電話番号に転送される。プロセスタス
ク1723は次にプロセスタスク1724を開始させる。
プロセスタスク1724は、ホームフラッグ(H−Idle=
True)を立て、セルラーアイドルフラッグ(C−Idle=
False)をクリアーし、送信可能フラッグ(transmit en
able flag)(XMIT=True)を立て、次いで再獲得タイ
マーを開始させる。その上に、タスク1724は、送受器が
レジスターされるピコステーションのアイデンティティ
をセイブする。このアイデンティティは不揮発性メモリ
にセイブされる。このアイデンティティが変わらない場
合、送受器は、以下に考察するように、一層長い全レジ
ストレーションプロセスを受けるのはなくて、電力を入
れた後ピコステーションを迅速に再獲得する試みを行
う。タスク1701は次にコードレスアイドルエントリーゲ
ート1420における再走査タスクにループバックする。
送受器は最初に電力に入れるとタスク1400を実施す
る。タスク1400によって送受器が初期設定される。タス
ク1400が実施された後、照会タスク1427は、もしあれば
それが最後の通信であったピコステーションのアイデン
ティティを評価する。好ましい実施態様では、送受器が
マクロセルラーシステムでレジスターするとき、ピコセ
ルのアイデンティティはゼロに設定される。非ゼロコー
ドはピコステーションと識別する。タスク1427が、ゼロ
のピコセルアイデンティティを発見したならば、プログ
ラム制御がタスク1403に進み、セルラーサービスを探す
べき適当なマクロセルラーシステムを確認する。
タスク1427が非ゼロピコセルアイデンティティを発見
したならば、タスク1428が識別されたピコステーション
に対応する内部データテーブルをロードする。このよう
なデータテーブルには、SID、電力レベル、活動化され
たチャネルの数などのプログラミングがロードされてい
る。タスク1428の後、プログラムの制御は再獲得ゲート
1801まで進行し、識別されたピコステーションを再獲得
する。ピコステーションを再獲得することによって、全
レジストレーションプロセスが省略される。全レジスト
レーションプロセスを省略することによって送受器は、
電力を供給された後、そのピコステーションと迅速に通
信可能にすることができる。したがって利用者は、電源
は切られているがそのオーソライズされたピコセルの内
の一つに配置された自らの送受器を有し、ランドライン
システムを通じて電話がなるのを聞き、送受器に電源を
入れ、次いで迅速に電話器に答えることができる。
送受器は、ピコステーションを見つけることができな
ければ、1042のエントリーゲートを通じて再走査タスク
に戻る。セルラーサービスを探すための適当なシステム
を確認する照会タスク1403に制御が渡される。システム
アイデンティティ割り当て(System Identity assignme
nt)は、非ワイヤライン(A−Sideは常に奇数)または
ワイヤライン(B−Sideは常に偶数)のサービスプロバ
イダーに対し特異的である。
照会タスク1403は、偶数値に対して送受器の記憶され
たSIDを監視し、そしてそのYesの結果によってプロセス
タスク1404が開始される。照会タスク1403のNoの結果に
よってプロセスタスク1405が開始される。
プロセスタスク1404はB−Sideのセットアップ/制御
チャネルを選択し、一方プロセスタスク1405はA−Side
のセットアップ/制御チャネルを選択する。これら両プ
ロセスによってタスク1406が開始されて、EIA−553の標
準にしたがって、選択されたチャネルを探すセルラーサ
ービスが走査される。次にコントロールによって照会タ
スク1407が開始されて、セルラーサービスの可用性に対
するこのサーチの結果が監視される。
サービスが利用できなかった場合、照会タスク1407の
Noの結果によってゲート1500におけるビジィ走査エント
リーが開始され、このエントリーによって照会タスク15
01が開始される。照会タスク1501がピコステーションの
見つけられた状態について監視し、そしてNoの結果によ
ってプロセスタスク1502が開始されて、ファインドピコ
ステーションタイマーが始まる。プロセスタスク1502は
ゲート1402における再走査タスクにループバックして再
びセルラーサービスを探索する。
照会タスク1407の回答がYesの場合、照会タスク1408
が開始されて、Home Idle flag=Tureが監視される。こ
のテストは、屋内ラインが占有されているとき呼出し発
信を完了するためセルラーネットワークを、レジスター
された送受器が使用できるようにする第二ライン機能
(Second Line function)の一部である。
照会タスク1408のYesの結果は、この再走査事象が第
二ラインアテンプトであることを示し、そしてプロセス
タスク1409が開始されて送受器にプレミアム(Premiu
m)が表示される。
プロセスタスク1409が照会タスク1423を開始させ、タ
スク1423はローカルアイデンティティに対するオーバー
ヘッドグローバルメッセージ(Overhead global messag
e)を検査する。照会タスク1423のYesの結果によってプ
ロセスタスク1424が開始され、スクリーン上のプレミア
ム表示がローカル表示で置換される。
プロセスタスク1424および照会タスク1423のNoの結果
の両方によって照会タスク1410が開始され、911に対す
る呼出しのダイヤルされたディジットバッファ(dialed
digit buffer for a call to 911)が監視される。照
会タスク1410のYesの結果は、出力番号エントリー1917
のセル呼出しタスクに出る。
照会タスク1410が、この第二ラインアテンプトが911
に対する呼出しでなかったことを確認した場合、そのNo
の結果によって2000におけるダイヤル番号エントリープ
ロセスが開始される。
照会タスク1408のNoの結果によって照会タスク1411が
開始され、利用可能なセルラーシステムのSIDと、この
送受器の記憶されたセルSIDが比較される。これらSIDが
一致した場合、照会タスク1411のYesの結果によって照
会タスク1412が開始され、セルラーアイドルフラッグの
状態=Trueであるかどうかを検査することによって、こ
れがこのループを通じて最初のサイクルかどうか確認さ
れる。
照会タスク1412のNoの結果によってプロセスタスク14
13が開始されて、コールフォワードオフ指令(Call For
ward OFF Command)がセルラースイッチに対して発行さ
れ、この送受器MINに対する呼出しがこの送受器に転送
される。タスク1413はさらに、ゼロのピコセルIDを不揮
発性メモリにセイブする。このID値が、ピコステーショ
ンによる次のレジストレーションに応答して重ね書きが
なされていなければ、送受器は、電源を入れた後タスク
1427でゼロのピコセルIDを見つけて、ピコセルを再獲得
する試みをやめる。プロセスタスク1413は次にプロセス
タスク1414を開始させ、タスク1414はセルラーアイドル
フラッグ=Trueを設定しこのループアクセスを通じて1
サイクルだけが起こることを保証する。プロセスタスク
1414はファインドベースステーションタイマーを開始さ
せ、次いで照会タスク1415を開始させる。照会タスク14
12のYesの結果または照会タスク1411のNoの結果も照会
タスク1415を開始させる。
照会タスク1415は、セルラーサービスをサーチ中に確
立されたベストサーバーアイデンティティを監視して、
そのアイデンティティを送受器が使用することをオーソ
ライズされている各ピコステーションに対するベストサ
ーバーを表す記憶されたベストサーバーアイデンティテ
ィと比較する。
このベストサーバーのタームは、最強のシグナルを提
供しているセルサイトのアイデンティティを、セルラー
システムから送受器に運ぶ。各セルサイトは、それが利
用するセットアップ/制御チャネル番号によって個別に
識別可能であり、そしてそのディジタルカラーコードが
そのメッセージ流に割れ当てられている。
セルラーのセルサイト(Cellular cell site)は通達
範囲が限られた領域であるから送受器は、そのピコステ
ーションのうちの一つに対するそのサーチを、送受器が
物理的に、ピコステーションの位置に最も近いベストサ
ーバーセルサイトの通達範囲内にある場合に限定するこ
とができる。
この方法によれば、送受器からの不必要な送信の数が
著しく減少しかつ会話に対するピコステーションチャネ
ルの可用性が大きく改善されることが分かるであろう。
照会タスク1415がベストサーバーの一致を確認する
と、タスク1415のYesの結果によって照会タスク1416が
開始され、アクティビティに対するファインドベースス
テーションタイマーを監視する。そのファインドベース
ステーションタイマーが作動中の場合、照会タスク1416
のYesの結果によってプロセスタスク1417が開始され
る。
プロセスタスク1417は、送受器の表示器にワードプレ
ミアムを示して、使用するのにエアタイムチャージ(ai
r time charge)が存在するセルラーシステムによって
サービスが提供されていることを利用者に示す。プロセ
スタスク1417は次に照会タスク1425を開始させ、タスク
1425でこのセルサイトから出るオーバーヘッドデータ流
の内容が監視される。セルラーシステム内の各セルサイ
トは、その通常のオーバーヘッド流に付加された新しい
メッセージをもっている。これは、EIA−553に定義され
ているグローバルアクションメッセージフォーマット
(Global Action Message Format)中のローカル制御メ
ッセージである。そのメッセージの16ビットのローカル
フィールドは、このセルサイトのゾーンアイデンティテ
ィによって符号化されている。
各送受器は、オーソライゼーションプロセス中にロー
ドされたゾーンアイデンティティの表をもっている。照
会タスク1425は、受け取ったゾーンアイデンティティを
上記の表と比べて、一致していれば照会タスク1425の出
力はYesになる。このYesの結果によってプロセスタスク
1426が開始され、プレミアムの代わりにワードローカル
が表示器に示される。
プロセスタスク1426と照会タスク1425からのNoの結果
との両者は、1901のセルラーアイドルタスクに戻る。
送受器に、多ロケーション感応サービス可用性メッセ
ージ(multiple location sensitive service availabi
lity message)を表示する性能は、ある場所で呼び出す
かまたは呼出しを受けると何の費用が(費用がかかる場
合)かかるか、顧客が報告を受けて決断するケイパビリ
ティを大きく強化することが分かるであろう。
照会タスク1416は、ファインドベースステーションの
タイマーが経時したことを検出すると、反応してNoの結
果を出して1701の送受器レジストレーションタスクを開
始させる。
送受器のアイドルモード ホーム送受器の装置番号は、ピコステーションによっ
て動的に割り当てられ、そして送受器がピコステーショ
ンのサービス領域に入るときと出るときに変わる。
送受器がレジストレーションを受けると、ピコステー
ションは、この装置に対してアトホームタイマーを開始
させる。そのレジスターされた送受器は次に、そのタイ
マーが経時するかまたはピコステーションがそのレジス
トレーションを取り消す前に、ピコステーションを再獲
得しなければならない。
単純な送受器(uninvolved handset)が送信を阻害さ
れると、電話器呼出し中のピコステーションのアクティ
ビティは、ピコステーションのアトホームタイマーと送
受器の再獲得タイマーの両者を一時停止させる。ピコス
テーションのOHDメッセージに送受器が応答して、ピコ
ステーションに、そのそれぞれのアトホームタイマーを
事象+300秒間の時間に等しい値にリセットさせる。
また各送受器は、ピコステーションによるレジストレ
ーションを受けるとその内部再獲得タイマーを開始す
る。このタイマーのインターバルは270秒間に設定さ
れ、これはピコステーションのアトホームタイマーより
30秒間短い。
送受器の再獲得タイマーが経時すると、送受器は、ア
イドルチャネルを見つけてHere I am2のアクセスアテン
プトレジストレーションメッセージを送信することによ
ってピコステーションを再獲得しようと試みる。
ピコステーションは先に述べたレジストレーションシ
ーケンスを繰り返すことによってこのメッセージに応答
する。
送受器がピコステーションの再獲得に失敗する度ごと
にカウンターが増大する。この再獲得失敗によるカウン
ターが最大カウントになると、送受器はセルラーネット
ワークに強制的に切り換えられ、そこでサービスを獲得
しようと試みる。送受器がピコステーションの再獲得に
成功するごとにその再獲得失敗カウンターがリセットさ
れ次いでその再獲得タイマーが開始される。
このプロセスを図14、15および18を参照してさらに充
分説明する。
送受器レジストレーションタスクから、コードレスア
イドルエントリー1420における再走査タスクの流れは照
会タスク1418まで進みタスク1418でホームアイドルフラ
ッグ=Trueが監視される。照会タスク1418からYesの結
果によってプロセスタスク1419が開始されて、割り当て
られたホーム装置の数を送受器表示器に表示して、サー
ビスがピコステーションによって提供されていることを
利用者に示す。プロセスタスク1419は、エントリーゲー
ト1503においてモニターベースステーションタスクを開
始させる。
このモニターベースステーションタスクによって照会
タスク1504が開始され、アクティビティに対する再獲得
タイマーが監視される。このタイマーが経時しなかった
場合、照会タスク1504のYesの結果によって、プロセス
タスク1506でモニターベースステーションループが開始
される。プロセスタスク1506は送受器を初期ピコステー
ションチャネルに同調させて照会タスク1507を開始させ
る。
照会タスク1507は、アクセススレッショルドを超える
シグナルの存在についてチャネルを監視する。高いシグ
ナルが存在しない場合、照会タスク1507のNoの結果によ
ってプロセスタスク1511が開始されて選択されたチャネ
ルが一つ増大され、次いで照会タスク1512が開始され
る。
照会タスク1512は、利用者によるアクティビティにつ
いて送受器のキーパッドを監視する。キーが押される
と、照会タスク1512がエントリーゲート2200におけるコ
ードレス呼出し開始タスクを開始させる。キーパッドの
アクティビティが検出されない場合、照会タスク1512の
Noの結果によって照会タスク1513が開始されて、選択さ
れたチャネルの数が許容される最大チャネル数と比較さ
れる。選択されたチャネルが最大数より多いと、照会タ
スク1513のYesの結果によって照会タスク1504が開始さ
れ、再獲得タイマーの状態が再びテストされる。そのと
きまでに、照会タスク1513のNoの結果が照会タスク1507
に戻り選択されたチャネルがピコステーションからのシ
グナルの存在について監視される。
照会タスク1507がシグナルの存在を検出すると、タス
ク1507のYesの結果によって照会タスク1508が開始され
て、10Kビットのマンチェスターエンコーデットデータ
の存在について監視される。そのシグナルデータが存在
しない場合、照会タスク1508のNoの結果によってプロセ
スタスク1511が開始されて次のチャネルに進む。データ
が存在していると照会タスク1508のYesの結果によって
照会タスク1509が開始される。
照会タスク1509は、この送受器に向けたピコステーシ
ョンのオーダーについてのデータ流を試験し、Yesの応
答によって、エントリーゲート2400において、EIA−553
の標準によって定義されているようにプロセスベースオ
ーダータスクが開始される。照会タスク1509のNoの結果
によって照会タスク1510が開始されて、ピコステーショ
ンからのオーバーヘッドに対するデータ流が検査され
る。照会タスク1510からのYesの応答によって、エント
リーゲート1713におけるプロセスベースオーバーヘッド
タスクが開始される。
データストリームがオーソライズされたピコステーシ
ョンでない場合、照会タスク1510のNoの結果によってプ
ロセスタスク1511が開始されて、次のチャネルが検査さ
れる。
送受器は、走査が許容されるすべてのピコステーショ
ンチャネルを完全にパスしてから、照会タスク1504に戻
り再獲得タイマーアクティビティがテストされる。
送受器は、そのピコモードアイドルタイムの大部分
を、この送受器を伴うピコステーションアクティビティ
を監視するこの走査ループですごす。
再獲得タイマーが満了すると、照会タスク1504のNoの
結果によって、ユーティリティタスク1515が開始されて
先に述べたようにして使用可能なチャネルが見出され
る。このユーティリティタスクのYesの結果は、照会タ
スク1505に戻り、見つけられたチャネルがテストされ
る。Noの結果は、照会タスク1504にループバックしてそ
のプロセスが再開される。
アイドルチャネルが見つけられたとき、照会タスク15
05のYesの結果によって、1801で再獲得ピコステーショ
ンタスクが開始される。
再獲得ベースステーションタスク1801はプロセスタス
ク1802で始まり、アクセスタイマーが開始されアテンプ
トの期間が限定される。次にプロセスタスク1802は、送
受器に、3006フォーマット中ワード2701と2704で構成さ
れているHere I am2のレジストレーションメッセージ流
を、選択されたチャネルの逆制御チャネル方向で送り始
めさせる。
プロセスタスク1802は照会タスク1803を開始させて、
アクセススレッショルドレベルを超える、ピコステーシ
ョンからのシグナルの存在について、選択されたチャネ
ルの順制御チャネル方向が監視される。ピコステーショ
ンが応答していない場合、照会タスク1803のNoの結果に
よって照会タスク1814が開始されて、アクティビティに
対するアクセスタイマーが監視される。そのアクセスタ
イマーが満了しない場合、照会タスク1814のNoの結果に
よってプロセスタスク1815が開始される。
プロセスタスク1815は逆制御チャネルによる送信を停
止させ、そのフェールカウンター(fail counter)を増
大させる。次にプロセスタスク1815は、再獲得タイマー
に小さな値をロードしてこのタスクへの迅速な復帰を保
証する。
次に照会タスク1816に制御が渡され、許容される失敗
の最大数(3)に等しい値についてフェールカウンター
が監視される。再獲得ピコステーションタスクの失敗が
最大カウントに達すると、照会タスク1816はプロセスタ
スク1817に出る。
プロセスタスク1817は、ホームアイドルフラッグをク
リアーし、を再獲得タイマーをゼロにし、次いでファイ
ンドベースステーションタイマーを開始させる。この作
動によって送受器はホーム状態から有効に取り消され
る。次いでプロセスタスクを出て、再走査エントリーゲ
ート1402の再走査タスクに戻る。
フェールカウンターがまだ最大カウントとなっていな
い場合、照会タスク1816のNoの結果によって、制御が、
1420における再走査タスクのコードレスアイドルエント
リーに戻される。
照会タスク1814がアクセスタイマーのタイムアウトを
検出すると、タスク1814のYesの結果によって、照会タ
スク1803が開始されてピコステーションのシグナルの探
索が続けられる。タスク1803が充分なシグナルの存在を
検出すると、タスク1803のYesの結果によってプロセス
タスク1804が開始される。
プロセスタスク1804はデータプレゼンスタイマー(da
ta presence timer)を開始させ、次いで照会タスク180
5を開始させて、10Kビットのマンチェスターエンコーデ
ットデータの存在について監視する。このデータが存在
しない場合、照会タスク1805のNoの結果によって照会タ
スク1818が開始されてアクティビティについてデータプ
レゼンスタイマーが監視される。タイマーが満了したな
らば、照会タスク1818のNoの結果によってプロセスタス
ク1815が開始される。
タイマーが稼働中、照会タスク1818のYesの結果によ
って照会タスク1805が開始されて、データの存在につい
て再びテストされる。照会タスク1805によってデータが
検出されると、タスク1805のYesの結果によって照会タ
スク1806が開始されて、オーバーヘッドについてデータ
流がテストされる。データメッセージがオーバーヘッド
でない場合、照会タスク1806のNoの結果によってプロセ
スタスク1815が開始される。
照会タスク1806のYesの結果によって照会タスク1807
が開始されて、オーバーヘッド流中の受信ディジタルカ
ラーコードが、このピコステーションに対する記憶され
たディジタルカラーコードと比較される。そのディジタ
ルカラーコードが一致しない場合、照会タスク1807のNo
の結果によってプロセスタスク1815が開始される。ディ
ジタルカラーコードが一致した場合、照会タスク1807の
Yesの結果によって照会タスク1808が開始される。
照会タスク1808は、受け取ったシステムアイデンティ
ティを、このピコステーションに対する記憶SIDと比較
する。これらSIDが一致しない場合、照会タスク1808のN
o結果によってプロセスタスク1815が開始される。照会
タスク1808のYesの結果によって照会タスク1809が開始
され、受け取られたピコステーションの通し番号がこの
ピコステーションに対し記憶された通し番号と比較され
る。照会タスク1809からのNoの結果によってプロセスタ
スク1815が開始される。照会タスク1809からのYesの応
答によって照会タスク1810が開始される。
照会タスク1810は、アイドルに対する順方向制御チャ
ネルオーバーヘッドのビジィ/アイドルビットを監視す
る。ビジィ/アイドルビットがビジィの場合、照会タス
ク1810のNoの結果によって照会タスク1819が開始され
て、失敗がカウントされ、そのカウントが許容される失
敗の最大数と比較される。最大数に到達したとき、照会
タスク1819のYesの結果によってプロセスタスク1815が
開始される。照会タスク1819からのNoの結果によって照
会タスク1810が開始されてビジィ/アイドル状態が再び
テストされる。
照会タスク1810のYesの結果によってプロセスタスク1
811が開始され、送受器に、ビコステーションへ3ワー
ドのレジストレーションメッセージを送らせる。このス
トリームは、逆方向制御チャネルで、3005フォーマット
にて送られるワード2701、2703および2709で構成されて
いる。プロセスタスク1811は照会タスク1812を開始させ
る。
照会タスク1812はこのレジストレーションの受け取り
に対するピコステーションの応答を監視する。そのピコ
ステーションの応答は、3003フォーマット中のワード28
05および2808または2809を用いる2ワードのメッセージ
で構成されている。
ピコステーションがこの送受器を受け入れることがで
きない場合、照会タスク1812のNoの結果によってプロセ
スタスク1817が開始されてホームサービスを出る。照会
タスク1812のYesの結果によってプロセスタスク1813が
開始され、タスク1813は、ピコステーション状態の送受
器を更新する必要がある内部ハウスキーピングを実施す
る。またこのプロセスタスクはフェールカウンターをク
リアーし、再獲得タイマーを再開させる。次にプロセス
タスク1813は、コードレスアイドルエントリー1402にお
ける再走査タスクに戻る。
携帯電話アイドル ハンドセットがピコ−セルの範囲から離れている間、
ハンドセットは、アクティブな携帯電話ハンドセットに
なる。図19を参照すると、1901での携帯電話アイドル・
モード・プロセスのハンドセットの動作は、前述のメニ
ュー・キーの動作があるかどうかモニタする照会タスク
1902に進む。
メニュー・キーを押さなければ、照会タスク1902のNo
結果によって、電話キーの動作があるかどうか試験する
照会タスク1906が開始される。照会タスク1906に対する
No結果によって、EIA−553で定義された通常の携帯電話
アイドル機能を実行するプロセス・タスク1904が開始さ
れる。プロセス1904は、コードレス・アイドル・エント
リ・ゲート1402での再スキャン・タスクに移る。
照会タスク1906が電話キーOnを検知すると、Yes結果
によって、サービスの使用可能度を試験する照会タスク
1907が開始される。サービスを使用できない場合は、照
会タスク1907でのNo結果は、コードレス・アイドル・ゲ
ート1420での再スキャン・タスクに移る。
照会タスク1907がサービスを検知すると、Yes結果に
よって、2000でのダイヤル番号エントリ・タスクが開始
される。
進行中の通話を結合するハンドセット ピコ局は、接続された電話回線のステータスと状態を
連続的にモニタしている。この電話回線に接続された家
庭用内線電話機の一つから発呼が発生すると、次のよう
なイベントが発生する: a.ピコ局が更新メッセージを登録された各々のハンドセ
ットに発行する。更新メッセージ・ローカル・フィール
ドに回線ステータスがIn Useとして表示される(ワード
2809); b.各々のハンドセットがHome#の代わりにLine In Use
を表示して、誰かが屋内回線を使用していることをユー
ザに通知する。
ピコ局は、その登録されたハンドセットが進行中のそ
の通話に加わることを可能にする。図10、11、12、13、
19、22及び23を参照すると、ハンドセットが通話に加わ
るためのイベントが示されている。
ハンドセットのユーザがピコ・モードでオフフック・
キー(緑)を押すと、Monitor Base Stationタスクの照
会タスク1512によって、イベンドが検知され、エントリ
・ゲート2200でCordless Call Originationタスクが開
始される。
Cordless Call Originationタスクによって、緑キーO
n状態があるかどうかをモニタする照会タスク2201が開
始される。応答がNoであれば、照会タスク2201が、他の
すべての最初のキーストロークを処理するプロセス・タ
スク2202に移行して、コードレス・アイドル・タスク14
20に戻る。照会2201Yes結果によって、照会2203が開始
され、呼び出しイベントに応答して緑キーが発生するか
どうかを決定する。照会2203Yes結果によって、応答呼
び出しタスク・エントリ・ゲート2120が開始される。照
会タスク2203のNo結果によって、2210でのAquire pico
stationタスクが開始される。
Aquire pico stationタスク2210は、1515のユーティ
リティ・タスクを開始して、利用可能なチャネルを探索
する。照会タスク1515が完了すると、照会タスク2211に
戻る。
タスク2211のNo結果によって、1916のRecorderタスク
が開始され、ユーザに対する再オーダ・トーンが生成さ
れ、呼び出し発呼を受け取ることの失敗を表す。タスク
2211のYes結果によって、プロセス・タスク2212が開始
され、アクセス・タイマが始動されて、ハンドセット
に、選択したチャネルの逆制御チャネル方向でI Want I
nl Access Requestメッセージを送信させる。このメッ
セージは、3006フォーマットで創始されたワード2701及
び2706で構成される。次に、プロセス・タスク2212は、
エントリ・ゲート2301でのContact poco stationタスク
を開始する。
ピコ局は、照会タスク1011でハンドセットのAccess r
equestメッセージを検知して、そのYes結果によって、
プロセス・タスク1012が開始され、Base Station Idle
タスクは、回線に呼び出し電圧があるかどうかをモニタ
する照会タスク1101に進む。
接触基地局タスク2301によって、照会タスク2302が開
始され、アクセス閾値レベル以上のピコ局からの信号が
ないかどうか、選択したチャネルの順方向制御チャネル
の方向をモニタする。高信号が存在しない場合は、照会
タスク2302のNoという結果によって、アクセス・タイマ
の動作がないかどうかをモニタする照会タスク2312が開
始される。
基地局アイドル・タスクは、回線に呼び出し電圧がな
いかどうかモニタする照会タスク1102に進む。照会タス
ク1102からのNo結果によって、サービス制御ユニット・
アクセス・フラッグ=真であるかどうかをモニタする照
会タスク1103が開始される。照会タスク1103からNoとい
う結果によって、ハンドセット・アクセス・フラッグ=
真かどうかをモニタする照会タスク1104が開始される。
照会タスク1104からのNo応答が、エントリ720のメイン
・ループに戻される。照会タスク1104からのYes応答に
よって、プロセス・タスク1112が開始される。
プロセス・タスク1112は、準備完了であれば、ハンド
セットESN/MIN及びダイヤルした番号をキャプチャす
る。次に、制御装置が、照会タスク1113を開始して、キ
ャプチャしたESN/MINをピコ局が承認したハンドセット
・データと比較する。照会タスク1113がNoと応答した場
合、制御権がエントリ720のメイン・ループに戻され
る。照会タスク1113からのYes応答によって、エントリ
・ゲート1201のOriginate or Join Callタスクが開始さ
れる。
Originate or Join Callタスク1201によって、Handse
t In Useステータスを通知して、登録されたすべてのハ
ンドセットの更新を行うプロセス・タスク1202が開始さ
れ、プロセス・タスク1203が開始される。プロセス・タ
スク1203は、適切な応答メッセージをハンドセットに発
行する(回線がアイドルである場合は、受け入れワード
2805及び2808;回線が使用中であれば、Voice Channel A
ssignment)。ピコ局は、プロセス・タスク1203でハン
ドセットの応答を待つ。
アクセス・タイマが実行中であれば、照会タスク2313
のYes結果が照会タスク2302に戻され、再度、ピコ局か
らの信号があるかどうかをチェックする。照会タスク23
12の応答がNoであれば、プロセス・タスク2313が開始さ
れ、ハンドセットからのAccessメッセージの伝送を停止
し、ピコ局に接触する失敗を計数し、再獲得タイマに削
減した計数値を入れる。次に、プロセス・タスク2313
が、照会タスク2314を開始する。
このプロセスへのエントリが、ピコ局との接触の失敗
の結果なので、照会タスク2314は、911緊急通話がない
かどうかダイヤル桁バッファの内容をモニタする。
結果がYesである場合は、即座に照会タスク2314がAqu
ire pico stationタスクから出て、エントリ・ゲート14
02のRescanタスクに入って、携帯電話ネットワークから
サービスを探して、その緊急通話を完了しようとする。
911がダイヤルされた番号ではない場合は、照会タス
ク2314のNo結果が、照会タスク2315を開始して、失敗計
数を許された失敗の最大数と比較する。計数が最大であ
る場合は、照会タスク2315のYes結果によって、プロセ
ス・タスク2316が開始され、ハンドセットのホーム状態
を取り消す。プロセス・タスク2316がホーム・アイドル
・フラッグをクリアし、再獲得タイマをゼロにリセット
し、find base stationタイマを開始する。次に、プロ
セス・タスク2316は、再スキャン・エントリ・ゲート14
02の再スキャン・タスクに戻る。
照会タスク2315が最大失敗計数を検知しなかった場合
は、No結果は、Cordless Idleエントリ・ゲート1420のR
escanタスクに戻されない。
照会タスク2302がピコ局から信号を検知した場合は、
そのYes結果によって、データ存在タイマを開始し、照
会タスク2304を開始するプロセス・タスク2303が開始さ
れる。
照会タスク2304は、選択したチャネルの順制御チャネ
ル方向に10Kビッコード化データが存在するかどうかを
モニタする。データが存在しない場合は、照会タスク23
04のNo結果によって、データ存在タイマの動作をモニタ
する照会タスク2317が開始される。照会タスク2317のYe
s結果によって、データが存在するかどうかを試験する
ために照会タスク2304が開始される。照会タスク2317で
No結果が得られた場合は、アクセス試行を終了するため
にプロセス・タスク2313が開始される。
照会タスク2304でデータの存在が検知された場合は、
照会タスク2305が開始されて、受信したデジタル・カラ
ー・コードを、ピコ局が一致を検知するために保存され
たデジタル・カラー・コードと比較する。結果がNoであ
る場合は、プロセス・タスク2313が開始され、アクセス
試行を終了させる。照会タスク2305の結果がYesであっ
た場合は、照会タスク2306が開始される。
照会タスク2306は、EIA−553によって定義された音声
チャネル割り当てオーダに対するピコ局応答メッセージ
を検査する。照会タスク2306の結果がNoである場合は、
ワード2805及び2808の形での受信があるかどうかピコ局
応答メッセージを検査する照会タスク2318が開始され
る。
照会タスク2318からのNo応答によって、911が存在す
るかどうかダイヤル桁バッファの内容を検査する照会タ
スク2319が開始される。照会タスク2319からのYes応答
によって、再スキャン・エントリ1402の再スキャン・タ
スクが開始され、緊急通話を処理するための携帯電話サ
ービスの探索を試みる。照会タスク2319の結果がNoであ
れば、通話を処理できないことをユーザに通知するため
に1916の再オーダ・タスクが開始される。
照会タスク2318のYes結果、あるいは、照会タスク230
6のYes結果によって、プロセス・タスク2307が開始さ
れ、ハンドセットに、肯定応答として2語応答メッセー
ジをピコ局に送信させる。次に、ピコ局からの音声チャ
ネル割り当てを受信したかどうかをモニタする照会タス
ク2308が開始される。照会タスク2308のNo結果によっ
て、照会タスク2321が開始される。
ここで、図12を参照すると、ピコ局プロセス・タスク
1203は、ハンドセットの応答をキャプチャして、アイド
ルかどうか回線のステータスを試験する照会タスク1204
を開始する。Join Call機能を実行すると、照会1204で
のNo結果が生じる。これにより、タスク1201が終了し
て、1315の屋内回線を占有する。照会タスク1204からの
Yes応答によって、ハンドセットからダイヤルされた番
号を受信したかどうかをチェックする照会タスク1205が
開始される。照会タスク1205でのNo応答によって、ダイ
ヤリング・エントリ・タイマを始動し、照会タスク1209
を開始するプロセス・タスク1208が開始される。照会タ
スク1209は、ハンドセットからダイヤルした番号をキャ
プチャしたかどうかをモニタする。照会タスク1209から
のNo結果によって、動作しているかどうかダイヤリング
・エントリ・タイマをモニタする照会タスク1210が開始
される。
照会タスク1210のNo結果によって、更新ハンドセット
・エントリ・ゲート1323を介して、タスク1201が強制的
に終了する。照会タスク1210からのYes結果は、照会タ
スク1209にループバックされる。照会1209のYes結果
は、ACKを発行するためにプロセス・タスク1203にルー
プバックされる。照会タスク1205からのYes結果によっ
て、屋内回線を占有するためにプロセス・タスク1206が
開始される。プロセス・タスク1206によって、成功した
かどうかダイヤル・アウト・プロセスをモニタする照会
タスク1207が開始される。照会1207の結果がNoである場
合は、1322のRelease Lineエントリ・ゲートを介して、
タスク1201が終了する。
ダイヤル・アウトに成功すると、照会タスク1207から
Yes結果が生じて、タスク1201に、エントリ・ゲート131
6の会話モード・プロセスへの切り替えを開始させる。
照会タスク2321は、ダイヤルした番号が通過する準備
ができたキャプチャ・ピコ局イベントとして、アクセス
試行の目的をモニタする。照会タスク2321に対するYes
応答によって、ハンドセットを送信状態に保持して、処
理のために、ダイヤルされた番号をピコ局に通過させる
プロセス・タスク2323が開始される。次に、制御権が、
会話エントリ2204の発呼タスクに戻される。
照会タスク2321の結果がNoである場合は、ハンドセッ
トの送信機のスイッチを切り、発呼タスクをダイヤル番
号エントリ2000に戻して、ユーザからダイヤルされた番
号をキャプチャするプロセス・タスク2322が開始され
る。
照会タスク2308のYes結果によって、ハンドセットを
割り当てられた音声チャネル(同じ物理チャネル)に同
調させるプロセス・タスク2309が開始される。次に、使
用中かどうかピコ局回線ステータスをモニタする照会タ
スク2310が開始される。結果がNoである場合は、照会タ
スク2321が開始される。回線が使用中である場合は、照
会タスク2310のYes結果によって、照会タスク2311が開
始される。
照会タスク2311は、911への通話があるかどうかダイ
ヤル桁バッファの内容をモニタする。Yes結果によっ
て、再スキャン・エントリ1402での再スキャン・タスク
が開始される。照会タスク2311の結果がNoである場合
は、ハンドセットの送信機をオン状態に保持して、会話
エントリ2204での発呼タスクに戻るプロセス・タスク23
20が開始される。
2204での発呼タスク会話エントリは、送信可能フラッ
グ=真をモニタする照会タスク2205に進む。照会タスク
2205に対するNo応答によって、Hndset In Useメッセー
ジがディスプレイに表示し、コードレス話し中エントリ
1422の再スキャン・タスクに制御権を戻すプロセス・タ
スク2208が開始される。Yes結果によって、タスク2206
が開始される。
照会タスク2206は、ピコ局がその会話に対して音声チ
ャネルを割り当てたかどうかを決定する。照会タスク22
06に対するNo応答によって、ユーザによって緊急通話が
行われているかどうかを決定する照会タスク2209が開始
される。照会タスク2209からのYes応答は、再スキャン
・エントリ1402での再スキャン・タスクにループバック
される。照会タスク2209からのNo応答によって、エント
リ1916の再オーダ・タスクに移り、その通話を処理する
ことに失敗したことをユーザに通知する。
照会タスク2206のYes結果によって、通常の会話機能
を実行するプロセス・タスク2207が開始される。通話完
了によって、制御権がプロセス・タスク2207か、コード
レス・アイドル・エントリ1420の再スキャン・タスクに
戻される。
会話が確立されたら、ピコ局プロセス・タスク1316に
よって、通話の進行をモニタする照会タスク1317のフッ
クフラッシュ・モニタ・ループが開始される。照会タス
ク1317のYes結果によって、ハンドセットからのフック
・フラッシュがないかどうかモニタする照会タスク1318
が開始される。照会タスク1318の応答がNoである場合
は、照会タスク1319が開始される。
図32には、タスク1317中にピコ局が従うプロセスを詳
細に示してある。図32に示したように、照会タスク3201
は、通話が終了したかどうかを決定する。ハンドセット
のユーザがOn−Hookボタンを押して、ハンドセットが監
視オーディオ・トーン(SAT)を切り、信号トーンの180
0msバーストを送信すると、通話が終了する。その逆
に、通話のファーエンドによって、通話が切断され、ダ
イヤル・トーンを電話回線に戻すことがある。これら2
つのイベントいずれかによって、通話が終了すると、タ
スク1317の「no」タスクを介して、プログラム制御が終
了する。
タスク3201が通話が終了していないと決定した場合
は、照会タスク3202が、間隔タイマが終了したかどうか
を決定する。間隔タイマは、定期的に終了するようにバ
ックグラウンド・モードで動作する非安定クロックであ
る。好ましい実施例では、間隔タイマは、15秒毎に終了
する。間隔タイマが終了したら、プログラム制御は、タ
スク1317の「Yes」出口を介して終了する。
タスク3202が、間隔タイマが終了したと決定した場
合、タスク3203がRSSI実行平均を更新する。好ましい実
施例では、間隔タイマの過去4つの間隔について、信号
強度が平均される。タスク3203の後で、照会タスク3204
が、この実行平均を評価して、信号強度が遮断、切断、
あるいは、ハンドアップ閾値以下に下がったかどうかを
決定する。好ましい実施例では、アクセス閾値レベルよ
りも低いRSSI信号強度となるように、遮断閾値がプログ
ラムされる(上記の表1を参照すること)。
従って、ピコ局がハンドセットへのアクセスを承認し
た場合は、即刻警告されることなくアクセスが承認され
たポイントから、何かを行うために、あるいは、即刻遮
断するために、ユーザは自由に動くことができる。
信号レベルが遮断閾値以上である場合、タスク3205が
警告フラッグをクリアし、タスク1317の「Yes」出口を
介して、プログラムの制御が終了する。タスク3204が、
信号強度が遮断閾値以下であることを決定すると、タス
ク3206が警告フラッグを評価して、それがセットされて
いるかどうかを決定する。フラッグがセットされていな
い場合は、タスク1317の「Yes」出口を介して、プログ
ラム制御が終了する。しかしながら、フラッグがセット
されている場合は、タスク3207が実行されて、ハンドセ
ットを遮断し、タスク1317の「No」出口を介して、プロ
グラム制御が終了する。
ハンドセットを遮断することによって、ハンドセット
に対して通信サービスが使用できなくなり、通話が終了
する。ピコ−セルのエッジにあることを示す低レベルま
で信号レベルが低下したので、ハンドセットが遮断され
る。近くに存在する場合がある別のピコ−セルとの干渉
を避けるために、ピコ−セルを小さく保つように、遮断
閾値がプログラムされる。しかしながら、ハンドセット
が以前の間隔で警告されない限り、ハンドセットは遮断
されない。ハンドセットに警告が与えられなかった場合
には、ハンドセットが遮断されないか、あるいは、以前
の警告が遠い過去に発生した場合は、ハンドセットは遮
断されない。
図13を参照すると、照会タスク1318の応答がYesであ
る場合、プロセス・タスク1320が開始され、フックフラ
ッシュをハンドセットから電話中央局に送信するプロセ
ス・タスク1320が開始され、次に、照会タスク1319が開
始される。
照会タスク1319は、ハンドセットからの受信信号をモ
ニタして、それを切断警告レベルと比較する。照会タス
ク1319からのYesという応答によって、ハンドセットに
警告オーダを発行するプロセス・タスク1321が開始され
る。切断警告レベルはRSSI信号強度であり、アクセス・
レベルと遮断、あるいは、ハングアップ・レベルとの間
にある。それに加えて、タスク3204及び3206に関して上
記で論じたように、信号レベルが改善されない場合に次
の間隔中にハンドセットが遮断されるように、タスク13
21によって、上述の警告フラッグがセットされる。携帯
電話に技術でよく知られた音声チャネル制御通信を用い
て、ハンドセットに警告メッセージを送信することによ
って、警告オーダを発行する。遮断されないよう対策を
取れるように、ユーザに警告を通知することによって、
ハンドセットは、この警告メッセージに応答する。例え
ば、一般的にユーザは、基地局に近付かなければならな
い。プロセス・タスク1321及び照会タスク1319からのNo
応答によって、照会タスク1317が開始されて、切断イベ
ントがないかどうか通話のモニタを継続する。
照会タスク1317が通話切断イベントを検知すると、プ
ロセス・タスク1322が開始される。次に、プロセス・タ
スク1322によって、回線が解除され、回線ステータスの
存在を通知し、そのディスプレイからHandset In Useメ
ッセージを除去して、登録されたすべてのハンドセット
の更新を行うプロセス・タスク1323を開始する。次に、
プロセス・タスク1323は、エントリ720のメイン・ルー
プに制御権を戻す。
この通話の接続中に、別の屋内増設電話が随意に通話
に加わるか、あるいは、通話から離れることができる。
ピコ局は、次のような切断イベントの一つが発生するま
で、ハンドセット接続に対するこの電話回線を維持す
る。: a.ピコ局が、5秒間、ハンドセットから監査オーディオ
・トーンを検知することに失敗する。
b.ユーザが、オンフック・ボタンを押し、ハンドセット
が監査オーディオ・トーンを切り、1800msの信号トーン
のバーストを送信する。
c.遠隔末端エレメントが通話から切断され、ダイヤル・
トーンが電話回線に戻る。
d.ハンドセットの平均測定RSSIが、切断RSSIレベル以下
に低下する。
両方の状態がピコ局に、アクティブ・ハンドセットが
ピコ局のサービス・エリア内にいないことを示すので、
通話の終了の原因が、上記のa、あるいは、bのいずれ
かであった場合に、各々の登録されたハンドセットは、
新しいユニット番号割り当てをピコ局から受け取ること
ができる。
図33には、通常の会話機能2207で実行されるタスクを
示すフロー図を示してある。タスク2207は、動作のコー
ドレス・モードの会話機能を実行する。類似した会話機
能は、動作のマクロ携帯電話モードについて、下記で論
じるタスク1915によって実行される。
通常の会話機能は、照会タスク3301を実行して、音声
チャネル制御通信を受信中であるかどうかを決定する。
本発明は、望ましくは、EIA−553に記述されたものと同
様の方法で音声チャネル制御通信を実行する。音声チャ
ネル制御通信を受信していない場合は、照会タスク3302
を実行して、ハンドセットがまだオフフックであるかど
うかを決定する。ハンドセットがまだオフフックである
限り、通話が継続し、プログラム制御がタスク3301にル
ープバックする。
ハンドセットがもうオフフックではないことを、タス
ク3302が検知すると、ハンドセットのユーザがハングア
ップし、通話を打ち切る必要がある。タスク3303は、通
話終了プロセスを実行するが、それはハンドセットが通
話を終了する第1の相手である状況について、EIA−553
と一致する。タスク3303の後で、プログラム制御は、通
常の会話機能2207、あるいは、1915を終了する。通話は
完了した。
タスク3301を参照すると、音声チャネル制御通信が検
知されると、照会タスク3304が実行されて、制御通信が
解除コマンドであるかどうかが決定される。解除コマン
ドは、別の相手が通話を終了したことをハンドセットに
通知し、次に、タスク3305が、ハンドセットについてEI
A−553と一致した通話終了プロセスを実行する。タスク
3305の後で、通常の会話機能2207、あるいは、1915を終
了する。通話は完了した。
制御通信が解除コマンドではないことを、タスク3304
が決定した場合、照会タスク3306が、1321に関連して、
制御通信が上記で論じた警告オーダかどうかを決定す
る。警告オーダが検知されると、照会タスク3307が実行
されて、監査オーディオ・トーン(SAT)が戻されるま
で、プログラム制御が待機する。音声チャネル制御通信
で普通であるように、SATが除去されるが、そうした制
御通信が行われ、通信が終了した後で回復される。SAT
が消えると、通話がミュートされるが、SATが戻れば、
通話を継続できる。一般的に、ミュートの持続時間は、
ユーザが気付くには余りにも短い。SATが戻るまで、プ
ログラム制御は、タスク3307に留まる。
SATが戻されると、ハンドセットから音声信号が送信
されるように、タスク3308がマイクロフォン57をミュー
トする(図2を参照すること)。次に、タスク3309が明
確な警告をユーザに通知する。好ましい実施例では、こ
の通知は、ハンドセットのスピーカ56で発せられる可聴
信号の形である(図2を参照すること)。好ましい実施
例では、可聴トーンは、On時にほぼ50msを、Off時に50m
sを有する3重ブザー音である。警告オーダを受信する
場合、一般的にユーザはハンドセットを耳に当ててお
り、必ずしも視覚通知に気付かないので、視覚通知より
も可聴通知を使用する。マイクロフォンをミュートした
ので、会話の別の相手は警告が聞こえず、会話の流れは
中断されない。タスク3309の後で、通話の別の相手にオ
ーディオが伝達されるように、タスク3310によって、マ
イクロフォンが使用可能になる。タスク3310の後で、プ
ログラム制御がタスク3301にループバックし、通話が継
続される。上記で論じたように、ハンドセットのユーザ
は、好ましい実施例では、15秒に等しい予め定められた
間隔を有しており、その間に、ピコ局で受信した信号を
増強する。一般的に、それを行うために、ユーザは基地
局に向かって移動する必要がある。
タスク3306を参照すると、解除、あるいは、警告オー
ダ以外の制御通信を受信した場合、ハンドセットは、幾
つかのタスクを実行して制御通信を分解して、次に、タ
スク3311を実行して、適切に別の制御通信に応答するこ
とができる。一般的に、タスク2207と呼ばれるコードレ
ス・モードで動作する間、そうした別の制御通信は受信
されない。しかしながら、タスク1915と呼ばれるマクロ
携帯電話モードで動作する間、ハンドセットは、電源制
御コマンド、ハンドオフ・コマンド、及び同様のコマン
ドを受信することができる。タスク3311で応答した後、
プログラム制御がタスク3301にループバックし、通話が
継続される。
基地局−ハンドセット通話発呼プロセス ピコ局がアイドル・モードである間、接続されたが、
使用されていない電話回線を用いて、登録されたハンド
セットの一つが、通話を発呼することができる。
通常のハンドセットのダイヤリング手順は、通常のPS
TNダイヤリング手順とは大きく異なる。本発明の利点
は、動作のピコ及び携帯電話モードの両方でシステムの
ハンドセットに対する通常のPSTNダイヤリング手順を回
復することに由来している。
ハンドセットに内部精密ダイヤル・トーンを生成させ
ること;最初のダイヤル桁の入力に基づいてダイヤル・
トーンを除去すること;北アメリカ番号プランに対して
番号入力を分析すること;及び、完全な入力を検知した
時にネットワークに番号を自動的に解放することによっ
て、これを達成した。新しい手順を学ぶ必要がないの
で、携帯電話の顧客は急速にこのシステムに順応する。
図19、20、21を参照して、ハンドセット通話発呼プロ
セスを説明する。
ハンドセットのユーザがオフフック(緑)キーを押す
と、2000でのダイヤル番号エントリまで進行中の通話を
結合するハンドセットについて、前に説明したプロセス
のフロー経路に従う。
2000でのダイヤル番号エントリ・タスクによって、照
会タスク2001が開始され、Home Idle Flag=真状態をモ
ニタすることによって、それがピコ・モード、あるい
は、携帯電話接続であるかどうかを決定する。照会タス
ク2001からのNoという結果によって、プロセス・タスク
2005が開始される。照会タスク2001からのYesという結
果によって、Transmit Flag=真かどうかをモニタする
照会タスク2003が開始される。タスク2003からのNoとい
う結果によって、ディスプレイにHandset In Useメッセ
ージを表示するプロセス・タスク2004が開始され、コー
ドレス話し中エントリ1422で再スキャン・タスクに戻
る。
コードレス話し中エントリ1422によって、第2の回線
オプション・プロセスの一部として、照会タスク1421が
開始される。照会タスク1421は、緑のオフフック・キー
が押されたかどうかをモニタし、Yesという結果によっ
て、前に説明したように照会1403での再スキャン・タス
クにループバックする。照会タスク1421でのNoという結
果によって、エントリ1503での基地局のモニタが開始さ
れる。
伝送フラッグが真であった場合は、照会タスク2003で
のYesという結果によって、プロセス・タスク2005が開
始されて、桁収集バッファがクリアされ、桁カウンタが
ゼロにリセットされ、予想される最大桁計数を7にセッ
トされる。次に、制御権が2005からプロセス・タスク20
06に渡される。
プロセス・タスク2006が、内部精密ダイヤル・トーン
・ゼネレータのスイッチを入れ、通話を行えることをユ
ーザに表示する。次に、プロセス・タスク2006が、桁キ
ャプチャ・エントリ・ゲート2007での照会タスク2008が
開始される。照会タスク2008は、キーが押されたかどう
かをモニタする。
照会タスク2008のNoという結果によって、照会タスク
2009が開始され、このタスクは、選択したチャネルのピ
コ局によって送信されている信号を検査し、H−Idleが
真であれば、そのレベルを切断レベルと比較するか、あ
るいは、C−Idleが真であれば、マクロ携帯電話サービ
スがないかどうかチェックことによって、サービス利用
度をモニタする。照会タスク2009がサービスの存在を識
別することに失敗した場合は、そのNoという結果によっ
て、プロセス・タスク2013が開始され、そのタスクはダ
イヤル・トーンを除去して、エントリ・ゲート1420での
コードレス・アイドル・タスクに戻る。
サービスが利用可能であれば、照会タスク2009のYes
という結果によって、ホーム・アイドル=真の条件を試
験する照会タスク2021が開始される。照会タスク2021か
らのNoという結果によって、照会タスク2011が開始され
る。照会タスク2021からのYesという結果によって、Tra
nsmit=Trueフラッグをモニタする照会タスク2010が開
始される。照会2010の結果がNoである場合は、Dial Num
ber Entryタスクが、2021での話し中出口ゲートを介し
て終了する。照会タスク2010からのYesという結果によ
って、エントリ・タイマの動作をチェックする照会タス
ク2011が開始される。
照会タスク2011のNoという結果は、ユーザが期待され
た入力を行うことに失敗したことを示している。これに
よって、桁バッファ空状態であるかどうかモニタする照
会タスク2012が開始される。桁の幾つかの数を収集した
場合、照会タスク2012のNoという結果によって、エント
リ・ゲート1908でのスピード・ダイヤル・タスクが開始
される。
バッファが空であると、照会タスク2012のYesという
結果によって、制御権を、プロセス・タスク2005での桁
収集ルーに戻すことができ、プロセスが再始動される。
照会タスク2011のYesという結果によって、タスク2008
が開始される。
タスク2008で、キーが押されたことが検知されると、
Yesという結果によって、ホーム・アイドル=真の条件
を試験する照会タスク2014が開始される。2014のNoとい
う結果で照会タスク2016が開始される。照会タスク2014
からのYesという結果によって、通話を始めた最初のオ
フフックの2秒以内に、第2のオフフック・キー(緑)
が押されたかどうかをチェックする照会タスク2015が開
始される。ピコ局のピコ−モードをバイパスするため
に、ハンドセットによって、この手順が使用される。こ
れは、ユーザが通話の発呼を携帯電話システムに強制す
ることを可能にする第2回線機能である。この選択を行
う一つの理由は、重要な通話を行う屋内回線での回線話
し中状態であろう。照会タスク2015からのYesという応
答によって、発呼タスクが終了し、ゲート・エントリ14
02での再スキャン・タスクに入る。
照会タスク2015からのNoという応答によって、キーが
数値キーであったかどうか押されたキーを検査する照会
タスク2016が開始される。照会タスク2016からのNoとい
う応答によって、エントリ・ゲート2102での非数値エン
トリ・タスクが開始される。2101での非数値エントリ・
タスクは、Clearキーが押されたかどうかをモニタする
照会タスク2109に進む。タスク2109の応答がYesである
場合は、空状態かどうか桁バッファをチェックする照会
タスク2110が開始される。バッファが空であれば、照会
タスク2110のYesという結果によって、最初のエントリ2
000でのダイヤル番号エントリ・タスクが開始される。
このアクションによって、ダイヤル・トーンがON状態の
ままになる。
ダイヤル桁バッファが空でない場合は、照会タスク21
10のNoという応答によって、桁バッファから最後の桁入
力を削除し、一つだけ桁カウンタを削減するプロセス・
タスク2111が開始される。次のものでに、制御権が、照
会タスク2112に渡され、削除後に、空状態かどうか桁バ
ッファをチェックする。タスク2112からのNoという応答
によって、桁キャプチャ・エントリ2007での桁収集ルー
プが開始される。タスク2112で、桁バッファが空である
ことが発見されると、そのYesという結果によって、200
0でのダイヤル番号エントリ・タスクが再度開始され、
次に、ダイヤル・トーンがユーザに対して回復される。
タスク2109の応答がNoである場合、(#)キーかどう
か、押された最初のキーをモニタする照会タスク2113が
開始される。そのキーは、ハンドセットのRedial Last
Numberキーの役割を果す。照会タスク2113からのYesと
いう応答によって、通話した最後の番号を検索し、それ
を桁バッファに入れるプロセス・タスク2114が開始され
る。プロセス・タスク2114は、空かどうか桁バッファを
モニタする照会タスク2115を開始する。
照会タスク2115の応答がYesである場合は、2000での
ダイヤル番号エントリ・タスクの開始までループバック
される。照会タスク2114の応答がNoであれば、ダイヤル
・トーンを除去して、エントリ・ゲート2020でのダイヤ
ル完了タスクを開始するプロセス・タスク2116が開始さ
れる。
最初の入力が(#)キーでなかった場合は、照会2113
でのNoという応答によって、(*)キーかどうか、押さ
れた最初のキーをモニタする照会タスク2118が開始され
る。2118からのYesという応答によって、ダイヤル・ト
ーンを除去して、プロセス・タスク2120を開始するプロ
セス・タスク2119が開始される。プロセス・タスク2120
は、(*)を桁バッファに保存し、インターディジット
・タイマを始動するプロセス・タスク2107を開始する。
プロセス・タスク2107は、制御権を桁キャプチャ・エン
トリ・ゲート2007での桁収集ループに戻す。
最初の入力が(*)でなかった場合には、照会2118で
のNoという応答によって、ユーザに対してエラー・トー
ンのバーストを生成するプロセス・タスク2121が開始さ
れ、次に、インターディジット・タイマを始動するプロ
セス・タスク2107が開始される。
図20を参照すると、押されたキーが数値キーであった
場合は、照会タスク2016のYesという結果によって、桁
を桁バッファに保存し、一つだけ桁カウンタを増加させ
るプロセス・タスク2017が開始される。次に、制御権
が、タスク2017から照会タスク2018に移され、このタス
クは、最大桁計数に対して桁カウンタの出力を比較す
る。照会タスク2018からのYesという応答によって、ホ
ーム・アイドル=真の条件をモニタすることによって、
発呼タスクを適切なサービスに導く照会タスク2019が開
始される。照会タスク2019からのNoという結果によっ
て、エントリ・ゲート1917での出力番号タスクに制御権
が移され、通話が、携帯電話ネットワークで処理され
る。
照会タスク2019でのYesという結果によって、2213で
のキャプチャ基地局タスクが開始される。
期待されたすべての桁がまだ入力されていない場合
は、照会タスク2018からのNoという応答によって、図21
の2101での数値入力タスクが開始される。数値入力タス
クは、ダイヤルされた最初の桁をモニタする照会タスク
2103に進む。照会タスク2103からのYesという応答によ
って、ダイヤル・トーン信号を除去するプロセス・タス
ク2104が開始され、次に、市外通話が行われていること
を示す最初の桁が1、あるいは、0であるかどうかをモ
ニタする照会タスク2105が開始される。タスク2105のYe
sという応答によって、桁計数の最大値を11にリセット
するプロセス・タスク2106が開始される。照会2103での
Noという結果と、タスク2105からのNoという結果によっ
て、照会タスク2108が各々開始される。
照会タスク2108は、桁バッファの累積桁を北アメリカ
・ダイヤリング・プランと比較して、ダイヤル完了ステ
ータスを検知する。照会タスク2108からのYesという応
答によって、2020でのダイヤル完了タスクが開始され
る。タスク2108のNoという応答によって、インターディ
ジット・タイマを再始動するプロセス・タスク2107が開
始される。
桁カウンタ・プロセス・タスク、インターディジット
・タイマ・プロセス・タスク、及び内部精密ダイヤル・
トーン生成と連携したNANP規格に対する比較を利用する
ハンドセット用のこの独自なダイヤリング・プランによ
って、ユーザは、所望のダイヤル番号を即座に入力する
ことができる。これによって、逆に、送信及び終了ボタ
ンの機能を用いることなく、携帯電話及びその他の特殊
ハンドセットの使用法に、ダイヤル・トーンと慣れ親し
んだ容易なダイヤリング・プロトコルの利点が加わる。
インターディジット・タイムアウトを介して、スピー
ド・ダイヤリングも、ハンドセットによって内部でサポ
ートされており、桁バッファが空でない場合は、制御権
が、桁キャプチャ・タスク2007の照会タスク2012から、
ゲート1908でのスピード・ダイヤル・エントリに移され
る。制御は、3以下、あるいは、3に等しい値であるか
どうか桁カウンタをモニタする照会タスク1909に進み、
200までのスピード・ダイヤル保存レジスタが見込まれ
る。照会タスク1909からのNoという応答によって、2020
でのダイヤル完了タスク・エントリが開始される。照会
タスク1909からのYesという応答によって、照会タスク1
910が開始される。
照会タスク1910は、桁バッファの値が、1と199のス
ピード・ダイヤル・レジスタ値の間にはいるかどうかを
モニタする。照会タスク1910からのNoという応答によっ
て、2020でのダイヤル完了タスク・エントリが開始され
るが、Yesという応答によって、プロセス・タスク1911
が開始され、選択した記憶場所に保存された内容を再現
して、それを桁バッファに入れる。次に、プロセス・タ
スク1911によって、照会タスク1912が開始される。
照会タスク1912は、空状態かどうか桁バッファをモニ
タする。タスク1912に対するYesという応答によって、
ゲート2000でのダイヤル番号入力タスクの開始に戻る。
照会タスク1912からのNoという応答によって、通話を行
うために、ゲート2020でのダイヤル完了タスク・エント
リが開始される。
2020でのダイヤル完了タスクは、照会タスク2019に進
み、前述のようにルーティングを決定する。
エントリ・ゲート1917の出力番号の携帯電話発呼プロ
セスは、宛て先アドレスとして累積番号を用いて携帯電
話ネットワークに発呼するプロセス・タスク1913を開始
する。次に、プロセス・タスク1913は、携帯電話の会話
エントリ・ポイント1918での照会タスク1914を開始す
る。
照会タスク1914は、携帯電話のスイッチからの音声チ
ャネル割り当ての受信がないかどうかモニタする。通話
が完了に失敗すると、照会タスク1914からのNoという結
果によって、通話が通じなかったことをユーザに警告す
るために再オーダ・トーンを生成するプロセス・タスク
1916が開始される。
次に制御権が、プロセス・タスク1916から、アイドル
・エントリ・ゲート1420での再スキャン・タスクに移
る。
照会タスク1914の結果がYesである場合は、制御権
が、タスク1915での通常の携帯電話の会話機能に移る。
通話を完了すると、プロセス・タスク1915は、制御権を
コードレス話し中エントリ・ゲート1420で再スキャン・
タスクに戻す。図33と関連させて、通常の携帯電話の会
話機能タスク1915を更に詳細に説明する。
図22の2213でのキャプチャピコ局エントリによって、
プロセス・タスク2214が開始され、それによって、ハン
ドセット送信機のスイッチが入れられ、I Want In2 Acc
ess Demandeメッセージを選択したチャネルのピコ局に
送信し始める。次に、制御権がプロセス・タスク2214
か、上述の接触ピコ局タスク2301に移る。
再度、図12を参照すると、ピコ局は、アクセス要求メ
ッセージを検知して、ハンドセットからダイヤルされた
番号をキャプチャする。前述のように、プロセス・タス
ク1203は、音声チャネル応答を発行し、ハンドセット承
認をキャプチャする。プロセス・タスク1203は、屋内回
線アイドル状態をモニタする照会タスク1204を開始す
る。
照会タスク1204からのYesという応答によって、ダイ
ヤルした番号のキャプチャがないかどうかモニタする照
会タスク1205が開始される。タスク1205からのYesとい
う応答によって、プロセス・タスク1206が開始される。
プロセス・タスク1206は、屋内回線を占有し、ダイヤル
・トーンを検知して、ハンドセットからキャプチャした
番号をネットワークにダイヤルする照会タスク1207を開
始する。ダイヤリング・プロセス・タスクを完了するこ
とに失敗すると、通話を終了するためにプロセス・タス
ク1322が開始される。
照会タスク1207の完了に成功すると、EIA−553規格に
記述された会話モードに切り替える1316での会話への切
り替えプロセス・タスクが開始される。前述のように、
制御権がフック・フラッシュ・モニタ・ループに移る。
この通話接続プロセスの間、別の屋内増設電話が随意
に通話に参加、あるいは、通話から離れることができ
る。ピコ局は、切断イベントの一つが発生するまで、ハ
ンドセット切断に対するこの電話回線を維持する。
アクティブなハンドセットがピコ局のサービス・エリ
アにもう存在しないので、通話の終了が発生した場合、
各々の登録されたハンドセットは、ピコ局から新しいユ
ニット番号割り当てを受け取ることができる。
基地局ハンドセット通話終了プロセス ピコ局のアイドル・タスクでは、電話回線インターフ
ェースが、回線の呼び出し電圧の存在を検知することに
よって、着信に対してピコ局に警告する。次に、ピコ局
は、直ちに通話終了プロセスを開始する。
随意に9、11、13、及び24を参照して、通話終了プロ
セスを説明する。
前述のように、ピコ局スキャン・チャネル・タスク
は、アクティブ状態の在宅タイマを処理した後で、エン
トリ901での基地局アイドル・タスクを開始する。ハン
ドセットがホームでない限り、ピコ局は、通話活動に関
与しない。
基地局アイドル・タスクは、エントリ1101か、屋内回
線の呼び出し電圧をモニタする照会タスク1102に進む。
照会タスク1102からのYesという応答によって、1300で
の通話終了タスクが開始される。
制御権が、5秒の間隔で呼び出し復帰タイマを開始す
るプロセス・タスク1301に移る。北アメリカ電話システ
ムは、2秒のOnと4秒のOffの呼び出しサイクルを使用
する。
プロセス・タスク1301は、アイドル状態のピコ局チャ
ネルを探索して、各々の承認されたハンドセットにペー
ジ・オーダを発行するプロセス・タスク1302を開始す
る。この動作には、ハンドセットからページ・オーダへ
の応答の収集が含まれる。このプロセス・タスクは、メ
ッセージ構成に関するEIA−553規格に従う。
ハンドセットのモニタ基地局タスクは、照会タスク15
09の間にピコ局のページ・オーダを検知して、2401でプ
ロセス・ページ・オーダ・タスクを開始する。2401での
プロセス・ベース・オーダ・タスク・エントリによっ
て、オーダのタイプをページ・オーダと比較する照会タ
スク2402が開始される。照会タスク2402からのYesとい
う応答によって、照会タスク2403が開始される。
照会タスク2403は、アドルかどうかピコ局の話中/ア
イドル・ビットをモニタする。照会タスク2403からのNo
という応答によって、失敗を計数して、失敗計数を許さ
れた最大失敗計数と比較する照会タスク2405が開始され
る。タスク2405からのYesという応答によって、プロセ
ス・ベース・オーダ・タスクが終了し、コードレス・ア
イドル・エントリ1420での再スキャン・タスクが開始さ
れる。
照会タスク2405からのNoという応答によって、照会タ
スク2403が開始され、再度話中/アイドル・ビットの状
態を試験する。照会タスク2403からのYesという応答に
よって、承認信号をピコ局に発行する2404プロセス・タ
スクが開始される。次に、プロセス・タスク2404によっ
て、コードレス・アイドル・エントリ1420での再スキャ
ン・タスクが開始される。
次に、基地局プロセス・タスク1302によって、ページ
ングしハンドセットからの応答がないかどうかモニタす
る照会タスク1303が開始される。照会タスク1303からの
Noという応答は、1101での基地局アイドル・タスクにル
ープバックされ、再度、プロセス・タスクが開始され
る。照会タスク1303からのYesという応答によって、プ
ロセス・タスク1304が開始される。
プロセス・タスク1304は、警告Onオーダをページ・オ
ーダをACK′Dした各々のハンドセットに発行する。
ハンドセットは、照会タスク1509でのモニタ基地局タ
スクのオーダをキャプチャし、エントリ2400でのプロセ
ス・ベージ・オーダ・タスクを再始動する。再度、制御
装置によって、ページ・オーダをモニタする照会タスク
2402を始動する。照会タスク2402からのNoという応答に
よって、警告オーダがないかどうかモニタする照会タス
ク2406が開始される。照会タスク2406からのYesという
応答によって、警告Onオーダがないかどうかモニタする
照会タスク2407が開始される。照会タスク2407からのYe
sという応答によって、着信についてユーザに通告する
ためにハンドセットの内蔵リンガを起動するプロセス・
タスク2408が開始される。次に、プロセス・タスク2408
によって、コードレス・アイドル・エントリ1420での再
スキャン・タスクが開始される。
次に、ピコ局プロセス・タスク1304によって、屋内増
設電話からの応答がないかどうかモニタする照会タスク
1305が開始される。照会タスク1305からのYesという応
答によって、通告を受けたハンドセットに解放オーダを
発行するプロセス・タスク1311が開始される。
次に、プロセス・タスク1311が、更新オーダを発行し
て、ハンドセットに回線使用中ステータスを通知する。
次に、制御権が、エントリ1101での基地局アイドル・タ
スクに戻される。
照会タスク1305からのNoという応答によって、ハンド
セットから応答がないかどうかモニタする照会タスク13
06が開始される。照会タスク1306からのNoという応答に
よって、照会タスク1307が開始され、再度、呼び出し状
態が試験される。照会タスク1307からのYesという応答
によって、別の5秒間隔について呼び出し戻しタイマを
再始動するプロセス・タスク1308が開始される。プロセ
ス・タスク1308と、照会タスク1307からのNoという応答
によって、それぞれ、照会タスク1309が開始される。
照会タスク1309は、すべてのハンドセットからの承認
の受信がないかどうかモニタする。照会タスク1309から
のNoという応答によって、ページ・オーダを応答しない
各々のハンドセットプロセス・タスク1312が発行され
る。プロセス・タスク1312によって、警告Onオーダを応
答している各々のハンドセットに発行する1313が開始さ
れる。プロセス・タスク1313と、照会タスク1309からの
Yesという応答によって、各々、照会タスク1310が開始
される。
照会タスク1310は、動作がないかどうか呼び出し戻し
タイマをモニタする。タイマが終了すると、システム
は、発呼者がハングアップしたかどうかを決定する。従
って、照会タスク1310に対するYesという応答によっ
て、通話を終了するために1311が開始される。照会タス
ク1310からのNoという応答は、照会タスク1305にループ
バックされ、再度、屋内増設電話からの応答がないかど
うか試験する。
図24を参照すると、プロセス・ベース・オーダ照会タ
スク2406のNoという結果によって、ピコ局からの解除オ
ーダがないかどうかモニタする照会タスク2410が開始さ
れる。照会タスク2410に対するYesという応答によっ
て、警告リンガを切り、切断応答を戻し、コードレス・
アイドル・エントリ1420での再スキャン・タスクを開始
するプロセス・タスク2411が開始される。
照会タスク2410からのNoという応答によって、ピコ局
からの更新オーダがないかどうかをモニタする照会タス
ク2412が開始される。照会タスク2412からのYesという
応答によって、新しいステータスをキャプチャして、照
会タスク2414を開始するプロセス・タスク2413が開始さ
れる。照会タスク2412からのNoという応答は、コードレ
ス・アイドル・エントリ1420での再スキャン・タスクに
ループバックされる。
照会タスク2414は、アイドルかどうか、ピコ局の話中
/アイドル状態をモニタする。照会タスク2414からのNo
という応答によって、失敗を計数し、累積計数を許され
た最大失敗計数と比較する照会タスク2421が開始され
る。照会タスク2421からのYesという結果は、コードレ
ス・アイドル・エントリ1420での再スキャン・タスクに
ループバックされる。照会タスク2421からのNoという応
答は、再度、話中/アイドル状態を試験するために、照
会タスク2414にループバックされる。
照会タスク2414からのYesという応答によって、更新
を承認し、照会タスク2416を開始するプロセス・タスク
2415が開始される。照会タスク2416は、ハンドセット使
用中メッセージがないかどうか更新オーダをモニタす
る。照会タスク2416からのNoという応答によって、照会
タスク2422が開始される。タスク2422は、回線使用中メ
ッセージがないかどうか更新オーダをモニタする。照会
タスク2422からのNoという結果によって、照会タスク24
23が開始される。タスク2423は、アイドル・メッセージ
がないかどうか更新オーダをモニタする。照会タスク24
23に対するNoという応答は、コードレス・アイドル・エ
ントリ1420での再スキャン・タスクにループバックされ
る。
ユーザが着信に答えたい場合は、オフフック・キーを
押す。このアクションは、照会タスク1512のモニタ・ピ
コ局機能によって検知され、Noという結果によって、エ
ントリ2200での通話発呼タスクが開始される。
前述のように、発呼タスク・エントリ2200によって、
オフフック(緑)キーがおされたかどうかモニタする照
会タスク2201が開始される。照会タスク2201に対するYe
sという応答によって、警告On状態がないかどうかモニ
タする照会タスク2203が開始される。照会タスク2203か
らのYesという応答によって、エントリ2122での応答通
話タスクが始まる。
ここで、図21を参照すると、応答通話タスク・エント
リ2122によって、ピコ局の話中/アイドル状態をモニタ
する照会タスク2123が開始される。照会タスク2123から
のNoという応答によって、失敗を計数して、累積計数を
最大許容失敗計数と比較する照会タスク2129が開始され
る。照会タスク2129からのYesという結果は、コードレ
ス・アイドル・エントリ1420での再スキャン・タスクに
戻される。照会タスク2129からのNoという応答によっ
て、再度、話中/アイドル状態を試験するために照会タ
スク2123が開始される。
照会タスク2123からのYesという応答によって、I'll
Take Itメッセージをピコ局に送信するプロセス・タス
ク2124が開始される。プロセス・タスク2124によって、
ピコ局からの承認がないかどうかモニタする照会タスク
2125が開始される。
図13を参照すると、ピコ局は、照会タスク1306でハン
ドセットからの応答を検知して、プロセス・タスク1314
を開始する。プロセス・タスク1314は、警告Offオーダ
を他のすべてのハンドセットに発行して、応答している
ハンドセットからのI'll Take Itメッセージを承認し、
更新オーダを他のすべてのハンドセットに発行する。更
新オーダは、“Handset In Use"、あるいは、類似のも
のを表示するようにハンドセットに指示するメッセージ
である。このモードでは、他のすべてのハンドセット
は、ピコ・システムによってサービスを拒否される。し
かしながら、通信サービスは、まだ、マクロ携帯電話シ
ステムによって利用可能である。次に、プロセス・タス
ク1314によって、通話に応答するために、回線を占有す
るプロセス・タスク1315が開始され、前述のプロセスを
介して会話を開始するプロセス・タスク1316が開始され
る。
再度、図24を参照すると、警告Offオーダは、照会タ
スク2407のハンドセットによってキャプチャされ、次
に、プロセス・タスク2409が開始されて、警告呼び出し
が切られる。プロセス・タスク2409によって、コードレ
ス・アイドル・エントリ1420での再スキャン・タスクが
開始される。
応答しているハンドセットは、図21の照会タスク2125
でのタイト・ループにあるままであり、ピコ局ACKを待
ち受ける。照会タスク2125からのNoという結果によっ
て、このハンドセットに向けられた更新オーダがないか
どうかモニタする照会タスク2126が開始される。別のハ
ンドセットが応答を求め、それに成功した場合は、照会
タスク2126からのYesという応答によって、エントリ240
1でのプロセス・ベース・オーダ・タスクが開始され
る。
照会タスク2126からのNoという応答によって、切断レ
ベルよりも大きいピコ局の信号強度をモニタする照会タ
スク2127が開始される。照会タスク2127からのYesとい
う応答によって、ループが閉じられ、ピコ局のACKを待
ち受けている照会タスク2125が開始される。ピコ局の信
号が喪失すると、照会タスク2127からNo応答が強制的に
送信され、ディスプレイをクリアし、警告呼び出しを取
り消すプロセス・タスク2128が開始される。プロセス・
タスク2128は、再スキャン・エントリ1402での再スキャ
ン・タスクにループバックされる。
照会タスク2125でピコ局ACKを受け取ると、前述のコ
ードレス会話エントリ2204での発呼タスクが開始され
る。
応答しない各々のハンドセットは、更新オーダを受信
する。ここで、図24を参照すると、プロセス・ベース・
オーダ照会タスク2416は、Handset In Useとしてステー
タスを検知して、照会タスク2416からのYesという結果
によって、プロセス・タスク2417が開始される。プロセ
ス・タスク2417は、Handset In Useメッセージを表示さ
せ、ピコ局からの新しいコマンドがないかどうかモニタ
する照会タスク2418を開始する。同様に、照会タスク24
22からのYesという応答によって、ディスプレイにLine
In Useメッセージを表示するプロセス・タスク2424が開
始される。照会タスク2423からのYesという応答によっ
て、ディスプレイにIdleメッセージを表示させるプロセ
ス・タスク2425が開始される。タスク2424、あるいは、
2425のいずれかの後で、プログラム制御は、タスク2418
に進み、ピコ局からの新しいコマンドがないかどうかモ
ニタする。
照会タスク2418からのNoという結果によって、ピコ局
の信号強度が切断レベル以上かどうかモニタする照会タ
スク2419が開始される。照会タスク2419からのYesとい
う応答は、照会タスク2418にループバックされ、ピコ局
オーダがないかどうか試験が行われる。すべてのハンド
セットは、アクティブ状態のハンドセットが通話に拘る
持続時間中、このチャネルに留まる。
照会タスク2419からのハンドセットが、ピコ局からの
信号を喪失した場合、Noという結果によって、ディスプ
レイをクリアし、エントリ1402での再スキャン・タスク
に制御権を戻すプロセス・タスク2420が開始される。
ピコ局から新しいオーダを受け取ると、照会タスク24
18からのYesという応答が強制され、エントリ2401での
プロセス・ベース・オーダ・タスクが開始される。
このシーケンスによって、ハンドセットとピコ局に関
する通話プロセスのフローが完了する。
代替回線オプション・モジュール 代替回線オプション・モジュールは、外部取り付け可
能エンクロージャに収容された修正携帯電話で構成さ
れ、内部バッテリー・バックアップを備えたAC電源で駆
動される。この携帯電話ユニットに対する修正には、切
り替え可能なPSTN電話回線インターフェースの累加、リ
モート・プログラミング・システム互換性の追加、及び
その他のカスタム・オペレーティング・ソフトウエアが
含まれる。
この代替回線オプションの目的は、通話トラフィック
の割り当てのために柔軟なアクセス手段を提供すること
である。この機能は、中継ステーション(IXC)に制限
されるか、あるいは、ローカル中継ステーション(LE
C)まで拡張することができる。この機能は、競合アク
セス手段と呼ばれる。
代替回線オプションは、ピコ局、あるいは、デュアル
・モード・ハンドセットを用いるか、あるいは、用いず
に展開できる独立した装置である。代替回線オプション
は、ローカル携帯電話ステーションによって、PSTNに対
する代替アクセスを提供する顧客サイトに対するrfリン
クの役割を果す。
代替回線オプション・モジュールは、ローカル携帯電
話ステーションに管理されて動作し、住宅からの通話を
モニタし、完了のために通話を携帯電話システムに選択
的に経路設定する。代替回線オプションも、マクロ携帯
電話ネットワークをモニタし、代替回線オプションのMI
Nに対する通話を、完了のために屋内配線に経路設定す
ることができる。この選択プロセス、回線置換機能、及
び動作モードは、前述のリモート・プログラミング・ケ
イパビリティを介して、携帯電話ステーションからの代
替回線オプションにダウンロードされる。リモート・プ
ログラミング回線を使用することによって、携帯電話ス
テーションは、代替回線オプション・モジュールを確実
に制御することができる。
説明した実施例では、住居へのPSTN中央局の回線は、
ローカル中継ステーションによって提供される標準イン
ターフェース装置(NID)に入力で終わっている。
インターフェース・モジュールの出力は、住居の配線
に接続している。住居の配線は、顧客のすべての電話装
置(増設電話、FAX装置、コンピュータ・モデム、コー
ドレス電話、等)を中央局の回線に接続している。代替
回線オプション・モジュールは、その入力をNIDの出力
に接続することによって設置されている。次に、住居配
線は、代替回線モジュールの出力に接続されている。こ
うすることによって、代替回線オプションは住居配線と
直列になる。
この相互接続法によって、代替回線オプションが能動
的に携帯電話ステーションから家庭への競合アクセスを
提供している期間中に、代替回線オプション・モジュー
ルが、中央局の代替物になることができる。
ここで、図25を参照して、代替回線オプション・モジ
ュールの初期化機能とリモート・プログラミング動作を
説明する。
電源を投入すると、タスク2501が開始され、内部管理
を行って、電話回線インターフェース及び携帯電話の無
線ユニットをアイドル・モードにする。代替回線オプシ
ョン・モジュールは、その回線インターフェースと無線
ユニットが、それぞれ確実に、オンフック状態及び送信
器のオフ状態で障害(故障、あるいは、電源喪失)を示
すよう設計されている。
タスク2501は、不揮発性メモリの内容をアップロード
して、動作ステータスを決定するプロセス・タスク2502
に制御権を移す。次に、プロセス・タスク2502は、プロ
グラムされたMINがあるかどうか試験する照会タスク250
3を開始する。
MINがまだプログラムされていない場合は、ホストと
の接触が確立されるまで、代替回線オプション・モジュ
ールが、工場でプログラムされた1〜800でホストに携
帯電話の通話を試みる。
この試行は、最初に、代替回線オプション・モジュー
ルを提供する最も強力な携帯電話ステーション・アクセ
ス・チャネル(A−側、あるいは、B−側)で行われ
る。通話が、完了のためにステーションによって受け入
れられない場合、代替回線オプション・モジュールが、
側を切り替え、再度、通話を試行する。ホストが話中
で、代替回線オプションを処理できない場合は、接続が
確立されるまで、代替回線オプション・モジュールが、
5分間隔で再試行を行う。
照会タスク2503からのNoという結果によって、プロセ
ス・タスク2509が開始され、ステータスLEDの赤い点滅
が始まり、代替回線オプションが動作できないことを示
す。次に、プロセス・タスク2509で、B−側システムが
選択され、利用可能な携帯電話サービスをモニタする照
会タスク2510に対する制御が開始される。
照会タスク2510からのYesという結果によって、ホス
トに割り当てられた1〜800の番号への通話を発呼する
プロセス・タスク2512が開始される。次に、照会タスク
2513が開始され、選択したシステムによって通話が受け
入れられたかどうか決定する。代替回線オプション・モ
ジュールを展開している携帯電話ステーションは、その
スイッチをプログラムして、リモート・プログラミング
番号に対する通話を受け入れ、起呼ユニットは有効なMI
Nを持つ必要はない。照会タスク2513の結果がNoであ
か、あるいは、照会タスク2510からのNoという結果によ
って、代替回線オプション・モジュールを他の携帯電話
システムに強制的に切り替えるプロセス・タスク2511が
開始される。
次に、プロセス・タスク2511が、照会タスク2510にル
ープバックされ、再度、利用可能なサービスがあるかど
うか試験を行う。照会タスク2513からのYesという結果
によって、ホストが代替回線オプション・モジュールか
らの通話を受け入れたかどうかを決定する照会タスク25
14が開始される。
ホストが応答しなかった場合は、照会タスク2514のNo
という結果によって、再度、ホストとの接触を試行する
ために、照会タスク2510にループバックする前に5分の
遅延を入力するプロセス・タスク2534が開始される。
照会タスク2514からのYesという結果によって、代替
回線オプションのMIN、SID、リアルタイム・クロックの
ための現在の日付/時間セッティング、ホストのチェッ
クイン日付/時間ウインドウ、及び動作モード・パラメ
ータを含むホストからのダウンロードを獲得するプロセ
ス・タスク2515が開始される。
代替回線オプション・モジュールに関する動作モード
・パラメータには、ローカル交換代替(LECバイパス)
ディレクティブ、及び相互交換代替(IXCバイパス)デ
ィレクティブがある。こうしたパラメータは、中央処理
装置の不揮発性メモリに保存される。
次に、プロセス・タスク2515は、完了したホストのダ
ウンロードがないかどうかモニタする照会タスク2516に
接続する。ダウンロード・プロセスが失敗すると、照会
タスク2516のNoという結果によって、遅延と再試行を実
行するプロセス・タスク2534が開始される。
照会タスク2516からのYesという結果によって、ステ
ータスLEDを定常の緑の状態に回復させて、代替回線オ
プション・モジュールがプログラムされ、動作可能であ
ることを示すプロセス・タスク2517が開始される。
ステータスLEDは、必要な場合に、誤動作診断を支援
するためのサービス・ツールとして設けられている。
プロセス・タスク2517は、代替回線オプションの主要
なサービス・ループ、2505でのチェック・ウインドウ・
エントリに移る。
リモート・プログラミング・システムのダウンロード
に続く電源投入リセット・イベントで、照会タスク2503
からのYesという結果によって、内部リアルタイム・ク
ロックが正常に動作しているかどうかを試験する照会タ
スク2504が開始される。照会タスク2504でのYesという
結果によって、2505での一次サービス・ループ・エント
リ・チェック・ウインドウに移る。
照会タスク2504からのNoという結果によって、正しい
時刻かどうかリモート・プログラミング・システムと接
触する即時プロセスが開始される。これは、携帯電話サ
ービスのアベイラビリティがあるかどうか試験する照会
タスク2524を開始することによって、達成される。サー
ビスが利用可能であれば、照会タスク2524からのYesと
いう結果によって、ホストの通話を発呼するプロセス・
タスク2525が開始される。プロセス・タスク2525によっ
て、ホストからの応答をモニタする照会タスク2526が開
始される。照会タスク2626からのNoという応答によっ
て、1分の遅延を行い、プロセス・タスク2525にループ
バックして再試行を行うプロセス・タスク2529が開始さ
れる。
ホストからの応答によって照会タスク2526からのYes
という結果が生じて、プロセス・タスク2527が開始され
る。プロセス・タスク2527は、リモート・プログラミン
グ・システムからリアルタイム・クロックの更新を受け
取る。次に、制御権が、照会タスク2528に移され、ロー
ドの成功を決定する。照会タスク2528からのNoという結
果は、プロセス・タスク2529にループバックされる。照
会タスク2528からのYesという結果によって、2505での
一次サービス・ループ、チェック・ウインドウ・エント
リに移る。
照会タスク2524によって、サービスが利用できなかっ
たことが決定されると、Noという結果によって、ステー
タスLEDを定常の赤に点灯し、アラーム状態を不揮発性
メモリにログして、イベントをリモート・プログラミン
グ・システムに報告することを可能にするプロセス・タ
スク2535が開始される。次に、プロセス・タスク2535に
よって、携帯電話サービスのアベイラビリティがあるか
どうかのモニタを継続する照会タスク2536が開始され
る。
サービスが利用可能ではない場合は、そのNoという結
果を照会タスク2536の始めにループバックさせることに
よって、照会タスク2536はタイト・ループに留まる。照
会タスク2536からのYesという結果によってステータスL
EDを定常の緑に復元して、ホストとの接触を試みるため
にプロセス・タスク2525にループバックするプロセス・
タスク2537が開始される。
幾つかのプロセス・ステップで説明したように2505で
のチェック・ウインドウ・タスク・エントリによって、
標準携帯電話プロトコルに従って、ホストからダウンロ
ードされた携帯電話ステーションのSIDに適合する代替
回線オプションのロケーションで携帯電話サービスが利
用可能であるかどうかを決定する照会タスク2506が開始
される。
照会タスク2506からのNoという結果は、プロセス・タ
スク2530に接続され、ステータスLEDを定常の赤に点灯
して、アラーム状態を表示し、イベントを不揮発性メモ
リにログして、後にそれをホストにリポートする。プロ
セス・タスク2530によって、サービスのアベイラビリテ
ィがあるかどうかモニタするタイト・ループに留まる照
会タスク2531が開始される。照会タスク2531のNoという
結果は、照会タスク2531の始めにループバックされる。
サービスが利用可能になると、照会タスク2531からのYe
sという結果によって、ステータスLEDを定常の緑に復元
し、2505でのチェック・ウインドウ・タスク・エントリ
に戻るプロセス・タスク2532が開始される。
サービスが利用可能であれば、照会タスク2506へのYe
sという出力によって、照会タスク2507が開始される。
代替回線オプション・モジュールは、リアルタイム・ク
ロックとカレンダーを維持して、運用ウインドウが使用
可能になる時期と、運用パラメータに対する可能な更新
のためにホストに接触すべき時期を決定する。照会タス
ク2507は、ウインドウに保存されたリモート・プログラ
ミング通話に対して現在の日付/時間を試験する。着信
ウインドウが開かれていれば、照会タスク2507に対する
Yesという結果によって、照会タスク2533が開始され
る。
照会タスク2533は、遅延タイマの動作を決定し、照会
タスク2533に対するNoという結果によって、サービスの
アベイラビリティがあるかどうかモニタする照会タスク
2518が開始される。照会タスク2518からのNoという結果
が2505でのチェック・ウインドウ・エントリにループバ
ックされる。
照会タスク2518に対するYesという結果によって、ホ
ストに通話を発呼するプロセス・タスク2519が開始され
る。プロセス・タスク2519によって、ホストからの応答
がないかどうか試験する照会タスク2520が開始される。
照会タスク2520がリモート・プログラミング・システム
の応答を決定できない場合は、Noによって、プロセス・
タスク2523が開始され、30秒のタイムアウト値を持つ遅
延タイマが始動される。次に、プロセス・タスク2523
は、2505でのチェック・ウインドウ・エントリにループ
バックされる。
ホストからの応答によって、照会タスク2520でのYes
という結果が生じた場合は、プロセス・タスク2521が開
始され、ホストからの更新が獲得される。プロセス・タ
スク2521によって、更新の完了に成功したことを決定す
る照会タスク2522が開始される。
照会タスク2522からのNoという結果によって、2523で
の遅延タイマ・プロセス・タスクが開始されるが、Yes
という結果は、2505でのチェック・ウインドウ・エント
リにループバックされる。
ホストの着信ウインドウが閉じられている場合は、照
会タスク2507のNoという結果によって、照会タスク2508
が開始される。照会タスク2533に対するYesという結果
によっても、照会タスク2508が開始される。照会タスク
2508は、現在の日付/時間をリモート・プログラミング
・システムからダウンロードした値と比較して、代替回
線オプション・モジュール・サービス・ウインドウが開
かれているかどうかを決定する。サービス・ウインドウ
が存在すれば、携帯電話システムが住居の通話トラフィ
ックを処理するために限定された能力しかない場合に、
携帯電話ステーションは、トラフィック管理を行うこと
ができる。
照会タスク2508によって、サービス・ウインドウを閉
じることが決定されると、Noという結果が、2505でのチ
ェック・ウインドウ・エントリにループバックされる。
サービス・ウインドウが開かれていれば、照会タスク25
08に対するYesという結果によって、エントリ・ゲート2
601での代替回線オプション・オンライン・タスクが開
始される。
従って、サービス・ウインドウが閉じられているか、
あるいは、代替回線オプションが携帯電話システムから
サービスを受信していない場合は、代替回線オプション
・モジュールは、住居のすべての回線の動作を無視す
る。
ここで、図26を参照して、代替回線オプション・サー
ビス機能を更に詳細に説明する。運用ウインドウが使用
可能であれば、代替回線オプション無線ユニットは、携
帯電話システムからサービスを受信している。2601で代
替回線オプション・オンライン・タスクが入力され、そ
れにより、オフフック表示を決定するために回線電流を
モニタするための照会タスク2602が開始される。照会タ
スク2602に対するYesという結果によって、新しい分を
開始するかどうかリアルタイム・クロックを試験する照
会タスク2603が開始される。
すべての重要なイベントを範囲に含むことを保証する
ために、照会タスク2603は、代替回線オプション・オン
ライン・タスクを終了して、代替回線オプション・オン
ライン・タスクがそのサービス・ウインドウを開始する
時に使用する回線を発見した場合に、新規の分を開始す
る際に、2505でのチェック・ウインドウ・エントリに戻
る。照会タスク2603でNoという結果は、照会タスク2602
の始めにループバックして、回線ステータスのモニタを
継続する。
回線がアイドル状態であれば、照会タスク2602に対す
るNoという結果によって、代替回線オプションの構成デ
ータを照モニタして、ローカル交換会社のバイパス・モ
ード動作を決定する照会タスク2604が開始される。照会
タスク2604に対するYesという結果によって、回転転送
メカニズムを起動するプロセス・タスク2605が開始され
る。
プロセス・タスク2605は、中央局から住居配線を切断
する動作を行い、すべての中央局の機能の代わりに、代
替回線オプション・モジュールの機能を用いる。プロセ
ス・タスク2605、及び照会タスク2604からのNoという結
果によって、照会タスク2606が開始される。
照会タスク2606は、屋内配線をモニタして、増設電話
がオフフックであるかどうかを決定する。照会タスク26
06に対するYesという結果によって、LECバイパス・モー
ドかどうかをモニタする照会タスク2622が開始される。
照会タスク2622に対するYesという結果によって、プロ
セス・タスク2623が開始され、屋内配線に対する精密ダ
イヤル・トーンが生成される。
プロセス・タスク2623、及び照会タスク2622に対する
Noという結果によって、最初にダイヤルされた桁をキャ
プチャし、照会タスク2625に制御権を移すプロセス・タ
スク2624が開始される。
照会2625は、LECバイパス・モードの動作を決定し、Y
esという結果によって、ダイヤル・トーン信号を除去す
るプロセス・タスク2626が開始される。プロセス・タス
ク2626、及び照会タスク2625からのNoという結果によっ
て、最初の桁が1、あるいはゼロであるかどうかを決定
する照会タスク2627が開始される。いずれの場合も、ア
クセスが再検査される。
照会タスク2627がNoという結果を生成した場合、LEC
バイパス・モードの動作をモニタする照会タスク2628が
開始される。代替回線オプションがIXCバイパス・モー
ドである場合は、照会タスク2628からのNoという結果に
よって、ダイヤルされた交換コード(最初の3桁)をキ
ャプチャするプロセス・タスク2629が開始される。次
に、プロセス・タスク2629によって、交換コード(NN
X)が、完了のために携帯電話ステーションに向けられ
る交換リストみらメンバーであるかどうかを決定する照
会タスク2630が開始される。照会タスク2630でのNoとい
う結果は、チェック・ウインドウ・エントリ・ゲート25
05に戻される。
照会タスク2630でのYesという結果と、照会タスク262
8でのYesという結果によって、ダイヤルした完全な番号
をキャプチャするプロセス・タスク2631が開始される。
次に、プロセス・タスク2631によって、LECバイパス・
モードであるかどうか試験する照会タスク2632が開始さ
れる。照会タスク2632に対するNoという結果によって、
中央局から離れた回線を占有し、効果的にPSTNに対する
通話を打ち切るプロセス・タスク2633が開始される。こ
れで、屋内接続は、回線への−48VDC通話バッテリー電
源供給を維持する代替回線オプション・モジュールの出
力インターフェースに切り替わる。プロセス・タスク26
33及び照会タスク2632に対するYesという結果によっ
て、収集したダイヤル番号に携帯電話の通話を発呼する
プロセス・タスク2634が開始される。
プロセス・タスク2634は、屋内回線音声回路を接続し
て、発呼者が、この発呼に応じて提供された回線監視を
聞けるようにする。次に、プロセス・タスク2634によっ
て、動作がないかどうか通話イベントをモニタする照会
タスク2635が開始される。照会タスク2635のYesという
結果を照会タスク2635の始めにループバックすることに
よって、通話切断イベントまで、制御権は照会タスク26
35に留まる。切断イベントが発生すると、照会タスク26
35に対するNoという結果が生じて、プロセス・タスク26
36が開始される。
プロセス・タスク2636は、代替回線オプション発呼通
話を打ち切り、占有されているならば、屋内回線を解放
する。次に、代替回線オプション・オンライン・オプシ
ョンは、チェック・ウインドウ・エントリ・ゲート2505
に戻る。代替回線オプション・ウインドウを閉じる前
に、代替回線オプション・モジュールによって迂回され
た通話が完了される。
増設電話の動作に関して、照会タスク2606がNoという
結果になった場合は、携帯電話ステーションから代替回
線オプションMINに向けられた到着通話の受信がないか
どうかをモニタする照会タスク2607が開始される。照会
タスク2607に対するYesという結果によって、代替回線
オプションMIN通話が、屋内回線に移らなければならな
いIXCバイパス・イベントであるかどうかを決定する照
会タスク2608が開始される。
照会タスク2608の結果がNoである場合は、代替回線オ
プションMIN通話に応答し、ホストのアクセス・プロト
コルに応答するプロセス・タスク2609が開始される。プ
ロセス・タスク2609によって、リモート・プログラミン
グ・システムが発呼者かどうか決定する照会タスク2610
が開始される。照会タスク2610でのNoという結果によっ
て、代替回線オプションMIN通話を打ち切り、制御権を
チェック・ウインドウ・エントリ・ゲート2505に戻すプ
ロセス・タスク2611が開始される。
照会タスク2610の結果がYesであれば、リモート・プ
ログラミング・システムの更新セッションをキャプチャ
し、プロセス・タスク2613を開始するプロセス・タスク
2612が開始され、代替回線オプションMIN通話を切断
し、チェック・ウインドウ・エントリ・ゲート2505に戻
るプロセス・タスク2613が開始される。
IXCバイパスが有効であれば、照会タスク2608の結果
がYesとなり、屋内配線を占有して、呼び出し電圧を生
成し、着信があることを増設電話に警告するプロセス・
タスク2617が開始される。次に、プロセス・タスク2617
によって、増設電話からの応答が発生したかどうかを決
定するためにモニタを行う照会タスク2618が開始され
る。
照会タスク2618からのNoという結果によって、携帯電
話の発呼者の継続的に存在するかどうかをモニタする照
会タスク2619が開始される。上記のプロセス・タスク26
13によって、照会タスク2619からのNoという結果が終了
する。照会タスク2617に対するYesという結果は、呼び
出し生成プロセス・タスク2617にループバックされる。
増設電話からの応答によって、照会タスク2618へのYe
sという結果が強制され、プロセス・タスク2620が開始
される。プロセス・タスク2620によって、屋内回線の音
声が携帯電話無線に接続され、会話が可能になる。次
に、プロセス・タスク2620によって、通話動作をモニタ
する照会タスク2621が開始される。切断イベントが発生
するまで、照会タスク2621は、タイト・ループのままで
ある。照会タスク2621に対するYesという結果は、照会
タスク2621に対する入力にループバックされる。
切断イベントが発生すると、照会タスク2621に対する
Noという結果によって、前述のプロセス・タスク2613が
開始される。
代替回線オプションMINが通話を受信していない場
合、照会タスク2607に対するNoという結果によって、呼
び出し電圧について中央局をモニタする照会タスク2614
が開始される。照会タスク2614に対するNoという結果
は、制御権をチェック・ウインドウ・エントリ・ゲート
2505に戻す。
照会タスク2614に対するYesという結果によって、増
設電話からの応答がないかどうか屋内回線をモニタする
照会タスク2615が開始される。照会タスク2615のNoとい
う結果は、照会タスク2614の始めにループバックされ、
回線の呼び出しがないかどうかモニタを継続する。
照会タスクに2615対するYesという結果によって、切
断イベントがないかどうか応答された通話をモニタする
照会タスク2616が開始される。通話がアクティブである
場合、照会タスク2616に対するYesという結果は、タイ
ト・ループで照会タスク2616の始めにループバックされ
る。通話が完了すると、照会タスク2616のNoという結果
によって、制御権が、チェック・ウインドウ・エントリ
・ゲート2505に戻される。
代替回線オプションがLECバイパス・モードで動作し
ていない場合の代替回線オプション・モジュール迂回通
話中に、呼び出し動作照会タスク2635及び2621は、代替
回線オプション入力回線インターフェースを使用して、
呼び出し電圧がないかどうか中央局の回線をモニタす
る。屋内回線のための通話が発生すると、代替回線オプ
ションが通話待機トーンを出力回線インターフェースの
屋内側に発行する。
屋内回線増設電話のユーザは、フックフラッシュを実
行することによって、この通話に対する応答を選択する
ことができる。代替回線オプション通話待機通知に対す
るフックフラッシュ応答の代替回線オプションを検知す
ると、代替回線オプションが、その出力回線インターフ
ェースを中央局に切り替え、着信に応答する。
携帯電話の通話が保留され、屋内配線毎に別のフック
フラッシュ中に被呼者が待機状態に置かれる。発呼者
が、保留中の携帯電話の通話に戻ることを忘れ、増設電
話を単にハングアップしただけである場合は、代替回線
オプションが出力回線インターフェースを占有し、屋内
配線に対して呼び出し電圧を生成する。
この呼び出しに応答があると、代替回線オプション・
モジュールによって、携帯電話の通話が屋内配線に再接
続される。保留中に携帯電話の被呼者が終了した場合
は、代替回線オプション・モジュールは、屋内配線から
のそれ以上のフックフラッシュを無視する。
代替回線オプションが完了した通話が進行中に、代替
回線オプション・モジュールが、非請求フックフラッシ
ュを検知すること、それは、携帯電話プロトコルに従っ
て、携帯電話システムに渡される。
代替回線オプション・モジュールの動作モードが、常
時LEC置換である場合は、代替回線オプション回線イン
ターフェースが常に占有され(屋内配線に接続され)、
決して解放されることはない。その場合、すべての入出
力トラフィックは、代替回線オプション・モジュール及
び携帯電話システムによって、処理される。
顧客が上述をシステムを使用するのは非常に簡単であ
り、様々な利点が得られる。購入サービスでは、顧客
は、3つまでのピコ局の6台のハンドセットをサポート
するオプションを持つ。従って、家庭内で必要とされる
個別のハンドセットについて、家庭及び事務所といった
広汎なピコ局の置換が可能である。
ピコ局をプラグインし、各々のハンドセットを近接さ
せ、ハンドセット起動コマンドを選択し、基地局の起動
ボタンを押すということを含めて、顧客による起動ステ
ップは、簡単である。
登録に続いて、ハンドセットの使用法は、ハンドセッ
トのスイッチを入れ、オフフックを行うとと直ちにダイ
ヤル・トーンが導入されるという点で、実際上、標準的
有線電話機に類似している。
各々の家族のメンバーに一台の特殊ハンドセットに
は、選択番号、及び選択呼び出し能力があり、それによ
り、システムの通話転送機能と組み合わせて使用した場
合、各々の家族にメンバーが、在宅の際に個別のメンバ
ーに向けられた個人通話を識別、応答することができ
る。
ハンドセットのディスプレイ機構によって、常に、顧
客は、サービスのいずれの等級が使用されているかを知
ることができ、ホーム・エリアに入ると、顧客は幾つの
家庭用電話が登録されているかを知ることができる。
付加的な機構によって、可能であれば、バッテリーの
電力を節約するために、ハンドセットの電力消費が調整
され、システの近隣干渉及び盗聴の暴露が最小なシステ
ムが得られる。
付加的な特徴は、ピコ局がホーム・エリア内の別のハ
ンドセットの要求を満たしている間に通話の発呼のため
の私的な第2の回線として携帯電話システムを利用可能
なことである。明らかに、顧客は、特定の必要を満たす
請求料金で、様々なサービス・プランから、直接利益を
得ることができる。
システムの観点から、本発明の好ましい実施例によっ
て、携帯電話ネットワークといった無線電話ネットワー
クに統合し、それと共存するマルチ・モード・パーソナ
ル・無線通信システムが得られる。このシステムによっ
て、特殊ハンドセットを装備した顧客の選択グループに
対する標準的及び独自なサービスが得られ、ネットワー
ク、あるいは、携帯電話システムによってサポートされ
た別の顧客に影響を与えることはない。最小の数の予約
携帯電話チャネルに基づいた逆制御プロトコル階層を使
用することによって、システムの共存が達成され、その
チャネルは、独自な増強コードレス操作モードで、顧客
のすべての選択グループによって共有される。確立され
たプロトコル規格に厳しく従い、周波数プランを調整す
る必要をなくすことによって、システム統合を行った。
更に、本発明には、プログラム可能な内容を持つ標準的
オーバーヘッド・メッセージを独自に使用して、携帯電
話システムに統合する備えがある。
それによって、携帯電話サービスの提供者は、顧客に
最もアピールする区域を範囲に含めることで、そのサー
ビスを効率的に提供する手段が得られる。こうした区域
は、単一のセル・サイトほど小さくしたり、全システム
と同じほど大きくすることができる。従って、これで、
顧客は、関心のある区域のローカル使用の価格設定及び
その他の割増使用の価格設定の提供するサービス・パッ
ケージを購入することができる。既存の携帯電話の顧客
の装置は、付加的なオーバーヘッド・メッセージを無視
し、携帯電話サービスを得ることを継続する。
本発明の特殊ハンドセットは、自動的に切り替わり、
既存の標準的プロトコルの下でアナログ、あるいは、デ
ジタル・モードで、標準携帯電話ネットワークと共に動
作する。特殊ハンドセットは、その独立した局所的に相
互接続されたピコ−セルの範囲内にある場合、増強コー
ドレス・モードで独自なプロトコルを利用する。遍在す
る電気通信システムに対処するために、本発明は、ハン
ドセットが関連するピコ−セルの範囲内にある間に、発
呼のための私的な第2の回線として、そうした特殊ハン
ドセットに携帯電話ネットワークを利用する能力を設け
ている。
そうしたハンドセットが行うような本発明の独自な位
置分析法によって、適切な近隣に入るまで、関連するピ
コ−セルとの通信を試行することが禁止される。そうす
ることによって、バッテリーの電力が節約され、予約さ
れたチャネルでの不必要な伝送が大幅に削減される。そ
うした伝送を制御することによって、そうしたチャネル
が通話トラフィックを伝達するアベイラビリティが増強
される。
付加的に、内部精密ダイヤル・トーンをそうした特殊
ハンドセットに組み込み、北アメリカ・ダイヤリング・
プランに従って、ダイヤル番号分析を行うことによっ
て、非常にユーザ親和性があり、簡単に使用できる顧客
のための電話を作成した。本発明の特殊ハンドセット・
メッセージ・ディスプレイ・スクリーンが、システムの
ユーザ親和性に加わり、これは、いずれのシステム部分
が、例えば、ホーム、ローカル、割増といったいずれの
割増コストで、サービスを提供しているかを、常に顧客
が気付いているということによって実証されている。
更に、本発明は、特徴的な呼び出し等級機構を通話転
送等級機構に結合して、顧客が、ピコ−セルの場所で、
サポートされた特殊ハンドセットの特定の一つのハンド
セットに所属するとして、着信を迅速に識別できるよう
にしたものである。これは、屋内配線に接続されたすべ
ての電話を、所望のハンドセットの呼び出し信号のリズ
ムと共に鳴らすことによって達成される。また、本発明
によって、独自なプロトコルを介して、特殊ハンドセッ
トをリモート・プログラムできることによって、サービ
ス提供者に対する経済的な利益が得られる。この能力に
よって、サービス提供者にとって現在利用不能な販路を
通して、特殊ハンドセットを普及させることができ、そ
れによって、更に、顧客に対する最終コストを削減する
ことができる。それに加えて、本発明によって、こうし
た特殊ハンドセットを3台までの別個のピコ−セルを識
別し、それと共に動作できるようにして、複数のホーム
・システム環境を確立する柔軟性を顧客に与えることが
できる。通話トラフィックが携帯電話ネットワークから
オフロードされた付加的な場所を提供することによっ
て、サービスの提供者は利益を得る。このトラフィック
のオフロードによって、既存の顧客の基盤に対する影響
を最小にして、現在の携帯電話ネットワークに本発明を
展開することができる。
本発明によって、携帯電話ネットワークとは独立して
動作するオーバーレイ・セルラー・フレームワークを介
して、起動、制御されるネットワークで明白なピコ−セ
ルが得られる。前述のように、このオーバーレイ・フレ
ームワークでは、上述の予約チャネルの独自なプロトコ
ルが用いられ、携帯電話から逆転した階層が使用され
る。
独自な制御法によって、ピコ−セルが全体的な携帯電
話ネットワークと接触、通信、あるいは、その一部にな
る必要がなくなり、携帯電話ネットワークによってサポ
ートされた既存の顧客ベースにとって明白に動作するこ
とができる。本発明によって、各々のピコ−セルが、ス
ペクトルが動的で、非キャプチャで、周波数に鋭敏であ
り、顧客が選択した場所に顧客が設置した汎用基地局で
構成されることを規定している。各々のピコ−セルは、
オーバーレイ・セルラー・フレームワークと協力して、
特殊ハンドセットの増強コードレス動作モードをサポー
トする。各々のピコ−セルは、複数のハンドセットをサ
ポートすることができ、別個の局所で相互接続され、限
定された到達距離の無線通信システムであり、携帯電話
システムからトラフィックを効率的にオフロードする。
これは、携帯電話ネットワークを関与させずに、PSTNに
対する上述の局所相互接続を介して、各々のピコ−セル
が、その登録された特殊ハンドセットの通話トラフィッ
クを独立して処理することによって、達成される。
しかしながら、更に、携帯電話ネットワークのトラフ
ィック容量が増大するにつれて、代替回線オプション・
モジュールとして知られた本発明のエレメントによっ
て、無線ローカル相互接続能力が得られる。代替回線オ
プション・モジュールは、遠隔プログラムが可能であ
り、それによって、携帯電話サービスの提供者は、通話
トラフィックを、公共切り替え電話ネットワーク、ある
いは、携帯電話無線ネットワークとの間で、選択的に転
送、あるいは、割り当てることができ、所望であれば、
完全な無線ネットワークを作成することができる。
代替回線オプション・モジュールのプログラム可能な
動作基準には、内部的にそれが動作する時期とそれが実
行する特定の機能が何であるかを決定するために必要な
データが含まれる。
本発明に規定されているように、既存の携帯電話ネッ
トワークに隣接した残りのエレメントとは独立して、代
替回線オプション・モジュールを展開することができ
る。このエレメントは、通常のPSTN接続の代わりに屋内
配線に給電して、アクティブ状態になる場合、実際上、
インテリジェント中央局置換である。現在、屋内配線に
接続されたすべての既存の装置との完全な互換性を維持
しながら、無線相互接続代替手段を提供するこの能力に
よって、携帯電話サービスの提供者は、ローカル交換市
場を求めて効果的に競争することができる。
また、本発明によって、オーバーレイ・セルラー・フ
レームワークを介して、無線の起動及び各々のピコ局と
特殊ハンドセットの制御を容易にするためのサービス制
御ユニットとホスト局が得られる。システムのこうした
エレメントによって、以前に必要とされた労働力の多く
を不要にしながら、各々の完全な展開が保証される。既
存の顧客の起動システムに対する統合方法と確実なプロ
トコルによって、不正な慣行の機会が大幅に削減され
る。
本発明によって、端末装置(ピコ−セル及びハンドセ
ット)でのデータ・モデム・ハードウエアの必要をなく
しながら、リモート・プログラミング・システムのケイ
パビリティを組み込むことができる。10Kビット・チャ
ネルによる改善されたデータ速度による増強された動作
速度と結び付いたこの単純なハードウエアによって、経
済的に実現可能なリモート・プログラミング・プロセス
が作成できた。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−1621(JP,A) 特開 平6−13962(JP,A) 特開 平6−6300(JP,A) 特表 平6−506817(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/26 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (30)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信施設を利用した多モード通信システム
    であって、 第1の制御プロトコル及び第2の制御プロトコルに従っ
    て動作可能な単一のトランシーバ(54、55)を備えたポ
    ータブル・ハンドセット(32)と、 上記ハンドセット(32)がローカル範囲内にある場合
    に、上記第1の制御プロトコルに従って、上記ハンドセ
    ットの上記単一のトランシーバ(54、55)とセルラー周
    波数で通信することができるトランシーバ(64、65)を
    含むローカル基地局(26)と、 上記ハンドセット(32)がローカル基地局の範囲を越え
    て移動した場合に、第2の制御プロトコルの下で、自動
    的に上記ハンドセット(32)の上記単一のトランシーバ
    (54、55)を地上局(10)とセルラー周波数で通信でき
    るようにするための切り替え手段と、を含む多モード通
    信システム。
  2. 【請求項2】上記ハンドセット(32)及び上記地上局
    (10)は、上記第1の制御プロトコルに従って、これら
    ハンドセット(32)及び地上局(10)の一方が他方との
    通信を開始するに際して、そのような通信を行うための
    チャンネルを選択するように設定されている、請求項1
    の多モード通信システム。
  3. 【請求項3】上記ハンドセット(32)は、上記第1の制
    御プロトコルを用いて通信を行うに際して第1の組のチ
    ャンネルを利用する一方、上記第2の制御プロトコルを
    用いて通信を行うに際して第2の組のチャンネルを利用
    するように設定されており、上記第1の組のチャンネル
    の個数は上記第2の組のチャンネルの個数よりも少なく
    設定されている、請求項2の多モード通信システム。
  4. 【請求項4】上記ハンドセット(32)は、上記第1の制
    御プロトコルを用いて通信を行うに際して一組のチャン
    ネルを利用するとともに、これら一組のチャンネルをス
    キャニングして所定の閾値よりも低い信号レベルのもの
    を上記通信を行うチャンネルとして選択するように設定
    されている、請求項1の多モード通信システム。
  5. 【請求項5】上記第2の制御プトロコルは携帯電話用プ
    ロトコルである、請求項1の多モード通信システム。
  6. 【請求項6】上記ポータブル・ハンドセット(32)は複
    数のポータブル・ハンドセットのうちの1つであり、上
    記ローカル基地局(26)はこれらの複数のハンドセット
    と通信できるように設定されている、請求項1の多モー
    ド通信システム。
  7. 【請求項7】上記ローカル基地局(26)は、公衆切り替
    え電話ネットワーク(20)の電話回線での通信をモニタ
    するように設定されており、上記ローカル基地局(26)
    及び上記ハンドセット(32)は、上記電話回線で進行中
    の通信に上記ハンドセット(32)が合流できるように、
    それぞれ構成されている、請求項1の多モード通信シス
    テム。
  8. 【請求項8】上記ピコ局(26)が公衆切り替え電話ネッ
    トワーク(20)に接続されるよう、適合される、請求項
    1の多モード通信システム。
  9. 【請求項9】上記第1の制御プロトコルは、上記第2の
    制御プロトコルに用いられるデータ・メッセージ・フォ
    ーマットと整合するデータ・メッセージ・フォーマット
    を用いている、請求項1の多モード通信システム。
  10. 【請求項10】上記ハンドセット(32)からローカル基
    地局(26)への呼び出し通信を、携帯電話の地上局(1
    0)に選択的に迂回させるために、ピコ局(26)に接続
    された代替回線モジュール(22)をさらに含む、請求項
    1の多モード通信システム。
  11. 【請求項11】上記代替回線モジュール(22)は、公衆
    切り替え電話ネットワークの中央局をシミュレートする
    シミュレーション回路を含んでいる、請求項10の多モー
    ド通信システム。
  12. 【請求項12】上記ハンドセット(32)が上記ローカル
    基地局(26)の範囲外にある場合に、上記第2の制御プ
    ロトコルの下で上記ハンドセット(32)と通信を行うよ
    うに設定されたトランシーバを備える地上局(10)をさ
    らに含む、請求項1の多モード通信システム。
  13. 【請求項13】上記ローカル基地局(26)と無線データ
    通信を行えるサービス制御ユニット(12)をさらに含
    む、請求項1の多モード通信システム。
  14. 【請求項14】上記ハンドセット(32)、上記ローカル
    基地局(26)及び上記サービス制御ユニット(12)は、
    上記ローカル基地局(26)と上記サービス制御ユニット
    (12)との間の第1の無線通信リンク及び上記ローカル
    基地局(26)と上記ハンドセット(32)との間の第2の
    無線通信リンクを用いて上記ハンドセット(32)を遠隔
    プログラムするように構成されている、請求項13の多モ
    ード通信システム。
  15. 【請求項15】上記ハンドセット(32)、上記ローカル
    基地局(26)及び上記サービス制御ユニット(12)は、
    帯域内モデムを用いることなく上記ハンドセット(32)
    を遠隔プログラムするように構成されている、請求項13
    の多モード通信システム。
  16. 【請求項16】中央無線電話ネットワークの第1の局
    (10)、あるいは、ローカル無線ネットワークの第2の
    局(26)と選択的に通信するための無線ハンドセット
    (32)を含み、上記第1の局は当該第1の局を識別する
    データを送信するように設定された構成の多モード通信
    システムにおける位置分析プロセスであって、 a)上記無線ハンドセット(32)の一つにおいて、上記
    第1の局を識別する上記データを予め選択された局識別
    データのプロファイルと比較し(1714、1715)、 b)上記データの一致に応じて、トリガ信号を生成し
    (1716)、 c)上記トリガ信号に応じて、上記一つの無線ハンドセ
    ット(32)からアクセス要求信号を送信して(1720)、
    上記第2の局の一つにそのアクセス要求信号を受信させ
    る、 各ステップを含む、位置分析プロセス。
  17. 【請求項17】上記一つの無線ハンドセット(32)から
    アクセス要求信号を送信ステップを定期的に繰り返すス
    テップと、上記第2の局の一つからのそのアクセス要求
    信号に対する応答を受信するステップと、その応答を受
    信した場合に上記第2の局の一つと登録ハンドシェイク
    を実行するステップ(1721)と、をさらに含む、請求項
    16の位置分析プロセス。
  18. 【請求項18】上記中央無線電話ネットワークで開始さ
    れた上記一つのハンドセット(32)に対する呼び出し
    を、上記一つの第2の局(26)に送信するために、呼び
    出し転送プロセスを開始するステップ(1723)をさらに
    含む、請求項17の位置分析プロセス。
  19. 【請求項19】上記一つのハンドセット(32)を、当該
    ハンドセット(32)が登録された上記一つの第2の局
    (26)とのローカル通信モードに切り替えるステップ
    (1724)をさらに含む、請求項18の位置分析プロセス。
  20. 【請求項20】上記一つのハンドセット(32)は、上記
    第1の局(10)の一つと通信する場合において、第1の
    電力レベルで送信を行うようになっており、位置分析プ
    ロセスは、上記送信ステップ(1720)に応じて上記一つ
    のハンドセット(32)を上記一つの第2の局(26)で動
    作できるように登録するステップ(1721)と、当該ハン
    ドセット(32)の電力レベルを上記第1の電力レベルよ
    りも低いレベルに削減させるステップ(1428)と、をさ
    らに含む、請求項16の位置分析プロセス。
  21. 【請求項21】上記送信ステップ(1720)に応じて上記
    一つのハンドセット(32)を上記一つの第2の局(26)
    で動作できるように登録するステップ(1721)と、この
    登録ステップの後に、当該ハンドセット(32)がホーム
    モードにあることをユーザに知らせるための表示をその
    ハンドセットのディスプレイに行わせるステップ(141
    9)と、をさらに含む、請求項16の位置分析プロセス。
  22. 【請求項22】上記局識別データは、信号チャンネル識
    別情報(1715)とデジタルカラーコード情報(1714)と
    を含む、請求項16の位置分析プロセス。
  23. 【請求項23】上記トリガ信号がない場合に、上記アク
    セス要求信号の送信を抑制するステップ(1716)をさら
    に含む、請求項16の位置分析プロセス。
  24. 【請求項24】通信ネットワークにおいて通信を行うこ
    とができる無線ハンドセットであって、 携帯電話用地上局識別情報を受信するための受信器と、 上記ハンドセットにおいて、上記携帯電話用地上局識別
    情報を予め記憶された識別情報のプロファイルと比較す
    ることにより、ハンドセット位置を分析するための比較
    手段と、 上記比較手段に応答して、上記携帯電話用地上局識別情
    報と上記記憶された識別情報との一致を示すトリガ信号
    を生成するための信号発生手段と、 上記信号発生手段に結合され、上記識別情報の一致に応
    答する上記トリガ信号に応じて、上記ハンドセットから
    アクセス要求信号を送信するための信号送信手段と、を
    含む、無線ハンドセット。
  25. 【請求項25】特定のハンドセットに対するサーバ識別
    情報プロファイルを入力し且つ記憶するべく、上記比較
    手段に結合された記憶手段をさらに含む、請求項24の無
    線ハンドセット。
  26. 【請求項26】上記識別情報の一致に応じて、適切な位
    置メッセージを表示するための表示手段をさらに含む、
    請求項24の無線ハンドセット。
  27. 【請求項27】上記信号送信手段に結合され、且つ、上
    記信号発生手段が上記識別情報の一致を示す信号を継続
    している場合に、上記アクセス要求信号の送信を上記信
    号送信手段に定期的に繰り返させるためのタイミング手
    段をさらに含む、請求項24の無線ハンドセット。
  28. 【請求項28】上記信号送信手段は、上記信号発生手段
    が上記識別情報の一致を示す信号を発生させない場合
    に、上記アクセス要求信号の送信を抑制するよう構成さ
    れている、請求項24の無線ハンドセット。
  29. 【請求項29】上記識別情報は、信号チャンネル識別情
    報とデジタルカラーコード情報とを含む、請求項24の無
    線ハンドセット。
  30. 【請求項30】上記識別情報は、携帯電話用地上局によ
    り送信され、上記信号送信手段は、上記アクセス要求信
    号が上記携帯電話用地上局以外の局とも適合するように
    構成されている、請求項24の無線ハンドセット。
JP52235295A 1994-02-24 1995-01-31 多モード通信システム Expired - Fee Related JP3210989B2 (ja)

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US263,711 1994-06-22
US08/263,711 US5887259A (en) 1994-02-24 1994-06-22 Multiple mode personal wireless communications system
US08/263,711 1994-06-22
US08/201,445 1994-09-29
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