JP2756957B2 - 藻場造成用ブロック - Google Patents

藻場造成用ブロック

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JP2756957B2
JP2756957B2 JP8160381A JP16038196A JP2756957B2 JP 2756957 B2 JP2756957 B2 JP 2756957B2 JP 8160381 A JP8160381 A JP 8160381A JP 16038196 A JP16038196 A JP 16038196A JP 2756957 B2 JP2756957 B2 JP 2756957B2
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篤幸 平野
修 谷内
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KAIYO DOBOKU KK
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
    • Y02A40/81Aquaculture, e.g. of fish

Landscapes

  • Artificial Fish Reefs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、海底に設置し、毎
年その表面に有用な海藻を着生繁茂させることを目的と
したブロックであって、1年毎に最上層のプレートが自
然に分離して他の場所に着底して自動的に藻場を拡大
し、その結果次層の最上層プレートの新しい表面が露出
して自動的に藻場が新規に更新される藻場造成用ブロッ
クに関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、日本の周辺海域から海藻群落が消
失しつつある。特に日本海側を中心とした海域に顕著に
みられ、しかも急速な広がりをみせている。いわゆる
「磯焼け」と呼ばれている現象である。初期の藻場には
有用な海藻が着生して繁茂することができるが、これを
食べる貝等による食害や海底表面に石灰質を付着させる
石灰藻が急速に増殖し、一年を経過した後は有用な海藻
はほとんどみられなくなり、一年後次の着生季節がきて
も海底の表面が石灰質で覆われているため有用な海藻は
着生することができず、やがて石灰質で覆われた海底だ
けが残る。海底環境の貧栄養化と生産性の低下は進行す
る一方である。磯焼けの発生原因は未だ未解明な点が多
く、全体像を把握するところまでは至ってない。
【0003】現行では磯焼けした海底に藻場を再生させ
る目的で、様々なコンクリートブロックや石詰め礁、割
り石等の藻場造成用構造物を使用して藻場の造成事業を
行なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の藻場造成用
構造物は、確かに設置後の約1年間は有用な海藻類の着
生に効果が現われている。ところが、経年変化によりそ
の表面に付着生物(フジツボ、イガイ等)や特定の海藻
類(石灰藻等)の着生が始まると、有用な海藻類は食害
を受けたり、着生場所を締め出されたりし、短期間のう
ちにその構造物本来の機能を失っているのが現状であ
る。藻場造成目的で設置された各種構造物も経年変化に
よる磯焼けの前には為す術もなく、やがて磯焼け現象を
起こす。
【0005】現状、藻場を回復させるためにできること
は、構造物を海底から引き揚げて表面を覆っている付着
生物や石灰質を落して再設置したり、新たな構造物を投
入したり、実に多大な労力と費用がかかる。しかし、上
記作業を藻場造成用構造物に毎年行なうことは不可能で
あり、ほとんどの構造物は一旦設置されたならばそのま
ま放置されることが多い。
【0006】本発明は上記した従来の藻場造成用構造物
の諸問題を解決した藻場造成用ブロックを提供すること
を目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、下方には海底
に安定よく設置するための形状と重量を有した基礎ブロ
ックを有し、基礎ブロック上面には最下層プレートが設
けられ、最下層プレートの上に複数枚のプレートを全て
分離可能に密着して積み重ね、分離可能なプレート一枚
の重量は非連結時に波力の揚圧力で滑動可能な範囲内に
統一され、全プレートの平面形状は任意であるが同形
で、最下層プレートの表全面およびその他全プレートの
表裏全面には同方向直線の凹凸角条が形成され、上下の
プレート同士は分離可能に密着して凹凸角条を嵌合さ
せ、各層毎にプレート同士の上下密着面の周囲数カ所を
海水腐食性を有する連結部材を用いて連結し、連結部材
は設置時最上層の第一プレートを連結するものから最下
層プレート間を連結するものにかけて順次段階的に断面
が太く形成され、各層の連結部材の太さは計算上の海中
で連結が維持できる限界期間を第一プレートが1年で第
二プレートから以下はさらに順次1年づつ長くなるよう
設定され、毎年最上層プレートは連結されている連結部
材が限界に達して波力等で自然に切断され次層プレート
との密着が破れ分離し主に凹凸角条方向に滑動し元の場
所から離れた海底に着底して自動的に藻場を拡大し、そ
の結果毎年次の最上層プレートの新しい表面が露出して
自動的に藻場が新規に更新される構造であることを特徴
とする藻場造成用ブロックに関するものである。
【0008】本発明は、下方には海底に安定よく設置す
るための形状と重量を有した基礎ブロックを有し、基礎
ブロック上面には一面以上一方向以上の傾斜面を外向き
に形成し、基礎ブロックの各傾斜面には夫々最下層プレ
ートが設けられ、各最下層プレートの上に夫々複数枚の
プレートを全て分離可能に密着して積み重ね、分離可能
なプレート一枚の重量は非連結時に波力の揚圧力で滑動
可能な範囲内に統一され、全プレートの平面形状は任意
であるが同形で、最下層プレートの表全面およびその他
全プレートの表裏全面には同方向直線の凹凸角条が傾斜
方向に形成され、上下のプレート同士は分離可能に密着
して凹凸角条を嵌合させ、各層毎にプレート同士の上下
密着面の周囲数カ所を海水腐食性を有する連結部材を用
いて連結し、連結部材は設置時最上層の第一プレートを
連結するものから最下層プレート間を連結するものにか
けて順次段階的に断面が太く形成され、各層の連結部材
の太さは計算上の海中で連結が維持できる限界期間を第
一プレートが1年で第二プレートから以下はさらに順次
1年づつ長くなるよう設定され、毎年最上層プレートは
連結されている連結部材が限界に達して波力や自重等で
自然に切断され次層プレートとの密着が破れ分離し主に
凹凸角条方向に滑動し元の場所から離れた海底に着底し
て自動的に藻場を拡大し、その結果毎年次の最上層プレ
ートの新しい表面が露出して自動的に藻場が新規に更新
される構造であることを特徴とする藻場造成用ブロック
に関するものである。
【0009】
【作用】上記のように構成された藻場造成用ブロックに
よれば、下方に設けられた基礎ブロック1により海底に
安定よく設置され、全プレート2・3は基礎ブロック1
と完全に一体感を保って安定する。
【0010】最下層プレート2は、基礎ブロック1上面
に設けられ、その上に積み重ねられ連結された分離可能
なプレート3が全て分離したときにその表面が露出す
る。
【0011】最下層プレート2の上に密着して積み重ね
られた複数枚のプレート3は全て分離可能である。そし
てそのプレート3一枚の重量は非連結時に波力の揚圧力
で滑動可能な範囲内に統一されている。重量調節のため
プレート3内部に浮体を内設することも可能である。
【0012】全プレート2・3の平面形状は、例えば四
角形(図1等参照)、三角形(図3参照)、縦貫通孔7
(図4参照)を有するもの、連結突出部8(図1等参
照)を有するもの、その他の形状、それらを適宜複合し
たもの等任意であるが、同形とする。これは形状が波力
から受ける揚圧力等の影響を一定にするためであり、連
結部材の連結が限界に達する時期を安定させるためでも
ある。
【0013】最下層プレート2の表全面およびその他全
プレート3の表裏全面には同方向直線の凹凸角条4が形
成されている。凹凸角条4の断面形状は、例えば段差形
(図1等参照)、山形(図5参照)、その他の形状等、
凹凸の断面に角を有するものであれば任意である。海藻
9は好んで凸角部分に着生し、また密生せずに一定以上
の間隔をおいて着生する性質があるため、凹凸角条4を
形成して海藻9の効率的な着生をはかる(図2参照)。
また、プレート3の表裏全面に同方向直線の凹凸角条4
を形成しているため、連結が外れた上層プレートはレー
ルを滑るようにして凹凸角条4方向にスムーズに滑動で
き、凹凸角条4方向に水中を滑動するとき水から受ける
抵抗が最も少なく、しかも水中を滑動するとき方向性と
安定性が得られ、元の場所から離れた海底に着底するこ
とができる。また、以前に着底したプレート3の上に別
のプレート3が着底した場合、凹凸角条4同士の摩擦が
小さいため海底の傾斜や波力等で容易に滑動して分離で
きる。また、凹凸角条4が表裏全面に形成されているの
で、着底時等にどちらが表になっても海藻9が着生繁茂
することができる。また、着底した裏面の凹凸角条4は
海底との間に陰になる空間をつくり、海中生物の生息環
境に多様性を与えることができる。
【0014】各層毎に上下プレートの密着面の周囲数カ
所を連結する連結部材5は、海水腐食性を有する材質で
あれば、鋼材、合成樹脂、その他であっても構わない。
また、結束型(図1等参照)、コ字型(図6参照)、波
板サンドイッチ型(図8参照)、その他の形状でも構わ
ない。波板サンドイッチ型連結部材とは、海水腐食性を
有する材質で形成され、波状板部10の上下を板部11
でサンドしたもので、各層のプレート間を連結し、か
つ、対向したプレート面を板部11で被覆し、海水が波
状板部10の両面と板部11の露出面から腐食してゆ
き、波状板部10が限界に達すると切断されてプレート
3の連結をはずし、板部11は腐食溶解して被覆されて
いたプレートの面を露出させる。
【0015】連結部材5の太さは、設置時最上層の第一
プレートを連結するものから最下層プレート2を連結す
るものにかけて順次段階的に断面が太く形成される。各
層の連結部材5の太さは、計算上、海中で連結が維持で
きる限界期間を第一プレートが1年、第二プレートから
以下はさらに順次1年づつ長くなるよう設定される。勿
論、実際の海底環境は、波浪、潮流、水温、塩分濃度、
溶存酸素濃度、太陽光、漂砂による摩耗等が、複雑に関
係して変化するため、多少の誤差はあって当然である。
【0016】本発明は、連結の限界時期の精度を高める
ために3つの作用を有する構成をそなえている。第一
は、密着して積み重ねられたプレート3に波力等が加え
られた場合、同方向直線の凹凸角条4方向に加えられた
力は凹凸角条4方向にプレート3を動かすよう働くため
力が連結部材5に直接加わるが、同方向直線の凹凸角条
4方向以外の方向から加わる力は凹凸角条4が嵌合した
密着側面に吸収されて連結部材5には直接加わらないた
め、腐食による限界が訪れるまで連結部材5に大きな負
担をかけずに保護する点である。
【0017】第二は、波力等を受けた最上層プレートが
同方向直線の凹凸角条4方向に次層プレート上を滑動し
ようとする力が生じた場合、プレート3は左右にずれた
り回転したりせず直進しようとするので、プレート同士
の上下密着面の周囲数カ所を連結した全ての連結部材5
に対して均等に力が加わるため、一部の連結部材5だけ
に負担が集中して切断してしまう可能性は少なく、全連
結部材5を総合して剪断応力を計算通りに発揮できる点
である。
【0018】第三は、プレート同士の上下密着面の周囲
数カ所を連結した連結部材5のうち、一部の連結部材5
が予定よりも早く腐食して切断されてしまった場合、残
った連結部材5だけでも、上下プレートは凹凸角条4が
嵌合し密着した状態を崩すことがないので、予定された
限界期間が訪れるまで連結を保つことのできる点であ
る。
【0019】毎年、設置されて1年目は第一プレート2
年目は第二プレート(図2参照)というように順次、最
上層プレートを連結している連結部材5が腐食等で限界
に達して波力等で自然に切断され、次層プレートとの密
着が破れ分離し、主に凹凸角条4方向に沿って滑動し、
元の場所から離れた海底に着底して自動的に藻場を拡大
する。波力以外には、潮流や、傾斜による自重が加わる
場合等がある。この傾斜は、基礎ブロック1上面に傾斜
面6を形成した場合もあれば(図7参照)、設置場所の
傾斜による場合もある。
【0020】各プレート3が分離し滑動する高さは、第
一プレートが最も高く、第二プレート以下順次低くなる
ので、第一プレートが元の場所から最も離れた海底に着
底し、第二プレート以下順次元の場所から近くの海底に
着底するため、効率的に藻場を拡大することができる
(図2参照)。
【0021】毎年、分離する最上層プレートの次層プレ
ートが次の最上層プレートとなり、石灰藻やイガイやフ
ジツボ等が付着していない新しい表面が自動的に露出
し、生産力に富んだ藻場が新規に更新され続ける。設置
した年を含めて、第一プレートから最下層プレート2ま
で積み上げられた層の数と同じ年数、常に一年目の新し
い表面が最上層プレートとして存続し、毎年有用海藻が
着生し繁茂できる。
【0022】なお、基礎ブロック1上面に傾斜面6を外
向きに形成する場合、傾斜面6を一面一方向に形成した
もの、二面を二方向に形成したもの、その他一面以上一
方向以上の傾斜面6を形成したものが可能である。基礎
ブロック1の各傾斜面6には夫々最下層プレート2が設
けられ、各最下層プレート2の上に夫々複数枚のプレー
ト3を全て分離可能に密着して積み重ねてある。各層毎
にプレート同士の上下密着面の周囲数カ所を海水腐食性
を有する連結部材5を用いて連結する。波力だけでなく
プレート3の自重が加わるため、腐食による限界がくれ
ば連結部材5は切断され、確実に滑動し分離することが
できる。凹凸角条4が傾斜方向に形成されているので、
プレート3はスムーズに滑動する。
【0023】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例にもと
づき図面を参照して説明するが、下記実施例にのみ限定
されるものでないことはいうまでもない。
【0024】図1(及び図2)のブロックを説明する。
図中1は、海底に安定よく設置するための形状と重量を
有した基礎ブロックである。基礎ブロック1は四角形で
四隅に脚12を有している。基礎ブロック1上面には最
下層プレート2が設けられている。最下層プレート2の
上に複数枚のプレート3が全て分離可能に密着して積み
重ねられる。本実施例のプレート3は7枚であるが、必
要に応じて増減できる。分離可能なプレート3一枚の重
量は非連結時に波力の揚圧力で滑動可能な範囲内に統一
されている。全プレート2・3の平面形状は四角形で、
両側面の四箇所の上下に対向させた連結突出部8を形成
している。最下層プレート2の表全面およびその他全プ
レート3の表裏全面には同方向直線の凹凸角条4が形成
されている。本実施例の凹凸角条4は段差形である。上
下のプレート同士は分離可能に密着して凹凸角条4を嵌
合させ、各層毎にプレート同士の上下密着面の周囲4カ
所を海水腐食性を有した鋼材を材質とする結束型の連結
部材5を用いて結束し連結する。連結部材5は設置時最
上層の第一プレートを連結するものから最下層プレート
2間を連結するものにかけて順次段階的に断面が太く形
成され、各層の連結部材5の太さは計算上の海中で連結
が維持できる限界期間を第一プレートが1年で第二プレ
ートから以下はさらに順次1年づつ長くなるよう設定さ
れている。
【0025】図3のブロックを説明する。図中1は、海
底に安定よく設置するための形状と重量を有した基礎ブ
ロックである。基礎ブロック1は三角形で三隅に脚12
を有している。基礎ブロック1上面には最下層プレート
2が設けられている。最下層プレート2の上に複数枚の
プレート3が全て分離可能に密着して積み重ねられる。
本実施例のプレート3は7枚であるが、必要に応じて増
減できる。分離可能なプレート3一枚の重量は非連結時
に波力の揚圧力で滑動可能な範囲内に統一されている。
全プレート2・3の平面形状は三角形である。最下層プ
レート2の表全面およびその他全プレート3の表裏全面
には同方向直線の凹凸角条4が形成されている。本実施
例の凹凸角条4は段差形である。上下のプレート同士は
分離可能に密着して凹凸角条4を嵌合させ、各層毎にプ
レート同士の上下密着面の周囲を海水腐食性を有した鋼
材を材質とするコ字型の連結部材5を用いて連結する。
この図では連結部分は陰の二側面なので見えない。連結
部材5は設置時最上層の第一プレートを連結するものか
ら最下層プレート2間を連結するものにかけて順次段階
的に断面が太く形成され、各層の連結部材5の太さは計
算上の海中で連結が維持できる限界期間を第一プレート
が1年で第二プレートから以下はさらに順次1年づつ長
くなるよう設定されている。
【0026】図4のブロックを説明する。図中1は、海
底に安定よく設置するための形状と重量を有した基礎ブ
ロックである。基礎ブロック1は四角形で四隅に脚12
を有している。基礎ブロック1上面には最下層プレート
2が設けられている。最下層プレート2の上に複数枚の
プレート3が全て分離可能に密着して積み重ねられる。
本実施例のプレート3は7枚であるが、必要に応じて増
減できる。全プレート2・3は縦貫通孔7を有してお
り、藻場としても魚礁としても多様性が期待できる。分
離可能なプレート3一枚の重量は非連結時に波力の揚圧
力で滑動可能な範囲内に統一されている。全プレート2
・3の平面形状は四角形で、両側面の四箇所の上下に対
向させた連結突出部8を形成している。最下層プレート
2の表全面およびその他全プレート3の表裏全面には同
方向直線の凹凸角条4が形成されている。本実施例の凹
凸角条4は段差形である。上下のプレート同士は分離可
能に密着して凹凸角条4を嵌合させ、各層毎にプレート
同士の上下密着面の周囲4カ所を海水腐食性を有した鋼
材を材質とする結束型の連結部材5を用いて結束し連結
する。連結部材5は設置時最上層の第一プレートを連結
するものから最下層プレート2間を連結するものにかけ
て順次段階的に断面が太く形成され、各層の連結部材の
太さは計算上の海中で連結が維持できる限界期間を第一
プレートが1年で第二プレートから以下はさらに順次1
年づつ長くなるよう設定されている。
【0027】図5のブロックを説明する。図中1は、海
底に安定よく設置するための形状と重量を有した基礎ブ
ロックである。基礎ブロック1は四角形で四隅に脚12
を有している。基礎ブロック1上面には最下層プレート
2が設けられている。最下層プレート2の上に複数枚の
プレート3が全て分離可能に密着して積み重ねられる。
本実施例のプレート3は7枚であるが、必要に応じて増
減できる。分離可能なプレート3一枚の重量は非連結時
に波力の揚圧力で滑動可能な範囲内に統一されている。
全プレート2・3の平面形状は四角形で、両側面の四箇
所の上下に対向させた連結突出部8を形成している。最
下層プレート2の表全面およびその他全プレート3の表
裏全面には同方向直線の凹凸角条4が形成されている。
本実施例の凹凸角条4は山形である。上下のプレート同
士は分離可能に密着して凹凸角条4を嵌合させ、各層毎
にプレート同士の上下密着面の周囲4カ所を海水腐食性
を有した鋼材を材質とする結束型の連結部材5を用いて
結束し連結する。連結部材5は設置時最上層の第一プレ
ートを連結するものから最下層プレート2間を連結する
ものにかけて順次段階的に断面が太く形成され、各層の
連結部材5の太さは計算上の海中で連結が維持できる限
界期間を第一プレートが1年で第二プレートから以下は
さらに順次1年づつ長くなるよう設定されている。
【0028】図6のブロックを説明する。図中1は、海
底に安定よく設置するための形状と重量を有した基礎ブ
ロックである。基礎ブロック1は四角形で四隅に脚12
を有している。基礎ブロック1上面には最下層プレート
2が設けられている。最下層プレート2の上に複数枚の
プレート3が全て分離可能に密着して積み重ねられる。
本実施例のプレート3は5枚であるが、必要に応じて増
減できる。分離可能なプレート3一枚の重量は非連結時
に波力の揚圧力で滑動可能な範囲内に統一されている。
全プレート2・3の平面形状は四角形である。最下層プ
レート2の表全面およびその他全プレート3の表裏全面
には同方向直線の凹凸角条4が形成されている。本実施
例の凹凸角条4は段差形である。上下のプレート同士は
分離可能に密着して凹凸角条4を嵌合させ、各層毎にプ
レート同士の上下密着面の周囲数カ所を海水腐食性を有
した鋼材を材質とするコ字型の連結部材5を用いて連結
する。連結部材5は設置時最上層の第一プレートを連結
するものから最下層プレート2間を連結するものにかけ
て順次段階的に断面が太く形成され、各層の連結部材5
の太さは計算上の海中で連結が維持できる限界期間を第
一プレートが1年で第二プレートから以下はさらに順次
1年づつ長くなるよう設定されている。本実施例では、
連結部材5はプレートの四面を連結し、第一プレートを
44箇所、第二プレートを24箇所、第三プレートを2
0箇所、第四プレートを12箇所、第五プレートを8箇
所で連結している。これは、各層毎に必要な剪断応力を
連結部材5の太さと個数で確保するためである。
【0029】図7のブロックを説明する。図中1は、海
底に安定よく設置するための形状と重量を有した基礎ブ
ロックである。基礎ブロック1は四角形で四隅に脚12
を有している。基礎ブロック1上面には山形で左右二方
向に二面の傾斜面6が外向きに形成され、基礎ブロック
1上面の各傾斜面6には夫々最下層プレート2が設けら
れている。各最下層プレート2の上に夫々複数枚のプレ
ート3が全て分離可能に密着して積み重ねられる。本実
施例のプレート3は5枚であるが、必要に応じて増減で
きる。分離可能なプレート3一枚の重量は非連結時に波
力の揚圧力で滑動可能な範囲内に統一されている。全プ
レート2・3の平面形状は四角形である。最下層プレー
ト2の表全面およびその他全プレート3の表裏全面には
同方向直線の凹凸角条4が傾斜方向に形成されている。
本実施例の凹凸角条4は段差形である、上下のプレート
同士は分離可能に密着して凹凸角条4を嵌合させ、各層
毎にプレート同士の上下密着面の周囲数カ所を海水腐食
性を有した鋼材を材質とするコ字型の連結部材5を用い
て連結する。連結部材5は設置時最上層の第一プレート
を連結するものから最下層プレート2間を連結するもの
にかけて順次段階的に断面が太く形成され、各層の連結
部材5の太さは計算上の海中で連結が維持できる限界期
間を第一プレートが1年で第二プレートから以下はさら
に順次1年づつ長くなるよう設定されている。本実施例
では、連結部材5はプレート2・3の両側面の四箇所で
連結している。
【0030】連結部材5の太さを算出する一例を以下に
説明するが、本発明の連結部材5の太さがこれのみに限
定されるものではない。
【0031】実施例における1枚のプレートを、縦1.
5m、横1.5m、厚さ0.15mとしたとき、プレー
トの体積Vは数1のように0.338mである。
【0032】
【数1】
【0033】重量Wは、単位体積重量σ=2.3t/
とすると、数2のように0.777tである。
【0034】
【数2】
【0035】波力により発生する流速uは、波の周期
T=10sec、設置水深h=5.0m、流速算定計数
K=0.32、重力加速度g=9.8m/secとす
ると、数3のように2.24m/secである。
【0036】
【数3】
【0037】波力Fは、抗力係数C=1.25、受圧
面積A=1.5×0.15=0.225m、海水の単
位体積重量ω=1.03t/mとすると、数4のよ
うに0.074tである。
【0038】
【数4】
【0039】前端部圧力Pは、数5のように0.32
9t/mである。
【0040】
【数5】
【0041】揚圧力Pは、プレート底面積A’=1.5
×1.5=2.25mとすると、数6のように0.3
70tである。
【0042】
【数6】
【0043】プレートの滑動に対する安定計算Sは、
数7のように0.40<1.2で滑動する。
【0044】
【数7】
【0045】このとき、プレートが自重で支えられない
波力成分F’は、数8のように0.059tである。
【0046】
【数8】
【0047】波力成分F’を4箇所の4つの連結部材で
支える場合、1つの連結部材に作用する力Fは、不均
等係数kを1.33とすると、数9のように20kgで
ある。
【0048】
【数9】
【0049】必要断面積Aは、連結部材にSS400
鋼材を使用するとして、剪断応力度τsa=800kg
/cmとすると、数10のように0.025cm
ある。
【0050】
【数10】
【0051】このとき、連結部材を丸棒とした場合の直
径φは、数11のように約1.8mmである。
【0052】
【数11】
【0053】従って、海中における鋼材の年間腐食速度
を片面0.2mmとした場合、連結部材5がプレート3
の結束を維持できる限界期間1年毎に0.4mmを1.
8mmに加算することにより、各層のプレート3を連結
するための連結部材5の直径を求めることができる。
【0054】
【表1】
【0055】表1に、第一プレートから第十五プレート
までを連結する場合の、連結部材5の直径と連結切断ま
での所要年数をまとめた。但し、この数値はあくまでも
参考値であり、実際に設置される海域の海象条件や漂砂
による摩耗等の影響を勘案し、割り増して計算しなけれ
ばならない。
【0056】
【発明の効果】以上説明した本発明に係る藻場造成用ブ
ロックによれば、下方に設けられた基礎ブロックにより
海底に安定よく設置され、全プレートは基礎ブロックと
完全に一体感を保って安定する。
【0057】最下層プレートの表全面およびその他全プ
レートの表裏全面には同方向直線の凹凸角条が形成され
ているため、海藻の効率的な着生をはかることができ
る。また、プレートの表裏全面に同方向直線の凹凸角条
を形成しているため、連結が外れた上層プレートはレー
ルを滑るようにして凹凸角条方向にスムーズに滑動でき
る。また、凹凸角条方向に水中を滑動するとき水から受
ける抵抗が最も少なく、しかも水中を滑動するとき方向
性と安定性が得られ、元の場所から離れた海底に着底す
ることができる。また、以前に着底されたプレートの上
に別のプレートが着底した場合、凹凸角条同士の摩擦が
小さいため海底の傾斜や波力等で容易に滑動して分離で
きる。また、凹凸角条が表裏全面に形成されているの
で、着底時等にどちらが表になっても海藻が着生繁茂す
ることができる。また、着底した裏面の凹凸角条は海底
との間に陰になる空間をつくり、海中生物の生息環境に
多様性を与えることができる。
【0058】連結部材の太さによって、海中で連結が維
持できる限界期間を第一プレートが1年、第二プレート
から以下はさらに順次1年づつ長く設定することがで
き、毎年最上層プレートが分離するように設定できる。
【0059】同方向直線の凹凸角条方向に加えられた力
は凹凸角条方向にプレートを動かすよう働くため力が連
結部材に直接加わるが、同方向直線の凹凸角条方向以外
の方向から加わる力は凹凸角条が嵌合した密着側面に吸
収されて連結部材には直接加わらないため、腐食による
限界が訪れるまで連結部材に大きな負担をかけずに保護
することにより、連結の限界時期の精度を高めることが
できる。
【0060】波力等を受けた最上層プレートが同方向直
線の凹凸角条方向に次層プレート上を滑動しようとする
力が生じた場合、プレートは左右にずれたり回転したり
せず直進しようとするので、プレート同士の上下密着面
の周囲数カ所を連結した全ての連結部材に対して均等に
力が加わるため、一部の連結部材に負担が集中して切断
してしまう可能性は少なく、従って全連結部材を総合し
て剪断応力を計算通りに発揮するので、連結の限界時期
の精度を高めることができる。
【0061】プレート同士の上下密着面の周囲数カ所を
連結した連結部材のうち、一部の連結部材が予定よりも
早く腐食して切断されてしまった場合、残った連結部材
だけでも、上下プレートは凹凸角条が嵌合し密着した状
態を崩すことがなく、予定された限界期間まで連結を保
てるので、連結の限界時期の精度を高めることができ
る。
【0062】毎年、設置されて1年目は第一プレート、
2年目は第二プレートというように順次、最上層プレー
トを連結している連結部材が腐食等で限界に達して波力
等で自然に剪断され、次層プレートとの密着が破れ分離
し、主に凹凸角条方向に沿って滑動し、元の場所から離
れた海底に着底して自動的に藻場を拡大することができ
る。
【0063】各プレートが分離し滑動する高さは、第一
プレートが最も高く、第二プレート以下順次低いので、
第一プレートが元の場所から最も離れた海底に着底し、
第二プレート以下順次元の場所から近くの海底に着底す
るため、効率的に藻場を拡大することができる。
【0064】毎年、分離する最上層プレートの次層プレ
ートが次の最上層プレートとなり、石灰藻やイガイやフ
ジツボ等が付着していない新しい表面が自動的に露出
し、生産力に富んだ藻場が新規に更新され続ける。設置
した年を含めて、第一プレートから最下層プレートまで
積み上げられた層の数と同じ年数、常に一年目の新しい
表面が最上層プレートとして存続し、毎年有用海藻が着
生し繁茂できる。
【0065】なお、基礎ブロック上面に傾斜面を外向き
に形成した場合、波力だけでなくプレートの自重が加わ
るため、腐食による限界がくれば連結部材は切断され、
確実に滑動し分離することができる。凹凸角条が傾斜方
向に形成されているので、プレートはスムーズに滑動す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る藻場造成用ブロックの一実施例を
あらわす斜視図である。
【図2】本発明に係る藻場造成用ブロックの一実施例を
あらわす斜視図である。
【図3】本発明に係る藻場造成用ブロックの一実施例を
あらわす斜視図である。
【図4】本発明に係る藻場造成用ブロックの一実施例を
あらわす斜視図である。
【図5】本発明に係る藻場造成用ブロックの一実施例を
あらわす正面図である。
【図6】本発明に係る藻場造成用ブロックの一実施例を
あらわす正面図である。
【図7】本発明に係る藻場造成用ブロックの一実施例を
あらわし、(A)は正面図、(B)は斜視図である。
【図8】波板サンドイッチ型の連結部材を用いてプレー
トを連結していることをあらわす部分側面図である。
【符号の説明】
1 基礎ブロック 2 最下層プレート 3 プレート 4 凹凸角条 5 連結部材 6 傾斜面

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下方には海底に安定よく設置するための形
    状と重量を有した基礎ブロック(1)を有し、基礎ブロ
    ック(1)上面には最下層プレート(2)が設けられ、
    最下層プレート(2)の上に複数枚のプレート(3)を
    全て分離可能に密着して積み重ね、分離可能なプレート
    (3)一枚の重量は非連結時に波力の揚圧力で滑動可能
    な範囲内に統一され、全プレート(2)(3)の平面形
    状は任意であるが同形で、最下層プレート(2)の表全
    面およびその他全プレート(3)の表裏全面には同方向
    直線の凹凸角条(4)が形成され、上下のプレート同士
    は分離可能に密着して凹凸角条(4)を嵌合させ、各層
    毎にプレート同士の上下密着面の周囲数カ所を海水腐食
    性を有する連結部材(5)を用いて連結し、連結部材
    (5)は設置時最上層の第一プレートを連結するものか
    ら最下層プレート(2)間を連結するものにかけて順次
    段階的に断面が太く形成され、各層の連結部材(5)の
    太さは計算上の海中で連結が維持できる限界期間を第一
    プレートが1年で第二プレートから以下はさらに順次1
    年づつ長くなるよう設定され、毎年最上層プレートは連
    結されている連結部材(5)が限界に達して波力等で自
    然に切断され次層プレートとの密着が破れ分離し主に凹
    凸角条(4)方向に滑動し元の場所から離れた海底に着
    底して自動的に藻場を拡大し、その結果毎年次の最上層
    プレートの新しい表面が露出して自動的に藻場が新規に
    更新される構造であることを特徴とする藻場造成用ブロ
    ック。
  2. 【請求項2】下方には海底に安定よく設置するための形
    状と重量を有した基礎ブロック(1)を有し、基礎ブロ
    ック(1)上面には一面以上一方向以上の傾斜面(6)
    を外向きに形成し、基礎ブロック(1)の各傾斜面
    (6)には夫々最下層プレート(2)が設けられ、各最
    下層プレート(2)の上に夫々複数枚のプレート(3)
    を全て分離可能に密着して積み重ね、分離可能なプレー
    ト(3)一枚の重量は非連結時に波力の揚圧力で滑動可
    能な範囲内に統一され、全プレート(2)(3)の平面
    形状は任意であるが同形で、最下層プレート(2)の表
    全面およびその他全プレート(3)の表裏全面には同方
    向直線の凹凸角条(4)が傾斜方向に形成され、上下の
    プレート同士は分離可能に密着して凹凸角条(4)を嵌
    合させ、各層毎にプレート同士の上下密着面の周囲数カ
    所を海水腐食性を有する連結部材(5)を用いて連結
    し、連結部材(5)は設置時最上層の第一プレートを連
    結するものから最下層プレート(2)間を連結するもの
    にかけて順次段階的に断面が太く形成され、各層の連結
    部材(5)の太さは計算上の海中で連結が維持できる限
    界期間を第一プレートが1年で第二プレートから以下は
    さらに順次1年づつ長くなるよう設定され、毎年最上層
    プレートは連結されている連結部材(5)が限界に達し
    て波力や自重等で自然に切断され次層プレートとの密着
    が破れ分離し主に凹凸角条(4)方向に滑動し元の場所
    から離れた海底に着底して自動的に藻場を拡大し、その
    結果毎年次の最上層プレートの新しい表面が露出して自
    動的に藻場が新規に更新される構造であることを特徴と
    する藻場造成用ブロック。
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